映画インデックス

今まで感想を書いた映画の感想をインデックスにしてみました。
# by 16mm | 2018-12-31 23:59 | 映画インデックス | Trackback | Comments(7)

『DESTINY 鎌倉ものがたり』

本日日曜日、銭湯に赤外線サウナ、ストレッチ。
いつも首回りのストレッチばかりだったので、肩周りもやってみたら思いの外できないことが発覚(笑)。
肩を回すのがこんなにキツくて続かないとは(笑)。
今後継続する。


メモリーのしくじり(笑)
恥ずかしながらオイラ、中学生から大学生までの10年間を学業で英語を習ってきたにも関わらず、そして中学生の一時期東大卒の通産官僚で人間的にヤなヤローな男のところにヨメにいった英語教師の嫌味なおばはんに家庭教師をしてもらったにも関わらず、簡単な英語すら読解できないということが判明いたしました(笑)。
ことの起こりはオイラのメインマシンであるiMac (21.5-inch, Late 2009)が調子悪い、と。
Photoshopで少々重いフィルターをかけるとアプリごと落ちてそれ以降進まない、と。
それは現状の8Gのメモリー構成では新しいバージョンのOSや新しいバージョンのアプリに対応できないから、と判断して8Gのメモリーを二枚新たに突っ込んで16Gにしてしまえば問題解決だ(笑)。
と、オイラのゴーストが囁きました(笑)。
で、Amazonで8G×2枚を14,980円で購入しました。
レビューでもかなり高評価なメモリーである。
意気揚々とiMacのメモリーが格納されている蓋を外します。
中に埃だらけの2Gのメモリーが4つ。
全部外して「オマエら2Gなんぞ金輪際用無しやあ、ボケェ」と2Gのメモリーをぞんざいに放り投げます。
んで、スーパーエリートな8Bメモリー様を二つスロットに押し込んで起動スイッチオン。
ブー・ブー・ブー ブー・ブー・ブー・ ........
警告音が3回づつ繰り返されます。
iPadで検索してみたらメモリー関連の異常である、と。
「ああ、そっか。埃を丁寧に払ってなかったっけ。いけないいけない」
と、エアダスターでスロットの埃を払ったのち、メモリーを付け替えて再起動。
ブー・ブー・ブー ブー・ブー・ブー・ ........
......
な、なにぃ?
続いてPRAMクリアやらをやってみるも警告音から先に進まず。
仕方なくぞんざいにホーチしていた2Gのメモリーを入れ直す
普通に起動する。
グウウウウウウ。
不良品をつかまされたか。
発売元にコーギしてやる、街宣してやる、考えつくかぎりの厨二な嫌がらせをしてやる。
と、その前に、14,980円もしたんだから交換か返品に応じさせよう。
発売元にメールをするにあたり、送られてきたメモリーのスペックと自分のマシンの概要を再度てらしてみました。
Appleのメモリーのアップグレードの手順のサイトを再確認。
「おや?」
なんとなく読み飛ばしていた能書きをきちんと翻訳サイトで翻訳してみました。
"For iMac (Late 2009), you can use 2GB or 4GB RAM SO-DIMMs of 1066MHz DDR3 SDRAM in each slot. "
「iMac(Late 2009)では、各スロットに1066MHz DDR3 SDRAMの2GBまたは4GBのRAM SO-DIMMを使用できます。」
つまり、なんだ、スロットには2Gか4Gのメモリしか差しちゃダメって書いてあるがな(笑)。
これってオイラの確認ミスじゃん(笑)。
自己責任の最たるもんじゃん(笑)。
オイラのゴーストも英語読めねえ(笑)。
ああ、なんということでしょう(笑)。
しかも、スロットの埃を払ったら元の2G×4のメモリーでもPhotoshopが落ちなくなってやんの(笑)。
これの落とし所は、簡単な英語も読めずに14,980円を無駄にした、ではなく、パソコンに埃は大敵よね、という前者に目を瞑って記憶と経験から抹殺する努力をすることにいたしました(笑)。


『天国ニョーボ 1』
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AmazonでKindle版購入。
購入といってもキャンペーン期間中だったので0円(現在はキャンペーン終了)。
作者のヨメの話のネタはモーニング誌掲載時は楽しんで読んでいた。
作者の愛妻家がわかる微笑ましいものだった。
その奥さんが鬼籍に入られたということを割と最近知った。
本作は奥さんが死んだことを前提に、作品で生き返らせている。
これは自分には合わない内容だと思った。
続巻は読まないだろう。


『ザ・ファブル(12)』
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AmazonでKindle版購入。
宇津帆(うつぼ)編が全部入ると思ったら、掲載誌を読んでいない人には非常にストレスのある終わり方をしている(笑)。
とにかくなにより本巻のファブルが無茶苦茶カッコいい。
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宇津帆(うつぼ)の仕掛けた罠を軽々と躱し、冷静にヨウコに指示をだす。
「〜時の方向」っていうよくあるセリフだがものすごくカッコよく感じられる。
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このさあ、ファブルが初めてヒナを抱きとめるのが本当に絶体絶命のタイミング。
コレはホレるよな(笑)。
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それまでのリハビリじゃヒナがコケるままにしていたのに(笑)、この言い草(笑)。
カッチョいい。
"王子"ぢゃねーかよ(笑)。
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ファブル、すげえ優しいヤツじゃねーか(笑)。
凶相のくせに(笑)。
本当にすげえ。
男が惚れる男だわ。


『新婚よそじのメシ事情』
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AmazonでKindle版購入。
まったく知らない作者の作品をジャケ買い。
端正で可愛い絵柄で新婚の漫画家夫婦(ヨメも漫画家)の食に関するテーマ。
この手の本は色々出ていて玉石混合なんだろうけどあまりハズレを引いたことはないかなあ。
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作中では雑メシ扱いされているが、このお茶漬けパスタ、美味そうに感じるんだが(笑)。


『おっぱいがほしい!―男の子育て日記―』
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AmazonでKindle版購入。
待ってた甲斐があったってもんだ。
週刊新潮誌連載時から読んでいて紙の本では半年ぐらい前にでていて、電書版がでないかなとやきもきしていて、やっとKindle版が出てくれた。
樋口毅宏って、読んでないけど『タモリ論』を書いた人。
さらにこのコラムの挿絵を
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敬愛する町山智浩画伯がされている(笑)。
画伯ぅぅぅぅぅぅぅ(笑)。
本書のタイトルである『おっぱいがほしい!』ってのは必ずしもセクシャルな意味ではない。
東大卒の美人弁護士
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三輪記子(みわふさこ)の旦那である樋口毅宏が主夫をして子育て家事と嫁へのセックスでの奉仕がセキララに笑えるほど愉快に書かれている。
父親である樋口が毎日子供の世話を愛情込めてやっていても、家事や育児にあまり積極的でない母親のおっぱいに息子がとられてしまう理不尽。
ああ、父親の自分にもおっぱいがあったなら完璧なのに(笑)。
その「おっぱいがほしい!」という切実な叫びなのである(笑)。
本書、はっきり言って世の男はみんな読んだ方がいいと思う。
いや、主夫になったり育児や家事を全面的に男といえども協力しろというわけではない。
子育てや家事、世間との接点が持てないつらさ、主婦というものが世間的な評価が低いということを、女性からでなく男からの目線で綴った体験記なのだ。
子育てや家事に対する無理解というのは主婦なら旦那、主夫なら嫁に発生することがらなのだ。
主夫だからといって嫁である女性が家事育児に理解が及ぶとはかぎらないのだ。
男でも女でもやってみなければ家事や育児の辛さは絶対にわからない、ということを本書は笑いとともに認識させる。
コレ、マジに良書だよ。
主婦や主夫がどんな気持ちでやっているかというのをパートナーは認識するだけでいいと思う。
それだけで無神経な言動や態度が減ると思うから。
それと、まあこれは本書を額面通り間に受けるつもりではないが、ヤリマンな女性もいいなと思ったよ(笑)。


『ママだって、人間』
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AmazonでKindle版購入。
『おっぱいがほしい!―男の子育て日記―』のなかでオススメされていた本。
絵柄が微妙にオイラの好みではないのだが、女性のメンタルを真面目に考える良書と言える。
本書に出てくるメンタル面の話って仲の良いと言われる夫婦でも語られることはないと思う。
あまりにも身も蓋もなく赤裸々だから。
ある種の客観的な事実としてこの本に描かれている情報を少なくとも男は取り入れていた方がいいと思うのだ。
樋口の本も本書もそうなんだけど、夫婦間でも神経を使って付き合うべきだということで、そのどの辺に気を使うべきかという部分での方向性をしめしてくれていると思うのだ。
少なくとも男はね、読んだ方がいいと思うけど、本当に読んだ方がいいような無神経な男はだいたいこういう本を読まないんだよなあ。


『DESTINY 鎌倉ものがたり』
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ネタバレありです。
先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
予告編でなんとなく知っていたもののあまり食指が動かず。
それでもあまり観たい映画もないので、という感じの本作のチョイス。
監督が山崎貴だし、まあ一定の面白さはそこそこ担保されるのはmaybeだろう。
それでも溜まったポイントを使っての鑑賞で実害を減らすリスクコントロールをした(笑)。
オイラ、TV観ないもんだから分からなかったが、
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高畑充希って可愛いじゃん(笑)。
瞳が大きくて、おそらくコメディエンヌの才能もありそうじゃん。
とにかくオイラにとって本作は高畑充希を眺めるためだけの時間だったわけよ(笑)。
本作は西岸良平の『鎌倉ものがたり』という作品を下敷きにしているようだがオイラはそれを読んでいない。
監督の山崎貴とは『三丁目の夕日』シリーズでの繋がりで、山崎はよっぽど西岸良平がすきなんだろうな。
映画は鎌倉という土地を現世とあの世が混在する場所としている。
この辺りは原作を踏襲しているようだ。
で、本作で描写されるあの世というのが
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こんなヴィジュアルなんですわ(笑)。
『千と千尋の神隠し』とか『アバター』とか『銀河鉄道999』とかを色々足しまくってるような(笑)。
小賢しいことにこのヴィジュアルって一定のものではなく、そこに住む人たちの眼にはまったく違うヴィジュアルが展開されている、なんて言ってるのよ。
つまり、これ以外の情景もこの世界は内包してるので観てる観客のお前らの想像力に任せるよ、なんて言われてる感じ(笑)。
パクリっつーかさ、オイラから見ると設定を軽くしてるようにしか見えんのよ。
あの世をデザインするってのはさ、究極とも言える想像力の世界だと思う。
そういう意味では『千と千尋の神隠し』での海の上を走る電車ってはの相当にすごかったんだよね。
宮崎駿の脳みその一端を覗くことができた至福だった。
このあの世を明確にデザインできないなら本作を作る意味なかったんじゃないのかね。
一応上のヴィジュアルはあの世の風景なんだけど、本作で現世と言われる鎌倉も相当変なんだよね。
昔風の車が走ってるんだけど"100均"だとかの名称が出てくる。
この現世の鎌倉も実は"あの世"の一端なのかなという想像をすると、ものすごい構造をもった物語だよなと思うんだけど、そこの部分は掘り下げないからオイラの思い過ごしなのだろう。
更にいうと
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この主人公の二人の夫婦。
前世からずっと必ず巡り合って結ばれる運命(DESTINY )の二人なんだと。
この高畑充希に横恋慕した魔物がわざわざ二人の生まれを操作して年齢差をだしたのにも関わらず、それでも結びついた二人。
でね、運命の二人のラブロマンスでありながら、この二人からエロスどころかセックスの雰囲気が全くでない。
いや、原作通りなのかもしれないけど、オイラはこんな仲の良い友達というか、仲の良い兄妹のような関係の結びつきで運命(DESTINY )などと言われても納得できない。
セックスシーンを作れというわけではない。
官能的なエロスの雰囲気はセックスシーン抜きだってできるんだよ。
夫婦となることの結びつきである以上、それはラブロマンスの雰囲気は出すべきで、それが描かれていないのは片手落ちでしかないと思う。
高畑充希をキャスティングして濡れ場というのは不可能なのかもしれんが、オイラはどうにも納得できる映画ではなかったと思う。
山崎貴は意識的に多ジャンルの映画を作り続けているんだと思う。
その意気やよし。
本作もおそらく山崎貴の名前の信用だろう、結構客は入っていた。
数回に一度こういう映画も撮りたいだろうが、次回は『リターナー』のようなSF映画を撮ってもらいたい。


今週末は『スターウォーズ』だけど、予約いっぱいで観れるかなあ(笑)。


今週末は歯のメンテナンス。

# by 16mm | 2017-12-10 21:25 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

『鋼の錬金術師』

先週土曜日、歯の治療。
左上の取れた人工歯(笑)を先生にスーパーボンドで付けてもらう。
で、いつものように美形で剽軽なドS歯科衛生士女史に歯石をとってもらう。
今だに血糖値を気にして甘いものを我慢しているという女史。
そのストイックさに敬意を表し
「昨日チョコレート食べてたら取れた歯が少し欠けちゃってさあ」
とオイラがいうと、オイラの欠けちゃった歯よりもチョコレートに反応してギリギリと唇を噛み締めて
「ムカつく」
と、言われた(笑)。
先生が最近レンズ購入。
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コシナ フォクトレンダー NOKTON 40mm F1.2 Aspherical VM
ライカM10に装着した状態で待ち時間にいじらせてもらう。
大口径なのに思いのほかコンパクトな印象。
円形絞りで非常にやわらかなボケ方。
ものすごく好みで購買欲がでたんだが、この手の標準レンズ、オイラ3本ぐらい持っててそれの全部が好みで4番打者なんだな(笑)。
どんなに良いレンズだって50mmは50mmだからおんなじ焦点距離を持って歩くことはそうそうないしねえ。
とはいえ、件の先生だって同じような焦点距離のレンズを何十本も持っているんだが(笑)。
次回が今年最後の治療&メンテナンスであるとのこと。


本日日曜日、銭湯で久々に岩盤浴でストレッチ。
キャンペーン期間とのことで通常料金で60分のところを90分岩盤浴ができるとのことだったが、そんなに滞在できず60分で退散してきた。


同性婚 賛成意見 ニュージーランド【Same-sex marriage agreeable opinion】

Twitterで知ったんだが、こんなスピーチがあったとは。
2013年のニュージーランドでのスピーチだそうな。
オイラは恥ずかしながら先日まで知らなんだよ。
対立派に対してダイレクトな批判をせず、説得力のある言葉と喩え話のユーモア。
教養と人間性のなせる技。
こういうデッカい人間になりてえなあ(笑)。


メインで使っているMacintoshが非常に調子悪い。
Photoshopでちょっとばかりレイヤーを積みすぎたりスマートオブジェクトを使おうものなら問答無用でソフトが落ちちゃう。
もう10年ぐらいは使っているマシンであるので色々限界か。
壊れずに動いているだけでも良しとするべきだが、貧乏性なので壊れないから次が買えない(笑)。
いや、買うとなったら色々出費で頭が痛いんだが、メインでやってるPhotoshop作業がまともにできないのがストレスになっておる。
次はMacintoshも色々使いづらくなってきたし高いし、windowsに鞍替えするかなと考えている。


東京コミコン:留之助ブース、いい感じで初日を迎えました
We have started the first opening day peacefully @ Tokyo Comic Convention

行く機会がないけどこういう映像観てると行ってみたくなるなあ。
留ブラの実物も見てみたいよねえ。


『おんなの窓 6』
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AmazonでKindle版購入。
この面白さって作者とオイラが同世代であるという部分の共感であるな(笑)。
それを客観的になって面白さを抽出できるのが作者の特殊能力だと思う。


『猫のお寺の知恩さん(5)』
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AmazonでKindle版購入。
非常に端正な描線が好きで読んでいる。
内容は...通常"いちに"で終わることを、その1と2の間を際限なく細かく割っていくようなエピソードの連なりになっている。
なので物語がものすごく微妙にしか進まない(笑)。
最近こういう物語進行って増えてる感じがするなあ。


本日カメラ店に年賀状を発注。
オイラにしてはものすごく早い時期の発注。
絵柄がものすごく手抜きだからである(笑)。


『鋼の錬金術師』
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ネタバレなしです。
先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
2DIMAX版。
まず前段としてオイラは荒川弘の原作を読んでいない。
オイラにとって荒川弘は
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『百姓貴族』だけで十分楽しませてもらってると思ってる。
絵柄も内容もすばらしい。
卓越したユーモアと教養が絶妙で大好きだ。
一方で同じ作者の『アルスラーン戦記 』と『鋼の錬金術師 』の1巻づつを読んだんだが、どちらもオイラに合わなかったので読み進めてはいない。
理由は簡単でどちらも作品の世界観をヴィジュアルで表現しようという気が作者に希薄であると認識したからだ。
これはまったくもってオイラの好みなのであるが、世界観の構築をキャラクターや文字で表現するのではなく、描画してもらいたいと思っているからだ。
荒川の『アルスラーン戦記 』と『鋼の錬金術師 』は背景画に関してはスカスカな印象でオイラなどはその世界観に入り込めないのだ。
読んだ人は読み進めれば世界観の深さと内容に感動するとおっしゃるのだが、特に『鋼の錬金術師 』のようなどこの国でもない架空の世界ならなおのことヴィジュアルで楽しみたいと思っているのだ、オイラは。
なので作品が持つ内容に触れることができない以上、楽しむための優先順位が間違っているのかもしれないが、この性格は治らんだろうなあ。
で、この映画の監督である曽利文彦であるが、この監督はなんといっても
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『ピンポン』だ。
これも原作を読んでいないんだが、友人chataさんにどんなに勧められても読めてない(笑)。
しかしね、映画は素晴らしかった。
キャストの演技、ヴィジュアルを構成するCGとのバランスも絶妙。
CGが物語るためのアシストにとどまって出しゃばらないところが映画の良さに貢献している。
が。
この曽利監督はこの後がいけない。
曽利監督の実写映画は全部観ている。
なので『ICHI』も『あしたのジョー』も非常にくだらなかったのを知っている。
愕然としたよ、この監督、『ピンポン』だけなんだ。
本作である『鋼の錬金術師』にも言えるんだが、物語るということについて実に雑としか言いようがない。
というようなことを以前ここに書いたら件のchataさんから『ピンポン』は原作に隙がないからそれ通りにやれば誰でも上手くいく、というようなことを言われたことがあった。
つまりコミック上で映画化しても矛盾や齟齬が生じない作品をそのまま映画にする能力さえあればいいのだ。
が、そういうコミックは稀だ。
映像的と呼ばれるコミックであってもそのまま実写にすれば色々問題はおきるものだ。
今回『鋼の錬金術師』を観てつくづくそうだと認識した。
原作通りかどうかわからんが、コミックでは問題ない描写でも実写映画、それも時間に限りがある媒体で作品化するなら換骨奪胎して物語を再構成する能力が不可欠だ。
例えば冒頭から致命的だったのは、"賢者の石"を持った詐欺師?みたいな奴を捕まえるんだが、それをあっという間に軍隊が取り逃がす。
さらに中盤、とある重要人物を捕縛したにも関わらず、またも逃げられる。
これって原作通りなのかもしれんが、軍隊間抜けすぎだろ。
これ以降箇条書きで。
●キャスト
キャストは非常に良かった。
ただ監督の演出がヘボなのかされてないのか、役者が野放しで演技しちゃってる印象。
演じてる役者は気持ちいいだろうが、セリフを一人語りしてるのが鼻につく。
監督、役者をまともに演出していねーよな。
●CG
CGのヴィジュアルは良いところとそうでないところがあった。
冒頭の地面から槍を構成するところや、なんか煙か粒子で人体を形作っているヴィジュアルは良かった。
ただ、中盤のキメラや後半の賢者の石のクリーチャーのCGとしての出来や演出がよくない。
このキメラやクリーチャーの本作での扱いはオイラとしては容認できないような怒りを感じる。
もとは人間だった、という思い入れが感じられないというか、もっと色々葛藤があっていいだろうと思う。
明らかにアウシュビッツをモチーフにしてるんだからさ。
●衣装
すごく良いんだけど、質感が着慣れた感じとか着古した感じではなく、単に薄汚れた印象にしか見えない。
特に軍人や錬金術師の衣装はデザインがいいのにも関わらず汚れた印象しかない。
必要なのは清潔に見える着慣れた感だと思うんだが。
●アクション
監督は実はアクション演出が下手というかアイデアを出せてない。
冒頭の丸太的なものに追いかけられるのが横移動で単調すぎる。
さらにその丸太がエドの顔面を強打してるにも関わらず唇が切れてるだけってのはどういうことだ?
錬金術でバリアでもしてたか?
丸太が顔面を直撃して「イテッ」ですむような世界観でありながら、非常にゴアな人体実験的な世界観を並列して描くことにオイラは不信感を感じる。
●ロケーション
これは本当に目から鱗だったのだが、同じような世界観を作っていながら、ロケ場所の違いで同じ場所に見えないということがはっきりわかった。
冒頭の石畳のロケーションはイタリアらしい。
中盤以降はおそらく日本なんだけど、映像でイタリアと日本の"湿度"の差というものがはっきりわかった。
日本でのロケが雨だからということではない。
景観の樹木の鬱蒼さであるとか、コントラストの違いであるとか、彩度の違いであるとか。
これは統一しておくべきだと思う。
まだまだあるんだけど、キリがない。
物語を破綻なく作り上げるということが如何に超人的な作業であるのかということが改めてわかった。
つまり如何に宮崎駿の物語を作ることの非凡さを感じいったね。
もうこの監督の作品は観なくていいな(笑)。

# by 16mm | 2017-12-03 22:31 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

『ザ・コンサルタント』『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 3』

本日日曜日、銭湯に寝湯、ストレッチ、赤外線サウナ。


年賀状の画像を作るも面倒臭くて止め(笑)。
来年が酉年だと思って途中まで作って、実は戌年であると気がついてそれまでの作業を腹いせに削除。
もうやる気なし(笑)。
だいたい年賀状なんて2〜3枚しかこないんだからそんなに力入れてもねえ(笑)。


セクハラ問題
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嗚呼ラセター、お前もか。
ハリウッドのプロデューサーであるハーヴェイ・ワインスタインへのセクハラ告発に端を発し、ダスティン・ホフマン、ケヴィン・スペイシー、ブレット・ラトナー等と有名どころの映画制作者達がセクハラで告発されている。
ほいでもって唐突にジョン・ラセターもセクハラで告発され6ヶ月の休職。
ピクサーのメイキングなどを観るとこのラセターって男でも女でもハグするスキンシップが好きな人だなという感じ。
宮崎駿なんかともハグするからね。
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なのであまりセクシャルな雰囲気なくスキンシップができる男だと思っていたが、やはり男だから女性に対してはやましい部分が少なからずあったということやね(笑)。
笑い事ではない。
いや、セクハラをしている人間をオイラは糾弾したいわけではない。
はっきり申し上げて、いや、こういうことをはっきり言っちゃうと「開き直った」とか「居直った」などと思われちゃうけど、オイラもセクハラに関しては叩けば埃がワッサワッサと飛び散るぐらいな人間なの。
他の男のセクハラに対して糾弾できる立場にない。
女性の写真を撮りながらセクハラしまくり。
たまたま撮った女性達が訴えないから表沙汰になってないだけ。
さらに若い時など酒の席で人妻なたわわな胸を揉みしだき、その直後に件の人妻にグーパンチで殴られたりもした。
まあロクでもない。
このある特定の男が女性へのセクハラを止めないのは、被害者の女性は訴えないだろうという根拠のない思い込みがあるからだと思われる。
これは今だに社会が男性中心で動いていて女性の発言権がまだまだ対等になってないということも当然あるが、それよりも男の女性に対する甘えみたいなものが多いのではないか?
女性を母親と同じだと考えるというか、大体の母親はちっちゃな息子にスカート捲られようが胸を鷲掴みされようが、息子の後頭部を思い切りど突いて叱りはしてもだいたい笑って許してくれる。
男が恥知らずにも女性が何をやっても許してくれる、なんてムシのいい思い込みはそこからきてるんではないだろうか?
一人の他人としての女性、ではなく、男にとって女性は母親の延長にあるという思い込み。
それでも無理やりベッドに押し倒したり、フェラチオを強要するなんてのはセクハラ通り越して、暴行やらレイプの類だとは思う。
ただね、誰とは言わんが、明らかにジョン・ラセターなんかと同じことをしておきながら、告発されない男というのも存在する。
お尻を触ったり胸を触ったりキスをされたりしても女性が笑って許してくれる、ような男ってのはいるんだよ、間違いなく。
この差はなんなんだろうかね?
例えば男が女性を褒めるにしても言い方自体や女性の受け取り方でそれはセクハラになるわけ。
ある女性が綺麗になったとして男がその女性に
「最近綺麗だね。オトコでもできた」
なんてことを例えばオイラ会社の女性に言おうものなら間違いなくセクハラするキモい中年認定でただでさえ少ない女性の知り合いがゼロになることだってある。
貶すより褒める方が良いに決まってるが、それでも褒め方を間違えると貶すのと大差ないことになりかねない。
オイラの場合でいえばセックスの対象が女性である以上、女性に対してはセクハラと境界なネタで話さないと盛り上がらないと思ってる。
なので、女性を上手に褒め称えられ、セクハラと思われずにHなネタを会話に入れられるようなキモくない中年を目指したいところである(笑)。


『ヴィンランド・サガ(20)』
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AmazonでKindle版購入。
現代から見れば"異世界"としか思えない11世紀の北ヨーロッパのヴァイキング達が生きる世界感を緻密に描いた画が素晴らしすぎる。
"戦う"という事に対する解答のない是非を苦しみながら背負っている主人公は現代にも通じるものだ。
単行本一冊で読むと読み応えがあるが、月一連載では物語が停滞しているように感じてじれったくなるかもな。
連載が中途で終わらないことを望みたい。


『百姓貴族(5)』
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AmazonでKindle版購入。
待望の新刊。
結構な頻度で既刊を読み返してはケタケタ笑っている(笑)。
単行本5巻で連載10年越えという衝撃の事実(笑)。
ページ数少ない上に隔月刊だからしょうがないか。
ってことは来年は新刊がでないということか(笑)。
本作はカラーページをカラーのまま単行本に入れてる。
結構売れてるからだろうけど嬉しいことである。
本巻も相変わらず面白いのだが
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酪農家と獣医との闇(笑)をなんとなく語っている(笑)。
果たして〇〇新聞とは、赤旗か聖教か(笑)。
ところで気になることが一つ。
カラー口絵についてだが、登場人物が一人足りないと思うのだが、それが不吉な予感しかしない。
予感が外れてますように。


『坊っちゃんの時代 : 1』『坊っちゃんの時代 : 2 秋の舞姫』
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AmazonでKindle版購入。
たまたま期間限定でこの二冊が一冊108円だったので速攻で購入。
いまは540円に戻ってるが。
今から30年ほど前の学生時代に読んだ。
単行本も全巻買った。
昭和という時代と昭和末期の様々な問題意識を抱えていた頃に読んで色々考えさせられたんだよね。
あれから30年経ってもその頃の問題意識は様々に形を変えて今も残っている。
今は亡き谷口ジローの作画である。


『ブラックサッド シークレットファイル』
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書店で書籍購入。
書店で唐突に見つけて衝動買い。
出るなんて知らなかった。
新作だと思ってたら作者のインタビューやラフ画など満載したメイキングな本。
オイラの大好物。
なんか読み応えのありそうな内容でワクワクする。
できればこれでebook-japan版もでてくれないかしらん。
今更AmazonでKindle版も出ちゃってるけど、さすがに電書の重複は避けたい(笑)。
ゲキうまな画をラフ画で堪能できる。
すげえうれしい。


『ザ・コンサルタント』
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ネタバレなし。
wowowでの録画視聴。
今年の初めに上映していてなんとなく気になっていたのだが主演がベン・アフレックだしなあ(笑)という消極的な理由で観に行くか迷っていたらいつのまにか終わっちゃってた。
で、今回wowowでの初見であるが、すげえ面白かった
くそ〜、劇場で観とけば良かった。
みんなベンの所為だ(笑)。
ただ本作、ベンの大根ぶりが逆に役柄にマッチしていた感があるかね(笑)。
脇が
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J・K・シモンズがキャスティングされて適度に的確にメリハリがついている。
本作、所謂"舐めてた相手が殺人マシーンby宇多丸"の系譜の作品。
『アジョシ』とか『イコライザー』がそうで、オイラはこの系譜が大好きなのである。
本作は所謂自閉症の人間を主人公に据え、主人公の彼を非常に肯定的に描いている。
"障害は決して不幸ではない、不便なだけ"
劇中で語られるセリフだが、実際の"不便"を生きている当事者や家族に届く言葉なのかはわからぬが、それでも希望の持てる力強い言葉であると信じたい。
なんといってもこの自閉症の主人公がカッコよく見えたから一定の成果はあったんではないだろうか。
脚本と物語が秀逸。
様々な要素が物の見事にクライマックスで回収される、その様は官能的ですらある。
まさにあちこちに散らばっていた点と点の全てが線で繋がるんだから。
かなりすごいね。
これはBlu-rayを今後購入するつもりである。
本年度ベストの一本。
傑作。


『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 3』
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AmazonでBlu-ray購入。
コメンタリーで福井晴敏が自身が原作である映画『戦国自衛隊1549』に対して
「ず〜っと観返すことを封じていた云々」
と、のたまったのが微笑ましい(笑)。
うはははは。
原作者もそう思っておったか(笑)。
映画公開から12年経って正直なところが言えたか(笑)。
声優さんの話で洋画の吹き替えに関し"洋画(ようが)"ではなく"外画(がいが)"と呼んでいることを初めて知った。
で、本編なのだが、第7話だけ観て後は保留状態。
前巻から、というかこのシリーズ始まった時からかもしれないが、作画が微妙に雑。
前のシリーズに比べると格段に落ちてる感じがしてどうにも話にのめり込めない。
特に人物の作画に納得できず。
だから古代と雪の恋愛話であってもこんな作画じゃどうにものめり込めない。
まあ明日からちょくちょく観ますけどね。
なんだろう、監督変わってこの体たらくは。


今週末は歯のメンテナンスと治療。
先週左上の被せていた歯が取れちゃったんだよね(笑)。

# by 16mm | 2017-11-26 20:36 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

2017年第4回更新のお知らせ

本日メインHPにて"Count ZERO/Runners high"をUPしました。
お暇な方、ご覧いただければ幸いです。
今年の公開はこれが最後かなあ(笑)。

# by 16mm | 2017-11-19 22:06 | メインHPと更新のお知らせ | Trackback | Comments(2)

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN V 激突 ルウム会戦』

先週土曜日、歯の治療とメンテナンス。
前回入れてもらったブリッヂを先生に診てもらう。
問題なし。
むしろ前回の治療時に歯茎の状態が悪かったのを心配されたが、今回は問題ないとのこと。
色々と気遣いに頭が下がる。
その後いつものように美形で剽軽なドS歯科衛生士女史に歯石をとってもらう。
ブリッジの日常メンテのための女史オススメの
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"プロキシソフト"というフロスの使い方を教えてもらう。


本日日曜日、銭湯にストレッチ、ジェットバス、赤外線サウナ。
肌寒くもあり露天での寝湯は暖かくなるまでやめとく。


『みたび! 女のはしょり道』
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今回も相変わらず楽しいのだが、そのなかの"自腹じゃないの巻"にて
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とか
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のような、為になることが書いてあるがな(笑)。
オイラも試しに耳たぶを回してみたら、気のせいか鼻の通りがよくなった気がした。
さすが伊藤理佐の漫画である(笑)。


『アオイホノオ(18)』
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表紙画を見て、てっきりトンコさんとホノオくんのこんなシーンがあると思いきや......
肩透かしである(笑)。
ホノオくんと出渕裕のものすごーくイタイ邂逅(笑)。
いや、オイラもこういうしくじりは何回もあった(笑)。
負けるなホノオ(笑)。


『BLUE GIANT SUPREME(3)』
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力が入った表紙のデザインだな。
売れているからこその力の入れようだと思う。
嬉しい限りである。
音が出ない漫画という表現の枠のなかであって、それでも音の力感を感じさせる演出力のすばらしさ。
今まで一人で戦ってきた主人公に仲間ができてくる。
それもナアナアでグループを作るのではない。
やはりそこでも戦いはある。
それによって獲得するものに価値がある。
改めてそういう漫画なんだと思った。


『昭和天皇物語(1)』
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実はこんな漫画が連載されていることを知らなかった。
作画が能條純一で原作が半藤一利。
ものすごく魅力的な布陣ではないか。
相変わらず皇室についてのタブーは存在するものの、それでもこの皇室と昭和天皇を肯定的に描こうという試みは非常に魅力的だ。
どちらにしても昭和が終わって約30年の月日が流れて、やっと昭和について、ヒロヒトについて語れるとは。
特にオイラなどは高校時代、天皇を否定的な側面からしか学んでこなかった人間だ。
しかし、第二次世界大戦の戦争責任を天皇一人におっかぶせた軍人達の方がオイラは許せなくなってる。
果たして、ではヒロヒトという"ヒト"は一体どんな"ヒト"だったのだろうか。
セリフも平易に分かりやすく、とにかくこの手に興味のある人にはうってつけのフィクションだ。
とくに本作でのヒロヒトの魅力的なことよ。
続巻が楽しみでしかたない。


『機動戦士ガンダム THE ORIGIN V 激突 ルウム会戦』
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ネタバレあります。
AmazonでBlu-ray購入。
すごい。
傑作。
今までで一番面白い、というか重い、というか、戦争を描いているんだなと感じられた。
見応えの重量級。
これがなんでオイラは面白く感じられたかといえば所謂『1stガンダム』と呼ばれているあのあまりにも有名なナレーションの

内実が語られるからだ。
ナレーションではジオンが独立し、コロニーを地球に落として総人口の半数を死に至らしめた、というくだりが語られる。
総人口の半数。
これはまあ言葉としては重く感じられるが、観ている側としてはそのエピソードは『1stガンダム』の物語の要素の一つに過ぎない。
しかし、名もなき物語に出てこなかったというだけで死んで行った人々にはそれぞれの人生があり、家族を愛し、恋人と未来を見つめ、希望を持っていた。
個人としてはその当たり前の事柄を単なる背景にせず丁寧に描いている。
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この原作の漫画にはあるエピソードのこの二人。
因みにこのユウキという男の声がまた上手くてね。
で、彼らがいるサイド2が『1stガンダム』で描かれた地球に落とされたコロニーになるんだが、落とされる前にジオンに毒薬を巻かれて全員殺されるわけ。
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大気圏で燃え尽きないようにコロニーの外壁を耐熱耐火処理をするという周到さ。
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毒で雪の幻覚を見るユウキ。
自分が毒に侵され死んでいくなんて思ってもいない。
この残酷なまでの詩的な表現。
サイド2の人間はジオンに反対し、銃をもって戦おうとするも一発の銃声を鳴らすことなく全員が死んだのだ。
これはやっぱり重い。
おそらく安彦良和が絶対描きたかったエピソードだよね。
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このユウキたちのエピソードがあったからこそ、このコロニー落としの描写も『1stガンダム』で観た時よりも切実に感じることができた。
本作は色々すばらしいのだが、冒頭の
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眉毛なし男 a.k.a ギレン(笑)の演説と
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戦場のラルが交互に映し出され。
「これは戦争ではない 殺戮だ」
とラルが唾棄するように呟く。
本作は登場人物達それぞれの目線からこの『1stガンダム』につながる"ルウム戦役"と呼ばれる会戦が語られる。
ギレンは人間が幾万と死のうが戦争に勝つことが重要であるといい。
ドズルは愛するものを守れない人間が悪いと自分を無理やり納得させる。
ガルマは味方の兵の死に反応して狼狽える。
本作は安彦良和の『オリジン』と呼ばれるコミックを原作としているが、さらにこの映像化によってアレンジがなされている。
本作で一番原作と違うのが
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タチさん。
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原作コミックでもどことなく頼りない感じだったのが、年数を経て
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こんな凄みのある感じにリファインされている。
『1stガンダム』を観たときには、ハモンに密かに想いを寄せる頼りない兵隊ぐらいにしか感じなかった。
どうやら安彦良和がこのタチに肩入れして『1stガンダム』とは違うタチ像を作り上げたようだ。
とにかく本作でのタチはカッチョいい。
セイラに会ったときの物腰も堂にいっていた。
さらに本作のオリジナル、
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ハモンのクラブでのくだり。
タチがドズルの命令従わなかったラルをキシリア機関が逮捕しにくるとハモンに告げにきた。
それに対してものすごい啖呵をハモンが切る。
"大尉はもう二階級降格という処分を受けています それに従わなかったのはドズル中将の命令に対してです キシリアに、ではありません どうしても逮捕するというのならあなた達のような三下ではなくキシリア自身が逮捕状をもってこの店にきなさい
と、クラウレ・ハモンがそう言ってたと伝えなさい"
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いや〜カッケー、ハモン姐さん。
声の沢城みゆきも素晴らしい演技だ。
ここからハモンがピアノを弾いて歌うまでが映像化での見事なアレンジ。
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後々、ハモンが激昂した理由がよくわかった。
こういう死線を超えた人生を歩んできたのに、青二才でオタクで臭くて暗くて根性曲がった(笑)アムロなんて小僧に台無しにされたらそりゃ怒るよな。
安彦は『1stガンダム』での言葉の背景に対して実に丁寧に落とし前をつけている。
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セイラさんのこんな顔が観れたのも感慨深い。
セイラという人物の奥行きが本作で深く彫り込まれている。
兄と別れて一人で生きていくにはこういう顔だってするよな。
その他本作、古谷徹、池田秀一、古川登志夫などの『1stガンダム』のレジェンド声優達も出ていて、彼らも極端に幼い声を出さなくなってよくなったせいか、全く違和感ない。
特にシャアの声は非常によかった。
しかし、潘めぐみや沢城みゆきなどの新しいキャストの力量もすばらしいものだ。
作品にたいする底上げが彼らの力でなされていると感じた。
ものすごくべた褒め状態だが、画面上のレイアウトがたびたびお粗末になるのはいかがなものか。
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↑これなんかイマイチ画面が締まらない気がする。
たまにこういうカットがでるんだよな。
それからハモン姐さんのピアノソロの下りの作画がイマイチなんだよな。
まあそれでも十分に満足した。
来年の続編が楽しみである。

# by 16mm | 2017-11-19 22:03 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

『町山智浩の映画ムダ話"ブレードランナー2049"』『キュロテ 世界の偉大な15人の女性たち』『ブルーベリー [黄金の銃弾と亡霊]』『「宇宙戦艦ヤマト」の真実――いかに誕生し、進化したか』

先週土曜日、銭湯に寝湯、ストレッチ。


町山智浩の映画ムダ話66ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督『ブレードランナー2049』
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映画その他ムダ話からのMP3音声ファイルの有料ダウンロード。
映画で提示された要素を個別に事細かに解説。
本作とスタンリー・キューブリックの関連性。
前作と構成の相似。
本作におけるナボコフの関連性など、本当に驚くべき情報と解説。
それを読み解く町山の教養と知識の強さも驚異的だが、映画自体もそれら観客の多くがわからないであろう情報を入れてるもんなんだな。


『キュロテ 世界の偉大な15人の女性たち』
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書店で書籍購入。
『エロイーズ (本当のワタシを探して)』『ジョゼフィーヌ! (アラサーフレンチガールのさえない毎日)』のペネロープ・バジューの新作。
世界の偉大な女性達の波乱な人生をユーモアを交えた読み物にしている。
この15人のうちオイラが知っていたのはトーベ・ヤンソン(『ムーミン』の生みの親)だけだったんだが、その他の女性たちも非常に魅力的だった。
というか、魅力的に描かれている、というべきか。


『ブルーベリー [黄金の銃弾と亡霊]』
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書店で書籍購入。
いわゆるメビウスの本。
実際はジャン・ジローによる西部劇コミックス。
ジャン・ジローの本は初めて買ったのだと思うが、タッチがメビウスと違う。
どちらかというとジャン・ジローの方が密度があって重い。
オイラとしてはやはりメビウスのタッチの方が好みかな。
どちらにしても天才の筆致であることには変わりないので、オイラごときが好みを言うのははずかしことなのだが。
巻末に谷口ジローと寺田克也のイラスト&コメント。
メビウスが亡くなった時に出版された本である。
その谷口ジローも今年亡くなってるんだよなぁ......。


『「宇宙戦艦ヤマト」の真実――いかに誕生し、進化したか』
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AmazonでKindle版購入。
『宇宙戦艦ヤマト』がどのように企画され世に出て、今に至ったか、ということを原作者の一人と言っても過言ではない豊田有恒による回想録。
この本を読むと原作者が松本零士であることは間違いないような気がするね。
裁判の結果で『宇宙戦艦ヤマト2199』以降の作品に松本の名前が出ないというのは不自然なことだと思う。
この『ヤマト』という作品を結果的に独占したのは西﨑義展なんだけど、本作におけるクリエイティブな実績は皆無だ。
ただこの西崎は大衆受けするかしないかの嗅覚が鋭かったとは言われているが、それも初期の『宇宙戦艦ヤマト』の時だけ。
『ヤマト』以外のプロデュース作は全て惨敗。
『ヤマト』だって晩年の『復活編』なんて金返せ的な駄作だったしね。
スタッフへの金払いが最悪に悪いのにも関わらず、本書の豊田有恒が『完結編』まで西崎に取り込まれていたのは、西崎の妙な感じの人たらしな部分なんだろうな。
この西崎に取り込まれなかったのが、大塚康生、宮崎駿、高畑勲などの東映動画の面々。
彼らはカネで動く動かないというよりも西崎の胡散臭さというものを察知していたんだと思われる。
本書の豊田有恒は『宇宙戦艦ヤマト2199』以降についてはコメントをあまりしていない。
かろうじて昔豊田の事務所に出入りしていた出渕裕が『宇宙戦艦ヤマト2199』の監督をしている云々を記しているだけ。
豊田は『宇宙戦艦ヤマト2199』の西崎義展の後継となった(自称)息子の西﨑彰司と製作会社には当然ながらかなり冷淡な態度をとっている。
まあ当然であろうな。
Amazonでのレビューでもあったが、本書のタイトルの『いかに誕生し、進化したか』について、"進化"についてはなにも言及されていないと思うけどね。


『BANANA FISH』がアニメ化
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マヂか(笑)。
期待して良いのか悪いのか(笑)。
とりあえず観ると思うけど(笑)。


『この世界の片隅に』1周年に歓喜!ロング版の製作も正式発表
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Blu-rayが出て久しいというのに今だに上映している館があって、観に行く人がいる。
そんな作品だったんだな。
近年稀にみる珍しくも幸せな作品。
関わった人たちは本当にうれしいだろうな。
ロングバージョンも楽しみだけど、片渕監督の新作もそろそろ。
ここ一年、片渕監督ものすごい距離を行き来して作品を届けてるのに頭がさがる。


Stephen Wilkesスティーブン・ウィルクス)
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行きつけのカメラ店の店主が先週eテレで観たとかで教えてくれた。
定点撮影で昼から夜を何千枚も撮って、それを一枚の画像にレタッチ合成で落とし込む。
アイデア勝負のところもあるけど、これを取捨選択して一枚に落としこむことはレタッチの手間暇を含めてかなり大変だよな。
すごく魅力的なアイデアだなあ。
オイラもいつか"なんちゃって"なものでも作ってみたいものである。

今週末は歯の治療。

# by 16mm | 2017-11-12 20:19 | | Trackback | Comments(2)

『ブレードランナー 2049』『ゲット・アウト』

先週金曜日。
三連休の一日目、をいいことに終日寝たきりの引きこもり(笑)。
本日日曜日になっても疲れが取り切れない。
歳やなあ(笑)。


先週土曜日、歯の治療。
右上の歯を4本ブリッヂにする。
比較的健康な歯が両側に一つづつ。
中の一つは完全に抜歯下部分で、その隣にも歯はあるんだが、その歯がかなり結構弱ってる(笑)。
その歯が弱ってなければ3本のブリッヂで済んだがわけだが、後々を考えて健康な二つの歯で中の二つの歯を支える仕組みを先生が作ってくれたわけである。
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ブリッヂを作るためのオイラの上の歯(笑)。
記念に上下の歯の石工モデルをもらってきた。
自分の歯を客観的に見る機会などないのでかなりしげしげと眺めてしまった(笑)。
分かり難いがコレは天地左右が反対になる。
前回の治療後にブリッヂの値段を聞いた時にはかなりビビってしまったのだが、実は相当に良いものをかなりの安い値段でやってくれたのである。
先生が相当に色々がんばってくれたのだ。
いや本当に値段を聞いてビビってしまってすいません。
入れてもらった歯はかなり良好で今の所違和感なし。
普通に噛めるしね。
ますます先生に頭が上がらないのである(笑)。
で、別な意味でオイラの頭を上げさせてくれない美形で剽軽なドS歯科衛生士女史(笑)。
この女史、先生がオイラの仮歯を外すにあたり沁みるから麻酔した方がいいかもしれないという意見を一蹴して
「いや〜、だいじょうぶっすよ」
などとオイラ意向を聞く前に応えやがったのである(笑)。
いや、実際痛くもなく沁みもしなかったんだけどね(笑)。
んで、女史からブリッジの普段のメンテの仕方を教えてもらう。
ブリッヂに使いやすいフロスを注文してもらう。


本日日曜日、銭湯に寝湯、ストレッチ、赤外線サウナ。


macOSやiTunesの仕組みがどうにも分かりにくくなってないだろうか?
なんかオイラは使いづらくてしょうがない。


本日家電量販店に"iPhone X"を見てきたのだが、ガラスとステンレスの質感と見た目はいいんだが、側面が丸くなってるのが個人的な趣味として気に入らない。
やはりまだ当分カクカクな"iPhone 4"で頑張る所存である(笑)。


vaioでBlu-rayが観れなくなった。


『ブレードランナー 2049』
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再見したわけではない(笑)。
が、ネタバレします
初見から一週間たった今の雑感とその周辺を。

●プログラムを買った
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鑑賞時には売り切れていたのだが再入荷した。
紙質も良くて、綺麗な写真が多い。
基本的にはスタッフ&キャストのインタビュー記事で構成。
インタビューは出ている雑誌やネットなどで公開されているものとほぼ同じ(全く同じということではなく、インタビュアーの聞くことが同じようなことになると、その答えも同じになるから)。

●ヴァンゲリス
『ブレードランナー 2049』をまだ一度しか観てないせいかもしれないが、音楽が印象にのこらなかった。
音楽はハンス・ジマーだったりするので悪くはないとは思うんだが......
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やはり最後はヴァンゲリスの"エンドタイトル"で締めてもらいたかったかな。

最後ぐらいは。

●留之助ブラスター
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留之助ブラスターについて新たなニュースが載っていた。
ライセンス販売についてこれまでより3000円値上げ程度に抑えてる。
ライセンス料が5000円なのに(笑)。
なんかアレか、作れば作るほど赤字になりはしないのか?
Amazonで転売しているのは14万円とかある。
オイラも欲しい欲しいと思いつつ手が出ないでおる(笑)。
いつかこの匠の品を手にしたいと思う。
ところで

撮影現場潜入の映像が日本語字幕になってた。
5:10あたりから
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オメエが作ってないなんてのはみんな知ってんだボケ。
いや、こいつは"作った"という名誉込みで高い金を出してるだけだ。
この恥知らずのデザイナーに高値で売ったStudio Artって会社が元凶だよ。
留ブラを明らかにベースにしてるのにそれをまったく表に出さずに自分のところで全部作成したと偽ったStudio Artが、権利もろともデザイナーに売ったというね。
いるんだねえ、どこにでも。
ものづくりの人間が無垢なんてのはとんでもない嘘だと思うね。

●デッカードはレプリカントか問題
前作『ブレードランナー』での大きな論争の一つ。
デッカードはレプリカントか?という問題。
これについてはハリソン・フォードはデッカード人間説をとり、リドリー・スコットはデッカードはレプリカントだと言って譲らず(笑)。
実際劇中でデッカードの目が赤く光ったり(レイチェルなどレプリカントは目が赤く光ったりしてる)、デッカードの自宅のピアノの上の大量の写真(レプリカントは記憶を補完するためか写真を多く持っている)、そしてユニコーンの夢。
これらの状況証拠でオイラなどもデッカードはレプリカントじゃねーの、と思っていた。
が。
『ブレードランナー 2049』ではこの問題を巧妙にはぐらかした感じになっていると思う。
レイチェルがデッカードとの子供を産んだという奇跡が本作の肝になる。
これはレイチェルが妊娠可能な機能を装備されたレプリカントであったという設定なのだが、じゃあデッカードは人間じゃん、と思うけど、レイチェルが妊娠可能なレプリカントならデッカードだって生殖可能なレプリカントであった可能性もあるんじゃないか?
『ブレードランナー 2049』ではブレードランナーの"K"が自分はもしかしたら人間かもしれないという希望を持つ。
しかし我々観ている側にすれば壁をぶち壊したりできる強靭さはレプリカントのそれでしかないわけだ。
つまり当事者の"K"だけが自分のアイデンティティで悩んでるだけで、側から見ている我々を含めた者たちは確実にレプリカントだと認識している。
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士郎正宗が『攻殻機動隊』のなかで上のようなことを言ったのは慧眼だと思う。
所詮自分が何者か?という問いかけの拠り所は自分自身にはなく、周囲の状況で判断しているにすぎないのだ。
だからデッカードは自分が何者であるのか?という問いかけをずっとし続ける存在だと思う。
人間なのかレプリカントなのかの答えが出ない、というのが答えなんだとオイラは思っている。


『ゲット・アウト』
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先週金曜日。
池袋シネマ・ロサ。
会社の同僚に面白そうだと言われるまでノーマークだった。
予告編を観たらなかなかそそられた。
なんか客の入りが悪いのか、ものすごい勢いで上映館が減って行った(笑)ので、会社帰りに池袋で観た次第。
予告編を観て人種差別がテーマであるとあたりはついたんだが、てっきり
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『マンディンゴ』のようなシリアスでハードな物語だと思ったら、違ってた(笑)。
いや、シリアスなスリラーというかホラーの要素があるのはわかるんだが、なんか微妙にユーモアというかコメディの匂いがしていた。
これ、なんだろうと思って

町山智浩の解説を聴いて合点がいった。
この映画の監督ってコメディアンらしい。
コメディアンのセンスなのか、映像として笑って良いのかどうかわからない不気味でシリアスなショットを入れてくる。
例えば
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この黒人のメイドさんなんだけど、なんだか絶妙に気持ち悪い顔してませんか(褒め言葉)(笑)。
笑えるような顔にも見えるし、ホラーでシリアスな感じにも見える。
この得体のしれない不気味さが作品全体の不穏さを出している。
これはものすごく巧妙だよな。
本作って日本人にとっての有名俳優のキャスティングは皆無なんだけど、この面が割れてない感からくるフレッシュな気持ち悪さね。
これは実際に今でも置かれている黒人の立場というものを寓話を交えて描いている。
アメリカの映画でもニューヨークやロサンゼルスのような都会の話ではない。
アメリカでも田舎にいけば黒人というだけで警察に職務質問され、白人だけの居住区がありそこに迷い込んだ黒人がどんな思いにかられるか。
アメリカに差別がないなんて場所は都会のほんの一部なんだ。
ちょっと愕然とするような事実をつきつけられる。
物語そのものは最終的にはSF的とも寓話的ともいえるような顛末に。
黒人種を否定せずに取り込もうとするある種の白人種の下劣さ。
それをコメディのような寓話として描いている。
オイラは展開がちょっと突拍子もなさすぎてついていけなかったがね(笑)。

# by 16mm | 2017-11-05 21:27 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

『アトミック・ブロンド』『ブレードランナー 2049』

先週土曜日も本日日曜日も雨。
いやはや先週は大変でした。
先週の月曜日は残業時間調整で有給で休み。
次の日の火曜日は通勤電車が最寄りの駅に来れないという送電線の事故で不本意にも会社に行けずというね(笑)。
いや、仕事がちょっとアレで休むと自分の首が締まるのわかってたからね(笑)。


先週土曜日、心療内科。
症状は落ち着いている旨を担当医に伝える。
年末にかかるので次は来年の一月。
この調子だと問題ないだろうと思うが、ちょっと不安だったら12月も早い時期にきてくださいと担当医。
年末は結構混むからとのこと。


先週土曜日、ヘアカット。
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オイラの行ってる美容室はハロウィンとクリスマスで美容師さんたちがコスプレしてくれる愉快な店だ。
オイラはクリスマスにぶち当たったことはあるがハロウィンは初めてで、美容師さんたちがおもいおもいのコスプレで接客してくれる。
すげえ面白い。
このイベントにあたるのはラッキーである。
全力で客を楽しませる精神と動きにくいコスプレをしつつも的確にカットをするテクニックに頭がさがる。
画像は火事で燃えちゃった店の時代に、オイラの担当の店長さんのコスプレ。
今年も同じジョーカーだった。
ちなみにコスプレでデブになってるだけで店長の本体は無茶苦茶スリムなカッチョいい兄ちゃんである(笑)。
そのジョーカー、もといw、店長にカットしてもらいつつ、火事で焼けた土地でのお店再建にともなうあれやこれやを聞く。
早く再建できるといいな。


『ヤンチャン調査部 オレに聞かれても・続 2巻』
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AmazonでKindle版購入、といいたいが、先週だと0円だった(笑)。
オイラも早く読みたくて0円でダウンロードしちゃったけど、金を払って購入するべきだったか。
購入といっても100円ですよ(笑)。
作者の金平が自分の作品で金を儲けようという気が皆無なので赤の他人のオイラがやきもきする。
1000円出して地雷な電書が多くあるのにねえ。
オイラ、マジにこの本なら1000円でも買うよ。
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これからも読み続けるぞ、オイラは。


『別冊映画秘宝ブレードランナー究極読本&近未来SF映画の世界』
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書店で書籍購入。
『ブレードランナー』に詳しくない人がそれにまつわる情報を得るには最適だと思われる。
『ブレードランナー』の編集違いのバージョンについてや用語の解説なども載っている。
『2049』で使用された"留之助ブラスター"がいかにしてクレジットされなかったかの経緯もサラリと書いてある。
はっきりいって非常に悔しい話である。


Kindleのアイコンが変わった(笑)。
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なんか
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ドリームワークスっぽくないか(笑)。
いや、言いがかりですけどね(笑)。


『アトミック・ブロンド』
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先週月曜日、109シネマズ菖蒲。
シャーリーズ・セロンのアクション映画ならと食指が動いた。
実際楽しみにしていたのだ。
が。
どうにもこうにもノれなかった。
シャーリーズ姐さんのスタントを使わないアクションには頭がさがる。
しかし、格闘のアクションとしては微妙な動きもあるので、ということは、専門のスタントを使わずシャーリーズ姐さんが実際にやったと言えるんだろうけど。
宣伝文句の"女版007"というのはハードル上げすぎのような気がするね。
監督がデヴィッド・リーチ。
観た後知ったんだが『ジョン・ウィック』の監督なんだ。
知ってたらハードルそんなに上げなかったなあ(笑)。
デヴィッド・リーチで『デッドプール2』かよ。
期待しないどころか『デッドプール2』は観なくてもいいかな(笑)。


『ブレードランナー 2049』
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ネタバレなしです。
先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
3DIMAX版。
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『大特集「ブレードランナー2049」このカルトSF映画を観よ! FLIX special』の記述でネタバレがシレッと書いてあったよと書いちゃいましたが間違いでした(笑)。
ごめんなさい。
なにがネタバレだと勘違いしたかは、まあこの場で書くのも微妙なので書かない。
一つだけ言えるのは、オイラがネタバレと勘違いした設定は前提条件で、それがさらに後半に向けてツイストしていく、といっておきます。
多分何いってるかわからないでしょう(笑)。
ネタバレがシレッと書いてあったよってのを会社の同僚に偉そうに吹聴してしまっていたので(笑)釈明せねばなるまい(笑)。
せーからね、本作はワイドスクリーンの2Dで観るのがオススメらしい。
ソースはコレ
オイラは劇場の時間の関係で3DIMAX版での鑑賞となったが、できれば2Dで観たかった。
はっきりいって本作は3Dカメラで撮られた作品ではなく、撮影後に3Dにコンバートしたものだ。
『アバター』のように3Dカメラを使用しての撮影ではないため、3Dで観た時に最適化されるような映像演出はなされていない。
実際3Dで観たオイラだが、上映時間中ずっと3Dの特性を生かした映像ではなかった。
値段も高いし、3Dメガネもかけなきゃならんし。
映像自体の輝度も落ちる。
なので本作はやはり2Dでの鑑賞をオススメしたい。
『ブレードランナー 2049』の世間的な評価としては、上映時間が長い上に、やはり前作の『ブレードランナー』を観ておくべきだと感じた。
若い20代ぐらいの若造どもはよっぽど気合の入った映画好きでないと『ブレードランナー』なんて35年も前の映画なんて観ないだろうね(笑)。
『マッドマックス』を観て「『北斗の拳』みたい」っていうのと同じで、『ブレードランナー』を観て「『アキラ』みたい」とか「『攻殻機動隊の』パクリ」とかおもわれちゃうんだろうな(笑)。
評論家を含めて若い世代はどうもこの『ブレードランナー 2049』に対する思い入れが薄いために、没頭できないように感じる。
では、劇場でリアルタイムには観てないが、ビデオ、レーザーディスク、DVD、Blu-rayとメディアが変わるごとにソフトを買い直してその度に『ブレードランナー』を少なくとも5000回は観続けてきた(嘘w)オイラはどうかといえば
ひっじょおおおおおおおおに切ない映画であったよ。
上映が始まったばかりなので、やはり詳細を明かす感想は差し控えたいと思ってる。
前作の『ブレードランナー』でのテーマ、"アンドロイドが人間と同じ外見でパーソナリティを持つ存在であるなら、生物としての人間と何が違うのか?"という問いかけに本作は徹頭徹尾応えている。
それは劇中で描かれるある種の"奇跡"をめぐって展開される。
その"奇跡"の顛末が巧妙なツイストとなって本作を深いものにしている。
主人公の落胆。
切なさに降る雪の情景。
本作をまだ一度しか観ていないので、観のがしている部分は多々あると思うが
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"I've seen things you people wouldn't believe. Attack ships on fire off the shoulder of Orion. I've watched C-beams glitter in the dark near the Tannhauser Gate. All those moments will be lost in time, like tears in the rain. Time to die. "
「おれは、お前ら人間には信じられぬものを見てきた・・・オリオンの近くで炎を上げる戦闘艦。暗黒に沈むタンホイザー・ゲートのそばで瞬くCビーム。それらの瞬間も、すべて失われる。時が来れば、雨に消え入る涙のように・・・・・・死ぬ時か」

『ブレードランナー』のこのあまりにも有名な詩的とも言えるセリフはなかったが、その代わり映像は非常に力強く美しい。
今後何度か観て考えを反芻してオイラが本作をどう思うようになるかはわからんが、今の時点だと本作は前作を超えることはできなかったなと感じた。
まあ超える必要もないし、多分超えることもできないと思うんだけど、その他ね、やっぱり上映時間が長いよ(笑)。
体感的に長く感じたということではないんだが、なんとなくもう10分ぐらいとか切れたんじゃないかね。
まあ10分程度なら切らなくても同じかもしれんけど(笑)。
後音楽。
部分的に前作の音楽の使用はあったような気がするが、ラストは

"エンドタイトル"を流してもらいたかったなあ(笑)。
それとね、クレジットには載ってなかったようだけど、
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ハリソン・フォードの持つ"留之助ブラスター"の底部のLEDが光ってるのが見えたのがなんか嬉しかったよ(笑)。
はっきりいってすげええ良い映画だけど、誰にでもオススメはできない。
映画を観て悩んだり考えることを厭わない人には是非とも観てもらいたい。


今週末は歯の治療。

# by 16mm | 2017-10-29 20:23 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

『大特集「ブレードランナー2049」このカルトSF映画を観よ! FLIX special』

先週土曜日、歯の治療。
抜歯した歯の型取りをしていよいよ次回にセラミック製の歯が入る。
実物を見せてもらったがなかなかカッチョいい。
4本分の歯のブリッヂとのことである。
先生、いろんな意味で頑張ってくれた模様(笑)。
マジに頭が下がる思いである。
いつものように美形で剽軽なドS歯科衛生士女史に歯石をとってもらいつつ、ブリッヂの日常メンテのやり方を教わる。
帰りがけに
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『SWITCH Vol.35 No.10』をいただく。
医院の待合室に置くには相応しい内容ではなかったためとのこと(笑)。
荒木経惟の写真が載ってるからねえ(笑)。


選挙に行った。
雨降ってるので投票率どうなんだろうか?
とりあえず比例は立憲民主党。
個人名は社民党の候補の名前を書く。
本当に困ったもんだ。


地元の映画館に
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『アトミック・ブロンド』を観に行こうと思ったら、土曜日の最終回が4DXだと(笑)。
もう高い金だしてアトラクションしながら映画を観たいと思ってないんだよ、おぢさんは(笑)。
4DXって子供とか若造達が楽しむもんだよな。
夜九時過ぎなんて子供はいないんだからさ、身体の弱い中年に4DXはマジきついの(笑)。
とりあえず、残業時間調整で平日休むことになるのでその時に普通の上映で観るつもりである。


本日、空調の洗浄。


『身体のリアル』
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AmazonでKindle版購入。
押井守と最上和子は姉弟である。
二人で押井家の事情なんかを語り始めで、他人のプライベートを覗き込むのが好きなオイラにはツカミはバッチリだ(笑)。
絵を描くとか小説を書くという行為が作家の内なる芸術性の外化表現であり、それは作家と芸術にに少なからず距離をもたらす、というようなことが書いてある。
姉の最上和子がやっている舞踊は自分の内なる芸術性を自分の身体を使って表現するので、絵を描くとか小説を書く、という行為ほどに距離があるわけではない、とのこと。
なるほど。
そういう風に考えた事がなかったので、舞踊やダンスや武術などは自分の考えたイメージを外化する事なく短距離で表現できるということか。
しかし、それでも自分のイメージどおりに身体が動いてくれるのかは別の問題だと思う。
しっかし、この姉弟、よく喋る(笑)。
姉も弟もページで4ページぐらい平気で一人語りしてる(笑)。


『サラリーマン田中K一がゆく!カラー版』
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AmazonでKindle版購入。
楽しみに買ったはいいが、どうにも読み進められず。
なんだろう、現実をカリカチュアし過ぎていて入り込めない、というのか。
田中圭一の他のルポ漫画ほど楽しめずにいる。


『サルでも描けるまんが教室 サルまん 21世紀愛蔵版 上・下』『サルまん 2.0』
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AmazonでKindle版購入。
『サルでも描けるまんが教室 サルまん 21世紀愛蔵版 上・下』はオイラが学生の頃だから、今から30年ぐらい前にビッグコミック週刊スピリッツ誌を立ち読み(笑)しつつ読んでいた。
所謂"漫画の描き方"をパロディにしつつ、まあありえないサブリミナル(当時サブリミナル広告の効用の本がたくさん出てたw)なんかの要素を付け足してもっともらしい理屈で笑わせるものだったと思う。
漫画を描く、有名になる、という部分を自虐込みで描いてもいた。
面白いと感じる部分もあったんだが、全体的に相原コージの絵柄込みで自分には合わない感じではあった。
30年を経て改めて読んでみたが感想は当時と同じ。
自分が面白いと思う部分もそうでない部分も変わらずであった。
『サルまん 2.0』は掲載されていたのは知っていたが読むのは初めてであった。
これも面白いと感じるところとそうでないところがあった。
相原コージと竹熊健太郎の間に齟齬が生じて連載の途中で打ち切りになったらしい。


テレビ東京の『TXN衆院選SP 池上彰の総選挙ライブ 1部』を観てたら(20:20現在)与党の過半数が速報では決定的らしく、観る気を失う。


"Adobe Photoshop CC 2018"
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アップデートした。


『そしてボクは外道マンになる 2 』
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AmazonでKindle版購入。
滅法おもしろい。
オイラが小学校高学年の時に読んでいた週刊少年ジャンプの話だよ。
好きで読んでいた『ドーベルマン刑事』の裏側なんかが興味深い(笑)。
その『ドーベルマン刑事』が人気を博して実写映画化。
監督が深作欣二に主演が千葉真一。
撮影現場に行ってみれば、原作を無視した設定で撮影している。
深作欣二も『ドーベルマン刑事』を次作までの埋め草ぐらいにしか思ってなかったというね。
当時の漫画に対する扱いはこういうものだったのだな。
今は逆に漫画原作の場合出版社の意見が強すぎるきらいがあるようだけど。
ところで
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『ドーベルマン刑事』の担当が変わり、新担当が"魔死理戸 毒多(マシリト ドクタ)"(笑)。
まあ鳥山明や桂正和と組んだ編集者で有名な人ですな。
しっかし、名前のつけ方が悪意に満ちている(笑)。
ただこの編集者が敏腕であったのは本作の作者も認めるところで、マンネリ化した状態を打破するのに恋愛ものを加味することで人気を取り戻した。
すごく有能であることにはちがいないが、まああまり気があうような人間ではなさそうである(笑)。


『白竜HADOU 4』
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AmazonでKindle版購入。
現実の閉塞感のガス抜きにしている本作。
こんなヤクザがいるわけがないんだけど。
こんな人がいたらなと思いを馳せちゃうね。
どんな相手にも怯まずに向かい続けるための知性と教養と、勇気。
こういう人に、ワタシはなりたい(笑)。


『名監督の技を盗む! スピルバーグ流監督術』『名監督の技を盗む! スコセッシ流監督術』
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Amazonで書籍購入。
画面内での俳優の動きやそれをフォローするカメラの動きにはどんな意味があるか?ということをロジカルに解説している。
いうまでもなく映画でのカメラの動きというものにはそれなりの理由がある。
観る側は言葉としてわからなくても、ある動きが正確か正確でないか、良いか悪いかは感覚的にわかることもあるのだ。
その感覚的な部分を言葉で解説することによってカメラワークや演出の理屈になる。
この手の理屈を知るのはオイラとしては好奇心と若干の仕事への役立ちにも寄与できると思っている。
実際のところはそれぞれの映画の監督や撮影監督が解説した方が正確とも言えるが、それでも理由づけの理屈としては非常に勉強になる。


先週の『おそ松さん』
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ネタだと思ってたら照英が出てて(笑)。
まさか本人が声やってねーよな、と思ったら照英本人が声やってた(笑)。
すげえ(笑)。


『Pen (ペン) 2017年 11/1号 [映画・小説・マンガの名作から最新作まで SF絶対主義。]』
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dマガジンで閲覧。
期待が高まる『ブレードランナー2049』。
表紙のライアン・ゴズリングのカッチョいいこと。
『ブレードランナー2049』を中心にSF映画についての読み物としてはかなり良い。
読み甲斐がある。
『ブレードランナー2049』の写真も多く、カッチョいいこと。
これはAmazonでKindle版購入を購入しようかしら。


『大特集「ブレードランナー2049」このカルトSF映画を観よ! FLIX special』
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書店で書籍購入。
公開前の本としては情報の充実ぶりがいい。
充実しすぎて一部とんでもない事前情報というかネタバレがシレッと書いてあったよ(笑)。
まあオイラはこの手のネタバレに目くじらは立てんが、これはちょっと書いてはあかんかったような(笑)。
まあこれから買う人は気をつけて(笑)。
『ブレードランナー2049』のキャストとスタッフのインタビューや、リドリー・スコットの『ファイナル・カット』時のインタビューも載っている。
非常に良い本であると思う。
今後
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『別冊映画秘宝ブレードランナー究極読本&近未来SF映画の世界』が楽しみだなあ。
なんか留之助ブラスターについて結構なページを割いているようだし。


今週末は心療内科とヘアカット。

# by 16mm | 2017-10-22 21:50 | | Trackback | Comments(2)