映画インデックス

今まで感想を書いた映画の感想をインデックスにしてみました。
# by 16mm | 2019-12-31 23:59 | 映画インデックス | Trackback | Comments(7)

『応天の門 8巻』『病院でぼくらはみんな死にかけた! !』『エイリアン:コヴェナント』

先週土曜日、今年初の心療内科。
年末のインフルなどで軽めなパニックディクオーダーがあった旨伝える。
その他、自分の意思などではどうすることもできない事態(笑われるかもしれんが、痒い背中がかけない時のイライラ等)に対して少々発作が起こる。
ヤクではそういう時はワイパックスを勧められるのだが、そのヤクは眠くなるので仕事前には飲みたくない。
なので、とりあえず背中が痒かったら
c0022635_18534596.jpg
孫の手を使えばいいじゃまいか(笑)、ということでamazonで"折りたたみ孫の手"購入。
折りたためば23.5cm。
展開して43.5cm。
カバンに入る手頃な大きさ。
なぜ背中がかけないかといえば、身体が固くて腕が回らない上に冬の厚着の所為である。
オイラはこの痒いけどかけない状態というのが本当にキツい。
こんな状態なら死んだ方がマシだとマジに思うような状態。
コレって普通の人には伝わらない感情と言うのは非常によくわかる。
痒いのぐらい我慢は普通の人はできるだろうし、死にたくなるなんてことも思わない。
しかしオイラはそういう状態なのである。
てなわけで、身体が固くてかけないなら道具を使って対処しようというふうに動いているのである。


先週土曜日、銭湯に寝湯、ストレッチ。


『応天の門 8巻』
c0022635_19251334.jpg
AmazonでKindle版購入。
巻を重ねるごとに面白くなっている。
古典の中に名だけの存在としてあった菅原道真や在原業平が実在感のある人間として立ち上がってくるのが本作の魅力である。
本巻では学ぶということが知的好奇心をモチベーションにしていた菅原道真が、その好奇心のみで学べるということがいかに恵まれた状況であったのかに気がつく。
学んで出世する。
出世するために学ぶという人間の方が多い。
遅ればせながら菅原道真はそのことに本巻で気がついた。
それと菅原道真の市井の多くが恐れる闇や呪いや幽霊の類を科学的に考えて、それらのカラクリを白日のもとに晒すのが痛快だ。
眼に見えないものが見えてしまった時、それは呪いや幽霊ではなく、人間の作為によって作られたものであると理路整然と説明する。
実際の菅原道真がここまで"近代人"であったかは分からぬが、眼に見えぬもの、分からないものを恐れずにいられる。
こんな知識と知見をもちたいものである。


『病院でぼくらはみんな死にかけた! !』
c0022635_19444820.jpg
AmazonでKindle版購入。
安斎かなえの端正な画が魅力で購入している。
病院や医者や看護師などのありえない事が様々に載っていて面白く読めた。
が、これは当事者じゃないからで、実際に本作で描かれているような病院や医者や看護師にあたったら、無茶苦茶怖い(笑)。
つーか絶対あたりたくない(笑)。
元気な時ならともかく病気の時は理不尽に対抗する力もないからねえ。


『エイリアン:コヴェナント (2枚組)[4K ULTRA HD + Blu-ray]』
c0022635_19494966.jpg
Amazonで購入。
vaioにBlu-ray再生ソフトを入れなければ観られない(笑)。


観たい映画がないなあ。


今週末は歯のメンテナンスである。

# by 16mm | 2018-01-14 19:51 | | Trackback | Comments(6)

『生賴範義 展 THE ILLUSTRATOR』『奥様は、取り扱い注意』『百日紅~MissHOKUSAI~』

先週土曜日、今年初の歯のメンテナンス。
昨年ブリッヂしたところは良好だとのこと。
いつものように美形で剽軽なドS歯科衛生士女史に歯石をとってもらう。


『生賴範義 展 THE ILLUSTRATOR』
昨日日曜日、デブの重い腰をあげてみる(笑)。
普段デブ症、もとい、出不精なので友人知人の付き合いを不義理にしているどころか、自分一人でどっか旅行なり目的もなく遠足することすらしない、オタクな人間だ。
そんな人間でもたまに書を捨てよ町へ出ようという衝動に駆られるのである。
すてるほど書を読んでるわけではないが(笑)。
c0022635_13105889.jpg
上野の森美術館にて『生賴範義 展』。
いかいでか。
生賴範義の名前を意識したのは御多分にもれず
c0022635_13220950.jpeg
『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』の国際版のポスター。
生賴の手によるこのポスターヴィジュアルが全世界に展開されたということに感動もしたが、オイラはこのポスターを切っ掛けに生賴の名を知ったので、むしろそれ以降画集や『幻魔大戦』の画などを追っていくにつれ画の力に圧倒されていった。
c0022635_13355742.jpg
画集に挿入されていた自画像のタッチ。
神様みたいな顔だと思った。
無駄な線が全くない画というものに圧倒。
当時中学生だったか?どうしたらこんな画が描けるのか?練習し努力すれば描けるのか?すら考え付かない。
生賴範義の肩書きってだいたい"イラストレーター"だったと思うが、オイラはどちらかというと日本語で言う所の"画家"といった方がしっくりいくと思った。
別に"画家"より"イラストレーター"が下だと言っているわけではない。念の為。
そして生賴範義を追いかけるにつれ、努力しても追いつけないどころか背中すら見えない才能と人の存在があるものなんだという気持ちに落ち着かせた。
なので生賴範義はもう徹底的にその画の力に身を委ねて圧倒されるのを楽しむ事にしたのだ。
c0022635_14464899.jpg
この展覧会、写真撮って良いとのことだったのでカメラ持って行ったのだが、撮影して良いのはポスターとか小説の表紙絵などの所謂印刷物だけ。
やはり原画は撮影不可だった。
当たり前か(笑)。
ただね、小説の表紙だとか映画のポスターなんかもそこそこ大きくは描いているんだけど、生賴が仕事抜きで描いた画も展示されてたんだが、それがどれもこれもバカでかい(笑)。
c0022635_15000517.jpg
↑この画は"破壊される人間"というタイトルの作品。
商業志向の画とは一線を画したというか、この手の生賴のオリジナルの画は展示してある物に関して言えばペシミスティックというか非常に色彩もテーマも重く感じられる。
しかし画そのものは紛れもなく生賴範義のそれだ。
ありきたりの言葉しかでないが圧倒的な画の巧さと自分のイメージを的確に再現できるテクニックを持つものだけが行ける頂き。
それでも生賴範義はそれを頂きとは思っていなかったのだろう。
以下、非常に長く、常識的にはやってはいけない引用(今回の展覧会の図録に掲載された作者の序文。元の出典は『生賴範義 イラストレーション』から)。
それを分かってやってしまうのはこの文章があまりにも素敵すぎて、そして自分を傲慢にしない戒めの言葉として留めておきたいのだ。
"私はおよそ二十五年の間、真正なる画家になろうと務めながら、いまだに半可通な絵描きにとどまる者であり、生活者としてはイラストレーターなる適切な訳語もない言葉で呼ばれて、うしろめたさと恥ずかしさを覚えるものである。ここに集められた作品の殆ど全ては、その生活者が、様々な依頼者の指示の下に制作してきた、おびただしい数の旧作の中から拾い上げられたもので、良くも悪くも、多少の想いのこもるものばかりである。
絵を描くことは肉体労働に他ならぬと考える日銭生活者の私は、仕事が選べるほどに優雅ではない。寄せられる仕事は可能な限り引き受け、依頼者の示す条件を満たすべき作品に仕上げようと努力する。私に描けるか否かは、発注の時点で検討済みであろうし、その期待を裏切るわけにはいかない。主題が何であれ、描けないということは出来ない。生活者の五分の魂にかけて、いかなる主題といえども描き上げねばならない。
それらしく描き上げねばならぬ主題は広範囲にわたる。細胞と宇宙、女体と軍艦、超えた政治家と痩せた狼男、義経とパーマー、三国志と近未来戦争、恐竜と拳銃、ベートーベンと日本赤軍・・・・・・世界の多様性そのままに、主題は脈絡もなく移り変わり、情緒と感覚だけでは処理しきれない。資料の良否が作品の出来具合を決定する。写真、切り抜き、他人の絵、百科事典、週刊誌、専門書に現物のモデル・・・・・・使える資料は可能な限り集めよう。一隻の船、人物の顔一つという主題が単一の場合は、資料の精密さのみが頼りであるが、複数多数の要素を最大限に取り入れねばならぬ時は、遠近法も相対的な事物の大きさも位置関係も敢えて無視しよう。依頼者の指示は、主題、期限は当然として、さらに画面の構成、資料の配分、材質、寸法、用途、果ては色彩の微妙な感じにまで及び、私の受けるべき報酬と充分に匹敵し得るものとなる。
私は肉体労働者であり、作業の全行程を手仕事で進めたい。定規、コンパス、筆、ペン、鉛筆とできるだけ単純、ありきたりな道具を使い、制作中に機械による丸写しや、無機質な絵肌を作ることを好まない。一貫して、眼と手によって画面を支配したい。習練を積むことで手は更にその働きを滑らかにし、女の肌から鋼鉄の輝きに至る無限の諧調を描きわけてくれるだろうし、眼はその手の操作を充分に制御してくれる筈だ。この手と眼に対する絶対信頼は原始的な信仰の如きものであり、過酷な時間との競争、非個性的な作業の連続を耐えさせてくれる。
生活者たる私は、依頼された作品を制作するに当り、主題の事物の裏に展開し得るだろう別な世界に想いを巡らすことなど決してしたくない。形象そのものの改変、異なる世界の構築などという深遠なる大事業は、自由にして真正なる者の作業領分であって、生活者としては資格の欠如の逸脱行為であり、依頼者との即刻決別を意味する。触知し得る外観にのみ視野を限り、事物の形、光と影を描き写すことに今は専念しよう。
依頼者は依頼者のための、絵による解説図を求めるいるのであり、その版図は形象の彼岸にのに拡がっているのだから。"
なんつーか生賴範義がここまで謙虚に徹しているならばオイラなど仕事について文句を言ったり「できません」などというのは論外ということであろう。
この展覧会で原画を見れるのであれば是非確認したいことがあった。
c0022635_16032033.jpg
寺田克也の『絵を描いて生きていく方法?』の中で、生賴範義の原画って絵の具がモリモリに盛られて起伏にとんでいると思ったら、ものすごく平滑だったと。
確かにオイラも確認したが、ものすごくフラット。
寺田が言うにはそれは絵の具をキャンバスに塗る前に彩度と明度のコントロールを完璧にしていて、ほぼ一発で狙った色を置いているということらしい。
オイラも高校の美術の授業、油絵の時間などキャンパス上で絵の具を何回もぬっては色を調整してたっけ。
調整できないけど(笑)。
周りの同級生もだいたい同じように厚塗りになってたっけ。
生賴範義の原画を今回初めて見たわけだが、近づいて見た時は結構筆のタッチが荒々しくおかれてるんだよね。
だけど、絵から離れていくにしたがってそのタッチが精密なディティールとして立ち上がってくるわけ。
今回原画を間近で見れて得るものが色々あった。
リキテックスに埋没せずに残ってる鉛筆のラフ。
ああ、ラフの画と微妙に位置を変えているのだな、とか。
とにかく、怠け者のオイラにしてみれば、オイラごときが傲慢に怠けるべきではないと嫌というほど思い知った。
思い知っても定期的に思い知らないとまた怠けるけど(笑)。
この展覧会では生賴範義デザインの
c0022635_16374765.jpg
『幻魔大戦』のベガを、寺田克也が造形用にデザインして、造形師の竹谷隆之が制作。
c0022635_16551751.jpg
これは撮影可でした。
c0022635_13105591.jpg
いやはやすげえ。
眼福である。
c0022635_17064356.jpg
行けるんならもう一度行きたいものである。
ところで展覧会図録を買った。
2700円。
糸かがり製本だからページが大股びらきで奥まで見えます(笑)。
カバーの裏から、カバーを取った本体の表1表4まで絵がついている。


『コミュニケーション不全症候群』
c0022635_17124740.jpg
AmazonでKindle版購入。
たしか今から25年ぐらい前に単行本で読んだ。
栗本薫の短編小説ぐらいしか読んでなかったかな。
面白かった。
中島梓名義だと山藤章二と組んだエッセイぐらいかな。
面白かった。
で、中島梓名義での社会評論として本書を読んで、むちゃくちゃ衝撃を受けた。
素直に中島梓ってすげえなあ、と。
今の人は知らんだろうが赤ん坊を職場に連れていく是非を巡って林真理子とアグネス・チャンが論争したわけよ。
当時はアグネス・チャンがエラそうに子供を職場であるTV局なりに連れていくことの主張があまりにも高圧的というか、自分の立場を普遍的に考えすぎているというかね。
イケすかねーなー、なんて思ってたわけ。
だからと言ってアグネスの行為に反対していた林真理子にも組したくないわけ(笑)。
林真理子嫌いだから(笑)。
正直に言えば双方の意見のどちらかに強烈な対論があったり、まったく組しない、などという気持ちもない、どっちつかずの状態だったわけよ、オイラは。
この論争って当時結構話題になって、これに関する本なんかも出てた。
読むには読んだんだが、それもなんとなく納得いくようないかないようなものばかりで。
だいたい、インテリ層は林真理子を支持し、フェミニズムな方々がアグネスを支持、みたいな感じだったかな。
今から考えるとあれって論争なんかじゃなく、悪口に言い合い、というか、如何に相手のウィークポイントを突いて優位に立つか、というもののようにも感じられる。
そんなことをオイラが考える前に、上記の論争が終わったあたりに、本書がでてきて目から鱗がボタボタ落ちた(笑)。
「他の存在様式にたいする想像力の欠如」の氾濫。
「この世界にはいろいろさまざまな立場の人間がいる」
本書は上記のようなコミュニケーション不全を修正するためのものではない。
コミュニケーション不全症候群というかたちで私たちは現代という、適応不能が頂点に達した時代に適応しようとしているのではないか、という鋭い提言の本であったのだ。
つまり、傾いた家をまっすぐに立て直して済むのではなく、傾いて斜めになった状態の家に住人が慣れて生活していくのではないか?ということなのだ。
この他にオタクであるとかダイエットや少年愛などを俎上に上げて、これらをコミュニケーション不全症候群の症例として論じている。
繰り返すが本書はコミュニケーション不全症候群を是とも否ともしていない。
そりゃ屈託無く誰とでも和かに関係できるに越したことはないだろうけど。
どちらかというと、自分の変なところに対して自覚的で、それでもその原因が分からないという人なら、気分が軽くなるでしょう。
今読んでも良書であると思う。


『奥様は、取り扱い注意』
ネタバレあります。
c0022635_18374836.jpg
vaioに録画したのを年末年始で鑑賞。
金城一紀の原案脚本という興味で録画していた。
綾瀬はるかが元某国のエージェント(作中で"CIA"という言葉に反応していたので、多分アメリカのアレだろうw)という役回り。
カットは割ってはいるものの、綾瀬はるか、なかなかアクションしてるじゃん。
多分ワイヤーアクション多用でもなかなかできるもんじゃない。
そう言う意味では綾瀬はるかがCIAのエージェントということの説得力はあったと思う。
同じ金城の『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』に比べると、本作は若干コメディよりにしているので、徹頭徹尾シリアスという感じではない。
上手い感じで世界観を作ったなと思う。
それと綾瀬はるかを含めた3人の女性キャストが良かった。
広末涼子と本田翼。
広末主役にしたら結構ディスがあったかもしれんが(笑)、二番手で結構重めの役回りで女優と配役のバランスをとっていると思われる。
広末涼子って、まあ私生活は無茶苦茶なようだが(笑)、華のある女優だねえ。
主役の綾瀬はるかを食ってるとは言わないけど、画面に出た時の雰囲気の支配力がパないと思った。
この二番手の役回りというのが今の広末にとっては嫌味なく受け入れられる感じだし、ポジション的にも美味しいと思う。
よく知らなかった本田翼も良かった。
本作ではコメディメーカー的な役回りだけど、普通に主役も張れる人なんじゃないのかな?
なので女優の脇の二人が非常に贅沢な配役であると思う。
で、観てて面白かったんだけど、観てる側は綾瀬はるかが特Aのエージェントというのはわかるし、事件に彼女が関与していかないと物語が進まないということもわかる。
が、このドラマの世界観で綾瀬はるかは単なる主婦と周りに認識させてるわけじゃん。
それを考えると、事件の起こってる場所にいすぎ(笑)。
単なる主婦ならいちゃいけない状況にいるんだけど、それに対する説得力が希薄なんだ。
説得力がもたせられるようなものではないとは思うけどね。
主婦だから。
それと
c0022635_19040230.jpg
最終回の夫婦の対峙。
住宅地の玄関先。
c0022635_19044452.jpg
サイレンサーを付けてない拳銃。
そして暗転後に発砲。
公安のくせに結構迂闊だと思うんだが(笑)。
この辺ぬかりがあるんじゃないか、金城一紀。
まあ、それはそれとしても、次作も楽しみにしている。


『百日紅~MissHOKUSAI~』
c0022635_19095755.jpg
wowowでの録画視聴。
実は昨年早々に録画していて一度観て感想書き忘れていた(笑)。
で、今年早々に二度観た。
面白かった。
画を描く人間の話なので興味があるんだと思う。
それは本作を作った、原恵一もそうなんだろう。
画を描く以外何もできない人間をものすごく肯定的に描いている。
それと
c0022635_19491872.jpg
ライティングの感じが非常にリアル。
c0022635_19524473.jpg
昼間でも屋内の薄暗い感じ。
太陽光のみの明るさ。
反対に
c0022635_19541165.jpg
昼間の屋外のコントラストのついた鮮やかさ。
本作は"眼に見えないもの"についての映画でもあると思う。
眼に見えない、見たことがない、ものをあたかも見てきたかのように描いてみせる。
本作の葛飾北斎や娘のお栄はそうやって画を描いている。
龍や幽霊は描けても生娘のお栄は春画の男を描くことができない(笑)。
描くことができない、というよりも、描いてもリアルに見えない。
お栄には更にどこがリアルでないかが分からない。
画を描く上での煩悶伝わってくる(笑)。
北斎の末娘でお栄の妹は病弱で眼が見えない。
お栄は自分が見ている情景を言葉で妹に聞かせ、情景を思い描かせる。
想像を喚起することができたなら、世界は闇ではないという希望なのだろう。
非常に良い作品だった。
ウィキペディア見たら葛飾北斎って生涯にかなり頻繁に改号したらしい。
「宗理」「百琳」「戴斗」「為一」「卍」。
なんだ、今更だったが、『無限の住人』の名前って北斎だったのね(笑)。


今週末は心療内科。

# by 16mm | 2018-01-08 20:22 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

謹賀新年

c0022635_18391864.jpg
皆さん今年も宜しくお願いいたします。
良い年でありますように。

# by 16mm | 2018-01-01 18:40 | 閑話 | Trackback | Comments(2)

シネマランキング2017

大晦日である。


先週金曜日、ヘアカット&ヘアカラー。
c0022635_19101466.jpg
髪の毛をブリーチして分けたらドナルド・トランプに似てると美容室中で大爆笑の巻(笑)。
オイラも調子に乗って顔を作ったんだが、似てるんだか似てないんだか(笑)。
年の終わりに笑いが取れてまんぞくであった。


で、今年もオイラの映画のベスト10を公開する。
因みに今年観た最後の映画は『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』とあいなった。
今年観た映画はDVDやBlu-rayを含めて初見のものは54本。
その中にはTVドラマも入っているという独自ルール(笑)。
再見したものは入っていない。
昨年が35本だったのでかなり増量した模様。
実際面白い映画が多かった気もする。
今年の心残りは『ドリーム』が観れなかったことかな。
来年観れば来年のベストにはるかもしれんな。
で、このベスト10だが、一応今年初見で観たものということで、劇場公開年が今年でないものもランキングに入っていることをお断りしておきます。
したがって資料的価値はまったくない(笑)。

では以下。

●ベスト10
1. 『葛城事件』
2.『龍の歯医者』
3.『メッセージ』
4.『LOGAN/ローガン』
5.『ブレードランナー 2049』
6.『ザ・コンサルタント』
7.『パッセンジャー』
8.『沈黙-サイレンス-』
9.『新感染 ファイナル・エクスプレス』
10.『スポットライト 世紀のスクープ』


●ワースト
『散歩する侵略者』
『ひるね姫〜知らないワタシの物語〜』
『無限の住人』


●選外
『3月のライオン』
『スノーデン』
『本能寺ホテル』
『マッドマックス フューリー・ロード ブラック&クロームエディション』
『愛を読むひと』
『日本アニメ(ーター)見本市資料集Vol.2 「旅のロボからの歩き方?」』
『ラ・ラ・ランド』
『マグニフィセント・セブン』
『サバイバルファミリー』
『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』
『モアナと伝説の海』
『ゴースト・イン・ザ・シェル』
『ムーンライト』
『キングコング:髑髏島の巨神』
『スプリット』
『美女と野獣』
『ハクソー・リッジ』
『光』
『パトリオット・デイ』
『カーズ/クロスロード』
『銀魂』
『メアリと魔女の花』
『ライフ』
『ワンダーウーマン』
『藁の楯』
『ベイビー・ドライバー』
『関ヶ原』
『22年目の告白―私が殺人犯です―』
『エイリアン:コヴェナント』
『ダンケルク』
『スキップ・トレース』
『アトミック・ブロンド』
『アウトレイジ 最終章』
『亜人』
『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』
『ゲット・アウト』
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』
『DESTINY 鎌倉ものがたり』
『鋼の錬金術師』
『おそ松さん』
『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』



●選評
ベストテンなら結構余裕かなと思ったが、やっぱり10個じゃ足りなかった(笑)。
『3月のライオン』『エイリアン:コヴェナント』『ダンケルク』『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』『22年目の告白―私が殺人犯です―』は落とさざるを得なかった。
ワーストは二度と観ねーし、できるならカネ返せと切に願う3本。
ワーストもこの他に『鋼の錬金術師』『DESTINY 鎌倉ものがたり』があるんだが、『DESTINY 鎌倉ものがたり』などは高畑充希がよかったりするので(笑)。


1. 『葛城事件』
一昨年の作品で劇場で観なかった事を非常に後悔している。
死刑制度に対する獄中結婚というものの欺瞞がラストで強烈な印象を植えつけた。
死刑制度反対の人や獄中結婚する人側の言い分もあるだろうけど、オイラはクライマックスの田中麗奈とのやりとりでの三浦友和の言葉に溜飲が下がった。
見事な傑作だと思う。

2.『龍の歯医者』
死を意識することをテーマにおいたような作品。
デザイン、世界観、エンタテインメント、全てにおいて完璧にみえた。
主演女優も非常に魅力的であったのに、おそらく続編は作られないだろうな。

3.『メッセージ』
一種の進化に対する啓示を科学として解明する試み。
もし未来を見通せた場合、悲しい出来事が待ち受けているとわかっていてもその運命を享受できるのか?
その点において、本作は女性を力強い存在として描いている。

4.『LOGAN/ローガン』
トランプ政権下のポピュリズムと荒唐無稽なミュータントが住む世界観。
とてつもない終末感を意識させつつ、ラストで希望を描いている。
この希望の描き方が欺瞞であっても、それにすがりたい気持ちにさせる。
傑作であると思う。

5.『ブレードランナー 2049』
監督が『メッセージ』のドゥニ・ヴィルヌーヴ。
この監督の作品、他に『ボーダーライン』も観てるけどハズレなし。
今後ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督作は無条件に観る事だろう。

6.『ザ・コンサルタント』
本作も劇場で観逃した。
これは主演俳優のベン・アフレックを信頼していなかったからだ(笑)。
提示された要素を最後まで使い切った上で綺麗に風呂敷を畳んでいる。
自閉症をポジティブに捉える一役を担っていると思う。
楽観的かもしれんが、それでもこのような切り口でなおかつエンターテインメントとして成立させているのがすばらしい。

7.『パッセンジャー』
非常に残酷な物語だとも思うが、客観的に見れば二人だけのロマンティックな世界という事になろう。
本当にその二人が愛し合っていたなら、だが。

8.『沈黙-サイレンス-』
内容もさることながら御年75歳になるマーティン・スコセッシが外国の、日本の時代劇を完璧に作った事が衝撃的なことである。
如何にスコセッシがこの遠藤周作の原作に思い入れていたか。
石の世界と泥濘の世界。
湿度を一つのキーにして原作の持つテーマを浮き彫りにする。
本作はスコセッシが日本人に出した宿題としてオイラは何度も観ると思う。

9.『新感染 ファイナル・エクスプレス』
ゾンビもののジャンル映画だとバカにしてたら、最後に感動するとは(笑)。
登場人物たちの性格造形や列車のなかでの攻防など、ものすごく緻密に作られた傑作。

10.『スポットライト 世紀のスクープ』
レビューを読んでの鑑賞だったが、とにかく緊張感のある作品。
これはキリスト教文化圏の話だからという限定したもではない。
子供に対してどんなに優しく穏やかに接しようが大人の存在は高圧的なものを含んでいる。
子供の言ったことと立派な人格者の大人の言ったことのどちらを大人は信じるのか?
それを意識的か無意識的かに利用して悪辣なレイプを子供にしかける人格者な大人。
世界中のどんな社会にでもある恐ろしい話だと思う。


今年もあと僅か。
年末恒例の『紅白』も『ガキ使』もなんとなく観る気がせず。
今、NHKのBSで昼間から黒澤明の5作品をやっていて、それを録画しているところである。
年末年始はそれを観ようかな。

ではみなさん、良いお年を。
来年もよろしくお願いします。

# by 16mm | 2017-12-31 19:52 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』『町山智浩の映画ムダ話69 "スター・ウォーズ 最後のジェダイ"』

先週はインフルエンザB型にかかっちゃってまるまる一週間自宅軟禁(笑)。
以前と同様にタミフルを服用したんだが、前ほど劇的に効かなんだ。
熱は38.5度ぐらい。脚の脹脛が痛かったのと喉の痛みには難儀した。
で、鼻づまりからまたぞろ窒息感のパニック・ディスオーダーが鎌首をもたげてきた。
最近はあまり気にならなくなっていたのだが、風邪やインフルで鼻にくるとやっぱりパニック・ディスオーダーが出てくるなあ。
いくら軽めの症状とはいえパニック・ディスオーダーの完治は難しいもんだね。


というわけで、鼻づまりで寝てられない時はパソコンの前でボーっとしていた。
その間に年賀状の宛名を全て終わらせる。
ここ数年、この時期に年賀状がすべて完了するなんてことなかったからなあ(笑)。
まあ出す数が圧倒的に少ないということもあるのだが(笑)。


vaioをwin7からwin10に。
無料でのアップグレードがまだ存在していて、それが今年いっぱいだと最近知った次第(笑)。
有料のソフトは問題なくwin10に移行できた。
もともとTV視聴でしか使ってないからなあ。


本日Amazonで間違って購入したPCのメモリーの返品手続きをコンビニにしにいった。


昨日土曜日、銭湯。
ほぼ一週間ぶりの入浴、岩盤浴、ストレッチ、ジェットバス。
椅子でウトウトしながら4時間ぐらい居座る(笑)。
備え付けの体重計にのってみた。
多少やつれているかと思いきや、体重が一ミリも減ってねえ(笑)。


『赤狩り THE RED RAT IN HOLLYWOOD(1)』
c0022635_18420419.jpg
AmazonでKindle版購入。
このような漫画が連載されているのを最近知った。
最近で言えば『昭和天皇物語(1)』と同じ箱に入るようなものだと思う。
小学館のビッグ誌系、攻めてるなあ。
オイラはこの"赤狩り"については詳しくないものの関心はあるのだ。
ものすごく単純な話なのだが、当局の密告屋だった
c0022635_19064973.jpeg
ロナルド・レーガンや
c0022635_19072245.jpg
ウォルト・ディズニーに対して、同じような密告屋になっちゃった
c0022635_19100571.jpg
エリア・カザンに対するアメリカ人達の扱いが酷いと思うんだが。
密告屋のヘボ役者だっが人間が大統領。
密告屋なのに全世界から愛されるキャラクターとテーマパークを作ったレイシスト。
すくなくとも上記二人が許されているように見えるのに、エリア・カザンに対しては執拗なまでに"密告屋""裏切り者"のレッテルを焼き付け、晩年のアカデミー賞名誉賞の授与時の異様なムードをアメリカ映画界は作っていた。
カザンがダメなのになぜディズニーは許されるのか?
ピクサーや『スター・ウォーズ』の冠に"ディズニー"がついていることに怒りを感じる映画人はいないのは何故なのか?
このあたりのアメリカ人のメンタリティーが正直わからない。
本作にはまだエリア・カザンは出てきてない。
あの時代がどういうものであったのか。
興味はつきない。


『青沼さんちの犬は腹黒だ うちの犬にはもうだまされない 』
c0022635_19314174.jpg
AmazonでKindle版購入。
作者の"犬"シリーズの最新作。
作者の家族と犬との生活模様が面白くて読み続けている。


『毎日かあさん14 卒母編』
c0022635_19380834.jpg
AmazonでKindle版購入。
本巻で最終巻。
家族をネタにして本当に面白い漫画を描いてきたのは紛れもなくサイバラの才能。
筆舌に尽くしがたいような事態さえも笑いで乗り越えてきた。
その点については頭がさがる思いである。


動画検査のための備忘録@舘野仁美
元スタジオ・ジブリの舘野仁美のTwitterが面白い。
c0022635_19595085.jpg
業界全体の問題だと思うのだが、所謂"動画"というパートが"原画"になるまでの腰掛という意識をまず払拭するべきだと思うんだが。
極論を言えば原画の単価を下げてでも動画の単価を上げる。
金だけもってく監督やプロデューサーのギャラを下げたっていい。
なぜなら、我々観客が観る画というのは"動画"のパートが描いた線なんだから。
"動画"がクオリティーの最終品質を握っているといっても過言ではないと思ってる。


‏The Elegant Moves Of Adam Driver

江頭2:50か(笑)。


『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』
『町山智浩の映画ムダ話69 "スター・ウォーズ 最後のジェダイ"』
c0022635_19482192.jpg
ネタバレあります。
先々週金曜日、109シネマズ菖蒲。
2DIMAX版。
おそらくこの映画観てインフルエンザを貰ったんだと思う(笑)。
まあそれはともかく、本作についてだが上映初日に勇んで駆けつけての鑑賞であったのだが、正直、
なんじゃコリャ?
ってな感じだったよ(笑)。
この"なんじゃコリャ?"ってのは、観るのは一度きりでいいな、Blu-rayも買わなくていいかも、ってなもんだ。
オイラが何故こう思ったかというと、前作の『フォースの覚醒』から丸投げされていた疑問に一切応えてくれてないと感じたからだ。
まずルークのライトセーバー。
c0022635_21074680.jpg
『フォースの覚醒』で出てきた『帝国の逆襲』でルークの右手もろとも紛失したはずの青いライトセーバーがなぜマズ・カナタのところにあったのか?
本作でマズはなんかよくわからん労使間交渉とかで撃ち合いをやっててまったく説明責任を果たさない(笑)。
オイラとしてはこのライトセーバーにこそ物語の鍵があると思い込んでいたんだが。
それについてまったく説明しないどころか、映画の冒頭、レイに差し出されたライトセーバーを事も投げに放り投げ、捨てるルーク。
更にそのライトセイバー、物語中盤でぶっ壊れる(笑)。
本シリーズのどこに思い入れるかは人それぞれだろうけど、オイラにとっては『スター・ウォーズ』といえば
c0022635_21163700.jpg
ライトセーバーなんだよ。
それを何故本作は敬意をもって扱わないのか。
ルーク役のマーク・ハミルが本作の監督のライアン・ジョンソンに
「君が書いたルークの話は1から10まで俺は納得できないけど、ベストは尽くすよ」
と言ったらしい。
せーから、前作のレイのイメージで出てきた
c0022635_21190618.png
カイロ・レンのレン騎士団。
こいつら出てきてない上に説明なし。
オイラは前作で唐突に出てきた設定について本作は応えてくれるもんだと思ってたわけなんだが、それは間違いか?
挙げ句の果てに前作でミステリアスに出現した
c0022635_21294610.png
スノークは、正体がなんだか明かされる事なく胴体真っ二つですわ(笑)。
次作での悪役どうすんの(笑)。
本シリーズの最強のラスボスだと思っていたのに(笑)。
残ってるのは
c0022635_21343818.jpg
厨二ヤローと
c0022635_21343285.jpg
役立たずの軍人だよ(笑)。
どーすんだい。
正直さ公開される前のネットのヨタ話を読んでた方が5億倍面白かったよ。
レイの親の話がまことしやかに関係者の話として出てたり、スノークの正体が語られたり、ルークとレイの元にカイロ・レンの刺客が来たりとか、ルークとレイが闇落ちするとか。
本作で出てきた
c0022635_21391686.jpg
ローラ・ダーン扮するホルド中将がレイアと対立して
「このベイダーの娘が」
と吐き捨てるシーンがあるとかとも言われていた。
が、これら全部ガセでした(笑)。
オイラのような感想を持った者も一定数いたらしく
c0022635_21430862.jpg
こんな有様になっていた。
宇多丸の本作評も割と酷評で、ラジオを聴いてたらオイラ以上にツッコんだ部分を解説していた。
オイラが宇多丸と唯一意見が違ったところは
c0022635_21495121.jpg
ローズが可愛いじゃねーかと思ってるところである(笑)。
で、本作は駄作認定だなと思っていたところに町山智浩のTwitter。
c0022635_21503173.jpg
"ジェダイというエリートの寡頭政治は失敗した。これは普通の人々の物語だ。"
......
情けないことに、町山のこの言葉でオイラが駄作認定していた気持ちが持って行かれた(笑)。
たしかに町山の言う"普通の人々"をテーマにした萌芽は本作からではなく、スピンオフの『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』からあった。
ただオイラは件の『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』もあまり面白いと感じていない。
町山が提示した見方で考えれば、本作は非常に野心的な試みで作られた作品であったのだなと納得がいった。
本作の製作者たちは、オイラがこだわっていたライトセイバーやキャラクターの出自などは、こだわるほとのことではない些細な問題としてかたづけているように感じられる。
町山の評を聴くとそう感じられる。
たしかに町山の評は説得力があるんだが、それでもオイラの心情的な部分で釈然とできていない。
本作の最後までオーガナ将軍が生きてるけど、次作はどうすんだ?
やろうとし、達成したであろう志には町山の評で納得できた。
しかし、物語の作り方が雑であることは否めないと思う。
非常に悩ましい作品になってしまった。

# by 16mm | 2017-12-24 22:03 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

風邪をひいてしまった。

薬飲んで寝ます。
# by 16mm | 2017-12-17 19:25 | 閑話 | Trackback | Comments(2)

『DESTINY 鎌倉ものがたり』

本日日曜日、銭湯に赤外線サウナ、ストレッチ。
いつも首回りのストレッチばかりだったので、肩周りもやってみたら思いの外できないことが発覚(笑)。
肩を回すのがこんなにキツくて続かないとは(笑)。
今後継続する。


メモリーのしくじり(笑)
恥ずかしながらオイラ、中学生から大学生までの10年間を学業で英語を習ってきたにも関わらず、そして中学生の一時期東大卒の通産官僚で人間的にヤなヤローな男のところにヨメにいった英語教師の嫌味なおばはんに家庭教師をしてもらったにも関わらず、簡単な英語すら読解できないということが判明いたしました(笑)。
ことの起こりはオイラのメインマシンであるiMac (21.5-inch, Late 2009)が調子悪い、と。
Photoshopで少々重いフィルターをかけるとアプリごと落ちてそれ以降進まない、と。
それは現状の8Gのメモリー構成では新しいバージョンのOSや新しいバージョンのアプリに対応できないから、と判断して8Gのメモリーを二枚新たに突っ込んで16Gにしてしまえば問題解決だ(笑)。
と、オイラのゴーストが囁きました(笑)。
で、Amazonで8G×2枚を14,980円で購入しました。
レビューでもかなり高評価なメモリーである。
意気揚々とiMacのメモリーが格納されている蓋を外します。
中に埃だらけの2Gのメモリーが4つ。
全部外して「オマエら2Gなんぞ金輪際用無しやあ、ボケェ」と2Gのメモリーをぞんざいに放り投げます。
んで、スーパーエリートな8Bメモリー様を二つスロットに押し込んで起動スイッチオン。
ブー・ブー・ブー ブー・ブー・ブー・ ........
警告音が3回づつ繰り返されます。
iPadで検索してみたらメモリー関連の異常である、と。
「ああ、そっか。埃を丁寧に払ってなかったっけ。いけないいけない」
と、エアダスターでスロットの埃を払ったのち、メモリーを付け替えて再起動。
ブー・ブー・ブー ブー・ブー・ブー・ ........
......
な、なにぃ?
続いてPRAMクリアやらをやってみるも警告音から先に進まず。
仕方なくぞんざいにホーチしていた2Gのメモリーを入れ直す
普通に起動する。
グウウウウウウ。
不良品をつかまされたか。
発売元にコーギしてやる、街宣してやる、考えつくかぎりの厨二な嫌がらせをしてやる。
と、その前に、14,980円もしたんだから交換か返品に応じさせよう。
発売元にメールをするにあたり、送られてきたメモリーのスペックと自分のマシンの概要を再度てらしてみました。
Appleのメモリーのアップグレードの手順のサイトを再確認。
「おや?」
なんとなく読み飛ばしていた能書きをきちんと翻訳サイトで翻訳してみました。
"For iMac (Late 2009), you can use 2GB or 4GB RAM SO-DIMMs of 1066MHz DDR3 SDRAM in each slot. "
「iMac(Late 2009)では、各スロットに1066MHz DDR3 SDRAMの2GBまたは4GBのRAM SO-DIMMを使用できます。」
つまり、なんだ、スロットには2Gか4Gのメモリしか差しちゃダメって書いてあるがな(笑)。
これってオイラの確認ミスじゃん(笑)。
自己責任の最たるもんじゃん(笑)。
オイラのゴーストも英語読めねえ(笑)。
ああ、なんということでしょう(笑)。
しかも、スロットの埃を払ったら元の2G×4のメモリーでもPhotoshopが落ちなくなってやんの(笑)。
これの落とし所は、簡単な英語も読めずに14,980円を無駄にした、ではなく、パソコンに埃は大敵よね、という前者に目を瞑って記憶と経験から抹殺する努力をすることにいたしました(笑)。


『天国ニョーボ 1』
c0022635_18101540.jpg
AmazonでKindle版購入。
購入といってもキャンペーン期間中だったので0円(現在はキャンペーン終了)。
作者のヨメの話のネタはモーニング誌掲載時は楽しんで読んでいた。
作者の愛妻家がわかる微笑ましいものだった。
その奥さんが鬼籍に入られたということを割と最近知った。
本作は奥さんが死んだことを前提に、作品で生き返らせている。
これは自分には合わない内容だと思った。
続巻は読まないだろう。


『ザ・ファブル(12)』
c0022635_18174177.jpg
AmazonでKindle版購入。
宇津帆(うつぼ)編が全部入ると思ったら、掲載誌を読んでいない人には非常にストレスのある終わり方をしている(笑)。
とにかくなにより本巻のファブルが無茶苦茶カッコいい。
c0022635_18475745.jpg
宇津帆(うつぼ)の仕掛けた罠を軽々と躱し、冷静にヨウコに指示をだす。
「〜時の方向」っていうよくあるセリフだがものすごくカッコよく感じられる。
c0022635_18511532.jpg
このさあ、ファブルが初めてヒナを抱きとめるのが本当に絶体絶命のタイミング。
コレはホレるよな(笑)。
c0022635_18533468.jpg
それまでのリハビリじゃヒナがコケるままにしていたのに(笑)、この言い草(笑)。
カッチョいい。
"王子"ぢゃねーかよ(笑)。
c0022635_18573555.jpg
c0022635_18582342.jpg
ファブル、すげえ優しいヤツじゃねーか(笑)。
凶相のくせに(笑)。
本当にすげえ。
男が惚れる男だわ。


『新婚よそじのメシ事情』
c0022635_19073355.jpg
AmazonでKindle版購入。
まったく知らない作者の作品をジャケ買い。
端正で可愛い絵柄で新婚の漫画家夫婦(ヨメも漫画家)の食に関するテーマ。
この手の本は色々出ていて玉石混合なんだろうけどあまりハズレを引いたことはないかなあ。
c0022635_19145048.jpg
作中では雑メシ扱いされているが、このお茶漬けパスタ、美味そうに感じるんだが(笑)。


『おっぱいがほしい!―男の子育て日記―』
c0022635_19164142.jpg
AmazonでKindle版購入。
待ってた甲斐があったってもんだ。
週刊新潮誌連載時から読んでいて紙の本では半年ぐらい前にでていて、電書版がでないかなとやきもきしていて、やっとKindle版が出てくれた。
樋口毅宏って、読んでないけど『タモリ論』を書いた人。
さらにこのコラムの挿絵を
c0022635_19240328.jpg
敬愛する町山智浩画伯がされている(笑)。
画伯ぅぅぅぅぅぅぅ(笑)。
本書のタイトルである『おっぱいがほしい!』ってのは必ずしもセクシャルな意味ではない。
東大卒の美人弁護士
c0022635_19295539.jpg
三輪記子(みわふさこ)の旦那である樋口毅宏が主夫をして子育て家事と嫁へのセックスでの奉仕がセキララに笑えるほど愉快に書かれている。
父親である樋口が毎日子供の世話を愛情込めてやっていても、家事や育児にあまり積極的でない母親のおっぱいに息子がとられてしまう理不尽。
ああ、父親の自分にもおっぱいがあったなら完璧なのに(笑)。
その「おっぱいがほしい!」という切実な叫びなのである(笑)。
本書、はっきり言って世の男はみんな読んだ方がいいと思う。
いや、主夫になったり育児や家事を全面的に男といえども協力しろというわけではない。
子育てや家事、世間との接点が持てないつらさ、主婦というものが世間的な評価が低いということを、女性からでなく男からの目線で綴った体験記なのだ。
子育てや家事に対する無理解というのは主婦なら旦那、主夫なら嫁に発生することがらなのだ。
主夫だからといって嫁である女性が家事育児に理解が及ぶとはかぎらないのだ。
男でも女でもやってみなければ家事や育児の辛さは絶対にわからない、ということを本書は笑いとともに認識させる。
コレ、マジに良書だよ。
主婦や主夫がどんな気持ちでやっているかというのをパートナーは認識するだけでいいと思う。
それだけで無神経な言動や態度が減ると思うから。
それと、まあこれは本書を額面通り間に受けるつもりではないが、ヤリマンな女性もいいなと思ったよ(笑)。


『ママだって、人間』
c0022635_19475876.jpg
AmazonでKindle版購入。
『おっぱいがほしい!―男の子育て日記―』のなかでオススメされていた本。
絵柄が微妙にオイラの好みではないのだが、女性のメンタルを真面目に考える良書と言える。
本書に出てくるメンタル面の話って仲の良いと言われる夫婦でも語られることはないと思う。
あまりにも身も蓋もなく赤裸々だから。
ある種の客観的な事実としてこの本に描かれている情報を少なくとも男は取り入れていた方がいいと思うのだ。
樋口の本も本書もそうなんだけど、夫婦間でも神経を使って付き合うべきだということで、そのどの辺に気を使うべきかという部分での方向性をしめしてくれていると思うのだ。
少なくとも男はね、読んだ方がいいと思うけど、本当に読んだ方がいいような無神経な男はだいたいこういう本を読まないんだよなあ。


『DESTINY 鎌倉ものがたり』
c0022635_19593885.jpg
ネタバレありです。
先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
予告編でなんとなく知っていたもののあまり食指が動かず。
それでもあまり観たい映画もないので、という感じの本作のチョイス。
監督が山崎貴だし、まあ一定の面白さはそこそこ担保されるのはmaybeだろう。
それでも溜まったポイントを使っての鑑賞で実害を減らすリスクコントロールをした(笑)。
オイラ、TV観ないもんだから分からなかったが、
c0022635_20083253.jpg
高畑充希って可愛いじゃん(笑)。
瞳が大きくて、おそらくコメディエンヌの才能もありそうじゃん。
とにかくオイラにとって本作は高畑充希を眺めるためだけの時間だったわけよ(笑)。
本作は西岸良平の『鎌倉ものがたり』という作品を下敷きにしているようだがオイラはそれを読んでいない。
監督の山崎貴とは『三丁目の夕日』シリーズでの繋がりで、山崎はよっぽど西岸良平がすきなんだろうな。
映画は鎌倉という土地を現世とあの世が混在する場所としている。
この辺りは原作を踏襲しているようだ。
で、本作で描写されるあの世というのが
c0022635_20595652.jpg
c0022635_20595979.jpg
こんなヴィジュアルなんですわ(笑)。
『千と千尋の神隠し』とか『アバター』とか『銀河鉄道999』とかを色々足しまくってるような(笑)。
小賢しいことにこのヴィジュアルって一定のものではなく、そこに住む人たちの眼にはまったく違うヴィジュアルが展開されている、なんて言ってるのよ。
つまり、これ以外の情景もこの世界は内包してるので観てる観客のお前らの想像力に任せるよ、なんて言われてる感じ(笑)。
パクリっつーかさ、オイラから見ると設定を軽くしてるようにしか見えんのよ。
あの世をデザインするってのはさ、究極とも言える想像力の世界だと思う。
そういう意味では『千と千尋の神隠し』での海の上を走る電車ってはの相当にすごかったんだよね。
宮崎駿の脳みその一端を覗くことができた至福だった。
このあの世を明確にデザインできないなら本作を作る意味なかったんじゃないのかね。
一応上のヴィジュアルはあの世の風景なんだけど、本作で現世と言われる鎌倉も相当変なんだよね。
昔風の車が走ってるんだけど"100均"だとかの名称が出てくる。
この現世の鎌倉も実は"あの世"の一端なのかなという想像をすると、ものすごい構造をもった物語だよなと思うんだけど、そこの部分は掘り下げないからオイラの思い過ごしなのだろう。
更にいうと
c0022635_21124598.jpg
この主人公の二人の夫婦。
前世からずっと必ず巡り合って結ばれる運命(DESTINY )の二人なんだと。
この高畑充希に横恋慕した魔物がわざわざ二人の生まれを操作して年齢差をだしたのにも関わらず、それでも結びついた二人。
でね、運命の二人のラブロマンスでありながら、この二人からエロスどころかセックスの雰囲気が全くでない。
いや、原作通りなのかもしれないけど、オイラはこんな仲の良い友達というか、仲の良い兄妹のような関係の結びつきで運命(DESTINY )などと言われても納得できない。
セックスシーンを作れというわけではない。
官能的なエロスの雰囲気はセックスシーン抜きだってできるんだよ。
夫婦となることの結びつきである以上、それはラブロマンスの雰囲気は出すべきで、それが描かれていないのは片手落ちでしかないと思う。
高畑充希をキャスティングして濡れ場というのは不可能なのかもしれんが、オイラはどうにも納得できる映画ではなかったと思う。
山崎貴は意識的に多ジャンルの映画を作り続けているんだと思う。
その意気やよし。
本作もおそらく山崎貴の名前の信用だろう、結構客は入っていた。
数回に一度こういう映画も撮りたいだろうが、次回は『リターナー』のようなSF映画を撮ってもらいたい。


今週末は『スターウォーズ』だけど、予約いっぱいで観れるかなあ(笑)。


今週末は歯のメンテナンス。

# by 16mm | 2017-12-10 21:25 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

『鋼の錬金術師』

先週土曜日、歯の治療。
左上の取れた人工歯(笑)を先生にスーパーボンドで付けてもらう。
で、いつものように美形で剽軽なドS歯科衛生士女史に歯石をとってもらう。
今だに血糖値を気にして甘いものを我慢しているという女史。
そのストイックさに敬意を表し
「昨日チョコレート食べてたら取れた歯が少し欠けちゃってさあ」
とオイラがいうと、オイラの欠けちゃった歯よりもチョコレートに反応してギリギリと唇を噛み締めて
「ムカつく」
と、言われた(笑)。
先生が最近レンズ購入。
c0022635_19581302.jpg
コシナ フォクトレンダー NOKTON 40mm F1.2 Aspherical VM
ライカM10に装着した状態で待ち時間にいじらせてもらう。
大口径なのに思いのほかコンパクトな印象。
円形絞りで非常にやわらかなボケ方。
ものすごく好みで購買欲がでたんだが、この手の標準レンズ、オイラ3本ぐらい持っててそれの全部が好みで4番打者なんだな(笑)。
どんなに良いレンズだって50mmは50mmだからおんなじ焦点距離を持って歩くことはそうそうないしねえ。
とはいえ、件の先生だって同じような焦点距離のレンズを何十本も持っているんだが(笑)。
次回が今年最後の治療&メンテナンスであるとのこと。


本日日曜日、銭湯で久々に岩盤浴でストレッチ。
キャンペーン期間とのことで通常料金で60分のところを90分岩盤浴ができるとのことだったが、そんなに滞在できず60分で退散してきた。


同性婚 賛成意見 ニュージーランド【Same-sex marriage agreeable opinion】

Twitterで知ったんだが、こんなスピーチがあったとは。
2013年のニュージーランドでのスピーチだそうな。
オイラは恥ずかしながら先日まで知らなんだよ。
対立派に対してダイレクトな批判をせず、説得力のある言葉と喩え話のユーモア。
教養と人間性のなせる技。
こういうデッカい人間になりてえなあ(笑)。


メインで使っているMacintoshが非常に調子悪い。
Photoshopでちょっとばかりレイヤーを積みすぎたりスマートオブジェクトを使おうものなら問答無用でソフトが落ちちゃう。
もう10年ぐらいは使っているマシンであるので色々限界か。
壊れずに動いているだけでも良しとするべきだが、貧乏性なので壊れないから次が買えない(笑)。
いや、買うとなったら色々出費で頭が痛いんだが、メインでやってるPhotoshop作業がまともにできないのがストレスになっておる。
次はMacintoshも色々使いづらくなってきたし高いし、windowsに鞍替えするかなと考えている。


東京コミコン:留之助ブース、いい感じで初日を迎えました
We have started the first opening day peacefully @ Tokyo Comic Convention

行く機会がないけどこういう映像観てると行ってみたくなるなあ。
留ブラの実物も見てみたいよねえ。


『おんなの窓 6』
c0022635_20460898.jpg
AmazonでKindle版購入。
この面白さって作者とオイラが同世代であるという部分の共感であるな(笑)。
それを客観的になって面白さを抽出できるのが作者の特殊能力だと思う。


『猫のお寺の知恩さん(5)』
c0022635_20520756.jpg
AmazonでKindle版購入。
非常に端正な描線が好きで読んでいる。
内容は...通常"いちに"で終わることを、その1と2の間を際限なく細かく割っていくようなエピソードの連なりになっている。
なので物語がものすごく微妙にしか進まない(笑)。
最近こういう物語進行って増えてる感じがするなあ。


本日カメラ店に年賀状を発注。
オイラにしてはものすごく早い時期の発注。
絵柄がものすごく手抜きだからである(笑)。


『鋼の錬金術師』
c0022635_21071430.jpg
ネタバレなしです。
先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
2DIMAX版。
まず前段としてオイラは荒川弘の原作を読んでいない。
オイラにとって荒川弘は
c0022635_21162072.jpg
『百姓貴族』だけで十分楽しませてもらってると思ってる。
絵柄も内容もすばらしい。
卓越したユーモアと教養が絶妙で大好きだ。
一方で同じ作者の『アルスラーン戦記 』と『鋼の錬金術師 』の1巻づつを読んだんだが、どちらもオイラに合わなかったので読み進めてはいない。
理由は簡単でどちらも作品の世界観をヴィジュアルで表現しようという気が作者に希薄であると認識したからだ。
これはまったくもってオイラの好みなのであるが、世界観の構築をキャラクターや文字で表現するのではなく、描画してもらいたいと思っているからだ。
荒川の『アルスラーン戦記 』と『鋼の錬金術師 』は背景画に関してはスカスカな印象でオイラなどはその世界観に入り込めないのだ。
読んだ人は読み進めれば世界観の深さと内容に感動するとおっしゃるのだが、特に『鋼の錬金術師 』のようなどこの国でもない架空の世界ならなおのことヴィジュアルで楽しみたいと思っているのだ、オイラは。
なので作品が持つ内容に触れることができない以上、楽しむための優先順位が間違っているのかもしれないが、この性格は治らんだろうなあ。
で、この映画の監督である曽利文彦であるが、この監督はなんといっても
c0022635_21332712.jpg
『ピンポン』だ。
これも原作を読んでいないんだが、友人chataさんにどんなに勧められても読めてない(笑)。
しかしね、映画は素晴らしかった。
キャストの演技、ヴィジュアルを構成するCGとのバランスも絶妙。
CGが物語るためのアシストにとどまって出しゃばらないところが映画の良さに貢献している。
が。
この曽利監督はこの後がいけない。
曽利監督の実写映画は全部観ている。
なので『ICHI』も『あしたのジョー』も非常にくだらなかったのを知っている。
愕然としたよ、この監督、『ピンポン』だけなんだ。
本作である『鋼の錬金術師』にも言えるんだが、物語るということについて実に雑としか言いようがない。
というようなことを以前ここに書いたら件のchataさんから『ピンポン』は原作に隙がないからそれ通りにやれば誰でも上手くいく、というようなことを言われたことがあった。
つまりコミック上で映画化しても矛盾や齟齬が生じない作品をそのまま映画にする能力さえあればいいのだ。
が、そういうコミックは稀だ。
映像的と呼ばれるコミックであってもそのまま実写にすれば色々問題はおきるものだ。
今回『鋼の錬金術師』を観てつくづくそうだと認識した。
原作通りかどうかわからんが、コミックでは問題ない描写でも実写映画、それも時間に限りがある媒体で作品化するなら換骨奪胎して物語を再構成する能力が不可欠だ。
例えば冒頭から致命的だったのは、"賢者の石"を持った詐欺師?みたいな奴を捕まえるんだが、それをあっという間に軍隊が取り逃がす。
さらに中盤、とある重要人物を捕縛したにも関わらず、またも逃げられる。
これって原作通りなのかもしれんが、軍隊間抜けすぎだろ。
これ以降箇条書きで。
●キャスト
キャストは非常に良かった。
ただ監督の演出がヘボなのかされてないのか、役者が野放しで演技しちゃってる印象。
演じてる役者は気持ちいいだろうが、セリフを一人語りしてるのが鼻につく。
監督、役者をまともに演出していねーよな。
●CG
CGのヴィジュアルは良いところとそうでないところがあった。
冒頭の地面から槍を構成するところや、なんか煙か粒子で人体を形作っているヴィジュアルは良かった。
ただ、中盤のキメラや後半の賢者の石のクリーチャーのCGとしての出来や演出がよくない。
このキメラやクリーチャーの本作での扱いはオイラとしては容認できないような怒りを感じる。
もとは人間だった、という思い入れが感じられないというか、もっと色々葛藤があっていいだろうと思う。
明らかにアウシュビッツをモチーフにしてるんだからさ。
●衣装
すごく良いんだけど、質感が着慣れた感じとか着古した感じではなく、単に薄汚れた印象にしか見えない。
特に軍人や錬金術師の衣装はデザインがいいのにも関わらず汚れた印象しかない。
必要なのは清潔に見える着慣れた感だと思うんだが。
●アクション
監督は実はアクション演出が下手というかアイデアを出せてない。
冒頭の丸太的なものに追いかけられるのが横移動で単調すぎる。
さらにその丸太がエドの顔面を強打してるにも関わらず唇が切れてるだけってのはどういうことだ?
錬金術でバリアでもしてたか?
丸太が顔面を直撃して「イテッ」ですむような世界観でありながら、非常にゴアな人体実験的な世界観を並列して描くことにオイラは不信感を感じる。
●ロケーション
これは本当に目から鱗だったのだが、同じような世界観を作っていながら、ロケ場所の違いで同じ場所に見えないということがはっきりわかった。
冒頭の石畳のロケーションはイタリアらしい。
中盤以降はおそらく日本なんだけど、映像でイタリアと日本の"湿度"の差というものがはっきりわかった。
日本でのロケが雨だからということではない。
景観の樹木の鬱蒼さであるとか、コントラストの違いであるとか、彩度の違いであるとか。
これは統一しておくべきだと思う。
まだまだあるんだけど、キリがない。
物語を破綻なく作り上げるということが如何に超人的な作業であるのかということが改めてわかった。
つまり如何に宮崎駿の物語を作ることの非凡さを感じいったね。
もうこの監督の作品は観なくていいな(笑)。

# by 16mm | 2017-12-03 22:31 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

『ザ・コンサルタント』『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 3』

本日日曜日、銭湯に寝湯、ストレッチ、赤外線サウナ。


年賀状の画像を作るも面倒臭くて止め(笑)。
来年が酉年だと思って途中まで作って、実は戌年であると気がついてそれまでの作業を腹いせに削除。
もうやる気なし(笑)。
だいたい年賀状なんて2〜3枚しかこないんだからそんなに力入れてもねえ(笑)。


セクハラ問題
c0022635_17423178.jpg
嗚呼ラセター、お前もか。
ハリウッドのプロデューサーであるハーヴェイ・ワインスタインへのセクハラ告発に端を発し、ダスティン・ホフマン、ケヴィン・スペイシー、ブレット・ラトナー等と有名どころの映画制作者達がセクハラで告発されている。
ほいでもって唐突にジョン・ラセターもセクハラで告発され6ヶ月の休職。
ピクサーのメイキングなどを観るとこのラセターって男でも女でもハグするスキンシップが好きな人だなという感じ。
宮崎駿なんかともハグするからね。
c0022635_18022938.jpg
なのであまりセクシャルな雰囲気なくスキンシップができる男だと思っていたが、やはり男だから女性に対してはやましい部分が少なからずあったということやね(笑)。
笑い事ではない。
いや、セクハラをしている人間をオイラは糾弾したいわけではない。
はっきり申し上げて、いや、こういうことをはっきり言っちゃうと「開き直った」とか「居直った」などと思われちゃうけど、オイラもセクハラに関しては叩けば埃がワッサワッサと飛び散るぐらいな人間なの。
他の男のセクハラに対して糾弾できる立場にない。
女性の写真を撮りながらセクハラしまくり。
たまたま撮った女性達が訴えないから表沙汰になってないだけ。
さらに若い時など酒の席で人妻なたわわな胸を揉みしだき、その直後に件の人妻にグーパンチで殴られたりもした。
まあロクでもない。
このある特定の男が女性へのセクハラを止めないのは、被害者の女性は訴えないだろうという根拠のない思い込みがあるからだと思われる。
これは今だに社会が男性中心で動いていて女性の発言権がまだまだ対等になってないということも当然あるが、それよりも男の女性に対する甘えみたいなものが多いのではないか?
女性を母親と同じだと考えるというか、大体の母親はちっちゃな息子にスカート捲られようが胸を鷲掴みされようが、息子の後頭部を思い切りど突いて叱りはしてもだいたい笑って許してくれる。
男が恥知らずにも女性が何をやっても許してくれる、なんてムシのいい思い込みはそこからきてるんではないだろうか?
一人の他人としての女性、ではなく、男にとって女性は母親の延長にあるという思い込み。
それでも無理やりベッドに押し倒したり、フェラチオを強要するなんてのはセクハラ通り越して、暴行やらレイプの類だとは思う。
ただね、誰とは言わんが、明らかにジョン・ラセターなんかと同じことをしておきながら、告発されない男というのも存在する。
お尻を触ったり胸を触ったりキスをされたりしても女性が笑って許してくれる、ような男ってのはいるんだよ、間違いなく。
この差はなんなんだろうかね?
例えば男が女性を褒めるにしても言い方自体や女性の受け取り方でそれはセクハラになるわけ。
ある女性が綺麗になったとして男がその女性に
「最近綺麗だね。オトコでもできた」
なんてことを例えばオイラ会社の女性に言おうものなら間違いなくセクハラするキモい中年認定でただでさえ少ない女性の知り合いがゼロになることだってある。
貶すより褒める方が良いに決まってるが、それでも褒め方を間違えると貶すのと大差ないことになりかねない。
オイラの場合でいえばセックスの対象が女性である以上、女性に対してはセクハラと境界なネタで話さないと盛り上がらないと思ってる。
なので、女性を上手に褒め称えられ、セクハラと思われずにHなネタを会話に入れられるようなキモくない中年を目指したいところである(笑)。


『ヴィンランド・サガ(20)』
c0022635_18483366.jpg
AmazonでKindle版購入。
現代から見れば"異世界"としか思えない11世紀の北ヨーロッパのヴァイキング達が生きる世界感を緻密に描いた画が素晴らしすぎる。
"戦う"という事に対する解答のない是非を苦しみながら背負っている主人公は現代にも通じるものだ。
単行本一冊で読むと読み応えがあるが、月一連載では物語が停滞しているように感じてじれったくなるかもな。
連載が中途で終わらないことを望みたい。


『百姓貴族(5)』
c0022635_18575091.jpg
AmazonでKindle版購入。
待望の新刊。
結構な頻度で既刊を読み返してはケタケタ笑っている(笑)。
単行本5巻で連載10年越えという衝撃の事実(笑)。
ページ数少ない上に隔月刊だからしょうがないか。
ってことは来年は新刊がでないということか(笑)。
本作はカラーページをカラーのまま単行本に入れてる。
結構売れてるからだろうけど嬉しいことである。
本巻も相変わらず面白いのだが
c0022635_19200495.jpg
酪農家と獣医との闇(笑)をなんとなく語っている(笑)。
果たして〇〇新聞とは、赤旗か聖教か(笑)。
ところで気になることが一つ。
カラー口絵についてだが、登場人物が一人足りないと思うのだが、それが不吉な予感しかしない。
予感が外れてますように。


『坊っちゃんの時代 : 1』『坊っちゃんの時代 : 2 秋の舞姫』
c0022635_19240074.jpg
AmazonでKindle版購入。
たまたま期間限定でこの二冊が一冊108円だったので速攻で購入。
いまは540円に戻ってるが。
今から30年ほど前の学生時代に読んだ。
単行本も全巻買った。
昭和という時代と昭和末期の様々な問題意識を抱えていた頃に読んで色々考えさせられたんだよね。
あれから30年経ってもその頃の問題意識は様々に形を変えて今も残っている。
今は亡き谷口ジローの作画である。


『ブラックサッド シークレットファイル』
c0022635_19375741.jpg
書店で書籍購入。
書店で唐突に見つけて衝動買い。
出るなんて知らなかった。
新作だと思ってたら作者のインタビューやラフ画など満載したメイキングな本。
オイラの大好物。
なんか読み応えのありそうな内容でワクワクする。
できればこれでebook-japan版もでてくれないかしらん。
今更AmazonでKindle版も出ちゃってるけど、さすがに電書の重複は避けたい(笑)。
ゲキうまな画をラフ画で堪能できる。
すげえうれしい。


『ザ・コンサルタント』
c0022635_19434934.jpg
ネタバレなし。
wowowでの録画視聴。
今年の初めに上映していてなんとなく気になっていたのだが主演がベン・アフレックだしなあ(笑)という消極的な理由で観に行くか迷っていたらいつのまにか終わっちゃってた。
で、今回wowowでの初見であるが、すげえ面白かった
くそ〜、劇場で観とけば良かった。
みんなベンの所為だ(笑)。
ただ本作、ベンの大根ぶりが逆に役柄にマッチしていた感があるかね(笑)。
脇が
c0022635_19531083.jpg
J・K・シモンズがキャスティングされて適度に的確にメリハリがついている。
本作、所謂"舐めてた相手が殺人マシーンby宇多丸"の系譜の作品。
『アジョシ』とか『イコライザー』がそうで、オイラはこの系譜が大好きなのである。
本作は所謂自閉症の人間を主人公に据え、主人公の彼を非常に肯定的に描いている。
"障害は決して不幸ではない、不便なだけ"
劇中で語られるセリフだが、実際の"不便"を生きている当事者や家族に届く言葉なのかはわからぬが、それでも希望の持てる力強い言葉であると信じたい。
なんといってもこの自閉症の主人公がカッコよく見えたから一定の成果はあったんではないだろうか。
脚本と物語が秀逸。
様々な要素が物の見事にクライマックスで回収される、その様は官能的ですらある。
まさにあちこちに散らばっていた点と点の全てが線で繋がるんだから。
かなりすごいね。
これはBlu-rayを今後購入するつもりである。
本年度ベストの一本。
傑作。


『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 3』
c0022635_20130369.jpeg
AmazonでBlu-ray購入。
コメンタリーで福井晴敏が自身が原作である映画『戦国自衛隊1549』に対して
「ず〜っと観返すことを封じていた云々」
と、のたまったのが微笑ましい(笑)。
うはははは。
原作者もそう思っておったか(笑)。
映画公開から12年経って正直なところが言えたか(笑)。
声優さんの話で洋画の吹き替えに関し"洋画(ようが)"ではなく"外画(がいが)"と呼んでいることを初めて知った。
で、本編なのだが、第7話だけ観て後は保留状態。
前巻から、というかこのシリーズ始まった時からかもしれないが、作画が微妙に雑。
前のシリーズに比べると格段に落ちてる感じがしてどうにも話にのめり込めない。
特に人物の作画に納得できず。
だから古代と雪の恋愛話であってもこんな作画じゃどうにものめり込めない。
まあ明日からちょくちょく観ますけどね。
なんだろう、監督変わってこの体たらくは。


今週末は歯のメンテナンスと治療。
先週左上の被せていた歯が取れちゃったんだよね(笑)。

# by 16mm | 2017-11-26 20:36 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)