映画インデックス

今まで感想を書いた映画の感想をインデックスにしてみました。
# by 16mm | 2018-12-31 23:59 | 映画インデックス | Trackback | Comments(7)

ひさびさに(笑)

先週末、久々に徹夜仕事(笑)。
意外と身体はもつものだ(笑)。
朝早く職場に来すぎる(午前五時台)と中間管理職から咎められるも知ったこっちゃねーぜ(笑)ふぁっきん凸(-_-メ)。

それ以外特記事項なく、今週末は歯の治療とシャーリーズ姐さんの『アトミック・ブロンド』を観にいくつもりである。

今回はこんなとこで。

# by 16mm | 2017-10-15 19:25 | 閑話 | Trackback | Comments(2)

『おそ松さん』『アウトレイジ 最終章』

先週土曜日、歯の治療。
右上の歯の抜歯にともない、そこに新たな歯をくっつけるのにその隣の歯も抜歯。
左上の同じ位置も同じ感じで負荷がかかってへたっているいるとのこと。
オイラもそのあたりの自覚あり。
とりあえず仮歯をいれてもらい治療が続けられる。
抜歯だったの麻酔を山盛り打ってもらい、治療自体はまったくの無痛。
ただときおり聴こえる
ガキッ!
とか
ギリリリリ!
とかの音がなかなかホラーである(笑)。
あ、抜歯とかいたが、根元の土台は生かしているのかな?
さほど血が出なかったから。
いつもの美形で剽軽なドS歯科衛生士女史に「今なら麻酔効いてるから殴られても痛くないよ」と軽口を叩いたら、本当におおきく振りかぶって殴ろうとしやがった(笑)。


昨日日曜日、銭湯に日光浴、寝湯、ストレッチ、赤外線サウナ。


『亜人』既刊1〜11巻
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AmazonでKindle版購入。
1〜3巻はkindle版で無料期間に手に入れた。
面白かったので4巻以降11巻まで購入して読了。
まず画が上手い。
好みの画だ。
大友克洋的、というよりも、『スプリガン』などの皆川亮二的なタッチだと思う。
先日観た実写映画は脚色が失敗しているね。
主演俳優の年齢に合わせて脚本を書き変えざるを得なかった。
原作コミックは高校生ぐらいの未成年。
映画は成人で21〜23ぐらいだろう。
映画版の性格設定が年齢の割に幼すぎる。
これは原作の未成年感を踏襲してるんだろうけど、二十歳過ぎたヤツにしてはイタイ性格で、オイラが感情移入できなかった理由だ。
主人公は非常に利己的で合理主義的すぎるヤツで、こういうの公言しつつ態度に出しているのは高校生の世間知らずのガキならまだしも、二十歳過ぎて自分は他人に頼らない個人主義の合理主義者ですなどと言ってるヤツはとんでもないバカ。
原作コミックでもそうだが、主人公の少年とその母親は、その内実はどうあれ同じように利己的で合理主義を標榜してる。
で、それでいてその母親の夫だったり、主人公の少年が世話になったりする人間は彼らと違って情に厚い人たちだったりして。
結局さ、利己的ですだのなんだの言って、世間の情に甘えてるだけなんだよな、そういう奴らって。
自分の合理主義というか勝手を通すために、それを許容する自分以外の人間が必要だってことをわかってるんだかわかってないんだか。
コミック版はそういうクズな人間が成長していく物語かもしれんが、映画は20歳すぎて合理主義者ですなんて自分がいかに頭がいいかを信じて疑わないバカだったりするので始末が悪い。
とはいえ、原作コミックは主人公のこれからの顛末や脇の魅力的なキャラクターたちの行く末に興味がつきないので続巻を楽しみにしている状態である。


『Spotted Flower 3』
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AmazonでKindle版購入。
Amazonのレビューは結構最悪(笑)。
オイラもだいたい同じ感じ(笑)。
はっきりと明言はしていないわけだが、本作はどう考えたって『げんしけん』のアナザー・ストーリーだろう。
本巻に至っては絶対に『げんしけん』の彼ら彼女らだというのが明確に登場する。
更に主人公?二人の娘の名前がアレで(笑)。
いったいどんなバラレルなのだ(笑)。
内容は『げんしけん 二代目』からのテーマ色が濃く、どうにもオイラには馴染めんかった。
異性愛、同性愛の物語に嫌悪があるとは自分では思っていない。
吉田秋生の作品は普通に面白く読めてるからね。
『げんしけん 二代目』が結局面白く思えなかった理由が自分では掘り起こせなかった。
とはいえ、『げんしけん』は好きなので続巻が出たら買うんだろうけど。


『オールドレンズ・ライフ 2017-2018』
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AmazonでKindle版購入。
資料的なものとして購入。


『先生白書』
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AmazonでKindle版購入。
本書もなかなかAmazonのレビューが手厳しい(笑)。
オイラは冨樫義博になんのシンパシーも感じていない。
が、これを読むと休載を繰り返しながら作品を作るのも仕方ないのかなという同情はする。
作画方法とかに興味があっての購入だったが、あまりその部分に触れたりはしていない。
繰り返し読む本でもないかな。


『おそ松さん』
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録画視聴。
セカンドシーズンが先週の月曜日深夜から始まった。
ビジュアルとともに破壊的な面白さ(笑)。
まずおそ松くんのデザインを現代的にリファインしたデザイナーもエラい。
でも一番エラいのは『おそ松くん』を現代に復活させようという企画を出したヤツがエライ(笑)。
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こんなイメージのものが現代で通用するとは普通思わんよな(笑)。
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オリジナルの原作では個々のキャラクターの個体識別すらできなかったのに、『おそ松さん』ではどれがおそ松でどいつがカラ松かという識別もできるし、明確な性格の違いもだしてきている。
これによって表現しうる幅が広がって、ギャグはもとより、ちょっとセンチメンタルな物語まで対応できるようなものになった。
とにかくすばらしい。
オイラとしては前のシリーズであった
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"じょし松さん"の復活をのぞむ(笑)。


『アウトレイジ 最終章』
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ネタバレを含みますのでご了承ください。
先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
公開初日の夜に行ったら、そこそこ大きな劇場内が8割ぐらい埋まってる。
洋画の話題作の初日でも8割埋まるってのはそうそうない。
もしかしたらヒットするかもね。
で、観に来てるヤツらがなかなか"アウトレイジ"な感じの人が多く(笑)。
ただこれも珍しいが劇場8割埋まっていながら鑑賞マナーの悪いヤツがいなかった(笑)。
映画は面白かった。
あれだけの人数の役者を出入りさせて観る側を混乱させるような下手な構成にならないところはさすが北野武。
全体の印象としては非常にザラついた映画だったなと感じた。
このザラつきってなんだろうと思ったら北野武のイライラなんだと思う。
北野武演じる大友は冒頭から声を荒げた感じで出てくる。
声のしわがれ感とともに発生からもたらされるザラつきに違和感を感じていた。
なんで北野武はこんなにも声を荒げるんだろう?
北野武監督の映画『その男、凶暴につき』から『3-4X10月』、そして『ソナチネ』までは暴力性を内に秘めて声にドスを効かせる印象があまりないんだよね。
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『ソナチネ』のこんないい表情。
この表情で凶悪なことをするから怖かったのだ。
考えてみればそういうのは余裕がある証拠だと思う。
本作ではこんな表情は見られない。
北野武は余裕なく常になにかにイライラしているように演出されていた。
『ソナチネ』と本作とを比べてみると、前者はあくまでも自然で素直な若々し美しさが物語にもヴィジュアルにもあったんだが、本作『アウトレイジ 最終章』は人工的なまでの精緻な美しさというのか。
『アウトレイジ 最終章』の夜の街を走る車のボディに写るネオンなんかはむちゃくちゃカッコいい。
そればかりか、本作は色々とロケーションがすばらしいと思う。
特に後半の港の倉庫街だとか、倉庫の屋上だとかのロケーションはすごくいい。
北野武や撮影監督は良い眼をしてる。
ただ、『ソナチネ』との比較になってしまうが、良い悪いではなく、オイラとしてはきっとあの『ソナチネ』の手触りにはもどれないんだろうなと感じた。
今回、シリーズの締めくくりとして北野武演じる大友が自決する。
北野武の演じる人物が自決するのは珍しくないが、印象は『BROTHER』のようにサングラスをかけてうつ伏せでの死だ。
初期の北野作品では『ソナチネ』もそうだが素顔で顔が見えるように死んでるんだよね。
本作では北野武演じる大友というヤクザの対極に
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松重豊が演じる繁田っていう刑事がいて、こいつは警察官としての自分の悪党に対する正義感であるとか矜持を曲げることができなかったために、警察という悪を取り締まるべき組織から浮き上がってしまい、結果的に警察を辞めることになる。
大友にしても繁田にしても義理であるとか正義感に殉じようとした瞬間に、それらを本来なら持っている組織自体から弾かれる。
義理や人情のヤクザなどは現代では存在せず、あるのは権謀術数と裏切りの組織暴力団。
悪事に対して徹底的に戦う警察官でさえ、政治的な要請によってその正義感の行き場をなくしてしまう。
北野武の本作でのイラつきの内実がなんとなくわかってくる。
行き当たりばったりで定見のない組織や人間を心底から軽蔑している。
またそういう人間が増え、そういう組織が大きくなっていく。
そんな中で大友や繁田は自分の美学や矜持を曲げずブレず。
そして敗北していく。
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自分の中に確固としてある美学に殉ずる覚悟はあるのか?と問われる映画だ。
そしてそれは絶対に勝てないものだという。

# by 16mm | 2017-10-09 20:39 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

『亜人』

本日日曜日、銭湯に寝湯、ストレッチ、日光浴。


『ブレードランナー2049』のプロップマスターに読んでほしい
『ブレードランナー2049』の日本公開がひと月を切り、アメリカでの試写も高評価らしく否が応にも期待値は高まる昨今。
が。
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『ブレードランナー2049』のプロップマスター<Doug Harlocker>(小道具担当のデザイナーという意味だろうか?)が、劇中で使われた
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ハリソン・フォード演じるデッカードが持っているブラスターを本物を参考に自分が作ったと語っている
デッカードが持っているブラスターは通称"デッカード・ブラスター"。
そして撮影に使われたこの魅力的な銃は日本の留之助商店の方々が気が遠くなるような努力と研鑽によって作られた"留之助ブラスター"だ。
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プロップマスターは臆面もなく手柄の横取りをしている。
『ブレードランナー2049』というビッグタイトルで自分の立場を大きく見せたいんだろうけどさ。
こういう図々しいヤツはどんなとこにもいるんだな。
これによって映画のエンディング・クレジットのどこかに"Tomenosuke Blaster"の文字が出ることなど、儚い夢となってしまったという悲しい話である。
なんともやりきれねえな。


『3月のライオン』
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今秋録画覚書。
第2シリーズ2017年10月14日よりNHK総合テレビにて毎週土曜23:00〜放送。


『毎日かあさん11 息子国外逃亡編』『毎日かあさん12 母娘つんつか編』『毎日かあさん13 かしまし婆母娘編』
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AmazonでKindle版購入。
『毎日かあさん』が連載終了した折、最終巻の14巻以外まですべてが電書化された。
今までは一年に一回のペースで3年前に紙の本で発売された単行本が電書化されていた。
すぐ読みたいのに読めないのはつらいもんで(笑)。
最終巻の14巻は来年かしらん(笑)。
くやしいがこの本のサイバラはおもしろいからねえ(笑)。


『3月のライオン 13』
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AmazonでKindle版購入。
待望の新刊である。
この巻では主人公であるはずの桐山零クンは
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始終こんな感じ(笑)。
この巻では桐山の周りの数多い人物たちがそれぞれに掘りさげられ、それぞれがそれぞれの事情がありつつも彼らを肯定的に優しい眼差しで描いている。
これはちょっと驚異的なことだよ。
主人公ではない多数の脇役たちの人生というものをきちんと描き、それまで読み手に否定的な印象を与えてきたキャラクターさえも感情移入ができるよう肯定的に描いている。
とくにね
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二階堂がカッチョいいこと。
"戦い"という言葉がちょっと背筋が寒くなるようなものが現実にはある昨今。
それでも戦うということを肯定的に力強く描いているのが非常に心地よい。
戦うことによって切り開かれる希望を信じたくなるよな。
しかしね、個人的には
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↑コレにやられました(笑)。
羽海野チカの描く男って男のオイラが見ても非常によくわかるんだよな。
本当に見透かされてるようでこのエピソードはオイラ冷静に読めなかったよ(笑)。
この巻、本当に様々な人間の様々な模様を肯定的に提示していた。
だから悪役だと思っていた後藤や香子にすら感情移入ができるようになった。
オイラがいかに後藤や香子の一側面しか見ていなかった、ということなんだけど、それはまあ作者がこれまで描いてなかったからなんだけど(笑)。
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まさかこの男にまで感情移入させるとは(笑)。
羽海野チカ、果てしない娘(コ)(笑)。
ところで本巻の棋戦でのサブタイトルに”風の2万空里”というのがある。
調べてみたら"空里"なる単位はないようで、おそらく"海里"や"マイル"を模していると考えられる。
1 海里が1,852 メートル。
2万海里とすると37,040,000m。
地球の半径が6,400,000m。
つーことはアレかな、地球上の尺度で考えて永遠のような果てしない場所という意味かしらん?
どちらにしても素敵なタイトルである。


『亜人』
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先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
iMAX版。
コミックが原作のものらしいが読んだことなかった。
しかし今、AmazonでKindle版が1-3巻が無料で読める。
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まだ読み始めたばかりだた、画が好みなので読み進められそうである。
この原作もしらない映画を観る気になったのは予告編のアクションと監督が本広克行だから、まあつまらなくはなさそうだという予想があったのだ。
なんでも"亜人"とは死ねない人間のことらしい。
死んでもすぐ生き返る、と。
するとアレか、トム・クルーズの
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『オール・ユー・ニード・イズ・キル』みたいなものか?と。
『オール・ユー・ニード・イズ・キル』は死んだ時間から過去のある時間に遡って同じ時間を繰り返すので、おそらく多元宇宙、パラレル・ワールドを延々と量産するようになる。
『亜人』は時間軸は一つで、その一つの軸線上で死んだり生き返ったりする。
死んだ直後に生き返るような感じなんだよね。
この設定って死んだら終わりである、というスリリングさを削いでしまいかねないのだが、『亜人』は死の恐怖や痛みというものを描くことで死の恐怖というものを描いている。
生きながらにして腕やら脚やらを切り取られたり、いいように薬や毒物の実験台にされたり。
多数派の人間が如何に自分と違う、人種、性別、身体的特徴、などの少数派に対して躊躇なく残酷なことができるのか。
エンタテインメントの枠でこの部分を描いているのは好感が持てた。
本広監督のアクション演出はやはり良かったと思う。
ただね、結果的に本作、オイラの趣味ではなかったんだ(笑)。
原作読んでないからわかんないけど、映画には吉行和子が演じる田舎のおばあさんが出てくるんだが、これまったく物語に寄与してないの。
放浪する見ず知らずの亜人である主人公を匿う田舎のおばさんなんだけど、これがその後の展開にまったく繋がってないわけ。
主人公の亜人がそのおばさんと触れることで何かを得たということもない。
もっと言えば妹もまったく必要なかった。
たかだか2時間の映画にこんな役にたたないノイズをいれてどーすんだ(笑)。
漫画の原作にあるのかどうかわからんが、脚色がまったく上手くいってないね
おばさんも妹も劇中では物語の進行になんも役に立ってないんだから。
更に言えば本作には官能性がない。
エロスがないんだよ(笑)。
いや、あのね、セックスシーンだとかの濡れ場を作れってんじゃないの。
本作で玉山鉄二が演じる
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厚生労働省の役人の戸崎とそのボディガードの
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川栄李奈が演じる下村泉。
下村が実は政府に公表されてない亜人であるという設定で、それ故に亜人の能力を使って戸崎を守るんだけど、これがね、ちょっと悩ましいというか、所謂"主従"的なエロティシズムの要素を感じさせるんだよね(笑)。
しかも戸崎には婚約者がいるというね(笑)。
なかなか萌える設定なんだが、ここに演出的に踏み込まないんだよね。
この二人に緊張感のあるエロスを用いることができたはずなのに(笑)。
更に言えば主人公の二人
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佐藤健と綾野剛の二人。
二人とも全裸にもなるし(笑)、この二人にもやりようによってはホモセクシャルっぽいエロスと官能性が表現できたははずなのだ。
見ず知らずのおばさんとか妹とか出すぐらいだったら、もっと官能性の演出をしてくれればいいのに(笑)。
アクションと死の要素はふんだんにあるのにエロスが皆無なんだよな(笑)。
本広監督、カタいのか真面目すぎるのか(笑)。
考えてみれば本広の作品で官能性を感じたことはないなあ。
今回は死の要素が前面に出ていたので、それと対になるはずのエロスの足りなさが目立ったのかもしれん。
というわけで、最終的にはオイラの趣味ではなかった、ということであった。
アクションやガンアクションはよかったんだけどね。


今週末は歯のメンテナンス。

# by 16mm | 2017-10-01 23:24 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

『関ヶ原』『新感染 ファイナル・エクスプレス』

映画館にて。
上映中にスマホを点灯して見続けているバカに潰したアイスクリームのカップを思い切り渾身の力を込めてコメカミにめり込ませる勢いでぶち当てる。
イメージ的には当てられたバカが絶叫して悶絶するぐらいの破壊力で投げつけたつもりだったが、オイラにはそのような力はない。
命拾いしたな。


先週土曜日、銭湯にストレッチ、赤外線サウナ、日光浴。


『そしてボクは外道マンになる 1 』
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AmazonでKindle版購入。
ネットの情報でこの作品の事は以前から知っていて電書化を楽しみにしていた。
作者の平松伸二の自伝的な話だ。
出てくる編集者たちはオイラも知ってる名前の人たちばかり(笑)。
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オイラと同じ世代で週刊少年ジャンプを読んでいたなら思い当たる編集者の名前が出てくる出てくる(笑)。
漫画を描くということの面白さと辛さ。
"熱血"という言葉だけですべてがゆるされていた昭和の時代の回顧を感じる。
意外や意外に平松の画って古びないね。
当初から上手い画だなと思っていたんだけど、当時の編集者からは下手扱いだったとか。
まあ編集者も本心で言っているわけではないだろうけど。
今でも現役で連載を持っている漫画家はやっぱり強いと思う。
続巻が楽しみである。


今秋必ず録画するTV覚書。
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『奥様は、取り扱い注意』だ。
綾瀬はるか主演というよりも、オイラは原案脚本が金城一紀であるというのがポイント。
すげえな金城。
今年は働きすぎではないか(笑)。
つい最近『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』が終わったばかりではないか(笑)。
主演が綾瀬はるかだからどちらかというとコメディ寄りなのかしらん?
金城の描くアクションは当然加味されるんだろうけどね。
すっげえ楽しみである。
せーから。
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『おそ松さん』(笑)。
これは絶対録画しなくちゃ(笑)。
前回は放映されたもののBlu-rayに収録されないなどという事態もあったわけなので、必ず録画である(笑)。


『CAPA 2017年10月号』『デジタルカメラマガジン 2017年10月号』
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この二つの雑誌を立ち読み(『CAPA 2017年10月号』はdマガジンで)。
『CAPA 2017年10月号』の方は「俺のレンズ」と題して第一線(笑)と言われているカメラマンの頼りのレンズ一本づつを紹介。
『デジタルカメラマガジン 2017年10月号』も「F1台大口径レンズ全リストのランキング別トップ10 大口径レンズマニュアル」と題してレンズの特集。
その中にオイラの
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Leica Noctilux-M 50mm f/0.95 ASPH Lensが入ってないというのは片手落ちではないのか(笑)。
第一線のカメラマンはこのレンズは語るに及ばずということか(笑)。
第一線のカメラマンは貧乏人だということか(笑)。
サンダー平山なら絶対に語っていたろうね、良きにつけ悪るきにつけ。
まあなぜかこの手のレンズのレビューにLeica Noctilux-M 50mm f/0.95 ASPH Lensが入ってこないのは今に始まったことではないけどさ。
プロなら語ってみせろよと思うけどね。


『関ヶ原』
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先週土曜日109シネマズ菖蒲。
岡田准一が出演しているということで関心があったのだ。
予告編を観てもなかなか人馬入れ乱れての合戦で結構な広大な場所で時代劇が撮れるんだなと感じたよ。
今から約30年ほど前だと日本でこの手の広大な場所での撮影か叶わないから
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角川春樹が金にあかせてカナダでロケしたのは今は昔ということか。
こういうロケもそうだけど
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背景になる家屋などの美術も見応えがあった。
キャストも岡田准一をはじめ役所広司。
役所広司の徳川家康の恰幅の良さって
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歳上の旧い友人によるとCGによるものと聞いてびっくり。
上の画像の役所は着物の下に肉じゅばんをきてるのだろうけど、沐浴のシーンでふんどし一丁になるところは、スタントダブルとCGの合成での組み合わせなんだろうな。
実に手間暇かかってる。
上の画像だって広角レンズのワイドショットで家康の後ろの兵隊の連なりもすごい。
そういう意味ではものすごくリッチな映像だと思う。
キャストにほんのチョイ役で
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壇蜜が出てたり、平岳大、東出昌大もすごく好演。
秀吉役が
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滝藤賢一というね。
キャストは本当にすばらしいと思う。
ただね(笑)。
この映画の監督が
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原田眞人なわけ(笑)。
オイラはコイツが大嫌い(笑)。
学生時代に『ガンヘッド』っていう最低の映画を撮ってからずっとキライ(笑)。
たまたま観た『クライマーズ・ハイ』は面白かった気はするが(笑)、コイツのビッグマウスっぷりが鼻につくことこの上なし。
今回のこの映画もキャストの魅力のみで観に行っただけ。
本作はキャストの好演のみ関心した点だ。
キャストの好演は監督の演出の賜物だという意見もあるだろうが、オイラからすると監督が別だったらキャストももっと好演してただろうと思うけどね。
本作の原田の演出って色々鼻につくというかしゃらくさい感じがするわけよ。
まず冒頭、原作者の司馬遼太郎の語り的なボイスオーバー(ナレーション)から入るんだけど、誰もが認める国民作家が語るような出だしというのは反則ではないか?
映画そのものの質ではなく、虎の威を借るような風にしか思えないのよ。
狐ごときの原田が偉そうに、というね。
"時代劇""ボイスオーバー"ときてなんとなく思ったんだが、原田眞人、スタンリー・キューブリックの『バリー・リンドン』意識してんじゃねーの(笑)。
それに本作ってセリフがむちゃくちゃ聴きづらい。
早口で色々まくしたてるんだけど、これってさ、絶対に聴きづらいように原田が演出してるわけよ。
音響の責任者がこんが聴きづらい音をつくるわけねーもん。
聴きにくいように原田が演出してるんだよ。
聴きにくければ観客ってのはセリフを聴き取ろうと注力する。
それを狙ってるとしか思えない。
関ヶ原の合戦というのは日本人なら詳しくなくても石田三成と徳川家康が戦って、家康が勝ったというのはだいたい知ってる。
そのアウトラインさえ押さえていれば、途中に出てくるセリフは情報過多にして聴き取れなくても観客が脳内補完するであろうということを狙ってるんだよね。
それでもセリフをたまに字幕で出したりしてる。
なんかやってる演出が小賢しいというかさ、オイラにしてみれば原田ごときがエラそうに、という演出にしか思えんのよ(笑)。
それにさ、この『関ヶ原』という小説はどちらかというと石田三成という人物に肩入れしてる側面があると思うだよね。
司馬遼太郎自身は土方歳三のように現実的実践的な人間を好んでいたと思うが、石田三成の理想を追い求めて負けた人間というのにも好感を持っていたと思うのだ。
この原田眞人の『関ヶ原』ってさ、なんか石田三成に感情移入をさせないように演出されていたとおもう。
石田三成の官僚的で融通か聞かない陰険でネクラなヤツという描き方で、これで役を岡田准一がやってなかったらまったく好感が持てない人間として三成が描かれたような気がする。
石田三成と徳川家康、どちらに感情移入をさせるかというの監督の好みであろうが、本作は明らかに徳川家康に原田は感情移入させるように演出している。
好みの問題でいえば、この演出はオイラは好かない。
映画としてみればヒットもしてるし、面白く興味深い要素はあるけどね。
最後に島左近たちが弾薬で自爆大爆発なんていうハリウッド的とも言える脚色のシーンもね、気に入らない。
原田眞人ってやっぱりイケすかねえ。
それを確認した鑑賞だった。
オイラのなかでは原田眞人と黒沢清は同じ箱に入ってます(笑)。


『新感染 ファイナル・エクスプレス』
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ネタバレ、多少あり。
先週土曜日109シネマズ菖蒲。
吹き替え版。
もう今週で上映が終わるんだが、ひと月ほどやっていた。
当初まったく食指が動かなかったのは、観る限りジャンルムービー、ゾンビものだよな、というね。
今更ゾンビってのもな、チープなもんだろうとタカをくくっていたわけ。
それがネットの情報で結構評判が良かったのだ。
オイラが観た先週は字幕版が終わって、吹き替え版の一日一回となり、『三度目の殺人』と迷って本作にしたのだ。
大正解。
すっげえおもしれえ。
ゾンビというジャンルムービーも入れ物か変えるだけでもまだまだ開拓できる部分があるね。
ただその入れ物を開発するのが難しい。
本作だってゾンビが全速力で走ったり、将棋倒しになりながら増殖していくような大量のゾンビという展開が許せないという人もいるだろうしね。
本作は時速300キロで走る列車という密室のなかでゾンビのパニックが展開される。
だから"新感染 (新幹線w)"
なめとんのか(笑)。
本作の原題って英語表記にすると"Train to Busan"となり『釜山へ』というのが直訳。
この直訳だとわけわかんないけど、映画を最後まで観ると納得できるタイトルではあるんだけどね。
本作って呆れるほど物語の展開が巧妙で上手い。
ものすごく手際がいいというか一つを解決して次の問題にというのが矢継ぎ早で展開していく。
物語としてはベタな部類ではある。
なんせゾンビものだからね。
主人公の利己的な父親が危機に際して利他的な行動をとっていく成長ものの側面があり。
死んだ方がいい人間も死んでほしくない人間も次第に死んでいく。
最後、人間とゾンビを分かつものが歌だったというのもね、それまでの展開を見てるとグっとくるわけ。
最後は感動したよ。
ネットで評判がいいのもうなづける。
本作はCGも大量につかってるけど、どちらかというとゾンビはメイクをしてエキストラを大量につかっていると思われる。
吹き替え版に不満はないが、Blu-rayでの再見時は字幕でも観てみたいな。
オススメ、であるが、もう上映終わっちゃう(笑)。


今週末はクーラーの清掃しなくちゃな。

# by 16mm | 2017-09-24 21:39 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

『町山智浩の映画ムダ話"ダンケルク"』『エイリアン:コヴェナント』『散歩する侵略者』

先週土曜日、歯の治療。
先々週抜いた後の事後の治療をしてもらう。
次回の治療で仮歯を入れて、その後どうするかを先生が考えてくれるとのこと。
保険内で歯を入れると銀歯になり位置的に目立つとのこと。
多少金がかかっても白い歯がいいかな。
歯を抜いたおかげで歯茎への負担もへり実にスッキリ。
このまま歯抜けでもいいじゃん、というオイラの考えはいつもの美形で剽軽なドS歯科衛生士女史に一蹴される。
なんでも上の歯がない分下の歯が伸びてきて噛み合わせに問題が出てくるとのこと。
まあ、歯に関してはまったく心配するようなことにならない環境をオイラは手に入れているので安心である。


今週日曜日、銭湯にストレッチ、寝湯、赤外線サウナ。
台風の影響で小雨が降る中、露天での寝湯は肌寒いことこの上なし(笑)。


町山智浩の映画ムダ話63 クリストファー・ノーラン監督『ダンケルク』
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映画その他ムダ話からのMP3音声ファイルの有料ダウンロード。
『ダンケルク』という映画は陸パート、海パート、空パート、の三つのパートが同時に描かれていて、そしてそれぞれのパートで時制を変えて表現されている。
例えば空パートで海上に不時着した英軍のスピットファイアの顛末をすぐに描くのではなく、その後に海パートでの船のエピソードを丹念に描いた後に不時着したスピットファイアを見つけて救出する顛末を描く。
空パートで不時着したスピットファイアの後方に件の船が近づいているのを描写しているにも関わらず、そこから数十分から数時間時制を遡って海パートの船でのエピソードを描いているのだ。
町山智浩はこの時制については監督のクリストファー・ノーランの作家性に根ざしているということを指摘する。
町山が言うようにクリストファー・ノーランは『メメント』『インセプション』『インターステラー』と時制に関する映画を複数作っているな。
その他町山は本作の娯楽映画としての側面を満足させるために歴史的な事実を曲げて映画的な嘘をついている部分も指摘。
劇中で描写されるダンケルクの浜に一斉に小舟やヨットの大群がやってきた、というのは映画的な嘘であり、実際は一週間ほどの間に少数づつ断続的に浜辺にきて兵士を救助したというのが正しいらしい。
それとクライマックスで燃料が無くなったスピットファイアがグライダーのように滑空しながらメッサーシュミットを撃墜するってのも、無理だよな(笑)、とのこと(笑)。
歴史的な事実だけでは娯楽映画は成立しない。
一定の嘘をついても映画の官能性というものを担保している。
実際、窮地にヨットの大群が来たり、死に体のスピットファイアが嘘みたいにメッサーシュミットを撃墜した時は高揚感があったしね。
戦争の歴史的事実の重みと娯楽映画としての表現。
歴史的事実の重みを娯楽のために捻じ曲げていいのか?というのはいつも感じる部分ではある。
それでも映画になった戦争で脚色して娯楽的な要素を入れてない映画があるのか?成立するのか?


『ダンケルク (ハーパーBOOKS)』
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AmazonでKindle版購入。
映画に関する解説とダンケルクの撤退作戦についての読み物。
まだ全部読んでいない。
冒頭にクリストファー・ノーランのインタビューあり。
この撤退作戦についてよく知らないオイラとしてはお手軽なガイドとなると思う。


『江口寿史のなんとかなるでショ!』『寿五郎ショウ』
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AmazonでKindle版購入。
今から30年ほどの大学生の時。
この江口寿史の『江口寿史のなんとかなるでショ!』を本屋で立読みして、腹筋が痛くなるような状況になった(笑)。
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この冒頭のトーマス兄弟のくだりがなんとも腹筋にきたのよ(笑)。
このほど電書化されたとの報で速攻で購入。
紙の本はもう立読みした30年前に購入していたが。
で、改めてに読み直してみたんだが......
......
う〜ん、面白いは面白いんだが、何度も読んだ漫画だからねえ。
おそらく読んだことがないであろう会社の同僚に読ませてみる。
......
う〜ん。
やっぱりギャグはなかなか時代を越えられないということか。
この30年前に読んだ時は本当に感動的に面白かったし、他に勧めた人間にも読ませたが、やっぱり当時は爆笑していたっけ。
そういうものなんだなあ。


『20世紀の51大事件 私は目撃した! 週刊文春 シリーズ昭和(1)狂乱篇』
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AmazonでKindle版購入。
なんのことない、事件のアウトライン、というか"サワリ"の部分のみの文章。
深いところまでは書いていない。
あくまでこういう事がありました程度。
まあそりゃそうか(笑)。
各トピックスで深く知りたいなという人にはオススメしない
オイラも買わなきゃよかったな(笑)。
大盛りだけど超薄味


忘備録
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ウィリアム・バロウズ
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アイザック・アシモフ


地元のショッピングモール内のギャラリーで井上直久や松本零士のシルクスクリーンの展示販売をしているんだが、それらに紛れて昔のTV版と思われる『宇宙戦艦ヤマト』や『銀河鉄道999』のセルの販売をしていた。
額装されたヤマト(らしき)のセル画を見つつ
オイラ「このセル画には原画はついてないんですか?」
お店の人「線画ですか?」
オイラ「?線画ってなんですか?」
お店の人、奥から『うる星やつら』のセル画と動画を並べて額装されたものを持って来た。
どうやらお店の人の言う線画というのは動画のことらしい。
見せて貰った『うる星やつら』のセルと動画は画の感じも綺麗でいいのだが、本当にこれがTV放映当時のものか判断できない。
原画だったり作画の修正ならおそらく森山ゆうじの手によるものだろうが、これは動画である。
作画監督の修正後の工程の動画だ。
しかも誰が描いたのか、本当に当時のものかどうかもわからない。
それらが額装されてなんと8万円になってる(笑)。
『うる星やつら』は画的に上手いものだったので騙されて買ってもいいかなと思えるものだけど、展示販売していた『宇宙戦艦ヤマト』や『銀河鉄道999』のセル画はお世辞にも上手いものではなく、こんなのが額装されて8万円というのは片腹痛え(笑)。
動画一枚いくらだと思ってんだ?
当時ならおそらく一枚500円しなかったはずだ。
それを額に入れて8万円。
ボリまくりである(笑)。
もとアニメーターが放出した、とお店の人は言っていた。
いわゆる美術品に対しては目利きなんだろうけど、アニメに関してはまったく無知な人なんだな。
おそらく原画と動画の違いもわかるまい。
このセル画の品質で平気で8万つける美術商ってのもな。
いいかげんなもんだ。


『エイリアン:コヴェナント』
ネタバレありません。
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先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
思っていたほどまったくグロさなし(笑)。
前作の『プロメテウス』のわけのわからなさを払拭し、さらに前作の解説をしてるようなところもある。
かなりの親切さではないだろうか。
本作は前作のような回りくどさもなく、ストレートな哲学的な思索投げかけていると思う。
"われわれはどこから来たのか、我々は何者か、我々はどこへ行くのか"
"我が名はオジマンディアス 王の中の王 全能の神よ我が業をみよ そして絶望せよ"
面白く観れた。
どのくらい面白かったかといえば、前作の『プロメテウス』と違い、本作ならBlu-rayを買って再見したいなと思わせるぐらいに面白かったということだ。
本作は『プロメテウス』を観てなくても一応楽しめるものだと思うが、劇中のある部分は前作を観ていないとわかりにくいということはある。
映画の最後はその前作からの顛末を本作でも繰り返すであろう予感で終わる
オイラはバカなのでこのイギリスのインテリ・ヴィジュアリストが何を考えて、『ブレードランナー』の続編の監督を蹴ってまで本作に入れ込んでいるのかわからぬ。
なんかオイラからすると考えてもどうしようもない、答えなど出て来そうもないものに対してのめり込んでいるように思える。
つまりそれは"神"、というか"創造主(エンジニア)"というものに対する強烈な思索のように思える。


『散歩する侵略者』
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今週日曜日、109シネマズ菖蒲。
なんつーんだろう。
監督の黒沢清の作品がわからないと所謂シネフィル自称してはいけないような雰囲気を感じてしまう(笑)。
それはオイラがバカだからと言う僻みもあるんだが。
有名大学を出て蓮實重彦の授業を受けた、というだけで映画をアカデミックに語りうる資格がありそうだ。
『ドレミファ娘の血は騒ぐ』が絶賛され、その映画に出演していた伊丹十三に認められて伊丹自身がプロデュースする映画の監督に抜擢された。
それが『スウィートホーム』。
オイラは黒沢清の映画は実はこの一本しか観ていない。
その後多数の映画を作っているにもかかわらず、だ。
この『スウィートホーム』のくだらなさがオイラにずっと付いて回っていたとも言える。
果たしてこの『スウィートホーム』、伊丹十三が監督していたら面白かったのか?
そもそも題材そのものがダメだったのか?
今となってはわからない。
オイラは伊丹が自分で引っ張って来て監督させたあげくに駄作を作ったわけなので、実は伊丹自身に見る目がなく、黒沢清自身もそんなに大した監督なのではないのではないか、とオイラは思っている。
ただ、前述した通り由緒ただしき?蓮實重彦門下とも言える黒沢清。
ある意味黒沢を批判するのは蓮見を批判するような気にもなるのかね(笑)。
オイラにとってこの『散歩する侵略者』は黒沢清監督作としての鑑賞二作目となる。
結論を言えば、やっぱりつまらなかった、である(笑)。
穏当に言って、オイラには合わなかった。
頭のいい人なら感動できたのかもしれない。
が、オイラはまったくダメ。
本作って昨年自分のベストであった『太陽』の舞台原作である前川 知大が手掛けてるんだけど、これって原作通りの映画化なのか?
物語に納得いかずにまったく入り込めなんだ。
とにかく全てがダメ
物語、人物造形、登場人物に対する演出、映像、音楽の使い方etc.......。
本年度ワーストと言ってもいい。
まあそれでも『ルパンIII世』や松本人志の映画のように途中で退席するまではいってないので、いくらかはマシというところか(笑)。
ある日、三人の宇宙人が地球の人間に憑依して、人間の"概念"を奪い始めるわけ。
また"概念"という言葉がアタマ良さ気でシャラくさいんだが(笑)、劇中で言う所の"家族""仕事""所有"などをその侵略者たる宇宙人が奪っていくわけ。
で、奪われた人間は一種の白痴な感じになったりする。
侵略者たちは、"家族""仕事""所有"などのことは理解もできなかったくせに"ジャーナリスト"なんて言葉を平気で吐いているわけ。
なに、"家族""仕事""所有"などという"概念"を理解してなかったくせに"ジャーナリスト"についてはわかってるわけ?
オイラこれが本当に雑に感じて、侵略者を語る無知な人間の話かと思ったら、そうではなく、マジで侵略者なわけ(笑)。
"概念"なんて言葉を引っ張り出しておきながらその根本に関する設定が雑すぎる。
これが侵略者を語る無知な人間のブラックコメディではないかと感じたのは音楽の使い方にもある。
特に前半が妙にコメディチックな音楽なんだよね。
黒沢清は場にそぐわない音楽を使ったミスマッチを狙ってるのかもしれないけど、オイラは単純にミスだとしか思えない。
侵略者が概念を奪うシーンは映像的に、ライティング的に暗くするというあからさまな表現。
観てる間、本当にB級のブラックコメディを作ってるのかなと思ったぐらい。
いまだにあの演出がよくわからん。
考えると腹たってくるね(笑)。
突然長澤まさみの前で粗暴になる長谷川博己の演出もまったくもってわからない。
というか長谷川博己演じるジャーナリストの人物造形が杜撰で雑すぎる。
最後のシーンにどういうわけだが小泉今日子が出てくるんだが、その意味もわからん。
推測するにこの手のSF映画にワンポイントとして『ザ・SF』的な役者を出すという演出はあるにはある。
例えばアメリカ映画でいえば シガニー・ウィーバーとかね。
彼女が出るだけでSFとしての体裁を説明抜きでまとめたりできるわけ。
例えば『Wall・E』でのコンピュータの声とか『宇宙人ポール』のビッグ・ガイとかね。
小泉今日子はそんなにSF的な人物に見えない。
つーかおそらくオイラが前述したような考えでキャスティングしたわけではあるまい。
だから小泉今日子がノイズにしかならないわけよ。
必然性がないから。
クライマックス、侵略者たちの侵略が始まったが、"愛"という概念を侵略者たちが得ることで侵略が止まったという、アっとおどろくくだらない結末。
本当にくだらない噴飯もの。
実は正直ちょっとは期待していたわけ。
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このポスターにもなってるヴィジュアルがすごく魅力的だったわけ。
佇む二人の雰囲気がなんともなく終末を感じさせてさ。
もしかしたらものすごくハードなことをしてくれるもんだと期待してたんだが......。
もういいや、黒沢清はもう二度と観ない
オイラには合わない。
そういうことだ。
だれかこの映画が面白いということを解説してくれないかしら。
町山智浩とかさ。

# by 16mm | 2017-09-18 22:29 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

『ダンケルク』

先週土曜日、予定外だったが歯の治療に。
先々週治療してもらった右上の歯がまたもグラついた。
これはおそらく枕の上に顎を乗っけた状態でiPad見ながら寝落ちするという(笑)オイラの寝方に問題があると思われる。
うつ伏せで顎を枕に乗っけてるわけなので歯にムチャクチャ負担がかかっている。
で、急遽治療対応してもらったところ、もともと歯の根元が割れているのをレントゲンで確認し抜くことに。
麻酔をバンバカ打ってもらって抜歯の痛みは全くなかった。
抜歯後、いつもの美形で剽軽なドS歯科衛生士女史に抜いた歯を見せてもらう。
血まみれでグロい(笑)。
まさに
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こんな感じでありましたよ(笑)。
貰ってきた歯を写真に撮ってブログに載せようと思ったが、やはりグロすぎるので止めた(笑)。
持って帰る旨女史に話したところ綺麗に洗って
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乳歯用の"赤ちゃん歯パッキングボックス"なるものに格納してもらった(笑)。
毎度のことながら治療で予定外のことに対応してもらって恵まれているやらありがたいやらである。
歯を抜いたおかげで腫れもなくなり気分もよくなった。
二、三日は抗生物質を呑み続けることに。


本日日曜日、寝湯、ストレッチ、日光浴。
昨日の抜歯後、美形で剽軽なドS歯科衛生士女史にサウナに入ることの禁止を言い渡されていた(笑)。


『ザ・ファブル(11)』
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AmazonでKindle版購入。
待望の続巻。
この巻は
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洋子姐さん大活躍の巻(笑)。
殺し屋のアシストとしての洋子の酒以外の(笑)スキルが提示される。
やはりこの女、タダものではない(笑)。
殺し屋のアシスタントの女が弱々しいわけがないのだが、多くの場合アシスタントが女だと弱々しい存在として描かれがちなのだが、本作はそれをきっちり覆している。
女とはいえ殺し屋のそばにいる人間が弱々しいわけはないわな。
この巻も面白いのだが、立読みしてすでに次巻の展開のファブルのカッコよさを知っているのでいまいち物足りない(笑)。
まあ次巻の再読が楽しみである。


『ダンケルク』
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先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
iMAX版。
タイトルの"ダンケルク"ってのはフランスの海水浴場があるところ。
1940年5月下旬にイギリス軍とフランス軍がナチスの機動力によってダンケルクの海岸に追い詰められる。
その数約35万人。
海水浴場だから遠浅で軍艦が近くまでこれないため、海岸から沖にに向かってむちゃくちゃ長い桟橋をつかって船を待つ兵隊たち。
待ってる間もナチスの爆撃、銃撃で兵隊はほぼ無抵抗なまま殺されて行く。
このダンケルクの撤退作戦を描いている。
はっきり言って傑作である。
本年度ベストと言ってもいい。
まだ『ブレードランナー 2049』や『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』が控えているが(笑)。
どう考えても悲観的な結末しか考えられないような状況に追い詰められたダンケルクの兵隊たちが、本当に奇跡のような運に恵まれて
30万人の兵隊の救出が実現した、と。
この中でも兵隊の救出についてイギリス人優先で船に乗せてフランス人の兵隊を後回しにしたり
部隊にごとに船に乗れたり乗れなかったりと酷薄な状況が描写される。
ダンケルクって海水浴場というだけあって美しく暖かな場所だと思うんだが、映像はブルーを基調とした色彩でとことん寒々しい。
で、この映画、2時間ないわけ
しかもほぼ台詞がないと言ってもいいような映画。
そもそも日本人どころかアメリカ人もこのダンケルクの撤退作戦の話を知ってる人が多くない。
なのにその状況説明を一切しない
ただ、この理由もわからぬ状況に観客を引き込む臨場感はものすごく強い。
ドイツのメッサーシュミットの降下してくる不気味な 金切り声の恐怖がマジに伝わってくる。
音響と映像。
本作はiMaxという70mmラージフォーマットのフィルムで撮影されているのだが、昨今久しく感じていなかった映像の見慣れない力というものを堪能した。
とにかく空のロングショットの圧倒されるような奥行き感。
空なんて普通に撮影したら単なる塗り壁にしかならないけど、本作の空は戦闘機の向こうに延々と続く空を感じさせる。
これはねえ、家庭の用のTVでは絶対に味わえない贅沢な映像だよ。
本作観る人はなるたけBlu-rayをまたずに映画館に。
できれば大きなスクリーン。
さらにできればiMaxで観てもらいたい
もうちょっと、ギョッとするような映像。
美しいとかではなく、畏怖とか圧倒という言葉が相応しいと思う。
その他言いたいことはBlu-rayで再見時に。
一食抜いてもオススメよ


今週末は歯の治療。

# by 16mm | 2017-09-10 20:52 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

『町山智浩の映画ムダ話"ベイビー・ドライバー""ワンダーウーマン"』『スキップ・トレース』

先週土曜日、心療内科。
症状としては安定している旨、担当医に伝える。
パニック・ディスオーダーの症状が改善している、とは言い難い。
薬で押さえ込んでいるという風に思う。
それでも症状が出ないのはありがたいものである。


先週土曜日、歯の治療とメンテナンス。
右上の歯の根っこが割れているらしい。
先生が保険外にならぬように色々知恵を絞ってくれている。
その後いつものように美形で剽軽なドS歯科衛生士女史に歯石をとってもらう。
歯石とりをこんなに喜ぶ患者は少ないらしく、歯石を取りますというと露骨にイヤな顔をする人も多いと聞く。
オイラはドMなので歯石とりが気持ちよくてたまらんのだが(笑)。


本日日曜日、銭湯に赤外線サウナ、日光浴、ストレッチ。


町山智浩の映画ムダ話61 エドガー・ライト監督『ベイビー・ドライバー』
町山智浩の映画ムダ話62 パティ・ジェンキンス監督『ワンダーウーマン』
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映画その他ムダ話からのMP3音声ファイルの有料ダウンロード。
『ベイビー・ドライバー』のベイビーが着ている服の汚れなんて気がつかねーよ(笑)。
『ワンダーウーマン』のクライマックスでダイアナが戦没者の写真が貼ってある掲示板が映される。
その掲示板には死んで行った仲間の写真もあるのだが、そのすぐ下に貼られている写真はジークフリード・サスーン、であると。
オイラ、そのジークフリード・サスーンを知らないバカ野郎でございます(笑)。
さらに町山はサスーンの弟分のウィルフレッド・オーエンについて言及。
当然オイラはウィルフレッド・オーエンを知らない(笑)。
オーエンが書いた詩があり、それは「死すべき定めの若者のための賛歌」 (Anthem for Doomed Youth) というもので
"家畜のように殺されて行く若い兵士達にどんな葬いの鐘がなるというのだ"
町山智浩にここまで丁寧に作品の観方を説明されたら再見せざるをえないではないか(笑)。
その両作を観て「イマイチぴんとこなかった」なんて言ってるのはオイラはアホですと言っているようなものである(笑)。
もはや映画はオイラのようなバカがフラリと劇場に行ってたやすく理解できるように作られてはいないということだ。
いや、もしかしたら映画はずっと前から表面上描かれている部分と並行してその裏目ともいうべきテーマを隠し持っていたのかもしれない。
単にオイラに教養が足りないというのは言うまでもないんだが、そうすると映画を楽しむというのは映画の顛末を知らないで観るべきだという理屈は優先順位として高くなくてもいいんではないだろうか
すくなくともオイラは映画を楽しむというのはその映画を理解したいという気持ちの方が大きいわけなので、事前情報として解説を見聞きすることにまったく抵抗はない。
事前情報だのネタバレなど色々神経質になりすぎているんではないかね。
今の映画はたとえオチがわかったところで面白さがまったく損なわれるようなヤワなものではないと思う。
ケースバイケース、全てとは言わんが(笑)。
この二作も絶対町山の解説を聴いてから行くべきであった。


嗚呼、なんということだ。
今週末から『ダンケルク』『三度目の殺人』『散歩する侵略者』と、興味深い映画が目白押しでではないか(笑)。
今週『関ヶ原』を観ようと思ったが、これはスルーかな。
必須は『ダンケルク』かなあ。
『三度目の殺人』もできれば観たい。
『散歩する侵略者』は興味深いのだが、監督とオイラの相性がいまいちなんだよな(笑)。


先週、朝のニュースでフロイド・シュモー<Floyd Wilfred Schmoe>という人の名を知った。
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アメリカ人で広島の原爆投下に対し、アメリカ大統領に抗議電報を送ったという。
来日し、日本の惨状を目にして、日本人ボランティアとともに被災地に家を建てた人だ。
広島の惨状からすれば1952年までに計20戸程度というのは非常に小さい数だ。
しかしね、この人は本当に何かをせずにはいられなかったんだろうな。
日本人が気を使って建てた住宅に"シュモー"の名をつけようとしたことをシュモー自身は固辞したという。
これがこの人の名が一般化しなかった理由でもある。
それでもシュモーが建てた家に住んだある一家は、住所に必ず「シュモーハウス」と書き加えたという。
なんというか、やはり原爆でも戦争でもアメリカ人の総意と考えるのは間違いだよな。
日本人としても、人間としても見習うべき人がいたんだな、ということを知った。


『スキップ・トレース』
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ネタバレあります。
先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
『関ヶ原』とどっち観ようかと思って迷ったあげくに本作(笑)。
ジャッキー・チェンもジョニー・ノックスビルも大好きだ。
この二人が絡んだらどんな感じになるか、というのが非常に興味深かったのだ。
ただ監督がかつてのスター監督だったレニー・ハーリンというのが懸念される要素だが(笑)。
そもそもジャッキー・チェンの映画を最後に観に行ったのは、大学生の頃の1989年公開の
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『奇蹟/ミラクル 奇蹟』だと思う。
それまでもジャッキーのアクションはいいが内容がペラいと思っていた部分にトドメを刺されてしまったというか(笑)。
とりあえず今後はジャッキーの映画は観なくてもいいかな、と思わせるに十分だったんだと思う。
それでもジャッキーの映画が久しぶり感がしないのは、たまにTVでやっていれば断片的にも観ていたからだと思う。
一方ジョニー・ノックスビルは

『ジャッカス』という徹底的に身体をハリまくったスタント・コメディを仲間で作っていた信頼できるヤツだ(笑)。
ジャッキーとジョニー・ノックスビル。
どちらも身体を使ってエンターテインメントを作り出してきた。
この二人が共演したらどうなんだろう。
どうにもならなかった、と、オイラは思った(笑)。
まずしょうがないけど、オイラの中のジャッキーは件の1989年の『奇蹟/ミラクル 奇蹟』で止まってるわけ(笑)。
で、本作を観ると
「ジャッキー、身体が動かなくなってる」
いや、ジャッキーは御歳63歳。
その年齢で考えれば間違いなくすごいアクションをしてるんだけど、ジャッキーのアクションではなく、普通のスタントがやるアクションになっちゃってる。
これはジャッキーのアクションの衰えもあるかもしれないけど、昔のジャッキーの映画にあったアクションのアイデアがものすごく希薄。
これは監督の演出力のなさだと思う。
往年のジャッキーの映画なら大きなアクションとアクションの間にも小さく気の利いた笑いがとれるようなアクションを入れていた。
例えば本作で言えば川下りのシーンが川の流れに翻弄されてアタフタしている描写しかない。
昔のジャッキーならそんな中でも能動的にアクションのアイデアを出して逼迫したシーンをコミカルに見せることもできていたはずなのだ。
ジャッキーを起用したアクションのアイデアを監督が出せなかったということと、ジャッキーの体術の衰えの結果ではないかと思う。
それとジョニー・ノックスビルとの掛け合いがうまいことハマってないと感じられる。
危険に見えてもアクションの計算と自身の体術によって成り立っていたジャッキーのアクションと、即興的なアクションで笑いをとるジョニー・ノックスビルでは噛み合わない二人なのか。
例えばシーンにロバがいてジョニー・ノックスビルがいたら
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"ジャッカス"だったらタマキンを蹴らせろよ。
そういうのを期待するんだけど、まったくそういうアクションはなし。
ジャッキーとジョニー・ノックスビルのまったりとしたバディ・ムービーというか放浪記というか、アジア紀行というかオデッセイというか(笑)。
う〜ん、これなら『関ヶ原』観とけばよかったか(笑)。
一応観客の笑いは取っていたけど、オイラはちょっと期待はずれだったなあ。
ところで冒頭でジャッキーの先輩が死んじゃって、実はこの件の黒幕として生きていたのが、冒頭ではわからなかったが
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『インファナル・アフェア』のエリック・ツァン。
ちゃんと分かっていれば出オチとして、エリック・ツァンが冒頭で死ぬわけねーよな、と分かってオチがわかってたところだけどめねw。


そんな感じで。

# by 16mm | 2017-09-03 21:50 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

『ワンダーウーマン』

先週土曜日、ヘアカット。
火事で焼けた店舗は来年春頃に同じ場所で再生されるとのこと。
ホッとする。


本日日曜日、銭湯で寝湯、日光浴。
少々カッタルくてストレッチをサボる。


『Leica M10 BOOK』
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AmazonでKindle版購入。
本体が買えるわけがないので(笑)せめて本だけでもと購入。
負け惜しみではないが、自分の撮影の仕方にライカが合わないように感じる。
オイラはどんな短くて軽いレンズでも基本三脚を使っての撮影なのだが、ライカ使いは小さいレンズで手持ち撮影でサクサク撮影していくイメージ。
風格があるので持っててうれしいという気分は絶対ある。
カメラって撮影して楽しむということがある一方でカメラという機材を見せびらかして持ち歩きたいという楽しみも間違いなくあると思うのだ。
オイラのNoctilux-M 50mm f/0.95 ASPHにしたって、持っている人がそう多くない(高いからね(笑))という意味での優越感とそのレンズでしか撮れない極上の描写という満足感の両方がある。
まあどちらにしてもカメラが趣味でない人にとっては車が買えちゃう値段のレンズを買うなんてのは失笑の的なんだけどね(笑)。


『健康で文化的な最低限度の生活(1)〜(5)』
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AmazonでKindle版購入。
近頃傾倒している柏木ハルコの連載中の作品単行本の既刊分5冊を購入。
柏木ハルコと"イコール"にしやすかったエロスの要素をかなり削ぎ落とし、生活保護というものを読み手に啓蒙しつつそこにまつわる人間模様を多彩なキャラクターを描き分けて綴っていく。
非常に丁寧であり、人間の在り様というものに対しても真摯に描いている。
法律や規則を杓子定規に運用できないところの問題を浮き彫りにしてく。
既刊の第5巻も次巻が気になるような終わり方をしているので、本当に楽しみである。
ちなみに
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主人公のこの顔、というか、表情がなぜかたまらなく好きなんだなあ(笑)。


『慕情』
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AmazonでCD購入。
オイラは観ていないがドラマの主題歌だ。
待っていれば年末に出るアルバムに収録されるんだろうが、なんとなく辛抱たまらず(笑)購入。
不本意かもしれないが、中島が自分の感性をフルに使って先鋭化している歌よりも、劇伴というくくりと制限のなかで作り出した歌の方が軟弱なオイラのような聴き手にはしっくりくる。
本作も例外ではなかった。
良い感じの歌である。


『歌暦』
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AmazonでCD購入。
ライブ盤としての存在もしっていたし、この両国国技館でのコンサートについてその当時オールナイトニッポンのパーソナリティだった中島が
「両国国技館で中島がシコを踏む」
とか言って笑いをとっていたっけ(笑)。
1986年。
オイラ高校卒業して色々流離ってた時だよ(笑)。
大学浪人という聞こえが良いのが悪いのかわからん状態で中島みゆきのオールナイトニッッポンを楽しんでいた。
ライブ盤というものになんとなく抵抗があって買わずにいたものだ。
今回たまたま聴きたいと思って購入。
毎年リリースされる中島みゆきの先端のサウンドを使った音を聴き続けてきて、それが嫌だとも思わないんだが、その今の音楽があるからこそ、30年近く前のこの中島の歌声を愛おしく聴くことができたのも事実。
特にここに収録されている"悪女""HALF""見返り美人""やまねこ""縁"などはオイラの生涯ベスト級の歌だ。
♪自由 自由 ひどい言葉ね(見返り美人)
どうしたらこんな言葉を紡げるのか。


今週末は原作 司馬遼太郎、主演 岡田准一の
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『関ヶ原』を観る予定、なのだが。
本当は先週観ようとも思っていたのだが『ワンダーウーマン』を選んじゃったから(笑)。
原作・主演は申し分ないのだが、
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監督が大嫌いで気に入らない(笑)。
この監督の『クライマーズ・ハイ』はなんとなく面白かったんだけどね、悔しいことに(笑)。
ビッグマウスの上から目線の映画通気取りが虫が好かないのである(笑)。


よい子のれきしアニメ おおきなカブ(株)

面白かったけど、つまりいろんな言い訳と自慢話。
『監督不行届』のキャラだし、面白く観れたよ、庵野秀明の言い訳と自慢話を。


『ワンダーウーマン』
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先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
字幕 3D IMAX。
全世界で大ヒットだとのこと。
続編も決まったとか。
マーベルに比べて映画がイマイチの感があったDCコミックスが『ワンダーウーマン』で起死回生の兆しなんだろう。
劇中のセリフで、秘書の仕事というのはボスの言ったことをなんでもすることよ、に対してワンダーウーマンが
「それは奴隷と言うわ」
というなかなか知的でウィットにとんだセリフもあり楽しめる部分もあった。
で、オイラは本作を全世界の多くの人間ほどに楽しめなかったのだ(笑)。
この作品を受け入れないことでフェミニストから外れるような気もしないではない。
本作は女性が希望する世界観なのかしらん?
戦争に対する女性からの異議申し立てのように感じられた。
それはそれでオイラは文句はない。
オイラが本作に入り込めなかったのは、女性だけの島という部分。
女性しかいないという世界観にどうしても納得いかなかった。
原作を知らないという所為もあるけど、女性しかいなければ守るための戦いはあっても攻撃する戦いはしないという希望というか理想の世界観なんだろうけど、男がいなければ子供も生まれないわけなので、種としては滅びゆく存在と思えるわけで、そこにどんな未来的な希望があるのだろうか、という部分。
未来がなくても良いんだけど、本作はなんとなく希望としての未来を語ろうとしていると思うと、世界観としてのリアリティが感じられない。
じゃあ、キャプテン・アメリカだとかスーパーマンは現実の理屈と合ってるとは思えないけど、どうなんだ?ということになる。
いまいちモヤモヤして、どこがどうとはっきり言えないのがもどかしいが、オイラは本作を楽しめませんでした


今週末は心療内科と歯のメンテナンス。

# by 16mm | 2017-08-27 20:57 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

『龍の歯医者』『藁の楯』『ベイビー・ドライバー』

先々週土曜日、歯の治療。
虫歯になってた左上の奥歯の治療終了。
ただその周辺が虫歯になっているとのことなので治療は続く(笑)。
いつものように美形で剽軽なドS歯科衛生士女史と食べ物の話で盛り上がる。
女史は最近人間ドッグでの結果で血糖値が高かったのを相当に気にしており(笑)
「運動だってしてるのに、甘いモノだってものすご〜〜〜くたくさんは食べてないのに嗚呼それなのに」
食い意地番長で甘味処が好きな女史がブルーになっていたので、どのくらい上がってたのと聞いたら基準値から0.1ぐらいだって(笑)。
ざけんなこのアマ(笑)。
オイラは基準値から2も上なのに(笑)。
再検査の通知をぶっちぎってるのに(笑)。
女史は再検査の通知すらきてないんだよ(笑)。
これまで良好な数値だったところを0.1上がったなんて誤差の範囲じゃないのか(笑)。
......
というようなことをものすご〜く穏当な言い回しで女史に言って元気付けた。
ドSでありながらかなりビビリである(笑)。
治療後、先生にiPhoneでの動画について教えてもらう。
なんでもiPhoneで撮ったデータをLogで保存できるソフトがあると。
動画は興味があっても機材を買い揃えることや使っているMacintoshの老朽化で編集が難しいなと思い、二の足を踏んでいたのだが、撮影から編集までiPhoneでと割り切りで考えたら自分でも使いやすいかなと思った。


いろいろツいてない(笑)。
車のタイヤがパンクしたので近場のガソリンスタンドに行って修理してもらおうと思ったら、パンクの仕方が修理不能なもので(笑)、タイヤを交換することに。
ただそこではタイヤの一本売りができないとのことで、一応値引きしてもらったがタイヤ四本で75000円(笑)。
この時点でガソリンスタンドではなく、タイヤの専門店で購入した方が安かったかなと思ったが、スタンドのスタッフが親切だったのでお任せすることに。
しかもパンクの所為だと思っていた車体の振動が、昨年同様のエンジンの1気筒が死んでるというもの(笑)。
イグニッションコイルが逝っちゃった(笑)。
イグニッションコイル、工賃含めて17000円。
なんでしょうか(笑)。
この手の出費は大事だとは思うのだが、なんか風俗店で金を散財するよりも車関係に金を使うのが無駄遣いに思えてしまう(笑)。


本日日曜日、ブーツのメンテ。
久しぶりすぎて二つあるブラシのどっちが汚れ落としだったか忘れている(笑)。


Sniper 3D Assassin
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iPad miniで絶対課金をしない誓いをたてて(笑)殺りまくってます(笑)。
このゲームスナイプの対象が全部男(笑)。
女は撃たないという製作者たちの意気を感じるけど、凶悪な女もいるけどね(笑)。
だがしかし、ゲームはやりたいと思っても、やると長続きしない今日この頃。
だからPS4もARもVRも興味ない。


先々週から
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『この世界の片隅に』がアメリカでの公開が始まったようだ。
"rottentomatoes"で97パーセントを叩き出しとるがな(笑)。
評価はともかく、もっと多くの人間に観てもらいたいものだ。


『たそがれたかこ(10)』
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AmazonでKindle版購入。
最終巻。
なんつーか、中年の自虐が自虐ではなく、現実的、リアルな痛さのある展開であった。
たかこの葛藤というのは世間一般では普通踏み込まない部分だと思う。
例えばである。
50歳のオイラがものすごく好みで優しくしてくれるからと言って女子高生に愛の告白をするのは、自分的にも躊躇われるが、社会的にもあまり良い目ではみられない。
男の場合は"ロリコン"(女子高生がロリかどうかはわからんが)などと言われて本当に良くは見られない筈だ。
年が極端に離れたカップルというのは世間にはあると思うけど、あくまでも数少ない成功例だ。
主人公のたかこもその辺りはよくわかっている。
しかしね、好きになった男に「好きだ」と言いたい気持ちはオイラにもわかる。
松本零士風に言えば
「男は、負けると分かっていても告らなくてはならない時がある」
(笑)
ちょっと違うが(笑)、たかこもそういう事だったんだろう。
様々なスリリングさと相まって、最終巻がオイラにとって非常に満足だった。
正直読んでてたかこの母親とか娘が非常にウザい存在にしか見えず、おせっかいも口のききかたも気に入らなかったんだ。
特に娘の若者な言葉遣いが嫌だなと思うのは、いよいよオイラも年寄りになったなという感慨である(笑)。
できれば最終ページのカラーはカラーで見たかったよ。
本作を読み終えて本作作者の夫である新井英樹の
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『宮本から君へ』を読み返した。


『ザ・クレーター 3』
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AmazonでKindle版購入。
唐突に3巻だけを購入したのはTwitterで本巻に収録されていた
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『墜落機』を読んでみたかったので。


『劇場版「BLAME!」 弐瓶勉描きおろし設定資料集』
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所謂設定画なのでラフな画が多い。
なのでこの手の仕様の画が苦手な人にはオススメできないかな。
オイラはこれを見て感心もしたし、勉強になった。


『おひとり様物語(7)』
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谷川史子にハマっている。
画の上手さ、タイトルの良さ。
谷川史子の作品を読むと、日常のほんの些細なことと認識されるような事柄でも、人によっては気持ちに刺さるんだなと感じる。
そういうものを作品にできると言うことは、谷川がいかに周りに気を配ってるかと言うことなんだと思う。


『金魚妻 2』
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エロスをモチーフとして描き続ける作家。
作家としても尊敬するが、本作での身勝手なDV男に対する容赦のない対応、暴力ではなく、その対応が非常に小気味良かった。


『失恋日記』
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女性作家の描く作品はあまり読んでいる方ではないのだが、このエロスの描き方は男の作家にはないような視点があって新鮮だ。
やっぱり男のエロスというのは即物的であるのかなと自覚する。


『愛・水族館 柏木ハルコ傑作短編集』
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柏木ハルコは約20年前にスピリッツ誌で連載していたものを読んだきりだったが、エロスをベースにして多彩なものを描いている。
やはり才能のあるひとなんだろう。
比べるのもなんだが、黒澤Rの作風はどちらかというとタッチが細めでクールであり、感情移入を若干制限するような感じ。
柏木ハルコは線が太く土着的とも言えるような、ビジュアルとして濃厚なエロスを視覚的に体験できるというかね。
とにかく柏木ハルコは性臭を感じるような濃密なエロスを感じさせるものだね。


YouTube

↑すしらーめん《りく》


↑ももと天 Momo and Ten


↑PDRさん


『龍の歯医者』
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2月18日&25日(よる8時~8時46分)にNHK BSプレミアムで放送。
今年の初めぐらいに放映された作品の録画視聴。
まあ
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色々理由はあると思うのだが(笑)、本作品のソフト化、DVD&Blu-rayが噂によると難しいとのことらしい。
オイラは1組Blu-rayで保存してあるが、これを観逃したり、観たかったぁ、という人も多いと思う。
かろうじてAmazonビデオ-プライムで観れるようだが。
オイラとしてはこれほどの作品が多くの人に観られることなく封印されるというのは犯罪に等しいと感じる。
本作は劇場上映された作品ではないが、今年観た映像作品でいえばベスト5内に入るだろう。
アニメだけに限定すれば文句なしのベスト1に決まりだ。
とにかく色々力強い作品だった。
本作は
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龍をモチーフにした物語だ。
龍が実在し、それが世界になんらかの影響を与えているという物語は目新しいものではない。
『ゲド戦記』があり『皇国の守護者』もそうだ。
龍を、というか、龍自体が神がかりな存在であり、思い切って"神"と言ってしまってもいいかもしれない。
で、対立する人間達の一方がその龍の助けを得て戦争をする。
言うなれば"神"を軍事兵器として運用した戦争の物語だ。
通常なら神と人間なら、人間が神に勝てるはずがないんだけど、この神、というか、龍は
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歯が虫歯になりやすいらしく(笑)
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ある特殊な人間達が龍の歯をメンテナンスする。
無敵の龍とて虫歯の痛みがあっては力が出せないということらしい。
この龍の歯をメンテナンスする人間達を龍の歯医者と呼んでいた。
で、ちょっと複雑なのだが、本作で描かれた戦争は過去の事として語られる体裁になっている。
本作の後編の冒頭
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本編のメインの時代より後の時代を示すようなジェット旅客機が飛び(本編のメインの時代はプロペラ機だった)、その昔、龍の歯医者という集団がいた、という過去形のレポートがなされる。
本作の主人公である野ノ子たちがいなくなったであろう、そして野ノ子たちが関わった戦争も終わった過ぎ去った時代であっても、龍が実体として存在している現在というものを描いている。
一種の哀感が感じられた。
作品は前編後編合わせて約90分だから劇場用映画としてでも良かったように思うが、
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庵野秀明の名前は知っていても鶴巻和哉の名前は世間に浸透しているわけではないだろうからね。
オイラを含めたオタクな人間しか鶴巻和哉の名は知らんだろうし。
クオリティ自体は劇場用映画といっても遜色のない出来だと思う。
劇場作でありながら酷い作画のレベルがある中で本作ははるかに高水準のレベルだ。
まず前編冒頭のアヴァンが終わった後に挿入されるタイトルクレジット表示がカッコいい
文字のパーツがバラバラになったり伸長されたりしながら表示される様が手が込んでいる上にカッコよかったな。
本作は軍事、アクション、魔術、ボーイ・ミーツ・ガール、エロス、とあらゆる要素が組み込まれており、エンタテインメント作品としてもかなり欲張りなものでありながら非常にうまくまとまっている。
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前編冒頭はかなり容赦無くハードな艦隊戦。
描写も戦争モノとしての見応えがあり、それゆえに死の重さというものを最初に印象付けている。
これから"死"について語ることの宣言とでもいうか、観る側に前提条件を与えていると思う。
そもそもこの作品のタイトルにある"龍の歯医者"にはある一つの条件をクリアした者のみがなれる。
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"龍の歯医者"志願者達は一度龍の歯に取り込まれる。
そして
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自分の死に様を見せられる。
自分がどんな状況でどんな死に方をするかを暴力的なまでに認識させられる。
劇中のセリフでいえば"キタルキワ"というものだ。
"キタルキワ"は漢字で表記されていないので正式なところをわからんが、"来たる極"なのかなと思ってる。
人間は必ずいつか死ぬ。
通常その死がいつくるかということを人間は知らない。
知らないからこそ楽観的になれるとも言える。
しかし龍は歯医者になる人間にその楽観性を許さない。
運命を受け入れない人間、龍が神がかり的な力でその人間の最後を見せながらそれを信じない者を自分の歯の治療者として認めない。
つまり死という現実を受け入れた者のみを歯医者とするのだ。
劇中で
「"キタルキワ"を迎えられたことを祝って」
というセリフがある。
龍の歯医者は皆、自分の最後の瞬間を知っている。
生命を全うし、死の恐怖から死ぬことによって解放されたことを肯定的に受け止めているんだと思う。
「生きるって長生きすることが目的なの?」
オイラはこのセリフに感動しつつも一定の警戒感も持っている。
生きる意味を自分の内面から見つけたならまだしも、権力を持つ他人、あるいは国家によって与えられたものを受け入れれば、周りからの同調圧力によって自分の意思が介在できない事態にもなる。
そんな事態が第二次大戦であった。
ただそれでもこの「生きるということが長生きすることに目的があるのか?」という問いかけは自分の内面と向き合うには重く誠実なものだと思う。
登場人物の一人である
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悟堂のセリフで
「勇敢だねえ」
というのがある。
これは思慮の足りない向こう見ずな若造に対していうこともあれば、運命に争う人間に対してのエールにも使われる。
もうなんつーか、ことほど左様にセリフ自体も非常に繊細な作りになっている。
言うまでもなく、これらのセリフを発した声優たちの仕事もすばらしいからに他ならない。
とにかく本作はいくら賞賛してもしたりない。
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こんなん観てると
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『未来少年コナン』のギガント攻略戦みたいだな、とか(笑)。
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この憎しみと憎悪の件は
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宮崎駿の『風の谷のナウシカ』のこれを思い出したかな。
繰り返すがエンタテインメントの要素をふんだんに入れつつ、気持ちにズシンとくる作品だ。
オススメだ。
が、惜しむらくは主演女優が非常に悔しいほどの好演をしておきながら、思想性として唾棄するようなところへ行ってしまったことが残念でならない。


『藁の楯』
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wowowでの録画視聴。
三池崇史監督の2013年の作品。
オイラにとって三池崇史はアタリハズレの多い映画監督で、アタリだったのは『十三人の刺客』「一命』
ハズレだったのは『ヤッターマン』『テラフォーマーズ』『無限の住人』。
非常に多作であり、その点に関しては尊敬すべき部分であるとは思っている。
なので全ての作品を観ているわけでもなく、全ての作品に興味が持ててるわけでもない。
この本作、『藁の楯』は比較的アタリだったと思う。
それでも本作を劇場で観なかったのは原作が木内一裕だったからに他ならない。
木内一裕は"きうちかずひろ"で『ビー・バップ・ハイスクール』を描いていた漫画家で、1983年-2003年まで大ヒットした作者である。
オイラもヤンマガを購読していた時には面白く読んでいたが、結局この人の作画が顔のアップと望遠レンズで一部を切り取った作画で、画自体の上手さはあるものの、見てるうちに飽きてくるものであった。
会話劇としては面白くもあったが、漫画として単行本を買おうという感じにはならなかった。
この"きうちかずひろ"が1991年に
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Vシネマで『CARLOS/カルロス』という作品を作った。
当時興味があったので観てみたら、まあくだらない
端的に言ってビートたけしの『その男、凶暴につき』の低品質なフォロワー作というか模倣作。
考えてみれば漫画の『ビー・バップ・ハイスクール』のセリフも気の利いたものは当時のビートたけしのパクリばかりだったよな。
なのでオイラは宇多丸などが評価するほどにこの『CARLOS/カルロス』を評価していない。
なのでこの『藁の楯』についても
「"きうちかずひろ"じゃな」
という気分があったのは否めない。
で、観てみたら、三池崇史の作品としてはアタリの方だった。
いや、画として
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こんな気合の入ってない画を撮ったりしているので観ててダラけるところはあるんだが、この作品の凶悪犯罪者に対するジレンマというものを非常にうまく物語にしていると思う。
まったく自分に関係の無い幼女をレイプして無惨に殺す。
それを繰り返すような人間が法治国家によって守られているという現実。
誰もが思う、こういう人間が改心して更生することなんてありえない、そんな人間を税金を投入して逮捕し移送し裁判をする。
どんなに改心して更生したとしても被害者なり被害者の遺族は癒えない傷を一生背負うのに、加害者がまったく反省もせず被害者を冒涜するようなヤツであったら。
誰もが考えることであるが、これを警察のディティールを持ち込んで物語としてまとめた"きうちかずひろ"の手腕は評価したい。
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今年、『22年目の告白―私が殺人犯です―』で似たような役(実際は違うんだけど(笑))をやった藤原竜也が本作でも良かった。
反省を全くしない犯罪者の役をリアルに好演していたが、ひとつだけ現実にないのはオイラの見立てだと藤原竜也ばりな美形の犯罪者というのにお目にかかったことがないということだ(笑)。
その部分は天使の顔をした悪魔という部分でのフィクションが効いている。
映像的な快感であろう。
その一方で
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松嶋菜々子がどうにも大根すぎる(笑)。
この大根さ加減がリアリティをだしているともとれるんだが、これは脚本上の問題として松島の役が間抜けすぎ(笑)。
二回も犯人を取り逃がしかけ、二回めはそれが原因で自分が死んじゃうんだから。
脚本上、もうちょっと有能さを出してもらいたかったが、松島自身の少々ぼんやりした感じが、そういう間抜けさでもいいかなと感じさせている(笑)。
とりあえず面白かった。
オススメである。


『ベイビー・ドライバー』
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先週土曜日、イオンシネマ春日部。
久々に劇場で映画を観た。
評判の良い作品。
オイラの興味は
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ケヴィン・スペイシーや
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ジェイミー・フォックスが傍にまわった作品としてだ。
本作は
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"ベイビー"という通り名のクソイケメン野郎(by町山智浩w)が、犯罪者の逃がし屋運転手が主人公。
このクソイケメン、幼い頃に事故で耳鳴りが止まずにいて、それをiPodで音楽を常に流して紛らわせているという設定。
この設定からわかるように、音楽映画である。
つまり、ミュージカルである(笑)。
カーアクション、ガンアクション、フィジカルアクション、それらを含め、登場人物たちがベイビーの聴く音楽のビートに合わせて芝居をする。
まあすごく見事ですげえなと感心したが、オイラにはミュージカルの呪いが(笑)。
やはり途中でウツラウツラと気絶しかけた(笑)。
もうミュージカルの映画はオイラにとってはどうしようもない(笑)。
断片観た限りでは面白かったとは思うが、自信を持って感想が言えません(笑)。


今週末はヘアカット。

# by 16mm | 2017-08-20 19:20 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)