映画インデックス

今まで感想を書いた映画の感想をインデックスにしてみました。
# by 16mm | 2018-12-31 23:59 | 映画インデックス | Trackback | Comments(7)

2017年第4回更新のお知らせ

本日メインHPにて"Count ZERO/Runners high"をUPしました。
お暇な方、ご覧いただければ幸いです。
今年の公開はこれが最後かなあ(笑)。

# by 16mm | 2017-11-19 22:06 | メインHPと更新のお知らせ | Trackback | Comments(2)

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN V 激突 ルウム会戦』

先週土曜日、歯の治療とメンテナンス。
前回入れてもらったブリッヂを先生に診てもらう。
問題なし。
むしろ前回の治療時に歯茎の状態が悪かったのを心配されたが、今回は問題ないとのこと。
色々と気遣いに頭が下がる。
その後いつものように美形で剽軽なドS歯科衛生士女史に歯石をとってもらう。
ブリッジの日常メンテのための女史オススメの
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"プロキシソフト"というフロスの使い方を教えてもらう。


本日日曜日、銭湯にストレッチ、ジェットバス、赤外線サウナ。
肌寒くもあり露天での寝湯は暖かくなるまでやめとく。


『みたび! 女のはしょり道』
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AmazonでKindle版購入。
今回も相変わらず楽しいのだが、そのなかの"自腹じゃないの巻"にて
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とか
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のような、為になることが書いてあるがな(笑)。
オイラも試しに耳たぶを回してみたら、気のせいか鼻の通りがよくなった気がした。
さすが伊藤理佐の漫画である(笑)。


『アオイホノオ(18)』
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AmazonでKindle版購入。
表紙画を見て、てっきりトンコさんとホノオくんのこんなシーンがあると思いきや......
肩透かしである(笑)。
ホノオくんと出渕裕のものすごーくイタイ邂逅(笑)。
いや、オイラもこういうしくじりは何回もあった(笑)。
負けるなホノオ(笑)。


『BLUE GIANT SUPREME(3)』
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AmazonでKindle版購入。
力が入った表紙のデザインだな。
売れているからこその力の入れようだと思う。
嬉しい限りである。
音が出ない漫画という表現の枠のなかであって、それでも音の力感を感じさせる演出力のすばらしさ。
今まで一人で戦ってきた主人公に仲間ができてくる。
それもナアナアでグループを作るのではない。
やはりそこでも戦いはある。
それによって獲得するものに価値がある。
改めてそういう漫画なんだと思った。


『昭和天皇物語(1)』
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AmazonでKindle版購入。
実はこんな漫画が連載されていることを知らなかった。
作画が能條純一で原作が半藤一利。
ものすごく魅力的な布陣ではないか。
相変わらず皇室についてのタブーは存在するものの、それでもこの皇室と昭和天皇を肯定的に描こうという試みは非常に魅力的だ。
どちらにしても昭和が終わって約30年の月日が流れて、やっと昭和について、ヒロヒトについて語れるとは。
特にオイラなどは高校時代、天皇を否定的な側面からしか学んでこなかった人間だ。
しかし、第二次世界大戦の戦争責任を天皇一人におっかぶせた軍人達の方がオイラは許せなくなってる。
果たして、ではヒロヒトという"ヒト"は一体どんな"ヒト"だったのだろうか。
セリフも平易に分かりやすく、とにかくこの手に興味のある人にはうってつけのフィクションだ。
とくに本作でのヒロヒトの魅力的なことよ。
続巻が楽しみでしかたない。


『機動戦士ガンダム THE ORIGIN V 激突 ルウム会戦』
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ネタバレあります。
AmazonでBlu-ray購入。
すごい。
傑作。
今までで一番面白い、というか重い、というか、戦争を描いているんだなと感じられた。
見応えの重量級。
これがなんでオイラは面白く感じられたかといえば所謂『1stガンダム』と呼ばれているあのあまりにも有名なナレーションの

内実が語られるからだ。
ナレーションではジオンが独立し、コロニーを地球に落として総人口の半数を死に至らしめた、というくだりが語られる。
総人口の半数。
これはまあ言葉としては重く感じられるが、観ている側としてはそのエピソードは『1stガンダム』の物語の要素の一つに過ぎない。
しかし、名もなき物語に出てこなかったというだけで死んで行った人々にはそれぞれの人生があり、家族を愛し、恋人と未来を見つめ、希望を持っていた。
個人としてはその当たり前の事柄を単なる背景にせず丁寧に描いている。
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この原作の漫画にはあるエピソードのこの二人。
因みにこのユウキという男の声がまた上手くてね。
で、彼らがいるサイド2が『1stガンダム』で描かれた地球に落とされたコロニーになるんだが、落とされる前にジオンに毒薬を巻かれて全員殺されるわけ。
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大気圏で燃え尽きないようにコロニーの外壁を耐熱耐火処理をするという周到さ。
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毒で雪の幻覚を見るユウキ。
自分が毒に侵され死んでいくなんて思ってもいない。
この残酷なまでの詩的な表現。
サイド2の人間はジオンに反対し、銃をもって戦おうとするも一発の銃声を鳴らすことなく全員が死んだのだ。
これはやっぱり重い。
おそらく安彦良和が絶対描きたかったエピソードだよね。
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このユウキたちのエピソードがあったからこそ、このコロニー落としの描写も『1stガンダム』で観た時よりも切実に感じることができた。
本作は色々すばらしいのだが、冒頭の
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眉毛なし男 a.k.a ギレン(笑)の演説と
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戦場のラルが交互に映し出され。
「これは戦争ではない 殺戮だ」
とラルが唾棄するように呟く。
本作は登場人物達それぞれの目線からこの『1stガンダム』につながる"ルウム戦役"と呼ばれる会戦が語られる。
ギレンは人間が幾万と死のうが戦争に勝つことが重要であるといい。
ドズルは愛するものを守れない人間が悪いと自分を無理やり納得させる。
ガルマは味方の兵の死に反応して狼狽える。
本作は安彦良和の『オリジン』と呼ばれるコミックを原作としているが、さらにこの映像化によってアレンジがなされている。
本作で一番原作と違うのが
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タチさん。
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原作コミックでもどことなく頼りない感じだったのが、年数を経て
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こんな凄みのある感じにリファインされている。
『1stガンダム』を観たときには、ハモンに密かに想いを寄せる頼りない兵隊ぐらいにしか感じなかった。
どうやら安彦良和がこのタチに肩入れして『1stガンダム』とは違うタチ像を作り上げたようだ。
とにかく本作でのタチはカッチョいい。
セイラに会ったときの物腰も堂にいっていた。
さらに本作のオリジナル、
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ハモンのクラブでのくだり。
タチがドズルの命令従わなかったラルをキシリア機関が逮捕しにくるとハモンに告げにきた。
それに対してものすごい啖呵をハモンが切る。
"大尉はもう二階級降格という処分を受けています それに従わなかったのはドズル中将の命令に対してです キシリアに、ではありません どうしても逮捕するというのならあなた達のような三下ではなくキシリア自身が逮捕状をもってこの店にきなさい
と、クラウレ・ハモンがそう言ってたと伝えなさい"
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いや〜カッケー、ハモン姐さん。
声の沢城みゆきも素晴らしい演技だ。
ここからハモンがピアノを弾いて歌うまでが映像化での見事なアレンジ。
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後々、ハモンが激昂した理由がよくわかった。
こういう死線を超えた人生を歩んできたのに、青二才でオタクで臭くて暗くて根性曲がった(笑)アムロなんて小僧に台無しにされたらそりゃ怒るよな。
安彦は『1stガンダム』での言葉の背景に対して実に丁寧に落とし前をつけている。
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セイラさんのこんな顔が観れたのも感慨深い。
セイラという人物の奥行きが本作で深く彫り込まれている。
兄と別れて一人で生きていくにはこういう顔だってするよな。
その他本作、古谷徹、池田秀一、古川登志夫などの『1stガンダム』のレジェンド声優達も出ていて、彼らも極端に幼い声を出さなくなってよくなったせいか、全く違和感ない。
特にシャアの声は非常によかった。
しかし、潘めぐみや沢城みゆきなどの新しいキャストの力量もすばらしいものだ。
作品にたいする底上げが彼らの力でなされていると感じた。
ものすごくべた褒め状態だが、画面上のレイアウトがたびたびお粗末になるのはいかがなものか。
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↑これなんかイマイチ画面が締まらない気がする。
たまにこういうカットがでるんだよな。
それからハモン姐さんのピアノソロの下りの作画がイマイチなんだよな。
まあそれでも十分に満足した。
来年の続編が楽しみである。

# by 16mm | 2017-11-19 22:03 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

『町山智浩の映画ムダ話"ブレードランナー2049"』『キュロテ 世界の偉大な15人の女性たち』『ブルーベリー [黄金の銃弾と亡霊]』『「宇宙戦艦ヤマト」の真実――いかに誕生し、進化したか』

先週土曜日、銭湯に寝湯、ストレッチ。


町山智浩の映画ムダ話66ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督『ブレードランナー2049』
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映画その他ムダ話からのMP3音声ファイルの有料ダウンロード。
映画で提示された要素を個別に事細かに解説。
本作とスタンリー・キューブリックの関連性。
前作と構成の相似。
本作におけるナボコフの関連性など、本当に驚くべき情報と解説。
それを読み解く町山の教養と知識の強さも驚異的だが、映画自体もそれら観客の多くがわからないであろう情報を入れてるもんなんだな。


『キュロテ 世界の偉大な15人の女性たち』
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書店で書籍購入。
『エロイーズ (本当のワタシを探して)』『ジョゼフィーヌ! (アラサーフレンチガールのさえない毎日)』のペネロープ・バジューの新作。
世界の偉大な女性達の波乱な人生をユーモアを交えた読み物にしている。
この15人のうちオイラが知っていたのはトーベ・ヤンソン(『ムーミン』の生みの親)だけだったんだが、その他の女性たちも非常に魅力的だった。
というか、魅力的に描かれている、というべきか。


『ブルーベリー [黄金の銃弾と亡霊]』
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書店で書籍購入。
いわゆるメビウスの本。
実際はジャン・ジローによる西部劇コミックス。
ジャン・ジローの本は初めて買ったのだと思うが、タッチがメビウスと違う。
どちらかというとジャン・ジローの方が密度があって重い。
オイラとしてはやはりメビウスのタッチの方が好みかな。
どちらにしても天才の筆致であることには変わりないので、オイラごときが好みを言うのははずかしことなのだが。
巻末に谷口ジローと寺田克也のイラスト&コメント。
メビウスが亡くなった時に出版された本である。
その谷口ジローも今年亡くなってるんだよなぁ......。


『「宇宙戦艦ヤマト」の真実――いかに誕生し、進化したか』
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AmazonでKindle版購入。
『宇宙戦艦ヤマト』がどのように企画され世に出て、今に至ったか、ということを原作者の一人と言っても過言ではない豊田有恒による回想録。
この本を読むと原作者が松本零士であることは間違いないような気がするね。
裁判の結果で『宇宙戦艦ヤマト2199』以降の作品に松本の名前が出ないというのは不自然なことだと思う。
この『ヤマト』という作品を結果的に独占したのは西﨑義展なんだけど、本作におけるクリエイティブな実績は皆無だ。
ただこの西崎は大衆受けするかしないかの嗅覚が鋭かったとは言われているが、それも初期の『宇宙戦艦ヤマト』の時だけ。
『ヤマト』以外のプロデュース作は全て惨敗。
『ヤマト』だって晩年の『復活編』なんて金返せ的な駄作だったしね。
スタッフへの金払いが最悪に悪いのにも関わらず、本書の豊田有恒が『完結編』まで西崎に取り込まれていたのは、西崎の妙な感じの人たらしな部分なんだろうな。
この西崎に取り込まれなかったのが、大塚康生、宮崎駿、高畑勲などの東映動画の面々。
彼らはカネで動く動かないというよりも西崎の胡散臭さというものを察知していたんだと思われる。
本書の豊田有恒は『宇宙戦艦ヤマト2199』以降についてはコメントをあまりしていない。
かろうじて昔豊田の事務所に出入りしていた出渕裕が『宇宙戦艦ヤマト2199』の監督をしている云々を記しているだけ。
豊田は『宇宙戦艦ヤマト2199』の西崎義展の後継となった(自称)息子の西﨑彰司と製作会社には当然ながらかなり冷淡な態度をとっている。
まあ当然であろうな。
Amazonでのレビューでもあったが、本書のタイトルの『いかに誕生し、進化したか』について、"進化"についてはなにも言及されていないと思うけどね。


『BANANA FISH』がアニメ化
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マヂか(笑)。
期待して良いのか悪いのか(笑)。
とりあえず観ると思うけど(笑)。


『この世界の片隅に』1周年に歓喜!ロング版の製作も正式発表
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Blu-rayが出て久しいというのに今だに上映している館があって、観に行く人がいる。
そんな作品だったんだな。
近年稀にみる珍しくも幸せな作品。
関わった人たちは本当にうれしいだろうな。
ロングバージョンも楽しみだけど、片渕監督の新作もそろそろ。
ここ一年、片渕監督ものすごい距離を行き来して作品を届けてるのに頭がさがる。


Stephen Wilkesスティーブン・ウィルクス)
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行きつけのカメラ店の店主が先週eテレで観たとかで教えてくれた。
定点撮影で昼から夜を何千枚も撮って、それを一枚の画像にレタッチ合成で落とし込む。
アイデア勝負のところもあるけど、これを取捨選択して一枚に落としこむことはレタッチの手間暇を含めてかなり大変だよな。
すごく魅力的なアイデアだなあ。
オイラもいつか"なんちゃって"なものでも作ってみたいものである。

今週末は歯の治療。

# by 16mm | 2017-11-12 20:19 | | Trackback | Comments(2)

『ブレードランナー 2049』『ゲット・アウト』

先週金曜日。
三連休の一日目、をいいことに終日寝たきりの引きこもり(笑)。
本日日曜日になっても疲れが取り切れない。
歳やなあ(笑)。


先週土曜日、歯の治療。
右上の歯を4本ブリッヂにする。
比較的健康な歯が両側に一つづつ。
中の一つは完全に抜歯下部分で、その隣にも歯はあるんだが、その歯がかなり結構弱ってる(笑)。
その歯が弱ってなければ3本のブリッヂで済んだがわけだが、後々を考えて健康な二つの歯で中の二つの歯を支える仕組みを先生が作ってくれたわけである。
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ブリッヂを作るためのオイラの上の歯(笑)。
記念に上下の歯の石工モデルをもらってきた。
自分の歯を客観的に見る機会などないのでかなりしげしげと眺めてしまった(笑)。
分かり難いがコレは天地左右が反対になる。
前回の治療後にブリッヂの値段を聞いた時にはかなりビビってしまったのだが、実は相当に良いものをかなりの安い値段でやってくれたのである。
先生が相当に色々がんばってくれたのだ。
いや本当に値段を聞いてビビってしまってすいません。
入れてもらった歯はかなり良好で今の所違和感なし。
普通に噛めるしね。
ますます先生に頭が上がらないのである(笑)。
で、別な意味でオイラの頭を上げさせてくれない美形で剽軽なドS歯科衛生士女史(笑)。
この女史、先生がオイラの仮歯を外すにあたり沁みるから麻酔した方がいいかもしれないという意見を一蹴して
「いや〜、だいじょうぶっすよ」
などとオイラ意向を聞く前に応えやがったのである(笑)。
いや、実際痛くもなく沁みもしなかったんだけどね(笑)。
んで、女史からブリッジの普段のメンテの仕方を教えてもらう。
ブリッヂに使いやすいフロスを注文してもらう。


本日日曜日、銭湯に寝湯、ストレッチ、赤外線サウナ。


macOSやiTunesの仕組みがどうにも分かりにくくなってないだろうか?
なんかオイラは使いづらくてしょうがない。


本日家電量販店に"iPhone X"を見てきたのだが、ガラスとステンレスの質感と見た目はいいんだが、側面が丸くなってるのが個人的な趣味として気に入らない。
やはりまだ当分カクカクな"iPhone 4"で頑張る所存である(笑)。


vaioでBlu-rayが観れなくなった。


『ブレードランナー 2049』
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再見したわけではない(笑)。
が、ネタバレします
初見から一週間たった今の雑感とその周辺を。

●プログラムを買った
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鑑賞時には売り切れていたのだが再入荷した。
紙質も良くて、綺麗な写真が多い。
基本的にはスタッフ&キャストのインタビュー記事で構成。
インタビューは出ている雑誌やネットなどで公開されているものとほぼ同じ(全く同じということではなく、インタビュアーの聞くことが同じようなことになると、その答えも同じになるから)。

●ヴァンゲリス
『ブレードランナー 2049』をまだ一度しか観てないせいかもしれないが、音楽が印象にのこらなかった。
音楽はハンス・ジマーだったりするので悪くはないとは思うんだが......
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やはり最後はヴァンゲリスの"エンドタイトル"で締めてもらいたかったかな。

最後ぐらいは。

●留之助ブラスター
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留之助ブラスターについて新たなニュースが載っていた。
ライセンス販売についてこれまでより3000円値上げ程度に抑えてる。
ライセンス料が5000円なのに(笑)。
なんかアレか、作れば作るほど赤字になりはしないのか?
Amazonで転売しているのは14万円とかある。
オイラも欲しい欲しいと思いつつ手が出ないでおる(笑)。
いつかこの匠の品を手にしたいと思う。
ところで

撮影現場潜入の映像が日本語字幕になってた。
5:10あたりから
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オメエが作ってないなんてのはみんな知ってんだボケ。
いや、こいつは"作った"という名誉込みで高い金を出してるだけだ。
この恥知らずのデザイナーに高値で売ったStudio Artって会社が元凶だよ。
留ブラを明らかにベースにしてるのにそれをまったく表に出さずに自分のところで全部作成したと偽ったStudio Artが、権利もろともデザイナーに売ったというね。
いるんだねえ、どこにでも。
ものづくりの人間が無垢なんてのはとんでもない嘘だと思うね。

●デッカードはレプリカントか問題
前作『ブレードランナー』での大きな論争の一つ。
デッカードはレプリカントか?という問題。
これについてはハリソン・フォードはデッカード人間説をとり、リドリー・スコットはデッカードはレプリカントだと言って譲らず(笑)。
実際劇中でデッカードの目が赤く光ったり(レイチェルなどレプリカントは目が赤く光ったりしてる)、デッカードの自宅のピアノの上の大量の写真(レプリカントは記憶を補完するためか写真を多く持っている)、そしてユニコーンの夢。
これらの状況証拠でオイラなどもデッカードはレプリカントじゃねーの、と思っていた。
が。
『ブレードランナー 2049』ではこの問題を巧妙にはぐらかした感じになっていると思う。
レイチェルがデッカードとの子供を産んだという奇跡が本作の肝になる。
これはレイチェルが妊娠可能な機能を装備されたレプリカントであったという設定なのだが、じゃあデッカードは人間じゃん、と思うけど、レイチェルが妊娠可能なレプリカントならデッカードだって生殖可能なレプリカントであった可能性もあるんじゃないか?
『ブレードランナー 2049』ではブレードランナーの"K"が自分はもしかしたら人間かもしれないという希望を持つ。
しかし我々観ている側にすれば壁をぶち壊したりできる強靭さはレプリカントのそれでしかないわけだ。
つまり当事者の"K"だけが自分のアイデンティティで悩んでるだけで、側から見ている我々を含めた者たちは確実にレプリカントだと認識している。
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士郎正宗が『攻殻機動隊』のなかで上のようなことを言ったのは慧眼だと思う。
所詮自分が何者か?という問いかけの拠り所は自分自身にはなく、周囲の状況で判断しているにすぎないのだ。
だからデッカードは自分が何者であるのか?という問いかけをずっとし続ける存在だと思う。
人間なのかレプリカントなのかの答えが出ない、というのが答えなんだとオイラは思っている。


『ゲット・アウト』
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先週金曜日。
池袋シネマ・ロサ。
会社の同僚に面白そうだと言われるまでノーマークだった。
予告編を観たらなかなかそそられた。
なんか客の入りが悪いのか、ものすごい勢いで上映館が減って行った(笑)ので、会社帰りに池袋で観た次第。
予告編を観て人種差別がテーマであるとあたりはついたんだが、てっきり
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『マンディンゴ』のようなシリアスでハードな物語だと思ったら、違ってた(笑)。
いや、シリアスなスリラーというかホラーの要素があるのはわかるんだが、なんか微妙にユーモアというかコメディの匂いがしていた。
これ、なんだろうと思って

町山智浩の解説を聴いて合点がいった。
この映画の監督ってコメディアンらしい。
コメディアンのセンスなのか、映像として笑って良いのかどうかわからない不気味でシリアスなショットを入れてくる。
例えば
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この黒人のメイドさんなんだけど、なんだか絶妙に気持ち悪い顔してませんか(褒め言葉)(笑)。
笑えるような顔にも見えるし、ホラーでシリアスな感じにも見える。
この得体のしれない不気味さが作品全体の不穏さを出している。
これはものすごく巧妙だよな。
本作って日本人にとっての有名俳優のキャスティングは皆無なんだけど、この面が割れてない感からくるフレッシュな気持ち悪さね。
これは実際に今でも置かれている黒人の立場というものを寓話を交えて描いている。
アメリカの映画でもニューヨークやロサンゼルスのような都会の話ではない。
アメリカでも田舎にいけば黒人というだけで警察に職務質問され、白人だけの居住区がありそこに迷い込んだ黒人がどんな思いにかられるか。
アメリカに差別がないなんて場所は都会のほんの一部なんだ。
ちょっと愕然とするような事実をつきつけられる。
物語そのものは最終的にはSF的とも寓話的ともいえるような顛末に。
黒人種を否定せずに取り込もうとするある種の白人種の下劣さ。
それをコメディのような寓話として描いている。
オイラは展開がちょっと突拍子もなさすぎてついていけなかったがね(笑)。

# by 16mm | 2017-11-05 21:27 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

『アトミック・ブロンド』『ブレードランナー 2049』

先週土曜日も本日日曜日も雨。
いやはや先週は大変でした。
先週の月曜日は残業時間調整で有給で休み。
次の日の火曜日は通勤電車が最寄りの駅に来れないという送電線の事故で不本意にも会社に行けずというね(笑)。
いや、仕事がちょっとアレで休むと自分の首が締まるのわかってたからね(笑)。


先週土曜日、心療内科。
症状は落ち着いている旨を担当医に伝える。
年末にかかるので次は来年の一月。
この調子だと問題ないだろうと思うが、ちょっと不安だったら12月も早い時期にきてくださいと担当医。
年末は結構混むからとのこと。


先週土曜日、ヘアカット。
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オイラの行ってる美容室はハロウィンとクリスマスで美容師さんたちがコスプレしてくれる愉快な店だ。
オイラはクリスマスにぶち当たったことはあるがハロウィンは初めてで、美容師さんたちがおもいおもいのコスプレで接客してくれる。
すげえ面白い。
このイベントにあたるのはラッキーである。
全力で客を楽しませる精神と動きにくいコスプレをしつつも的確にカットをするテクニックに頭がさがる。
画像は火事で燃えちゃった店の時代に、オイラの担当の店長さんのコスプレ。
今年も同じジョーカーだった。
ちなみにコスプレでデブになってるだけで店長の本体は無茶苦茶スリムなカッチョいい兄ちゃんである(笑)。
そのジョーカー、もといw、店長にカットしてもらいつつ、火事で焼けた土地でのお店再建にともなうあれやこれやを聞く。
早く再建できるといいな。


『ヤンチャン調査部 オレに聞かれても・続 2巻』
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AmazonでKindle版購入、といいたいが、先週だと0円だった(笑)。
オイラも早く読みたくて0円でダウンロードしちゃったけど、金を払って購入するべきだったか。
購入といっても100円ですよ(笑)。
作者の金平が自分の作品で金を儲けようという気が皆無なので赤の他人のオイラがやきもきする。
1000円出して地雷な電書が多くあるのにねえ。
オイラ、マジにこの本なら1000円でも買うよ。
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これからも読み続けるぞ、オイラは。


『別冊映画秘宝ブレードランナー究極読本&近未来SF映画の世界』
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書店で書籍購入。
『ブレードランナー』に詳しくない人がそれにまつわる情報を得るには最適だと思われる。
『ブレードランナー』の編集違いのバージョンについてや用語の解説なども載っている。
『2049』で使用された"留之助ブラスター"がいかにしてクレジットされなかったかの経緯もサラリと書いてある。
はっきりいって非常に悔しい話である。


Kindleのアイコンが変わった(笑)。
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なんか
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ドリームワークスっぽくないか(笑)。
いや、言いがかりですけどね(笑)。


『アトミック・ブロンド』
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先週月曜日、109シネマズ菖蒲。
シャーリーズ・セロンのアクション映画ならと食指が動いた。
実際楽しみにしていたのだ。
が。
どうにもこうにもノれなかった。
シャーリーズ姐さんのスタントを使わないアクションには頭がさがる。
しかし、格闘のアクションとしては微妙な動きもあるので、ということは、専門のスタントを使わずシャーリーズ姐さんが実際にやったと言えるんだろうけど。
宣伝文句の"女版007"というのはハードル上げすぎのような気がするね。
監督がデヴィッド・リーチ。
観た後知ったんだが『ジョン・ウィック』の監督なんだ。
知ってたらハードルそんなに上げなかったなあ(笑)。
デヴィッド・リーチで『デッドプール2』かよ。
期待しないどころか『デッドプール2』は観なくてもいいかな(笑)。


『ブレードランナー 2049』
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ネタバレなしです。
先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
3DIMAX版。
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『大特集「ブレードランナー2049」このカルトSF映画を観よ! FLIX special』の記述でネタバレがシレッと書いてあったよと書いちゃいましたが間違いでした(笑)。
ごめんなさい。
なにがネタバレだと勘違いしたかは、まあこの場で書くのも微妙なので書かない。
一つだけ言えるのは、オイラがネタバレと勘違いした設定は前提条件で、それがさらに後半に向けてツイストしていく、といっておきます。
多分何いってるかわからないでしょう(笑)。
ネタバレがシレッと書いてあったよってのを会社の同僚に偉そうに吹聴してしまっていたので(笑)釈明せねばなるまい(笑)。
せーからね、本作はワイドスクリーンの2Dで観るのがオススメらしい。
ソースはコレ
オイラは劇場の時間の関係で3DIMAX版での鑑賞となったが、できれば2Dで観たかった。
はっきりいって本作は3Dカメラで撮られた作品ではなく、撮影後に3Dにコンバートしたものだ。
『アバター』のように3Dカメラを使用しての撮影ではないため、3Dで観た時に最適化されるような映像演出はなされていない。
実際3Dで観たオイラだが、上映時間中ずっと3Dの特性を生かした映像ではなかった。
値段も高いし、3Dメガネもかけなきゃならんし。
映像自体の輝度も落ちる。
なので本作はやはり2Dでの鑑賞をオススメしたい。
『ブレードランナー 2049』の世間的な評価としては、上映時間が長い上に、やはり前作の『ブレードランナー』を観ておくべきだと感じた。
若い20代ぐらいの若造どもはよっぽど気合の入った映画好きでないと『ブレードランナー』なんて35年も前の映画なんて観ないだろうね(笑)。
『マッドマックス』を観て「『北斗の拳』みたい」っていうのと同じで、『ブレードランナー』を観て「『アキラ』みたい」とか「『攻殻機動隊の』パクリ」とかおもわれちゃうんだろうな(笑)。
評論家を含めて若い世代はどうもこの『ブレードランナー 2049』に対する思い入れが薄いために、没頭できないように感じる。
では、劇場でリアルタイムには観てないが、ビデオ、レーザーディスク、DVD、Blu-rayとメディアが変わるごとにソフトを買い直してその度に『ブレードランナー』を少なくとも5000回は観続けてきた(嘘w)オイラはどうかといえば
ひっじょおおおおおおおおに切ない映画であったよ。
上映が始まったばかりなので、やはり詳細を明かす感想は差し控えたいと思ってる。
前作の『ブレードランナー』でのテーマ、"アンドロイドが人間と同じ外見でパーソナリティを持つ存在であるなら、生物としての人間と何が違うのか?"という問いかけに本作は徹頭徹尾応えている。
それは劇中で描かれるある種の"奇跡"をめぐって展開される。
その"奇跡"の顛末が巧妙なツイストとなって本作を深いものにしている。
主人公の落胆。
切なさに降る雪の情景。
本作をまだ一度しか観ていないので、観のがしている部分は多々あると思うが
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"I've seen things you people wouldn't believe. Attack ships on fire off the shoulder of Orion. I've watched C-beams glitter in the dark near the Tannhauser Gate. All those moments will be lost in time, like tears in the rain. Time to die. "
「おれは、お前ら人間には信じられぬものを見てきた・・・オリオンの近くで炎を上げる戦闘艦。暗黒に沈むタンホイザー・ゲートのそばで瞬くCビーム。それらの瞬間も、すべて失われる。時が来れば、雨に消え入る涙のように・・・・・・死ぬ時か」

『ブレードランナー』のこのあまりにも有名な詩的とも言えるセリフはなかったが、その代わり映像は非常に力強く美しい。
今後何度か観て考えを反芻してオイラが本作をどう思うようになるかはわからんが、今の時点だと本作は前作を超えることはできなかったなと感じた。
まあ超える必要もないし、多分超えることもできないと思うんだけど、その他ね、やっぱり上映時間が長いよ(笑)。
体感的に長く感じたということではないんだが、なんとなくもう10分ぐらいとか切れたんじゃないかね。
まあ10分程度なら切らなくても同じかもしれんけど(笑)。
後音楽。
部分的に前作の音楽の使用はあったような気がするが、ラストは

"エンドタイトル"を流してもらいたかったなあ(笑)。
それとね、クレジットには載ってなかったようだけど、
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ハリソン・フォードの持つ"留之助ブラスター"の底部のLEDが光ってるのが見えたのがなんか嬉しかったよ(笑)。
はっきりいってすげええ良い映画だけど、誰にでもオススメはできない。
映画を観て悩んだり考えることを厭わない人には是非とも観てもらいたい。


今週末は歯の治療。

# by 16mm | 2017-10-29 20:23 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

『大特集「ブレードランナー2049」このカルトSF映画を観よ! FLIX special』

先週土曜日、歯の治療。
抜歯した歯の型取りをしていよいよ次回にセラミック製の歯が入る。
実物を見せてもらったがなかなかカッチョいい。
4本分の歯のブリッヂとのことである。
先生、いろんな意味で頑張ってくれた模様(笑)。
マジに頭が下がる思いである。
いつものように美形で剽軽なドS歯科衛生士女史に歯石をとってもらいつつ、ブリッヂの日常メンテのやり方を教わる。
帰りがけに
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『SWITCH Vol.35 No.10』をいただく。
医院の待合室に置くには相応しい内容ではなかったためとのこと(笑)。
荒木経惟の写真が載ってるからねえ(笑)。


選挙に行った。
雨降ってるので投票率どうなんだろうか?
とりあえず比例は立憲民主党。
個人名は社民党の候補の名前を書く。
本当に困ったもんだ。


地元の映画館に
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『アトミック・ブロンド』を観に行こうと思ったら、土曜日の最終回が4DXだと(笑)。
もう高い金だしてアトラクションしながら映画を観たいと思ってないんだよ、おぢさんは(笑)。
4DXって子供とか若造達が楽しむもんだよな。
夜九時過ぎなんて子供はいないんだからさ、身体の弱い中年に4DXはマジきついの(笑)。
とりあえず、残業時間調整で平日休むことになるのでその時に普通の上映で観るつもりである。


本日、空調の洗浄。


『身体のリアル』
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AmazonでKindle版購入。
押井守と最上和子は姉弟である。
二人で押井家の事情なんかを語り始めで、他人のプライベートを覗き込むのが好きなオイラにはツカミはバッチリだ(笑)。
絵を描くとか小説を書くという行為が作家の内なる芸術性の外化表現であり、それは作家と芸術にに少なからず距離をもたらす、というようなことが書いてある。
姉の最上和子がやっている舞踊は自分の内なる芸術性を自分の身体を使って表現するので、絵を描くとか小説を書く、という行為ほどに距離があるわけではない、とのこと。
なるほど。
そういう風に考えた事がなかったので、舞踊やダンスや武術などは自分の考えたイメージを外化する事なく短距離で表現できるということか。
しかし、それでも自分のイメージどおりに身体が動いてくれるのかは別の問題だと思う。
しっかし、この姉弟、よく喋る(笑)。
姉も弟もページで4ページぐらい平気で一人語りしてる(笑)。


『サラリーマン田中K一がゆく!カラー版』
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AmazonでKindle版購入。
楽しみに買ったはいいが、どうにも読み進められず。
なんだろう、現実をカリカチュアし過ぎていて入り込めない、というのか。
田中圭一の他のルポ漫画ほど楽しめずにいる。


『サルでも描けるまんが教室 サルまん 21世紀愛蔵版 上・下』『サルまん 2.0』
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AmazonでKindle版購入。
『サルでも描けるまんが教室 サルまん 21世紀愛蔵版 上・下』はオイラが学生の頃だから、今から30年ぐらい前にビッグコミック週刊スピリッツ誌を立ち読み(笑)しつつ読んでいた。
所謂"漫画の描き方"をパロディにしつつ、まあありえないサブリミナル(当時サブリミナル広告の効用の本がたくさん出てたw)なんかの要素を付け足してもっともらしい理屈で笑わせるものだったと思う。
漫画を描く、有名になる、という部分を自虐込みで描いてもいた。
面白いと感じる部分もあったんだが、全体的に相原コージの絵柄込みで自分には合わない感じではあった。
30年を経て改めて読んでみたが感想は当時と同じ。
自分が面白いと思う部分もそうでない部分も変わらずであった。
『サルまん 2.0』は掲載されていたのは知っていたが読むのは初めてであった。
これも面白いと感じるところとそうでないところがあった。
相原コージと竹熊健太郎の間に齟齬が生じて連載の途中で打ち切りになったらしい。


テレビ東京の『TXN衆院選SP 池上彰の総選挙ライブ 1部』を観てたら(20:20現在)与党の過半数が速報では決定的らしく、観る気を失う。


"Adobe Photoshop CC 2018"
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アップデートした。


『そしてボクは外道マンになる 2 』
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AmazonでKindle版購入。
滅法おもしろい。
オイラが小学校高学年の時に読んでいた週刊少年ジャンプの話だよ。
好きで読んでいた『ドーベルマン刑事』の裏側なんかが興味深い(笑)。
その『ドーベルマン刑事』が人気を博して実写映画化。
監督が深作欣二に主演が千葉真一。
撮影現場に行ってみれば、原作を無視した設定で撮影している。
深作欣二も『ドーベルマン刑事』を次作までの埋め草ぐらいにしか思ってなかったというね。
当時の漫画に対する扱いはこういうものだったのだな。
今は逆に漫画原作の場合出版社の意見が強すぎるきらいがあるようだけど。
ところで
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『ドーベルマン刑事』の担当が変わり、新担当が"魔死理戸 毒多(マシリト ドクタ)"(笑)。
まあ鳥山明や桂正和と組んだ編集者で有名な人ですな。
しっかし、名前のつけ方が悪意に満ちている(笑)。
ただこの編集者が敏腕であったのは本作の作者も認めるところで、マンネリ化した状態を打破するのに恋愛ものを加味することで人気を取り戻した。
すごく有能であることにはちがいないが、まああまり気があうような人間ではなさそうである(笑)。


『白竜HADOU 4』
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AmazonでKindle版購入。
現実の閉塞感のガス抜きにしている本作。
こんなヤクザがいるわけがないんだけど。
こんな人がいたらなと思いを馳せちゃうね。
どんな相手にも怯まずに向かい続けるための知性と教養と、勇気。
こういう人に、ワタシはなりたい(笑)。


『名監督の技を盗む! スピルバーグ流監督術』『名監督の技を盗む! スコセッシ流監督術』
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Amazonで書籍購入。
画面内での俳優の動きやそれをフォローするカメラの動きにはどんな意味があるか?ということをロジカルに解説している。
いうまでもなく映画でのカメラの動きというものにはそれなりの理由がある。
観る側は言葉としてわからなくても、ある動きが正確か正確でないか、良いか悪いかは感覚的にわかることもあるのだ。
その感覚的な部分を言葉で解説することによってカメラワークや演出の理屈になる。
この手の理屈を知るのはオイラとしては好奇心と若干の仕事への役立ちにも寄与できると思っている。
実際のところはそれぞれの映画の監督や撮影監督が解説した方が正確とも言えるが、それでも理由づけの理屈としては非常に勉強になる。


先週の『おそ松さん』
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ネタだと思ってたら照英が出てて(笑)。
まさか本人が声やってねーよな、と思ったら照英本人が声やってた(笑)。
すげえ(笑)。


『Pen (ペン) 2017年 11/1号 [映画・小説・マンガの名作から最新作まで SF絶対主義。]』
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dマガジンで閲覧。
期待が高まる『ブレードランナー2049』。
表紙のライアン・ゴズリングのカッチョいいこと。
『ブレードランナー2049』を中心にSF映画についての読み物としてはかなり良い。
読み甲斐がある。
『ブレードランナー2049』の写真も多く、カッチョいいこと。
これはAmazonでKindle版購入を購入しようかしら。


『大特集「ブレードランナー2049」このカルトSF映画を観よ! FLIX special』
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書店で書籍購入。
公開前の本としては情報の充実ぶりがいい。
充実しすぎて一部とんでもない事前情報というかネタバレがシレッと書いてあったよ(笑)。
まあオイラはこの手のネタバレに目くじらは立てんが、これはちょっと書いてはあかんかったような(笑)。
まあこれから買う人は気をつけて(笑)。
『ブレードランナー2049』のキャストとスタッフのインタビューや、リドリー・スコットの『ファイナル・カット』時のインタビューも載っている。
非常に良い本であると思う。
今後
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『別冊映画秘宝ブレードランナー究極読本&近未来SF映画の世界』が楽しみだなあ。
なんか留之助ブラスターについて結構なページを割いているようだし。


今週末は心療内科とヘアカット。

# by 16mm | 2017-10-22 21:50 | | Trackback | Comments(2)

ひさびさに(笑)

先週末、久々に徹夜仕事(笑)。
意外と身体はもつものだ(笑)。
朝早く職場に来すぎる(午前五時台)と中間管理職から咎められるも知ったこっちゃねーぜ(笑)ふぁっきん凸(-_-メ)。

それ以外特記事項なく、今週末は歯の治療とシャーリーズ姐さんの『アトミック・ブロンド』を観にいくつもりである。

今回はこんなとこで。

# by 16mm | 2017-10-15 19:25 | 閑話 | Trackback | Comments(2)

『おそ松さん』『アウトレイジ 最終章』

先週土曜日、歯の治療。
右上の歯の抜歯にともない、そこに新たな歯をくっつけるのにその隣の歯も抜歯。
左上の同じ位置も同じ感じで負荷がかかってへたっているいるとのこと。
オイラもそのあたりの自覚あり。
とりあえず仮歯をいれてもらい治療が続けられる。
抜歯だったの麻酔を山盛り打ってもらい、治療自体はまったくの無痛。
ただときおり聴こえる
ガキッ!
とか
ギリリリリ!
とかの音がなかなかホラーである(笑)。
あ、抜歯とかいたが、根元の土台は生かしているのかな?
さほど血が出なかったから。
いつもの美形で剽軽なドS歯科衛生士女史に「今なら麻酔効いてるから殴られても痛くないよ」と軽口を叩いたら、本当におおきく振りかぶって殴ろうとしやがった(笑)。


昨日日曜日、銭湯に日光浴、寝湯、ストレッチ、赤外線サウナ。


『亜人』既刊1〜11巻
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AmazonでKindle版購入。
1〜3巻はkindle版で無料期間に手に入れた。
面白かったので4巻以降11巻まで購入して読了。
まず画が上手い。
好みの画だ。
大友克洋的、というよりも、『スプリガン』などの皆川亮二的なタッチだと思う。
先日観た実写映画は脚色が失敗しているね。
主演俳優の年齢に合わせて脚本を書き変えざるを得なかった。
原作コミックは高校生ぐらいの未成年。
映画は成人で21〜23ぐらいだろう。
映画版の性格設定が年齢の割に幼すぎる。
これは原作の未成年感を踏襲してるんだろうけど、二十歳過ぎたヤツにしてはイタイ性格で、オイラが感情移入できなかった理由だ。
主人公は非常に利己的で合理主義的すぎるヤツで、こういうの公言しつつ態度に出しているのは高校生の世間知らずのガキならまだしも、二十歳過ぎて自分は他人に頼らない個人主義の合理主義者ですなどと言ってるヤツはとんでもないバカ。
原作コミックでもそうだが、主人公の少年とその母親は、その内実はどうあれ同じように利己的で合理主義を標榜してる。
で、それでいてその母親の夫だったり、主人公の少年が世話になったりする人間は彼らと違って情に厚い人たちだったりして。
結局さ、利己的ですだのなんだの言って、世間の情に甘えてるだけなんだよな、そういう奴らって。
自分の合理主義というか勝手を通すために、それを許容する自分以外の人間が必要だってことをわかってるんだかわかってないんだか。
コミック版はそういうクズな人間が成長していく物語かもしれんが、映画は20歳すぎて合理主義者ですなんて自分がいかに頭がいいかを信じて疑わないバカだったりするので始末が悪い。
とはいえ、原作コミックは主人公のこれからの顛末や脇の魅力的なキャラクターたちの行く末に興味がつきないので続巻を楽しみにしている状態である。


『Spotted Flower 3』
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AmazonでKindle版購入。
Amazonのレビューは結構最悪(笑)。
オイラもだいたい同じ感じ(笑)。
はっきりと明言はしていないわけだが、本作はどう考えたって『げんしけん』のアナザー・ストーリーだろう。
本巻に至っては絶対に『げんしけん』の彼ら彼女らだというのが明確に登場する。
更に主人公?二人の娘の名前がアレで(笑)。
いったいどんなバラレルなのだ(笑)。
内容は『げんしけん 二代目』からのテーマ色が濃く、どうにもオイラには馴染めんかった。
異性愛、同性愛の物語に嫌悪があるとは自分では思っていない。
吉田秋生の作品は普通に面白く読めてるからね。
『げんしけん 二代目』が結局面白く思えなかった理由が自分では掘り起こせなかった。
とはいえ、『げんしけん』は好きなので続巻が出たら買うんだろうけど。


『オールドレンズ・ライフ 2017-2018』
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AmazonでKindle版購入。
資料的なものとして購入。


『先生白書』
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AmazonでKindle版購入。
本書もなかなかAmazonのレビューが手厳しい(笑)。
オイラは冨樫義博になんのシンパシーも感じていない。
が、これを読むと休載を繰り返しながら作品を作るのも仕方ないのかなという同情はする。
作画方法とかに興味があっての購入だったが、あまりその部分に触れたりはしていない。
繰り返し読む本でもないかな。


『おそ松さん』
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録画視聴。
セカンドシーズンが先週の月曜日深夜から始まった。
ビジュアルとともに破壊的な面白さ(笑)。
まずおそ松くんのデザインを現代的にリファインしたデザイナーもエラい。
でも一番エラいのは『おそ松くん』を現代に復活させようという企画を出したヤツがエライ(笑)。
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こんなイメージのものが現代で通用するとは普通思わんよな(笑)。
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オリジナルの原作では個々のキャラクターの個体識別すらできなかったのに、『おそ松さん』ではどれがおそ松でどいつがカラ松かという識別もできるし、明確な性格の違いもだしてきている。
これによって表現しうる幅が広がって、ギャグはもとより、ちょっとセンチメンタルな物語まで対応できるようなものになった。
とにかくすばらしい。
オイラとしては前のシリーズであった
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"じょし松さん"の復活をのぞむ(笑)。


『アウトレイジ 最終章』
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ネタバレを含みますのでご了承ください。
先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
公開初日の夜に行ったら、そこそこ大きな劇場内が8割ぐらい埋まってる。
洋画の話題作の初日でも8割埋まるってのはそうそうない。
もしかしたらヒットするかもね。
で、観に来てるヤツらがなかなか"アウトレイジ"な感じの人が多く(笑)。
ただこれも珍しいが劇場8割埋まっていながら鑑賞マナーの悪いヤツがいなかった(笑)。
映画は面白かった。
あれだけの人数の役者を出入りさせて観る側を混乱させるような下手な構成にならないところはさすが北野武。
全体の印象としては非常にザラついた映画だったなと感じた。
このザラつきってなんだろうと思ったら北野武のイライラなんだと思う。
北野武演じる大友は冒頭から声を荒げた感じで出てくる。
声のしわがれ感とともに発生からもたらされるザラつきに違和感を感じていた。
なんで北野武はこんなにも声を荒げるんだろう?
北野武監督の映画『その男、凶暴につき』から『3-4X10月』、そして『ソナチネ』までは暴力性を内に秘めて声にドスを効かせる印象があまりないんだよね。
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『ソナチネ』のこんないい表情。
この表情で凶悪なことをするから怖かったのだ。
考えてみればそういうのは余裕がある証拠だと思う。
本作ではこんな表情は見られない。
北野武は余裕なく常になにかにイライラしているように演出されていた。
『ソナチネ』と本作とを比べてみると、前者はあくまでも自然で素直な若々し美しさが物語にもヴィジュアルにもあったんだが、本作『アウトレイジ 最終章』は人工的なまでの精緻な美しさというのか。
『アウトレイジ 最終章』の夜の街を走る車のボディに写るネオンなんかはむちゃくちゃカッコいい。
そればかりか、本作は色々とロケーションがすばらしいと思う。
特に後半の港の倉庫街だとか、倉庫の屋上だとかのロケーションはすごくいい。
北野武や撮影監督は良い眼をしてる。
ただ、『ソナチネ』との比較になってしまうが、良い悪いではなく、オイラとしてはきっとあの『ソナチネ』の手触りにはもどれないんだろうなと感じた。
今回、シリーズの締めくくりとして北野武演じる大友が自決する。
北野武の演じる人物が自決するのは珍しくないが、印象は『BROTHER』のようにサングラスをかけてうつ伏せでの死だ。
初期の北野作品では『ソナチネ』もそうだが素顔で顔が見えるように死んでるんだよね。
本作では北野武演じる大友というヤクザの対極に
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松重豊が演じる繁田っていう刑事がいて、こいつは警察官としての自分の悪党に対する正義感であるとか矜持を曲げることができなかったために、警察という悪を取り締まるべき組織から浮き上がってしまい、結果的に警察を辞めることになる。
大友にしても繁田にしても義理であるとか正義感に殉じようとした瞬間に、それらを本来なら持っている組織自体から弾かれる。
義理や人情のヤクザなどは現代では存在せず、あるのは権謀術数と裏切りの組織暴力団。
悪事に対して徹底的に戦う警察官でさえ、政治的な要請によってその正義感の行き場をなくしてしまう。
北野武の本作でのイラつきの内実がなんとなくわかってくる。
行き当たりばったりで定見のない組織や人間を心底から軽蔑している。
またそういう人間が増え、そういう組織が大きくなっていく。
そんな中で大友や繁田は自分の美学や矜持を曲げずブレず。
そして敗北していく。
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自分の中に確固としてある美学に殉ずる覚悟はあるのか?と問われる映画だ。
そしてそれは絶対に勝てないものだという。

# by 16mm | 2017-10-09 20:39 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)

『亜人』

本日日曜日、銭湯に寝湯、ストレッチ、日光浴。


『ブレードランナー2049』のプロップマスターに読んでほしい
『ブレードランナー2049』の日本公開がひと月を切り、アメリカでの試写も高評価らしく否が応にも期待値は高まる昨今。
が。
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『ブレードランナー2049』のプロップマスター<Doug Harlocker>(小道具担当のデザイナーという意味だろうか?)が、劇中で使われた
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ハリソン・フォード演じるデッカードが持っているブラスターを本物を参考に自分が作ったと語っている
デッカードが持っているブラスターは通称"デッカード・ブラスター"。
そして撮影に使われたこの魅力的な銃は日本の留之助商店の方々が気が遠くなるような努力と研鑽によって作られた"留之助ブラスター"だ。
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プロップマスターは臆面もなく手柄の横取りをしている。
『ブレードランナー2049』というビッグタイトルで自分の立場を大きく見せたいんだろうけどさ。
こういう図々しいヤツはどんなとこにもいるんだな。
これによって映画のエンディング・クレジットのどこかに"Tomenosuke Blaster"の文字が出ることなど、儚い夢となってしまったという悲しい話である。
なんともやりきれねえな。


『3月のライオン』
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今秋録画覚書。
第2シリーズ2017年10月14日よりNHK総合テレビにて毎週土曜23:00〜放送。


『毎日かあさん11 息子国外逃亡編』『毎日かあさん12 母娘つんつか編』『毎日かあさん13 かしまし婆母娘編』
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AmazonでKindle版購入。
『毎日かあさん』が連載終了した折、最終巻の14巻以外まですべてが電書化された。
今までは一年に一回のペースで3年前に紙の本で発売された単行本が電書化されていた。
すぐ読みたいのに読めないのはつらいもんで(笑)。
最終巻の14巻は来年かしらん(笑)。
くやしいがこの本のサイバラはおもしろいからねえ(笑)。


『3月のライオン 13』
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AmazonでKindle版購入。
待望の新刊である。
この巻では主人公であるはずの桐山零クンは
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始終こんな感じ(笑)。
この巻では桐山の周りの数多い人物たちがそれぞれに掘りさげられ、それぞれがそれぞれの事情がありつつも彼らを肯定的に優しい眼差しで描いている。
これはちょっと驚異的なことだよ。
主人公ではない多数の脇役たちの人生というものをきちんと描き、それまで読み手に否定的な印象を与えてきたキャラクターさえも感情移入ができるよう肯定的に描いている。
とくにね
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二階堂がカッチョいいこと。
"戦い"という言葉がちょっと背筋が寒くなるようなものが現実にはある昨今。
それでも戦うということを肯定的に力強く描いているのが非常に心地よい。
戦うことによって切り開かれる希望を信じたくなるよな。
しかしね、個人的には
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↑コレにやられました(笑)。
羽海野チカの描く男って男のオイラが見ても非常によくわかるんだよな。
本当に見透かされてるようでこのエピソードはオイラ冷静に読めなかったよ(笑)。
この巻、本当に様々な人間の様々な模様を肯定的に提示していた。
だから悪役だと思っていた後藤や香子にすら感情移入ができるようになった。
オイラがいかに後藤や香子の一側面しか見ていなかった、ということなんだけど、それはまあ作者がこれまで描いてなかったからなんだけど(笑)。
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まさかこの男にまで感情移入させるとは(笑)。
羽海野チカ、果てしない娘(コ)(笑)。
ところで本巻の棋戦でのサブタイトルに”風の2万空里”というのがある。
調べてみたら"空里"なる単位はないようで、おそらく"海里"や"マイル"を模していると考えられる。
1 海里が1,852 メートル。
2万海里とすると37,040,000m。
地球の半径が6,400,000m。
つーことはアレかな、地球上の尺度で考えて永遠のような果てしない場所という意味かしらん?
どちらにしても素敵なタイトルである。


『亜人』
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先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
iMAX版。
コミックが原作のものらしいが読んだことなかった。
しかし今、AmazonでKindle版が1-3巻が無料で読める。
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まだ読み始めたばかりだた、画が好みなので読み進められそうである。
この原作もしらない映画を観る気になったのは予告編のアクションと監督が本広克行だから、まあつまらなくはなさそうだという予想があったのだ。
なんでも"亜人"とは死ねない人間のことらしい。
死んでもすぐ生き返る、と。
するとアレか、トム・クルーズの
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『オール・ユー・ニード・イズ・キル』みたいなものか?と。
『オール・ユー・ニード・イズ・キル』は死んだ時間から過去のある時間に遡って同じ時間を繰り返すので、おそらく多元宇宙、パラレル・ワールドを延々と量産するようになる。
『亜人』は時間軸は一つで、その一つの軸線上で死んだり生き返ったりする。
死んだ直後に生き返るような感じなんだよね。
この設定って死んだら終わりである、というスリリングさを削いでしまいかねないのだが、『亜人』は死の恐怖や痛みというものを描くことで死の恐怖というものを描いている。
生きながらにして腕やら脚やらを切り取られたり、いいように薬や毒物の実験台にされたり。
多数派の人間が如何に自分と違う、人種、性別、身体的特徴、などの少数派に対して躊躇なく残酷なことができるのか。
エンタテインメントの枠でこの部分を描いているのは好感が持てた。
本広監督のアクション演出はやはり良かったと思う。
ただね、結果的に本作、オイラの趣味ではなかったんだ(笑)。
原作読んでないからわかんないけど、映画には吉行和子が演じる田舎のおばあさんが出てくるんだが、これまったく物語に寄与してないの。
放浪する見ず知らずの亜人である主人公を匿う田舎のおばさんなんだけど、これがその後の展開にまったく繋がってないわけ。
主人公の亜人がそのおばさんと触れることで何かを得たということもない。
もっと言えば妹もまったく必要なかった。
たかだか2時間の映画にこんな役にたたないノイズをいれてどーすんだ(笑)。
漫画の原作にあるのかどうかわからんが、脚色がまったく上手くいってないね
おばさんも妹も劇中では物語の進行になんも役に立ってないんだから。
更に言えば本作には官能性がない。
エロスがないんだよ(笑)。
いや、あのね、セックスシーンだとかの濡れ場を作れってんじゃないの。
本作で玉山鉄二が演じる
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厚生労働省の役人の戸崎とそのボディガードの
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川栄李奈が演じる下村泉。
下村が実は政府に公表されてない亜人であるという設定で、それ故に亜人の能力を使って戸崎を守るんだけど、これがね、ちょっと悩ましいというか、所謂"主従"的なエロティシズムの要素を感じさせるんだよね(笑)。
しかも戸崎には婚約者がいるというね(笑)。
なかなか萌える設定なんだが、ここに演出的に踏み込まないんだよね。
この二人に緊張感のあるエロスを用いることができたはずなのに(笑)。
更に言えば主人公の二人
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佐藤健と綾野剛の二人。
二人とも全裸にもなるし(笑)、この二人にもやりようによってはホモセクシャルっぽいエロスと官能性が表現できたははずなのだ。
見ず知らずのおばさんとか妹とか出すぐらいだったら、もっと官能性の演出をしてくれればいいのに(笑)。
アクションと死の要素はふんだんにあるのにエロスが皆無なんだよな(笑)。
本広監督、カタいのか真面目すぎるのか(笑)。
考えてみれば本広の作品で官能性を感じたことはないなあ。
今回は死の要素が前面に出ていたので、それと対になるはずのエロスの足りなさが目立ったのかもしれん。
というわけで、最終的にはオイラの趣味ではなかった、ということであった。
アクションやガンアクションはよかったんだけどね。


今週末は歯のメンテナンス。

# by 16mm | 2017-10-01 23:24 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)