2009年第2回更新のお知らせ

本日メインHPにて"the HAND"をUPいたしました。
お暇な方、ご覧いただければ幸いです。




昨日日曜日、ジムに。
ストレッチ、筋トレ、ボクシング。92.75キログラム。

非常にダラけて土日を過ごす。
ほとんど寝たきりである(笑)。
映画も『MW ムウ』か『ディア・ドクター』か『真夏のオリオン』を観ようと思っていたのだが、どうにも気が乗らぬ。
いっその事『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』をもう一度観たろか(笑)などとも思ったりした。
最近、若干『ヱヴァ』づいていて、先週のロンギヌスの槍型ペーパーナイフに始まり、更にオイラとしてはちょっと考えられない買い物をしてしまった(笑)。
納品はひと月後ぐらい。その頃に当ブログでお披露目しようかな。
『ヱヴァ』のプログラムも購入。オイラとしては非常に嬉しい形の内容。鶴巻和哉監督のインタビュー。
庵野は自分のバカがバレるのを恐れてでてこないか(笑)。
庵野のユニットでは演出という職制の代わりに監督という名前にして、自分は総監督としているようだ。
押井だと監督と演出。宮崎だと監督と演出助手。
なんかそれぞれの監督の思惑が垣間見れて面白いな(笑)。


そもそも先週は映画を観に行くつもりなどなかったのだ。
もう週末ダウンするのは眼に見えていたので『崖の上のポニョ』のメイキング『ポニョはこうして生まれた。』を12時間堪能するつもりだったのだ。
したら、発売直前の延期の告知。
うざけんな(笑)。
本編よりも楽しみにしていた、本編より面白いに違いないメイキング。
12月に延期。
ジブリのプロデューサーの鈴木敏夫が慚愧に堪えない旨の詫び分をHPに掲載しているが、立場的に言ったら本当の責任者であり当事者であろう。
とんでもない失態だと思う。
しかしね、オイラからすると羨ましくもあるよ。こんな詫び文だけで半年も納期を遅らせられるんだから。
普通の仕事でなら半日遅れただけでも大問題よ、普通。
鈴木のPodcast聴いてるんだけど、結構面白い事は言うんだけど、どことなく山師っぽいうさんくささがジブリの実質上のボス(社長は別にいて、この人も別の意味で危険人物だと思うがw)になってから鼻につくようになった。
そうは言っても12月になったら買っちゃうんだけどね。
『ポニョ』についても作品以外でも元仲間のアニメーターの設定を無断で使用した感があるわけで。
オイラとしては作品は面白いとは思えなかったが、製作中の宮崎には大変興味があるのだ。
値段が高くなったらだだじゃおかねえ......といってもどうすることも出来んのだが(笑)。


メビウス関連の本を2冊。
ユリイカ誌とアニメーションノート誌。
ユリイカ誌での内容はなかなか濃いモノで、というか、今までがメビウスについての記事というものが少なかったからそう感じたのかもしれない。
ネットで宮崎駿とメビウスの対談が読めたりしたのだが、そんなに多くはない。
今回のシンポジウムでの来日でメビウスの人となりもなんとなく分かって興味深いものだった。
大友克洋や浦沢直樹や谷口ジローやら寺田克也とそうそうたるメンツでのシンポジウムはナマで観たかったなというのが正直なところ。
ユーモアのある素敵なジジイだな、メビウスは(笑)。
アニメーションノート誌では谷口悟郎の『ジャングル大帝』の記事。
なぜいまさら『ジャングル大帝』か?というのは谷口自身も自問していた部分であるようだ。
オイラもいまいち魅力を感じないのだが、谷口が作るという一点でのみ興味もっている。
放送が楽しみである。


『大東京トイボックス 4 』
映画の監督というのは利己的だなと思う。
何百人という人間の思いを取りまとめてひとつの作品にする訳だが、最終的には監督自身の思い飲みに一元化される。
いや、されなくては映画はできないものなのだ。
今更ながらやっと理解できたのだが、宮崎駿のようなストーリーテラーですら、自分が生み出した物語が本当に面白いものなのか?はては何十人のアニメーターや労働者に薄給で働かせても最終的には作品の面白さで相殺できるものなのか?を悩んでいた時期があった。
宮崎よりも面白いアイデアを持っている人を潰している可能性だってある。
宮崎について行く事を信じていいのか?という他の制作者達からの声なき思いがドスのように宮崎に突き付けられているプレッシャー。
「演出は孤独だ」宮崎が『もののけ姫』のメイキングで言っていた言葉だ。
ゲームの製作もそうだ。
つまるところたった一人のディレクターの思いひとつで人が動き、リテイクが発生し......。
日常を犠牲にするにたる作品ができるか?できたのか?という部分でしかそのディレクターへの信頼は生まれないものなのだ。
この漫画もそんな重さを出してきたようだ。


『女の子ものがたり』
サイバラの『上京ものがたり』『営業ものがたり』と"ものがたり"シリーズのひとつ。
この『女の子ものがたり』はどうも気乗りがせずに買わずにいたのだが、やはり読後は重かった。
この重さは男の女に対する理解力のなさからくるものなのだろうか。


月刊モデルグラフィックス誌。
宮崎駿の『風立ちぬ』。
そうだ。言い訳はみっともないのだ。
これを読んでオイラも多少ラクになった(笑)。
by 16mm | 2009-07-06 05:58 | メインHPと更新のお知らせ | Trackback(1) | Comments(6)
Tracked from Anonymous-so.. at 2009-07-06 22:53
タイトル : 『 宮崎駿の雑想ノート』 宮崎 駿 (著)
宮崎駿の、目も眩む雑学と妄想の世界!アニメ映画風の谷のナウシカ、となりのトトロ、... more
Commented by chata at 2009-07-06 20:04 x
>ちょっと考えられない買い物
うp楽しみにしちょります。

更新キタコレー(゜∀
なぜに拳銃と女性はこんなにもしっくりくるのでしょうか?
拳銃は○○の象徴だからでせうか?w
とにかく、女性が持つアイテムとしては、ギターよりしっくりくると思うのです。
Commented by JunBo at 2009-07-06 23:14 x
6ukbmkt@q・・っと キィボード、カナにするの忘れてたw
もとい
オナノコモノガタリ 重いとですかー
ちょと 気になるるw 性別分類上女子のはしくれJunBoも読んでみようと思う増ス(*` ー´*)bb

久々びさびさ更新ですネっ
早速 拝見させてもろてきましたー☆

チラ腹ばかりに目がくぎづけに((笑 オサン目線ww
全体にパーツのラインがキレイなので 陰になっている画もすてき。
02を応用して
そのまま後の壁にベッタリ追い詰められてるちっくな状態で
腰を落として撃ってる図も浮かんできましたわん

Commented by 16mm at 2009-07-06 23:43
■re:chataさん
>ちょっと考えられない買い物
いや〜、本当にオイラらしくない買い物です(笑)。
ちなみにフィギュアぢゃないっすよ(笑)。


>更新
やはりフロイド的に言えば○○となりますやねえ(笑)。
ただ撮影してるときは意識的にはまったく考えてなかったですよw
まじに(笑)。
いかに拳銃と女の子をカッコよく見せるか、という事に一所懸命でしたから。
まじに(笑)。
ちなみにですね、ほとんど分からないと思いますけど、撃つ気がないように見せてるカットは撃鉄をおこしていてもセイフティーをかけてるという細かいディティールに拘ったですよ(笑)。
たぶん誰も気がつかない(笑)。


>ギター
一度チェロでやってみたいなと思ってますが(笑)。
......
ふっふっふw
たぶんchataさんが思ってるような暗喩がありますけど(笑)。
Commented by 16mm at 2009-07-06 23:49
■re: JunBo丼
>おんなのこ
う〜ん。なんかすごくシビアな女性の一面を見た感じで、実はあまり笑えなかった。サイバラとしては笑ってもらいたかったんだろうけど。
サイバラのたぶん身の回りに起こった出来事も描いてありました。


>壁にベッタリ
ああ、なるほど。いいっすね。
緊迫感が出て良かったかもしれない。
でも、あの撮影の時は現状で精一杯。
オイラもレタッチしながら、もっと色々なシチュエーションで撮っておけば良かったと思ったけど、後の祭りだねえw。
手前味噌だけど、結構カッコよくは撮れたかなと思っとりますw
Commented by JunBo at 2009-07-07 07:34 x
16mmタンは おなのこをおなのことしてダイジに思ってくれている感じがするので あまりシビアなのは納得?(うまい表現が・・((==;)しきれないのやも

(゜-゜*(。。*(゜-゜*(。。*)うんうん
手前味噌なんかでなく すごくカコイイと思い増スん♪
現状で満足して終わらないからヨイのだと★
次の撮影に意欲わくわくですヨっ
Commented by 16mm at 2009-07-07 23:41
■re: JunBo丼
お褒めのお言葉ありがとうございます。
しかし、そこまでオイラはフェミニストではないので(笑)。
女の子の写真ばっか撮ってても、女の子の気持ちはわからない(笑)。


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