『誰も守ってくれない』『バラッド 名もなき恋の歌』

土曜日、歯のメンテナンス。


本日日曜日、ジムに。
いつもより時間をかけてストレッチと筋トレ。いつものようにボクシング。
91.15キログラム。


先週は選挙。
当然行きましたよ。
汚れた身体で清き一票をこれまた汚れた連中に投じてきました(笑)。
今回の関心事は自民案の児童ポルノ法改正案を潰すのが主眼だった。
推進者のひとり、はなし某が落選したとのこと。
この法案については民主も腹案を持っていて油断ならないのだが、同じ油断ならないないなかでマシな方を選択したと思っている。


小橋めぐみの画像をネットから大量に検索してDL。
iPodに入れる。


羽海野チカのHPでの画像が結構すきw。なんかカアイイw。眼鏡ッ娘だし(笑)。


ビッグコミックオリジナル誌で業田良家の『空気人形』を読む。
物悲しくも笑ってしまうラブストーリー。
映画にもなるらしい。
面白い。


iPodで久しぶりに『Stanley Kubrick: A Life in Pictures』を観る。
そうか、キューブリックが死んでもう10年なんだ。
遺作になった『アイズ・ワイド・シャット』を観たのが32歳だよ(笑)。
あっという間の10年。
なにも成せなかった10年だったなあ(笑)。


『島本須美 sings ジブリ』
iTunesで購入。
実に良い声だ(笑)。
iTunesでアルバムまとめて買ったのは初めてかもしれん。
彼女の声で歌われてたら『崖の上のポニョ』は好きになっていたかもしれん(笑)。
収録曲全てがベスト。
ハッキリ言ってオリジナルと同等かそれ以上に良くなっている気がする。
その昔、宮崎駿は島本須美の声が変わらずいてくれたらずっと声優としてお願いしたい、と公言していたぐらいにホレこんでいた声だ。
で、結局島本は『もののけ姫』以降出演がなく。
島本の声は歳とともに変わっていったと思うが、それ以上に宮崎も変わっていったのだろう。
島本がやった『スター・ウォーズ』のレイア姫は良かった(笑)。
あのぶっさいくな姫が(笑)声だけ綺麗で気品があるんだから(笑)。


『関の弥太っぺ』
小林まことの新作漫画。イブニング誌に掲載されている時から断片的に読んでいた。
原作は長谷川伸の戯曲との事。
それを小林の今までの作品のキャラクターを使ってコミカライズしている。
小林のつくり出したキャラクターを役者として考え、彼らに長谷川伸の世界を演じさせていると言える。
面白いと思うが、惜しむらくは小林がもっと作品を量産出来る作家だったこの試みはもっと上手く成立したかもしれない。
手塚治虫の所謂キャラクター・システム、スター・システムを押し進めたものだと言える。
オイラは割と小林の漫画を読んできたのでその意図は汲み取る事ができたと思っている。
この手の人情モノが実は非常に苦手なのだが、小林のある種のクールさとギャグで素直に面白く読めた。
続編もあるようなので楽しみにしたい。


『TOKYO CHECKIN[東京チェックイン]』
今更ながら購入(笑)。
面白い。『岳』以外でのストーリーテラーぶりが伺える良作群。
石塚氏は『男はつらいよ』肯定的に見ているようだが、氏の手腕なら面白い人情劇が描けそうだと思った。
収録作の中では『This First Step』が良かった。
ほぼ一番最初の作品だと思われるのだが、画も含めてすごく好きになった。
台詞や擬音なしの演奏シーンとそれ以外の饒舌なまでの台詞。
終わり方のクールさ。
この終わり方があるから氏の人情モノが必要以上にベタつかないのだと思う。


DVDレコーダーにたまっていく録画をまったく消費できない(笑)。
覚えてるだけで『銀魂』(毎週)、『救命病棟24時』(毎週)、押井演出の『鉄人28号』、『ジャングル大帝』、『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』(保存用)......。
覚えているのでこんだけあって、忘れてるのはもっとあるw。
容量の問題もあるからなんとかせんとな。


鈴木敏夫のPodcastで金田伊功の追悼特集。
非常に興味深い話が満載。
『ナウシカ』の劇場版製作時の宮崎の理不尽さと独裁者たる雰囲気が伝わる(笑)。
金田伊功が『パンダコパンダ』をやっていたとはね。
本当に惜しい人を亡くした。


『誰も守ってくれない』
DVD購入。
やはり面白い。
タイトルは惜しいが(笑)。
本当にこれはTVで公開時に放映した『誰も守れない』をカップリングするべきだったと思う。
カップリングできなければ同時にリリースして欲しかったな。
見事に対になってるからね、映画とTVは。
脚本が実に良く出来ている。
「背筋が凍るな、オイ」という台詞、どんとんボロボロになっていく娘へのプレゼントの箱、逃亡の途中に眼前に開ける海...それらのパーツが登場人物の心情描写として説明過多にならず、物語と有機的に結びついている。
ただ所謂マスコミの醜悪さも描いているが、それ以上にネットを利用するもの達も意図的に否定的に描いているのが気に入らないと言えるトコ。
そこだけ脚本執筆兼監督の頭の古い(笑)。
ネットを含めた全てのコミュニケーションを肯定的に描いた『サマーウォーズ』の先進性と雲泥の差だと思われる。
タイトルの『誰も守ってくれない』。TV版の『誰も守れない』
基本的にヒトは自分以外の誰かを守る事はできないし、誰かが自分を守ってくれる事もない、ということだ。
しかし、それを前提とした上で、ヒトは誰かを守ろうとする努力をし、自分で自分を守る強さを身につける。
この映画はこのテーマを巧みに心情深く描いていた。
「被害者も加害者も、残された家族の想いは一緒かもしれない」
法律では折り合いの付けられない感情は上記の言葉を謙虚に言い聞かせるしかないのかもしれない。
しかし、押尾某のような者であれば加害者とその家族は被害者に対し一生十字架を背負うつもりでいるべきだと思う。
その十字架を放り投げるなら、そいつはもはやヒトではない。
志田未来 、良い役者だね。佐藤浩市を相手にちゃんと拮抗している。
柳葉敏郎も中年のオッサンの役がハマってる。おだやかな男の悲しみと絶叫を表情で巧みに演じ分けている。
松田龍平は上手い。父親が出来なかった普通の演技も出来るし、多分あの雰囲気なら父親以上のバイオレンスな感じも出せる役者だと思う。
撮影はハンディカムで行ったようで、微妙にブレた感じが臨場感として伝わってくる。
実に良い作品だった。


明日は健康診断。
21時以降は食べちゃだめw。
その為にここ一週間はビールは一滴も飲んどらん(笑)



『バラッド 名もなき恋の歌』
土曜日、109シネマズ菖蒲で。
『スマスマ』で草ナギ剛がこの映画を告知したのは一年ぐらい前だったか?
ずっと楽しみにしていた山崎監督の新作である。
山崎監督はテーマとしての"時間旅行"に見入られた人なのかもしれない。
今までの監督作品、全部が"タイム・トラベル"ないし"時間旅行"をテーマにしてきたからね。
『三丁目の夕日』も観る側を昭和30年代にスリップさせたしね。
かく言うオイラもタイム・トラベルや時の流れを意識させられる物語に弱い。
庵野の『トップをねらえ』の「おかえりなさい」。
宮部みゆきの『蒲生邸事件』でのラスト。
そして本作、『バラッド 名もなき恋の歌』でも果てし無い流れの果てに辿り着いた感謝の言葉でグググときたよ(笑)。
片方は数分前に別れたのに、もう片方は別れてから数百年の時が流れ、その気持ちだけが辿り着いたという物悲しさに心を打たれた。
映画は山崎監督らしくハイテク満載の作品。
映像のテクニックとしては非常に巧妙で難易度の高い事をやっていたと思われる。
至近距離で長い槍での戦い。あんなカメラが近いのにどうやって撮ったんだろうか、とか。
山崎監督の持つVFXの知識と技術で成立させた、彼でなくては出来なかった映画であるのは間違いない。
しかし、非常に言いづらいのだが、本作、作りが無茶苦茶雑だと思う。
わざと雑に<この原作自体がアニメーション映画なので>作る事で実写の実写らしさを薄めようとしていたのかもしれないが、印象としては今までの山崎監督を思えば、「どうしたんだ?」と思うようなデキだった。
まずフレーム内での人物配置で、カメラから見て人物と人物がかぶっている描写が散見されたこと。ヴィジュアルに凝る監督としては失態ではないか。
それからタイム・スリップの仕方が曖昧。
アニメ版『時をかける少女』でもその当たりは最低限の理屈は説明されているのだ。
タイム・スリップがあまりにも唐突過ぎてご都合主義にしか感じられなかった。
別にタイム・スリップ事態がウソ八百なので曖昧で当然なのだが、映画のなかでそれをリアルに信じさせるための描写は必要にして不可欠な要素なのだ。
山崎監督なら絶対できた、というか考えられたと思うのだが...。
『いま、会いにゆきます』で妻が消えていくシーンのような、ヴィジュアルで納得のいく描写が必要だった。
更に又兵衛が狙撃され命を落とす描写。
撃たれてから周りの兵隊が狙撃者を探すタイミングが遅すぎる。
大将が撃たれて呆然としたということでもいいのだが、作劇的には又兵衛が撃たれ、「誰が撃った?」と家来が騒然となり、その騒然とした中で又兵衛と廉が今生の別れを静かにするという方が良かった、と勝手に言ってみる(笑)。
しかし、父親が写真を撮るというアイデアは良かったと思う。
携帯電話のカメラの活用法などは物語上無理無く生かされていた。
時を経て名を成す事ができなかった多くの人々。しかし、彼らは実際に存在し、泣き笑い恋をし子を産み育て、そして果てていった。
その名もなき民の名もなき歌をほんの一家族だけであっても心に刻められた事がどんなに幸せな事か。
この映画を観たらモーレツに原作の『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦』を観たくなった。
多分『バラッド 名もなき恋の歌』は原作には及ばなかったと思うから。
悪口いっぱい書いちゃったが、山崎監督にはまだまだ期待している。
でも、たぶん『バラッド 名もなき恋の歌』のDVDは買わないと思う(笑)
by 16mm | 2009-09-06 20:30 | 映画・DVDの感想など。 | Comments(5)
Commented by chata at 2009-09-07 20:57 x
カキコみ遅くなりましてー

>小橋めぐみ
昼ドラ『夏の秘密』をこっそり録画してたのは恥ずかしすぎて内緒だァ!w
小橋さん演じるフキさんはとてつもなくキレイでしたが、ガリガリすぎると思いますた。

>東京チェックイン
サイン会のとき前の人が10巻のほかにこの本も持ち込んで、サイン描いてもらってました・・・そんでよしのオッサンを。反則すぎる。だから遅くなるのだよ・・・先生よぉ!w

>DVDレコーダー
昨日ぽくちんも消したりダビングしたり大掃除を。『ジャングル大帝』は大画面が出てくるとこがもろギアスでした。

>『バラッド』
悪い予感はしてたんですよ。
パンフ買うとき『アマルフィ』だされたり
隣席のおっさんがポマード&にんにく臭かったし・・・
総じて期待しすぎたぽくちんが悪いのだと思うことにしてます(T∀T)
Commented by 16mm at 2009-09-07 23:46
■re:chataさん
>小橋
そうですね。実は小橋めぐみのドラマ、全然観た事無いのですよ(笑)。たまたま画像検索してたら行き当たって、「おおおお」と言いながら集めまくりました(笑)。

>そんでよし
オイラもそんでよりのオッサン描いてもらいたいw。
すごく良い短編集だったと思います。
ああ、だけどオイラはあの禿のピアノ引きのオッサンを描いてもらいたいかな、次回w。


>『バラッド』
むううう。
ちょっと悪口書いちゃったかなと思っちゃいましたけどwやっぱりオイラも期待し過ぎましたかな。
chataさんトコは映画の要因以外の所でも悲惨な状態やらがあったようですね(笑)。
でも山崎監督には次作を期待したい。


ところで、(以下続く)
Commented by 16mm at 2009-09-07 23:49
(続き)
知ってるかもしれないけど、やっとこ『SP』が動き始めたようです。
『SP the motion picture(仮題)』(波多野貴文監督)が来年秋公開に向けて6日クランクイン。
本広が監督でなく、TVの演出を手がけた波多野監督か。

とりあえず積極的に来年秋までは生きていたい(笑)。

Commented by chata at 2009-09-08 00:13 x
そうでした。『バラッド』で落胆した後に新たな希望がw
とりあえず11末のマクロス劇場版まで映画観ないかもです。
しばらく立ち直れないかも・・・合戦は良かったけど・・・でも・・・嗚呼このがっかり感を消し去りたひw
Commented by 16mm at 2009-09-08 06:04
■re:chataさん
合戦も以前山崎監督達が作ってSIGGRAPHのElectronic Theaterで入選した『鬼武者3』のオープニングムービーの方が印象深かったような(笑)。
まあ、だけどオイラは次回作も期待しときます。
chataさんには『プラネテス』のお楽しみブルーレイボックスがあるし(笑)。


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