『ポニョはこうして生まれた。』『容疑者 室井慎次』『宇宙戦艦ヤマト 復活編』

土曜日、ヘアカット。


『SILKYPIX Developer Studio Pro』アップグレードして購入。


『サマーウォーズ』DVDが3月3日とな。


サイバラの夫の鴨志田穣の遺作にして良書『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』が映画化らしい。
今度は地元の映画館でかけてもらいたいものである。


本日日曜日、ジムに。
ストレッチと筋トレとボクシング。
八ヶ月ぶりに体組成分析カルテを作成。
といっても、体脂肪その他の測定というだけだ。
八ヶ月前より体脂肪率で3%、体脂肪量で3キログラムそれぞれ減った。
筋肉量はほとんど変わらず。
ジムのおかげ、というよりも昼飯を抜いてるのが大きいのだろうかね。
来週はボクシングのインストラクターが代行になるようなので、ランニング•マシンで走ってようかな(笑)。
Nike+はどうやら紛失した模様。


映画の予告編で『よなよなペンギン』を観た。
やらないより何かやった方がいいというのは分かるが、ピクサーで眼が肥えた観客が満足できるかどうか。


『ピンポン』
iPodTouchで再見。
やはりすごい。
この映画の監督作として『ICHI』に期待して、半ば裏切られる形になったのだが、『ピンポン』と比較してはダメだったのだ。
なぜなら、『ピンポン』という作品がありとあらゆる要素がガッチリと噛み合いすぎて出来た奇跡の一作だからだ。
役者の演技、役者の表情、キャラクターづけ、CG、キャメラ•アングル、すべてにスキがない。
中村獅童の打ち方なんてどう考えても上手い選手のそれではないのだが(笑)違和感を感じさせない。
それがそのキャラクターの個性として納得できてしまうのだ。
破綻を破綻と感じさせない、そういうことなのだ。
監督の力量以上のものが出来上がってしまった。そんな作品なのかなと思う。


『ポニョはこうして生まれた。』
発売延期から待ってやっと見始められた。
12時間以上ある「まあ豪華」な内容(笑)。
つーか延々と宮崎駿のつぶやきだけなので興味がある人しか買わないだろうな。
オイラはやっとディスク1が終わってディスク2を観ている。
宮崎の生みの苦しみ、苛立ち、などなど、世間一般に流通している物わかりの良さげな人徳者の好々爺というイメージはかなり作られたものだと分かる。
そんなことオイラはわかっていたけどね(笑)。
これだけ血のにじむような思考の繰り返しを重ねて作品を作っていたら、考えの足りない観客にけなされたくはないわな(笑)。
宮崎に余裕がまったくみられない。どうしてこうも戦闘的なのだろう。
それが持ち味であろうことは分かるが、やはり老いか?
老いでその凶暴さが空回りしているように思える。
宮崎自身も言っているが、本人の引き裂かれ方、分裂は尋常ではないと思う。
ピクサーに友人もいて慕う人間もいるというのにアメリカという国を憎悪している。
国家とそこに属する人間は違うというのも分かるのだが......。
まだ多分10時間ぐらいあるだろう。
ゆっくり味わって観るとしよう。


『容疑者 室井慎次』
iPodTouchで視聴。
面白い。
傑作である。
やはり映画館にいかなかったことを後悔した。
この手のスピンオフの作品に根拠のない不信感があるので関心もなかったのだが、これほど上手くつくられているとは。
新宿北警察署という架空の警察署の美術がいい。
明らかに教会をイメージしている。
この場で裁きを見ている人間以外の、もう一つ上部の存在を意識させようという狙いだろうか。
本作では室井という男のバックボーンを掘り下げているのも興味深い。
バックボーンの説明によって室井というキャラクターの一面を納得できた。
そういう過去があるから今のがそうなのか、という納得である。
公安役の大杉蓮への照明がカッコよかった。
役者は全員芸達者な者を集めた所為か、物語が破綻せずに進んでいった。
唯一、田中麗奈が今一歩だったかな。
室井をひっぱたく所に躊躇がみられたのが惜しい。
あの手のシーンは下手に手加減するとブチ壊しだからね。
後で謝るということで、思いっきり、演技抜きでも本気でひっぱたくべきだった。
監督の君塚良一ってすごいな。
『誰も守ってくれない』の監督だ。


『宇宙戦艦ヤマト・復活篇』
土曜日、MOVIXさいたまにて。
この映画の良い所。
冒頭に流れる『ヤマト』の
「あ〜あ〜→、あああ、あ〜あ〜↑、あああ、あ〜あ〜、ああああ〜、あ〜あ〜↓」
のテーマが素敵(笑)。
水しぶきのCGとCGのヤマト。
それから原画のレベルは高かったと思う。

......
以上(笑)。
chataさんにこの映画を観る事を「特攻」とまでいわれたのだが(笑)、どうしてオイラはこの映画を観ちゃったんだろう(笑)。
この有名な作品をこれまで一度も映画館で観た事なかった、ということ。
それから「特攻」なのだが(笑)、ぜったいクズだと思っていて、そのクズさ加減を確かめたいということもあったと思う。
自分のうんこを見て「うわ〜」となる感じだろうかw。
いやいや。間違えて他人のを見てしまった「うわ〜」かもしれん(笑)。
そう思って観て意外と面白かった映画も過去にあったので0.0000000001%ぐらいは期待もしていた。
しかしアレだね、中途半端に良い作品を作ろうとするよりも、徹底的クズ映画を作った方が客が入るのかもしれん(笑)。
事実本作も小さな館ではあったが6割ぐらいは席が埋まっていた。
その人たちがどういう思いで劇場に脚を運んだかは知る由もないが、楽しめたのであろうか?
正直にいいます。
この映画、クズです(笑)。
それでも笑いどころがあって、冒頭の<原案 石原慎太郎>とエンディングでの非常識な大きさでくレジットされるスタッフの名前(笑)。
大きな名前でクレジットされた者どもはまともに仕事をしてなかった奴らだと考えられる(笑)。
始まって10分、あまりのあんまりさに気絶(笑)。
まともに観る気にもならない内容。
いまだに良い宇宙人と悪い宇宙人などというプロットで映画を作る制作者がいるとは思わなかった。
内容や物語に語るべき感想はない。
ので、画をコキおろすことにする(笑)。
元々であるがこの映画の作画監督とキャラクターデザインを担当した湖川友謙の画もその言動も好きではなかった。
この人のやってる作画法はある意味非常にアカデミックなものである。
しかし、オイラからするとその作画法とキャラクターデザインにまったく魅力を感じられなかったのだ。
唯一デザインとして面白かったのは『戦闘メカ ザブングル』ぐらいだろうか。
富野と一時期ずっと組んでいたのでそれなりの実績と実力はあったのだろうけど、やたらとエラそうに宮崎駿を上から目線で見た文章を書いたりと、あまり気分のいいヤツではないなと。
同じ業界にいるなら作品で宮崎を抜いてみろよと思ったものだ。
アカデミックとは縁のない安彦良和の、天才がひいた一本の線の方が湖川の何百倍も魅力だと感じた。
今回の『ヤマト』のデザインも、一言でいえば失敗した往年のタツノコデザインとしか思えなかった。
画が硬いだけではなく情報量のとぼしいデザインは最悪ではないか。
機関士の双子の髪型など、妙に時代に媚びた感じも鼻につく。
それでいて原画にProduction I.Gの黄瀬和哉がいたりして、作画のレベルは高い(黄瀬がどこを描いたかは知らんが)。
古代(森)雪が爆風で吹き飛ばされるシーン、奇麗に服が剥がれてヌードになっていくなんていうくだらないシーンがあったりして(笑)。
作画監督としてこんなもんを許した(演出の意向もあるだろうが)湖川の責任は重い。
本人が納得して楽しんで描いたのならしょうがない。
どちらにしても最低だ。
最後に、映画の終わりに「第一部完」の文字(笑)。
続編があるのか〜w。
とまあ、今時珍しい突っ込みどころ満載の映画であることは間違いない(笑)。
それでも観る事はまったくお勧めしませんが(笑)。
ビデオでも損するよ。
TVでも時間の無駄だよ(笑)。
こんなん観るならなぜ『機動戦士Ζガンダム A New Translation』を観とかなかったんだろう。
『マクロスF』にしとけばと真面目に後悔している。
音楽の付け方も選曲も最低。
たぶんこれ以上くだらない映画は今年観た中ではないな。
途中で抜け出さなかったのは、オイラには珍しく客席の真ん中で観ていたからで。両側に人がいたので席を立つのが申し訳ないと思ったからにすぎない。
by 16mm | 2009-12-13 18:20 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback(1) | Comments(5)
トラックバックURL : http://rts3.exblog.jp/tb/13223269
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
Tracked from ガラス瓶に手紙を入れて at 2009-12-22 15:56
タイトル : 一阿の 「普通の気持ち」 1
※管理人〔しーたろう〕から皆さまへのご連絡※12月15日の天皇陛下と中国副主席とのいわゆる「特例会見」の件、遠藤健太郎オフィシャルブログさま「外務省『抗議してほしい』」によりますと、なんと、外務省側があからさまに「抗議して下さい」とおっしゃっているというので、下の記事に文例と書簡・FAXの送付先をアップしております。よろしければご参照ください。  〔しーたろう〕... more
Commented by chata at 2009-12-13 21:28 x
>『ピンポン』
この作品でヨシヨシを知ったこともあり、外せない作品であります。
でも原作がいいんだってば!w 漫喫でみる機会があったらぜひww

>『室井』
我等がギバちゃん。織田が嫌いというのはホントくさいw
地域活性化のために、秋田県知事やって欲しいナーw

>間違えて他人のを見てしまった「うわ〜」
爆笑w いやーでも往年のファンも激怒するのではないですかね。石原慎太郎はマジっすかw
湖川ってひと、生きてたんすね。ダンバインなつかすい。
『板野サーカス』の人もスゲーと思ったけど、人柄は大嫌いですw

余裕がありましたら、『アバター』の前に『マクロスF』をぜひ。大画面で観といたほうがいいので。『アバター』前売り券買いました。3Dで観とこうかしらん。
Commented by 16mm at 2009-12-13 22:08
■re:chataさん
>『ピンポン』
漫喫で赤い表紙の分厚い『ピンポン』を見つけて手に取ったものの、一緒に持っていったアフタヌーン誌の『ヴィンランド•サガ』の続きにショックを受けて(読んじゃいましたw)、読まずに返した覚えが(笑)。
いや、読みますよ、ちゃんと(笑)。


>『室井』
室井のバックボーンと触れられたくない過去を作り出す事によって、TVシリーズでの彼の性格付けに説得力をもたせていました。
すごい良作でしたな。

>ヤマト
他のレビュー読んだら結構好意的なものもあったりして(笑)。
もうオイラとしてはシャレでもお勧めできない作品だと思います。
ペラい人間ドラマ→アクション→ペラい人間ドラマ→アクション...という順番でリピートします(笑)。
波動法6連発って、なんか必殺技がインフレ起こしてましたな(笑)。
Commented by 日本インターネット映画大賞 at 2009-12-25 15:31 x
突然で申しわけありません。

現在2009年の映画ベストテンを選ぶ企画「日本インターネット映画大賞」を開催中です。

投票締切は1/14(木)まで。
ふるってご参加いただくようよろしくお願いいたします。
Commented by 朽駄 at 2010-08-23 23:31 x
>ヤマト
宇宙戦艦ヤマト大好きな朽駄です。
地球にいながらにして無人のヤマトをコントロールできるようにしてください真田さん。誰も死ななくてすむので。アナライザーに運転させてもいいし。

去年公開だったんですね。TSUTAYAで見かけるまで忘れてた。
復活編ヤマトカッコイイじゃないですか。
艦載機の射出プロセスが良い。ただ、波動エンジンがリボルバー式になったので艦載機なんて積んでる余裕なくなったんじゃないかと余計な心配もしてみたりして。

軍人の誇りにかけて艦橋の最上部艦長室は攻撃しないこと。でもどうやらこれは宇宙規則となったようですね。

ストーリーですか?憶えてません。
Commented by 16mm at 2010-08-24 11:21
■re: 朽駄さん
ヤマト自体はカッコよかったんですよw。
CGで動かしてましたので、昔の例のヤマトが画面奥から手前まで全作画で線をビビラセながら(笑)近づいてくるなんてほほえましい動画はなくなりましたが(笑)

ただそれだけで物語も出てくるキャラクターもまったく共感できないロクでもない、ちょっとケンカ腰に
「はぁ!?」
って言ってしまいたくなるような奴等でしたな(笑)。
実際今後この作品を作るなら敵がヤマトの艦橋を狙わない、或いは攻撃されても破壊されない事に対する説得力をもたせないといかんでしょうね。
都知事がスタッフに入っていればいいってもんじゃいんだから。


<< 閑話 『カールじいさんの空飛ぶ家』 >>