『おんなの窓 3』『ガン病棟のピーターラビット』『犬狼伝説 20周年エディションBOX』

土曜日、歯のメンテナンスに。
先週の始めに2カ所ほど歯が小さく欠けたのでその部分を治療。
治療後、先生に映画関係の話しを伺う。
現在、オイラが"先生"と呼んでるのは、この歯科医の先生だけだ。
詳しくは話せないが、以前世間的には"先生"と呼ばれている任期がある業務を職業としている(すいません回りくどくて(笑))ある人の所に仕事の打ち合わせにいった時のこと。
周りは「先生、先生」と言ってる中、オイラは「○○さん」と言っていた。その人はみるみる眉間に皺がより露骨に不機嫌な顔になった。
んで、当然かどうかわからんが、その仕事は先方の都合ということでパーになった。
今から10年以上前の話。
今なら普通に「センセ〜」とカタカナでいうぐらいは出来るが(笑)、若造で世間が分かってなかったオイラはどこかツッパってたのかもしれん。


土日。自宅でちょっと仕事。


先週またも2回連続泊まり。
もっと割り切ろう、オレ(笑)。


観たい映画がない。
というか観たい映画を近場の映画館がやってくれぬ。


『龍馬伝』
リリー・フランキー。飄々とした演技は相変わらず。
これは演技が上手い、というべきなのかどうなのか(笑)。


『町山智浩のアメリカ映画特電』
相変わらず音楽の代わりに聴きまくっている。
この人はすごいな。
この人の解説で
『サイレント・ランニング』
『イースタン・プロミス』(再見)
「キングダム』
『クローバーフィールド』
などをDVDで観てみたいと思う。
ウィル・スミスの『アイ・アム・レジェンド』の原作の良さと映画のツマラナさの解説は眼から鱗であった。


ビッグコミックオリジナル誌。
今回の『岳』は増ページ。
自分の知らない所で自分が如何に気遣われているかということがテーマ。あの頼りなかった阿久津クンもずいぶんナイスな気遣いをするではないか。
う〜ん、スズちゃん、かわいいではないか(笑)。
今度の日曜日のサイン会どうするかな。
気持ち的に余裕がもてればなんとか行きたいものだ。


日曜日、ジム。
Nike+を使って2キロほどランニング。今後もランニングは継続するつもり。もう少し距離は伸ばしたい。
ストレッチ、筋トレ、ボクシング。
88.95キログラム。
おお、少し減っている(笑)。


『おんなの窓 3』
伊藤 理佐の新刊。相変わらずの面白さ。
旦那の吉田戦車との生活も垣間見れて、それもまた楽し(笑)。


『ガン病棟のピーターラビット』
読了。
中島梓という人は自分が他の人にはない才能を持っているということについて自覚的であり、それ故に他の多くの凡人から浮き上がらないように、やっかみや嫉妬の対象になって敵対されぬように気を使った文章を、気を配った文章を書いていた。
それは作家という人気商売ということもあろう。
しかし、それ以上に孤高の才能を持ちながら、彼女や彼女の作品が世間から疎まれ、というか嫌われて排除され、忘れ去られていく事への恐れではないかと思う
私を含めた多くの人は、死そのものへの恐怖はあっても、自分の死後に自分が忘れ去られる事への恐怖は割りと希薄ではないかと思う。
自分の生きた証としてなら子供を産み育てていれば尚更かもしれない。
しかし、中島梓という人は自分自身が永遠に刻まれる事を望んだ人間だ。
芸術家ならみんなそうかもしれない。
そんな業の深さが多くの凡人と孤高の才能を持った者を分つ部分なのだとも思う。
サルトルの
「飢えた子供の前で文学は有効か」
という命題に対し、中島梓は
「『文学』はまったく有効じゃない。でも『物語』は飢えた子供にいっとき飢えを忘れさせることが出来るのだ」
と主張した。
それは他でもない自分(中島、或は栗本薫)ならできるという宣言でもあろう。
実際、彼女の作品に触れた私はいっときの辛さを忘れ、前に進む勇気をもらったことさえあった。
我々は本当に惜しい作家を亡くしてしまったのだと思う。
本書の後書きは2008年6月26日。ちょうど11ヶ月後の2009年5月26日に中島梓は亡くなった。
「メメント・モリ-死を忘れるな」。
この言葉を中島は切実なものと感じていたようだ。
「メメント・モリ-死を忘れるな」。
これは単なる言葉だ。この言葉の本当の意味は、本当に死を感じなければ分からないもの。
中島梓でさえそうだったのだ。
継続してこの本の続編である『転移』も読むつもりである。


『犬狼伝説 20周年エディションBOX』
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『犬狼伝説』のコミックスは出版されたものは全て持っている筈だ。
微妙に作画に手をいれているようだ。
今回『デジタル・リファイン』という触れ込みであるが、印象としてはなにかスクリーン・トーンの部分が劣化したような気がしてしまった。
デジタル・リファインだとかいうのなら、全編カラーにするなんてのも良かったんではないかな。
それだと値段が折り合わないかもしれんが。
この作品は全編を通して好きなのだが、最も好きなのは自衛隊員が訓練する下り。
特機隊の
「銃を手に立ち塞がるものあらばこれを撃て」
に対し、自衛隊員の
「いかなる状況であれ先んじて攻撃を加えてはならない」
この部分は漫画になる前にシナリオで読んだのだが、実にシビレましたねえ。
犬をトーテムにした世界。
犬でなくては生きられなかった者達の興亡の物語。
時代に取り残され、野良犬となっても牙を捨てずに戦う。
今回は本とプロテクトギアのフィギュアがついてきたが、関節稼働でよく出来てるとは思うが、やはり値段なりのデキなのだと思う。
犬をトーテムにしているオイラとしてはちゃんとした偶像を一体持っておくべきかなあ(笑)。


明日はまた健康診断。
飯抜きで会社。


今週は余裕が、精神的に余裕があれば映画に行きたいな。
『時をかける少女』『ガンダムUC』。
by 16mm | 2010-02-21 21:42 | | Comments(4)
Commented by chata at 2010-02-21 22:42 x
連続お泊りお疲れ様です。
くれぐれも体調を崩されぬやう・・・お前が言うかってカンジですがw

写真かっけーッス。なんか実写に見える!
もっと高いプロテクトギアも買うしか!w

NHKで24:10から禿降臨です~録画しとこ。
Commented by 16mm at 2010-02-21 22:49
■re:chataさん
お互い身体に気をつけましょう。
仕事は割り切りましょう(笑)。


chataさんが買ったフィギュアを見る度に欲しいなと思ってたんですよね。
写真は割と上手く撮れたと思いますけど、やはり値段なりのクオリティだと思います。
一体でいいから、買っちゃおうかな(笑)。

>禿
ありがとうございます。
早速録画準備してきます〜。
しかしいったい何を話すんだ?禿w
放送禁止用語、言ったら"漢"だと思う(笑)。
Commented by 藍色 at 2010-08-27 18:32 x
こんにちは。同じ本の感想記事を
トラックバックさせていただきました。
この記事にトラックバックいただけたらうれしいです。
お気軽にどうぞ。
Commented by 16mm at 2010-08-28 21:51
■re:藍色さん
コメント&トラックバックありがとうございます。
藍色さんのブログすごいですね。
作家のインデックスに使わせてもらおうかと思います。


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