『パンズ・ラビリンス』『機動戦士ガンダムUC episode 1』『ハート・ロッカー』

土曜日、会社で少々仕事。あまり捗らなかったが仕方ない。
本日日曜日も多少仕事を自宅でする。
明日は早起きして会社行くかな。
仕事が時間内に終わる気がしないのが問題だ(笑)。
今週末の土曜日と来週日曜日に出勤になりそう(笑)。


仕事の時間の締め付けが厳しい。
組合も総務も会社の都合の方ばかり見やがって。
あいつら本当にクソだな(笑)。


一昨年の末からジムでボクシングのインストラクトをしていたお姐ちゃんの講座が消滅する(笑)。
結構な人気講座なのに。
しかもボクシングのコマ自体が消滅(笑)。
なので4月からランニングマシンへ。
本日はちょっと念入りにストレッチ、腹筋と背筋、ランニングマシンは18分で約2キロ走破。
それからボクシング。
89.25キログラム。


会社の事といい、インストラクターのお姐ちゃんの事といい、まったく良い事なしだな。


『サマーウォーズ』のDVD購入。時間が無くて封も切ってない。


現在赤羽で仕事をしているのだが、駅の中にレンタル・ショップがあって、都合がいいので会員になったら、今月で店を閉めるとの事。
ヤレヤレである。
本当に景気が悪いなあ。
で、町山智浩 のオススメを中心にレンタルしてリッピング。
『ウォンテッド』『ブラックホーク ダウン』『キングダム 見えざる敵』『イースタン・プロミス』『ブラックブック』『クローバーフィールド』『パンズ・ラビリンス』。
『パンズ・ラビリンス』は本編と監督のコメンタリーも抜き出した。
後は『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』を借りるか。


相変わらず町山智浩のPodCastを聴いている。
映画化された『どろろ』をかなり口汚く罵倒していたのが清々しくてよかった(笑)。
やはり原作モノの映画化というのは制作者にある程度その作品へのリスペクトがないといかんのだな、と思う。
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で、先週は町山のPodcastを聴きつつ、iTunesで買った『Across 110th Street』を延々とヘビーローテーションしていた。
すでに114回聴いている(笑)。
サビの部分の
♪アクロース ハンドレッテンストー
のトコだけ歌える、というか口ずさめるようになった(笑)。
そもそも洋楽って積極的に聴かないのだが、なんとなく映画の『ジャッキー・ブラウン』を思い出したら、いてもたってもいられなくなり(笑)。
で、また上記のジャケットがカッコいいわ。
日本語訳を読んだらまた素敵な詩だという事が分かったしね。


『ハルシオン・ランチ 1』
沙村広明の不条理なギャグ漫画。
ネームが多いので、この不条理な漫画を真面目に読まなくてはならない不条理さ(笑)。
沙村のリアルな絵柄でこのジャンルの漫画というのはインパクトがある。
沙村自身は結構ギャグが好きなんだろうな。


『龍馬伝』
本日のは内容も良かったが撮影も良かった。
龍馬と弥太郎が神社で会うシーンの広角レンズでの描写がいい。
逆光、スモークはこの作品の定番となりつつあるが、それらが今回ヒロインの加尾の佇まいの美しさを際立たせる。
龍馬が加尾を取り戻しにいくそのシーンではイエロー系のフィルターを使用し、ザラついた荒々しさを表現していた。


『不毛地帯』
先週の録画分を見逃す。
来週まとめて観るつもり。
物語と映像が非常に有機的に効果的結びついた回であった。


『パンズ・ラビリンス』
iPodTouchで試聴。
押井守の本でも町山智浩のPodCastでも絶賛されていた作品。
そもそも本作に多少興味がありながらも観に行かなかったのは、監督がアメコミ系のケレン味たっぷりのハリウッド・メインストリームだと思っていたので、そんな奴がダークファンタジーを撮ったってなあ、とタカをくくっていたからだ。
しかし、本作は傑作であった。
ヴィジュアル、内容、共に申し分無し。
どうやらオイラが勝手にハリウッド・メインストリームと思っていた作品は、本作のような作品を作るための資金稼ぎと技術のノウハウの習得が目的だったようだ。
ギレルモ・デル・トロ。本作の監督。
ベニチオ・デル・トロ。同じような名前だけど、こっちは俳優(笑)。
ギレルモ・デル・トロ、見るからにデブっちょなオタクな男だ。
見た目で見誤ってしまった(笑)。
ヤツは相当にキレるクリエーターだったのだ。
町山や押井の語る本作のアウトラインから、テリー・ギリアムの『未来世紀ブラジル』に近いのかなと思い、興味がわいたのだ。
つまり、救いは夢や妄想の中にしかない、というテーゼだ。
『未来世紀ブラジル』と本作ともに、現実は主人公が生ける屍になったり、死んだりする結末。
そして救いは夢の中で達成され、ある意味ハッピーエンドとも言える感慨を両作とも残している。
しかし、主人公が青年の男と親の庇護を受けなければならない歳の少女とでは、逃避する妄想の重みはまるで違ってくる。
『未来世紀ブラジル』のサムは成人し仕事をして自活し、夢を仕事上のストレスからの逃避でしかない。
『パンズ・ラビリンス』の少女オフェリアの妄想は紙一枚の厚みすらない生と死の狭間をつかの間に忘れる為の非常に切実なものなのだ。
ある意味子供の無力さの象徴とも言えよう。
オフェリア役の少女は非常に古典的なファンタジーを支える事ができる顔つきをしていて好感がもてた。
テリー・ギリアムの妄想力が落ちてきた今、ダーク・ファンタジーに力を与える事ができるとしたらギレルモ・デル・トロしかいないだろう。
デザインも撮影もその演出力もすばらしいものだ。
ダーク・ファンタジーには死の匂いは不可欠な要素だな。


『機動戦士ガンダムUC episode 1』
土曜日、MOVIXさいたま。
これまで『ガンダム』のシリーズは多く、多岐に渡ってきた。
観た作品もあれば、ハナからシカトした作品もある。
いろんな理由はあるが、一つは安彦良和の絵ではないからだ。
『ファースト』原理主義者のオイラとしては『ガンダム』イコール安彦キャラなのだ。
これまでも安彦キャラデザで作られた作品は『ファースト』以外でもあったのだが、そのデザインを生かしきるアニメーターがいなかった。
しかし、ここにきて、多分女性を中心にして安彦のデザインをそのデザインのまま動かせるアニメーターが出てきた。
それが本作のクオリティーをあげた原動力になっている。
だから、とうとうネ申が復活(笑)。
『機動戦士ガンダムUC』の上映。
本来DVDやブルーレイをベースにしたオリジナル・アニメーションなのだが、映画館で上映していた。
映画館にかけても遜色のないクオリティーを持った作品。
安彦のデザインがストレスなく動く(アニメーターにはストレスかもしれんが(笑))だけですばらしい。
福井晴敏の原作を未読のオイラとしては、映像に圧倒されて細かいディティールや内容が分からなかったが、そんなのはwikiで調べれば良い(笑)。
なるほど、"袖つき"とはそういう意味か、とか。
アヴァン・タイトルの宇宙ステーションの爆散の美しい画であるとか、モビルスーツ戦でのサイコミュでの陰惨で嬲り殺しのような攻撃であるとか、見せ方に新鮮さがあって良かった。
1時間、まったく気が抜けずに突っ走った感じ。
音楽がまたいい。
タイトルは分からないが、ユニコーンが覚醒するシーンの音楽が本作の基調になっているようだが、ものすごく燃えるな(笑)。
だからそんな感じでエンディングまで行ってもらいたかったのだ。
なのに、栗山千明の歌でヘナヘナになってしもた(笑)。
ゴツゴツとした福井晴敏の描く世界に、女性的なしなやかなキャラでが動く。
それが今後非常に楽しみである。
画のクオリティーは非常に高い。
なのでもうちょっとがんばってエフェクトに力をいれれば『イノセンス』までいかなくても、『エヴァ』ぐらいの画質には届くと思うのだが...。
とりあえず続編の秋に期待である。
サントラは買うつもりだが、できればiTunesで出ないものだろうか。


『ハート・ロッカー』
土曜日、MOVIXさいたま。
『機動戦士ガンダムUC』のすぐ後に鑑賞。
アカデミー賞ノミネート作というのは、時としてクズもあったりするが、本作は傑作であった。
キャスリン・ビグロー。ジェームズ・キャメロンの元カミさん。
銃器の描写への偏愛等、男が撮るような作品を多く手がける。
本作はイラクを舞台にアメリカ軍の爆弾処理班を描いた作品である。
爆弾処理をする兵士というのがポイント。
今まで映画作品としてはスポットの当たってこなかったパート。
観る前は非常に地味な映画かなと思いきや。
本作では爆弾が爆発するということの凄まじさを明快に、そして映像的な快感を伴った描写で繋いでいる。
爆発する。爆圧と爆風で車の表面の錆が波打つ。
対爆防護服を着た兵士が爆圧に押され血反吐を吐いて絶命する。
これら一連をハイスピード撮影とCG処理でスローモションで見せるのだ。
爆弾の爆発の恐ろしさというものが具体的にわかる。
なので戦争アクション映画として観てもまるで地味ではない。
薬莢が排出され砂をえぐり巻き上げるスローなんて、こんな描写を挿れようなんてよく考えついたもんだ。
これが監督の持つヴィジュアルのセンスというものなのかもしれん。
線を引っ張ったら七つの爆弾が地面かが出てきた、なんて描写は美しさとともに、なんとなくユーモアがあったりもする。
至近で爆発すると人間が消滅するという描写や、人間爆弾のおぞましさまで。
対物狙撃ライフルでの戦闘シーン。
狙撃というものが二人一組で、銃を構える者、傍らで索敵と着弾を確認する者とで根比べをするリアルさ。
その二人組の索敵する方が自分のを後回しにしてガンナーに水分補給をさせるなど...。
ここまで書いて分かったが、これらの描写って男はこんなに繊細にディティールは描かないよな(笑)。
やはり女性の視点なのだろう。
で、本作の特筆するべき部分に、国家というものが出てこない、というか、意識させない演出になっている。
出てくる兵士達はアメリカの兵隊である事に間違いないのだが、驚くほど個人的な意思が全面にでている。
完全武装で爆発物を処理するアメリカ兵。爆発物処理の兵士をサポートする兵士は360度全てに眼をこらし、敵の狙撃兵や、不心得者が携帯電話を使わないかを見張っている(携帯 電話の電波に反応して大爆発のシーンが冒頭にあった)。
その傍らで、普段着で家から高見の見物を決め込むイラクの人々。
彼らにはまったく緊張感がない。
この滑稽とも言える現実があるということを映画はドキュメンタリーのようなリアルさと画質のザラつきで描写していく。
国家が出てこないという意味では、ラストで任務が明けて帰国したジェームズ二等軍曹が、アメリカでの(離婚した)妻との平和な生活に馴染めず、イラクに戻り、再び任務明けまでの長いカウント・ダウンが始まった所で映画は終わる。
兵士として戦場でどんなに惨たらしく悲惨で不条理な現実があって疲弊しても、あるものはジェームズ二等軍曹のように戦地に帰っていく。
国家を悪にし、国家が兵隊を戦地に追いやっているという軸では考えられない現実があったのだ。
それはある意味非常に恐ろしい。
なぜなら、戦争がもしかしたら国家という大枠ではなく、個人的動機で発生しうるものなのかもしれないということだ。
そういう意味ではこの『ハートロッカー』、今までのどんな映画とも違う戦争映画だと思う。
DVD購入予定。


明日はアカデミー賞の発表。wowow録画せねばな。
by 16mm | 2010-03-07 21:27 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback(1) | Comments(4)
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Tracked from 大河ドラマ『龍馬伝』 at 2010-03-07 21:32
タイトル : 龍馬伝 音楽
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Commented by chata at 2010-03-07 22:00 x
『ブモー』いよいよ最終回ですねぇ。
『華麗なる~』に負けないラストを期待w

『ハート・ロッカー』かなり話題なのに、近所で上映してない・・・信じられん。
諦めて『シャーロックホームズ』観ようかしらと。アイアンマン出てるしw

今年に入って月に1本しか観てないス。観たいのが少ないってのもありますが。
なんだかなー。
Commented by 16mm at 2010-03-07 22:29
■re:chataさん
>『ブモー』
あ、今度最終回でしたか。
でも『華麗なる~』は"将軍"がいたからねえ(笑)。

>『シャーロックホームズ』
どうしよう俳優は魅力なんですけど、監督がマドンナの元ダンナだしなあ(笑)。
ちょっと悩み中ですね。

オイラも今年はあまり観てないです。
2月は一本も観てない(笑)。
でも今年は結構邦画に期待があるんですよオイラは(笑)。
裏切られるかもしれないけど(笑)。
Commented by JunBo at 2010-03-07 22:31 x
あらあらあら
チェッ(´・з・`) って感じるコトは みんな厄年のせいにしてしまいませう
あとは イイコトが わーって来るとよ♪

っていうか
つぶやきに 今日気づいたとでし((笑

明日は めためた寒いそうなので
しっかり暖かくしてお出かけくさたいね(*` ω´*)ゞ

映画のはしごー。
私はたぶん
お尻が痛くなって 2作品目はずっとモゾモゾ動いてしまいそうだわw

Commented by 16mm at 2010-03-07 22:59
■re:JunBo丼
>つぶやき
いまいち理解してないので、どーも上手く機能してませんです(笑)。

雪降らないようで良かった。
雪降ったら今日のうちに出て、どっかに泊まろうかと思ってました(笑)。

今回の映画のはしごは苦になりませんでした。
両方とも面白かったからねえ。
つまらない映画だと30分ぐらいで帰りたくなります(笑)。


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