『クローバーフィールド/HAKAISHA』『ウォンテッド』『サマーウォーズ』

「非実在青少年」規制問題
これを聞いてここで推進者を罵倒しようかとも思ったが、ここは冷静に。
またもやこの手の規制を出してくる者がいるという事が残念でならない。
しかも作家の看板を掲げている都知事も推進しているとの事である。
作家としての才能が枯渇しあらゆる想像力が及ばなくなった老作家と、完全なるフィクションで被害者不在であるものをあえて取り締まりの対象とするのは自身がまったくの潔癖であるか、もしくはやはり想像力の足りない人間だ。
大御所ちばてつや翁もこの問題を憂いている。
ここで何度も言っているが、私の性的な趣向に「ロリータ」は入っていない。
無自覚なだけかもしれないが、意識的にはその趣向はないと思っている。
言うまでもなく所謂ロリコンは性癖の一つである。
それを実際の児童に対してではなく、漫画や小説やアニメ等読む事観る事、或は作るという事で解消しているということもあるのだ。
端的にいえば、これは親が自分の子供のオナニーの現場を目撃したくないが為の切実かつ滑稽な動機からくる規制であるとしか言いようがないと思っている。
目撃したら子供の頭をはり倒すなり、見なかった事にしてすますなりすればすむ極々家庭内の問題だ。
こんな条例案が通ったら、また更に大きな規制がしかれる。
私の勤務する印刷会社なんかは率先して反対の手を挙げるべきであるが、恥ずかしながら会社も組合も文化の末端を担っているという自覚に欠けているのか、まったくその手の行動はしない。
どちらにしてもこの条例と引き換えになるであろう代償は非常に大きい。
反対の手紙を書こうかな。
非実在青少年?なんだそりゃ?オバケか亡霊かもののけの類いか。


本日日曜日、ジムに。
いつものボクシングのインストラクターのお姐さんが今日はお休みで、別のお姐さんが担当していた。
のでボクシングはやらずにNike+でランニング・マシンを使って50分で6キロ走った。
走るだけでも割と腹筋は使うのだな。
その他ストレッチと筋トレは腹筋のみ。
体重89.75キログラム。


それにしても、疲れが取れない。


土曜日、マクドナルドで『N.O.V.A.- Near Orbit Vanguard Alliance』 の対戦をしてくる。
結構面白い。
やはり狙撃が面白いね。接近戦は慣れてる奴にはかなわないね。
その点スナイプは安全な距離で一撃必殺である(笑)。


HP更新用の画像を、所謂「銀残し<Bleach bypass>」風に仕上げようとネットでやり方を探して実行してみたら、なんのことない、普通にPhotoshopで彩度を下げてコントラストを調整したら出来ちゃった(笑)。
でも自分のイメージはそんな感じではないのでもうちょっと工夫の余地はあるな。


DVDレンタルをしてリッピング。
『チャーリー』『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』『リトル・ダンサー』。


『座頭市 THE LAST』の予告編をwebで観る。
む〜。観に行くと思うけど、なんだか微妙(笑)。


『あしたのジョー』の実写映画化。
やらない方が絶対いいと思うけど、監督が曽利文彦。
ちょっとだけ期待しておこうかな(笑)。


『機動戦士ガンダムUC』のサントラか、あわよくば本編のDVDも思い切って買ってしまうか、と思ったらどこも売り切れでやんの(笑)。
YouTubeで以前冒頭の5分ぐらいが観れたのに、今は奇麗に削除されたようだ(笑)。
先週散々悪口を言った『流星のナミダ』も単体で聴いたら結構イけてた(笑)。
でも本編に入れない方が良いとは思うが(笑)。


『第82回アカデミー賞の授賞式』
wowowの録画で試聴。
キャスリン・ビグローの後ろの席がジェームズ・キャメロン(笑)。
ジェームズ・キャメロンなんかは『タイタニック』で一度受賞してるし、その時のバッシングもあったりで、二度目の受賞というものにこだわりがないのではないか。
一度でも受賞してしまえば"オスカー"の冠が付くわけだし、娯楽作を撮る上でオスカーを何度も取ることがそんなに魅力的な事とは思えない。
作品的には『アバター』も『ハート・ロッカー』もすばらしい事にはちがいない。
なので『ハート・ロッカー』で良かったんではないかな。
『ハート・ロッカー』で主演したジェレミー・レナーって割と丸顔で美形ではないのだけれど、なんとなく女性の本能に訴えかけるような顔つきだと思う。
だからしっかりもののビグロー監督がなんとかしてあげたい、と思わせての登用なのかなと思ったりした。
気のせいかもしれんけど(笑)。
しっかし、ジム・キャメロン。歳を取ったということもあるけど、髪長くしちゃって顔もむくんだような感じで、昔の切れるような精悍さが無くなったのが気になるな(笑)。
映画を作り始めればまた元に戻るのかもしれんが。
式典自体は何となく例年より地味な印象。
言うまでもない事になってしまったが、アニメーションはピクサーが圧勝。


『不毛地帯』
最終回であった。
原作にあるのだから仕方ないけど、小雪の秋津千里 の絡みが終始鬱陶しかった(笑)。
このTV作品に壱岐正と秋津千里のラブロマンスが上手く機能していない印象。
ドラマは毎回観ていたぐらいなので面白かったのだが、この作品、昭和という時代への回顧に終始し、この現代には切り込めずに終わった感がある。
必ずしも時代に切り込む必要なないが、それが無いとドラマへの共感やリアリティーを感ることが難しいものだと感じた。
第二次世界大戦に負け、焦土と化し、まさに"不毛地帯"となった日本に再び花を咲かせる事を是として新たな"国際経済"という場での戦争を行った男達の愚かな物語。
日本の未来を信じて死にゆき、その墓標が不毛なシベリア埋めるようにに咲いていった。
壱岐は帰る事が叶わなかった同胞のかわりに日本でそれを咲かせようという使命感につきうごかされていった。
作者は女性だからかもしれないが、男のそんな習性をどこかシニカルに見ているように思えた。
やはりこの物語自体は戦後の高度成長期に生み出され、その時にはリアリティーと共感を得たのかもしれない。
しかし、現代でそれを強く感じて共感する事は、少なくとも私にはなかった。
この辺りが私のこのドラマの総括である。


『龍馬伝』
俳優が映っている映像作りから、映像の中に俳優を配置するという作りをしている。
映像そのものに関心のある演出家や撮影者が現場を仕切れるようになったのだろう。
広角レンズによる縦に奥行きのある構図がすばらしい。


以下DVDの感想ですが、ネタバレしてます。
特に『ウォンテッド』は観る予定の方は読まない方がいいと思います。


『クローバーフィールド/HAKAISHA』
iPodTouchで試聴。
町山智浩のPodcastで絶賛されていたので観る事に。
アメリカで『ゴジラ』をモチーフにした映画を作るとしたら......、というものをテーマに製作された映画だと思われる。
これが実によく出来ていた。
出てくる怪獣そのものを分かりやすく具体的に見せない、というのがポイント。
つまり、現代ではビルの高さほどある生物がいるなんて事を易々と信じるお人好しはいない。
だから怪獣の全体像というものはボカすベキなのだ。
最初から最後まで普通の民間人の視点で映画は進む。
軍人でも学者でもない。
それこそ死亡者が100万人と発表されたらその中に納まってしまう名も無き市井の若者の視点なのだ。
怪獣らしき得体の知れない脅威から逃げ惑い、軍隊が出動して発砲を始める。
この得体のしれない脅威というもののリアリティは、明らかに<9/11(September Eleven)>のものだ。
スピルバーグの『宇宙戦争』の時も感じたのだが、逃げ惑う人々が灰や埃で真っ白くなって逃げ惑うなど<9/11(September Eleven)>以前にはなかった描写だ。
TVで中継され多くの人々がそれを観て知っている<9/11(September Eleven)>の惨状を幻視させることで宇宙人や怪獣という荒唐無稽の設定にリアリティーを与えているのに間違いない。
そういう意味では、映画のリアリティーというのは現実の延長線上にしかないという至極当たり前な部分を分かりやすく提示していると思う。
劇映画としては結構短いながらコンパクトに纏まっており非常に面白かった。
劇場で観たい映画、というわけではないが、DVDでなら観ても面白いかな。
怪獣がでるまでの時間が結構タルかったりするけど、それがあったから在りし日の平和な情景との対比が出来たのかもしれん。


『ウォンテッド』
iPodTouchで試聴。
町山智浩のPodcastで絶賛されていたので観る事に。
アンジェリーナ・ジョリーとモーガン・フリーマンが出演し、放たれた弾丸の弾道が鞭のようにしなる描写が印象的だった予告編。
この予告編の所為で単なる娯楽性の強いケレン味だけの映画だと思ってしまい観に行かなかったのだ。
大間違い(笑)。
実に面白かった。
アンジェリーナ・ジョリーとモーガン・フリーマンが出て彼らが悪役(実は悪役とも言い切れないというところがこの映画の複雑かつ深い所)だなんて思わないよな(笑)。
このキャスティングの外し方が見事で本編のクライマックスが思いもよらない展開になっていた。
この外しがなければ単なるドンパチで、ちょっと居心地の悪い映画になっていたかもしれない。
居心地の悪さというのは、所謂"天啓"というものを是とする部分である。
暗殺集団である"フラタニティ"は織られた繊維の目を読みとき、これから犯罪を犯すであろう人間を特定して彼らを事前に暗殺していく。
『マイノリティ・リポート』のプリコグみたいなもの。
映画的なご都合主義として"天啓"を是とするのは有りではあるが、やはりそれは居心地が悪い。
言ってみれば宗教的な思い込みによる制裁や殉教と同義だ。
オウム真理教なんてまさにそうだ。
いや、オウムだけでなく外や内に異端を作り出してそれを制裁し排除することで強い結束を得るというテクニックはある種の常套である。
この映画、その部分を強く出したら暗くハードで多分ハリウッドでは製作されなかったろうし、観客も多くは入らなかったであろう。
しかし、エンターテイメントの体裁を保ちつつ、観た人間にその手の事を考えさせるという意味では非常に成功した作品であるとも言える。
これは本当に良い映画であった。
大統領や賢者の似合う無意味に声の良いモーガン・フリーマンが悪役というのは珍しい(笑)。
アンジェリーナ・ジョリーはまたは虫類のようなメイクで主人公であるジェームズ・マカヴォイを叩きのめす(笑)。
このジェームズ・マカヴォイの役ってシャイア・ラブーフがやってもおかしくないと思う。
どちらもいじめられる役の為にいるような顔だもんね(笑)。
いくらオイラがM男でもメリケンサックをつけたアンジェリーナ・ジョリーに殴られたくはないな(笑)。


『サマーウォーズ』
DVD購入。
どうやら町山智浩はお気に召さないらしい(笑)。
花札勝負でなぜ脱衣にならないのか?などとしょうもない事を言っていたが本心ではあるまい(笑)。
たぶん映画の趣味があわないという事なのだろう。
冒頭のOZが村上隆風なのも気に入らないのかもしれん(笑)。
それはともかくオイラとしては昨年観た中ではやはりダントツの作品であったと思う。
これはもうアニメーションでないと成立しない作品だ。
実写でできそうだけど、絶対無理。
まず子役がアニメーションと同じような演技ができない。
出来る子役はいないだろうね。
劇場で観た時も思ったが日本家屋の特徴を生かした横移動のカメラワークがすばらしい。
おばあちゃんが亡くなった直後のがすばらしい。
家族の気持ちがたったワンカットで表現できていた実に美しい。
ほのぼのとした映画と思われがちだが、結構エグイバイオレンスの描写があったりして、作品として一筋縄ではいかない感じだ。
夏希が健二を本当に好きになる、健二がたのもしい男だと思わせる描写もちゃんと作ってある所が丁寧だ。
非常に良い映画だ。
永井一郎の声も久しぶりに聴けたし、やはりすごい役者なのだなと思った。
ばあちゃんの富司純子もすごくよかった。
細田監督の次作に期待。


実写の『時をかける少女』近くでやらないかな。
by 16mm | 2010-03-14 23:02 | 映画・DVDの感想など。 | Comments(4)
Commented by chata at 2010-03-15 00:37 x
『ウニコーン』BDが届いてまた繰り返し視聴であります。
英語音声がなんか違和感w

>規制
幼女の裸満載の『紅の豚』とかも対象となって消されるんですかねぇ?
ちなみに石原親子は言うまでもなく嫌いでっす。

>『N.O.V.A.』
スナイプんとこ行って、スコープを覗く間もなくぬっころされましたが何か?w

>『流星のナミダ』
本編の流れで聴くとがっかりなのに、単体で聴くとイケる不思議w
間奏の「足元かすめた低空飛行の鳥に~♪」からサビのとこが好きです。

>『ウォンテッド』
映画館で観たオレ正解w もうテーマソングからヤラれましたよ。

>永井一郎の声
久々?最新の声を『UC』で聴いたじゃないデスカー?!
「カーディアス、私を許すか・・・?」波平絶好調!w
Commented by 16mm at 2010-03-15 01:11
■re:chataさん
>『ウニ』
本当にマジにどこにも売ってなかった(笑)。
店員に聞いたら「売り切れ」とのこと。
続きが気になるのでボチボチ原作を読み始めようかな。

>規制
『紅豚』もそうだけど、都知事の小説も規制してもらいたもんだ。
ヤツも出たての頃は周りから猥褻扱いされてた筈なのに(笑)。
チンポで障子破るなんて倒錯だよね(笑)。

>『N.O.V.A.』
ほんと、慣れたヤツは素早いですね。
敵とのスナイプの勝負だとオイラも引き金をひく前にぬっころです(笑)。


>「足元かすめた低空飛行の鳥に~♪」
改めて聴いたら、その部分すごくクルものがありますな。
そこからラストに向けてが素敵ですな。


>『ウォンテッド』
しくじったなあ。
後の祭りですけど観とけば良かったと後悔してます。
ループした弾丸がピントの外でジョリーに当たるところがいいっすね。


>永井一郎の声
ウハハハハ。
そうでした。
出来ればファースト同様一人で多数のキャラの声を当ててもらいたいものです。
ビバ、イチローw
Commented by 朽駄 at 2010-05-07 00:06 x
朽駄です。サマーウォーズ観ました。
田舎の家に行くとああゆう感じですよね。
台所が板の間でしたが、床の黒く光る板を
すごくリアルに描いていたと思った。

とりあえず落ち着いてご飯でも食べます。
Commented by 16mm at 2010-05-07 08:31
■re: 朽駄さん
あの田舎の家はでかかったですね。
オイラの母親の実家も、家はボロでしたがやたらと大きかったという印象があります(今思うとそうでもないのですけど)。
美術は結構な大御所を監督に据えていたためか、それだけでも見ごたえがありましたな。
細田監督をたたきだしたジブリっていったい(笑)。


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