『シックス・センス』『紅い眼鏡』

ちょうどまた観たい映画がない。
『告白』と『9<ナイン>~9番目の奇妙な人形~』は絶対観たいな。


土曜日。歯のメンテナンスに。
メンテ後に先生とカメラその他をアドレナリン全開で話す。


日曜日。ジムに。
nike+を忘れていってしまったせいかランニング・マシンで65分で6.65キロメートルしか走れなんだ(笑)。
マスクをして走れば有酸素運動としての負荷が高いかなと思い実行してみた。
たしかになんとなく負荷が高い。
目標の1時間で8.5キロというのは今のオイラには結構なハードルである。
その他ストレッチのみで筋トレはパスしてしまった。
体重89.95キログラム。


健康診断の結果が出た。
昨年より体重も胴回りも減ったのだが、要注意項目が一つから四つに増えました(笑)。
さて、オイラは健康になったのでしょうか。不健康になったのでしょうか(笑)。


ヤングアニマル誌の『デトロイト・メタル・シティ』が最終回。
これでこの雑誌は『3月のライオン』しか読むものが無くなってしまった(笑)。


ビッグコミックオリジナル誌で『岳』映画化で作者の石塚氏と小栗旬の対談。
久美ちゃん役の長澤まさみ、結構見た目でハマリかもしれんと思う。


青少年健全育成条例の「都の見解」。
「ドラえもん しずかちゃんの入浴」「サザエさん ワカメちゃんのパンチラ」「新世紀エヴァンゲリオン レイやアスカのヌード」といった具体例を列挙し、それらは問題無しとのことらしい。
あえて差別的表現で言うが、たかだが役人風情にどんな見識があってエラそうに問題ありだのナシだのを言うか。
「非実在青少年」規制問題の時、東京都副知事の猪瀬直樹は自身のブログで
"日本にはエロ規制はあったが、ロリ規制はなかった"
などと言って法案規制の立場を取っている。
猪瀬はエロの表現において
「文学はいい」
と、この規制を漫画に限定しようとしているようだ。
猪瀬はどうやら、こと表現に関して文学より漫画の方が世に与える影響力があると自ら認めてしまったようだ。
これはもはや文学に力はないと言ってるようなもんだな。
『ミカドの』なんちゃら、なんて本をバブルの時出して一世を風靡してた奴もこの体たらくである。
いや、猪瀬ごときが文学を体現してるかのごとき振る舞いは不愉快極まりない。
何度も言うが私にはロリータ的な幼児趣味は主観的にはないと思っている。
しかし、だからといってロリータをエロスとして持っている人や、表現の手段にしている人を規制するような法案には断固反対である。
ロリータ趣味の人間がすべて実際の幼児を襲うなんて事はない。
それはある時期から現実との折り合いをつけてその趣味を意識の奥にしまうか、それを芸術などの表現手段に昇華する方向にいくかするものなのだ。
そもそもこの法案は現実の幼児云々ですらなく、虚構の二次元でのファンタジーを規制しようという動きである。
電車の中でエロ本を見てる男が不愉快だという話は当然で、そんなのは冷たい視線なりを送ればいいことで、それ自体を法で規制するのは行き過ぎだと思う。
恥の文化でも罪の文化でも良いが、自分が自分以外の尺度でどう見られているかに無頓着で鈍い人間が多くなったとは言っても、それはやはり法で規制するべきではない。
役人風情が文化に対して絶対的なジャッジができると思い込んでる事自体が危険なのだ。
同じく力が弱った作家に判断されるのも不愉快だ。
私がやってる女性の写真撮影。
滅多にヌードも撮らないが、そんな撮影をしていても、<冗談めかしにしても>「エロカメラマン」などと言われるぐらいである。
別段「エロ」と言われてもなんとも思わない。
その「エロ」と言ったときの相手の言葉がそれを肯定的に言ってるのか、否定的に言っているのかはバカなオイラでも分かるつもりである。
モデルになってくれた女性達には申し訳ないが、私が撮った写真での見た人の感想の一つで、Hな気分になったり「これはヌケる」などと思われたら最高の賞賛だなと思っている。
自分の撮ったものがそれほどに影響力があるなんて誇らしい話ではないか。
そんな感じなのでこんな下らない法案が通ったら、いずれオイラの写真にも規制がかかったりするのが恐怖だ。
写真に興味がない奴に限って、
「だったら風景を撮れば。花とか」
と、無責任な事を言う。
大仰に言えば、女性を撮る事が私の唯一表現手段であるので、女性がだめなら風景に、なんて簡単に出来るものではない。
ってな事を言っても伝わらんだろうな(笑)。
そもそも花をモチーフにしたエロ写真というのも存在するが、そういうのは規制の対象にならんのかね。
兎に角、この法案が消滅してくれる事を切に願う。
一万歩譲って、『太陽の季節』なんかをかいてたころの都知事ならその判断を委ねても良いと思うが。
今の都知事じゃ駄目だけどね(笑)。


『シックス・センス』
iPodTouchで視聴。
久しぶりの視聴である。
この映画があったから、これからしばらく監督のM・ナイト・シャマランを過大評価してしまい、彼の後続の作品を観続けてしまったのだ(笑)。
この映画は本当に良い映画だと思う。
だからこそ勘違いしちゃったんだろうけど(笑)。
俳優の演技、カメラワーク、照明、そして演出とすべてが上手く噛み合っていた。
今回気がついた事では、母親に殺された女の子の妹の顔を出さないというのが良い。
映画としての情報量のコントロールが意識的になされているなと感じた。
もうシャマランはこれ以上の作品はできないと思うので<当分は本作の信用で映画を撮り続ける事はできるかもしれんが>これを良い思いでとして生きていくのがいいでないだろうかね(笑)。
『シックス・センス』は成功した作品だから文句はないが、いまだに自作で結構重要な役でシャマランが演じているが、それも今となっては、ヤメレ(笑)。
金持ちのボンだからしょうがないが、『シックス・センス』の特典映像に自分が子供の頃に作った映画を付けるなんて言う自意識は、ある意味自分の客観的評価を気にしないということかね(笑)。


『紅い眼鏡』
DVD購入。
以前、押井守の作品として実写映画のボックス販売されていて分売されていなかった。
やっとの分売である。
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『シックス・センス』のM・ナイト・シャマランと同じで、オイラにとっての押井の実写映画は本作『紅い眼鏡』のみが傑作である。
これがあったがために、以後押井の実写映画をずっと観続け、裏切られているのである(笑)。
そう言う意味では、映画というのは最初の映画が好印象だとずっとその監督を追い続けるものだね(笑)。
オイラに関しては(笑)。
なのでボックスでの販売も観たいもの、欲しいのは『紅い眼鏡』だけなので、他の『トーキングヘッド』や『地獄の番犬』なんてのはまったく観たくも欲しくもなく。
オイラにしてみれば悪質な抱き合わせ商法みたいなもんだ(笑)。
それでも誘惑に負けて、買っちまおうか、と思った事もあったんだけど(笑)。
このほどやっと分売されて、安心して買う事ができた。
押井と脚本の伊藤和典のコメンタリーもうれしい。
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オイラは結構盛り上がっているが、この映画、世間的な評価は結構最悪で(笑)、途中で寝ちゃった人もいるらしいぐらい。
世間的にはそれが正しい評価だと思うので、この映画をあまり人には薦められない。
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これを劇場で観た人間はそうはおるまい。
そう多くない人間の中にオイラは入っている。
高校卒業してモラトリアムな浪人生活が終わり、大学が決まった時にキネカ大森で観たのだ。
情報は一年前からアニメ誌で告知されていて、押井で実写でという所に非常に興味を持っていた。
『正義を行えば、世界の半分を怒らせる』
ゆうきまさみが『パトレイバー』の為に作ったとされるこのコピーが本作で使われていたが、そのコピーも魅力だったな。
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↑は月見の銀二の<死神博士>天本英世。
コメンタリーでは、この大御所を6時間待たせてしまい機嫌が悪かったとのことであった(笑)。
基本ノーギャラの本作ではあるが、天本にはギャラが(多分そうとう安いだろうが)支払われたという。
この映画にオイラが惹かれるのは、二十歳前のあの時期に関心があった事すべてが詰め込まれているからかもしれない。
闘争と逃走。左翼と右翼。裏切りと信頼。武力と話力。そして虚構と現実。
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本作は主役が千葉繁であるように、声優がアクターとして多く出演している。
上記画像の左は名優永井一郎である。
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左が千葉繁。若いなあ。
右が玄田哲章。
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当時でもう大御所のアニメーターともいうべき大塚康生。
この映画を予告編で観た事も覚えている。
新宿のまんがの森でビデオで観た。
川井憲次の音楽が良いなと思った事と、大塚康生が予告編で出てきて思わず「おおっ」と声がでちゃったよ(笑)。
この映画のサントラの押井のライナーノートも若かったオイラにとってはドキっとするものであった。
一言で言えば闘争の匂いがしたのだ。それがなんとも魅力的だった。
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繰り返される日常。繰り返される死の予感。
順序は逆なのだが本作を観て、すでに公開されて何年にもなっていた『うる星やつら ビューティフルドリーマー』にも関心がいったのだ。
それまで押井の作品にシンパシーがあったというよりも、宮崎駿が褒めていた男、ということで関心があったんだと思い出した。
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で、本作のしめくくりはやはり兵藤まこ。
このカットはコメンタリーでも言っていたが、唯一のCMクオリティーらしい(笑)。
すっげえ奇麗だなと思ったよ。
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冒頭とラストだけがカラーで、本編の大部分がモノクロというのも当時は新鮮であった。
なんか本当にシャマランと同じで、押井は『紅い眼鏡』以上の実写は撮れないんでないかね(笑)。
この一作を良い思い出にお墓に持っていった方がいいのではないかと(笑)。
アニメーションでは押井の代表作って絞れないけど、実写なら間違いなく『紅い眼鏡』、
だけど万人向けではないので、本当にカルトな作品であるのには間違いない。
とにかく、ソフトを手に入れられてよかった良かった(笑)。
by 16mm | 2010-05-03 00:48 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Comments(4)
Commented by chata at 2010-05-03 07:33 x
終わりましたねDMC。波はあったけど結構笑わせてもらいますた。
ぽくつんは他に『ふたりエッ○』を立ち読みしまフw
『3月のライオン』はモモちゃんの「・・・ガム?」に萌え死w
小栗の対談は見逃しましたわー。

>ワカメちゃんのパンチラ
ぱんちらどころか常時パンツみせてますよね、アレ。

『紅い眼鏡』かっこいいすね。波平さん若いw
Commented by 16mm at 2010-05-03 08:11
■re:chataさん
>ヤングアニマル誌
なんかこの雑誌で『3月のライオン』だけが妙に浮いてるような(笑)。
『岳』は6月にまた新刊が出るようなので、どこかでサイン会開催されますかねえ。

>ワカメちゃんのパンチラ
『魔女の宅急便』のキキのパンチラはどうなのか(笑)。

>『紅い眼鏡』
波平さんはハスラー役で出てました。そのた古川<あたる>登志夫 、や立木<ゲンドウ>文彦が出演。どこにいたか分からないけど草尾毅も死体役で出ていたとの事。
声優さんの素顔が観れるというのは面白かったですけど、やはりオススメではないっすね(笑)。
Commented by chata at 2010-05-03 16:11 x
小栗の対談見逃したーと思ってたら、新しいオリジナル出たんですねw
さくさくっと立ち読みしてきますた。
石塚さんのリップサービスが過剰だったような気がしないでもありませんが、映画は評判悪くても観ようかなと思いまフ。

youtubeにある『紅い眼鏡』予告などを視聴しますた。
さすがに皆さん声優だけあって、声がイカしますね。
Commented by 16mm at 2010-05-03 19:42
■re:chataさん
今回のオリジナル誌は祝日の関係で一日発売でしたからね。
石塚さんはあーゆー人だから、色々思う所はあってもいわないでしょうね(笑)。
一応オイラも観るつもりです。小栗旬も言ってましたけど、さすがに原作みたいに救助者を担いで上ったり下ったり走ったりはできんでしょうな(笑)。

>『紅い眼鏡』
けっこう『うる星やつら』つながりの声優さんが多いですね。
永井さんだとか、実際動いてる映像って声優さんの場合どうしても少ないですからね。
そう言う意味ではフィルムにのこして記録的な意味合いもあると言えばありますわな。


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