『タイタニック』『十三人の刺客』

先週土曜日、歯のメンテナンスに。


本日日曜日、ジムに。
ストレッチ、筋トレ、ランニングマシン。
ランニングマシンは少々力を抜きすぎて75分で6.6km。
あと8kmほどでnike+上での次のステージ。オレンジのステージからグリーンのステージへ。
体重90.55kg。


先週の『龍馬伝』。
中尾彬が出ていた。
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マフラーしてるよ(笑)。
シャレがきいてるな、製作者は(笑)。


土曜日にメインHPで撮影画像をアップしたのだが、今回に限らずレタッチの色の修正時に、我々の肌というものが黄色いということを痛感させられる。
自分がしたい方向というのが限りなくモノクロに近いカラーというものなので、色を脱色していって黄色が残るのがどうにも気になってしまう。
なので肌の色は毎回必要以上に脱色しちゃってるのだ。
別に白人へのコンプレックスということでは無いとは思うのだが。
なんとも自分でやってる作業が不条理に思えてくる。


携帯電話を換えたのだが、いまだに前の携帯は持っている。
その携帯の中には文化放送の有料サイトから集めた画像やらムービーやらが入っているからだ。
携帯に使われているレアメタルの事を考えればメーカーなりに渡しちゃった方がいいのだろうけど、だったら、阿川佐和子をはじめとする著作権画像を新しい携帯に移動できる仕組みを作ってくれ(笑)。
切に願う。


『SP』をコミカライズしている灰原薬が女性だと。
なるほど、何となく納得。


『タイタニック』
DVDからデータ化してiPodTouchで視聴。
ちょっと前から『ジェームズ・キャメロン世界の終わりから未来を見つめる男 』というのを読んでいたので『タイタニック』を観たくなったのだ。
それから劇中で101歳のローズを演じたグロリア・スチュアートが亡くなったとのことで。
彼女がまた皺が素敵にみえるような上品さを持っていて良かったなあ。
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何度も観ている筈なのに新しいディティール見つけられて新鮮な気分で観れた。
件の『ジェームズ・キャメロン世界の終わりから未来を見つめる男 』の『タイタニック』の記述で、マジックアワー時のタイタニックの船首でジャックとローズがキスをする有名なシーン。
これ撮影が突発的に開始された為にフォーカスがあまい、という記述があったので、それを見たかったのだ(笑)。
たしかに言われてみれば多少ピンボケではあるが、シーン全体の雰囲気と感情移入ができたためかオイラはあまり気にならなかった。
キャメロン監督も最初のピンボケと次のテイクのピンがしっかりきているのを比べてみて、最初のテイクのような"マジック"に欠けるとして、結局は最初のピンボケテイクを使う事にしたようなのだ。
スタンリー・キューブリックならフォーカスが完璧に合った上で完璧な演技ができるまで撮り続けたろうが(笑)。そういう意味ではキャメロンという男はカット内での感情表現というものが映像を補完しうるという事をクレバーに判断できる奴なのだろう。
西原理恵子に"コッテウシ"と言われたケイト・ウィンスレットだが、このローズという役を説得力もたせて演じるにはやはり彼女しかいなかったのではないかと思う。
キャメロンの映画に出てくる強い母性をもった女性というキャラクターに則した配役であった。
で、あのプライドの高いキャメロンが下げたくもない頭を下げてキャスティングしたのが、レオナルド・ディカプリオ(笑)。
キャスティング時から撮影時にかけてもキャメロンのディカプリオに対するフラストレーションは相当なものだったようだ。
水に浸かるシーンになれば「温水にしろ」などと言うディカプリオに終始イライラしていたようだ(笑)。
逆にケイト・ウィンスレットは率先して冷水にも浸かる気合いと根性があったようだが。
そんなディカプリオをなぜキャスティングしたかと言えば、「アクション」の声がかかった後の演技が魔法のようだったからだ。
ケイト・ウィンスレットとまさに化学反応をおこしたかのようにディカプリオはジャックになった。
キャメロンの会社にディカプリオが来る日、社内の女性がみんな彼を見にきたというから、やはり相当な魅力をもった男なのだろうね。
実際、劇中のディカプリオはものすごく魅力的だった。
『タイタニック』に感動した、などというと割と苦笑されたりもするのだが、やはりたいしたモノであるよ。
今見るとヴィジュアルは結構キツイことになってはいたが、前述したとおり感情表現が映像を補完して観ている者の脳内に実際の映像以上のヴィジュアルを焼く付けてくれるものだと思うから。
つまり物語の骨格はまったく古びない普遍性を持っているということだ。
今後もまた観る事になるであろう。


『十三人の刺客』
10月20日。109シネマズ菖蒲。
三池崇史監督の映画は昨年の『ヤッターマン』と本作しか観ていない。
フィルモグラフィーを見るまでもなく、監督作をすべて言えないほど多作家である。
多作するというのも大変な才能であると思うのだが、映画というものが個人のエネルギーを最大限に搾り取るという事を考えると、なんとかく
「いいかげんに撮ってんじゃないの」
と思ってしまう事も事実である。
しかし多作家が必ずしも駄作を撮り続けているわけではない、というのも歴然とした事実である。
本作、『十三人の刺客』は間違いなく傑作である。
1963年の工藤栄一版のリメイクであるらしいが、オイラはそれを観ていない。オイラが生まれる前どころか、父親も母親もまだ会ってない時だよ(笑)。
従って、1963年版との比較では話せない。
三池版の本作ではまずオープンセットと美術がすばらしかった。
本当に宿場町が要塞の様に見えたし、宿場の屋根に縦横にかけられた足場を使っての移動はカメラの動きを立体的にしてみせる効果があり実に機能的であった。。
合戦の最中、兵隊が暗い家の中に倒れ込んだあとに奥の扉が開いて明るくなって奥行きを見せたりと映像的な快感もあった。
グロ映像が苦手なオイラは、三池監督というのグロなバイオレンスというイメージがあって警戒していたのだが、そのものズバリなグロ描写はしていなかった。
ただ作劇上必要不可欠な最低限のグロはあって、まあ、それが四肢を斬られた娘の描写なわけだ。
が、これは絶対的に必要な描写である事には間違いない。
なぜなら、この可哀想な娘を出す事によって松平斉韶を殺さねばならないという事に説得力をもたせられるからだ。
この娘が口にくわえた筆でかいた
「みなごろし」
という文字がクライマックスの合戦の前の殺戮を促す静かな雄叫びのように使われていたのがすばらしい。
事前に行った事を伏線として無駄にしないということに感動した。
この映画を観た人が皆口を揃えている事だが、松平斉韶役の稲垣吾郎が実にすばらしい。
この汚れっぷり。
あのSMAPが、というギャップからの驚きもあろうが、好演である事には間違いない。
稲垣の映画で『催眠』というのを昔観たことがあるのだが、これも驚くほど好演していたと感じた。
驚くほど、というのは、まあ「アイドルなのに」とか「スマップなのに」とかいう色眼鏡で見ていたということなのではあるが。
この映画を観る前に宇多丸のPodcastで彼のこの映画に対する評論を聞いていたのだが、オイラは宇多丸ほど松平斉韶という人物をかってはいない。
この松平斉韶はサムライ社会のゆがみや人間の暴力性の肯定を体現していると言っていたが、果たしてそうか?
松平斉韶が上記について自覚的に行動しているとしたら、最後のシーンで
「痛い」
だの
「死ぬのか」(この台詞言ったかな?w)
だのは言わないのではないか。
こんな台詞を吐くということは、如何に自分がいままでやってきた事の暴力性に対し自覚的ではなかったということではないだろうか。
自分の死すら薄ら笑いで受け止められるようだったら、本当に哲学的な語り継がれるような悪役になっていたものを、最後の最後で人間性を出しちゃったのが惜しいなと思う。
この映画傑作なのであるが、樹で言うところの幹はしっかりとしているのに、枝葉が意外と杜撰だったりするのが、まあまた惜しいところだろうか(笑)。
牛のCGしかり、四肢を斬られた娘のCGしかり。
ただ、やはりこの映画に対する感情表現のおかげで映像のマズイところを脳内補完したり、観なかった事にすることもできるので、そんなに気にはならないとは思う。
面白い映画であるし満足度は高いので、DVDを買う事になるだろう。


さて今週はいよいよ『SP 野望編』だ。
今週もなんとか乗り切りたい(笑)。
乗り切ろう(笑)。
by 16mm | 2010-10-24 22:03 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Comments(6)
Commented by chata at 2010-10-24 22:31 x
>マフラーしてるよ(笑)。
ねじれてたらパーフェクツだったのに。

>稲垣吾郎が実にすばらしい。
ラスト首をはねられてゴロゴロ~(吾郎だけに)のシーン。
厠にホールインワンすればパーフェクツだったのにw
Commented by 16mm at 2010-10-24 22:44
■re:chataさん
>マフラー
ねじってたら、ネタとしては面白かったでしょうね(笑)。
苦情の電話がいっぱいいきそうですけどw。

>ゴロ〜
首がはねられる直前に厠をこれ見よがしに映してましたからね(笑)。
客が皆
「首が入る。首が入る」
と思っていたところでハズすというのが、まあいいところなんでしょうか(笑)。
稲垣には来年なんの役にもたたない日本アカデミー賞の助演を取ってもらいたいものです(笑)。
Commented by JunBo at 2010-10-24 23:51 x
マフラーw やっぱりナイとだめぽなw


催眠
なつかしいー。
昔 プログラムとかポスターとか作ったヨ(^v^)
Commented by 16mm at 2010-10-24 23:57
■re:JunBo丼
>マフラー
結構シリアスな話の回だったんですけど。
こ、これは。ここで笑えというフラグですか?と思いました(笑)。
半分そうなのかもしれないが(笑)。

>『催眠』
おお、映画関連品を作ってましたか。
『催眠』自体も結構面白かったなと記憶してます。
コワかったようなね(笑)。
Commented by 旭川の自称美女 at 2011-03-04 20:12 x
放送終了からだいぶ経ってからのコメントになってしまいますが、中尾さんが初代弥太郎であることはあまり話題になりませんね。ただ、映像は残っていないようなのである意味仕方がないのかもしれません。
Commented by 16mm at 2011-03-04 21:37
■re:旭川の自称美女様
どうもはじめまして。コメントありがとうございます。
私も調べてみたら、大河ドラマの『竜馬がゆく』で中尾彬が岩崎弥太郎をやっていたんですね。
ネットのユーなんとかチューブwでモノクロのそのドラマの断片を観た事あるような。
でも弥太郎はそれには写ってなかったと思います。
情報ありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。


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