『ダークナイト』『ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習(字幕版) 』

土日の空き時間でなんとなくな仕事の下調べをする。
家で仕事をする義務はまったく感じておらぬが、まあ出来る範囲でチョコチョコと。


『龍馬伝』最終回。
よりにもよって暗殺シーンで当選確実テロップ。
選挙とたかがTVドラマどっちが大事だと秤にかけて「TVドラマ」というのは恥ずかしいかもしれんよ。
しかしね、逆に言えば当選したヤツはドラマの最も盛り上がる部分を台無しにするにたるような人間なんだな。
当選確実なんて速報でやるほどももんかね。
後のニュースでやればすむだろうに。
まったく。
『龍馬伝』でNHKをすこしは見直したのに、無粋なものである。


『アバター』のエクステンデット・エディションを買ってないw。
買うなら特典の豊富なブルーレイだ。
ああ、もう買うかなポータブルのブルーレイ。
年末には『セブン』も出るし。
ポータブルがもう少し安くなればなあ。
取りあえずソフトだけは買っておくことにしょうかな。


本日日曜日ジムに。
ストレッチ、筋トレ、ランニングマシン。
ランニングマシンは65分で9.52km。一応60分以内で9kmは達成。10kmというのが次の目標だがそれは来年に持ち越しである。
ランニングマシンのお供は前の日放送した宇多丸の映画評のPodcast。
宇多丸は論理的に話してはいても結構感情的な言葉を使うので、まあ青臭いというかたまに聴いていて気恥ずかしくなるが、その辺りは好感を持っている部分ではある。
その点町山智浩は自分のテンションが高くなるとわざとバカ話的なオチをつけて巧妙に照れ隠しをする。
この二人の評論は聴いていて勉強になるね。
オイラはまだまだ何も知らんのだなと思う。
で、本日の体重は91kg。


市川カニ蔵、ではなくw、市川海老蔵がエライことになってますな。
記者会見をスッポかして飲み歩き血まみれの大怪我で舞台に穴を空けると。
いいじゃないっすか。
今の役者は型破りなカブキ者がいなくなって小さくまとまって、などと言っている人はこういった市川海老蔵を見たかったわけでしょう。
そう言ってた人はちゃんと市川海老蔵を評価してやれよw。
ただでさえ被害者なのに彼に同情する奴が少ないんだから(笑)。
雑誌で宮崎駿と市川海老蔵が対談していた事があった。
その時は(文字おこしだから実際の口調はわからんけど)宮崎に対する口調は目上のクリエイターに対する敬意に満ちたような態度だったと思う。
オイラは別に市川海老蔵を肯定も否定もしませんよ。
歌舞伎観ないし、役者としての市川海老蔵というのにも興味無いし。
NHKの大河で『武蔵』の第一話を観ただけだから。
これは市川海老蔵というよりもシナリオが噴飯モノだったのでそれ以上観る気がなかっただけだが。
彼が出てるという理由で映画やTVを観る気はないしね。
まあ、そんなとこです。


iPhoneにiPod touch。外部HDにペンタブレットとこれらすべてをパソコンのUSBに繋いでいたのだが、当然口が足りなくなって不便になった。
ので、AC電源付きのUSBアダプター購入。
電圧が足りなくて充電が不足するという事態もなく良い感じである。


先週は思いのほか本を買ってしまった。
購入を予定していたもの、そうでないものと色々。


『3月のライオン』第5巻
待望の新刊。
最近雰囲気がエロスよりになってきてよ(笑)。
あかりおねいさんのカラー画が納まっているが、ティクビ見えてます(笑)。
いつもながらカラーの淡彩がすばらしく素敵である。
巻末に付いている漫画は今回作者の近況モノではなく『3月のライオン』のキャラクターを使ったショートストーリ。
これもね、なんかエロスなんだなあ(笑)。
と、オイラだけか、こんな感想を思うのは(笑)。
『ハチミツとクローバー』の後半のエピソード、はぐちゃんの怪我でそれまでの物語のトーンがかわった様に、『3月のライオン』第5巻のラストもまた新しい展開をみせた。
この出口の見えない問題に対しどお切り込んで行くのかが非情に楽しみではある。
零のナイトのごとき強い意志と使命感。
ひなちゃんの一途な負けない気持ちに泣けてきたよ。
この漫画がどうか一人でも多くの支えになりますように。


『よつばと』10
端正な描線で描かれる魅力的なキャラクター。
風香ちゃんがやっぱりかわいいなあw。
よつばという意味不明な存在が日常にいるだけで、世界がファンタジーの様に見えてくる。
内容はがないわけではないが、画の魅力で世界観を支配している。


『フェリーニ (ガリマール新評伝シリーズ―世界の傑物) 』
フェデリコ・フェリーニの評伝。
この手の本は興味があるのでついつい買ってしまう(笑)。
これを読んでフェリーニの映画のガイドになるかしら?と姑息に思っていたりする。
考えてみればフェリーニの映画はそこそこ観ている筈なのに、彼の人となりはほとんど知らなかった。
ザッピングで読み始める。


『【日本語版アメコミ】キックアス』
アメコミの購入は『ウォッチメン』以来である。
『【日本語版アメコミ】キックアス』に関して言えばキャラクターの描線やコマの運びなどは日本の漫画に近いと感じたので比較的読みやすかった。
映画はまだ日本公開していないのでネタバレになるのかもしれないが、まあ読んで後悔はしていない。
こういう絵柄なら日本の漫画と区別なく読めそうだなと思った。
本の帯に町山智浩の推薦文があった。
「<前略>スーパーマンのような超能力もなく、バットマンのような金持ちでもない男が、マンガじゃない現実でヒーローになるには、誰よりも血を流すしかないんだ!」
まさにこの惹句のごとき作品である。
自らの暴力性を、街の治安と平和を保ちたいという大偽名分のもとで発露しようという自警団志望の登場人物達。
しかし現実の暴力は容赦なく彼等を痛めつけもする。
それでも彼等は暴力に対し暴力で向き合って行く。
そこには
「話せばわかる」
などという論理はない。
人生の退屈は暴力で解消する。
ゲイの振りをしなければガールフレンドとも話せないような男であっても、マスクを被ったもう一人の自分の存在を手に入れていれば、現実の弱さは埋め合わせができる。
なぜなら、マスクを被った自分は周りが認めるスーパーヒーローだから。
映画はどんな感じなのだろうか。
非情に楽しみである。


金城一紀のブログに本年度新作映画のベスト3が載っていた。
『トイ・ストーリー3』
『キック・アス』
『ザ・タウン』
『ザ・タウン』はアメリカでも評判がいいらしいし、金城も褒めているので楽しみである。


『ダークナイト』
iTunesストアで字幕版を1000円で購入。
iTunesでの映画の初購入である。
1000円で『ダークナイト』が買えるんだもんなあ。
次は『グラン・トリノ』が欲しいなあ。
『ダークナイト』は劇場で一度観て今回iPod touchで2度視聴。
面白いんだけど、観れば観るほどアラも見えてきちゃって(笑)。
町山智浩も宇多丸も言っていた事だが、あの冒頭の香港のシーンいらなくないか(笑)。
まああのシーンがあるから例のエディソン・チャンが登場できるのであるが。
エディソン・チャンの登場シーン、劇場では確認できなかったが今回の視聴で観る事が出来たよ(笑)。
ビルの屋上のヘリーポートのロングショットで約5秒。
その後、モーガン・フリーマンをエスコートして背後からのショットで5秒。
カメラが正面にまわってアウト・フォーカスなエディソン・チャンの顔が1秒。
計10秒程度である(笑)。
エディソン・チャンが如何にアジア圏で売れていたとしてもハリウッドでの扱いはこんなものだろう。
考えてみればエディソン・チャンのハメ撮り画像の事件って本人の迂闊さはあるにしても彼自身も被害者だからね。
迷惑を被った女優達には同情するが撮影に関しても合意だったんだろうし。
どちらにしてもそんなデータ満載のPCを修理に出すというのは非難されてもしょうがない迂闊さだとは思うが、集めたデータをなんとかしたいという気持ちは分からんではない(笑)。
それに引き換え、例えば日本の長門裕之だとか石原真理子だとか、ゴーストライターが勝手にかいだだのいってても、ペラペラと相手の実名をあげてセックスの本を出す奴の方が罪は深いと思うが。
この手の話を吹聴する奴は本当に下品極まりないね。
唾棄すべき存在だと思うぞ。


『ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習(字幕版) 』
iTunesストアで初レンタルがコレw。
iTunesストアのレンタルって200円から300円。
ダウンロードしてから30日間そのデータを保持できる。
が、そのデータを再生始めたら48時間で自動的に削除される。
文字通り48時間後にiTunes上から消えたよ(笑)。
これレンタル期間、せめて一週間にしてくれないかなぁ。
そりゃ普通48時間あればどんな映画でも観れるけど、オイラみたく通勤時間のみの視聴者もいるわけだし。
『ゴッドファーザー』なんかもレンタルしたいけど、まとまった長い時間でないと全部観きれなさそうだしね。
でなかったら、セル版も出して欲しいよな。
1000円なら買うよ、『ゴッドファーザー』。

ところで『ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習(字幕版) 』であるw。
以前もチラとかいたが、カザフスタンってアジア圏よ、どちらかというとw
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上の画像のように、『ウォンテッド』のティムール・ベクマンベトフみたいな顔つきなのよカザフスタンの人は(笑)。 
それからも分かる様にボラットは当然カザフスタンの人ではない。
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ボラットを演じるサシャ・バロン・コーエンはユダヤ系のイギリス人のコメディアンなのである。
映画の冒頭に出てくるカザフスタンと見立てられた村も実はルーマニアだという。
そこでボラットは英語で無茶苦茶な事を言うのである。
人の良さそうな男を「彼は村一番のレイプ魔です」と言ってみたり、自分の妹(実際は妹ではないw)を村一番のヤリマン女ですと言ってみたりと、まあ言いたい放題なのである(笑)。
彼等の目的は国営TVの記者としてアメリカの文化を取材するというものだ。
たどたどしい英語と人の良さそうな顔とよく分からないカザフスタン人という先入観からアメリカ人はボラットの言葉にのせられる。
「ユダヤ人を殺すのにぴったりな銃はありませんか」
とか
「お股の毛がツルツルな女がひっかかる車をください」
とか(笑)。
とくにカウボーイであるとか銃砲店の主人など右翼的な人間は調子に乗って普段は口に出さないユダヤ人に対する差別的な言葉を嬉々として口にするのである。
実はボラットと相棒の番組プロデューサーはカザフスタン語と称して実はヘブライ語をしゃべっているのだ。
完全に出会ったアメリカ人にユダヤ人差別をさせる罠。
無茶苦茶悪質である(笑)。
で、この悪質さは徹底していて、例えばお金持ちの家に夕食に行ったボラット。
水洗トイレが分からず、自分がしたウンコをビニール袋に入れて食卓に持ってくるw。
それでも金持ちの奥さんは、ボラットが水洗トイレを知らないと思い親切に教えてくれるのだ。
見ず知らずのではあってもそこまで親切にしてくれる人を騙し続けてるのにボラットは良心の呵責なしにさらに続ける。
ディナーで自分だけパートナーがいないので恋人を呼んだのだ。
それがデブっちょのあからさまなコールガールw。
ここにきてお金持ち達も頭にきて警察を呼んでボラット達をたたきだした(笑)。
かようにとんでもなく徹底した悪質さだが関係なく観ている分には笑えるのである。
アメリカで奥底に隠されているユダヤ人差別というものを浮かび上がらせる事で笑いを作る。
差別というものに対する反撃の仕方の一つであるともいえる。
これは実に痛快であった。
この悪辣なボラットが唯一真摯に心を通わせた感があったのが、件のコールガール。
アメリカの行く先々であった人々は誰も正確にボラットの名前を発音できなかったのに、コールガールの彼女だけは正確に名前を呼んだのだ。
彼女との別れのシーンは唯一しんみりとしたやり取りであった。
しかしこの映画の映像。設定がTVの取材ということなので隠し撮りのような映像ではなくどうどうとしてるんだよね(笑)。
ただどうどうとしすぎてるような気もする。
カメラの切り返しなんかのカットがあるということはその都度カメラのポジションをかえていた訳だから、実はやってることに結構な作為があるのではないかとw。
全部がとは言わないが、ヤラセな部分もあるのではないかな。
それはそれとして、ブラックなコメディに浸りたいならオススメだと思います。
町山智浩も言っていたが、冗談が嫌いな人、真面目な人は観ない事をオススメします(笑)。


『ダークナイト』と『ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習(字幕版) 』(以下『ボラット』)を続けて観たわけである。
ところで『ダークナイト』のジョーカーは何の為にあのような行動をしているのだろうか?
町山智浩はPodcastでミルトンの『失楽園』をベースに解説を試みていた。
それはそれで納得できない訳ではないが、ピンとこないw。
純粋悪としてのジョーカーという規定なのである。
つまり金や殺人に快楽を感じる人間ではないということだという。
たしかにジョーカーは金に執着はなさそうだ。
世の中のすべてのルールを破り、如何なるものからも自由である、暴走した悪意の固まりというのがジョーカーの存在。
しかしである。超能力者でもなく宇宙人でもないジョーカーは単なるおかしな人間である。
彼の犯罪に使ったバスなりトラックなり武器各種を調達するのにも金はかかるわけだ。
あのジョーカーが金を調達して武器の受け渡しというようなドロ臭い事をやってるとは思えない。
ジョーカーにそれらのドロ仕事をさせない為には彼の後ろ盾、もっというならば黒幕が必要だろう。
ただそうすると、ジョーカーといえども如何なるものからも自由であるという部分がなくなる。
『ダークナイト』の舞台はゴッサムシティといいながらベースはシカゴである。
この現実の都市を舞台にすることで『バットマン』の物語にリアリティが生まれるわけである。
が、ジョーカーという現実的ではないキャラクターがどうにも浮き上がってしまい行き当たりばったりの思いつきでできてしまったキャラクターに見えてしまったのは残念だ。
存在そのものがリアリティのないキャラクターをリアルな舞台に落とすのはかなり難しい。
この映画とこの監督に多大な影響を与えているであろうスタンリー・キューブリックの『時計じかけのオレンジ』。
冒頭の銀行襲撃でショットガンを撃っていた男がつぶやく台詞は、同じようなニュアンスで『時計じかけのオレンジ』でも冒頭の浮浪者の親父が言っていたっけ。
『時計じかけのオレンジ』の主人公アレックスも悪意の塊と言っても過言ではないだろう。
しかし、彼は一応両親に扶養されている身であり行動を起こすための金にはそこそこに執着している。
だから彼の悪意と存在にはリアリティが感じられるのだ。
アレックス以上の悪意を作ろうとしたのは分からぬではないが、オイラからするとツメが甘いかなと言わざるを得ない。
『ボラット』に関して言えば商業映画であるのでお金を儲けるという目的はあるであろう。
しかしである。いくら儲かったかは知らぬが、普通の人は金の為とはいえ文字通り身体を張って命をかけてこんなバカなことはしないと思う。
あまり言いたくはないが『ボラット』のサシャ・バロン・コーエンはケンブリッジ大学出のインテリである。
単純に金を稼ぐというだけなら他にいくらでもできようものだ。
......
なんか話が面倒くさくなってきた(笑)。
以下覚えていたら続きを綴る事にしよう。
たぶんこの辺りはめんどくさいので読む人はおらんだろうが、ちょっと笑いと悪意について考えていたらこの二つの映画をベースにすることを思いついたのだ。
まあ今日はそんなとこで。

最後にひとつ。
『ダークナイト』の留置場でのジョーカーとバットマンのシーンは圧巻であった。
ペイントが剥げかけてヒース・レジャーの輪郭が明確になりその演技の凄みが伝わってきた。
アレはすごい。
バットマンにあれほどのタコ殴りをうけて笑っているジョーカー。
まさに暴力では何も解決しないということをモロに体現していた。
by 16mm | 2010-11-28 22:35 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback(3) | Comments(2)
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Commented by chata at 2010-11-28 23:02 x
>ああ、もう買うかな
金にモノを言わせて買うしかないっすね。
『UC2』のBD-LIVEにコメンタリーと池田秀一のシャア朗読が来てました。

>エディソン・チャン
全世界に局部を晒されるのって、どんな気分なのでせう。
とても耐えられそうにありませぬ。

>『ボラット』
タイトル観てマジメな映像集かなんかだと、今の今まで思ってましたw
このオッサンの動画みたことあります。
(p://www.kotaro269.com/archives/50369949.html)
初めてみたときはあまりの空耳っぷりに、腹筋崩壊しましたw
Commented by 16mm at 2010-11-28 23:14
■re:chataさん
>金
いやいや。オイラはたしかに浪費家ですが、1万円以上のモノになると途端にうじうじと考え始めるですよ(笑)。
マックに外付けブルーレイつけても再生はできないようだし。
選択肢はPS3かポータブルですな。
まだ悩み中w。

>局部
オイラなら「ちゃんと剥いとけばよかった」とか「もっと硬くそった状態にしておけばよかった」と後悔するでそうw。

>ボラット
うはははは。
このシーンはこの映画のハイライトの一つ。
全裸で取っ組み合って69のかたちでお互いのタマやアスホを顔に押し付け合うという事をして、更に全裸でホテルを走り回る。
最後はなんか会議している所に二人が全裸で飛び込んできて会議の主催者達にボコられるという顛末でしたw


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