『ヒア アフター』

先週土曜日、母親の通院の付き合い。
午後、病院の帰りがけに昼飯。
帰宅し満腹の所為ですぐ寝る(笑)。
夕方起きるもまったく腹がへっていないので、土曜日ではあったがジムに行く事にした。
ジムではストレッチ、筋トレ、ランニング・マシン。
腹が苦しかったせいもあるがランニング・マシンは軽く流す程度。
68分走ってやっとこ7.03km程度。
体重90.65kg。
ジムの後に映画に。


ビッグコミックオリジナル誌の『岳』から目が離せないのがずっと続いている。
作者の石塚真一さん、エピソードを引っ張る引っ張る(笑)。
石塚さん、今月末のサイバラの画力対決にも出る模様。
たのしみである。


『西原理恵子の「あなたがいたから」―運命の人鴨志田穣 (NHK「こころの遺伝子」ベストセレクション)』
TV放映されたらしいサイバラの生い立ちに関する内容を書籍化したもの。
幼少期から夫の死別までを語っている。
ちょっと気合いの入った西原理恵子フリークなら全て知ってる内容(笑)。
そういう人は別段買わなくてもいいんじゃないかな。
オイラも「買わんでも良かったかな」と思ったぐらい。


『GANTZ』での演出の冴えの所為か釈由美子主演(断じて伊藤英明が主演ではないw)、佐藤信介監督作の『修羅雪姫』を再見したくなりデータ化する。
本編からコメンタリーからメイキングまで全て。


TV版の『SP』の本編やコメンタリーを再見している。
何度観ても面白い。
TV枠だからしょうがないな、という部分もあるが、逆にその枠でよくここまで出来たなと感心する。
その割には映画版の『野望編』はイマイチ驚きが足りなかった。
しかし『革命編』には期待している。


同じように『東のエデン』も観ている。
現在最後の『東のエデン 劇場版II Paradise Lost』をiPod touchで視聴中。
もうすぐ観終わるはずである。
途中に入る小ネタ的なギャグが鬱陶しい、というかストーリーのテイストに合ってない。
押井の『パト2』では納得できたのだが、劇中で語られるミサイル事件が日本を救うという部分と重なってないような気がするが。
これは最後まで観なければわからんな。


母親の通院の待ち時間に観ようとiTunes Storeで『バグズ・ライフ』をレンタルした。
が、母親の診察が思いのほか早く終わってしまって途中で視聴中止。
レンタル期限の二日で観れるかどうか分からんw
レンタル期間短いなあ。
通常レンタルが一泊二日なのは分かるがもう少しなんとかならんかな。
『バグズ・ライフ』、最後まで観れたら来週感想を。


『ヒア アフター』
ネタバレあります。
先週土曜日109シネマズ菖蒲で。
現在のクリント・イーストウッドはオイラの中でピクサー並にブランド化している。
特に最近観た『グラン・トリノ』『インビクタス/負けざる者たち』は本当に劇場で観なかった事を後悔したぐらいに良い映画であった。
なので三度目は絶対に脚を運ぶべきだと思い、本作を劇場で観た。
結果的には劇場で観て良かったと思える映画であった。
"ヒア アフター"は "来世"という意味らしい。
また劇中でフランス人の女性ジャーナリスト(TVで辛口目のキャスターもやっているようだった)が著した本のタイトルが"ヒア アフター"。
割と心霊モノ的な紹介をされている本作である。
この手のジャンルにイマイチ食指が伸びないオイラなので、監督がイーストウッドでなければ観に行かなかったであろう。
映画を観ると分かるのであるが、決して心霊現象をメインに扱った内容ではない。
マット・デイモンが霊能者役としてメインキャストの一人になっているが、彼がメインで進行するなようでもないのだ。
フランス人の女性ジャーナリストの臨死体験。
アメリカ人の元霊能者。
イギリス人の双子の兄を失った子供。
上記の三人が本作の主役なのである。
彼等のエピソードが順番に紡がれて映画は進行する。
"死"という誰にでも訪れるその体験がどんなものか知る事ができないが故に様々な想像力をかき立てられ、よく分からないにも拘らず恐れられ、或は甘美な幻想を抱かれたりする対象になっている。
この映画は死後の世界というテーマには最終的に着地はしていない。
特異な体験や能力を持った者達が、天文学的に少ない確率で巡り会う話なのである。
特異な体験や能力というものは普通の人が持ち合わせていないから"特異"なのだ。
つまり普通の人達には理解し難い事である事が多い。
その結果、その能力を金に換える事を考えたり、或は何の覚悟もなく好奇心だけでその能力をかいま見てしまったが為に傷ついたり。
かように特異なものを目の当たりにした普通の人々は自分たちの尺度でそれを理解しようとする。
普通の人々の価値観が普遍的であるという事を前提として接する限り、"特異"な人々を理解する事は不可能なのだ。
普遍的なものとは何か?
それは真実などではなく、一番多く信じられている事に他ならない。
そんな多くの者達が信じている事を、信じられない、違和感を感じてしまう、そんな人達が周りから好奇な扱いを受け、変わり者扱いされるのだ。
劇中、霊能者のジョージが自分の能力を"呪い"のようなものだと言うシーンがある。
普通の生活を心底願ってやまないのに、その普通を心底信じる事ができないジレンマ。
自分はもしかしたらこの世の中で独りなのではないかという絶望感。
そんな中であっても自分の理解者が世界のどこかにいるという希望をこの映画は描いているのだ。
それは映画のラストでフランス人のジャーナリストの女性とアメリカ人の霊能者が結びつき生を前提とした幸福な予感で結んでいる事につきる。
スピルバーグが制作を受け持っているからというわけではないだろうが、普通の一般常識からはみ出した者が理解者を見つけ、その世界に向かっていくというのが『未知との遭遇』のプロットににてるかな。
そしてこの映画、死の要素というのもそれなりに入っているのだが、ちょっとあからさまと思えるぐらいエロティックな描写があって、80歳のイーストウッド、いまだにHなんだなあと思ったりした(笑)。
特にアメリカ人のジョージが料理教室で出会った女性と授業の一環で目隠しをして食材を当てるシーンなど、モロにエロっす(笑)。
この女性、ブライス・ダラス・ハワードで『スパイダーマン3』なんかに出てた女優さんなんだけどこんなにエロくみえるとは(笑)。
つーか演出が巧みなんですな(笑)。
『インビクタス/負けざる者たち』に引き続きマット・デイモンがキャスティングされているが、イーストウッドとの相性ってかなりいいんじゃないかな。
マット・デイモン自体にあまりピンとくるものは無かったんだけど、イーストウッドの二作でかなり好きになってしまったよ。
本人はかなりのインテリなんだろうけど、知的なブルーカラーがよく似合うなと思う。
イーストウッドの『硫黄島』の二作別にして、大規模なセット撮影とCGが使われている。
特に冒頭の津波のシーンだ。
ヴィジュアル的にもリアリティがあり、そして臨死体験に移行する直前の水の中に漂い、海中から海面を見ているところの美しい事よ。
セット撮影もすばらしい。
こういうの見ちゃうとやっぱり日本のセットは奥行きに欠けるなと思う。
本作は手前から奥までずっと家屋が続いているように見えちゃう。
カメラのポジションの問題なんだろうね。
カメラの位置を高くすると奥の背景まで作り込まなければいけないけど、その分画に厚みが出る。
カメラの位置を低くすれば奥の家屋なんかは手前の家屋に隠れて見えなくなる。
遠くの背景なんてレンズの深度の問題でアウトフォーカスになるわけだけど、やはりそれを写す事には意味があるのだと確信した。
『ヒア アフター』はちゃんと劇場で観たので、今年のベスト映画の中に自信をもって入れられる。
イーストウッドの次回作はFBIの初代長官ジョン・エドガー・フーヴァーの伝記映画『J.Edgar』。
c0022635_1726658.jpg
ディカプリオ他、なかなかのオールスター・キャストで今から楽しみだ。
『ヒア アフター』はDVD買うつもり。


今週は歯のメンテナンス。
by 16mm | 2011-02-20 17:29 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback(3) | Comments(2)
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Commented by chata at 2011-02-20 20:59 x
テレビ版『SP』でひとつ気になるところがあります。
(レンタル版だけかもしれませんが)ジャケの岡田がこれでもかという
くらいドヤ顔なんですよねー。役柄を考えると違和感がw

SPつながりでこんなのもw
p://blog-imgs-42-origin.fc2.com/c/a/3/ca3/OOO380.jpg
Commented by 16mm at 2011-02-20 21:28
■re:chataさん
>ドヤ
ドヤ顔っちゅうとこんな感じかしらんw
http://ameblo.jp/sfqrk275/image-10711898769-10868548661.html
オイラはボックスを買ったのですが、この顔はボックスの帯になってました(笑)。

>松尾&神尾
ブハハハハ。
お二人とも苦労が絶えませんな(笑)。
『SP』のコメンタリーで松尾氏が脚本の金城一紀に「なんかレンタルビデオの面白いのを教えて下さい」と電話をしたらしいです。
んで金城が「イラっとしましたよ」と言ってました(笑)。
更にコメンタリーのゲストに松尾氏を呼ぼうとしたら留守電になっていて、
「松尾はほんとに"星"をもってない」
と言われてました(笑)。
愛すべきキャラクターです(笑)。


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