『魔法少女まどかマギカ』

先週土曜日から喉が痛い。
耳鼻科に行く日だったので医者にその旨伝えると、
「特に腫れてるわけでもないし、大丈夫」
とのころ。
なら腫れてもいないのに喉が痛いのはどういうわけか?と聞こうとしたが、また「ちょっと神経質になってるね」で話が終わると思うので言うのを止める。

オイラの例を一般化する訳にはいかないが、オイラのように鼻が詰まって息苦しくてどうにもならないのに耳鼻科では異常なし、と言われたら耳鼻科をハシゴするのではなく心療内科に行く事をオススメしたい。
今回の事で心療内科系の病状を他の内科などの医者はまったく知らないか考慮もしないということを思い知った。
特に夜中に急患で電話しても「我慢してください」としか言われない。
我慢なんていままで散々してきて電話してる訳なのだがね。
鬱の患者に「がんばってください」と言うのと同じぐらい罪深い言葉だ。
それもこれも心療内科の知識がなかったり、専門の医師が夜間にいないからだが。


最近、夢をよく見るようになった。
内容はほぼ覚えていないのだが、ここ数年は夢を見たという自覚すらなかったからね。


そんなわけで、先週の土曜日に『キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー』を観るつもりだったが、見あわせることに。
明日月曜日に休む訳にはいかない講習があったりするので無理は出来ぬ。
でもまだ喉が痛い(笑)。


本日日曜日ジムに。
ストレッチ、ランニング・マシン、プール。
筋トレは時間の所為かこのところマシンが空いておらずパスしている。
まあ調子も良くないので無理はいかんなw。
体重93.65kg。
......
もうここに体重かくのヤだなあ(笑)。


iTunesとiOSのアップデートをいまこのブログを書いてる時にやっている。
どんな機能なのかまったくわからず(笑)。
リマインダーってなんだ?w。


『ぼくらの』の全11巻のうち、1〜8と10巻を購入。
9と11巻はAmazonに注文。
これは原作読めばアニメ版は観なくていいかな。
原作コミックの所謂群像劇としての完成度がむちゃくちゃ高い。
多くのキャラクターの描き分けと、その描き分けに応じた性格付け。
大変な労力だったろうね。
アニメ版は4話分しか観てないのだが、会話やモノローグがまどろっこしく感じたんだな。
原作もネームは多いのだが割とすんなり読めて頭に入ってくる。
全巻読んでから改めて感想をかこうかな。


先週の宇多丸のPodcastは映画監督の三池崇史 のインタビュー。
聴きごたえあり。
いまだに思う。
なぜ宇多丸は井筒和幸なんかを呼んだんだろうかね。
アレはつまらん内容だった。


『GANTZ PERFECT ANSWER』
DVD購入。
まだ観ていないのだが、劇場公開のオリジナル版の他にEXTENDED版なるものも入っているようで、そちらも楽しみである。
前作同様にコメンタリーからメイキングからすべて堪能するつもりである(笑)。


『魔法少女まどかマギカ』
ネタバレあります。
iPod touchで全話視聴。
吾妻ひでおがブログで
「SFだぁー 傑作だぁ〜」
と書いていたがまさにその通りであった。
本作本年度の結構な話題作だったらしく関心をもっている人は少なからずいるようだ。
"魔法少女"というタイトルで
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こんな感じのオープニングだと、ロリでどじッ娘な魔法使いのほのぼの物語になると観た人間の100%はそう思うんではないだろうか(笑)。
オイラもレンタルしてちょっと後悔したりしたよ。
子供の頃、この手の魔法少女モノは散々観てきて、"大きなオトモダチ"になる過程で卒業していくもんだと思ってたから。
幾数の失敗を重ね、艱難辛苦を乗り越えて、最初よりはちょっとマシは女の子になっていく、というのがこの手のジャンルの定石だとタカをくくっていたのだ。
観ようと思う側は安心しその定石を疑わずに観ようと思い、その定石に飽きている者は観ない。
"魔法少女"というタイトルは所謂観る者を選ぶジャンルものとしての確立していた感がオイラにはあったのだ。
しっかし、世の中にはこの"魔法少女"という冠をつけた上であえてその定石を踏み外した作品を創造できるヤツがいたのだ。
信じられないだろうが、オープニング・アニメーションの印象と本編の内容まったく一致しない。
本編を一言で括れば"ダークファンタジー"。
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このキャラクターで"ダークファンタジー"が可能なのか?
このキャラクターだけでは無理だったのかもしれないが、魔女と呼ばれる者達のデザイン性、世界観として近未来風にデザインされた美術等の総合力によってはじめて可能になった。
もしかしたら"魔法少女"モノの固定客からは見放され、そもそも"魔法少女"モノを観ない客はハナから観ない事だって考えられた筈だ。
事実オイラはこの作品を最近まで知らなかったし、キャラクターだけ見たら絶対観ない作品だったと思う。
この作品を作った製作者はなにがしかの勝算はあったのかもしれんが、非情に勇気のある事だ。
キャラクターの性格付けの構成は特にオリジナルだとは思わない。
無口で控えめなキャラクターを魅力的に魅せるという方法論は、多分庵野秀明の『エヴァンゲリオン』における綾波レイなどを踏襲はしている。
本作にもそのようなキャラクターは出てくるからね。
上の画像はタイトルにもでてくるまどかという女の子なのだが、この女の子が主人公になるのは実は最終回からなのだ。
魔法少女への変身も最終回でやっとだし(その前に別の時間での話として変身したまどかはでてきたが)。
ではそれまでどうやって話が進んでいったかというと、まどか以外の魔法少女達の戦いと絶望、そして死を描く事によってなのだ。
望むものを一つ叶えるのと引き換えに少女は魔法少女になる。
しかしそれは魔女を倒し続けないかぎり魔法少女として生きながらえる事ができないという宿命を背負わされる事になるのだ。
原因不明の自殺などが起こるのは魔女の仕業なのである。
それを防ぐ為にはその魔女になる前の魔女の手下(使い魔)を倒す必要がある。
しかし、魔法少女の魂が具現化したソウルジェムは戦いによって次第に穢れをはらんで行く。
その穢れを浄化するには魔女を倒した時に落とすグリーフシードによって払うしか方法が無い。
つまり、人間をある程度犠牲にしても魔女の手下(使い魔)ではなく、魔女を倒さなければならないのだ。
ではその宿命に見あう願いや望みとはなんなのか?
まどかはそれをずっと煩悶し続けるのである。
ソウルジェムへの穢れが臨界に達すると、魔法少女は魔女になる。
「この国では成長途中の女性の事を少女って呼ぶんだろ。だったら、やがて魔女になるキミたちのことは魔法少女と呼ぶべきだよね」
本作のハイライトのひとつ第八話。
まどかの親友であるさやかが魔女になるところ。
さやかが恋した男の子の腕を治して欲しいという願いと引き換えに彼女は魔法少女になった。
「希望と絶望のバランスは差し引きゼロだって」
さやかは何の為にその男の子の腕を治したいと願ったのか。
ヴァイオリンが引けなくなった男の子の絶望を癒してあげたいと思ったからか?
それとも、その彼との恋の成就を見返りとして欲しかったからか?
しかし、魔女になり普通の人間と明らかに違う仕組みを有する身体になったさやかは普通の人間である男の子とはもはや一緒になることは叶わない。
自分の命と引き換えに払ったものの代償の大きさに絶望するさやか。
そんなさやかの想いも知らず、男の子はさやかの友人と恋仲になってしまう。
「だれかの幸せを祈った分、他の誰かを呪わずにはいられない」
そしてさやかの魂は魔女に変異する。
命と引き換えにして足りる願いや望みとは何だったのか?
少女達は苦悩し血を流して、その代償の大きさに絶望していく。
そして最終回。
魔法少女となったまどかが行き着いた願いとは。
魔法少女達の絶望をすべて自分が受け止め、希望だけが残るシステムを作ったことだ。
この場合、魔法少女の死が絶望ではない。
希望に溢れてなった魔法少女達が魔女に変異するという絶望を取り去った事だ。
あのロリな顔のキャラクターがこんなにも重いテーマを支えられた事に驚いた。
本作、男の要素がかなり希薄。
男の概念ではあるが、女性版のホモソーシャルな関係性が実に心地よい。
テーマの主軸に恋愛が絡まないのがおぢさんには結構清々しく感じたかな(笑)。
作画も実に安定して綺麗。
傑作と言って良いだろう。
こんなのをレンタルでは申し訳ないのでBDを観れる環境になったあかつきには、ソフトを買おうかなと思う。
最後にClariSの歌うオープニング『コネクト』が最高にいいね。
You TubeからDLしちゃったけど、iTunesで出ないかな。
by 16mm | 2011-10-16 22:25 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Comments(4)
Commented by chata at 2011-10-16 23:32 x
魔法ちゃん一気観お疲れさまでございます。
…なるほど、OPで挫折しそうw

>宇多丸
この人のセンスはほんと素晴らしいですね。
例の文房具雑誌にて、ワニ皮のいわゆる野獣系文具を見たときの一言
「これはもうセッ○ス!」
雑誌がウーロン茶まみれになりまひたw
Commented by 16mm at 2011-10-16 23:42
■re:chataさん
>魔法
この作品が必ずしも全てがオリジナルってわけではないのは分かります。
chataさんも言ってましたけど『仮面ライダー龍騎』との相似性だったりね。
結構、かなり重量級でございました(笑)。

>宇多丸
武道館アーティストなのに一般的な知名度が低い(by 水道橋博士)宇多丸ですが、本当にすごいっすね。
ラップは聴かないけど宇多丸のファンという人がかなりいるようで、オイラもその一人ですね。
その雑誌、コンビニで探しまくったけど田舎のせいか見つけられずw。
せめて立ち読みしたかった(笑)。
今週は「みんな大好き・ブルボン総選挙」だそうです(笑)。
Commented by 朽駄 at 2011-11-02 00:59 x
朽駄です。
「まほー少女まどかマギカくださぁーい!」
かつてひとりの漢がこれを言ってのけた。

この偉業のおかげで今、平和な日々を過ごせるのであれば
この漢の勇気に報いる為にも謹んで視聴するのが我々の務めであろう。

ピピルマピピルマプリリンパ パパレホパパレホドリミンパ
予習はOK。
Commented by 16mm at 2011-11-02 08:28
■re:朽駄さん
>漢
最近ハマってる鬼頭莫宏の漫画を買う時もそうw。
「鬼頭 莫宏の漫画ありますか?」
と本屋の女性店員に聞くとき、鬼頭を亀頭と勘違いされてセクハラにならないだろうか?などと考えてドキドキしてますw。

ちなみにOpの主題歌の歌詞は暁美ほむらの心情に寄り添って聴くと今後の展開で泣けてきます。

>ピピルマ...
それちが..........w


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