映画など色々(・ิε・ิ|||)

先週金曜日、会社を早退して耳鼻科に。


先週土曜日、心療内科に。
症状は落ち着いている。
薬を飲む事で症状を抑える維持療法を当分続けるとのこと。
薬を飲んでいるから大丈夫だ、という事を頭に覚えさせる。
ただこの症状の一端であるであろうセロトニンの不足は本人の気持ちでどうなるという事ではないので薬の服用は続けることになる。


本日日曜日、ジムに。
ストレッチ、ランニングマシン、プール。
筋トレはマシンが空いていなかったのでパス。
ランニングマシンは40分で3.36km。
プールは30分間の歩き。
体重94.05kg。
(・ิε・ิ|||)
もう言い逃れができないリバウンドか(笑)。


iTunesとiOSをアップグレードして、便利になったり使い易くなったところもあるが、まったく使えなくなってしまったものもあるw。
まずゲームの『N.O.V.A.』がまったくできなくなってしまった。
OSに対応できないからなのか?
『Cat Physics』も今までの結果が全部チャラにw。
『モアイまわし』もだw。


unityのオマケのゲームを延々とやっていたが、ちょっと別のゲームがやってみたくなりApp Storeで『Call of Duty 4:Modern Warfare』を購入。
キーボードとマウスでの操作に閉口してコントローラーを購入しようとしたら、Macintoshで使えるコントローラーがないことが今更ながら発覚(笑)。
それでも諦めきれずにPS2のコントローラー用のUSBのアダプターを購入。
当然Windows仕様なのだが値段が490円なのでダメもとで購入。
フリーウェアのドライバーをマックにいれたら使えた(笑)。
ただ今度はマウスがうまく作動しなくなった。
中ボタンでのグリグリスクロールができなくなったのだ。
コントローラーもゲームのコマンドがあまりにも多く、ジョイスティックは反応しないので諦めることに。
ドライバーを削除。
ゲームは延々とチュートリアルをやって指をキーに慣れさせることにした(笑)。


アフタヌーン誌を購入してしまう(笑)。
『ヴィンランド・サガ』が休載しているのが残念であるが『無限の住人』が載っているのでヨシとする(笑)。
が、買ったのは『APPLESEED』が掲載されていたからだ。
士郎正宗のオリジナルではない。
『APPLESEED 13』として宮川輝が描いている。
宮川輝といえば『018(ラブエイティーン)』を読んでその圧倒的な画力とデザインセンスに打ちのめされて、次作を楽しみにしていたのだが、そうかこうきたか(笑)。
なんかオリジナルの士郎正宗版より好きになりそう(笑)。
どうせヤツは続きを描きそうもないし(笑)。
宮川輝の描線を見たら士郎正宗のそれがひどくヤボったく思えてしまった。
細くて繊細でありながらオリジナルの良さである飽和した情報量は手抜きなく踏まえているのがいい。
もう宮川で『アップル』も『攻殻』も作ればいいんでないの(笑)。
関西弁?でしゃべるデュナンとブリアレオスと(笑)。
世界観が関西ワールドな感じ(笑)。
今後が楽しみである。


先々週から今週にかけて本の購入が多い(笑)。
置き場所がなくてもう完全な床置状態。
現状ある本を減らさずにw整理する方法をマジで考えねば(笑)。


『絵になる子育てなんかない』
予備知識なく書店で見つけて購入。
養老孟司と小島慶子というオイラにとっては魅力的なカップリングの対談。
例によってザッピングで読む。
「電気がたりないんだよ」
などと不安を煽って原発を推進するのは「オレオレ詐欺」みたいなものだw、という論旨に溜飲が下がる。
親子関係の話というのは学生時代に岸田秀の著作を読んでからずっとオイラの気になるテーマとしてあったので、この手の本でオイラの気になる人達のものだと割と買ってしまうのである。


『無限の住人 28』
槇絵の登場がひたすらカッコいい。
彼女の肩掛けが死神の翼のように翻る様のなんともいえないカッコよさ。


今更であるが鬼頭莫宏におおハマリ。
『ぼくらの』を全巻読破し、いま『のりりん』と『なにかもちがってますか』も購入して読んでるところ。
面白いし巧い。
この作者、オイラとほぼ同い歳。
むちゃくちゃ悔しい才能の差。
デザイン、テーマ、台詞、物語の展開etc...グゥの音もでないほどにオイラにとってパーフェクトな作品。
しかも作家としての暦は長いようなのにオイラのアンテナにはまったく引っかからなかった。
不覚である。
本が増えるのはキツイがこんな作家がいるのでは本を買わねばならん(笑)。


で、アニメーションの主題歌であった"アンインストール"と"Little Bird"にハマって興味を持った『ぼくらの』の原作コミックを全巻通読した。
ネタバレあります。
ちょっとテーマ的にも物語的にも言葉に出来ないぐらいの傑作。
命と引き換えにするとか、平行世界(パラレルワールド)という部分はこの作品のオリジナルではないにしろ『魔法少女まどかマギカ』にも部分的に抜き出されたように踏襲されている感じ。
どちらも命を担保にして強大な力を得る部分と、異形のナビゲーター的なキャラクター(『ぼくらの』におけるコエムシと、『魔法少女まどかマギカ』におけるキュゥべえ)がでてきて登場人物ばかりか我々をも翻弄するような一筋縄ではいかない設定など。
『魔法少女まどかマギカ』の製作者が『ぼくらの』を自覚的に踏襲したかは分からぬが、オイラとしては共通項を感じたプロット。
『ぼくらの』は15人の子供達が自分たちの地球を守る為に死んで逝く話である。
守った上に死んで逝くというところがポイント。
この作品での驚きは、従来の話であれば最後まで生き残りそうなキャラクターを一番最初に殺したところである。
で、一番許せそうも無く共感をよべないキャラクターが最後まで生き残り、それが最後の最後で共感出来る人物として造形される点。
そのキャラクターが徐々に成長していくのではない。
一つの切っ掛けでガラっと変るのである。
それがある種のカタルシスになっているのは間違いない。
15人の子供が一人づつ身長500メートルの巨大ロボットを操縦し、敵のロボットを倒して行く。
負けたら地球が消滅する事になるという。
世界を守って死ぬか、全人類と共に死ぬかという2つの選択肢しかないのだ。
物語が進むにつれ、彼等15人が戦う相手は彼等の地球とパラレルの存在としてある別の地球だということが判明する。
次元は違うが同じ人類、同じような地球そのものを相手に戦う。
その子供が背負うにはあまりにも重い理不尽さ。
彼等は敵と戦う前にその理不尽さと内面で戦わなくてはならない。
すなわち、何の為に命と引き換えに戦うのか、ということだ。
本作は子供達の内面の戦いを非情に丁寧に描写していく。
多くの少年達は死を受け入れていくが、たまに見苦しくジタバタする者もいたりした。
が、そんなジタバタと見苦しい少年をオイラを含め、少なくともこの日本に住んでいて批判出来る人間がいるであろうか。
一般論として、命、生命は大事であると金科玉条のごとく語られる。
が、本作や『魔法少女まどかマギカ』は個々の命はどんなものと秤にかければ釣り合うのかというのを問いかける。
他人の命ではなく自分の命の価値、つまり自分は何の為なら死んで逝けるのかという問いかけなのである。
自分の命が例えば母国の為、自分が存在する地球の為、存在する銀河系の為、存在する宇宙の為、と等価値であるというのは自尊心を満足させることはできるだろう。
釣り合うものが大きければ大きいほど命の価値は高くなると思えるから。
しかし、そんな通常思い描いている筈も無いような形而上的なものを具体的な自分の命と引き換えにするという事に納得できるのであろうか。
『ぼくらの』の登場人物達は結果的に自分の所属する地球を守る事になっているが、彼等はもっと身近な、まだ見ぬ弟の為、家族の為、友人の為に戦い彼等が生き残るという事を至上の動機としている。
その為には他次元の地球を消し去る事もできるのだ。
親は世界の為に身を投げ出す事はせずとも、子供の為ならすすんで命を差し出す。
そんな描写も『ぼくらの』のなかである。
個々の命は国家に帰属し、その礎となるというのは自尊心のみを刺激して進んで命を差し出させようとするペテン師の言葉だ。
自分の命というのはせいぜい半径10メートル以内にある自分にとってかけがえの無い者達の為だと思っていた方がいい。
本作でオイラはそう納得した。
自分の眼の届く範囲の命を守る為なら鬼にだってなれる。
ただ、他を滅ぼす事は自分の命と引き換える覚悟が必要だ。
滅ぼされる地球にしてみれば、その全ての生物が相手側のたった一人の命と等価であるという理不尽さを受け入れねばならないのだから。
かように重苦しい感想を綴ったが、本作は適度なユーモアを加味して本当にパーフェクトな作品だと思う。
ロボットのアクションシーンなど実は全体からいったら本当にささやかな描写しかない。
それ以外を個々のキャラクターの掘り下げに徹している訳だが、それがまったく飽きさせない。
物語の構成や展開、スピード感が実に巧みなのである。
ここまで原作がすばらしいとアニメ版は観なくてもいいな(笑)。
実際4話分観た訳だが、なんかまどろっこしくていけない。
それに、原作コミックが終了しないうちにアニメ化されたということもあるのであろうが、アニメのオープニングの最後に出てくるココペリの絵はこの物語の邪悪な黒幕っぽく見えてしまいミスリードを誘うんではないかな(笑)。
こんな漫画があった事を今まで知らなかった己の不明を恥じるばかりである。


『アンチ クライスト』
iPod touchで視聴。
この作品を理解する為にはどんな教養が必要なのだろうか。
音楽、役者の演技、映像に圧倒されるも。
この映画の深淵を理解するにはいたらなかった。
超がつくほどのハイスピード撮影やそれにのった音楽なんかはゾクゾクするような官能性があるのは感じられたんだけどね。
あと日本では仕方ないんだけど、性器のボカしはヤメてくれないかな。
マジで。
『ぼくのエリ 200歳の少女』でのボカシのように、映画自体をミスリードさせる危険性もある。
本作はチンコとマンコのモロだしという部分ももちろんあるが、たぶん(ボカシが入っててわからんがw)接合しちゃってる描写もあるんだよね。
それがボカしなしで観なくちゃならないかというと、実際はわからんけど、こういう映画を理解するのにはどんな要素でも見逃したくないという事もあるわけだ。
実際観てみたらチンコがマンコの中に入ってる以上の意味がないとしても、だ。
これをボカしなしで公開したら裏ビデオとどう違うんだというメンドクサイ話にもなるんだろうけど。


劇場でスピルバーグの『タンタンの冒険/ ユニコーン号の秘密』の予告編を観る。
主人公の子供が銃を持ってるというのがちょっと気にかかるのはオイラが歳をとったせいだろうかw。
オイラが子供の頃はマンガの主人公の子供が銃を持つなんてのはいくらでもあったし、普通に読んでられたんだけど(笑)。
冒険と子供が銃を持つということが等価であるようなことに抵抗があるなあ。


『GO』のDVD特典映像を観る。
舞台挨拶で原作の金城一紀が、自分は映画が好きで映画の見方に厳しく、もしこの映画がつまらなかったらこの舞台挨拶には出ていない、という事を言っていた。
と、すれば、『SP』の映画についてなにも語らない金城の心情がわかるとと思うのは穿ち過ぎだろうか。


『ルパン三世 カリオストロの城』
iPod touchで視聴。
久しぶりに観たが、やっぱり面白い。
宮崎駿の物語の骨格にある種のパターンがある事を再認識。
それが悪いというわけではない。
これを半年かからずに作り上げたということは驚異的なことである。
当時の宮崎は現在のようにいくつも映画を作れると思っていなかっただろう。
なので全ての自分の要素を吐き出した映画になったのだと思われる。


『GANTZ PERFECT ANSWER』
ネタバレあります。
DVD購入。iPod touchで視聴。
DVDやBDには劇場公開より4分ほど長いバージョンが納められており、そっちはまだ未見である。
で、本作であるがアクションや演技、演出などが非情に優れていて面白い。
が、物語的には腑に落ちない。
結局GANTZとはなんなのか?星人と一般の警察官が交流してる理由?最後にGANTZにかけた壺の水らしきものはなんなのか?
SFとして観る側が物語を脳内補完して、内容を斟酌したうえでの面白さではないだろうか。
オイラは好きですけどね(笑)。
面白かったと思うけど。
だけどこの映画に完全な答えってのはあったのであろうか。
原作コミックがまだ続いているからなかなか結論は出し難いのかもしれんけど。
"PERFECT ANSWER" というタイトルに偽りあり、と思われても文句言えないんでないかw。
オイラが好きなのはラスト近くでの多恵ちゃんのシーン。
スケッチブックに絵を描かせる事であるものを見させようという演出が良かったと思う。


『カウボーイ&エイリアン』
先々週の土曜日、109シネマズ菖蒲。
カウボーイって、日本人が発音するとカーボーイってなるんだけど(笑)。
『Midnight Cowboy』の邦訳は『真夜中のカーボーイ』。
これじゃ"Carboy"だね(笑)。
やっぱりカウボーイが正しい。
ちなみに『Midnight Cowboy』を『真夜中のカーボーイ』と訳したのは水野晴郎さんである。
誤訳、というか多分意図的に訳したんだと思うけどね(笑)。
で、『カウボーイ&エイリアン』であるが、後年有名俳優と比較的有名監督が作った、贅沢に特撮を使ったトンデモ映画として語られるんじゃないかね(笑)。
この映画に出ていた俳優やスタッフの黒歴史として(笑)。
カウボーイとエイリアン。
宇宙人がずっと昔から来ていたと仮定すればあり得ないシチュエーションではないんだけど、映画のルックとして両者の食い合わせが非情に悪い(笑)。
それからハリソン・フォードに端役をやらせちゃだめ(笑)。
この映画を観て端役の演技と主役の演技というものが別にあるんだと言う事がわかったよ(笑)。
端役が必要以上に目立とうとする演技は鬱陶しいね(笑)。
この映画の主演はダニエル・クレイグなんだけど、これがまたゴツイ顔であまり主演俳優に見えないw。
これ、ハリソン・フォードとダニエル・クレイグの役を逆にした方が良かったと思う。
主役の演技しか出来ない、つまり抑えた演技が出来ないハリソン・フォードの大根さが際立ったw。
アメリカ映画で西部劇をやる事がかなり難しい状態。
SFを隠れ蓑にして西部劇をやりたかったのだろうか?
インディアンも出てきたんだけど、宇宙人に殺されるのは白人のならず者だけ(笑)。
画面に映ってないところでインディアンも死んでるのかもしれないけど、当時の拳銃や弓矢でハイテクな宇宙人と対抗するのには説得力ないと思うw。
目くじら立ててつまらない映画とはいわないけど、年に1〜2回しか観ないような人にはオススメしない映画ではある(笑)。


『キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー』
先週の土曜日、109シネマズ菖蒲。
あの盾がポイントですね。
アメリカのマークの盾。
この盾は身を守る道具である上に、攻撃用の武器としてもある。
キャプテン・アメリカをキャプテン・アメリカたらしめているのが、あの盾という事になるんだと思った。
この作品、ジョークなのか?それとも右寄りな要素のある寓話なのか?
スターク社長が出てる時点でジョークなんだろうけどね。
最後の全翼機での戦いをもっと見たかったなあ。
by 16mm | 2011-10-30 21:47 | 映画・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)
Commented by chata at 2011-11-06 21:57 x
遅コメント失礼しやす。

>まずゲームの『N.O.V.A.』が
同じく。延々とロゴがリフレインされ続けますw
Commented by 16mm at 2011-11-06 22:15
■re:chataさん
>『N.O.V.A.』
やはりそうですかw。
その他OSを変えてからバッテリーのもちが悪くなったという話を聞きますが、オイラは以前と変わらずのようです。


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