『愛についてのキンゼイ・レポート』

先週土曜日心療内科。
症状は薬によって抑えられている状態。
まだしばらく現状の維持療法を続けつつ、今後は次のステップに移行するとのこと。
薬物療法+精神的な治療を行うとの事。
オイラの意識的なレベルではこの窒息感の心理的な原因が思いつかないわけなので、それが解るのかと思うとなかなかワクワクするものである(笑)。


先週土曜日歯のメンテナンスに。
先生に借りてたレンスの返却。
SONYのNEXを触らせてもらう。
驚いた事に非情に持ち易い(笑)。
OLYMPUS PEN E-P3よりもいい感じ。
APSだし、アダプターでレンズを色々と使えるのもいいしでいい事ずくめ(笑)。
一瞬SONYのコレも買おうかと思うが、すぐ冷静になってそのキケンな思いつきを払拭する(笑)。


本日日曜日、ジムに。
ストレッチ、筋トレ、ランニングマシン、プール。
先週からフクラハギのハリが気になり始め、脚のストレッチをかなり念入りにする。
フクラハギからアキレス腱にかけてのストレッチは毎日短時間でもやろうと思う。
ランニングマシン、33分で3.06km。
プールは今回人が多そうだったのでプログラムの参加をみあわせる。
そのかわり1時間、身体に負荷をかけながら歩き続ける。
プールで唇が乾いて喉もカラカラになるほど(笑)。
それでもやはりプログラムに参加した方が良いなとも思う。
体重93.40kg。


『八日目の蝉』をDVDレンタル。
『Se7en』を高解像度でもう一度データ化しなおす。
ついでにメイキングも一部データ化。


今週は結構本を買ったな。


『機動戦士ガンダム THE ORIGIN (23) めぐりあい宇宙編』『機動戦士ガンダム THE ORIGIN 公式ガイドブック(3)』
語弊はあるだろうが『 THE ORIGIN』は月刊ガンダムエース誌を10年に渡って支え続けた。
言ってみればUWFインターナショナルを一人で支え続けて髙田延彦のようなもんだ(笑)。
23巻の巻末インタビューで編集者が
「もっと描いていただいても云々」
と言っていたのは正直なところであろう。
月刊誌とは言いつつも息子のアシストはあったにしても、ほぼ一人で描き続けた安彦良和の天才性には本当に脱帽である。
漫画を描き、イラストを描き、大学の先生をし、その他社会生活をしながらこれだけの量をこなせるのが信じられない(笑)。
本当に天才っているんだわ(笑)。
公式ガイドブックの安彦へのインタビューで、明言はしてなかったけどキシリアを討った後シャアが生き残って、という展開を否定しているようだ。
だから安彦のなかでは『Z』も『ZZ』も『逆襲のシャア』すらも存在してないんだなと思い、それがオイラにはなんとなくホっとした。
安彦は『 THE ORIGIN』で何を描きたかったのかと言えば、多分革命家としてのシャアとその敗北についてなのではないだろうか。
シャアについてかなり突き詰めたものを作品に入れ込んでいる。
アムロについては主人公としての立ち位置程度での尊重しかしておらず、思い入れもそんなにないだろう。
シャアが何かを語る部分では饒舌であり、読み手も納得されてしまうのだが、最後の最後で実は単なるマザコンでしたというオチをつけた。
思い入れをしてもシャアが勝利するという事に危うさを感じての事だろう。
なにをどう言ったって革命家の息子なんだから(笑)。
自分のためなら世話になった家の息子まで見殺しにするようなヤツだからね。
革命家というのは破壊者であり、そしてその後の創造を見る事無く死んで逝く存在の方がいい。
革命家が革命を成し遂げた後もダラダラ行きてるとロクな事になってないのは古今の歴史が証明してる。
取りあえず安彦自身の『ガンダム』に対する総括は終わった。
今後この作品をベースに映像化されるとのことであるが、『 THE ORIGIN』自体が結構話の辻褄がムチャクチャになってるところもあるのでどうなんだろうか(笑)。
わざわざ映像化する事もないと思うけどね。
月刊ガンダムエース誌はまたしばらく安彦に番外編を描かせて延命をはかるようだ。


『12モンキーズ』DVDコメンタリーの44分55秒ぐらい。テリー・ギリアムのコメント。
「プラスチックのカバーが昔から気になる 両親が新しいソファにあのカバーをかけてたんだ 人は新しさを保つためものを保護したがるがものを使う楽しみを台無しにしている」


『よつばと! 11』
年に一度の刊行になってるのだろうか。
ほっぺが緩みっぱなしである(笑)。
この何とも言えない緩やかな世界と魅力的な描線がすばらしいね。
風香ちゃんがかわいいな(笑)。
精神を多少病んだオイラの心が、多少落ち着くね(笑)。


『辰奈1905 -トミコローツ戦記』
またも鬼頭莫宏である(笑)。
この本はもう絶版になっている。
ので、Amazonで格安のものを注文(笑)。
格安だけあって本の角に折れ曲がりがあるが、あまり気にしない(笑)。
安いものを選んだから、という事もあるが実のところ作品自体がイマイチだったためそんなに悔しい思いをしていないのだ(笑)。
この作品、フルカラーでそれなりにリッチな作りをしているのだが、出てくる戦闘メカがCGでしかもチャチイ(笑)。
1999年の作品なのでCGのレベルはしょうがないとは思いつつも...。
カラーでなくてもいいからメカも鬼頭の描線で描いていたなら、刊行から10年以上たっていたとしても作品として時を越えられたと思うのに。
技術の日進月歩というのは聞こえはいいけど、その時点で最高のものでも10年たてば眼も当てられないものになる。
技術として安定している鉛筆やペンでなら、描いた者のセンスがあれば古びない。
オイラが今仕事でやっているものも、5年前のものを見た時に「タハハ」となってしまうのはCGの技術革新が本当に日進月歩だからだ。
鬼頭の絵やデザインがいいだけに残念な作品である。
ちなみにこの作品のカラーリングをサイバラのアシストである麓愛氏がやっていた。


ヤングアニマル誌立ち読み。
『3月のライオン』のいじめの問題。
いじめの渦中にある人に想いが届くのかは解らぬが、作者の羽海野チカが必死で描いているのが解る。
いじめに勝ち負けがあるとしたら、それは虐められている者が生き残って学校から出て行く事しかない。
もっとも虐めている方はそれが勝ち負けになっていることすら自覚はないだろう。
せめてこの作品がその渦中にいる人の生き残る為の糧になってくれることを、この作品に気がついてくれる事を願うばかりである。


コンビニで『PIXARぴあ』なるものを見つけて、速攻で購入(笑)。
スティーブ・ジョブスから宮崎駿まで盛りだくさん。
見どころ読みどころにみちたムックである。


デヴィッド・クローネンバーグ の来年の作品。
c0022635_18504829.jpg
『Cosmopolis』というらしい。
画像がカッコいい。
クローネンバーグのまだ日本公開してない『ア・デンジャラス・メソッド』も興味あるんだけどなあ。


だいたい9割がたつまらないんだけど、たまに1割以下の割合でおもしろかったりするので聴取を止められないPodcastが『鈴木敏夫のジブリ 汗まみれ』。
先週の配信分がまたイラつく。
ここんところずっと出てるプロデューサー見習いとかいうドワンゴの川上量生の発言がイラつく。
更に先週は宮崎吾朗の父親宮崎駿についての発言もイラつくw。
駿に何か言えるのは身内の吾朗だけだけど、それはあくまでも身内だからというダケの話。
同じ映画監督としての土俵での発言と勘違いしていたら困ったもんだ。
色々文句はあっても同じジブリにいて、駿の恩恵のおかげで映画監督を名乗っていられるということももうちょっと謙虚に考えるべきであろう。
鈴木敏夫なんていい加減なもんだから、彼の口車にのっちゃまずいよな。


『愛についてのキンゼイ・レポート』
ネタバレあります。
iPod touchで視聴。
フィクションとしてのドキュメンタリー映画が好きだったりする。
『チャーリー』とか『ライフ・イズ・コメディ! ピーター・セラーズの愛し方』とか。
上記二つとも始まりに独特の緊張感があって、すぐに「あ、良い映画だ」と確信したもんだ。
ちなみにドキュメンタリーが好きな訳ではない。
あくまでもオイラが好きなのはフィクションの方なんだけどね。
上記二つにしたって完全に真実を描いているわけではない。
製作者の意図や思い入れによって真実は良きにつけ悪きにつけねじ曲げられるものだ。
しかしそのねじ曲げられた部分が真実の一側面の解釈として面白かったり興味深かったりする。
ドキュメンタリーに面白さがあるとしたら編集の上手さだけでしかないだろう。
どんな対象でもただフィルムを回していただけのものを見せられたら10分以下で飽きるだろう。
友人知人の子供のお遊戯や運動会の未編集の映像を見せら時の事を考えればいい(笑)。
ドキュメンタリーにしたって膨大な量のフィルムを短く適切にカットするから映像作品として成り立つわけで、その編集にドキュメントとは別に製作者の意図が介在しないという保証は無い筈なのだ。
ところで本作の『愛についてのキンゼイ・レポート』。
キンゼイとそのレポートに関しては学生の時に知識として得ていた。
岸田秀の精神分析がらみの本からだったと思う。
ただキンゼイ報告そのものを読んだ事は無かった。
この手の性についての話はなかなか興味があるところなので本作も劇場公開時に観たいと思っていたのだが、やはりというか近場での上映がなかったので観すごしたのだ。
作品そのものは非情に面白かった。
オイラがこの手の伝記モノがすきだから、ということもあるだろうが、映画として良くできていると思う。
憂いをたたえたリーアム・ニーソンの演技は重厚であり、役柄としての滑稽さもかもしだしていた。
最近中年おばさんが好きな所為か(笑)、奥さん役のローラ・リニーがいいな(笑)。
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ためしに"ローラ・リニー"で画像検索してみたが、本作のような感じの画像がないw。
この感じってこの映画の為の役作りだったのかしらん。
本作は最初から最後まで穏やかないい表情をしていた。
映画としてはまったく非の打ち所のないような作品ではないかと思う。
結構、どころかかなり好きな部類。
終盤、キンゼイが父親の幼少期のトラウマに触れるところで同情的な心情をあらわすところが好きかな。
所謂、自分の父親も世界の一部であったと当たり前を知る瞬間であり、人間として解りあえ和解し得た。
「多くの人は自分の性行動が他人と同じだと思っている しかし いわゆる性的倒錯は生物学的に見れば正常の範疇に入る たとえば自慰 口による外陰部接触 同性愛行動はホ乳類の間ではよく見られる 不道徳だと世間は非難するが異常と呼ぶのはバカげている しかし 聖書や創世記や世論によれば性の方程式は1つしかない 結婚=子供を作る それ以外はすべて悪 しかし 男子学生の回答を見ると社会的制約よりも生物学的欲求に従っている 頻繁に性交する牛もいればしない牛もいる 性欲の強い男性もいれば淡白な男性もいる 皆 違うからだ なのに 同じになりたがる 人間のこの基本的な側面を無視する方が楽だからだ 仲間になりたい一心で自らの本質を裏切っている 欲望や願望を抑えすぎると それは強迫観念になる」
以下、この映画に関して、というよりもキンゼイ博士についての感想。
この理屈は世間から性倒錯者あつかいされるような考えを持つ人達に希望を与える事になる。
上記台詞は本作のテーマでもある。
皆、違う事に対し恐れすぎている、ということだ。
ただこの映画で描かれているキンゼイ関して言えば、この理屈を引き出す為に感情を抑制して機械論的に振る舞ったところがある種の滑稽さを出している。
キンゼイは、自分が男と寝た事をバカ正直に妻に告白したのだ(笑)。
そりゃ奥さん、泣くわな。
みんな違うわけだから夫が同性愛の要素があることだってある。で、男と浮気する事もある。
皆が違う事が前提なのでキンゼイにとってはそんな事で夫婦間の愛が無くなる事なんてない、といいはる。
オイラとしてはこのあたり、シリアスな感じなだけに逆にブラックユーモア的に笑ってしまう部分でもあるのだが(笑)。
夫婦交換、いわゆるスワッピングや老女とのセックスもあったりと、学術調査と趣味を至極まじめに両立させていたよう(笑)。
が、性に対して畏敬の念を払わないような人間に対しては(少年とのセックスを得意げに吹聴する者)不愉快さを出したりしているところをみると、本質的には非情にまじめだったんだなと思う。
この手の事はある意味自分を厳しく律しないとどこまでも堕落するような部分をはらんでいるからね。
性について声高に語る事は現在だってある意味タブーになっているんだから。
面白い事にジョークを交えて性の話はしやすいけど、真面目に学術的に話す事になんとなく照れがでるのは、やはり性の話自体は重要でもセックスを含めた行為自体が滑稽であるからかもしれない。
映画としては非情に良くできていた。


今週はヘアカット。


今日は23時からの情熱大陸で立川談志。観るつもり。
by 16mm | 2011-11-27 20:50 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback(1) | Comments(2)
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Tracked from ニュー速嫌儲板 【ノンア.. at 2012-04-18 09:12
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1 :番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です :2012/04/17(火) 12:46:07.64 ID:iykQLWat0 父親が好きすぎる娘のことで悩んでいます。今年16歳になる娘なのですが、父親つまり私の旦那が尋常ではな...... more
Commented by chata at 2011-11-29 00:36 x
心療内科オツカレさまです。
自分も付き添いでよく行くのですが、患者さん多いですね。
そのせいか他の病院に比べて、診察時間がすごく短い気がしました。

>一瞬SONYのコレも買おうかと思うが、
NEXC3のシャッター音だけは好きです。

>公式ガイドブック
カイの妄想がw 
あの書き下ろし漫画の続きは、エースを買わない限り永久にみれないんですかねぇ?
Commented by 16mm at 2011-11-29 06:02
■re:chataさん
>心療内科
たしかに患者さん、多いです。予約なしで行くと朝イチに行ったとしても診察は午後になるほど。
なので予約は必要です。
オイラは症状が安定している旨伝えてぐらいなんで診察時間3分ぐらいw。でも長い人だと15分は出てこないっすね(笑)。
3分の診察で1400円+薬代3900円。
......
いや、文句があるわけではないですがw

>NEXC3
オイラんトコの歯科医の先生もシャッター音の良さを言ってましたね。

>公式ガイドブック
カイのあの漫画は面白かったっすね(笑)。
というよりもミライさんの胸をむさぼるブライトが(笑)。
たぶんエースとしてはあの手の短編をたまに載せて、いずれ単行本化するでしょうね(笑)。


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