『ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!』『スーパー!』『ロボジー』

先週土曜日午前、耳鼻科に。
これから花粉の季節。
心療内科に通い処方してもらってる薬を言って、息苦しさがアレルギー性の鼻詰まりで起きないようにしてもらう旨伝える。
いつもの薬にアレルギーを抑える薬を処方してもらう。
薬服用による痰、蓄膿の治療は気長にやるしかなさそうだ。


先週土曜日午後、歯のメンテナンス。
治療後先生とニコンの悪口をひとしきり(笑)。


本日日曜日ジムに。
薬がキまってしまったせいか午前中を寝てごしてしまった。
なのでランニング・マシンと筋トレはパスして、ストレッチを念入りにやった後に1時間のプールウォーキング。
喉が結構カラカラになる。
体重93.70kg。
なんとなく痩せた感じがしてたのに、こんなものか(笑)。
ぜったいジムの体重計が壊れていると思う(笑)。
この体重計の結果に騙されたらどんどん痩せてしまふ(笑)。
なのでジム帰りにコーラを飲み、ポッキーをボリボリとゆわしました(笑)。


単行本でいいやと思っていたのだが、イブニング誌を買って『のりりん』を読む。
鬼頭莫宏の作には珍しくある種の能天気さがあると思っていたが、ここに来て例によって死の臭いを感じさせる台詞あり。
細眼のおかあさんの事である。
その他にも色々と伏線が張られだしてハラハラしはじめたよ(笑)。
今後が楽しみである。
今度の日曜日のサイン会は整理券がなくなったようなので諦めがついた(笑)。
横浜で遠いしね(笑)。


ビッグコミックスペリオール誌の『西原理恵子の人生画力対決』にて山口晃が出てた。
山口晃のサイバラがらみの出演は週刊SPA!誌以来か。
なんだかんだ言いつつサイバラは教養人である。
山口晃だってサイバラに魅力があったからこの企画にでたんだろうしね。
動画はこちらへ
山口晃のスゴさの片鱗ではあるが、ムスカがカッコよかったw。


『ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!』
ネタバレあります。
iPod touchで視聴。
町山智浩や宇多丸が絶賛。
果たしてこの映画をどう言えばいいのか。
町山はパロディ満載のコメディとして評論していたわけだが、オイラの古い頭だとこれがコメディに入るのかどうか自信がない。
全体として笑えるしオカシい映画ではある。
『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』だって笑えるシーンはある。
ただ登場人物たちが至極まじめな立ち振る舞いの中でやらかす失敗が笑いを誘うということだ。
『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』にしても『ホット・ファズ -俺たちスーパーポリスメン!』にしても登場人物達は笑わせる為にことさら妙な事をしているわけではない。
ギャグとしてではなく生真面目さを観客が傍観することによっておこる笑いなのだと思われる。
『博士の異常な愛情』などもそうであるから特に新しいジャンルというわけではない。
とにかく融通がきかなく、協調性もなく、恋人からも愛想をつかされながら、警察官としては検挙率400%のまさに天職といえる男の物語。
大都会から田舎に左遷させられ、その一見平和な町が実は巨大かつ凶悪な策謀によって管理されている事が明るみにでる。
その敵に対し、ジョン・ウー、『ハートブルー』、等の実際にはあり得ないアクションの連続で戦う警察官達(笑)。
実際の警察官が2丁拳銃で横に飛びながら犯人を撃ったり、車に乗りながら銃を撃ったりはしないもんだという前フリをいかして、最後はそれら全てを痛快にやらかす。
ある種の怪獣映画のパロディまでこの映画に入れ込んでいるのだ(笑)。
映画全体としては非情に良くできた映画であるとは言えるが、オイラの好みには微妙に入ってないかな(笑)。
イギリス人製作者達のなんか斜に構えた感じが自分の好みに合わないのだろうかね。
特に笑いに関する部分が。
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ちなみにこの検死官の女性が主人公の恋人なんだけど、最後までこのマスクをとらない(笑)。
だれかと言えばケイト・ブランシェット(笑)。
アカデミー賞女優。
そう言われれば眼が独特のそれですわな(笑)。
町山智浩によるとノーギャラでの出演でクレジットもなし。
その他ティモシー・ダルトン(元『007』w)も出ていて、そんな名の通った役者が興味を示して出てみたいと思うような作品ではあったのだな。
ところで『007』をダブルオーセブンって言うようになったのはいつからだ?
いまだにオイラはゼロゼロセブンと言いますが(笑)間違いですか(笑)。
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この映画の主役であるスーパーポリス役のサイモン・ペグ。
この人は
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この映画の左の人だったりもします。
この人元々コメディアンらしいので笑いのセンスがある人なんだな。


『スーパー!』
ネタバレあります。
iPod touchで字幕で視聴。
二度目の視聴である。
この作品も笑える要素はあるわけだがコメディの範疇に入れていいものか。
というのは二度見て気がついたのだが、ラストがある種のハッピーエンドだと思っていたのが実は間違いではないかと思えたからだ。
主人公のフランクが女房を麻薬の売人から奪還し、また二人の生活が二ヶ月続いたとなっている。
二ヶ月後、女房は置き手紙を残してまたフランクの元から去って行く。
で、その後彼女がどうなったかというのを具体的な映像で描写している。
大学に行き人類学を学び、結婚して4人の子供を産み育て、そしてその子供や他の多くの子供から絵手紙をもらい、そのフランクの"完璧な瞬間"が壁いっぱいになって幸せなエンディングを迎える。
このラストでオイラは致命的な思い違いをしていたようだ。
フランクの女房が大学に行き再婚したのは映像としては出てくるが、フランクのナレーション込みなので、すべて彼のこうあって欲しいという妄想なのではないかということだ。
本来、命をかけて救った女に捨てられてしまう事は、フランクが人として生きて行く為の要素である"完璧な瞬間"を台無しにしてしまう。
だいたい冷静に考えればヤクに溺れた女が退屈な男に愛想をつかして、また堕ちる為に出て行ったと考える方が自然ではないか。
だがそれをフランクが飲み込む事は彼自身の存在意義に重大な致命傷を与えかねない。
フランクは最後の最後で自分の中にファンタジーという強固な殻を構築することによって、そこに逃げ込んだのだ。
彼の部屋に貼られている"完璧な瞬間"の画がすべて同じタッチ、つまり冒頭でフランクが描いていた手の大きな人物の画と同じなのだ。
壁一面の"完璧な瞬間"は彼が描いたものなのだ。
そう考えたら明るいラストがものすごく感じの悪い(笑)サイコなエンディングに見え始めたよ(笑)。
ライトなコメディのハッピーエンドとは思えなくなった。
こんな感想もオイラの妄想かもしれんが、そういう風に考えたら余計にこの作品が愛おしく素敵な者に思えた。
今後も観るであろうね。


『ロボジー』
ネタバレあります。
先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
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本作のロボットであるニュー潮風って
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名作マンガのアレが元ネタではないのか(笑)。
それから右側の作業服の人
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樋口真嗣監督が元ネタではないのか(笑)。
いや、配役自体は芸人さんであるのだけど(笑)。
......
閑話休題。
すっごく楽しめた。
待っていた矢口史靖監督の最新作である。
映画としてのまとめ方が実に巧みな監督だなと感じた。
正直途中まではどうにものめり込めなかったのだ。
一つはあのジジイにまったく感情移入が出来なかった事。
もう一つはあのニュー潮風というロボットがロボットに見えず、絶対に「なかの人」がいるとしか思えず、こんなのに騙されちゃう世界観ってどんなだよと飽きれていたのだ。
それが"あるシーン"を境にまったく気にならなくなり、そのまま気持ちのよい気分のままラストまで走り抜いてしまった感じ。
言い方悪いが振り逃げのような感じもしないではないが、それでも後味を最高に良い状態にして映画をまとめる手腕は監督の才能としか言いようがないだろう。
オイラにとってこの映画を許せてしまった"あるシーン"というのは言うまでもなく、ジジイが車に跳ねられそうになった葉子を助け起こすシーンだ。
これが冒頭の伏線から生かされた瞬間。
このシーンがものの見事に気持ちよかったのだ。
ジジイが眼鏡を落としていて、助け起こしたのが葉子であると分からないようにしているという描写も見事としか言い用がない。
もうここから、記者会見でのニュー潮風の転落のカラクリ、そして最後のジジイの笑顔でもう大満足。
最後の最後であのジジイも好きになれた。
やっぱり上手いは矢口監督。
その他配役も割といつもの俳優のメンバーで固めていて、結構な女優さんが本当にチョイ役での出演であったりと、そういう意味でもキャストから監督は信頼を得ているのだなと感じた。
西田尚美に田畑智子に和久井映見とオイラが好きな女優が山盛り(笑)。
和久井映見、すごくいいなあ。主役ではなくこのぐらいのポジションで余力を残して演技ができるぐらいの所が一番あってるんじゃないかね。
で、この三人以上に萌えたのは言うまでもなく吉高由里子。
吉高由里子、可愛いはカワイイんだけど、あのオタクっぷりというか偏執狂的な感じに萌えました(笑)。
田畑智子に向かって眼の下にクマをつくりヒステリックにまくしたてる吉高が可愛くてね(笑)。
吉高の演技もさることながら人物造形の上手さは監督の手腕でもあるだろうね。
冒頭吉高のスカートのなかにカメラがズームしていくアソコ。
アレでますます矢口監督が信頼出来る漢(おとこ)だと思えたよ(笑)。
今のところオイラのなかでは矢口監督はハズレなしの10割打者だね。
次作も期待するが、その前に本作のDVDでのコメンタリーが楽しみである。
by 16mm | 2012-01-15 20:33 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Comments(2)
Commented by chata at 2012-01-15 23:15 x
樋口とチャン・カワイがここまで似てるとわw
ヒステリック吉高は最高でしたね。あれは良かったw
パンフによると、最後の笑顔は実はNGテイクだったとか。
観たあとではあの笑顔以外考えられないですね。面白かったッス。
Commented by 16mm at 2012-01-15 23:25
■re:chataさん
実はあの作業服のデブが芸人さんだとはまったく知らず(笑)。TVない所為か最近の芸人さんにまったく疎くなってしまって(笑)。
なのでずっと樋口だと思ってました(笑)。
『リリイ・シュシュのすべて』で樋口が役者で出てましたからね(笑)。

吉高サイコーっす。すっげえ萌えました。かわいかったですw。

パンフ買ってないけど買っとこうかな。情報量多そうですね。
そうですかあの最後の笑顔はNGテイクだったと。
今考えると、ではどんなテイクがOKだったか気になりますねw。
最後の笑顔、本当によかった。


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