『チェイサー』『ファイアボール チャーミング』

先週は、本当に、眠かった(笑)。
新しい社屋の換気の悪い生暖かさの所為か。
飲んでるヤクの所為か。
寝不足か。
特に仕事中の午前中が地獄のようである。
睡魔と戦う為にコーヒーと駄菓子をジャンジャン摂取(笑)。
この気絶との壮絶な戦いの最中に幻覚まで見たよ(笑)。
所謂浅い眠りというか、夢うつつというのか。
現状、ヤクを止めることはできないので、せめて寝不足の解消を、と思うが、別段自慢になるほどの睡眠不足ではない(笑)。
どうしたものか。


先週土曜日、心療内科。
症状が落ち着いている旨を担当医に告げる。
自分の自覚としては落ち着いている原因は薬の服用の所為だと思う。
現在花粉症の季節でもあり、一番鼻と息苦しさにくる時期でもあるので予断の許さぬ状況であることは間違いない。
取りあえず、いつもと同じ薬を処方してもらう。
耳鼻科でアレルギーの薬を処方してもらってる所為か、今のところ花粉症の症状はでてないのでひと安心。


先週土曜日、歯の治療。
治療を担当してくれた女性に歯磨きの甘さをやんわりと指摘される。
結構歯茎がブヨブヨになっているとのこと。
たしかに最近歯磨きが荒っぽかったと反省。
治療後、先生と雑談。
購入して一年経ってないが、EP3を売る事に。
先生に持たされたソニーのNEX-7があまりにも良く感じたので、それを購入する事に決めた。


本日はジムの日だったが、ジムに行くのにカネを持って行くのを忘れて、それを理由に本日サボり(笑)。
身体は硬い。
体重は重い。
(笑)。
なんとかとりあえず体重を減らさなければw。


今週土曜日に売りに行く為にEP3の梱包を始める。
元箱は全て取っておいてあるので、そこに入れる為に丁寧に拭く。


CUT 3月号を購入。
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クロエ・グレース・モレッツ、ジョージ・ルーカス等のインタビューを読む。
『ダークナイト ライジング』や『アメイジング・スパイダーマン』のスタッフとキャストのインタビュー。
以前のシリーズをチャラにする、所謂"リブート"とよばれる作品。
『バットマン』もそうだし、『スパイダーマン』そう。
特にサム・ライミ版の『スパイダーマン』が好きだったので、今年公開される『アメイジング・スパイダーマン』については微妙な感じである。
別の見方をすれば、同じ素材で別の味わいを得られるこれら"リブート"作品は贅沢なものだとも言えなくもない。
面白ければかまわないけどね。
そのうち客が飽きてきた頃に、映画製作者達は本気で新しい作品を考えて出してくるだろうし。
その他『アベンジャーズ』はマーベル印のキャラクターを一気に一つの映画で出すそうで、『アイアンマン』のロバート・ダウニーJrに.........後分からないが(笑)。
『ハルク』シリーズなど2度とも主演俳優が違う上に、『アベンジャーズ』では二度目の主演俳優であるエドワード・ノートンも出演しないらしい(笑)。
だったら最初から出演するなよ、ってなものであろうが(笑)。


今年の米アカデミー賞にまったく興味が湧かない(笑)。
イーストウッドの『J・エドガー』は監督賞も作品賞も、そして当然主演男優賞もノミネートなし。
ピクサーも『カーズ2』はノミネートなしか。


面白いサイトを見つけた。
Behind the scenes
珍しい画像も多いので、映画監督などの映画製作者に興味がある人にはオススメ。


『チェイサー』
ネタバレあります。
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iPod touchで視聴。
名前だけ知ってた映画であったが、面白い。
本当に韓国映画バズレないなあ。
『息もできない』『アジョシ』。
で、本作と観る映画に恵まれていると思う。
本作はデルヘル経営の元刑事であるジュンホが主役である。
彼が自分の店の商品である女性の失踪から、その原因とその女性を探してるうちに、猟奇殺人犯に行き当たるというのが物語の概要。
言うまでもなく、タイトルの『チェイサー』とは追う者を意味する。
劇中、主役のジュンホが走る。
警察官達も走る。
この作品、冒頭から犯人が誰かという事が観客である我々に知らされ、更に映画が始まって30分で(総尺124分ほどの映画で)ジュンホが犯人を捕まえ、警察に勾留される。
捕まえた男が犯人であるということは観る側には明らかなのに、劇中の登場人物達は犯人の動機や証拠を手に入れる事が出来ないでいるという構図なのだ。
その犯人の動機が何か、という事は観る側にも興味があるところとなる。
その為、犯人が拘留中になにもしなくても、いずれ起こるであろう惨劇の予感を抱き続ける事が、観る側への強烈は吸引力になっていると思われる。
主役のジュンホが走る。
警察官達も走る。
しかし、犯人は走らず焦らず、警察に勾留され、殺人を告白しても余裕。
犯人の告白を裏付ける証拠が出ないからだ。
つまり殺人を告白しても死体を見つけられない。
限りなくクロに近いという予感だけでは法治国家では当然罪にできない。
結局、本作で犯人の殺人の動機は明らかにされない。
そもそも犯人以外の人間が納得出来るような動機などというものが存在しないという方が正しい。
快楽殺人という言葉が一番的を射ている表現であろう。
以前、野坂昭如が殺人を犯してはいけない理由として
「殺人をするのはいい。しかし、自分が殺される側になっても文句は言うな」
的な事をかいていた。
原初的な衝動としての殺人願望を人間は秘めている。
その衝動を抑える為に、自分も殺すのを我慢するのだからオマエらも我慢しろ、というある意味身勝手な自己保存が殺人を押さえ込む理由になっていたのかもしれない。
しかし、本作の犯人は警察署内でジュンホに殴られても無抵抗で、更に死体の遺棄場所を偽る余裕すらあった。
つまり、ハッタリではなく、死ぬ覚悟が出来ている人間なら殺人を犯してもいいだろう、という人間の存在。
こういう人間は単純な快楽殺人者より始末が悪い。
自分の死を意に介さなければ、人間の悪意を抑止する死を含めた懲罰が意味をなさなくなるからだ。
ただ本作の犯人は性的な不能性について言及された時に激昂したので、死よりも男性性的なプライドを傷つけられる事をなによりも恐れていたのかもしれない。
デヴィド・フィンチャーの『セヴン』に出てきたジョン・ドゥに似ているかもしれん。
ところで、本作に出てくる男は理想をカリカチュアした者はおらず、むしろ現実をカリカチュアした者達だけが出てくる。
つまり、どうしようもなくバカであり(笑)、警察官であっても公僕としての社会正義で働くというよりは、組織上であり、サラリーマン同様の小市民的な卑怯さと怠惰さをもった存在として描かれている。
オイラが仕事で手を抜くぐらいだから、警察官だってサボることもあるだろうってな事である(笑)。
『アジョシ』に出てきた、職務に忠実でキレ者の警官という理想的なカリカチュアを施さず、現実の男の怠惰とバカさ加減を極端にカリカチュアした作品。
逆に本作は女性そのものには踏み込んではいない。
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唯一デリヘル嬢の娘が、女の賢さを体現していたぐらいかな。
この女の子、カワイかったな(笑)。
『アジョシ』に出てきた女の子よりも好みだなあ(笑)。
本作、欠点がないわけではない。
上記の女の子がなぜ道ばたで倒れていたのかという理由が明かされないし、犯人を尾行していた女刑事が犯人の殺人を見逃すのも腑に落ちない。
しかし、最後の最後には生き残ると思われた人物を本作は容赦なく殺してしまうハードさ(そのシーン、モノクロになります)にちょっと襟を正したよ。
完全に救いのない映画だね。
ただ、もしかすると主人公のジュンホによってデリヘル嬢の遺児が育てられるかもしれないという、劇中では描かれない希望を夢想することはできるかな。
もしかしたらジュンホはあの娘のおかげでまともな人間になれるかもしれないという事で。
オススメよん。


『ファイアボール チャーミング』
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Amazonでブルーレイ+DVDセットを購入。
やっとこ全部観た。
ついでに前作の『ファイアボール』も観返した。
chataさんによると、『ファイアボール チャーミング』、実は時系列的には前作の前の話になるらしい。
実際に劇中で出てくる年代を観てみたらそうだった。
メルクール歴という暦を使って表現されている。
それによると『ファイアボール チャーミング』はメルクール歴48234年から48426年までの192年間。
『ファイアボール』はメルクール歴48650年から48794年までの144年。
二つ合わせて336年という3世紀にもわたりながら、ドロッセルとゲデヒトニスの世界で二人だけのスットコドッコイな日常を描いている。
もっとも『ファイアボール チャーミング』から『ファイアボール』までの224年をドロッセルは眠りについていたわけだが。
2分ほどの作品が毎週放映されていたわけだが、観ている側は今週と先週の間は作中でも一週間ほどだろうと感じる思い込みを逆手にとっている。
作中では話数の間は15年ほど経っていたりするのだ。
それでも作中の二人のやりとりは昨日今日のような感じで受け取れる。
ロボットが過ごす時間経過の表現に対し、演出とTV放映という作品発表の仕方が上手く絡んで機能した好例であろう。
人間で言えば、子供がオギャアと生まれ「てゆーか、それヤバくね」などと若干腹に据えかねる事を言い始めるぐらいが15年である(笑)。
その年月を作中の二人はまったく変らずにいたのだ。
ロボットだから(笑)。
『ファイアボール チャーミング』が伏線として、前作の『ファイアボール』で生かされた事で言えば、お屋敷では小動物禁止であるとか、ドロッセルがゲデヒトニスの名前を覚えていないとかetc...。
当然知らなくても楽しめるが、古今の映画や哲学用語や宗教的な教養があれば作中で展開される物語にもっと入り込めるだろう。
オイラは無学なのでいまだに『ファイアボール』の最後の展開が読み切れずにいますが(笑)。
とにかく理屈と講釈好きにはたまらない作品である。
最初は『ファイアボール チャーミング』のドロッセルの太ももの太さが気になったがw
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作中で動いていると思いのほか気にならないばかりか、すごくカッコよく思えた。
思えば前作のドロッセルの
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ツインテールが好きではないんだよな、おじさんだから(笑)。
ちなみに本作のドロッセルはポニーテイルらしい(笑)。
『ファイアボール チャーミング』のガントレットの回に出てきたバイクはカッコよかったなあ。
というわけで、オススメである。


今週は母親の通院とカメラを売りに行ってきます(笑)。
by 16mm | 2012-02-26 20:18 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Comments(2)
Commented by chata at 2012-03-01 07:41 x
ほんとハルクだけチグハグなのがイラッときます。キャストが代わっても何食わぬ顔で演じてしまいますからねぇ米国は。こちらはドラえもんの声優が代わっただけで違和感ありまくりだというのにw

おぜうさまのバイク、限定でもいいから出て欲しいところですね。まだ本体手に入れてませんが(。-_-。)
Commented by 16mm at 2012-03-02 08:26
■re:chataさん
>スパイダーマンにしても中の人が変わるだけなら別に気にならないんですかね?米国人わw
スパイダーマンはスパイダーマンだしってことでw。
逆に日本人は中の人とキャラクターのイメージに敏感すぎるところもありますね。
「ドラえもん」もそうだったけど、「Dr.スランプ」の博士やアラレの声や、「うる星やつら」のキャラクターの声を初めて聴いたときの違和感はいまだに覚えています。
ただ割りと聴いているうちに慣れてはいきましたがw。

>おぜうさま
出来、すごくいいなと思います。
あのバイク、おいらも出たらと、ひそかに狙ってます。


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