『ヴァンパイア』

先週土曜日、ジムに。
まだ右膝は完治していないが、痛みの具合や腫れの具合はかなり小さくなった。
マッサージ・チェアでまどろんでからサウナでストレッチ。
プールで1時間のウォーキング。
体重95.35kg。


日曜日、観たい映画がなければ下車する事ない駅ナンバーワンの渋谷に。
だから映画を観に行ったのだ。


先週の日曜日の『情熱大陸 』は篠山紀信の特集。
当然と言えば当然だが鼻にかけるようなテクニカルな事は一切言わない。
まぐれ当たりを撮影するために準備を怠らないと自ら言ってのけるあたりが貫禄である。
日本人の写真家の中では一番好きかな。


宇多丸の渾身の評論『桐島、部活やめるってよ』。
さすがに見事。
スカっとするような感じというのはこういうことなのだな。
翻って自分の見方の甘さに愕然とする。
更に放課後Podcast


宇多丸/町山智浩/コンバットREC/古川耕
いや〜、本当に聴き応えのあるものだった。
不器用でさほど会社から重宝されるでなく、それでもコツコツと自分を積み上げる努力をつづけているヤツラに捧ぐという感じ。
オイラが彼等と同じだと言うつもりはないが、オイラの今の立場を悲観することもないと思えるだけで勇気がでた。
町山の
「ブっころす」
という台詞が本当に嬉しくなるね(笑)。
オイラが宇多丸たちほど『桐島、部活やめるってよ』を観てもだえなかったのは、町山と同じで人生の恥ずかしさ、思い出したくない出来事が社会人になってからに集中しているからのような気がする。
『桐島、部活やめるってよ』は絶対に再見だ。
ところで宇多丸も町山達も校舎の屋上から飛び降りる描写について言及してなかったが、アレはそんなに気にする所ではないということかしらん(笑)。
ああ、もっと真剣にちゃんと観ておくべきであった。


先週iPhone5が発表に。
購入はしない。
取りあえずiPadminiを待ってみよう。


『エイリアン・コンプリートブック』
c0022635_1752566.jpg
買うかどうか一日悩んで購入。
なかなかの図録と文章であるのだが、5000円だからねえ(笑)。
まあ妥当な感じといえるかもしれないが、図録はともかく監督やキャストのインタビューをもっと網羅してくれてたら言うことなしだった。
なんとなく物足りない感じではあるが、それ以上になるとさらに値段に跳ね返るんだろうけど。
値段だけの価値はあったということにしておく。


『ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士 下』
c0022635_1710027.jpg
購入。
相変わらずカッコイイ装丁画である。
上巻がやっとこ読み終わったのだ。
この下巻で『ミレニアム』シリーズは最後。
上巻でリスベットがPDAでネットに復帰した時の描写が生き生きと描かれている。


買ってからパッケージも開けずに放っておいた『ドラゴン・タトゥーの女』のBlu-ray Disc を引っ張り出してメイキングを観る。
c0022635_17463462.jpg
c0022635_1746289.jpg
メイキングの見応えというのは勿論あるのだが、はじめてFHDで観たリスベットにギョッとなる(笑)。
c0022635_174666.jpg
目の下のクマのディティールまで見えるがな(笑)。
c0022635_1814217.jpg
改めて映像のシャープさと解像度に驚嘆したよ、今更ながら(笑)。
やっぱり顔つきはハリウッド版のリスベットが好きかな。
c0022635_182620.jpg
c0022635_182030.jpg
上の二つの画像は本編のコメンタリー。
リスベットとミカエルがセックスしたのを受けて、リスベット役のルーニー・マーラーは撮影に際して陰毛をウィッグにしたとのこと。
本物でない、いわゆる人工的なヅラであっても日本はモザイクをかけるという監督の皮肉である(笑)。
しかし、作業用のMacintoshでBlu-ray を観るというのも面倒だなあ。
やはりモバイルPCを買ってそれで観るというのが良いような気がしてきた。
考えどころである。


本日月曜日、朝の涼しいうちに革靴の手入れを一気にやってしまおうとしたら、一足終わった段階で汗だくに(笑)。
残りはブラシでこする程度でやめておく(笑)。


『ヴァンパイア』
日曜日、渋谷のシネマライズ。
この映画館で観たのは同じく岩井俊二の『リリイ・シュシュのすべて 』以来だから12年振りぐらいか。
c0022635_18334155.jpg
予告編でこんなヴィジュアルが提示されていて、所謂ジャンルものともいえる吸血鬼映画としてのタイトルを冠しながら、違った視点でヴァンパイアを語るのだなと予測し期待していた。
そもそもこの吸血鬼映画というのは観る側も飽きのきているテーマであり、すこしでも宣伝に"吸血鬼"のニュアンスが入ってると観客がこないという曰く付きのものなのだ。
だから『ぼくのエリ 200歳の少女』も『モールス』も(このふたつ、両方とも原作が同じだけど)タイトル見ただけではなんだかわからないけど、観てしまえば吸血鬼映画なのだ。
ジャンル映画とバカにしてても『ぼくのエリ 200歳の少女』はこのジャンルでは傑作と言って良いだろう。
それを踏まえつつ、タイトルに逃げ隠れしない『ヴァンパイア』をつけたのだから、岩井俊二なりの勝算があったにちがいない。
......
鑑賞中、断続的にだが気絶してました(笑)。
映画の途中から更にどうでもよくなって退席しようかともおもったぐらい(笑)。
あの映像と音楽がどうにも気を遠くさせる作用があるのであろうか(笑)。
全編英語の台詞の映画。
白というよりも、グレイッシュな印象のヴィジュアル。
内容が頭に入っていってないので、ちゃんとした感想がいえないのだが、ある男がサイトでであった自殺志願者達の自殺幇助をし、自分も死ぬと言っときながら結局死ぬ気はない、という話だろうか?
いや、憶測でものをいうのはよくないな。
単純にオイラには理解できない、理解する余地すらなかった映画ということかもしれない。
この映画、岩井が撮影もしているのだが、Canonの一眼レフ5D Mark IIの動画機能を使っている。
海外でのデジタル・スチル・カメラのムービー・カメラへの転用はCMを中心に積極的に行われている。
スチル・カメラのフィルムが横送りで使われているのに対し、35mmフィルムの映画と言いつつ、映画では35mmフィルムを縦送りしている。
つまり昔のハーフサイズのサイズで撮影されているということだ。
それが、フルサイズのデジタルカメラの動画機能を使えば、今までの映画では描写できなかったようなボケ味やら広角感やらが表現でき、さらに画質も良い。
カメラは小さくなり扱いも楽になる。
岩井俊二がいよいよ自分のイメージをダイレクトに映像に映し込める技術が出来た。
と、期待したのだが。
画質も画的な官能性もすごく凡庸に見えて、この映画を観てオイラもデジカメで映画を撮ってみたいと思わせる感じにはなってなかった。
映画の内容については語れないが、映像についての感想は語れると思う。
そういう意味では非常にがっかりした映画であったと思う。


今週はヘアカット。
by 16mm | 2012-09-17 19:22 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Comments(2)
Commented by chata at 2012-09-20 03:10 x
おそくなりました

ルーニーさん、笑うと子供みたいでかわいいですなぁ。
ヴァンパイアは気絶おつかりさまでした。岩井監督いまでも創作活動してるんですねぇ。

外事やっと一話観ました。主人公クズすぎる!最低で最高ですねw

例の場所にブツを置いてきましたのでよろしければ。
Commented by 16mm at 2012-09-20 21:47
■re:chataさん
お忙しい中、毎度コメントありがとうございます。

>ルーニー
この人のオフショットはリスベットとは思えないぐらいほがらかな表情するんですよね。
未見ですけど、メイキングで『ソーシャツネットワーク』の出演シーンがあったのですが、まったくリスベットを感じさせない(笑)。

>ソトゴト
いや〜、公安ってコアイですねえ(笑)。
コーアンの人間ってみんなあんななのか(笑)。
ヤロー、あんなデリカシーのない性格でよく女を口説いて結婚出来たもんだわいw。

>ブツ
ありがとうございます〜。


<< 『 マイティ・ソー』 『トータル・リコール』『踊る大... >>