『キャタピラー』『しんぼる』『ターミネーター』『一命』

年末年始の休みも今日でオシマイ。
明日は毎年恒例のエライ人達の年頭の挨拶を拝聴するために2時間ほど早く会社に。
出世のメを狙っている方々は一生懸命メモって聴くんだとうけど、ハナから出世のメのないオイラのような人間は仕事を始めていると思う(笑)。


休み中は意識的に飯を控えめにしていたつもりだが、体重計がおっかなくてのってない(笑)。
一応毎日の脹ら脛のストレッチと風の日以外は90分ほどインラインスケートをしていた。
インラインスケートは結構バランスが上手く取れる様にはなってきた。
足を交差させるフロントクロスのコツがようやっと掴めた感じ。
スピンストップもソコソコ転ばずにできるようになった。
早く出来る様になりたいのにパラレルターンとランジターンなのだが。
どちらも足を揃えた状態からズラしていくんだけど、その時の体重移動の仕方なんかがまだ掴めず。
パラレルになると足首ばかりでなく全身を使う様になると思われる。
もっと滑りの良いスケートが欲しくなった(笑)。


Kindleで『寄生獣』全10巻を大人買い(笑)。
以前に全巻読んだ事もある所為かこれといった感慨が湧かず。
ただこの作者が本作を経て『ヒストリエ』に行った道筋はなんとなく納得がいった。
気持ちをほんのりさせる為に『神戸在住』をところどこと読み返す。


年末から年始にかけてのTV番組は『たけしが鶴瓶に今年中に話しておきたい5〜6個のこと 其の四』以外は全部PCで録画して視聴。

『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!絶対に笑ってはいけない熱血教師24時!!』は芸人の暴露ネタで大笑い。
ココリコの田中と遠藤の身内が出てきての部分はゲラゲラと笑った(笑)。
ココリコ田中の嫁、好みやわ〜(笑)。

『さんタク』
昨年末、唐突に壇蜜という女性の存在を知った。
いまだに何の人なのか分からんが、番組に出ていた感じで言うと(あくまでも芸風としての)昔のAV女優の豊丸の雰囲気を感じた。
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「見るがいい」
(笑)。


『Finalmente publicamos el libro "Robert Mapplethorpe. La mirada de Almodóvar”』
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ロバート・メイプルソープの写真集が近場の本屋にあったので購入。
洋書なので高い。
6000円オーバー。
本書はほぼすべてテーマが"チンコ"である(笑)。
実際のモロだしボカシなしのチンコから、チンコのメタファーまで。
それがどれもこれもカッコいいから始末に負えない(笑)。
オイラが写真集でチンコを見る事はあっても、自分がチンコを間近で撮影したいと思わない。
たとえカッコいいチンコの写真でも自分で撮りたいとは思わんな(笑)。


『グランド・セフト・オートIV』
なにかPCゲームをやりたいなと物色。
昨年買った『OPERATION FLASHPOINT:RED RIVER』は、ちょっと手に負えなくて挫折(笑)。
で、ロックスター・ゲームズ社の『グランド・セフト・オートIV』をDLで購入。
ロックスター・ゲームズは宇多丸もハマってるって言ってたな。
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ゲームの操作に慣れるというよりも、むしろこの世界観に馴染むのに苦労する(笑)。
早い話がこのゲームの中では警察に捕まったり、殺されたりしなければ何をやってもいい(笑)。
車盗み放題w。
見知らぬ通行人を殴ってカネを持ち去る。
車ぶつけ放題。
人、轢き放題。
etc...(笑)。
そんなに自分が倫理的な人間だとは思っていないが、どうにもこうにも社会性の壁というやつの所為で、信号無視も人を殴るのも遠慮がちになり、逆に自分を窮地に追い詰めることになる(笑)。
じっくりやるにはかなり面白そうではあるので腰を据えてやって、ゲームの中だけでも『北斗の拳』に出てくるような悪役として生きたい(笑)。


『キャタピラー』
wowowで録画して視聴。
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まずこのショットがすごい。
どうやって撮ったんだろう?
話を聞くと、CGなどは使わず、カメラの死角に四肢が隠れる様にしていたとのこと。
壁に穴を開けたり、床をくり抜いて役者の身体が入る様にしたり。
そんな事でこんなにも上手く撮影できるのか?とオイラはいまだにCGではないかと疑っているのだが(笑)。
若松監督の低予算の映画でCGはないのだろうけど。
この四肢のない芋虫=Caterpillar(キャタピラー)のごとき人間の存在にリアリティーがあったからこそ、この映画の成功があったんだと思う。
若松監督が第二次大戦で日本という国全体が狂気に走った事への糾弾を、静かに、しつこすぎるほど静かに何度も提示していた。
本作については上記を踏まえての反戦映画としての側面はあるが、それ以上に夫婦をテーマに据えている。
食べて、セックスをして、という繰り返される日常。
夫は戦争で四肢を無くし、声も出ず、耳も聴こえない。
食事のから排泄まですべて妻に頼らざるを得ない。
この関係ってもはや夫婦というよりも、母親と赤ん坊だね。
赤ん坊は食事や排泄を自分勝手に行う。
ハタから見れば無知無能であるが、赤ん坊からすれば自分の欲する事が無条件になされるわけなので全知全能のを持った存在と言って良い。
この場合の夫の全能感の拠り所は己が"軍神"と言われている事と、家での家長であるということ。
それでも夫は厄介者の代名詞でしかない"軍神"と家長というプライドは捨てきれず、横柄に食事とセックスを妻に強要する。
母親たる妻にしれみれば、夫を罵っても咎められないばかりか、殴っても殴り返されない。
妻からしてみれば夫はまったくの無知無能な存在。
"軍神"の夫をリヤカーで村中引き回しても、健気に夫の世話をする妻の鑑ともてはやされる。
女の男尊女卑に対する逆襲なのだと思う。
そしてボカシが入る事も含めて、この映画はポルノだ。
ポルノ映画にとあるエライお方の写真を何度も出すというね(笑)。
これはいままで誰もやらんかったろう(笑)。
美人すぎない妻、寺島しのぶw、の身体を這う様に貪る芋虫というのはなんともエロティック、いやいや、変態的なポルノの美しさよ。
映画としての完成度が高い。
面白かった。


『しんぼる』
wowowで録画して視聴。
松本人志監督作。
劇場公開が2009年。
3年前の映画なのでギャグが面白くないと言っても「あたりまえだ」と返されるだろう。
ってことは、本作最初から時代を越えられない作品ということだ。
第一作の『大日本人』と第三作の『さや侍』は劇場で観た。
正確に言うなら『大日本人』は劇場で寝て、すぐに退場し、後にwowowで再見した。
『しんぼる』は劇場では観ていない。
まあオイラの心象としては最初っから叩く気満々で本作を観たですよ(笑)。
面白いわけがない、と(笑)。
その期待は見事に裏切られなかった(笑)。
天使の羽やチンコのビジュアルはそそるものがあった。
しかしね、オイラとしてはチンコ押して何か出てくるという仕組みには違和感があるんだなw。
チンコのビジュアルで面白ければいいということなのかもしれないが、何かを出すという仕組みのシンボルならチンコではなくてマンコだろう(笑)。
本作ではCGパートの出来はなかなかいいなと思う。
が、その良い部分を映画全体としての完成度に繋げられていないのは至極残念である。
漫才であれほどの切れ味をもつ松本人志。
その彼の才能すら疑わしく思えてしまうような、非常に薄っぺらな世界に対する認識。
それは世界に対する謙虚さの欠如と、残念な事に基礎教養の無さに起因する。
特にラストの
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ヒゲと髪の毛が伸びた松本人志が誰を模しているかは一目瞭然だろう。
その模した人物が神を連想させるような描写になっているわけだが、そんな描き方をして海外の映画祭に持っていったというところに松本人志の全知全能感=無知無能感が見て取れ愕然とした。
娯楽映画で行われている事について常識的な価値基準で判断したくはないが、寿司をそまつにしておもちゃにしてるところも気分悪かったなあ。
硬い事言わずに笑うところなのかもしれんが、オイラは笑えん。
で、実は松本人志、演技が下手だという事も分かった。
あの壺をもつ演技のへたくそな事。
前作の『大日本人』はドキュメンタリー感にカコつけて演技力を問題師されないようにしていたんだな。
で、次作の『さや侍』では自分の演技は無しで、他人に演技をつけるだけにしていたわけだが、結局その演出力のなさを露呈しただけだった。
作る度に自分の弱点を意識し、それを削る方向で映画を3作作ったが、このやり方で行くとますます禁じ手を多くして身が細くなっていくだろうな。
松本人志は本作を無声映画的なと言っていたと記憶するが、まったく無声映画的ではないし、本作を無声映画的と表現する事自体に謙虚さがない。
そんなわけで、今後も叩く為の作品と監督として次作を観る、かもしれない(笑)。
不景気の折、オイラを含めた観客が観るのを止めるのが早いか。
それとも吉本興業がいいかげん制作を止めるのが早いか。


『ターミネーター [Blu-ray]』
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Blu-ray購入。
さすがに色々古くなっているが、それでも引きつけられる映画である。
特にBlu-rayになって気がついた事が結構ある。
未来世界の隠れ家で子供がテレビの前に。照り返しを顔に受けているから放送を観ていると思ったら、ブラウン管がくり抜かれたTVの内に火をともして暖をとっていたとか。
隠れ家に襲撃したターミネーターの人間の表皮が確認できた、とか。
本作でターミネーターをサイボーグって言ってるけど、どう考えてもロボットだよね(笑)。
銃を撃つ時にシュワルツェネッガーはロボットなのに目をつぶるのはご愛嬌(笑)。
眉毛を塗りつぶして回遊するサメのような物腰の不気味さがあったからこそ、そのカウンターとして『T2』でシュワルツェネッガーは善玉のターミネーターとして成立したんだろう。
主演女優のリンダ・ハミルトンもブスなのに脱ぐわだけど、ラストでキリリとしたカッコイイ顔立ちになっていたのが印象的である。


『一命』
wowowで録画して視聴。
市川海老蔵という個人的にムカつく俳優がでているので劇場はスルーしたわけであるが、映画は面白かった。
海老蔵も非常に好感がもてる演技で良かったが、メイクでもうすこし老けた感じの方が良かったのではないだろうか。
例えば劇中での海老蔵が40代であったとしても、現代の40代とは老け方が違うと思う。
もっと初老っぽくても良かったのではないだろうか。
そういう意味では役所広司が海老蔵の役をやった方が良かったかなと思ったりした。
三池崇史の作品は割とムラがあってオイラも好き嫌いがあるのだが、『十三人の刺客』のような時代劇のエンターティメントは面白い。
本作、山田洋次が監督したらすごくヌルくなりそうだが、非常に暗く硬い映画となっていた。
最後のアクションシーン。
いくらなんでも竹光での乱闘はひっぱりすぎではないか。
海老蔵の見せ場を作る為なのかもしれないが。
白州で一瞬にして刺し殺されて終わりというのがリアルというものだろう。
おそらく虚像としての武士の象徴である赤備えの武具の前で殺したかったのだと思うが。
坂本龍一の音楽もいい。
非常に面白い映画であった。


今週は歯のメンテナンス。
by 16mm | 2013-01-06 21:44 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Comments(2)
Commented by chata at 2013-01-14 14:30 x
ココリコ遠藤の暴露で爆笑しますた。「ほちいの」にw

酔った東幹○にトイレに連れ込まれたことのある同居人は、タイキックを食らった彼を見てせいせいしておりましたw
Commented by 16mm at 2013-01-14 14:42
■re:chataさん
あのお白州の場面は爆笑しました。微動だにしない千秋とか(笑)。

なんと!あの幹のっぺに。
ゆるせねえ。
タイキックを喰らって悶絶してましたからね(笑)。
いい気味です(笑)。


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