『サイド・バイ・サイド:フィルムからデジタルシネマへ』

心療内科の薬を減薬した所為か若干暑さ寒さが混乱している。
薬を元に戻した方がいいか?


いつまでも思い切りの足りない自分に腹を立てつつ。


インフルエンザが流行っているようなので、土曜日日曜日は極力外出を避けて家に引きこもった。


今年は風邪もひかずにいられる原因が、もしかしたら岩盤浴とサウナの効能か?と決めつけw。
本日日曜日、のぼせるほど岩盤浴とサウナに。
肩こり防止にサウナでストレッチを一通り。


今年に入ってからまったく運動しなくなってしまった(笑)。


先週土曜日、歯のメンテナンス。
美形の歯科衛生士さんに歯のメンテをしてもらいつつ、歯磨きの注意事項を聞く。
あ、鼻毛を剃ってくるの忘れた(笑)。
治療後、先生とカメラの話。


その鼻毛バリカンを自宅で紛失(笑)。
見当たらないのでAmazonで注文。


銭湯での考察。
カランごとに洗面器と椅子が置いてある。
それがひとたび使われると、洗面器には水がはいりっぱなし、椅子の位置も斜めっていたりと、まあ如何にも使用してましたという状態になっている事が多い。
当然、後続の客はそのような状態の場所を好んで選ぶわけは無い。
選ぶとしたら椅子の上に洗面器が裏返して載せて、綺麗な佇まいを見せているところである。
オイラもそうだ(笑)。
で、この洗面器を裏返して椅子に載せるのは時々見回りにくる従業員の人達なのだが、別に見回りにくる度に洗面器や椅子を洗ったりしているわけではない。
洗面器を裏返して椅子に載っけてるだけ(笑)。
この単純すぎる簡単な形の整えだけで、なんとなく使用後感がなくなり、清潔に見えるから不思議だ(笑)。
内実はどうあれ、人間が如何に見た目に左右されるか、ということだよね(笑)。


覚え書き。
wowowで町山智浩の解説。
"Lost Generation"を「失われた世代」と訳すのは完全な誤訳だとのこと。
正確には「迷子の世代」という意味。


『藝人春秋 [Kindle版]』
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買うかどうか迷っていた本がKindleで出たので購入。
表紙がなかなか気持ち悪いのでw敬遠していたという事もあるが(笑)。
著者の水道橋博士が交流を持った"芸人"(その中にはお笑い芸人もアナウンサーも歌手も含まれる)達を心地よく肯定的にえがいている。
結構知っている事も多いのだが、オイラがあまり好ましく思っていなかった山城新伍が
「影響とは影が形に従い、響きが音に応じること」
と言ったという記述があり、なんか意味が分からなくともすごい事いってたんだなと思ったりした(笑)。
この手の著述もそうだが、浅草キッドは二人とも芸人としてのストイックで、印象的には一番師匠に似ていると思う。


『僕と日本が震えた日 [Kindle版]』
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この本、すでに購入していたのだが、印税の一部が寄付されるとのことで喜んでKindle版も購入。
東日本大震災の直後の状況から原発や正しい放射線の計り方、その当時なぜ円高になったのかまでを非常に分かり易く丁寧描いている。
今後、その当時を知るための良書であると思う。


『N.Perfect body [Kindle 版]』
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Kindle版なのになぜかKindle Paperwhite では表示できないような(笑)。
なのでiPadで見る。
藤原紀香の写真集である。
写真集としては値段が安いので本屋で何度も買おうとしていた(笑)。
立ち読みができたの中身も知っていた。
その矢先にKindle版がでたのでラッキーであった。
この手の写真集は電子版の方がいいかなとオイラは思っていたので。
ところで、オイラは藤原紀香にシンパシーがあるわけではない。
ならどうして購入したかと言えば、写真がカッコ良かったからである。
少なくともこないだ購入してすぐ売っぱらった草刈民代の写真集より相当にデキがいい。
ピントもばっちり(プロの撮った写真の善し悪しにピントを問題にするというのどうかと思うがW)、構図もカッコいい。
なによりも水を絡めた画像がいい。
二人のカメラマンが担当しているようだが、写真集の前半を担当したカメラマンがすごくいい。
このカメラマンで全頁見たかった。
完全にヴィジュアルだけで成立するクオリティだと思う。
だから途中にわんさかでてくる紀香のしょうもない能書きは全部カットの方がいい。
あの能書きのために一冊の写真集としての質を落としていると思う。
自分の写真集を自分でおとしてどーすんだ(笑)。


『地上の記憶 』
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本屋で購入。
白山宣之の名と作品を知ってる人がどれほどいるだろうか?
ちになみにwikiにも項目がない。
かくいうオイラは名前しか知らなかった。
たしか大友克洋がらみの文章でその名前を覚えていたにすぎない。
その白山が2012年4月8日に病没したというのを知ったのはつい最近。
大友克洋をはじめとする錚々たるメンツが故人の作品をまとめて出したのが本作である。
ふと思ったのだが、漫画家として生活するというのはどういうことなのだろうか?
週刊誌連載を一度も休まずに続けている漫画家。
連載が終わり、また連載を始められる漫画家。
上記の漫画家は下賎な言い方だが、食うに困る事はあまりないだろう。
連載はしたが続けられずに廃業した漫画家も別の仕事をすることで生活ができるだろう。
が、寡作で、少数なコアな読者の人気のみ。
作品の掲載誌も掲載時期も未定。
一枚の紙に如何に緻密で丁寧な描線で画を描こうとも数万円にしかならない。
そんな漫画家が妻子を養うという事を念頭に生活が成立するのか?
描きたいテーマだけを描きたい時に描く。
ある種の芸術家の発想であろう。
そういう人間に妻子を養う為に、カネの為に漫画を描くという事が理解できないのかもしれない。
どんなにそんな考えを持っていたところで、自分以外の人間にまったく相手にされなければ、自然と漫画を描くという行為から遠ざかっていくかもしれない。
が、なまじ少数の読者に作者の意思が通じちゃったもんだから、本来数としてはとるに足らない人数に過ぎない者達の為に漫画を描くことが止められなくなってしまった。
少しでも読者がいるという事は、自分のやっている行為を肯定する根拠になるから。
漫画を描くというのは非常に労の多い事だ。
それを逆手にとって描き飛ばした画風の作品を出している者もいる。
だがそれは一方で緻密な物語や画で作品を作っている漫画家がいるからこそのコントラストで成り立っているにすぎない。
生活を度外視するのはだいたい男だが、それを容認して支える女性がいる事もたしかである。
オイラは家族の生活に、少なくとも経済的には貢献しなかったであろう漫画家を見捨てずに最後まで看取った妻子が一番エライと思う。
白山の作品は、リアルタイムに読んでいないという事を差し引いても、オイラには合わないものだった。
ご冥福をお祈りいたします。


『サイド・バイ・サイド:フィルムからデジタルシネマへ』
iTunesで購入。
iPadで視聴。
昨年末に小規模で劇場公開されたようだが、その時は本作について知らなかった。
キアヌ・リーブスがナビゲーター役となり、映画監督、撮影監督、役者、等に自分がフィルム派かデジタル派かを聞いてまわるというドキュメンタリー。
オイラとしても非常に興味深いテーマであり、本作自体も非常に面白かった。
同じ事を聞かれてもまったく正反対の回答になるのが興味深い。
俳優のジョン・マルコヴィッチは舞台出身なだけにフィルムのように10分で区切られると集中力が途切れるからデジタルの方が良いと言い。
逆に映画監督のフィルム派のクリストファー・ノーランは、スタッフもキャストも45分間緊張を強いられる状態は良くないと言い、適度にインターバルを入れられるフィルムの方に軍配をあげている。
ジョージ・ルーカスやジェームズ・キャメロンは彼等の中ではフィルムは死んだ事になっていたり。
色々と様々な立場で様々な意見が聞けるので非常に面白かった。
オイラからすると、この問題というのはもはや絶滅危惧種となっているフィルムの存続の危機に由来しているものだと思う。
デジタルの台頭でコダックが破産し、FUJIも映画用のフィルムの生産を止めたとか言う事態になったからこのようなフィルムかデジタルか、タコかイカか、という問題になるのだ。
デジタルが台頭しつつも変らずにフィルムが生産され続ければこんな派閥に別れる事はなかった。
むしろそのような状態ならデジタル化がもっと勢いよく広がったかもしれない。
映画製作者達にとってフィルムかデジタルかという問題ではなく、根底にはその両方を選択する余地を残しておくべきだと言うことなのではないか。
フィルムが絶滅危惧種になっているからこそ、頑迷にそれを死守しようとするのだと思う。
求められているのはフィルムかデジタルかの選択ではなく、まさに二つの選択肢の"Side BY Side"(共存共栄)なのだから。
オイラも自分の撮影ではほとんどデジタルだ。
だが、フィルム・カメラもまだ手元に完動状態である。
使うかもしれないし、使わないかもしれない。
が、フィルムを選択するという余地を捨てない方がいいだろうという思いはあるのである。
本作の中で大御所のマーティン・スコセッシはかなり鷹揚で、なにしろ3D映画を作った人だから
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巨匠らしく余裕の発言に好感がもてる。
それからデヴィッド・リンチは
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一応自らはデジタル派なんだけど、安価なカメラでだれもが映画と撮れる様になった状態であっても、それは全ての人に紙と鉛筆を持たせたからといって秀逸な物語がたくさん生まれるわけではない、と言っている。
by 16mm | 2013-02-03 21:40 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Comments(2)
Commented by chata at 2013-02-24 23:09 x
最近の藤原紀香さんは背中の広さが増したように思えますw
デカイ女性で最初に売れた人ってイメージですな~
Commented by 16mm at 2013-02-25 07:47
■re:chataさん
>のりか
背中がものをいいますな。三角形でかっこいいっすね。
デカイ女性で最初に売れた人は和田アキ子でしょうw。


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