『機動戦士ガンダムUC episode 6』『桐島、部活やめるってよ』

先週土曜日、母親の通院の送迎。


先週土曜日、歯のメンテナンス。
いつもの美形の歯科衛生士さんにガリガリとやってもらいつつ、歯ブラシについての話を聞く。


『攻殻機動隊ARISE 〜眠らない眼の男 Sleepless Eye〜』
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月刊ヤングマガジン誌。
士郎正宗が漫画を描かないもんだから、彼を原案者の立場においやってw『アップルシード』や『攻殻』が他の漫画家の手によって紡がれるようだ。
アフタヌーン誌連載中の宮川輝の作画する『APPLESEED XIII』もむちゃくちゃカッチョいいのだが、この『攻殻』の画もすごくいい。
今後が楽しみである。
士郎正宗はもう漫画描けないだろうし、画の感じも時流に取り残された感じかな。
描き続ければ取り残されることもなかったんだろうけど。
このコミックが原作かどうかわからんが、アニメーションとしても制作されているようだ。


『アオイホノオ』
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とうとう出たよKindle版が。
待っていたぞw。


中島みゆき作詞作曲で『宇宙戦艦ヤマト2199』のEDとな(笑)。
ホクホク。
たのしみである。


『機動戦士ガンダムUC episode 6』
ほぼ一年振りの新作。
初回限定版のBlu-rayを購入。
本作におけるテーマがフル・フロンタルから語られる。
その比較的長い語りが本作の見せ場となっている。
が、オイラのように小説を読まずにwikiで内容の概略を知っている者がそう思う以上に、原作を読んだ人達に取っては相当に物語を端折られている感じがするんだろうなと感じた。
アルベルトのマリーダへの想いとか。
特にジンネマンやマリーダの苦しみと悲しみを数巻の映像作品で含み込む事は不可能だった。
ネオ・ジオンと連邦が同艦していながら双方譲らない睨み合いになっている理由が敵同士である以上の拭えない憎悪によるものだということを語らなければならなかった筈なのだ。
フル・フロンタルのある種の正しさと公平な語りが絵に描いた餅にしか感じられないような展開でなくてはならなかったのではないか。
わかっちゃいるけどやめられない。
いかに公平さと正しさが実現した世界であっても、ジンネマンのような妻子の無念を持ち続けなければならない人間にとっては無意味でしかないのだから。
それでも内容的には盛り上がっているので次巻には当然期待する。
ところで、本作において作画が結構雑になってきた印象。
メカニックの描写はまあいい。
リディの作画も前巻までとは微妙にちがっているようだが、それは殺気と狂気の現れとかいしゃくしてもいい。
いかんのはミコットさん。
以前はもっと髪の毛にディティールがあったよ。
最初別人に見えたもんな(笑)。
作画監督が複数立っているようだが修正しきれてないか、作監自体がヘタクソだったか。
上手く描けているキャラとそうでないキャラがあるので、複数の作監が割り振りで修正をしているようだが、これじゃあな。
一年も製作期間があってコレってことは最終巻に作画の戦力を傾注してるということかね。
とにかく次巻は作画に関しても期待している。


『桐島、部活やめるってよ』
Blu-rayを購入して視聴。
いや〜、恥ずかしい(笑)。
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劇場での初見で屋上から飛び降りたシーンはなんだったのか?ってくだらない読み違いをしてしまった(笑)。
あれはまさに桐島だよ。
今回もう一度観てハッキリ分かった。
恥ずかしい恥ずかしい(笑)。
本作を再見した後に、宇多丸や町山智浩の評論をPodcastで聴き直したりするうちに自分の中の『桐島、部活やめるってよ』がより強固な存在になっていくのを感じた。
宇多丸や町山智浩が本作における実に秀逸なキーワードを提示していた。
"同調圧力"。
同じ思想、同じ趣味、などでグループを作った仲間内であっても、なにからなにまで一緒というわけではない。
むしろあるひとつの事柄だけで繋がっているにすぎず、それ以外の多数の交わらない事柄の方が多いものだ。
例えば女の子4人というグループがあったとする。
そのグループは女の子という性別のみで繋がっているのだが、そのうちの3人は長身長のヤセガタの男が好みだが、残りの一人は低身長デブ専だったとする。
そうした場合、デブ専の女子は他の三人に自分がデブ好きだということは言えない。
なぜなら同じグループという事は趣味の事細かまで同じ筈だという幻想があるからだ。
これは多数派だからという事にかぎらない。
グループの中で圧倒的な発言権を持つ者がデブ専であれば、他の3人は自分はデブが趣味ではないという事はい出せない。
本当はデブが好きなのにグループ内の他の者の手前、恋人にするのはまったくこの身ではないやせ形の男だったりする。
しかしそれは恋愛ではないよね。
宇多丸や町山智浩が校内の一番の美形の男と女がつき合っていた、というのはイマイチオイラにはピンとこなかったな。
学校でも会社でもそんな組み合わせを見た事がない。
全くない事ではないと思うので否定はしないが、そういうのは美男や美女のコンテストをやってそれの一位という周知の状態があってこそだろうからね。
そういうコンテストのようなある小さな社会の中での順位づけが明確でなければ、それこそ人の数だけ美男や美女はいるわけだから(笑)。
オイラはそんなコンテストを今まで学校内でも会社内でもやったことがない、一種の平和の状態のなかを生きてきた。
高校生なんだし恋人の一人もつくらなければならない。
社会人になったんだから結婚を考えるべきだ。
etc......
45歳にもなって結婚もできず、恋人もいないオイラのような人間は社会から強くもなく弱くもない常識や慣習といった同調圧力に晒される。
そこで
「自分の勝手だ、ほっとけゴルァ」
と言えるのは強い人間だ。
オイラとて自信を持ってそうは言えない(笑)。
本作は自分がどの登場人物に思い入れするかということで様々な見方が可能だ。
オイラは全登場人物それぞれのイタイ部分をちょっとづつちょっとづつ重ねてしまった。
その結果どうなったかというと<これは宇多丸のPodcastで構成作家の古川耕がいみじくも言っていたが>
「高校時代に学校が本当に嫌いだったのを思い出した」
という事が呼び覚まされた。
これは本当にイタタタタなんだよねw。
勉強もできず、クラスにも馴染めず、本当に居心地の悪い事この上ない3年間でしかなかった。
どちらかというと本作の主人公である前田の感じに近いか。
それも映画秘宝を手に取りながら他の生徒にはたき落とされた時のような感じが。
この前田がてにした雑誌は原作だとキネ旬だったらしいが、それを映画秘宝に代える事で彼のマイノリティーさの強調と同調圧力に屈しないブレのない強さが表現できていると思う。
映画部の顧問が血が出るのを理由に前田達の映画を潰そうとする件で同じ映画部の武文が
「おまえの体には血は流れてないのか」
というのが面白かったなw。
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「戦おうここがオレたちの世界だ。オレたちはこの世界で生きていかなければならないのだから」
前田が劇中の自主映画の台詞を呟く。
この台詞だよな。
この台詞がテーマであり答えなんだよ。
同調圧力のある世界がオレたちの世界。オレたちはこの世界で生きていかなければならない。
だから、戦おう。
いや〜、語れば語るほどに泣けてくる。
本作の続きを来週やろうっと。


今週は心療内科。
by 16mm | 2013-03-24 16:16 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Comments(2)
Commented by chata at 2013-03-25 19:34 x
青い炎、本格的に手を出すことになりましたか!
最近になってガイナックス山賀を画像検索したら、特徴捉えてて笑いました。モロボシダン似かはちとわかりませぬがw

島本ラジオのデッカいサンタになれ!大人を逃げるな!などなど、改めて聴き返すとハートに突き刺さります(-_-)

ウニコーンは尺足りないっすね。アニメオリジナルの足のない最終兵器の力を借りて色々端折るのか?w

マリーダさんがバナージにあんな密着してヨシヨシナデナデするのがなんで?と疑問でなりませぬーw
Commented by 16mm at 2013-03-25 21:47
■re:chataさん
>アオイ
すでに5巻まで購入w。3巻の途中まで読んでます。
今までまったく読んでなかったわけではないですが、改めてじっくり味わっております。
オイラもホノオ君と同じ様に
●原稿用紙の枠線はキッチリと水平垂直をとらなければならない。
●ワク線は烏口でひく。
●ベタは開明墨汁で筆を使う。
等の事を信じて疑いませんでしたw。
なのでプロの原稿が結構ホワイトまみれのムラまみれにショックを受けましたが、ホノオ君同様、それがプロっぽく見えましたw。

>マリーダさん
バナージの頭をイイコイイコするってのは原作になかったのかな?
やっぱり尺足りないですよね。
てっきり6巻は90分ぐらいあるもんだと思ってました。


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