『イングロリアス・バスターズ』『マンディンゴ』

無茶苦茶眠い。
オイラの花粉症の時期が終わったにも関わらず薬を飲み続けている所為だろうか?
一応スギ花粉が終わった時期でもあり、今はヒノキの季節だという。
オイラは検査結果でアレルギーの反応はスギのみであったのだが、スギのアレルギーの人の七割はヒノキのアレルギーも持っているとか。
取りあえず薬も本日で切れたことだし、そうすると心療内科の薬だけになる。
多少は眠気も緩和される筈かな。


先週土曜日、岩盤浴と塩サウナ。
常々思っているのだが、体に塩をなすり付けるのはなにか効能があるのかしらん。
高須クリニックの先生によれば皮膚からはなにも吸収しないとのことだっか。
傷口に塩をなすり付けるとヒリヒリと火照るイメージがあるからかしらん?
ストレッチは出来れば毎日した方が良いのだが、銭湯に行ったとしかやってない(笑)。
体重増減なしの96kg近辺。


今週、オイラにしては珍しく客前に出る予定がある。
金髪はしょうがないとしてもユニクロのカーゴパンツはよしとこうと思い、夏物の紺のスラックスを購入。
1万円チョイ也。
出費である。
試しに昨年の秋以来穿けてなかったジーンズを試してみたら、アラなんとw、ケツに食い込みはするものの、ちゃんとジッパーも閉まるようになっていた(笑)。
体重的に痩せたわけではないのだが、胴回りが緩くなったような気がしていた。
これも岩盤浴さまのおかげであろうか(笑)。


『アオイホノオ』
Kindle版の7と8巻を購入。
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岡田斗司夫を登場(笑)。
それはともかく、ネット知ったのだが本作に出てくるトン子さんなる主人公の気になるガールフレンドが実在しているという(笑)。


『少女ファイト』
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Kindle版で3巻まで購入。
昨年Kindle購入にともない、大量の書籍を処分(しかしまだ大量に部屋に本があるがw)したなかに『少女ファイト』の単行本もあった。
いずれKindleで集め直すつもりだったが、予定よりそれが早まったのは、金額w。
期間限定のセールであるが第一巻が99円(笑)
と思ったら、Amazonからの明細をを見て更にびっくりw。
よく分からん、"割引/プロモーション"なる名目で60円引かれてる。
つまり『少女ファイト』の第一巻が39円で買えてしまった(笑)。
これが弾みとなり一気に3巻まで購入してしまったわけ(笑)。
ちなみに第二巻からは一冊525円なんだけどね(笑)。
前作の『G戦場ヘヴンズドア』と同様に描線のクッキリとした太さが独特のタッチになっているが、本作は印象として相当に洗練されている感じ。
前作のどちらかというと稚拙に傾きかけた太い線を本作では完璧に使いこなしている。
女の子の起伏のある体のラインが実に官能的に描かれている。
起伏と着てる服の皺の具合がエロティックですらある。
しかし、淫質さは感じられず、なんというか、健康的な感じ。
健康的なエロスというものをオイラはあまり信じないのだが、本作を見ると信じざるを得なくなる。
男のキャラクターが、男のオイラからするとあり得ないぐらいストイック。
10代の男女がトイレの個室の中に入り、女に腰を突き出させ、男が背中を捲って直にマッサージをする(笑)。
女はエロスに反応してるが、男は真剣にマッサージをし、エロスをみせない。
女がエロスへの箍を思い切り外す為に男は極端に自制的に描かれる。
なぜなら、本作のエロスは性に向かうものではなく、戦って生きて行くための衝動だから。


『督促OL 修行日記』
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週刊文春誌の広告に興味を引かれた。
本の帯文にもある
「今度電話してきたら、ぶっ殺す!!」
......
ヌっころスとは剣呑な(笑)。
電話オペレーターがどんな酷い言葉を浴びせられているのか(笑)。
そんなワクワクするような興味で購入。
本作どうやら昨年の9月ぐらいに出ていたようで、しかもKindle版がでていたのでそちらを購入。
読んでみてべっくりw。
当初予想したのとはまったく違う、むしろかなり真面目な良書であった。
本書のN本という信販会社で督促をする部署に配属されたOLが、支払いを遅延している客に罵倒され、尚かつ自分の仕事に対する世間の眼の冷たさに肉体的にも精神的にもダメージを受けつつ、最後には自分の仕事に対してプライドを持つに至るまでの事が描かれている。
本書を読んで結構驚いたのが、返す金がありながら単に「面倒くさい」という理由で金を返さない人間がいるという事実だ。
貧乏で金が無いから返せない、というのではない。
金は持っているのだが、それを返すのが惜しいとか面倒だとかを理由にローンの支払いをしない。
これって"借りてる"という言葉を免罪符にした窃盗をしているということに気がついていないのだろうか?
昔、サラ金の督促の悪辣さの本を読んで怒りを覚えた事はあった。
それにより金融に関する法律が見直され、督促に関してはかなり規制を強いられる様になった。
例えば、賃金業法では督促をしていい時間は朝の8時から夜の9時までと定められている。
さらにお金を借りる時に、家に電話をしてもいいか?会社に電話をしてもいいか?という項目があり、借りている者の許しが無ければ電話もかけられないのだ。
この手の法の整備は悪いとは思わないが、そのおかげで世間的に「カネ貸しはコワイ」という前提が崩れてしまい、カネがあっても返すのを嫌がる輩が増えてしまったという側面があるのではないか。
借りる方、貸す方のどちらか一方の行き過ぎを是正する為に法律は改正されるわけだが。一方の行き過ぎの是正はもう一方の行き過ぎを助長する。
言うなれば、永遠に平衡にならないシーソーのようなものだ。
たまたま今貸す側の本を読んだ後なので、カネ貸しに肩入れして、カネを借りて返さない輩に対して
「貧乏人は麦を食え」
と言ってしまいそうだが(笑)。
本書は、新人OLが意に添わない仕事に対しどうやって向き合っていくかをかいている。
仕事が好きだから努力するのではない。
本書のN本サンは努力して自分の仕事を理解して好きになっていく。
様々な本を読み、身銭を切ってビジネスセミナーに通い、先輩社員の交渉術に耳を傾け。
業種は違っても世の多くは意に添わない仕事を生活の為にやっている人が多い事だろう。
それは自尊心との戦いなのかもしれない。
本書で好きな箇所で、N本サンが自尊心についての語るところだ。
"自尊心は消せない 消せないなら埋葬してしまえばいい いつか自分が立派になった時に掘り起こそう"
それから
"自分の体に突き刺さった言葉の矢は、引き抜くと自分を傷つける凶器ではなく自分の武器なり、客の言葉の矢を跳ね返し、仲間を狙った刃からも仲間を守る事ができる"
ゾクゾクするような美文である。
この辺りは読んでいてすごく気分が高揚したもんね。
オイラに関して言えば、本書に書かれている
「ゆっくりと話す」

「付箋で言うべき事をメモっておく」
という部分に溜飲がさがったね。
久々に非常に読み易くおもしろい本であった。


『イングロリアス・バスターズ』
DVDレンタルで鑑賞。
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こんなアゴを突き出して眉間に皺をよせたブラッド・ピットを観れるだけでも価値がありそうではないか(笑)。
初見は劇場で観たので再見である。
が、初見の感想をさらってみたら、途中で気絶していたとかいてあった(笑)。
どうりで初めて見るような感じがしたわけだ。
なぜ途中で気絶したかと言えば劇中のダイアログがあまり聴く機会がないドイツ語やフランス語がでてきたからかしらん(笑)。
それから本作における誰もが知ってる史実に対するねじ曲げ方に呆気にとられ、完全に置いてきぼりをくって面白さが理解出来なかったという事もある。
特に史実についてのねじ曲げは自分にとってイマイチ納得がいかなかったのは、ナチスの行った蛮行対してエンターティメントにしてしまうことへの若干の不謹慎さを感じたためで、それが再見することを躊躇していたんだと思う。
で、何故再見する気になったかと言うと、宇多丸の『ジャンゴ 繋がれざる者』の評論時に若干『イングロリアス・バスターズ』にも触れ、その映画の見方について興味をもったからだ。
かいつまんで言うと、
"ヒトラーが最後に自殺するという結末は歴史的な悪行を考えたらフラストレーションのたまる終わり方だ。
そんなつまんない史実より、スカっとるすフィクションを"
という本作の見方を提示。
本作でヒトラーはバスターズに機関銃でズタボロにされて殺され、ナチの高官の大部分が小さな映画館の内で焼死や銃撃、そして爆殺されるという
「ザマぁ」
という顛末にしている。
この映画に出てくるナチは、約一名のナチを除いて、ブラッド・ピット率いるバスターズに徹底的に酷いめにあわされている(笑)。
バットで撲殺、頭皮の切除、銃撃で死ねるなんてヌルい方だ(笑)。
約一名のナチについても殺されはしないが、生涯枕を高くして寝られないような刻印を刻まれて終わる。
フィクションでありながらナチの蛮行のシャレにならなさを絶対に忘れないというクエンティン・タランティーノ監督なりの表明であると同時に、ナチスに鉄槌をくだしていた連合国のバスターズが絶対の正義であると描いていないところに好感がもてる。
ところで、ダイアログが重要な要素となっているクエンティン・タランティーノの映画。
初見は劇場で観るに越した事はないが、じっくり見るなら自宅で何度も繰り返し観るべきえいがだよなと思う。
初見は語学力に乏しいオイラだとダイアログの情報量を整理しきれないで、眼が回って気絶、という感じになってしまうようだ(笑)。
台詞過多な映画というものを良しとしない中で、タランティーノの映画はスタントマンをつかった危険極まりないアクションシーンの緊張感に匹敵するものを役者の台詞の応酬で作り上げている。
その緊張感のある台詞劇は突然始まって一瞬にして終わる銃撃によって閉められる。
タランティーノ自体がおしゃべりな男という事もあるのだが(笑)、見事な台詞劇だよなと関心する。
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このムサイ男の映画で華を添える女性の一人であるメラニー・ロラン。
美形である。
復讐の前の身支度がカッコいい。
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気絶していて観てなかった「ウホッ!!いい男」なマイケル・ファスベンダーが出ていたのを今回の再見で知った(笑)。
不覚。
『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』や『プロメテウス』の前だもんな。
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で、本作とタランティーノの次作『ジャンゴ 繋がれざる者』に出演してその両方でオスカーを受賞したクリストフ・ヴァルツ。
第85回アカデミー賞ではロバート・デ・ニーロと競った上での受賞だからスゲエ。
ナチの軍人を力ではなく知恵と語りのセンスで制していくのを魅力的に演じていた。
力で制しようとしたのは女だけ(笑)。
ブラッド・ピットにヘッドバットされても仕返しをしない。
大方の物事は暴力では解決しないという事に自覚的な、もしかしたら本作で唯一の近代人なのかもしれない。
が、如何に有能な近代人であっても、ナチスは絶対に許さないという結末である。


『マンディンゴ』
AmazonでDVDを購入して鑑賞。
宇多丸が『ジャンゴ 繋がれざる者』の評論で出したタイトル。
『マタンゴ』は知ってても『マンディンゴ』は知らんw。
そんな程度の認識であった。
ところで、
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↑は映画は観た事なくてもタイトルは知ってる人は多いであろう『風と共に去りぬ』のポスター。
で、
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↑は本作『マンディンゴ』のポスター。
似てるというか、パクリに見えるだろうけどそうではない(笑)。
『風と共に去りぬ』対する『マンディンゴ』の強烈な意趣返しなのである。
更に、
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↑はDVDのパッケージ。
スタンリー・キューブリックの『ロリータ』にでていたジェームズ・メイソンが黒人の少年の腹の上に足をおいている。
今年は『ジャンゴ 繋がれざる者』があり、もうじきスピルバーグの『リンカーン』も公開されるのでこの手の人種差別の映画を予備知識として観ておこうという事であった。
それで、本作で"奴隷牧場"なる言葉を初めて知った。
アフリカからつれて来た黒人を、まさに飼育して生産する場という。
この牧場での黒人は一切人間扱いされず、投げた木の棒を犬の様に取って来させたり、闘犬闘牛のよう黒人同士で戦う為に育てたり。
この黒人同士が賭けの対象として戦わせられるイベントって、現代のボクシングとかわらんなと思いギョっとした。
ロープ内で黒人同士が戦ってるのを、ロープの外で歓声をあげて喜ぶ白人の図。
これを見たら今後素直にボクシングを楽しめなさそうだ。
それはともかく、斯様に黒人は家畜扱いなので病気になったら獣医をよぶ(笑)。
笑い事ではないが本当の話だったみたい(笑)。
それでも白人は黒人が自分たちより劣っているという拠り所が必要になり、そこから噴飯モノのエセ科学という迷信のでっちあげが数多く作られた。
戦う為の黒人の肌を鍛える為に熱湯に塩をいれてその風呂に入らせると黒人だから肌が強くなるとか(笑)。
笑い事ではない(笑)。
で、件のDVDのパッケージ。
メキシコの無毛犬に体をあてるとリウマチがその犬にうつる。
じゃあ黒人にうつせるか試してみよう(笑)
というのがDVDパッケージの画像なのである(笑)。
もはや笑い事ではない。
下劣としかいいようがないね。
更に牧場なので奴隷同士の"交配"で子供をつくり、それを売りにだす。
そんな白人主導の社会のゆがみは白人社会内部でもあって、処女性が重要視されながら、近親相姦があり。
SM趣味の変態が普通の顔をしている。
あまりにもバカバカしくて本当に見えない。
実際本作はアメリカでの評判は芳しくなく、ワースト映画にも入っていたようだ。
つまりそれほどまでにアメリカ人としての心をえぐられる作品なのだろう。
クライマックスの暗澹たる気分はとにかくやり場のないなにかが沸き上がってくる。
本作の監督はリチャード・フライシャー。
『ミクロの決死圏』なんかが有名な監督だけど、オイラは黒澤明の失われた映画『トラ・トラ・トラ!』で共同監督する筈だった人。
黒澤はフライシャーをなんにでもケチャップをかける「ケチャップ野郎」とバカにしていたようだが。
『マンディンゴ』は黒人差別について考えようとする人には必須の映画である事には間違いない。
by 16mm | 2013-04-07 23:06 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Comments(2)
Commented by chata at 2013-04-11 19:17 x
クスリを自然にやめ、花粉が気にならなくなったということは、自分はスギ花粉の花粉症だったのかもしれまへぬw

オタキング実家ってすごい金持ちだったんですかね。それよりトン子さんのモデルが気になります。彼氏いるのに後輩の寮に…メシ食ったり、アニメ見せられたりw

イングロリアスは、内容覚えてるってことは劇場で観たのかなー?そういえばどとはん気絶してたような記憶もw

今月はなんとしてもアイアンマン3は観たいと思っとりやすー
Commented by 16mm at 2013-04-11 22:10
■re:chataさん
>ヤク
おさまりましたか。なによりです。
オイラは微妙にまだ鼻の奥がつまったりするので会社ではマスクマンです(笑)。

>オタキング
刺繍の仕事をしているとはしっていましたが、あんなにも非常識な金持ちだったとわ(笑)。
トン子さん、実際にオイラもメロメロになりそうですが(笑)、客観的に見れば、思わせぶりで童貞をこじらせた男を手玉にとりそうな(笑)。
オンナのヤローってな感じかもしれません(笑)。

>イングロ
オイラはブログを読み返すまで自分が気絶していた事を忘れてました(笑)。

>アイアンマン3
あ、今月でしたっけ(笑)。
今月は劇場よりもBlu-ray月間ですよ、オイラは(笑)。


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