『リンカーン』

暴走する中年(笑)。
女子会でガールズトークがノンストップなように、オイラの浪費も留まるところをしらねえ(笑)。

まず先週の月曜日、朝の通勤でKindleを無くした(笑)。
無くしたというか落としたw。
通勤電車でいつものように立ったまま寝ていて、電車を降りる段になり
「オラオラ、おまいらノケノケ」
とばかりに強硬に電車内の人垣をかき分けて外にでた。
ハっと気がつく。
「Kindle、どうしたっけ」
鞄の中を探ってみても無い。
持ったままうたた寝をして落としたのに気がつかなかった(笑)。
電車は人の塊を飲み込みつつドアが閉まろうとしている。
あの電車内で這いつくばって探すのはキツイなあ。
と思ったのが後々考えると運の尽きだったw。
降りた駅で遺失物の届け出をして出社した。
が、その日いつまで待ってもKindleは出て来ない。
間違いなくどこぞの卑しい乞食野郎に拾われたに違いない。
こういう奴の為に拾ったKindleを使うと爆発すればいいと思う(笑)
だが、こういう悪態をついている時、己の迂闊さは横100mぐらい脇においとくw。
その日の夕方無くしたKindleのアカウントを解除。
で、帰宅後、AmazonにてKindle Paperwhite 3Gと前に使っていたカバーを色違いのブラウンで購入。
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それぞれどこぞのアホに誘拐された初号機の後継の弐号機として今手元にある(笑)。
もう今更Kindleを買わないという選択肢はなかった。
完全に依存しちゃってるもんな(笑)。


で、そのAmazonで『永遠の0』のコミック版全五巻を読了。
レビューにあったが一巻目のヌルい感じは巻を追うごとに払われていき、最終的には非常に良い読後感で終われた。
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色々感想はあるのだが、ちょっと他のある作品と絡めて自分なりの感想をかきたい。
他のある作品とは本年夏公開の宮崎駿監督の『風立ちぬ」である。
『風立ちぬ」の原作を描くにあたって宮崎駿は
「美しいモノを作ろうとした結果が戦闘機になった」
みたいなオイラにとっては魅力的な事を言っていた。
その作品の主人公の意思と不条理さと後々来るであろう不幸な結末を想い、ペシミスティックな甘美さに、さすが宮崎駿だと思ったのだ。
が、『永遠の0』を読了後、宮崎駿の制作意図はともかく、オイラのもっていたものがペシミズムなどではなく戦争を能天気に捉えたものでしかなかったのかもしれないと思い愕然とした。
零戦の高性能さがアダとなり、パイロットを苦しめたとは思わなかった。
ポンコツな飛行機しか作れない状態であれば、もしかしたら諦めもついて戦争も早期に敗戦として終結していたかもしれないと。
設計者の能天気な真剣さを肯定出来るのか?
宮崎駿の映画でそれを確認したい。


浪費の話はまだまだ続く(笑)。


鈴木みそのブログebookjapanを知った。
電子書籍を売るサイトなのだ。
電子書籍ならAmazonでKindle版を購入すれば事足りると思うだろうがそうではない。
ebookjapanとAmazonで同じ作品が販売されてもいるのだが、決定的な違いがある。
ebookjapanでは昔の、オイラが小学生から中学生の頃に読んでいた漫画が売っているのだ。
狂喜(笑)。
ただebookjapanの作品はKindleで読めない。
オイラだとiPadで読むのだが、眼が疲れずに読めるのはやっぱりKindleだ。
それから頁に付箋を貼る機能がない。
この機能は追加してもらいたいもんだ。
Kindleとebookjapanの二本立てで本を買いまくる日々(笑)。
まずい(笑)。
500円の本だって10冊買えば5000円だよ(笑)。
でも歯止めがきかない現状の有様(笑)。
以下、ebookjapan版の購入本。

『B型平次捕物控』
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ebookjapanで購入。
この天才的なセンスがすごい。
できればKindleで前巻出して欲しいところである。

『シャッターシャワー』
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ebookjapanで全4巻購入。
西原理恵子に言わせるところの、寝違えたような顔の付き方に定評がある(笑)池沢さとし著。
オイラが中学2年生の頃。
性に目覚めたがオナニーのやり方すらしらん頃wにエロ目当てで買った本。
カメラマンが主人公としてはソコソコの面白さは今読んでもある、と思う。
いくら作中で"カネボウ"といは言えなくても"カネボイン"はないだろう(笑)。

『四角い青空』
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ebookjapanで全2巻購入。
石井いさみ著。
小学校高学年の時、石井いさみが大好きでこの作品は本屋で立ち読みしてたんだけど、その都度本屋のババアにハタキで追い出されて最後まで読み切れなかった。
それが30年以上の時を越えて読めたのが感無量である。

『750ライダー』
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ebookjapanで全50巻のうち25巻目から購入。
現在31巻まで読了。
オイラが小学生の時、オートバイに、その画に、そして永遠に繰り返される高校二年生という時間に果てしない憧れをかき立てられた思い出の作品。
こんな画を描きたいと思い、オートバイに乗ってみたいと夢想し、明るく楽しげな高校生活を夢見れた。
そのどれもが当時小学生のオイラには手の届かないものばかりであった。
しかし現実のオイラはと言えば、画はまったく上手くならず、大人になって乗り始めたオートバイは大型免許が取れずに400ccを二年で止めて車に鞍替えした。
そしてなにより、オイラの高校時代は最悪で、勉強もできず、クラスでも浮きまくり、"委員長"なんて呼べる可愛いガールフレンドもおらず......。
とにかくタイムマシンがあっても絶対戻りたくない高校三年間。
こんな調子だったからか、今でも『750ライダー』を読むと自分には手に入れる事ができなかったものが宝石のようにつまっている。
本作はのめり込んだ、という割には完全に作品を読み切ったわけではなく、小学生で小遣いが少なかった所為もあり単行本は買い切れず、中学生の頃は安彦良和に憧れて画の傾向もそっちにいってしまい、自然と『750ライダー』から遠ざかってしまった。
なので作中でいきなり主人公の妹が出て来ていてその経緯が分からなくなって今まできた(笑)。
今回ebookjapanで本作を購入するにあたり、とりあえず自分が読んでないと思われる25巻あたりから購入し始めた。
そしたら31巻で委員長が主人公である光の母親が亡くなっているということを言っていて、かなりギョっとした(笑)。
そんな感じなので読んでてすごく楽しい。
内容は毎回ほとんど変らないというのに、ひどく惹かれる。
江口寿史あたりが本作のパロディーを笑いネタとして描いていたが、改めてこの『750ライダー』を読み始めたら無茶苦茶江口寿史にムカついた(笑)。
オメエはワンパターンさえできないくせに他人の作品をネタにすんじゃねーよ(笑)。
オイラからすると本作の画はまったく古びていないと思える。
上の画像でもここまでキッチリとバイクを描いた作家っているかね。
端正な描線ですごく上手い。
これから数日読み続けるのがたのしみである。


実は先々週から通勤鞄を代えた。
2011年08月19日のブログに新しい鞄を買ったとかいた。
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COLE HAANの48000円也(笑)。
一年半前に購入してやっと使い出したのは
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たぶん6年ぐらいは使っている筈の上の鞄が、ようやっと上の様にボロボロになったからだ(笑)。
如何に羞恥心の足りないオイラでも持ち歩くには結構ツライ感じのボロさになってきた(笑)。
たまに客前に行く事もあったのでこの機会に切り替えた。
貧乏性なのでここまでグッタリさせないとお役御免にできないんだな(笑)。
お疲れさまでした。


先週土曜日、母親の通院の送迎。


先週土曜日午後。
歯痛で、無理に予定外の治療をいつもの歯科医院にお願いする。
どうやら歯を食いしばっていた関係で、歯が浮いて噛み合わせが悪くなっていた模様。
虫歯ではないとの事。
歯に被せた金属を削ってもらったら、あっという間に痛みが消えた(笑)。
噛み合わせってすごく大事なのね。
さすが信頼出来る先生である(笑)。
今週も予定通りに治療してもらえるとのこと。


いまだに見る夢。
大学の授業をサボリ、出席日数は大丈夫か?テストの範囲は分かるのか?という不安にかられる夢をいまだに見る(笑)。


三国連太郎死去。
オイラが生まれる前からの芸歴を持つ俳優であるが、オイラが三国をちゃんと見たのは大学生の時。
『マルサの女2』で。
とにかくその頃のオイラは映画や俳優に慣れていなくて、三国連太郎と誰を比べていいやら分からず、とにかく三国のすごさだけは思い知った。
伊丹十三の映画で何作か出てたんだよね。
戒名無し、散骨。
オイラも三国にあやかって、最後はそうしたいな。
合掌。


『リンカーン』
ネタバレあります。
先週土曜日。
109シネマズ菖蒲。
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結果的に旬のネタになってしまったのか?
去年もリンカーンを伝奇モノのネタにした映画が公開され、今年は『ジャンゴ 繋がれざる者』が公開され、奴隷解放をテーマにしたものが続いている様な気がする。
このリンカーンの話というのはアメリカでは歴史的な事実として義務教育でならうぐらい常識的なことらしい。
翻ってオイラに至ってみれば、リンカーンがゲティスバーグで奴隷解放宣言をして黒人が解放された、というなんとも恥ずかしい無知っぷりで生きてきた(笑)。
小学生の頃、リンカーンの伝記も読んだ事ある筈なのにこの体たらくである(笑)。
本作はリンカーンと南北戦争とアメリカ合衆国憲法第13修正について、非常に分かり易く順序だてて描かれている。
なのでオイラのような人間も理解し易い。
リンカーンの奴隷解放宣言は南北戦争時の立法措置にすぎず、戦争終結時には放棄されるものでしかなかった。
そこでリンカーンは奴隷制に関するアメリカ合衆国憲法修正第13条を議会で可決させようとする。
が、南北戦争の長期化で奴隷制反対の立場をとってる筈の共和党内でも南部の民主党に対し奴隷制について譲歩する意見が出始める。
アメリカ合衆国憲法修正第13条が可決する前に戦争が終われば、奴隷制と奴隷解放が棚上げされ元の木阿弥になってしまう。
そこでリンカーンは議会工作の時間を工面する為に戦争終結を意図的に遅らせる。
南北戦争という内戦で国力である若者の命が削られていくなかでの苦渋の決断。
リンカーンは自分の信念である奴隷解放を実現する為に、自分の手を血で汚し続けていたようなものだ。
議会工作という民主党の議員の懐柔によって票がとりまとめられていく。
青臭く言えば、こういう問題は議員の良心によって賛成も反対も表明されるべきで、特定の議員に利益を誘導する餌を与えて自陣営に引き込むのはキタナい大人の世界だな、と思うところだ。
が、まさに政治というのは大人の世界なのだ。
議員一人一人の意見を尊重して賛成反対を問うのではない。
解答が合っていようが間違っていようが、ひとつの解答を是とするためにはどんな手段も厭わない戦いなのだ。
その辺りがシンプルな物語の中で明確に語られている。
なによりもリンカーン自体が、痩せぎすで、子供の理解を得られず、女房とも上手くいかず、回りくどいたとえ話で周りを辟易させる。
特別な人間ではない。
どこにでもいそうな弱々しい大人の男にしか見えない。
そんな男でも強く明確な意思があれば何かを実現出来る。
物語の骨子はそんなところかもしれない。
本作はスティーブン・スピルバーグにしてはかなり抑制の効いた映画になっていると思う。
冒頭の南北戦争。
雨の中で泥まみれの乱戦。
いまよりずっと若いスピルバーグならこの戦いをねちっこく描いた事だろう。
それは戦争アクションとしてのエンターテイメントの要素があるからに他ならない。
が、本作は冒頭の戦闘シーンもすぐに終わり、終盤は戦争が終わった死屍累々を見せるだけとなっている。
アクションがなく、ただ悲惨で非業な死をとげたズタズタになった遺体を描写していく。
アクションの官能性を抜きにして、この悲惨な光景と引き換えに得たものは、それと等価値なものなのかを観る側にもつきつけている。
スピルバーグがやっと成熟して大人になったのかな。
映像はヤヌス・カミンスキー。
彼の手腕はすばらしいのは当たり前だが、リンカーンに当る照明の設計が良い。
物語の多くはリンカーンに片側からのみの光をあて、コントラストの強い厳しい表情を作っていたが、物語の終盤、戦争終結後は顔の全てに光があたり、陰影が無く、穏やかな優しげな顔となっていた。
あざといライティングの演出だとは思いつつもなかなかいい。
主演のタニエル・デイ=ルイスの顔つきの立派さというのもあるだろうが。
最後のホロっとしたのはトミー・リー・ジョーンズの演じた共和党急進派のタデウス・スティーブンス。
この人の事をwikiで調べようとしたんだけど、日本語部分では見つけられなかった。
ブ男でカツラの男(笑)。
本作でその男がアメリカ合衆国憲法修正第13条の原本を家に持ち帰って妻に渡すシーンがある。
よく分からないが彼の妻は黒人なのかな?
カツラをとってwベッドに妻と一緒に入って、彼女にアメリカ合衆国憲法修正第13条を読ませるシーンにホロっとしたな。
本作、客があまりいなかったけど、面白かった。


今週は心療内科と歯のメンテナンス。
by 16mm | 2013-04-21 21:26 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)
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Commented by chata at 2013-04-22 00:22 x
Kindle・・・お悔やみ申し上げます・・・通勤バッグとともにw
戦場へでも行かない限りあんな壊れ方しないのでわ?w
前に買ってたバッグ、コールハーンだったんすね。
どっとはーんがコールハーーンを・・・w
ウチの嫁も、こないだアウトレットでコールハーンのバッグを購入しました。わてのクレカで。
ショルダーの金具がすぐぶっ壊れて交換となりました。さすがアウトレット!w
Commented by 16mm at 2013-04-22 08:42
■re:chataさん
どっとはーんがコールハーーンを・・・w
うはははは。
言われて気がついたw。
できすぎですなあw。
通勤バッグは結構ボロけてからも使い続けましたからね。
新しいバッグを買った頃からすでにボロボロでしたからw。
現在あんな有様になったことも仕方ないトコで。
奥さんにバッグを買ってあげる良い旦那をやってるんですね。
しっかし、コールハーーンって有名なんですね。
オイラが知らなかっただけなのだなw。


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