『図書館戦争』

先週土曜日、心療内科に。
一年振りに最初に担当した医師が戻って来て、再び診察を受ける事になった。
薬漬けでなんとか症状が治まっている。
今後は減薬の見極めになったいくのだろうが、すぐではないだろう。
軽いとは言え、死にたくなるほどの苦しみを味わった症状ではあるので、長く付きあうつもりの覚悟はできている。
ところで朝の眠さの原因が鼻炎の薬の所為だと思っていたら、飲んでいた心療内科の薬がことごとく眠気を催すモノであった(笑)。
アレ?
最初に聞いたときは眠気は催さないと言ってなかったか(笑)。


先週の水曜日、先週土曜日、歯のメンテナンス。
先々週から先週にかけて予定外の飛び込みの診察を受け付けてくれたので感謝に堪えない。
金属を被せていた歯が、内で腐って膿んじゃっていたそうで、麻酔をし、ガリガリ削り、神経を抜いてもらった。
「手首が痛ぇ」
と、オイラの口の中に手をつっこみながら呻く先生(笑)。
いったいオイラの口の中でどのような土木工事が行われているか知る由もないが、その間まったく痛みなしでおれたのは非常に楽チンだった。
毎度のことながら痛みについては相当に気を使う先生なので安心なのである。
土曜日は美形の歯科衛生士さんに歯石をとってもらう。
なかなか歯石をとられる側が気持ちいいということは無いらしいが、オイラの場合はかなりウットリ状態(笑)。
基本的にこの美形の衛生士さんが歯石取りが非常に上手いとおもっているのだが。
容赦なく爪を立てて背中をガリガリかかれる感じの気持ち良さ?(笑)。
マゾではない(笑)。
マゾは痛みを認識しつつそれを快楽に転嫁させてるわけだが、オイラの場合歯石取りで痛みはないからね(笑)。
治療後、先生とカメラの話。
ライカが欲しくなる。
が、家で値段を確認して、やっぱり諦める(笑)。


本日日曜日、岩盤浴とサウナ。
岩盤浴は毎回1時間やっているのだが、だいたい40分ぐらい結構熟睡してて、起きた頃に結構汗だくになっている感じ。
結構サラサラな汗の所為か、体の向きを限定せず、汗がやたらと耳穴にはいってくるのがイヤだ(笑)。
その後サウナに行ってストレッチを。


『実録! あるこーる白書』
c0022635_22405717.jpg
非常に面白い本である。
アルコール依存症についての基本的な啓蒙書として最適。
オイラにとっての二人の神が(オイラは唯一絶対神ではなく多神教派であるので"神"はいくらでも存在しているのであるw)語る、アルコール依存で見えた世界と、アルコール依存症者によって壊されかけた世界を見た体験談。
"アル中"という言葉が禁止用語扱いであると初めて知った。
"アルコール依存症"と言わなくてはならないらしい。
この言い方の訂正はこの本を読むと割と納得出来る。
とにかくオイラも人の事は言えないが、アルコール依存症についての世間の認識が無さ過ぎる。
いまだにアルコール依存症は本人の意思の弱さだと思っている人が多数なのだろうね。
本書の中で分かり易かったのは、アルコール依存症になるプロセスは花粉症を発症するのと同じというところ。
花粉症も簡単に言えば、体内に持っている花粉症を受け止める器が何年も症状を溜め込む。
器がいっぱいになった時点で花粉症の症状をその器が受け止めきれなくなり、症状がダダ漏れとなって続いていく。
アルコール依存もそういうことらしく、体内のアルコールを受け止める器がいっぱいになったときから、その人にとってアルコールは覚せい剤と同じになる。
なのでアルコール依存症を克服しつつある人に面白がって酒を飲まそうというのは言語道断。
飲まそうとしてる奴は人殺しと同じ罪だと思うべきなのだ。
とにかく面白くて為になるというベタな本(笑)。
高須クリニックのあの先生が実に良い人だということも分かる。
この手の問題に興味のある人にはお勧めである。
c0022635_15374756.jpg
ネ申ィィィィィッィw。


『750ライダー』
ebookjapan版で50巻まで読了。
電子書籍としてはまだよんでいない20巻以下もそのうち読む事になるだろう。
もっとも30年前に単行本を買って15〜16巻ぐらいまでは読んでいたのですぐには読まなくても良い。
この本の感想については別にかこうと思う。
一言で言えば非常に清々しい本当にこのマンガを読んでいられて良かったと思えるものだった。
で、これも30年以上前に立ち読みをして若干知ってもいた石井いさみの作品。
c0022635_23163152.jpg
作者の石井いさみがアレなヒトかどうかは置いておく。
オイラとしては単に仕事としてやったのだと思っておくし思いたい。
取りあえず1巻を購入して読む。
なかなかうんざりさせられる内容。
今後読み進めるうちにあの醜悪な顔のあの方も石井いさみの手によって美形に描かれるんだろうな(笑)。
あ。
これを買うという事はあの団体にも印税が入るってことだよな(笑)。
敵に塩を送ってどうするオレ(笑)。


『図書館戦争』
ネタバレあります。
先週土曜日。
109シネマズ菖蒲。
原作は読んだ事はないが、プロダクションI.G制作のアニメは観た事があって、それはなかなか面白かった。
で、今回は実写。
『修羅雪姫』の佐藤信介が監督で、岡田准一が主演。
否が応にもテンションがあがる布陣である。
が、本作を観て、アニメーション版ではあまり気にならなかった部分がやたらと気になってしまい、結果的にアニメーションと実写では媒体として決定的な違いがあるという事を再認識させられた。
アニメーションはその存在が始めから絵空事であるという前提ではじまる。
絵空事故になんでもアリではあるのだが、あまりにも突飛なものは観る側の感情移入を拒否することとなる。
なので"ちゃんとした"アニメーションは必ずその作品における"リアリティー・ライン"を設定して、それ以上の嘘はつかない様に物語を構築するものだ。
例えば『未来少年コナン』において、コナンがとてつもない速さで走り、高い塔から落ちても脚をビリビリさせるだけでw怪我をしないというあり得ない世界観を構築しておいても、ピストルの弾丸には勝てないだろうなという一線を厳守するとかね。
90%を嘘で作っても残りの10%は自分たちのいる現実の世界とのリンクを意識させなければその作品への没入や感情移入ができないものなのだ。
「ここに乙女がいま〜す」
この台詞、アニメーション版の『図書館戦争』でもあった台詞であるが、本作である実写版でもその台詞があった。
台詞としてはなかなか面白いと思うので使いたいという気持ちは理解できるが、実写版では客の大勢いる昼間のレストランで存在感バッチリの栗山千明がこの台詞を大声で言う。
せめて彼女らの官舎の食堂かなにかで言った台詞なら納得もできようが、周りはどう考えても彼女らとは無関係の一般客である。
オイラなら突然そんな事を大声で喚くような奴には問答無用でお手拭きを投げつけてるだろうね(笑)。
本作のテーマはラブロマンスの要素はありつつも、実際は表現の自由というものが直接的なテーマになった重い物語である筈なのだ。
表現の自由を背景にし、同じ国の人間同士が意見を異にし、武装して戦う。
これって物語上はヤクザと警察、或はヤクザ同士の抗争のような訂にしているが、どう考えても内戦状態なのではないか?
特殊車両に乗り、ハンドガンやサブマシンガンを携行しボディアーマーで身をかため、顔は埃にまみれ、コンクリートの柱を弾丸が削っていくような描写は如何にアニメーションで丹念に描いていても、実写のリアリティにはかなわない。
だから当然同じ原作であっても、場合によってはリアリティラインが異なる事もあるのだ。
このようにガチな実写の世界観のなかで、本作のシチュエーションのような場で
「ここに乙女がいま〜す」
などという台詞はあり得ない。
全体的に脚本と演出がちぐはぐすぎる。
ラブロマンスというかラブコメディの要素が多いと思われる脚本を尊重するなら演出がリアルすぎ。
また、テーマの重さを重視するなら脚本が浅すぎる。
『図書館戦争』という物語がファンタジーであったとしても、実写映画として成立させるのならたとえ原作にない要素であっても取り入れなければならないものがあったのだ。
良化特務機関と図書隊。
この敵対する二つの組織。
いったいこの組織を維持運営する資金はどこから出てるわけ?
良化特務機関はウラで国の中枢の繋がっているかもしれんので資金はそっからでてるかもしれんが、図書隊はどこからだ?
この世界観の警察や自衛隊がどんな装備をしてるか知らんが、このヤクザの出入りのような良化特務機関と図書隊の抗争を仲裁できるほどの武力を警察や自衛隊はもっていないのか?
警察や自衛隊が介入出来ないほどの武力というのは過剰装備にあたらないのか?
更に後半のクライマックスで図書隊にはヘリがあったが良化特務機関はヘリがないのか?
そのどちらにも所謂"鎌倉の老人"みたいな存在がいて、金に苦労していないのか?
オイラにとっても非常に関心のある"表現の自由"というテーマ。
本作では一方的に良化特務機関を悪者にしているわけだが、取りあえず根本は自由すぎる表現の悪影響というものの懸念する、オイラからすると心配性で無知な人間の集まりだ。
彼等の言い分だって三分の理ぐらいはあろう。
その辺りを完全にシカトするのはどうなのよ。
と、まあオイラが言ってるプロットを全部入れ込めようとしたら本作の実写映画化自体が成立しなかったろうがね。
表現の自由。
専守防衛。
etc...
本作は現実を写した寓話としての側面がある以上、その土台であるリアリティの構築を徹底すべきであった。
そうすればフィクションの物語が現実の今の日本に強烈に突きつける何かが生まれ、カルトな作品になっていたかもしれない。
もったいない事だ。
......
感想の大部分を本作に対するディスにしてしまったが(笑)、まったく面白くないわけではない。
エンターティメントの枠で観れば面白かったとは言える。
特に岡田准一の体術はすごい。
若干フィルムのスピードを上げてる感じもするのだがw、それでも無茶苦茶身体が動いて見ていて気持ちよい。
たぶんBlu-rayは買わんだらろうなw。
佐藤監督の次回作には期待する。
by 16mm | 2013-04-29 17:04 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Comments(2)
Commented by chata at 2013-05-04 07:53 x
吾妻さんてこんな顔してたんすねぇ。
サイバラさんも肌が綺麗だといつもおもいます
高須先生のイケメンっぷりが知りたい。さすがミケランジェロの施術をしたお方w
石井さんの劇画も怖いもの観たさでのぞいてみたいスw
Commented by 16mm at 2013-05-04 13:13
■re:chataさん
>吾妻
若い時の写真を見た事がありますが、これがまた全然違う割とイケメンな感じでした(笑)。
サイバラもアルコール依存でこんな顔になったのか。
依存症ってコワイ。
みたいな事いってました(笑)。

>カっちゃん
「全ての患者には希望しかあたえてはいけない」
というのが彼の言葉ですが、その為の医者の精神力と努力というのは並大抵ではないだろうなと思いました。

>劇画
もうオイラは2巻で挫折w。
<山本伸一>さんが出てくる前に挫折して良かったとしておきます(笑)。
『750ライダー』は良いのになあ(笑)。


<< 『図書館戦争 革命のつばさ』『... 『リンカーン』 >>