『図書館戦争 革命のつばさ』『アイアンマン3』

本日でGWはオシマイ。
有給を使用して10連休(笑)。
長い休みであったが、まるで生産的な事をしなかったのはいつもの通りである(笑)。


それでも本日、ブーツ2足と革コートのメンテをしたからね(笑)。
後は時計の修理の保険の書類書き。


昨日日曜日、岩盤浴とサウナ。
ストレッチ。
後は普段から意識的に深呼吸をして体幹を鍛える様にしている。


ebookjapanで『750ライダー』全巻購入全巻読破。
感想は後日。


ebookjapanで『劇画 人間革命』。
2巻まで購入。
宗教に関しては概ね相対化して考える様になっている所為か、まったくノれない。
いくら『750ライダー』の石井いさみが描いていると言ってもダメなものはダメ。
自分の信じている宗教以外は邪教だのと切り捨てる感じに辟易する。
これ以上は読めないので2巻で挫折(笑)。


ebookjapanで『はだしのゲン』11〜14巻まで購入。
10巻までの内容は単行本も持っていて知っていた。
それ以降は立ち読みでなんとなく読んでいた程度。
今回ちゃんと最後まで読む。
ご多分に漏れず、というか、オイラも一時期本作を被爆した被害者達の一方的な被害者意識を警戒したりもした。
が、改めて読むと本作の要点は反戦や反原水爆的などではなく、あの時代に生きた人間による時代史とも言うべきものなのかもしれない。
後年に植え付けられた後知恵的な歴史的事実で正確に歴史を描くのではなく、あくまでも当時に生きた人間の思いをそのまま描いた作品だと思うのだ。
時代史、市民史、呼び方はなんでもいい。
その時代の人間の眼に世界や社会はどう映り、どう思い、どう動いたか。
情念に対して忠実に描いた作者の執念の作品。
結果的には反戦、反原水爆の良書と言われたが、それでも大枠において政治的に利用される事がなかったのは本作が情念で描かれていたからだ。
情念は科学ではないからね。
政治に持ち出しにくかったんだろうな。
版元がコロコロと変った事からも伺える。
ただ情念が科学より劣るなどということがないのは、本作が今でもロングセラーの作品として生きていることからも分かるだろう。


ebookjapanで『池脇千鶴 【シノヤマネットSBOOK】』
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池脇千鶴的な御顔立ちが好みだという事は否定せんが(笑)、この手の写真集は電子で見た方がいいかな、となんとなく思っている。
紙で印刷したものの方が良いという幻想はオイラにはない。
強いて言えばオリジナル・プリントだったら"物"として所有したいとは思うが、撮影がデジカメだったり、印画紙へのプリントもデジタル化されている昨今、だったらRGBのモニターで見る方が利点が多いような気がする。
篠山紀信が撮影したというのもポイントではあるけどね。


ebookjapanで『ワイルド7』24巻、25巻、48巻購入。
たま〜に読みたくなる。
銃器や弾種など、今読むと割と当たり前に知っていたりするわけだが、本作を描いた当時に良くもまあという感じ。
荒唐無稽でありながらハズしてはいけないリアリティーは絶対にハズしてない。
オイラは本作でショットガンで撃たれるとどうなるかというのを知ったからね。
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人体に無数に穴があきつつ吹き飛ばされる。
カッコよさと怖さを同時に体験できた漫画であった。


ebookjapanで『りさちゃん大集合!!』購入。
伊藤理佐本人がキャラクターになっていない作品の寄せ集め。
この人の作品を読むと、好感の持てる下品さというのがあるのだなと痛感する。
これは才能だよなあ。


Kindle版で『ハチの子リサちゃん』購入。
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電子書籍で伊藤理佐を見つけると衝動的に買ってしまう(笑)。
買ってバズレがない。
信頼出来るオンナのヤローである(笑)。


Kindle版で『はるか17』の4巻と5巻のみ購入。
掲載誌で中盤から最後までを読んでいた。
最近漫画喫茶で1〜3巻までを読んで続けて再読するのに購入。
つまらなくはないのだが、なんとなくどうでもよくなって(笑)、後続の購入を中止。


電子書籍の購入に歯止めがきかない(笑)。
現金で払ってるわけではないというのが今更ながら金銭感覚を麻痺させるね(笑)。
これで紙の本と同時リリースが本格化したらもっとエラいことになりそう(笑)。
ちなみにダウンロードはKindleよりもebookjapanの方が速い。
データの圧縮率の問題かしらん?


GW中に放映中の『ガリレオ』をまとめて視聴。
やはり面白いな。
視聴率もかなり良いようだ。
何がウケてるんだろう?
人智を越えたような事象を、科学という迷信であざやかに解き明かす面白さというところか。
本シリーズのバディーは柴咲コウから吉高由里子にチェンジされた。
最初はイマイチ馴染めなかった吉高も3回見たら上手い具合にハマって見えてきた。
それからエンディングのヴィジュアルは前作に引き続いてすばらしいデキである。
今回録画してるのは『ガリレオ』と『みんな!エスパーだよ!』のみ。
『みんな!エスパーだよ!』はまだ観てないが、スタッフとキャストの布陣からつまらないわけがない(笑)。


ダラダラとしていたと言ったGW。
そうは言いつつ、実は撮影を2回行った。
ひとつはいつものスタジオで安心なモデルさんを使用しての撮影。
これはいつも通りなのでまったく問題はなかった。
が!!
更にもうひとつの別の撮影は大失敗(笑)
久々にどうしてもヌードが撮りたくなったわけ(笑)。
で、ネットの掲示板で女性モデルの「カメラマン募集」なる書き込みに応募した。
この手のものは以前からあるのは知っていたが、かな〜り怪しいもんだと思っていた。
ドレもコレも怪しい書き込みの中、他の書き込みよりちょっとだけ異様に怪しくなさそうなw書き込みを見つける。
顔にモザイクが入っているもほぼ全身の写真。
<32歳、会社員、ヌード可>と書き込んでいた。
身長体重BWHを具体的な数値で書いてないものの全身の画像を見ればスレンダーである事には間違いなさそうだ。
で、オイラはその女性にこちらの条件をメール。
「3時間3万円で御願いします」
モデルの女性からかなり丁寧な返信がきて好感触。
撮影もこちらの条件を100%受け入れてオッケーをもらった。
撮影当日。
待ち合わせ場所でオイラのiPhoneに電話しながら近づいてきた女性。
「むう、画像よりちょっとポッチャリ?いや、あの画像は着痩せして見えただけかも?つーかこの女性、自分の書き込みにスレンダーだとかやせ形とか書いてない。オイラが画像を見て勝手にスレンダーだと思い込んだだけだったよ」
まあそれでもポッチャリならオイラも好きなのでいいかな、と、丁寧に挨拶をして撮影場所のホテルへ向かう。
一緒に歩きながら話しかけるも会話のキャッチボールができない。
チラリチラリとお顔を見る。
顔に漆喰のようなコーティングがされている(笑)。
「こ、これは、化粧......なのか...」
そしてこれまでの人生、幸薄かったのであろうか.....皺が32歳のそれではない(笑)。
「本当は...何歳なんだああああ」
逃げ出したい衝動にかられながら
「いやまて、顔の皺などライティングでとばすなり、Photoshopでレタッチすればすむことだ、まだ大丈夫」
自分に「大丈夫」と言い聞かせつつ、何が大丈夫なのか頭がグルグルしてるうちに撮影場所のホテルに。
天窓付きのなかなかのホテルで、なかなか値段も高い(笑)。
部屋に入り、調光の具合を確かめつついると
「最初におカネいただけますか」
オイオイ。最初の会話がギャラの話か(笑)。
と思いつつも3時間3万円を先払いする。
「シャワーあびてきまーす」
そのままシャワールームに消えるモデル。
オイラは三脚をセットし、ストロボを配置し、露出を決め、アングルを探る。
で、すぐにモデルがシャワールームから出てきた。
ホテルのガウンを着たまま。
取りあえずオイラは持参したサングラスをかけてもらう事にする。
ソファーに座ってもらってシャッターを切り始める。
......
延々とシャッターを切る。
モデル、まったく微動だにしない。
「まあ素人だからシャッターに合わせてポーズを変えるのは無理か」
視線の先、手の位置、脚を組むetc...
なんとなく言われた通りにはするのだが、どうもピンとこない。
ポーズをとってもらえないかとお願いしてみると、
「ポーズですか?」
と驚かれる(笑)。
この瞬間、この撮影は大失敗だと確信した(笑)。
素人でも一応モデルなんだからポーズを自分がとらなくちゃいけないという事に驚くなよ(笑)。
こちらの指定するポーズの反応が悪いくせに、ポーズをとってくれと言うと「ポーズをとるのか?」と驚かれる始末(笑)。
この女、まったくやる気ねーや。
カネを前払いするとこんなにもいい加減になるのか(笑)。
取りあえずヌードにしちゃえ。
諦めきれずヌードになってくれとお願いすると、まあどんよりとした感じで脱ぎ始め、ソファーにまったく緊張感なくダラっと座る。
......
あんまり言いたくないが、この全裸の姿も30代じゃねーよな(笑)。
全身がたるみ切ってる(笑)。
いや、弛んでても緊張感をもってポーズをとれば造形的な豊かさは表現されるわけだけど、モデル本人にやる気がまったくなければどうにもならない。
時計を見る。
撮影が始まって20分ぐらい。
先払いの3万円と残り時間を計算しつつ虚ろにシャッターを切る。
ホテルの代金にホテルに着いた時におごったジュース代。
だんだんオイラも考えがセコくなっていくがw、この女に費やした全てが惜しくなってきた。
先渡しの3万円は戻って来ない。
これから2時間30分、たとえ1000コマ撮っても絶対に気に入った画像は手に出来ない。
「撮影、終了します」
開始から25分で宣言する。
取りあえず最低限時間の無駄だけは阻止した(笑)。
モデルの女が
「終わりですか?時間、まだあるようですけど」
「いいんです」
三脚をたたみながら応えるオイラ。
「私になにか問題が......」
「いいんです」
撮影データを全部フォーマットして消去しながら応えるオイラ。
モデルはまた着替え中だったが、オイラは先にホテルを出た。
ホテル代は先払いしているので問題ない。
全部で43400円。
はい、ドブに捨てました(笑)。
45歳。
今月46歳の中年ですが、この歳で良い社会勉強をさせてもらいました(笑)。


『図書館戦争 革命のつばさ』
wowowで視聴。
確信した。
『図書館戦争』は実写映画版よりもアニメ版の方が面白い。
つーか、実写映画版はアニメ版の足下にも及ばない。
同じ原作小説からの映像化にも関わらず、オイラが実写映画版で物足りないと感じていた要素をアニメ版は的確にインサートしていた。
しかもアニメ版は105分。
実写映画版は128分。
アニメ版の方が約20分短い。
この物語る手際の良さ。
『図書館戦争』はTVアニメ版と本作である『図書館戦争 革命のつばさ』を見れば十分だ。
実写映画版はいらね(笑)。
この『図書館戦争 革命のつばさ』と実写映画版での大きな違いのひとつは敵役としてのメディア良化隊の扱いである。
実写映画版ではメディア良化隊は『スターウォーズ』の帝国軍のごとく問答無用の悪役としか描かれていない。
メディア良化隊の人間は全て群体として同じ方向を見ていて個人の意志を感じさせない、というか、群体のなかで個人の意志なるものがあるという事を脚本家と監督が描こうとする意思を感じない。
それに引き換えアニメ版『図書館戦争 革命のつばさ』でのメディア良化隊は群体として動いていても個人があり、その一人一人とは分かりあえる可能性というものを描いている。
これを描くか描かないかでは印象がまったく違う。
実写映画版では勧善懲悪を大枠とした単純な物語になるが、『図書館戦争 革命のつばさ』は戦っている相手が自分と同じ人間であるということを深く意識させる。
それでいて、堂上と笠原の恋愛の要素も、時にユーモアを交えつつ描いている。
もう圧倒的にアニメ版の方がレベルは上だね。
TV版もう一度観たくなったな。
Production I.Gが制作してるだけあって、作画はブレなく高水準を保っていた。
Blu-ray買っちゃおうかな。


『アイアンマン3』
ネタバレあります。
今週日曜日。
109シネマズ菖蒲。
IMAXの3D版もあったが、2D版で鑑賞。
クライマックスの夜間の空中戦のアクションがいい。
トニー・スタークがアイアンマン・スーツの力ではなく、己の知恵と体術で状況を乗り切っていく様が描けたのはこれまでのシリーズがあったればこそ。
更に不眠症とパニック障害に苛まれるトニー・スタークという、アイアンマンの"なかの人"を描くという意味では成功していると思う。
フェイクの敵役についても新しい基軸であると思う。
副大統領と娘のエピソードはもうちょい掘り下げてほしかった。
副大統領の自身のエピソードも含めてね。
あとは事前のヴィジュアルで楽しみにしていた
『図書館戦争 革命のつばさ』『アイアンマン3』_c0022635_236667.jpg
Mark 17をもっと見せてほしかったなあ。
デザイン気にいってるので(笑)。


今週はヘアカット。
by 16mm | 2013-05-06 23:07 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)
Commented by chata at 2013-05-07 08:52 x
これは酷すぎる。災難でしたね。
ギャラを払う前に断れると良かったんでしょうけど、自分でもそんな勇気ないと思います( ;´Д`)

アイアンマン3観ますた。こっからアベンジャー2期に突入とのことで、ソーと米国大将の続編も楽しみです。ペッパーの強さが際立った3でしたw
Commented by 16mm at 2013-05-07 23:03
■re:chataさん
アマチュアの悲しさですねえw。どんな相手でもノせて上手く撮れて一人前だと思う様にしています。
いつでもどこでも誰とでも、どんな挑戦でも受ける、という覚悟はあったのですが敗退(笑)。

>アイアンマン3
飛行機から吸い出された人間を誰一人死なせない。
んなことありえないだろうけど、あのシーンは結構アがりました(笑)。
ほんとスタークさんがヨレヨレのなか、ペッパー強かったっすね。


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