『009 RE:CYBORG』

先週、オイラのクレジット・カードの番号が不正に使用されている形跡がある、と、クレジット・カード会社のセキュリティ部門から電話を頂いた。
平日の昼間、12時ぐらいにとあるサイトにオイラのカード番号が入力されたとのこと。
なんでカード会社のセキュリティ部門が動いたかと言うと、ほぼ同じ時間にオイラ以外の人達のカード番号もその"とあるサイト"への入力が多数あり、尚かつその多くが身に覚えのない入力であったという。
その"とあるサイト"とは一応名前は伏せるが、まぁオイラを知ってる人ならオイラがそこに入力してもおかしくないな的な(笑)エロなサイト(笑)。
まぁ、それは確かにそうかもしれんがw平日の昼間なんて会社にいる時間だ(笑)。
しかも会社でのインターネットの接続はログをとられているので、そんなアーた(笑)、自分の性癖が会社にバレるような呑気な失態を、いくら粗忽なオイラでもようヤランわ(笑)。
しかもカード番号を入れるとかさ(笑)。
取りあえず、現状のカードは無効にしてもらい一時的にカードの利用が出来なくなった。
いや〜、不便だねえ(笑)
ガソリンも何年か振りに現金払い(笑)。
今後、AmazonやらAdobeやらへのカード払いの設定も変更しなくしゃならんし、面倒くさいことこの上ない(笑)。
カード番号がどこから漏れたかというのは、カード会社的には調査中とのことだが、オイラ的にはAmazonやらなにやら以外にもなんども怪しげなサイトにカード番号を入力していたので、どこから漏れたのかは特定できん(笑)。
はい、すいません。
エロ的なサイトにカード番号入力してました(笑)。
しかしね、それは今にはじまったこっちゃないので、そんな怪しげなサイトでも漏洩はないのだなと呑気にエロい事をしていたわけよ(笑)。
まあ今回はカード番号の入力だけで、オイラのカネが使われた形跡はないとのこと。
いやはや。
エロは...ぢゃなくw、カード社会ってコワいわねえ(笑)。


先週土曜日、心療内科に。
面談で午前中の眠気の話をしていたら、朝食後に服用する薬が原因かもしれないとのこと。
この薬、人によって副作用が眠気に来るか、それともギンギンな覚醒方向に来るか両極端になるとのこと。
オイラはギンギンじゃない方に来た(笑)。
一日一回のこの薬は、実際は一日のどの時間に服用してもいいとの事。
なので夕食後の服用に切り替えた。
これでひと月様子を見る事にする。


先週土曜日、歯のメンテナンス。
『009 RE:CYBORG』_c0022635_18373460.jpg
先生とオイラ、Leicaのティザー告知を見て色めき立つ(笑)。
『009 RE:CYBORG』_c0022635_18364320.jpg
いったい、「MINI M」とはなんなのだ(笑)。
真面目に後片付けをしている歯科衛生士さん達の冷たい視線をものともせず、興奮してゲラゲラ笑うボンクラ二人(笑)。
現行の「Leica M」と「X2」の間を埋めるとすれば、レンズ交換式のミラーレスの、フルサイズ(希望w)の機体になるのではないかと先生と期待して盛り上がる(笑)。
ソニーが出さないなら、こっちが欲しいな(笑)。
情報公開は6月11日。
楽しみである。


本日日曜日、岩盤浴とサウナ。
ストレッチ。
最近、コワくて体重計ってないw。
100kgにはなってませんように(笑)。


『女いっぴき猫ふたり』
『009 RE:CYBORG』_c0022635_18492758.jpg
ebookjapanで購入。
伊藤理佐の漫画ってどうにも中毒性があるな(笑)。
なんか繰り返し読んでケタケタ笑ってしまう。
ギャグはだいたい他人を笑う事から始まる。
が、多くの優れたギャグの作家がそうであるように、伊藤も他人を笑う以上に自分が笑ってる相手と同列かそれ以上のイタイ事を自分がしてるという事でオチをつける。
それがセンスだ。
別に笑いの対象となっている他人や自分のイタイ話が事実である必要は無い。
作家に求められるのは、あたかも事実であるようなリアリティであり、読者が「こんなこと自分にもあったな」という共感を得られるような創作力である。
だからセンスだ。
「この都会ッ子めえ」
「サツキが一発でしとめました♡」
とか、何気ない言葉の選び方もいい。
いいというのは、普段オイラが自分でも使ってみたい言葉だということだ。
すげえヤツだよ伊藤理佐。


『APPLESEED 13』
『009 RE:CYBORG』_c0022635_19291964.jpg
最終巻である第三巻。
久しぶりにちゃんと本屋で紙の単行本を購入(笑)。
いやもう圧倒的な画力の前になすすべもなく打ちのめされました(笑)。
『009 RE:CYBORG』_c0022635_19435757.jpg
このツラがまえの見事さw。
シビレますなあ。
本巻の最後にメイキングが載っていて非常に興味深かった。
作者の宮川輝はツケペンではなくゲルインキボールペンを使用との事。
そうか。
オイラもこのボールペンを使えばこのような画が描けると(笑)
宮川輝、こんな画を描きながら
「画を描くのは好きではない」
とか
「画が上手くない」
とか言い垂れて無償に腹が立つ(笑)。
オノレの100分の1でもオイラにくれや、才能とセンスを(泣)。
宮川、オイラとほぼ同世代だと知って更にムカつく(笑)。
今後は新たな新連載もそうだが、短編集も是非にだしていただきたい。


『安彦良和アニメーション原画集「機動戦士ガンダム」』
『009 RE:CYBORG』_c0022635_21195155.jpg
今週発売だ(笑)。
待ちかねたぞw。


『009 RE:CYBORG』
Blu-rayを購入して視聴。
感想としては初見とほぼ同じ。
で、本編のラストについては"『009 RE:CYBORG』公開記念 神山健治監督 特別インタビュー"を読んで納得できた。
このインタビューを読んでやっとこ合点がいった。
監督のインタビューを読まなければラストを納得できなかったのはオイラの理解力のなさかなと思い愕然とする(笑)。
しかしね(笑)、『攻殻機動隊』の少佐のようなサイボーグならともかく、人間の脳みそがどれほど残ってるのか怪しいぐらいのゼロゼロナンバーが臨死体験をしたというオチがオイラの中では当初まったく思いつかなかったという事もあるんだが(笑)。
それこそ「アンドロイドは電気羊の夢を見るのか?」ってなもんだ(笑)。
で、本作を初見で解釈できなかったオイラの負けは受け入れる(笑)。
劇場での初見から今回の再見まで、ずっと考えていた事がある。
押井守の件である。
どうして押井は神山の脚本を受け入れなかったのだろうか?
それをずっと考えていた。
答えは非常に単純だ。
終わりなき高校生活も、象徴としての少女も、犬との生活も、アメリカからのミサイル攻撃(これは『パト2』でやった)も、モチーフとしての旧約聖書も。
『009 RE:CYBORG』_c0022635_20353920.jpg
そして、天使の化石も、今の押井にとってはすでに昇華し終えたテーマだったからだ。
神山やオイラのようなちょっと気合いの入った押井ファンにしてみれば、押井の発明した"天使の化石"を押井の手によって観て見たいという気持ちがあったのは否めない。
押井がこのモチーフを望んでいないわけがない、と。
しかし、現実の押井は我々の妄想の内にはすでにいなかったのだ。
ところで、
『009 RE:CYBORG』_c0022635_20511356.jpg
↑は009こと島村ジョーの脳内彼女のトモエちゃん。
で、
『009 RE:CYBORG』_c0022635_20552910.jpg
↑は、オイラは未見だが『東京小説 乙桜学園祭 立体東京 3D-TOKYO』という映画に出ていた少女。
名を、押井友絵という。
作家である乙一の嫁で映画のライターをやっている。
押井友絵、つまり押井守の一人娘だ。
押井の最初の結婚の時の娘。
離婚してからはなかなか会う機会を持てず、誕生日やクリスマスのプレゼントを通じてしか繋がりを保てなかったらしい。
この辺りの事情を押井が語ったのは割と最近で『スカイ・クロラ』の制作時である。
その制作の前あたりで娘がライターとして押井の前に現れたと語っていた。
それからは定期的に会う様になったとも言う。
押井がそれまで繰り返し形を変えて語ってきた"永遠の少女"や"天使の化石"なるモチーフは、すべて娘への想いを形にしたものだったのだろう。
押井のなかで"永遠の少女"だと思っていた娘は成人して自分の前に現れ。
そして天使のような娘は自分の過去のなかの化石ではなく、実体として自分の前にいる。
実物の恐竜が目の前にいたら、その化石になんの意味があるだろうか。
押井はそれまで自分で持っていたすべての<オイラのような愛憎半ばしたファンが押井成分であると思っていた>モチーフに興味を無くしたのは当然だったろう。
むしろ、能天気に押井ならこのモチーフだと信じていたオイラ達は完全に遅れをとったのだ。
いみじくも押井はどこかで本作のトモエちゃんと自分の娘が似ているという様な事を言っていたが、もう本当に見当違いな押しつけをオイラを含め製作者達は押井にしていたのかもしれない。
天使の化石を出せば押井は喜ぶだろう。
娘と同じ名前の似たキャラを出せば、押井はもっと喜ぶだろう。
すべてが我々の見当違いだった。
オイラとしては押井のコピーを自任している神山監督は本作において立派に仕事をやり遂げたと思う。
我々が見たいと思っていた押井のモチーフの映像化を完璧にこなしたという意味でも、神山監督の力量に異論は無い。
そういう意味では神山監督の次回作には期待をしている。
もっとも神山監督にしても『東のエデン』のような作品を手がけているのでずっと押井のコピーであったとは思っていないけどね。


今週末は母親の通院の送迎。
by 16mm | 2013-05-26 21:27 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback(1) | Comments(2)
Tracked from うつ病治療法 at 2013-05-27 23:07
タイトル : うつ病 症状・チェック
うつ病は、心が風邪を引いた状態です。 決して特別ではなく、心が弱ったときは誰でもかかる可能性があります。 うつ病は治療を受ければ治る病気なので、正しい知識をもつことが大切になります。... more
Commented by chata at 2013-06-23 22:55 x
カードのトラブルは今のトコないですが気をつけますw
林檎種は全3巻なんですね。コミックレンタルにあれば見たいところです。
トモエチャンかわいいす。
Commented by 16mm at 2013-06-24 08:34
■re:chataさん
お忙しい中、コメントありがとうございます。

今回のカードトラブルは事なきをえましたが、まさか自分の身にふりかかるとは思ってませんでしたから、ちょっとショックでしたw。

『林檎種』はオリジナル版よりも好きになりそうw。

トモエちゃん、オイラも好きですw


<< 『グランド・マスター』 映画も漫画も見なかった一週間(笑)。 >>