『パシフィック・リム 』

先週金曜日、会社の残業調整のために有給で休む。
岩盤浴、薬湯に入りにいく。
暑いはだるいはで、ストレッチをさぼる(笑)。


先週土曜日、母親の通院の送迎。


とにかく、冷房のないオイラの部屋は痩せちゃうほど暑い(笑)。
なのでこれを下書きしている現在(このブログ、信じられないかもしれんが一応下書きも推敲もしているのであるw)漫画喫茶のパソコンを使っている。
本当は普通の図書館でやろうと思ったのだが、受験勉強や夏休みの宿題だとかで学生が占拠していて入れないし、駐車場もいっぱいだw。


自宅の近くにある某有名書店。
結構でかくて品揃えもいいように見えて、どうにもピンポイントでオイラがほしい本が置いてない。
学生時代、池袋近くにある椎名町で4年間暮らしていいた。
その椎名町駅の近くにある書店は小さいながらも信じられないぐらいほしい本が置いてあった。
漫画の量は少なめだったけど、その他の専門書を買うのに非常に重宝したっけ。
書店は大きければ良いわけじゃないな。
その書店のもつ思想みたいなものに合うか合わないかだと思う。
件の椎名町の書店はいまはもうないようだけど。


『プリンストンテクノロジー adonit Bluetooth 4.0搭載筆圧対応スタイラスペン Jot Touch 4 (レッド) JOTT4-RD』
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以前買おうと思っていた
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enchantMOONを諸事情によりw予約をキャンセルした。
で、改めてiPad上でお絵描きをするウェポンを物色して、このメタルで赤いスタイラスペンに行き当たる。
ペンを持ってお絵描きすると、たいてい掌が画面についてしまう。
すると、ペンと掌が干渉して線がうまく描けなかったりしていた。
スタイラスペンでもそれはかわらないのだが、今更だがそれを掌の下に厚手の布をひく事で解消できた(笑)。
いままで悩んでてenchantMOONを買おうと思っていた事が、こんなことで今更解決できるとは(笑)。
で、件のスタイラスペンだが、筆圧にも対応してそれなりに描ける感じ。
現状であれば、このペンにオイラが慣れる様になればいいなと感じる。


『半藤一利と宮崎駿の 腰ぬけ愛国談義』
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Amazonで購入。
半藤一利の本は以前『清張さんと司馬さん』を読んだぐらい。
この半藤と宮崎駿の対談がすこぶる面白い。
「腰抜け」も「愛国」もイメージ的に宮崎からほど遠いタイトルなのが皮肉が利いてていい。
本書、まだ読んでる途中なんだけど、半藤が「攻撃こそ最大の防御」は自衛という名の侵略主義に結びつくという言葉に溜飲がさがった。
日本という国がいかに防衛しづらいかというのを宮崎も半藤も語っている。
本書の"日本は脇役でいい"という章でのやりとりなのだが、最終的には宮崎が司馬遼太郎の「日本はお座敷の隅の、ちょっとトイレの臭う、でも風通しのいいところに座っていれたらいい」という言葉を引用し、半藤が「床の間つきのお座敷の上座に座ろうとがんばらない方がいい」と結論づけているのだが、それにオイラはものすごく勇気づけられたよ。
このくだりを読めただけでも価値があった。
威勢のいいことを前面に出して他国を見下すぐらいなら、オイラも腰抜けの日本国民で十分だ(笑)。


『文・堺雅人』
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読了。
なにも知らずに2巻目から読んでしまった堺雅人エッセイ。
結果的にすごく楽しめて、続巻が出たらまた読んでみたいと思わせるものであった。
文体はものすごく平易なのに、一章読み終わると自分が利口になったような(笑)、そんな勘違いをさせてくれる(笑)。
堺が並外れた読書家であるのはTVのドキュメントを観て知っていたが、本当に気軽な感じで演技関係の本から古典文学や歴史の本を読んだ感想をサラリとかいている。
このエッセイでも自嘲気味に自分の考えや感想を妄想と表現しているが、堺の場合、その妄想をなんとか形にしよう、ロジックで考え直してみようという、一般の自分以外の人間にも通じる言葉で現してみようと欲求が強いようだ。
妄想を妄想のままにとどめておく置く事を恥ずかしいと思うかの様に。
俳優であれば妄想をいちいち説明しようなんて思わなくてもいいような気もするが。
俳優という者は、共演者がいて、観客がいて成り立つということをアカデミックに考えているというか。
非常に謙虚な人なのだろう。
色々面白かったが、最後の方で四章分ぐらいを割いてかかれた『品』についての文章が面白かった。
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ところで堺のかいた原稿は今時めずらしい(かどうかわからんが)、原稿用紙の手書きである。
本のカバーをとると、↑のような堺自身の文字が出てくるのだが、なんとも特徴的で味のある字体で見惚れてしまった(笑)。
書き文字というのは読み難いものだという事はわかるが、今後無味乾燥なPCの印字だけになった時、<いまや、手紙だって手書きをする事が少なくなっている>、本人の書き文字を印刷した本というのが貴重になるかもしれないかな。
というのも、堺のこの字体なら、この字体でエッセイを読んでみたいなと思ったからだ。


『作画汗まみれ 改訂最新版 (文春ジブリ文庫) 』
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Kindle版を購入。
たしかこの本を最初に買ったのは中学二年生の時だったと思う。
そのころアニメーターは安彦良和しかしらないよだった。
本書の大塚康生もアニメーターなら、読み物として興味がでた。
そんな感じであった。
その最初の本は今でもオイラの本棚に黄ばんでたてかけてある。
日本のアニメ史というものに最初に触れた著書。
そして、宮崎駿や高畑勲という名前をこの本で知った。
とにかく貴重な本であるにはかわりない。


『アオイホノオ 9 』
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Kindle版を購入。
この巻、どうしたわけか物語のスピードがない。
物語全体が停滞している感じ。
漫画を描き終えるわけでなく。
映画が出来上がるわけでなく。
恋が進展するでなく。
これまでの巻は常に走り続け
「だからなんだというのだ〜〜」
ドカーン!!!!
と炎が燃えて爆発し続けているようなスピード感があった筈なのに。
考えてみれば、これまでの巻というのは、島本が、庵野が、最初のスタートラインに向かうための疾走を描いていたのだ。
暑苦しくて、バカで、なにものでもない若造達が必死に走っている姿が共感できたのだ。
で、ここ9巻目にいたると、炎は一応出版社の編集者と繋がりを確保し、庵野はこれまでにないほどの人的規模でのアニメーション作りに入り始めた。
目指していたスタートラインに到達して、ちょっと一休みな印象の9巻であった。
いままでのテンションを期待して肩すかしをくった感じであるが、長い物語であれば緩急はひつようであろう。
つぎの爆発のためのタメだと理解する。


『れんまん!』
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畏友chataさんに教えてもらったNHKのTV番組。
将棋の対局のような世界観で、二人の漫画家が交互にコマ割して漫画を描き、最終的に一枚の紙に作品として完結させるというもの。
オイラが観たのは島本和彦VS藤田和日郎という知らない人は知らないし、期待をしている人もそう多くないニッチなゴールデンカード(笑)。
オイラにとってはすばらしくゴールデンなカード(笑)。
司会がピエール瀧というのもすごいが、審査員に宇多丸がはいっていたのもオイラ的にはうれしいところ。
その他、格式をあげるためだけに呼ばれたと思われる小池一夫はいいとして、よく分からない歌人や、ポンコツの女優が審査員というのは微妙だと思いつつも、この番組の世界観としては的確なバランスかもしれん(笑)。
この番組、サイバラも出てたのかw
くそ〜、見逃した(笑)。
NHK、すげえな。
ロックを感じたよ、オイラw。
......
ロックはよう知らんけど(笑)。
出演者が魅力的だが、その中でも
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渡邊佐和子サンってエエなあ。


『パシフィック・リム 』
ネタバレあります。
先週金曜日。
109シネマズ菖蒲。
日本のロボット・アニメの影響を受けた映画監督の傑作、なる評を聞くにつけ、なんとも気恥ずかしくなる。
本作の監督であるギレルモ・デル・トロが幼少時に観ていた『マジンガーZ』やら『鉄人28号』(白黒)の影響によって本作『パシフィック・リム』が作られたというのは日本人として誇らしいと思うと同時に、それを真に受けて日本のアニメーションはすばらしいと思い込むのはいかがなものか。
日本のアニメーションの影響があったにしても、本作のデキの良さは明らかに監督やスタッフのセンスによるものだと思うべきだ。
予算枠や技術水準の差はあっても、外国人に影響を与えるほどのアニメーションが日本にあったとしたなら、なぜ当事国の日本で『パシフィック・リム 』のような作品が生まれなかったのか。
答えは簡単。
作る方も観る方も、それが手抜きといい加減さで作られていたことを知っているから。
かつて『マジンガーZ』などの巨大ロボットが活躍するアニメーションを"ロボット・プロレス"モノなどと言われてきた。
明らかに半嗤いで(ワラ)ってなもんだった。
今でも覚えているが、マジンガーZの走りがとんでもない格好になっているのを覚えている。
その他あきらかに不自然な動きやタイミングを子供ながら思っていても、どこかしらでアニメーションというものはそういうもんだという風に思い、映像はこんな無様だけど、本当はこんなだろうなと脳内変換していた。
作る方にしても、アニメーションは他の映像メディアよりも下に見られ、名作『アルプスの少女ハイジ』にしても評価はロボット・プロレスよりはいくらかマシ、ぐらいな感じだったと思う。
そのうち巨大ロボットが走り回るという世界観にリアリティが感じられなくなり、そこに上手い具合に『宇宙戦艦ヤマト』が登場。
ロボットに代わり巨大な宇宙艦が活躍というヴィジュアルにリアルさを感じて、ロボット・アニメは一時期一気にしぼんだ。
ロボット・アニメが再び上昇するのは『機動戦士ガンダム』を待たなければならなかった。
つまり、日本では多くの子供や多くの製作者のいい加減さのおかげで、ロボット・アニメを衰退させた過去があるのだ。
そのなかにはオイラも間違いなくいた。
アニメを観ていながら、アニメを作っていながら、アニメーションをバカにしていたのだ。
バカにせずロボット・アニメにリアリティを持ち込む事に成功した少数派に庵野秀明がいたりしてね。
今のアニメーションというのは、アニメというメディアを卑下せずに、誠実に大切なものとして作っていた、高畑勲やら宮崎駿やら富野由悠季などの少数派の製作者と、これまた少数派の観る側によって細々と生きながらえてきたメディアなのである。
そんな有様の日本人が『パシフィック・リム 』が日本の影響を受けた作品だなどとエラそうに言えるのか。
いままで沢山作られてきた実写やアニメで本多猪四郎に献辞を捧げた製作者がいたか?
『パシフィック・リム 』のエンドクレジットでレイ・ハリーハウゼンと本多猪四郎に献辞を捧げられているのを観て、なんて真面目な奴らなんだと思った。
この監督であるギレルモ・デル・トロもアニメーションの『マジンガーZ』などを楽しんだと言いつつ、絶対に手を抜いて作られているなと感じていた筈だ。
その手抜きの部分を脳内補完していたイメージを実際にヴィジュアル化してみせた。
監督はかつての観客としても製作者としても実に誠実な態度だと思う。
まさか実写でね、パイルダー・オンが観れるとは思わなかったよ(笑)。
押井守が『エイリアン2』で出たパワー・ローダーのリアリティを見て、今後ロボット・アニメは作れないといったのも無理は無い。
それでも日本のロボット・アニメはパワー・ローダーのリアリティを見て見ぬ振りをして制作され続けてきた。
ロボットとしてのリアリティーより、デザインのセンスで乗り切ってきたとはいえるかもしれん。
『パシフィック・リム 』に登場するロボットも塗装のハゲた感じや質感の重量感がすごくリアル。
ツーマンセルでロボット動かすわけだが、歩く時には二人のパイロットが足を動かして歩くとロボットも動くという理屈に合うがなんとなく微笑ましい描写(笑)。
更に、その時二人の気持ちを合わせるのに、わざわざ双方のトラウマまでシンクロさせるという、オイオイwという設定もいい(笑)。
最後に二人の男女が良い仲になりそうでありながら、ハリウッド定番のキスしておわりという展開にしないのも、もうそれだけで5億点でしょう(笑)。
とにかく本作は今年のオイラのベスト3に入りますな。
ちょーカッコイイ。
オススメです(笑)。
蛇足だが、
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『バベル』の時にくらべて、菊地凛子の胸、育ってないか(笑)。


今週末、車の点検。
by 16mm | 2013-08-11 23:46 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)
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Commented by chata at 2013-08-12 00:54 x
れんまん超笑いました。
子供のケンカかとw
よくおめおめと出てこれたなと島本、そして全敗w
この対戦カードでまた観たいですわw
Commented by 16mm at 2013-08-12 09:30
■re:chataさん
情報ありがとうございました。すっげえ面白かったっす。
島本と藤田のカードはやっぱりゴールドですな(笑)。
今後期待するカードとしては
サイバラVS伊藤理佐(NHKで身も蓋もない下ネタをw)
サイバラVS柴門ふみVS倉田真由美(画の不自由な漫画家同士+険悪な関係w)
サイバラVS蛭子能収(なんだかわからないw)
そんな感じでw。


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