『ゼロ・グラビティ』『47RONIN』

先週土曜日、心療内科。
特に問題はないが、階段を駆け上がったりすると動悸が激しくなって以前の窒息感がちょっとでます、ってなことを担当医に言ったら
「動悸は、まあ年齢的にいえばそうなるでしょう。普通に歩いていて動悸が激しくなったら心筋梗塞を疑った方がいいですけど」
「......」
あまり激しい運動もダメなのね(笑)。


昔から一番やらなきゃならないやるのが面倒な事はやらずに普段あまりやんない事をやりはじめちゃう(笑)。
......。
あ、コレは誰でもそうかな(笑)。
普段ほとんどやってないお絵描き(落書きともいうw)を始めちゃってる(笑)。
しかもシャープベンシル、万年筆、定規、雲形定規、消しゴム、ブラシ(消しゴムのカスを払うヤツね)、ペンケースなんかを買いそろえて(笑)。
相変わらず形から入りますが(笑)。
なにから逃げているかと言うと、年賀状書き(笑)。
今年は12月の初めには自分の撮った写真がプリントされた年賀ハガキがあったというのに、今に至も一枚も宛名を書いていない(笑)。
とにかくやるきにならない。
そもそも出すのも貰うのも年々少なくなってきていて、出す意味を次第に見失ってきてるわけよ。
友達も知り合いも世間的に見たらかなり少ない方であるのは間違いない。
その少ない友人知人にならメールで送った方が面倒がなくていいと思ってる。
問題は昔から年賀状を貰っている人でメアドが分からない、というか、メアドそのものをもってるかどうかあやしい目上の知人。
小学校だとか中学校の先生だとかね。
その人達にはちゃんと年賀状と思いつつ、まったく書いてない。
もうこの段階では元旦にはつくまい。
年賀ハガキ、今年は去年より10枚減らして20枚(笑)。
しかも絶対に余りそう(笑)。
ああ、こういう時にやる落書きは楽しいな(笑)。
HP用のレタッチもほぼ終わってしまったよ(笑)。
さて、年賀状書きのチキンレースはいつまで続くか(笑)。
なんか出さなくても誰も困らないから良いかなと思ったりもしている。
この煮え切らなさってのは社会生活から落伍するんじゃないかという恐怖なのかもしれんなあ。


先週金曜日、本日月曜日、岩盤浴、塩サウナ、ストレッチ。
岩盤浴で50分ほど寝こけることができるようになった。
結構熟睡できて割と目覚めは快適である。


『漫喫漫玉日記 四コマ便』
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Amazonで書籍購入。
尊敬する漫画家だし、面白いし。
こういう読み方は作者の本意ではないだろうが、桜玉吉自身が生活の破綻を来しているのを読むにつけ複雑な気分になってくる。
どこまで本当かは分からぬが(たぶん本当の事だと思うけど)、桜玉吉は自信の病と生活破綻とをシリアスとエンターティメント性とをギリギリの線で作品に昇華している。
生活破綻と病をネタにはしているが決して読み手がいることを忘れていない。
多分、多くはいないであろう玉吉の読者達もそのヒリヒリするような感じに魅力の一端を感じているのだと思う。
所謂万人にウケる漫画が悪いわけではない。
しかし、万人にはウケないが一部の先鋭的な読み手が熱狂するような漫画だってあるのだ。
それでも読み手が少なければ<売れてない漫画家>としてくくられる。
単行本も限定した少部数しか売れない。
いったい自分の好きな作家が居なくならない為にはどうしたらいいのか。
出た単行本をすべて買う、というのは必ずしも正しくはない。
その作家の自分とは合わない作品まで買う事はないとも思っているからだ。
オイラがブログで桜玉吉がいかに創造性のある作風の持ち主であるかという感想を熱く語れば良いのかもしれんが、いかんせんオイラの筆力では営業妨害になりかねない。
この問題を考える度に途方にくれる。


『PDRさん』

YouTubeをボーッと見ていて最近ハマってるのがPDRさんとミメイさんのコンビ、というか夫婦(入籍したそうだから夫婦だよねw)の番組。
なんつーか微笑ましくも毒のあるものを見せてくれて楽しい。
結構撮影も凝ってるように見える。
このバカバカしさを真剣にできるカップルっていいなあと心底思う。


今年ももうすぐ終わり。
今年も日本インターネット映画大賞のお誘いを受ける事ができたのでボチボチとベストを決めたいと思っている。
が、今年見た映画ということで後2本をBlu-rayで観るつもりだ(笑)。
この時期に(笑)。
一本は4時間あるぞ(笑)。
しかしね、最低でもこの二本と観て今年の映画の総括をしたいと思っているので意地でも観る(笑)。
オイラは普通の人に比べればやや大目に映画館に足を運んで映画やBlu-rayを観ている方だと思っているが、それでも映画ファンが良いと言う評判の映画をすべて観る事はできない。
上映館が少ない映画で面白い映画というのは確実にあって、先月観た『クロニクル』なんてのがそうだ。
オイラはタイトルすら知らなかったのだが、『鑑定士と顔のない依頼人』などは上映館が少ないばかりか埼玉県の映画館ではやってない始末。
いいにしろ悪いにしろ、こういう映画を観る事無く年間ベストを決めるということには忸怩たる思いがあるんだけどね。
それでもオイラなんかが推さなくても良い映画というのは絶対に残って人目につく筈だという希望を持ちたいと思っている。


『ゼロ・グラビティ』
先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
3D IMAX 字幕版で鑑賞。
現状今年のベスト。
つーか観たばかりで頭に血が上ってる所為かもしれんが、『2001年宇宙の旅』『ブレードランナー』に匹敵する映画を観た事への衝撃というものかもしれん。
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監督のアルフォンソ・キュアロンのトゥモロー・ワールド』はオイラにとってはまったく受け付けない作品だったし、
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主演のジョージ・クルーニーとサンドラ・ブロックの顔つきがどうもSF的ではないなあと感じていた、
が、
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見事なSF映画になっていたよ。
特にサンドラ・ブロックのカッコいいこと。
宇宙服の姿もいいけど
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こういうシーンを作る監督も、その必要性を分かっている主演女優も実に信頼出来るヤツらだったのだ(笑)。
タンクトップとパンツ姿もよかったなあ。
この映画、91分で俳優として出演しているのは主演の二人だけ。
地球の管制所の人々をカットインすることなく映画を構成している。
それでも映像に引き込まれるのはそのヴィジュアルに対する驚きだ。
無重力の表現の巧みさ。
俳優が本当に浮いている様にしか見えない。
『2001年宇宙の旅』でのボーマン船長の無重力シーンの表現も巧みだと思ったが、本作はその更に上をいく程の巧みさと複雑さがあった。
宇宙ステーションのチューブ状の居住区を泳ぐような浮遊感で移動するサンドラ・ブロックをカメラが追うんだけど、それが全シーンにおいて一つのシーンをワンカットでどころか、複数のシーンをワンカットにしたりというものすごい長回しを行っている。
オイラは長回しというと相米慎二監督のカットの割れないヘタクソな印象が強くていい感じはしていなかったのだが、本作を観てその感じ方を改めなくちゃならんなと思ったよ。
当たり前だがカメラの画角、移動スピード、止まった時の構図などを精密にやると長回しという手法がこんなにも気持ちのいいものなのだ。
更にその長回しの最中に宇宙服のバイザー越しのサンドラ・ブロックにカメラのドリーショットでどんどん近づいていき、そのバイザーを通り越してヘルメットの内にカメラが入り込み、また出て行くというカメラワークを作り出していた。
CGの技術といってもどうやって撮ったのかまったく分からん。
バイザーは撮影時の反射を防ぐ為に、撮影中は付けずにおいてCGで加えているとは思うが。
船内の呼気がガラスに付いて凍っていくなんていう細かな描写もありとにかくヴイジュアルに対する驚きと創造性はある意味『2001年宇宙の旅』を越えたかなとも思う。
『2001年宇宙の旅』ほどの形而上的な分かり難さはないが、それでも少ない台詞とヴィジュアルによって観る側も想像力を働かせて解釈するに価する作品であるのは間違いない。
この90分の映画で地球上の生物の進化の過程と、人間が生きることの根源的な力をパワフルに表現している。
地球と生物。
地球と人間というテーマに対する哲学が確実に存在している映画だった。
これはちょっと生涯ベスト級の作品だったとしかいいようがない。
そんな作品に久しぶりに巡り会えた快感だったのかもしれない。
ところで、本作の原題は『Gravity(重力)』。
邦題は『zero gravity(無重力)』。
一見同じ様に感じたけど、よくよく考えたら全然違う。
邦題の『ゼロ・グラビティ』は物語の置かれた状態であり、おそらく無重力表現を宣伝にいれこもうということだと思われる。
また<グラビティ>の前に<ゼロ>を入れる事によって得られる日本人に対する分かりやすさがあったんだろうね。
<グラビティ>がわからなくても<ゼロ>がつけば「なにかがない状態」という説明になるし。
が、本作のテーマを現すのであればやはり『グラビティ』であるべきだったかなと思う。
最後に人間が重力によって引き寄せられ、"生まれる"という顛末をあらわし、もしかしたら人間は重力の支配下でなければ生きられないという結論を示したのかもしれない。
うがちすぎかもしれないけどね。


『47RONIN』
先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
『ゼロ・グラビティ』を観た後に本作である(笑)。
いや、別にいいのだ。
宇多丸の評論を聴くまでもなくどうせアレでナニな感じなんだろうなと思っていたから(笑)。
映画の当たり屋みたいなことをしたわけだ。
で、どんな感じでハネられてひき殺されかけたwかを吹聴するために観に行ったと言っても過言ではない。
事前に宇多丸のラジオ番組の評論を聴いていて、そのなかでリスナーの本作に対する傾向が褒めている人が3割、全面的に否定している人が3割、いいところもあるけど悪いところもあるというやや否定よりの中立派が4割とのことだった。
オイラはこの中立派が4割いるということで、
「あれ、以外と面白い映画なんじゃないかな」
とちょっと勘違いして観に行っちゃった(笑)。
いや〜、オイラの予想を遥かに超えたトンデモ映画であったよ(笑)。
本作、キアヌ・リーブスが主演したトンデモ映画として記憶されるか、なかった事とし忘れさられるか(笑)。
どちらにしても誰にとっても黒歴史になっちゃう映画なのではないか(笑)。
今からたしか3年程前だったか。
赤穂浪士の話をキアヌ・リーブス主演で映画化するとの情報を得た時の微妙な感じ(笑)。
赤穂浪士の話にどうやってジンガイが絡むんだよ。
だれもがそう思ったであろう(笑)。
おそらく史実のなかでのあり得たかもしれないものをフィクションとないまぜにして作るのではないか。
『ラスト・サムライ』のような感じかなと。
だれもがそう思ったであろう(笑)。
ただ、赤穂浪士の話に妖怪が出てくるとは誰も思わなかったろうな(笑)。
オイラも思わなかった。
しかも本作、日本の話で日本の歴史の説明をしている物語でありながら登場人物のだれひとり日本語をしゃべらない(笑)。
田中 泯、柴咲コウ、ヒロユキ...あ、ヒロユキといっても2チャンのヒロユキじゃなくて真田広之ねw。
全員英語で喋ってる。
登場人物が全員英語で喋っては赤穂浪士に関する映画ではないし、そこに妖怪なんかが絡んできたら日本に関する映画ですらない(笑)。
日本人キャストを全員外して、すべてアメリカ人俳優で構成し、四十七士の物語を換骨奪胎した形の、所謂「剣と魔法」の物語として翻案したならば、もしかしたら面白いものができたかもしれない。
本作、日本が舞台であるにも拘らず日本人俳優が映画のノイズになってしまっている。
例えば『里見八犬伝』のような伝奇モノとして作ったとしても、台詞は日本語主体であるべきだったのだ。
開始10分でコレは想像以上のナニだと感じ、この開始10分の感じのダメな感じの印象は絶対最後まで覆らないと思った時、本当にこの映画を観た事を後悔したよ(笑)。
ごめんなさいごめんなさい。
もうエラそうに映画の当たり屋などと思わない事にしますから早く終わるか眠気を催わせてください。
と念じるも、まったく眠くならずに最後まで観ちゃった(笑)。
ああ。
『ゼロ・グラビティ』でやめときゃよかった(笑)。

by 16mm | 2013-12-30 22:14 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)
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Commented by chata at 2013-12-31 17:21 x
>赤穂浪士の話に妖怪が出てくるとは
えーw
逆に気になってきたww
視聴お疲れ様でした(・∀・)
Commented by 16mm at 2013-12-31 17:52
◼re:chataさん
オイラとしてはchataさんに『ゼロ・グラビティ』に行って貰いたいところです。
なんとなく既視感があると思ったら、例のゴローの名作ですよ(笑)。
ゴローといってもパヤオの息子ではない方ねw。


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