『キック・アス ジャスティス・フォーエバー』

いやはや。
毎週愚痴っているがw今年は本当に運がないというか、ツキに見放されているというか、天はワレを見捨てたというか(笑)。
先々週までだと車のフロントガラスにヒビが入った件とか、クロムハーツのクイッククリップが壊れたとかあったわけだ。
先週は更に、小銭入れを失くす(もちろん中身入りw)。
母親の通院の送迎で今までにない渋滞に巻き込まれる。
ディーラーにブレーキパッドを交換しにいったら想定していた部品が違うとの事で無駄足となる。
いや〜、毎日がなかなかうんざりである(笑)。
どうしてこうも面倒なことになるのか(笑)。
何かをやめるとなるとそのやめる為の物理的精神的な面倒さというかストレスがかかる。
オイラがこんなにもストレスに弱いとわなあ(笑)。


先週土曜日、ヘアカット。
グレイというかシルバーな感じの素敵な色を入れてもらう。
懇意にしてもらってる店長からグアム土産をいただく。
二ヶ月にいっぺんいってるこの美容室は本当になごむわあ。


本日日曜日、岩盤浴、赤外線サウナ、ストレッチ。


ヒビが入ったフロントガラスの件は全額保険で治す事に決定。
ここで保険を使わずしてどこで使うか(笑)。


『The Zero Theorem』
ここんとこずっとのめり込めなかったテリー・ギリアム監督作品。
なんかすごそうだ。
ルパンみないなのも出てきて笑えた。
今回は期待出来るかな。
期待したい。


『キック・アス ジャスティス・フォーエバー』
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先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
久しぶりの映画館。
ほいでもって前作が傑作であった『キック・アス』の続編である。
実はものすごく期待していたか、というとそうでもなく(笑)。
やはり前作が傑作であったので続編って「どうなの」ってな多少斜に構えた感じではあったのだ。
案の定やはりそうであった。
つまらなくはなかったし、笑いがもれる瞬間や面白い部分もあるんだけど。
前作の肝はヒット・ガールの存在感だ。
訳の分からない扮装をした人間が凶器を携帯して自警行為というか復讐をするというバカげた物語に説得力を与えていたのはヒット・ガールなのだ。
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ヒット・ガールのミンディ・マクレイディは本当に幼少の頃から父親であるビッグ・ダディのもつ負の世界観を信じ込まされてきた。
どんな子供でもそうだが特に幼少時であるなら親がもつ規範が世界のすべてであり、それが正しい世界であると信じ込むものである。
それが例えスーパーヒーローに扮したコスプレをして悪と認識した者を殺害するという世界であってもだ。
それでもある程度年齢が上がっていけば自分の家族以外の人間と繋がりをもち、自分の持っている世界観が必ずしも是ではないということを徐々に学んでいく。
それによって社会性というものが育まれていくわけだが、ミンディ・マクレイディの場合学校にも行かず、同年齢の友達も居ない状態で育っていった。
ある程度の年齢まで他の社会を知らず、父親との関係と世界観のみを信じているこの状態ってのは狼に育てられた少女のようなものだ。
だが『キック・アス』の場合、彼女の無垢でイノセントな佇まいがコスチュームプレイの自警行為というものに説得力を与えていた。
そういう世界観しか知らない人間を出す事によって観る側である観客も
「こういう親父にこういう風に育てられたらこうなるよな」
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ミンディ・マクレイディであるヒット・ガールの存在そのものを信じる事ができた。
完全な殺人マシンでありながらこの女の子に好感を抱けたのは、小さい女の子の無垢さというか無邪気さを感じ取れたからだ。
更に言えばこのキャストであるクロエ・グレース・モレッツの功績は大きい。
で、このヒット・ガールはあくまでも映画のなかでは端役なわけで、主役はヘタレな少年であるキック・アスなのだ。
このコスユームプレイの自警行為というものにキック・アスの存在はヒット・ガールにまったく及ばなかったわけであるが、前作のラストで少女を助け、ヒーローとして彼女を抱いて空を飛ぶ事ができた。
あれは最高にアガる瞬間であったなと今でも思う。
ヘタレな少年の成長物語として実に巧妙な作品であった。
ごく普通かそれ以下の人間がヒーローになるということで自ら血を流し続ける様も感動的ですらある。
で、まあオイラ的には大絶賛な前作なわけだけど、ここまで書いて気がついたがこれの続編というものを作る事がいかに困難か。
それでも続編を作るという者はその困難さに鈍感なのではないか。
10歳程度だった前作のヒット・ガールも本作では高校生だ。
無垢な幼女が拳銃を撃ちまくり殺戮をするのを比較的肯定的に観る事が出来たのは、彼女がのべつ言いまくる放送禁止用語と同じで、観る側は意味もあまり分からず使ってるんだろうなと斟酌するからだ。
人を殺すという重さの意味も前作のヒット・ガールの時点では留保出来ていたのだ。
だが本作では高校生である。
学校をサボリつつも養父と一緒に新たな社会性を身につけようとしている。
多少ナリとも社会性を身につけたら、自分がやってきた事に疑問を持ち、父親の世界観を否定する方向に行く筈だろう。
実際本作は中盤からそのような方向に舵を切る。
が、最終的に彼女は父親を否定仕切れず、社会から離れる事を選択する。
クロエ・グレース・モレッツが可愛いからwごまかされそうだが、こんな人間凶器を野に放つという事に対して映画的な説得力はオイラには感じられなかった。
更に言うなら本作に出てくる悪役というのがしょぼいわけよ。
前作ではそんなに大きくはなかったろうけど、マフィアが悪役であり、その力は子供が対抗するには強大すぎるものだった。
その割には本作でキック・アスの父親が惨殺されるという重さを描いていて、これに対する明確なおとしまえをつけてくれてない。
クライマックスで悪役チームがどんどん死んで逝くわけだけど、どこか現実離れした死に方で、キック・アスの父親の死に様の重さと釣り合わない。
なんか人の死に様についてあまり関心を払ってないなという感じか。
これで最後にヒット・ガールが本来のミンディ・マクレイディになろうとすれば彼女の成長物語として成立したろうが、それもなし。
なにもキスしたからって成長した事にはならんからね。
おぢさんはそんな事では騙されない(笑)。
肩幅が広くなってしまったヒット・ガールの存在というものはあってはいけなかったのだなというのがオイラの感想である。
最後に、
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本作の最強の悪役、マザー・ロシアって
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神取忍がやってると観ている間ずっと思っていたよw。


今週末は心療内科。

by 16mm | 2014-02-23 21:17 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)
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Commented by chata at 2014-02-24 23:47 x
神取ww来月立川の居酒屋に1日店長で来るみたいです。
居酒屋で場外乱闘とか訳のわからんこと書かれてましたw
Commented by 16mm at 2014-02-25 08:28
◼re:chataさん
元議員のセンセが居酒屋にw。乱闘で店が壊れて本当に閉店しませんようにw。


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