『風立ちぬ』『オール・ユー・ニード・イズ・キル』

先々週ぐらいからAdobePhotoshopCS6からCC 2014を使う様になった。
まだイマイチ慣れてないが(笑)。


先週土曜日、歯のメンテナンス。
いつものように美形で剽軽な歯科衛生士女史に歯石をとってもらいつつ、使い始めた電動歯ブラシでの磨き具合を診てもらう。
取りあえず問題なしとのこと。
治療後に先生と雑談。
ライカ、高いよねえ。
欲しいよねえ。
そういう話(笑)。


本日日曜日。
岩盤浴、ストレッチ、赤外線サウナ。


本日日曜日。
革ブーツとクロムハーツ クイッククリップを磨く。


やはり炭水化物を取らないほうが眠気が起こり難いような。


あまり
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時事問題を取り上げたくない。
しかもこんなアホな奴、取り上げる価値もないんだけど、こいつのおかげでもっと重要な問題が脇に追いやられている。
集団的自衛権の問題と東京都議会やじ問題。
東京都議会やじ問題も実は集団的自衛権の問題に比べれば取るに足らないとは思うが、ここではやじについてオイラの考えを書いておく。
暴論を承知で言うが、議会なんかでのヤジにそんなに目くじら立てずに好きに言わせておけばいいじゃん。
「子供が産めないのか」
とやじられたら
「うるさい、短小インポのハゲオヤジ」
ってな具合に言い返せばいいんじゃないの。
議員ってのは言葉によって相手をねじ伏せるわけだから、相手の発言中にその相手の意気を削ぐ意味で汚いヤジを使うというのは戦略的にありでいいんじゃないの。
これセクハラだとかパワハラだとか言うと、ヤジ全面禁止という事にしないといけないだろう。
どんな言葉がセクハラでなにがパワハラだという答えのでない問題になるのは不毛だ。
別段命が取られるわけでなし。
言葉による戦いが武力による戦いより綺麗かどうかは別にして安全である事にはかわりない。
言葉で相手を説き伏せる事が議員の仕事なんだからどんな汚い言葉、差別用語、放送禁止用語もオッケー(笑)。
それで泣き叫ぶようなひ弱な奴はそもそも議員になる資格なし。
全女性に対する侮辱というなら、それを撤回させる前に、言った奴が後悔するような暴言をはけば良い。
で、議会の場を極限までの下品オッケーにしてTV放映もして議事録もきっちりとる。
行き着くところまで行けば、己がどんなに下品な状態かというものを冷静に見れるようになり、自然とヤジるということに一定のルールも出来上がってくると思うのだ。
議員連中の大好きな「未来の子供達」の事を考えたら迂闊な事も言えないと自重が自発的に出てくる。
それを期待すればいいのではないかと思う。


相変わらず出ているようで出てないKindle版。
紙の本を買うというのはかなり減ったんだが、電子書籍としての購入は今まで以上に増えていると思う(笑)。
漫画も電書で出るのが遅いのがイラつく。
更に、昔の漫画や小説や評論なんかも出してほしいんだけどなあ。


『監督不行届 最終話 「愛とオタクの道の向こうに見えるもの」』

最終話。
それよりなによりエンディングの歌と松本零士のカップリングって今現在アリなわけ(笑)。


『Lucy』

リュック・ベッソンとスカーレット・ヨハンソン。
腐ってもベッソンか(笑)?
ほんのちょ〜っぴり期待。
でも予告編観る限りイマイチビミョー(笑)。
多分観に行く。
近場で上映するようだから。


宮崎駿が短編の絵コンテを描いて、ピクサーがCGで制作するってのをひとつぐらいやっても良いのではないかと思う。


先週の『風立ちぬ』の感想の続きである。
劇中の堀越二郎の女性への自意識ってのは相当なもんじゃね(笑)って話(笑)。
岡田斗司夫が言うように、本作の二郎って女性が出てくるたびに必ずチラ見してるw。
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動きのあるものからヒトコマ取り出すと分かり難いけど、トイレから出てきた二郎がすれ違いざまに女性をチラ見している瞬間(笑)。
実写映画と違いアニメーションは全ての要素が演出家の意図として制御できる点である。
実写映画のように演じている役者のアドリブが思いもかけない良い描写になった(その逆もあるが優秀な演出家はそれを撮影時に修正するか編集で落としたりする)なんてことはアニメーションにはありえない。
つまりアドリブ風の演技でさえも意図的に作画しなければならないのがアニメーションなのだ。
逆に言えばわざわざ作画されているということは必ず演出的な意図があると思って間違いない。
宮崎駿ほどの演出家だったら原画チェックの段階で(絵コンテの段階ではこのチラ見の演出指示はなかった)、一瞬であってもキャラクター造形に対して必要な演技を入れ込んでくる。
このチラ見の演出は二郎の性格設計に深みを与えている。
劇中の二郎サン、清々しい顔して結構女性に<美しい女性w>目敏くて、誠実さがビミョーじゃね(笑)。
更に言えば軽井沢で二郎が菜穂子に再会した時、震災で会った時から彼女のことを好きだった様に言ってるけど、実は彼が覚えていて好意を持っていたのは自分の計算尺を添え木にして負傷していた彼女の付き添いであったお絹さんだ。
計算尺が二郎の元に戻ってきたときに彼の脳裏に浮かんだのはお絹さんの後姿。
そりゃそうだ。
震災の時にお絹さんを背負ってたんだから。
傍らのまだ少女のチンチクリンな菜穂子ことなんて覚えてないよね(笑)。
『天空の城 ラピュタ』でパズーの背中にしがみついたシータ。
その時パズーがシータの胸の感触を意識しない筈はない(笑)と言った宮崎駿だ。
二郎とお絹さんの間にもそういう空気があったと考えるのは当然だ(笑)。
結局劇中の堀越二郎は最後の最後まで現実を自分の都合のいいよう見ようという努力をし続けた。
二郎の主観としては見捨てたつもりはないのだろうけど、明らかに妻の菜穂子は薄情な夫に見捨てられて独りで死んでいったわけだから。
夫の二郎は美しいものが好きで、妻である自分が若々しくしていられているから愛してくれているんだと。
これから病状が進行すれば夫にきれいじゃない自分をさらさなければならない。
岡田斗司夫が言うように、夫の愛を永遠に得るために綺麗なままの自分を残すために夫の二郎の元から去らねばならなかったのだ。
ただでさえ夫の二郎は妻より妄想の美しい飛行機作りにうつつを抜かしているのだから。
そんな気持ちで夫のもとを去った菜穂子であるのに、二郎は妻の気持ちをまったく分からず、映画のクライマックスで妻に
「生きて」
と手前かってな妄想を作り出している。
こういう妄想を作り出して自己正当化してるということは、二郎は自分が妻にひどいことをしているということを自覚していたからだ。
更に言えば同じクライマックスで飛ぶゼロ戦によってたくさんの若者の命を奪ったということも知っている。
能天気に美しい飛行機を作りましたではすまされない。
自分も美しかった国土を荒廃させ醜い人間の一人だったと、自覚していたのだろう。
"現実"から強烈な復讐をされた二郎は最後にやはり"妄想"に逃げ込んだ。
二郎の求める美しさというのは幻想であって、現実にはないんだよね。
追い求める飛行機だって
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人が乗るコックピット、エンジンや兵装なんかは美を阻害する邪魔なものでしかなく、
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こんなのとか、
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こんな感じのものを実現したかったのだと思う。
当然こんな飛行機が実現するはずもなく、結局二郎はクライマックスでも自分の妄想に逃げ込む事になる。
劇中の"現実"の二郎は廃人になったのかもしれんが・・・・・・。
なんか『未来世紀ブラジル』に似てるかな。
クライマックスが美しくまとめてあるように見えて、実はとてつもないバッド・エンディングなんではないかなと再見したオイラは思ってる。
そういう意味では今までの宮崎駿の作品以上に子供が観て理解をするにはハードルが高い作品となった。
大人としての経験値、教養、粘り強い分析力などを総合しなければ面白さの深みには到達できないだろう。
宮崎作品が大人も楽しめる、大人の鑑賞に堪える作品だということはもうずっと前から言われてきた。
ではそもそも、大人が楽しめるってのはどういうことなのか?
子供向けというだけではない、大人の鑑賞に堪えられる、というのはなんなのか?
これらは宮崎アニメに対する褒め言葉ではあるんだけど、では、それ以外のアニメは大人が鑑賞するにはバカらしい子供だましな子供向けのものなのか?
実写映画を指して
「この映画は大人の鑑賞に堪えられる」
とは、どんなごみのような映画でも言われない(笑)。
多くの大人は悪意なく宮崎アニメを持ち上げようとしてるんだろうけど、これらの言葉はアニメを実写映画の下に見てますっていってるようなものなんだよね。
宮崎駿にしても高畑勲にしてもアニメーションを製作する上で自分達が実写より下だとは露ほども思わずに、アニメーションの表現を常に研鑽して改革し、誇りをもっている人たちだ。
なので、褒め言葉とはいえ上記のようなことを言われ続けてきたことに忸怩たる思いはあっただろう。
生前の黒澤明が宮崎駿に<間接的にではあるが>、
「実写を撮らないか」
と言われたらしく、それについて宮崎駿は結構ムカついていたようだ。
黒澤明がそうであったように、世間一般はアニメーション作家がどんなに努力をしても実写の下に見られる。
これが世間というものだ。
で、ここからがオイラの本題なんだけど(笑)、じゃあ大人の鑑賞に堪えるとか子供向けだとかと分けるときの大人と子供の違いってなんなんだ?
荒唐無稽なキャラクターが奇声を発して暴れまわるのが子供向けで、意味ありげな台詞でなんか分からん哲学的なことを語らせれば大人向けなのか?
じゃあ大人なら哲学、分かるの(笑)?
『風立ちぬ』で宮崎駿はそういう大人に対して
「じゃあ大人なんだから『魔の山』、当然知ってるよね」
「大人なんだから、カストルプがタバコの煙とともに消えた感じは『ファウスト』のナニにアレだとわかるよねw」
アニメーションを子供のものとして観ている大人達に、あなた方当然子供の知らない教養については知ってるんだよね?
宮崎駿は自分の最後の作品で"大人と言われている"者達に強烈な一撃を与えている。
というのを自覚してる大人がどれくらいいるのだ(笑)。
ちなみにこのサイトは本作の音楽にまつわる知識についてまとめてあって勉強になった。
これまでの宮崎作品にも教条主義的な部分はあったけど、知らなければ楽しめないという程ではなかったと思う。
が、そういうわけで本作を楽しむには教養として知っていないと分からなかったり不明瞭だったりする部分があり、大人と言えどもハードルの高い作品となったわけである(笑)。
宮崎駿はモノを作るという事の<会社員ごときがスローガン程度にモノ作りなるものするのではなく>本質的な危うさと狂気を自分の最後の作品で表現しえた。
これはモノ作りを標榜する凡百は心せねばならんだろうね。
色々かいたが最後に、菜穂子の声をやった瀧本美織が良かったなあ。
なんとなく宮崎駿が好きそうな声だと思う。


『オール・ユー・ニード・イズ・キル』
ネタバレあります。
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先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
3D iMax版。
久しぶりに劇場に足を運んで観た映画。
日本の小説が原作だという。
オイラは事前に小説を原作にした
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漫画の方を全二巻Kindle版で読了しての鑑賞。
好きな作品かと言われれば大好物の部類のテーマである。
繰り返される毎日。
積み重なる経験値。
古くは押井守の『うる星やつら ビューティフルドリーマー』であり、最近だと『魔法少女まどか☆マギカ』(世に出たのは『All You Need Is Kill 』が先)。
興味のあるテーマである事は確かなんだけど、その所為か少しぐらいのテーマの掘り下げでは満足しなくなっている(笑)。
映画にしても漫画にしても面白かった。
原作小説は知らないが、映画と漫画ではちょっと違う。
ちょっとどころかかなり違うかもしれない(笑)。
登場人物の設定が違い、敵や"ループ"する原因も違う。
換骨奪胎というほどではないんだけど、なんとなく別物だよなあ(笑)。
映画でも面白い、笑えるところはあるんだよね。
瀕死の重傷を負ったトム・クルーズ扮するケイジが何回も無慈悲に味方の女性であるリタに撃ち殺されるところなんて結構笑えるんだけどね(笑)。
実戦の最中ではなく単なる訓練中に動けなくなったからといっては、ドン!(笑)。
味方のしかも女性に撃ち殺されるという不条理(笑)。
ゲームと同じで、例えばラスボス戦で自分がやられると、セーブしてあればその直前から何度もやり直せる。
しかもラスボスがどんな手際でどんな武器をつかって攻撃してくるかの経験値も積んでいける。
つまりこの映画、そういう映画なわけ。
でまあ、観てる間中退屈しないし、面白いとは思うんだけどこの映画。
映画に関して言えばフェチが足りない(笑)。
原作をコミカライズし作品では
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こんな感じの美少女とメカというフェチ度が90度に勃起してしまうような組み合わせで(笑)、この要素がこのコミックの重要な要素でもあったのだ。
で、映画版はどうかというと
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見た目、こんなガジェットがありながらこれらに対するフェチな視線がない。
これらのガジェットを魅力的に描写しようという気がまったくないというか(笑)。
ヒロインが可愛くない(笑)。
でもリタの方のフィギュアがhottoysあたりから出たら買うか悩むかも(笑)。
本当に、マジに女性兵士みたいじゃん(笑)。
この監督、萌えを分かってねえなあ(笑)
バカ(笑)。
その分、リアルな戦争に見えるような演出にシフトしていて、ガジェットは単なる武器以上でも以下でもない位置づけになっている。
武器についてもコミックの方では敵に銃器が通用しないという理由で大型の斧による白兵の描写になっているのだが、映画版はあくまでも近代戦争のように銃器による戦闘の描写になっている。
辛うじてリタの持つ大判の剣がコミック版の雰囲気を残しているぐらいか。
これがジェームズ・キャメロンだったらこのフェチを分かって演出してたろうけど(笑)。
それでも映画版が良いなと思ったのは終盤でループができなくなったところだ。
これまで謂わば不死身の状態で戦っていたところから、いきなり緊張感が増す。
この脚色は良いなと思った。
ただそれなら、リアルな戦争の雰囲気を出すなら、ループができなくなったケイジが敵に攻撃されて四肢がもがれつつも前進してラスボスを潰すという方向なら最高に良かった様に思う。
実際の戦争がループもリセットもきかない、満身創痍になりつつ戦うものだという事を描写してもらいたいかった。
エンディングは、イマイチ気に入らないかな。
また延々と苦痛な日々が始まるという方がダークで好みなんだけど、トム・クルーズ好みではないんだろうな(笑)。
そうは言いつつも普通に入場料分は楽しめた事は間違いない。
でもオイラはBlu-rayは買わないと思うが(笑)。


今週末は母親の通院の送迎。

by 16mm | 2014-07-06 20:45 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Comments(4)
Commented by skuna@docomo.ne.jp at 2014-07-07 23:23 x
実はブログが出来てからお気に入りに入れててチェックしてたんです。

こんな風に書き込むのは初めてだし、もしかしたら承認されないんじゃないかなぁって思ったんですけど…

実は家族のこと、とくに子供のこととか、別れた旦那のことで凄くつらい思いをしてた時に、色々ブログをさまよってたら、こちらのブログにたどり着いたんです。

いつの間にかこの素敵なブログの世界観に吸い込まれて、なんだか私自身が救われた気持ちになれたのは言うまでもありません。

こんな風に自分が正直になれたり、凄く感謝してる思いです。

勝手にこんなこと言われても困っちゃいますよね?ごめんなさい。。。

もっともっと知りたくなったっていうのもあって、私の直接の連絡を入れておきました。

こんなに素敵なブログの管理してるんだから、ご自身にも魅力があるんじゃないかって・・・勝手に思っちゃって、私の連絡のせておいたのはそれが理由なんです。(もし迷惑だったら削除して頂いても構いませんからね。)

ちょっと不安定な天気が続いちゃいますけど、風邪とか気を付けてくださいね。お身体ご自愛ください。
Commented by 16mm at 2014-07-08 11:01
◼re:skuna@docomo.ne.jp様。
はじめまして。
16mmと申します。
コメントありがとうございます。
今度ご連絡しますのでアニマルでハートフルなセックスをしましょう。
Commented by chata at 2014-07-10 21:28 x
↑ 疲れたからだに笑いは効きますなぁw

小畑のコミック買ってました。2冊で完結というのがお手軽で。
しかしアメリカのメカはなんでみんなこうなるんですかねぇ?
戸田奈津子がこのメカを身に着けてトムに見せたら爆笑された映像をみました。なっちwwww
Commented by 16mm at 2014-07-11 08:23
◼re:chataさん
いや~w正直上のコメを読んだ時は思わず連絡とって隅々まで相互理解を深めようwと、マジに思ったですがwこの方あちこちに同じ文章を書き散らしているのが発覚w。
どうせ中の人はハゲおやぢだろうけど、そんな尻軽おやぢに尻をさしだすほどの尻軽男ではなくってよ、オイラはw。

コミックのような顔まですっぽりと隠れちゃう外骨格はトム的にはNGなんでしょうね。
顔が見せられないからw。
『アイアンマン』はマスクの内側にカメラを仕込んでという見立てで役者の顔を映してましたけど。
小畑の描いたフェチな感じはもちろん好きですが、絵空事の物語を現実よりに設定を改変した映画もよかったと思います。
ただ、ラストを終わりなきバッドエンドにしていたら、もっと好きになっていたかもしれない。
惜しいなと思います。


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