『思い出のマーニー』

最近喉の痰の滞留の感覚が小さくなってきた。
が、土曜日の夜、弱めの神経症の発作があって普段飲まない薬を飲む。
すぐに治まって寝る。


最近近場の蔦屋の中にあるTULLY'S COFFEEでダラダラしてる。
田舎なので気の利いた喫茶店がないので非常にうれしい。
長居をするつもりでラテとアップルパイを注文して本を読んだり書き物をしたりするのだが、今までが喫茶店に長居をするという習慣がなかったのでなんとなく30分ぐらいで出てきちゃうw。
そこそこ人も入っているので長居をするのに躊躇する。
今の時期涼しくしてられるので良いのだが、この店、制限はあるものの蔦屋で購入前の本を持ち込む事が出来るとの事。
これ、うれしいサービスだなと思いつつ、客をそんなに信じていいのか?とも思う。
だいたい客によっては立ち読み中にテメェの小汚ねぇ鞄を積んである本の上に置いている不届き者というか常識知らずのアホが少なくない。
オイラはそういう客で腕力で勝てそうな場合は(笑)、置いてある鞄のしたにある本を取るふりして鞄を叩き落としてるのだが(笑)。
そういう奴はオイラをひと睨みしつつまた隣の積んである本の上に鞄を置くので、オイラも即座にその下の本を取る振りをして再度叩きおとす。
<最近電書での本の購入が多いとはいえ自分が買うかもしれない本の上にアホの鞄が載っけられていたら良い気分はしない。
つーかそういうバカ共はテメェの鞄が商品としてある本よりも綺麗だとでも思っているのであろうか。
そういう奴らは苦しんで死ね、と思うのだが、そういう客がいる中で、それでも客の良心を信じるサービスをしている人達に
「客によっては購入前の本を綺麗に扱おうという気持ちの薄い奴だっているのだから、やっぱり購入前の本の持ち込みは止めた方がいいんじゃないの」
と言いたい気持ちにかられる。
オイラは当然購入前の本を読みながら飲み食いして汚さない自身がないので、ちゃんと購入して入店するけどね。


今週日曜日、岩盤浴、赤外線サウナ、ストレッチ。
最近、ちょっと朝寝が足りない状態のまま、朝イチで岩盤浴に行って一時間ぐっすり眠ってぐっちょり汗をかいてくる。
それでも寝たりないので風呂場のデッキチェアで更に一時間程真っ裸でうたた寝する。
更に赤外線サウナでも横になって少々うたた寝した後にストレッチ。
こんだけでほぼ午前中を費やすが結構疲れが取れて調子良い。


『BLUE GIANT(2)』
Kindle版購入。
やっと出た。
超待望(笑)。
さっさと出せや、いしづかあああ(笑)。
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本巻でなんとなく一番好きな画(笑)。
この舞ちゃんの立ち姿の魅力的なこと。
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ここのやりとりもいい。
学園祭の部分を早く見たいぞ(笑)。
さっさと3巻出せや、いしづかぁあああああ(笑)。
できればKindle版を早くにお願いします(笑)。


『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女 BD版』
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Amazonで書籍購入。
このコミックに関する予備知識なし。
検索しても絵柄が出て来なかったのだが、アメコミではなくBDなのでオイラの好みから完全に逸脱するようなことはないだろうなと思って購入。
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こんな絵柄。
ものすごく好みの画ではないが、金返せとまではいかない絵柄(笑)。
まあ悪くはない。
さすがBD。
リッチな装丁の大判。
大判すぎてオイラの本棚に立てられねえ(笑)。
なので本棚の本の上に横に置いた(笑)。
物語は映画版よりも小説版を基にしつつ、独自の展開を加味してる。
特にリスベットの妹を出してきたり。
設定上、小説には名前が出てきた妹だが、どんな人物か謎だったのをオリジナルの解釈を加えているようだ。
なかなか興味深い。
三部作のコミカライズのようなので続巻も購入予定。


『アナと雪の女王 MovieNEX[Blu-ray+DVD]』
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家電量販店で購入。
しくじりましたがな(笑)。
3DBlu-rayって予約だったとは(笑)。
買いそびれたがなw。
今買おうとしても一万円以上ってのはどないやねん(笑)。
つーわけで3D版は今後別売される事を祈りつつ(ディズニーだからなあw再発されそうもないようなあw)2Dを楽しむ事に。


会社の売店で140円出して一日3杯コーヒーを飲むという事がやっと不経済だと悟ったオイラ(笑)。
で、インスタントコーヒーを買ったはいいが入れているのが紙コップ。
持ち難いしすぐ冷めるしであまり良い事ない。
ので、蓋付きで保温性のあるマグカップかタンブラーを探しているがなかなか「コレワ」というものにヒットしない。
ブレまくってチタン製のカップなんて良いなと思うけど必要とする実用性がない(笑)。
多少値は張っても良いものをと思っていたが、こう巡り会わないなら割り切って安手なものにしようと考える。


『アオイホノオ』
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録画で視聴。
予告編を観てすごく楽しみにしていた。
キャストも良いし、原作通りの有名作家へのdisもよくやったと言いたい(笑)。
原作の"大作家芸術大学"から本当にある"大阪芸術大学"をつかってるところなんて、"西"の人はシャレが分かるんだなあと感心した。
が、原作を好きで読んでいる者からすると、圧倒的にスピード感が足りない。
「だからなんだというんだああああああ」
的な原作の持つ読む側を圧倒するような圧力が足りない気がする。
話の運びと台詞回しを今の2倍にして情報量をとにかくぶち込む。
わけのわからない圧倒される力というものが『アオイホノオ』という作品の肝なんだと思うから。



『思い出のマーニー』
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先週土曜日。
109シネマズ菖蒲。
シネコンで二館上映。
一日の上映回数が多いね。
さすがジブリといったところか。
正直良かったところって動きの部分だけなんだよね。
歩いたり、コケたりと、地味だけど難しい動きを演技をつけて的確に作っている。
このあたりはジブリのアニメーターは流石であると言える。
ジブリだけでなく沖浦啓之や本田雄なんていう手練が参加してるしね。
だが、それだけだ。
これを作った人は物語的に際立った盛り上がりのない平坦な作品の作画の妙技のみを堪能しろといっているのだろうか?
まず登場人物達の劇中の役割や、劇中で起こった事に対する後始末にいたるまでがことごとく粗雑に感じられた。
主人公の杏奈に「太っちょ豚」wと、まあシャレにならない事言われた女の子がいる(笑)。
その女の子はかなり大人な対応をするんだけど、杏奈はまあ可愛気のない対応して逃げてっちゃうわけ。
オイラにしてみれば結構人間関係としては致命的なことやってると思うんだけど、そのおとしまえが、エンディングになってからの杏奈の謝罪。
最後の最後で頭下げたぐらいで許せるものなのか?これ。
トイチという無口な男も出てくるんだけど、こいつが無口なだけに地元のガキにバカにされたりしてるシーンがある。
杏奈との関わりを少なからず持つトイチという人物。
こいつのもつ本来ガキ共がバカにできるような存在ではないという強さが表現されると思いきや、それもなし。
いみじくも「太っちょ豚」と言われた女の子が杏奈に
「あんたはあんたのとおりに見えてるのよ」
と言う台詞があるんだけど、この言葉がこの映画全体をあらわしている様に感じられた。
人間は見たまんまの印象がすべてだ。
そういうことなんでしょう。
そこには表面的なだけであって隠れている別の内面の性格というものの存在を完全に否定してるんだと思う。
なんとも浅薄な造形だねえ。
更に言えば登場人物に無駄が多い。
件の「太っちょ豚」の女の子と後半に出てくる別荘に来た東京の女の子は同一のキャラにするべきだった。
そうすれば反発からの和解というものがストレートに描けた筈だ。
「太っちょ豚」の女の子にしてもトイチにしても、出てくる感じた思わせぶりなのに物語になんら関与しない。
杏奈とマーニーが毎日交互に三つの質問をしあうという部分も冒頭の一回こっきり。
これらはたかだか二時間程度の映画を作る上での構成やプロットの甘さが露見してる。
言うなれば二時間の映画に一秒たりとも無駄なカットを入れる余地はないんだよね。
この映画の監督はそれがまったく分かってない。
キャラクターデザインは今までのジブリから多少(ほんのちょっとだけ)ズレた感じは好感がもてたけど、圧倒的にデザインが古い。
あのデザインは宮崎駿がやるから生きたんであって、世代の違う人間がわざわざ扱うべきデザインではないんだよ。
杏奈の見た目がボーイッシュなのでマーニーとの密着は
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↑のようなエロスがあってもいいんだけど、そんな官能性まったくなし。
監督自身の資質ということもあるかもしれないけど、所謂品行方正なジブリ映画という部分を逸脱してはならないという圧力が働いているのかね?
この原作を監督に渡したのは鈴木敏夫らしいけど、こういう選定をする事自体がダメだよね。
宮崎駿や高畑勲じゃないんだから。
オイラの世代は古典文学に思い入れがあるわけではないと思うんだよね。
『ヤマト』に『ガンダム』でしょ。
鈴木敏夫が本作の監督にやらせるような題材なら
「ロボットプロレスものをやれ」
って言う事でしょう。
宮崎や高畑の影響は鈴木一人が負って、後継の監督には自分の好きなものを作らせる。
少なくとも文学を原作にしたものを映画にするというモチベーションは本作の監督には希薄だと思う。
鈴木敏夫、全然だめだな。
そもそも向き不向きの問題として、ジブリのスタッフに物語を、世界観を作り出したいという人はいないんじゃないの?
ひたすら絵描きとして一流の演出家の希望する画を仕上げるということに至上の喜びを感じて、そこにいちアニメーターとしての幸せを見つけていたのがジブリ所属のアニメーターなわけだから。
宮崎・高畑という最強の演出家がいればジブリ内部の者がわざわざ演出家になろうなんて思う筈ないよね。
物語るという部分の乾きを持っていない、ある意味幸せな集団なんだよねジブリは。
ヨタ話で、ジブリに庵野秀明がきて『ナウシカ2』を作るなんてのがありえそうなのがジブリの現状だろう。
オイラにはまったく面白くもなんともない、二度と観る気もおきない、そんな映画であった。


今週は歯のメンテナンス。

by 16mm | 2014-07-20 22:34 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(8)
Commented by chata at 2014-07-21 07:02 x
ウチの近所の蔦屋+タリーズと同じシステムとわ。
本の上に小汚いバッグを置く客がいるとこまで同じw

石塚せんせー、いつの間にやら画力アップしてるぅぅぅ
かわいい女の子が描けるようになったw

『ミレニアム』見たいけどクッソ高いですなぁ。
よくあるアメコミよりは日本寄りな画ですね。

『アオイホノオ』ネットの評判はよろしいようですが。
テンポが気になりましたねやはり。
岡田がドラマ放送に合わせてツイートしてる内容が興味深かったす。

『マーニー』
ダメすかぁぁ何やってんだヨネバヤシ。 

コーヒーは豆買ってきて、朝ドリップして象印のマグにいれて
持ってってます。初期投資もそんなかからないし経済的で
オススメです。

気づけばコブチゲンのかかわる番組ばかりみてます。
Kalafina新曲がiTunesに来てます。
『to the beginning』に似てるけどかっこいいからよしw
Commented by 16mm at 2014-07-21 09:12
◼re:chataさん
本屋で本を汚す奴を草の根で(笑)排除する自警行為をしております(笑)。

>石塚せんせー
一発屋が多い漫画界の中にあって、自分の描きたい事がちゃんとあるということが強みなんでしょうね。売れるとか売れないとかの打算なしで。

>『ミレニアム』
洋モノでおフランスの漫画なので高かったっす。
上手いしオイラ好みの画ではありました。
でも絵柄的には『キックアス』の方が好きかなあ。

>『アオイホノオ』
ほほ〜。
岡田のツイート。
読んでみます。

>『マーニー』
ネットや世間の評判は良いような雰囲気。
みんなこのカッタルイ映画を本当に楽しんでるのかしらん。
オチもだいたい最初から読めてたから意外性もないしねえ。

コーヒー豆をガリガリしてドリップして飲むというのは、その道具も含めてすごく魅力的ですよねえ。
インスタントよりも確実にいいしね。
一考します。

キー!(笑)。
ウロブチゲン(笑)。
ほんとに『to the beginning』似てますがな(笑)。
カッコ良いから買っちゃいました(笑)。
Commented at 2014-08-10 01:39 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by 16mm at 2014-08-10 17:08
◼re:まりもさん
はじめまして。
16mmと申します。
私の拙い文章に対する御丁寧なコメント、ありがとうございます。
『思い出のマーニー』についてのご感想が私と同じとの事で、私もホっとしました(笑)。
世間の評判や、いまだに劇場でかかる回数が初上映時より変らず多い状況をみて
「オイラの感想が特殊だったか」
と思っていたので。
しかし、最近映画評論をしているラッパーの宇多丸が本作について
「杏奈の心情を言葉ではなくスケッチブックに描く画であらわし、なおかつその画に色がつき始めたのはいつか?その絵の具はどういうものか?杏奈が髪留めでおデコをみせはじめたのはいつか?」
などと、非常にするどい考察をしていて、自分がそこまで考えが及ばなかったなと反省している次第。
ただ、それを確認したとしても全体の本作に関する印象は変わらんでしょうな。
これを高畑・宮崎が絶賛というのも、まあ眉唾かなあ、と(笑)。
そんな感じです。
Commented by 16mm at 2014-08-10 17:10
◼re:まりもさん
『げんしけん』は友人に勧められて読んだのですが、ものすごくハマりました。
いまだに何度も読み返しているぐらいですから。
『二代目』も悪くはないんだけど、心情や世界観に関する切り込みが自分の関心事と重なることもあり、その部分を見事に表現していた最初の『げんしけん』の方がやっぱり好きかなあ。
アニメ版もyou tubeで観たのですが、声優はともかく作画が酷くて観てられませんでした。

つたない文章ですが今後ともよろしくお願いいたします。
Commented at 2014-08-11 18:31 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2014-08-11 18:35 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by 16mm at 2014-08-11 20:33
◼re:まりもさん
たいへん高密度なコメントで読んでいて楽しいです。
文章、上手ですね。
『げんしけん』に関しては、広く社会に向けて何かを表現するという事はどういう事か?という命題を厳しく追及した傑作だったと思ってます。
特に6巻のくだりですかね。
荻上が心情を吐露するところ。
世間でいうクリエイティブであるとか、創造者であるとか、もの作りであるとかが、さも善き事の様に言われているわけですが、良きにつけ悪きにつけクリエイターが心血を注いだものが他人に影響を与えない筈はない。
もっといえば、真面目なクリエイターが他人に影響を与えないようなものを真剣に作るわけはないではないか。
社会から袋だたきにあう可能性だってある。
その時、世間は分かってくれなくても少数であっても自分の側に立ってくれる仲間がいる事の心強さ。
まりもさんがおっしゃる群像劇というのをオイラなりに解釈すると、どんな表現であってもそれを絶対肯定する仲間がいてくれる。
ちょっとあり得ないのかもしれませんが、その神懸かりっぷりがオイラにとってはツボだったのだと思ってます。


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