『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』『LUCY/ルーシー』

先週土曜日、歯のメンテナンス。
いつものように美形で剽軽な歯科衛生士女史に歯石をとってもらう。
電動歯ブラシになってもブラシの当てすぎを指摘される。
意地になって歯肉の隙間にブラシを押し込もうとしている所為だと思われる(笑)。
治療後先生と雑談。
とあるレンズについての印象を聞く。
レンズ、カメラ、その後の処理。
それらを複合的に考えるべきだなと思う。


先週は色々ありました(笑)。
長年愛用していたブライトリングが無くなり、打ちひしがれて会社の同僚に話したところ
「椅子の背に掛けてある社服のポケットは?」
と、何気無く言われて探ったら、奥さん、ありましたよ(笑)。
先々週の金曜日から土・日曜日、家や会社の引き出しやら鞄の中を探してたけど、会社で己が座っている椅子の背に掛けてある社服のポケットの中とな( ´_ゝ`)プゲラ。
灯台もと暮らし、もとい、灯台もと暗しとはこのことか(笑)。
同僚もあまりのことに唖然としつつヒトコト
「ボケ老人か」

そんな可愛いボケ老人のオイラ。
有休を取った火曜日、蔦屋のTULLY'SにiPad miniを忘れて、戻った自宅からソッコーで逆戻り。
お店の人が保管しててくれてありがたやw。
同様にウケると思って件の同僚に話すと、オイラを憐れむようなナマアタタかい表情で見つめていた(笑)。


盲導犬が刺される事件があった。
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許し難い。
盲導犬に関してはオイラなりの意見もあるのだが、それは置いておく。
犬を、人間の為に生きることに特化した盲導犬がなるべく声を出さないようにしていることをいいことに及びやがった愚劣極まる犯行だ。
法律上この事件が器物損壊のカテゴリーに入るという。
器物、か。
傷害罪を適用して欲しいと思うが詮無いことだろう。
こういう奴、警察なんぞに捕まらなくてよいので、人知れず長時間の痛みを伴う死を与えて欲しいと思う。


本日日曜日岩盤浴90分。
ストレッチはパス(笑)。


大田垣 晴子
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『セイちゃん 1 』
『セイちゃん 2』
『オンナノコのおたしなみ』
『ふつうのファッション』
『これがわたしの電脳ライフ』
『わたしってどんなヒトですか?』
すべての著作ではないけど、わりと一気に著作がKindle化したので一冊読んでは購入を繰り返してこんな有様になってしまったw。
オオタガキセイコ。
西原理恵子がニシハラ リエコではないように晴子とかいてセイコと読む。
オオタガキは太田垣ではなく大田垣、だ(笑)。
本人の著作でも名前についてはネタにしている。
大田垣の本を買ったのは初めてだ。
雑誌連載を読んだりはしていたのだが一冊まるまる読んだのは今回が初めて。
すごく面白かった。
とくに『オンナノコのおたしなみ』と『わたしってどんなヒトですか?』はきわめてクールな自己分析を行っている。
自己分析を行いつつ世間を相対化して見ているというか、その主張を肯定できるかどうかは別にして物事の見る角度よって得られる面白さというものが表現されていると思う。
なかなか情報量が詰め込まれていて読みがいがある。
『ふつうのファッション』は元の判型が横長の所為か、タブレットでは読み難い(笑)。
Kindle版を残らず買ってしまいそうだ(笑)。


『おにぎり通信~ダメママ日記~ 2』
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AmazonでKindle版購入。
二ノ宮知子他のエッセイ漫画もそうなのだが、イマイチ面白くない。
吉田戦車や伊藤理佐と比べるのは酷なのかもしれんが、読んだ時の手触りがまろやかすぎる、というのか。
う〜ん。
幸せすぎるように見えてしまうと読み手は感情移入できないからかな。
全部をノンフィクションで描いているとは思わないが、それ故にデフォルメの仕方が足りていないと思われる。


『アオイホノオ』
録画視聴。
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山賀キタ〜w。
快傑のうてんきまででていたけど、あれが武田だとはエンディングまで分からんかった(笑)。
来週出る予定の岡田トシオ。
本人にやらせれば良かったのに(笑)。
ホノオくん庵野に対する屈折した思いをドラマで表現しているから辛うじて一つにまとまっているけど、それがなかったらダイコン・フィルムの話だけで十分だという印象になっちゃうかもしれないね(笑)。
ホノオくんの柳楽優弥は健闘してるけど、実在人物達のパワーがシャレにならないから拮抗するのは大変だろうな。
今回は大友克洋disもあってなかなかな面白さであった(笑)。


『プロフェッショナル・「仕事の流儀」美術監督・種田陽平』
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NHK『プロフェッショナル・「仕事の流儀」美術監督・種田陽平』の再放送を録画視聴。
種田と自分を比較するつもりは毛頭ないわけだが、オイラは仕事に関して言えばパッと見で間違いや違和感がなければ拘らないということを心がけている。
だから種田のように監督のオッケーが出てフィルムが出来ているにも関わらず修正を続けるということには
「ああ、この人は芸術家なんだな。お金や時間や他人の労働力というものに頓着しなくていい人なんだな」
と、半笑いに見ていた。
所詮サラリーマンのオイラと芸術家のセンセーは違いますよ。
芸術家のセンセーは周りが見えなくて結構ですな、ってなもんである。
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とは思いつつも、種田を見ていると襟を正さずにはいられない。
身が引き締まる。


iPadアプリ『太陽系』
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物理学、化学、数学の成績はまったくダメだったが、宇宙とか原子だとかの話は好きだ。
以前にもiPadアプリの『元素図鑑』を購入して、たびたび見たり読んだりしている。
『太陽系』はその名の通り太陽系の惑星、衛星、小惑星、彗星、オールト雲などを絵や写真で図解解説してくれるものでなかなか楽しい。
書籍の図鑑に載っているような、太陽系の惑星の公転速度を地球を1として考えて金星は0.6であるとか火星は1.88であるとかの数字でその動きを想像するのも悪くはないが、CGアニメーションで太陽系すべてを俯瞰して見てその相対的なスピード所謂"神の視点"で見る事で得られる情報量の多さと感動は書籍では味わえない。
iPadに表示される惑星や衛星をスワイプするとクルクルと自転したりね。
勉強になるというよりも、見て読んで楽しいアプリであるなと思う。


『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』
DVDでの再見。
前作の『キック・アス』は完璧な映画であったと思ってる。
キャスティングから話運びからまあたいしたもので(笑)。
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悔しいが、スーパーモデルのクラウディア・シファーのダンナである無茶苦茶頭のいい大バカやろうのハゲwマシュー・ヴォーンの監督としての功績が大だったんだと思うね。
ヒーローに憧れる少年が血を流し、痛みと悔いを経験することで成長し、最後は
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全世界のオタクの夢w美少女を抱いて空を飛ぶというクライマックスをぬけぬけとやってみせた(笑)。
最高のクライマックスで最強の官能性のあるシーン。
ハゲwマシュー・ヴォーンw。
すげえぜ大バカやろう(笑)。
こんな具合に一人の少年がヒーローになったのが前作。
こんだけ完璧なので本来は続編なんて作れないもんだと思うんだが。
もし作れるとしたら件のハゲ監督しかいないだろう(笑)。
が、本作、『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』の監督はハゲではない(笑)。
前作がヒーローの物語だとしたら、本作はヒーローごっこの物語。
"ごっこ"の物語がダメというわけではない。
が、前作でハードな展開をしておきながら本作で"ごっこ"遊びの物語にするというのは全体的にヌルくなる。
案の定、本作のキックアスは孤独を選ばず徒党を組む。
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"ジャスティス・フォーエバー"っていう名前だけは威勢がいいんだけど、その実体は自警団ごっこがしたいコスプレマニアの集まりだ。
コスプレをして命をかけて訓練していた前作のヒット・ガールやビッグ・ダディの存在に比べればなんの覚悟もないろくでなしの集まりだ。
そのヒーローとしての覚悟の話は前作で徹底的にやった筈なのに、何故後退してるのか。
更に致命的なのは
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ヒット・ガールが成長しちゃったんだよね。
これは作る側も頭を痛めたろうね。
前作のヒットの原因のひとつは幼い女の子が無茶苦茶下品で凶悪に強くて可愛いにもほどがある存在だったから(笑)。
大きなお友達のロリ心を鷲掴みできるエレメントがなくなったわけだけど、それが本作であらゆる部分のブレを生んでいる気がする。
どいつもこいつも自分の立場がブレまくり。
ヒーローやったり止めたり。
戦うヒロインを止めて普通の女の子に戻ったり戻らなかったり。
あらゆる要素が中途半端。
前作の主人公の恋人は開始早々にビンタをくらわして退散(笑)。
正義のヒーローチームがしょぼいもんだから、必然的に悪の軍団もしょぼい集団。
クライマックスの戦闘だってコスプレというよりも、仮装集団の乱闘のようなスケール。
ありとあらゆる意味で前作を下回ってる(笑)。
その中で主人公の父親の死だけが非常に重たかったりするもんだから、冗談のような展開の本作で妙な陰惨さを残してる。
なんか前作の要素をことごとく受け取れてないんだよな。
ヒット・ガールが成長するのはしょうがない。
本作でヒット・ガールはクライマックスの手前まで普通の女の子を演じ続けるべきだったのだ。
最後の最後で主人公の父親の仇を打つ為にヒット・ガールに戻ることを決意して、最終的には普通は無理だと諦めて去っていく、という締めくくりであるべきだったのだ。
......
言ってもしょうがないけど。
というわけで、オイラのなかでは本作はなかった事になっておりw、『キック・アス』は一作のみのネ申作品であるということになった(笑)。



『LUCY/ルーシー』
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ネタバレあります。
先週金曜日。
109シネマズ菖蒲。
「『ナンシー』」
劇場のチケット売り場で言っちまったよオイラw。
「『LUCY/ルーシー』、一名様でよろしいでしょうか」
売り子の兄ちゃん、ピクリとも笑わずチケットをよこしやがった(笑)。
ああ恥ずかしい恥ずかしい(笑)。
そんな『LUCY/ルーシー』を観た。
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オイラが思うカッチョいいデブ、リュック・ベッソンの作品では『アンジェラ』以降、久々に"オレたちが観たいベッソン"映画を出してくれたと思う。
『グラン・ブルー』『ニキータ』『レオン』は今観ても傑作だと思ってるし、だからこそ最近のベッソン作品の物足りなさを痛感していた。
映画を作るという事の粘りであるとか興味であるとかが希薄になってきたのではないかね。
89分というタイトな上映時間が示す通り、長い物語を作る気はないようだ。
本作『LUCY/ルーシー』にしても、面白くはあったが前述の三作には遠く及ばない。
決定的な部分であると思うが"物語る"という事に対する意欲がベッソンに動機として無くなっているのではないか。
本作にしても実のところ物語というものは存在せず、"世界観"の構築という部分だけで映画を作った。
ではどういう世界観であるかというと、人間の潜在能力を100%使った時に見えてくる世界、というものだ。
人間はその脳の機能の約10%ほどしか使ってない。
なぜ使ってないかと言えば、正確には使えないから。
使おうとすると現行の人間の肉体が耐えられないから。
なら身体を強化しちゃえという発想が人体のサイボーグ化という事になるが、本作とは関係ない話ではある。
人体が耐えられないという描写は本作でも描かれている。
で、この潜在能力云々というのは現行仮説でしかなく、当然誰も体験したことも見た事もない荒唐無稽な事になるんだけど、そこは巧妙に
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どんな荒唐無稽なことでもこのジジイに台詞を言わせれば100%信じてしまうところのモーガン・フリーマン(笑)。
そういう意味ではベッソン上手いよね。
キャスティングで世界観の説明を最小限に抑える事に成功してるんだから(笑)。
別の言い方をすれば手を最大限に抜いてるよな、ベッソンw。
『ニキータ』の頃なんて、どこのカットにもベッソンがいたような気がするけど、本作ではそれがないんだよね。
すくなくとも本作の計算され尽くしたカッチョ良いカー・チェイスは専門のスタッフに丸投げしたような気すらしてる。
ベッソンは俳優の演出のみに注力してるんじゃないかね?
あまり根拠はないんだけど。
でも、相変わらず銃の発射音のセンスはいい。
最終的に潜在能力の100%にアクセスしたルーシーは人の形を保てなくなって、分かりやすい形でいえばコンピューターのメモリーになっちゃうんだけど、そうではなくありとあらゆる場所と時代に同時に存在しうるナニかに変質したという顛末。
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なにかに似てると思えば『ウォッチメン』のDr.マンハッタンと
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『Ghost in the Shell』だよな、コレ(笑)。
脳と潜在能力の映画を作ろうと思いついたはいいが、肝心の物語は借り物ですませたというね。
なんか哀れだな、ベッソン。
とまあ、散々くさしましたけど、アクション映画としてはなかなか面白いし、時間も短いしで、たぶんBlu-rayは買うであろう(笑)。


明日から9月。
夏休みが終わって学生が大挙して朝の通勤電車に乗ってくるんだろうな(笑)。
また乗り難い日々が始まるのお(笑)。

by 16mm | 2014-08-31 22:00 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Comments(2)
Commented by chata at 2014-09-07 01:01 x
『アオイホノオ』すっかり忘れてて最後の方しか観れませんでした。
食いっぱぐれない本人様みたかったなぁw
Commented by 16mm at 2014-09-07 14:31
◼re:chataさん
お疲れ様です。
オイラはすっかりハマってしまいました。
ホノオくんよりあの三人組の方が面白くなってきましたw。


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