『男の自画像』『たそがれたかこ』『BLUE GIANT(3) 』

先週土曜日、ヘアカット。
担当さんの提案でカットの仕方を変えた。
といっても前髪を少々長めに残してさらに分け目の部分をバリカンで剃り込んで横分けになりやすくしたという感じ。
美容師さんも色々考えるんだな。
カットを変えるにあたり非常に論理的に真面目に説明してくれるのだが、お店がクリスマス仕様で皆さんコスプレしており(笑)、どんなに真面目なことをいってもシャンパンやクリスマスツリーのコスプレをしている人間に言われても冗談にしか聞こえん(笑)。
クリスマスツリーの女子に今年最後の頭マッサージをしてもらい、かなりほぐれた感じになる。


本日日曜日、岩盤浴、ストレッチ、ジェットバス。


ここ2〜3日便秘気味だったのでファイブミニを二本飲む。
効果覿面(笑)。
すげえなファイブミニ(笑)。


先週末は劇場に足を運べなかったが、今年はあと少なくとも2本ぐらいは映画を観るつもり。


会社の友人から貰った
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中島みゆき『夜会』グッズ。
毎度わざわざお土産をもらって頭がさがる思いである。
『夜会』も小劇場に戻ったならまた行ってみたいかなあ。
でも出不精だしなあ(笑)。


宇多丸の評論で『インターステラー』が意外にも高評価。
嗜好はひとそれぞれと思いつつ、あの人類崖っぷちと言われる世界観を設定しておきながら、NASAの職員はずいぶん感じのいいところで働いてるじゃん。
この世界観のカーストではNASAが上位の貴族的な地位なのか?
「ユリイカ」
などと呑気に計算した紙をばら撒くシーンがあるけど、紙はどうやって供給されてるわけ?
まだ計算した紙が新聞広告の裏だとかになってビンボくさくなってたら納得はできるんだけどねえ。
なんつーか、やっぱりイギリス出身の監督であるクリストファー・ノーラン、女王様の国にいると物が供給されるということが経済だとか労働と結びついているということにピンとこないのかしらん。
NASAで行うような研究やそこに供給される鉛筆やら紙やらは必要な時になんとなく身近にあるもんだという風にしか思ってないのではないかね。
人類が終わりに近づいている時に、食料もままならないような時に、木を切って紙をつくるなんてことが可能なのだろうかね。
NASAの貴族様のために紙を供給しましょうなんていう人間がいると思い込んでいるところにノーランってどうなの?と思ってしまう。
宇宙についての考証はリアルにカッチョよくやっているけど、その土台となる地球の現状をまったくリアルに描写してないと感じたオイラは、やはりこの映画を受け入れることはできんなあ。


『男の自画像』
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AmazonでKindle版購入。
1巻が0円だった時にとりあえず買って、その後残りの5巻をイッキ買い。
学生時代に連載してたのを読んでいたのでストーリーやその顛末は知っていた。
柳沢きみおの今時珍しいぐらいの男中心主義的な考えに辟易することもあるのだが、これが柳沢の本心なのか男の愚かさを描くためにわざとそうしているのかわからん。
本作は柳沢の作品の中では結構好きなほう。
登場人物達(主役も脇役も含めて)全員が泥沼であがき続け、ある者は泥沼に沈み、ある者は一瞬の光の中に見えたつる草を掴むことができた。
しかしつる草をつかんだところで泥沼に射した光は一瞬でなくなり、不幸にも生き残った者たちはその後行き場を失って泥沼の中で泥だらけで生きていくことになる。
まあ要約するとこんな感じ。
この物語を作者が捉えた人生のペシミズムと捉えるか、物語に興味を失った作者が投げ出して終わらせたか(笑)。
人生というもののままならなさが上手く表現できてたんじゃないかなと思っている。


『たそがれたかこ』
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AmazonでKindle版購入。
既刊の全3巻をイッキに購入(笑)。
入江喜和の作品は以前モーニング誌に載っている頃読んでいて、ずいぶんご無沙汰だった。
本作も第1巻が0円だった時に読んでみて既刊の全部を購入したのだ。
第1巻が0円というのは作者に実入りがないのは申し訳ないと思うが、読んだことのない作品を読ませるには現状良い手段ではないかと思う。
以前と変わらない柔らかな描線が作品にマッチしている。
モーニング誌の時の20代の女性を主人公にした作品よりも、本作のたかこさんの方が心持ち若々しくてエロく感じるんだよなあ。
意中の人間とお互いに知り合ってくっつくというのはそれは幸せなことだけど、くっつくことを前提とせずに想いを馳せるということがどれだけ日々の生活を潤すのか。
若い時にはないこの寸止め感を肯定的に考えてもいいのかもね。
AKBやら韓流やらに想いを馳せるのも本人が満足していれば否定するいわれはないよなあ。
実際は中年のおじさんやおばさんであっても、想いを馳せている時の妄想は実際の若い時よりも若く恥ずかしくいられる。


『BLUE GIANT(3) 』
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AmazonでKindle版購入。
待っていたぞ、いしづかあああああ(笑)。
さっさと出せやいしづかあああああ(笑)。
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この自分の想いが確実に届いたという自信に溢れた表情。
広い世界の端っこではあるかもしれない。
しかし、その端っこをを掴みとった手応え。
端さえしっかりつかめればそこから広がる世界が徐々に手中におさめられる。
いや〜、アツイ。
アツイぞ、いしづかああああ(笑)。
音楽のおばちゃん先生とのセッションの力強さ。
ものすごくアツイ思いの丈がつまった第3巻であった。
連載も立ち読みしてるけど、はやく続巻が読みたいぞ、いしづかあああ(笑)。


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なんとも気に入らないのはdwangoの川上量生がこれに噛んでいるんだよね。
川上はジブリとも庵野秀明のスタジオとも関わりがあるから当然といえば当然なんだけど、この男のなんともいえないいかがわしさというか浅薄さが我慢ならん。
宮崎駿とか鈴木敏夫がなんとなく協力してるのを免罪符にしているとこも気に入らない。
ただ、プログラムの内容が嬉しいものもあって。
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これだとか。
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こんなのもあったりと、大きなお友達に対するアピール感はあると思う。
『エヴァ』だとか『ガンダム』という食いつきやすいもので釣っておいて、今後アニメーターの技術の見本市として一般の、アニメーターの名前など気にしない層に対してどれだけ浸透させることができるか。
商売っ気よりも一般のあまりアニメに興味のない人に対して、例えば本田雄という名前が藤子不二雄と同じぐらいに知られるぐらいでないとこれをやる意味がないと思うんだけどね。
オイラはニコ動に入ってない。
そういう垣根はとりあえず取り払ってもらいたいもんだね。

by 16mm | 2014-12-21 22:28 | | Comments(2)
Commented by chata at 2015-01-19 19:30 x
きみおさんは驚くほど多作ですねぇ。
青巨人は一話しか見てないという有り様ですが
そのうちレンタルしまする。
Commented by 16mm at 2015-01-19 22:21
■re:chataさん
きみおさんはサイバラに寝違えたような絵とか言われててw、そのとおりだと思うけどw、本宮ひろ志と同じで読むと意外とツボにはまりますなw。


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