『プロフェッショナル 仕事の流儀 日本アニメを背負う男 細田守の300日』『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』『ジュラシック・ワールド』

BREITLING NAVITIMER COSMONAUTE
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α7R ILCE-7R
Makro Planar T* 2/50 ZF.2


先週土曜日は目まぐるしく動きまくった。
朝イチで心療内科に行き、終わったら新宿のマップカメラに行き、また戻っていつもの銭湯に行き、次に映画館で映画を二本観る(笑)。
すべてが終了したのは23時30分(笑)。
まあ遊びだとはいえ、本日日曜日、結構クタクタで寝たきり老人のよう(笑)。
埼玉県知事選挙の投票をマイルドな無関心でスルーするつもり。
さっきからオカンが選挙に行けとうるさいが(笑)。


先週土曜日、心療内科。
症状は安定しているが、今回は減薬を見合わせるとのことで納得。


先週土曜日、新宿マップカメラにHASSELBLADのエクステンションチューブを買いに行ったのだ。
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コレ。
カメラに興味がない人には申し訳ない(笑)。
単なるメタル製の輪っかにしか見えないよね(笑)。
何に使うものかというと、近接撮影に使う。
つまり写す対象に近づくことで大きく撮影するための輪っかなの。
例えばオイラの持ってるHASSELBLADのレンズは
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CF 80mm F2.8というレンズなのだが、このレンズの最短のピントの合う距離は0.9m。
この距離が長いか短いか、ピンときませんよね。
作例があればいいのですが無いので言葉で説明します。
例えばバラの花をこのレンズで撮ろうとしたとします。
最短撮影距離が0.9mなのでそこまでしかバラに近づけないのです。
HASSELBLADはフィルムのサイズが約60mm×60mmでそこに写ったバラの花は20mm四方に満たないぐらいの大きさにしかなりません。
このレンズを使って大きく撮るためにはバラに自分が望む大きさになるまで近づき、ピントが合わなくてはならない。
そこでこのエクステンションチューブ。
エクステンションチューブをレンズとカメラの間に嚙ますことでその間を長くする。
レンズとカメラの間が離れることによって最短撮影距離が短くなり、結果的に写す対象がおおきくなる、ということなのだ。
その代わり、無限遠と言ってエクステンションチューブを使うと遠くのものにピントが合わないとか被写界深度が浅くなるとかもあるんだけど。
で、このエクステンションチューブって長さというか厚み違いで4種類あって、購入するにあたり使う用途によってどれぐらいの厚みのものがいいかということがわからなくてはならぬ。
当初、自前のHASSELBLADとレンズを持って行って商品であるエクステンションチューブを使わせてくれないかしらん?と思ったのだが、さすがに商品は使わせてくれないと思いカメラを持っていくのは止めて店員さんに聞いてみることにした。
したら、マップカメラに行ったら、売り物のHASSELBLAD本体とレンズを出してくれて、それにエクステンションチューブを嵌めて大きさをわざわざオイラに確かめさせてくれたですよ。
すっげえうれしい、太っ腹(笑)。
取り合えず確認した上で厚み違いのチューブを2種購入。
一個8000円。
これね、8000円って安いよ。
この値段ならいずれ全部購入したいね。
フィルム全盛の頃のHASSELBLADってどんなアクセサリーでもむちゃくちゃ高かったから。
デジタルカメラの隆盛や世の趨勢が画質というものに頓着しなくなることに拍車がかかって、HASSELBLAD自体の値段が信じられないほど安くなってる。
レンズも安くなってるので、まあ"コンマキューゴー"の長期借金はあるにせよ、もう一本から二本レンズが欲しい。
120mmのマクロレンズもあるんだけど、これも10万円以下ぐらいで買えるみたい。
ちなみマクロレンズとはいえ、最短撮影距離は1mぐらい。
どうやらHASSELBLADでのマクロ撮影はエクステンションチューブが必須らしい(笑)。
しっかし、マップカメラ恐るべし。
エクステンションチューブをカメラに着け外す約束事をきちんと教えてくれる。
レンズやエクステンションチューブの着脱はHASSELBLADのシャッターをチャージした状態で行うとか。
エクステンションチューブをHASSELBLADのボディに着けてからレンズを着ける。
外すときはその逆にレンズから外していく。
この約束事を守らないと故障の原因になるんだよね。
さらに、オイラはまったく知らなかったがエクステンションチューブを使うと露出倍数がかかる、と。
間にレンズが入っているわけではないエクステンションチューブをつけるのに露出倍数がかかるとは、恥ずかしながら知らなんだ。
ボディとレンズに距離ができればそれだけ光が入ってくる量も変化する、という最もなこと。
マップカメラの店員さん、この露出倍数を簡単に割り出すやり方まで教えてくれた。
もう16000円で至れり尽くせりである(笑)。
多くの人がカメラなどは写ればいいという思いで安い量販店に行って購入する昨今。
量販店にもたまに詳しい人はいるけど、行っちゃ悪いが彼らは売ったらそれ以降のケアや購入時に専門的な注意事項を教えてくれるなんてことはほぼないからね。
なので、せめてカメラにちょっとでも興味があって写真を撮りたいと思う人は地元の小売店のカメラ屋さんの常連になることをお勧めする。
小売のカメラ店も必ずしも詳しかったり丁寧だったりすることはないんだけど。
その点オイラは地元に信頼できるカメラ店があって入り浸っているし、常連というほど良い客にはなれないかもしれんがマップカメラにも今後足繁く通うつもりである。


先週土曜日、ジェットバス、ストレッチ、赤外線サウナ、日光浴。


Kindle版電書で読みたい本が無くなった(笑)。
いや、まったくないわけではないんだけど、そもそも新刊が電書で出ることが非常にすくないのが問題。
紙の本は極力買わないということにしていたが、どうしても読みたい専門書(映画関係、写真関係)は紙の本で購入するも止む無しか。
最近、そんな風に思っている。


先週の宇多丸のラジオ番組『ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル』にて『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』の評論。
町山智浩に遠慮しつつも結構コテンパンにしてた印象。
やはりオイラは演出というよりも脚本がそもそもダメだったような気がする。
"この映画は絶対に勝ち目のない戦いに挑む話なんだから、作る側もそうでなくてはおかしい。負ける確率も高いが何もしなくては勝つ確率はゼロ"
と、町山は言ったらしいが、こんなこと言ってほしくなかったな。
つまり「作らない奴は黙っとけ」って暗に言っているようなもんだと思うのだが。
こういうロジックって町山が散々批判してきたことだと思うんだけどね。
とりあえず後編も観るつもりだけどね。


いや〜、わかってはいたけど、こんなに些細と思われるような部分までCGだったとは(笑)。
俳優の拘束時間やスタントマンの危険に対する保険料など払うぐらいならCGの方が安上がりというわけなんだねえ。
それはわかるけど、ものすごく自然な感じで実景とCGが馴染んでいるのにおどろく。
CGが安くなっちゃっているというのは身につまされるけど、世界水準のCGってのはすげえな。


『プロフェッショナル 仕事の流儀 日本アニメを背負う男 細田守の300日』
8月3日放映。
録画視聴。
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"映画ってさ思うんだけどさ イエーって感じで人生を謳歌してる人のものじゃないと思うんだよね 何ていうか むしろ くすぶっている人のためのものだと思うんだよね自分も含めてさ"
もうなんつかーか、この冒頭の言葉だけで泣けてきたよ。
涙出んかったけど(笑)。
なんか自分を肯定されている気がして本当に気がラクになった。
同様に、親戚が大嫌いだと言った細田監督がさらに好きになった(笑)。
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DVDのコメンタリ以外で細田の話しっぷりを聴いたのは初めてだったかもしれん。
印象としては押井守の話し方で宮崎駿がしゃべっている感じということだろうか。
押井守や富野由悠季のように実写映画に対するコンプレックスを持ってアニメーションを作っているのではなく、アニメーションに誇りや希望や表現の可能性を本当に信じているんだなと感じる。
そういう意味では高畑勲や宮崎駿に通じる部分があると言える。
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絵コンテは宮崎駿のそれのように緻密で細かい。
多くのアニメ監督のように所謂"まるチョン"で雑に描かれたコンテではない。
必要な情報を絵コンテにしているという自負があるからこそ、そのコンテを読みきれない原画に対しては口調は柔らかくも手厳しい。
細田守という人物とその作品を知るかなり有効な手がかりとなった番組であった。


『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』
先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
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予告編でもかかっていたこのシーン。
どうせCGちゃう(笑)?
と思っていたらw

スッゲエ、トム。
漢(おとこ)だねえ(笑)。
その他オードバイや車を使ったアクションの凄さは毎度のことながらすばらしいものがある。
劇中で車が縦方向に後転するのはあまりにもすごすぎて笑ってしまった(笑)。
サブタイトルである『ローグ・ネイション』ってのは"ならず者国家"という。
その"ならずもの国家"はどこにあるのか。
意外と近いところにあったね、というのがオチなんだけど、この辺りは敵の設定が厳しいのだろうなということがうかがえるところ。
オイラとしては別段おどろくべき展開ではないのでいまいちノれなかった。
それでも上映時間中飽きなかったのはアクションの間断のなさかげんと出てくるギミックが面白かったからだ。
今回
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眼下に見える水流が落ち込んでいく施設。
モロッコの発電所という設定で、その地下にあるセキュリティ上のデータを確保している極秘施設があるんだけど、この超水冷のコンピュータのキャビネットってのはいいなと思ったね(笑)。
民間でもこの要領で水冷ができないかしらん。
会社でもパソコンがあるおかげで室温が上昇し、パソコンがあるおかげで必要以上にエアコンを効かせているということがあるからさ。
次作があるとしたら楽しみだが、オイラとしては年末に上映の『スペクター』の方が好きになりそうな予感(笑)。


『ジュラシック・ワールド』
先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
IMAX 3D 字幕版鑑賞。
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前作の『ジュラシック・パークIII』が2001年だって。
14年前(笑)。
前作って3〜4年前ぐらいに公開されたと思ってたけど(笑)。
とにかく印象としては恐竜がらみの映像がこれまでのシリーズとは比べものにならないぐらいにパワーアップしていた。
印象としてはシリーズ第1作の『ジュラシック・パーク』を踏襲しているような感じ。
思えば第1作の『ジュラシック・パーク』はCGで実在の生物をリアルに作り出したエポック・メイキングな作品だったよな。
当時はさすがにCGで多くのカットが制作できなかった(コストと時間がかかるため)ということもあったのだろうが、
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スタン・ウィンストンによる原寸大のアニマトロニクスの造形物。
大地にめり込む足の重量感と力感。
これは多分現在でもCGでは難しいのとちがうか?
この予告編でも使われた足だけで心を持って行かれたよ(笑)。
その足でオイラを踏んずけてくれ、と(笑)。
しかしまあ、劇中では"ジュラシック・パーク"は過去の忌むべき存在としてあり、改称されて"ジュラシック・ワールド"となったようだ。
出てくる恐竜の数、まあCGで表現される数も格段に増え、"パーク"の時は順路に沿ってフォード・エクスプローラーで園内を周るものだったが、本作では
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透明の球体がぐるぐる回りながら乗客がある程度自由に移動できるというものになっていた。
この球体の乗り物もそうだが、"パーク"の時よりも恐竜に対する理解や御し方も方法論として確立しつつある状況のようで、人間が作り出したモノとしての恐竜を制御していた。
改めて劇中でも言われたことだが、この"ワールド"にいる生物は本来の恐竜ではない。
琥珀に閉じ込められていた蚊の中から恐竜の血液を抽出したといっても、それだけで恐竜を再生できなかったために他の似たような生物のDNAで補完して生み出したモノなのだ。
始まり自体が本来の恐竜でないばかりか、このテーマ・パークである"ワールド"を運営するために定期的に新種の恐竜を追加せざるをえず。
そのうち<デカく><速く><歯が多く><人間の言うことは聞くけど凶暴>(笑)、なんていう都合のいい遺伝子組み替えをはじめて、いた筈もない生物を作り始めてしまった。
これが本作のテーマにも通じる。
果たして人間の作り出したモノなら完全に人間はそれをコントロールできうるのか?という問題。
冒頭、
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第1作で大活躍した悪役のラプトルが調教されて人間と心を通わせているというか調教師の命令を聞いているというか、そんな状況を描写しつつも、その調教師でさえ完璧にラプトルを手懐けてはいないということが描写される。
で、それをいい方に見てしまったそそっかしい男が
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『フルメタル・ジャケット』で"ほほえみデブ"を演じたヴィンセント・ドノフリオ。
セキュリティ部門のリーダーでラプトルを兵器に転用できると考える楽観的な男だw。
本作、島の全景を背景に飛ぶヘリコプターの描写がかなりでてくるのだが、それを観るにつけ人間の小ささというものをヴィジュアル的に認識させる効果があると思う。
自然の雄大な大きさ、というものではなく、ちっぽけな人間がこんな大きな自然(といっても海に浮かぶ島でしかないんだけど)をコントロールできるということが思い上がりでしかないということを痛感させる。
結局調教師とラプトルの関係も完全な信頼関係など築けず、まともにその報復を受けることになるのだが。
ただ、そんな凶悪なラプトルも調教した人間の信頼という部分はたしょうなりとも残ってもいた。
結局は自然を模したテクノロジーでさえ人間の手にあまるものだという示唆なのではないだろうか。
そういう意味では今現在のメタファと捉えることができた傑作であると言えるだろう。
今までのこのシリーズの中で一番好きかな。
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本作の主役の一人、右側の女性、ブライス・ダラス・ハワード。
まあなんつーかw美女というには微妙な感じなのですが、『スパイダーマン3』の頃から上手い女優だなと思っていた。
彼女コメディエンヌの才能もあると思う。
演技に非常に上手く緩急をつけられる感じ。
顔は好みではないがwすごく好きな女優である。
この夏オススメの映画の一本であろう。
Blu-rayは買う予定。


今週末はヘア・カット。

by 16mm | 2015-08-09 23:16 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)
Commented by chata at 2015-08-22 23:53 x
トムさん毎度命知らずですなァ~
テレビでちょいと出てた細田監督、2歳の息子にデレデレでしたw
Commented by 16mm at 2015-08-23 09:11
■re:chataさん
『M.I』の翻訳は相変わらず戸棚でしたね(笑)。
トムと太いパイプがあるんでしょうけど、訳したセリフに「~で?」があるとちょっとゲンナリします(笑)。


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