『マイ・インターン』

BREITLING NAVITIMER COSMONAUTE
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α7R ILCE-7R
Contax Carl Zeiss Planar T* 85mm f/1.2 (60 Year Anniversary Lens)
エクステンションチューブ

↑こうして見ると、というか見なくても分かりそうなもんだがw、機械式時計というのは精密な上に繊細だよなと思う。
たかだか直径40mmのメタルのシェルのなかに数百の部品が詰まっていて、一つとして余分であるとか無駄なものがない。
逆に言えばたった一つの部品の損傷で機械式時計は機能しなくなると言える。
とまあ、オイラもここまでわかっていながらこの時計を壁にブツけるは落とすは(笑)。
最近落としたおかげでベゼルが緩んでしまった。
これは次回のメンテナンスで直してもらうつもりである。
腕を壁にぶつければ痛いし、テーブルの高さ程度のところからでも当たりどころが悪ければ人間だって死ぬ。
オイラのような人間なら頭蓋の中の脳みそなど小さいもんだからw頭が揺れたところで脳みそが直接頭蓋にぶち当たって致命傷を負うようなことはなさそうだけど、機械式時計の小さな空間では1mmも遊びや逃げ場がないから衝撃は非常に大きいものであろう。
上の画像の中央下の紅いのは人工ルビーで、その周りの金色はインカブロックといわれるもの。
人工ルビーは歯車の軸受けになっている。
常に回り続ける歯車の軸はドリルのようなもので、軸受けを削り続ける。
その為に通常の金属ではなく、硬度のあるルビーなのだ。
更にこの軸が時計のオーナーの粗忽の衝撃で折れないようにインカブロックというショックアブソーバで和らげる。
機械式時計はひ弱でありながらもオーナーが犯す粗忽さに対処する機構を備えている。
なんてかわいいヤツなんだ。
時間を知るためなら、腕時計どころかスマホで十分。
正確さはどうがんばっても機械式時計はクォーツにはかなわない。
機械式時計がすきだったり、集めたりする人間は合理性や正確さだけではないものを時計に求めているのではないだろか。
魂の問題かもね。


先週土曜日、歯のメンテナンス。
いつものように美形で剽軽な歯科衛生士女史に歯石をとってもらう。
メンテ後、女史に手鏡を渡される。
自分の上の歯茎がかなり薄くなっていてギョッとする。
どうやら歯周病というよりも歯磨きのブラシの当て方が強すぎるためらしい。
埋まって隠れていると思っていた歯が結構露出しているとビビるよ(笑)。
いま、手磨きと電動ブラシを一日置きのローテーションしているのだが、やはり電動ブラシを多めにやったほうが良いかもね。
治療後、先生と雑談。
デジタルフォトフレームについて聞く。


今週日曜日、ジェットバス、ストレッチ、赤外線サウナ。
今週か来週に結構診断を受けるつもりである。


本日祝日の月曜日、買って以来初めてエアコンの本格的な掃除。
自動的にフィルターの掃除を行ってくれる機能がついた優れものなエアコンだが、その掃除をしてくれる機能の機械の部分は掃除をせねばならない(笑)。
ホコリ取りのダストボックスに結構綿ゴミが詰まっていた。
これがまともにエアコンの吹き出し口についていたらやはりエラいことなんだろうなと思う。
自分でかなりの部分を掃除できるのでこのエアコンを選んだようなものである。


"MacOS"を"el capitan"にしてからiPhone、iPadの写真が読み込めない。
ネットを探ったら同じような不具合があるらしい。
オイラは"iPhoto"を使うことでしのいでいる。


『新しい道徳 「いいことをすると気持ちがいい」のはなぜか』
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AmazonでKindle版購入。
紙の本が書店に並んでざっと立ち読みした時から楽しみにしていた本。
北野武の本は割とKindle化されるのでとりあえず待っていた甲斐があったというもの。
冒頭の文で、結構自分の本がKindle化されているのにもかかわらず、Amazonを単なる本屋かブックオフぐらいの認識しかないようなのは、まあ著者が年寄りだしご愛嬌だろう(笑)。
オイラが中学生か高校生の時に
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『ビートたけしのみんなゴミだった』を買って読んだ。
今では読み返す機会はなくなっちゃったけど、ちゃんと自分の分かるところの本棚に保管してある。
大げさに言うようだが<笑っていただいてもいい>、この本ってオイラの生き方を決定付けたと言ってもいい本だった。
オイラの生き方や考え方に明確な方向性を与えてくれた。
芸術、芸人、世界の事、家族、子供、自分の顔、仕事、女......etc...
そこに書かれた全てに納得できたわけではなかったし、15.6歳の大柄な小僧に理解できないこともあった。
しかしね、この本には哲学があったんだと思う。
しかも今まで聞いたことも考えたこともなかったことが。
だからビートたけしは漫才を聞いて好きになったというよりもこの本を読んだことで大好きになった。
前段が長くなったが、今回読んだ『新しい道徳 「いいことをすると気持ちがいい」のはなぜか』はそれに匹敵するぐらいの良書だった。
たぶんおそらくだが北野武の孫が学校で道徳教育を受ける段になって、そこに書かれている道徳についての違和感を言わずにはいられなくなったのだと思う。
ビートたけしが道徳を茶化すネタは彼が漫才師の時にも当然あった。
ネタとしては真新しものではないけど、本作ではネタに対する切実さが違う。
学校で教育としてある種の強制力をもって自分の孫にこんな事を吹き込まれることへの北野武なりの反抗なのだと思う。
考えてみれば北野武のお孫さんを教える教師ってのはオイラと同じ世代ではないか?
オイラと同じ世代とすればビートたけしのラジオ番組なんかを聴いて世の中に溢れる偽善や欺瞞を笑い飛ばしていたのを痛快に思っていたのではないか?
ビートたけしはたけしなりに、その当時の真面目な苛立ちを笑いに乗せてしゃべってきた筈であるのに、それを聴いていたオイラの世代はそれを真摯に考えることもせず、笑いのネタになっていたはずのものを疑いもせずに行っている。
この本はオイラたちに対する苛立ちの表明と諦めの吐露だと思う。


『アップルシード ハイパーノート<アップルシード ハイパーノート>』
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AmazonでKindle版購入。
すでに紙の本は買って内容を知っているが、まあお布施の一種。
この本をもって士郎正宗の『アップルシード』は完結ということになる。
まあ続きを描いてないからだけど、今後も描かないだろうな。
それにしてもこのKindle版はひどい。
ページの解像度が低い所為か、作者特有の能書きやモノローグの細い書き文字がかすれ気味になっている。
折角の高密度の作画の漫画が台無しではないのかね。
容量の問題とか色々あるのはわかるんだけど、ものすごーく損した気分にはなるね。


『宇宙戦艦ヤマト2199(7)』
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AmazonでKindle版購入。
前述の『アップルシード ハイパーノート<アップルシード ハイパーノート>』は打って変わって電書に最適化した作りになっていると思う。
なんだろう、圧縮率の差なのであろうか?
電書なんだからどこまでもズームして細部まで見れるようになるのが理想だ。
特に士郎正宗や本書の むらかわみちお のような超絶技巧派の漫画家ならなおさら高解像度は必須だと思う。
この『ヤマト2199』はTVシリーズも終わっちゃったし結末もわかっているので むらかわ の作画を見るため以外のモチベーションがない。
オイラとしては『虚数霊』の続編が読みたいところである。


『風立ちぬ』
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Amazonで書籍購入。
映画『風立ちぬ』の原作とも言えるもので、モデルグラフィックス誌に2009年4月号から2010年1月号に掲載されたものをまとめたものである。
オイラは掲載時に普段なら買わないモデルグラフィックス誌をこの漫画のためだけに買っていたっけ。
大判でフルカラーであるが値段の割に(2376円)ページが薄いし、宮崎駿の能書きがいっぱい(笑)なので、
「夢や希望にあふれたジブリ作品がすき〜」
という人にはオススメしません(笑)。
こんな本、色が付いていたって母親が自分の子供に読み聞かせることも面倒だから絵本の代わりにもならないからね(笑)。
気合の入ったパヤオヲタクにはオススメ。
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登場人物がほぼ全員豚という暴挙(笑)。
相変わらず宮崎駿の人間に対する(自分も含めた)悪意が笑える(笑)。
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漫画の方では比較的に詳しく描かれていた↑九試単座戦闘機。
逆ガルウィングと言われる、翼が横一直線ではないW字型になっている特徴的な翼。
堀越二郎はこのつばさを飛ばしたかったという。
たしかにカッコイイと思うし美しいなとも思う。
風洞実験で問題が発生していたらしく、逆ガルは一号機のみとなった。
......
オイラは零戦に詳しいわけでも戦史に詳しいわけでも堀越二郎に詳しいわけでもない。
そういうことで言うと、高性能の戦闘機を作ったという罪において、オイラはどうしても堀越二郎を肯定的に見ることができないでいる。
宮崎駿の『風立ちぬ』は稀に見る傑作であると思うし、巨匠の最終作にふさわしい巨きさをもったものであるということは分かる。
運動性能が高く、航続距離の長い零戦があったからこそ非常識で無茶な作戦が立てられ、最後は作戦などと断じて言えない特攻機なんて棺桶同然のものになった。
ここ最近ではあるのだが、零戦というものが本当に忌むべき存在にしか感じられん。
なるほど堀越二郎は職務に忠実で真面目に自分の理想とする飛行機を追い求めていただろう。
たまたま時代が世界大戦だったから作らなければならない飛行機は戦闘機になってしまった。
そういうことかもしれない。
しかし、その真面目さで高性能さを追求することでどんなことが起きるかということは、絶対にわかっていたはずなのだ。
ただでさえ戦闘機を作るにあたりスポンサーである軍人や戦闘機乗りの時には矛盾した、時には理不尽なオーダーを叶えつつだったわけなので、堀越二郎にはコイツらは絶対に国を荒廃に導くにちがいないという予感はあっただろう。
それでも作らなければならなかったのは時代がそうさせたということもあるし、特別高等警察なんてのに目をつけられたらどんな目にあうかということもわかってた上でのことだろう。
だからと言って堀越をことさら持ち上げる気にはなれない。
オイラからすれば優秀な戦闘機を作った人というだけで、偉人でも賢人でもない、尊敬もできない人物でしかない。
宮崎駿は堀越二郎の自伝や評伝を作るつもりはないということなわけで、『風立ちぬ』を観て堀越を分かった気になるのは危険ではある。
そもそも漫画にも映画にも出てきたカプローニ博士。
これって堀越二郎とカプローニ博士がさも顔見知りのごとく描かれているけど、二郎の妄想の中に出てきてるだけ、というか、二郎の妄想でもない、宮崎駿の危険なハッタリなんだと思う。
カプローニ博士を二郎の夢の中で出すことで、宮崎駿は劇中の堀越二郎に免罪符を与えている。
堀越二郎は美しいものを作りたいだけだった、というね。
それが戦闘機だろうが関係ない。
美しい夢であればいいのだという免罪符。
こんなことに勝手に免罪符にされたカプローニ博士は大迷惑のような気もするんだがなあ。
貧富のある世界を肯定し、そこで美しいものなら戦闘機でも作る。
宮崎駿という人物だけがというわけではないが、天才的なクリエイターと呼ばれる人間達のもつ世界観一端を垣間見ることができる作品だったと思う。


『鼻下長紳士回顧録 上巻』
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AmazonでKindle版購入。
安野モヨコ、復活してたんだ(笑)。
半分引退してこの手の長編作品は描かないものだと思っていたのだが。
すっげえうれしい。
『鼻下長紳士回顧録』って「びかちょうしんしかいころく」って読むのか。
鼻下長って"鼻の下を長くする"と同義で女性に甘い男のことらしい。
が、とりあえず上巻を読んだ印象はない。
バカな男のファンタジーを叶えてくれる女性達。
クズのような男にファンタジーを感じる女性達。
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このイズム(笑)。
続巻がすっげえ楽しみ。
できれば『働きマン』も続けてもらいたいところだけど......。


『岳』
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AmazonでKindle版全巻購入したものを全巻読了。
この三歩の親友である野田隊長の言葉
「危険はオレ達の隣にあるんじゃない 危険はオレ達の一部 いつも一緒だ」
このセリフが掲載された時期って東日本大震災のすぐ後に発売されたものだったんだよね。
ものすごくタイムリーであり、そうでなくてもグっとくる言葉であるのには間違いない。
この後のセリフ
「オレは救助が好きだ 救助隊員という生き方が好きだ」
これって意地悪く読めば不謹慎な言葉である。
他人が困難な目にあっていて、そういう人たちがいるから自分は救助隊員として生きがいがあるんだ、ともとれるよね。
この言葉の意味って、山で困難な事態に遭遇して生死の境にいた人間を助け出すことで再びその人間が山に来てくれる手伝いをする。
山を憎悪の対象にしない守護者としての救助員の生き方、というのが野田の言いたいことなのかなと思う。
三歩が死んだ人間にさえ
「よくがんばった」
と労いの言葉をかけるのは魂が再び山に戻ってくることを信じているのかもしれん。
で、野田隊長が最終回で出てこないのは色々理由があるだろうけど、深読みすれば自分の隊員が負傷するのを防ぐことができなかった為だろうね。
救助隊員という生き方云々だけでは対処できない事態を目の当たりにして、自ら山より遠ざかった人生を選んだのではないだろうか。
だから野田は救助隊員から外されてから山には一度として来ないどころか、生涯山に登らないんだろうな、とか。
なにより山には三歩はいない。
そういうことだと思う。
蛇足だがザックについても、本作のヒロインである久美ちゃんとくっつくかと思いきや、最終回でアメリカに帰ったことになっている。
三歩がいればなんとか久美ちゃんとくっつく事もあったろうが、仮想敵であった三歩がいなくなってしまっては、あまりに棚から牡丹餅のような気分になったんだと思える。
ザックと久美ちゃんは二人でキャンプに行ったりするようないい感じであったのに。
このあたりの機微、オイラは作者の石塚が信頼できると思う所以である。
いい作品だ。
今後も読み続けるだろうね。


『ルパン三世』
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録画視聴。

オープニングの動きや画がカッチョよかったので期待しちゃったですよ。
というのもアレだな、オープニングは声がでてなかったからね。
次元大介の小林清志氏。
82歳かあ。
申し訳ないがイメージは合っていてもキャラクターの造形と声があっていない。
ハリがないんだよね。
おそらく次元の声は自分だという強い自負があるんだろうけど。
オイラもそう思う。
だからこそ次元も歳をとらせたキャラ造形にすべきだとも思う。
次元がジジイになったらそもそも『ルパン』ではなくなる、というならそのとおり。
小林清志は『ルパン三世』の人気を不動にしている功労者の一人だ。
小林清志が年老いたら次元も歳をとらせるべきで。
小林にしてみれば主役だったルパンの声をものまねタレントで肩代わりされているこの状況は悪夢でしかないのかもしれん。
自分の声マネができるヤツに少なくとも自分の目の黒いうちはやらせないという意地かもしれんね。
続けて観るかは思案中。


世間的な評判から宇多丸の評論まで、オイラが気に入らないと言った『キングスマン』の評判がいい(笑)。
う〜ん、まさかの少数派になってしまった(笑)。


『マイ・インターン』
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先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
色々と観た方が良さげな映画があるのだが(『GAMBA ガンバと仲間たち』とか『図書館戦争 THE LAST MISSION』とか)、どうにも食指が伸びず。
で、久しぶりにロバート・デ ニーロ、ボビーが観たいな(笑)とおもって本作をチョイス。
コメディ・タッチの働く女性の物語というか。
普段この手の映画を観慣れていない所為か、「普通に面白かった」という感想しか出てこんw。
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アン・ハサウェイは好きな女優だしいいんだけど、やっぱり
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ボビーだろう(笑)。
太極拳をするデ ニーロ。
マッサージお姐ちゃんにマッサーされて勃起するデ ニーロ(笑)。
前の晩に次の日に着ていく服を用意するデ ニーロ。
etc......
とにかくみんな大好きボビーがこれでもかというぐらいに観れる。
なんつーかアレだね、小動物が可愛いと思うような存在なのかな(笑)。
と、思いきや(笑)。
たまに見せるトラヴィス・ビックルのような鋭い眼。
ボ、ボビー。
コメディやってても眼は死んでねえ(笑)。
デ ニーロが出ている映画で本作の前に観たのはリュック・ベッソンの『マラヴィータ』だったけど、アレはナニだったしなあ(笑)。
ライト・コメディで演じる方も観る方も肩の力を抜いて観れる映画もいいが、再びスコセッシと組んでハードな作品が観てみたいなと思ってしまう。

by 16mm | 2015-10-12 20:43 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Comments(2)
Commented by chata at 2015-10-12 21:12 x
ルパンのOPかっこいいスね。
次元の声はこもってましたねぇ。
何気に新ガンダムがおもろいので視聴継続決定です。
Commented by 16mm at 2015-10-12 21:21
■re:chataさん
次元の声については文句は言いたくないが、言いたくないんだがぁ.....
ちょっと悲しくなりますね、あの声は。

ガンダムはノーマークでした。
とりあえず月末に『オリジン』ですかなあ。


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