『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』

先週土曜日、歯のメンテナンス。
いつものように美形で剽軽な歯科衛生士女史に歯の状態を診てもらうが、件の女史が風邪ひきであった。
お大事にしてもらいたいものである。
相変わらずブラッシングが強すぎる旨を指摘される。
手動・電動問わず、無意識のうちに歯に押し付ける圧が強くなる傾向がある。
電動歯ブラシなど本当に力など入れなくていいのに押し付けるもんだから、歯茎が下がってる根元が割と削れてたりね。
ブラシ圧が強すぎるせいなのだが。
本当に意識的にブラシの圧に対して意識的にならねがならん。
治療後先生と雑談。
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Sony QX1 を見せてもらう。
このシステムってスマホだとかiPadだとかについているカメラのレンズ部分に取り付けて撮るものだと思っていたのよ。
スマホだとかiPadのレンズを使いそこに外付けのレンズをつけることで焦点距離のバリエーションを提供するというね。
だからどうやってもスマホやiPadのカメラの性能に依拠していると思っていたので、あまり関心がなかった。
しかし、実は全く違ってて撮像素子はSony QX1 に入っているAPS−Cの2020万画素で写していると。
しかもSony QX1 がうつしているものはWi-FiでスマホやらiPadにリアルタイムで送られるのでそれらの画面がファインダー代わりになる。
写したデータはWi-FiでスマホやiPadに転送出来もするが、Sony QX1 本体にmicroSDを入れてそこに溜め込むこともできる。
ストロボ付き。
これはレンズ交換式であるのでSONYのEマウントレンズのAF仕様のレンズであればオートフォーカスも使えちゃう。
スマホやiPadに映っている映像でピントが欲しい部分をタッチするだけでその部分にピントが合う。
スマホでもいいけどiPadだと持つのは大変だけどファインダーとしては見やすいし操作しやすい。
上の画像だとスマホをプラスチックのマウントで挟み込んで固定しているが、Wi-Fiが届く範囲ならスマホからSony QX1 を話してもいい。
これを見て真っ先に思ったのは、これでフルサイズが出たらディレクターズ・ファインダーとして使えるなあ、ということ。
さらに言えばコンパクト・カメラの代わりになるよな。
これ見て行きつけのカメラ店の店主にオススメしたぐらい(笑)。
値段も手頃だしレンズ交換も出来てすごくいいなと思いつつもフルサイズだったらなあ、という部分の残念さでおそらくこれは買わんだろうなあ(笑)。
しっかしだけど、今更ながらすげえシステムだと思った。
いつも持ち歩いているスマホにちょっとしたアタッチメントをつけるだけでコンデジ以上の画質の画像が得られるんだから。
ちょっとスマホでは物足りなく、コンデジ買おうとしている人には選択肢として考えるのもいいかもね。
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それと同じくSONYのGP-VPT1というビデオカメラ操作用のグリップ。
これの萌えたところは(笑)
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脚が展開して三脚になるというラブリーさ。
このグリップのシステムと前述したSony QX1がドッキングできればオイラとしての使いかっては完璧なのだがなあ(笑)。


本日日曜日、岩盤浴、日光浴、ストレッチ。
先週、踵骨棘が再発したような痛みを感じて慌てて毎日3回ほど足首のストレッチをして事なきを得た。
やはりストレッチは大事だなあ。


『先生ごめんなさい 分冊版 : 3』
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AmazonでKindle版購入。
また分冊版を買うてもうた(笑)。
単行本1冊分になるまでまって買ったほうが割安であるのはわかっているのだが(笑)。
今回のトビラ画がすばらしく綺麗だなと思った。
うん、これだけでも買って良かったと思う。


運転免許更新仕様のメガネが出来上がった。
一応車の運転用なのでつけて運転したら、慣れてない成果イマイチ。
遠くはやっぱり見やすくなった。
かけかえるのを面倒くさがってこのメガネを常用するのは避けたいとは思っている(笑)。


『一度だけの恋なら』
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『マクロスΔ(デルタ)』本編は観ていないのだがこの『一度だけの恋なら』がここ数日頭のなかでリフレインしている。
有線なんかでも結構かかってるみたい。
歌や曲に対する力の入れ方のパない感じは昔からかわらんのお。


基本的に知識や教養がないので政治の話なり経済の話なり宗教の話はなるべく避けてきた。
これでも(笑)。
ちょこちょここの手の話のエントリはあっても
「もの申す」
という大上段なものではなく、オイラとしては単なる悪口だと思っている。
なのでここからの文章も単なる悪口である(笑)。
舛添要一東京都知事。
正直申しまして、この人がこんなにエエ加減な人間だとは思ってませんでした(笑)。
人を見る目がないというご指摘を甘んじて受けましょう(笑)。
今は全然観てないけど、今から30年ぐらい前に始まった『朝まで生テレビ』という討論番組。
そこに西部邁やら栗本慎一郎やら舛添要一なんかがでてたわけ。
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栗本慎一郎なんてそこで初めて名前を知って、学生時代その著作をほぼ全部読むほど傾倒していた時期があった。
経済人類学という学問自体が魅力的に感じたこともあって、それに付随する本も結構読んでいた。
一応経済学部だったからね。
『朝まで生テレビ』の影響で西部邁の本も舛添要一の本もいくつか読んだ。
それでも栗本慎一郎の本の量には及ばない。
というぐらい栗本に傾倒していた。
それがあるとき一気に冷めた。
栗本慎一郎、なんか有名人に対するコメントを求められるとかならず
「自分は〇〇が有名になる前から知ってるんですが」
という一文を必ずつけてることに気がついた。
最初は
「さすが栗本、見る目があるんだなあ」
などと呑気に思っていたんだが、それが有名人が出るたびにそういう一文をつけてるとわかったわけ。
一体大学教授のお前がいつ有名になる前の林真理子と接点があったんだ(笑)?
こういうさ、あざとい感じって栗本の著作の中では「ヒャクショー」と揶揄してたものなんだよね。
なんだ栗本自信が有名人好きなあざといヒャクショー根性な人間だったんじゃん。
お百姓さんに謝れ。
学者の人間性とその学問は別だということはわかるけど、そんな下らない人間のやってる学問の価値というのもつまらないものになってくる。
オイラが学生時代ってのは"ニューアカデミズム"とかなんとか言われた時代で、件の西部、栗本、舛添や浅田彰がもてはやされたりもした。
浅田彰の本なんてむちゃくちゃ売れたらしいけど、オイラ読んでもまったく分かりませんでした(笑)。
売れたということはあの本を理解した人も相当数いたんだろうけど、オイラは分からんかった(笑)。
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まあそんな時代から舛添要一という人物を知った気になっていたわけだが、今回のことでオイラはまったく人間の本質を分かってなかったと痛感したわけです。
先日の舛添要一東京都知事の使途不明すぎる政治資金の使い方についての釈明。
これっさ、子供のときにこういう屁理屈いったら問答無用で母親にど突かれると思うんだが(笑)。
そういう屁理屈というか詭弁の類だよ。
これで都民を煙に巻こうというのがものすごい自分以外を馬鹿にした感じに思える。
「お前らにはこの程度の理屈で丸め込めるだろう」
という。
こういう人間って過去にもいたのを思い出した。
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上祐史浩。
この人も悪辣な詭弁と屁理屈の輩だ。
この上祐と舛添って共通点があって、どちらも偏差値高い高学歴な人間であるということ。
基本自分より無知だとわかると徹底的に上から目線になること。
それとどちらも自分がまったく信じていないものをあたかも信じている風を装っているというところ。
上祐がオウムに入ったのは麻原彰晃の思想に傾倒したわけではまったくなく、集金システムとしての宗教団体に入り麻原彰晃に取り入って教団内で権力とカネが自由になる立場になることがオイシイからだ。
麻原が周りを高学歴な人間で固めたのは自身のコンプレックスからであり、上祐を含めた周りの人間もそれを利用したにすぎない。
舛添にしても同様で都民の為に何かをやるなんてことは"毛"がなく、ではなくw、"毛"ほどもなく、私服を肥やして権力を握っていたいという通俗的な欲望に過ぎない。
嬉々として飛行機のファーストクラスに乗るなんて本当に田舎もんだよな(笑)。
精神構造のセコさが手に取るように分かるわい。
だいたいさ、脚が痛いから脚を伸ばすために別荘に行った、などと誰が信じる。
政治家の健康問題ってのは非常にセンシティブなもののはずで、たとえ病気であっても
「ちょっと貧血気味で」
ぐらい言ってごまかすものなのに、自分からどこそこが悪いだのと言っちゃう政治家ってのは更に奥に致命的な隠し事があるからに他ならない。
多分それが公金の指摘運用になるんだろうけど。
そもそもここずっと都知事って最悪な人間ばっかじゃん。
前任の猪瀬もカネがらみで失脚。
更に前の石原なんてなんか銀行作って大失敗したじゃん。
忘れちゃいかんけど忘れちゃったけど。
そういう意味では舛添はマスコミの格好ガス抜きにはなったね。
猪瀬や石原は作家だからなかなかマスコミは批判できないから。
もしかしたら自分のところの出版社で本を出してくれるかもしれないとかね。
そもそも石原も猪瀬も本なんて売れねえんだから、そんな心配せずに叩けばよかったのだ。
といわけで、悪口終了。
ああすっきりした(笑)。



『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』
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先週土曜日、MOVIXさいたま。
前作は不覚にも観逃し。
DVDを観て作品の志の高さというものに打たれて、続編があったら絶対に観に行こうと思っていた作品を初日に観に行けた。
21時30分の回で8割ぐらい埋まってる盛況ぶり。
それに幸いにも(?)劇場の入場券売り場では若くて綺麗な女子が対応してくれたので
「へんたいかめん いちまい」
このように平仮名で女子に言ったよオイラ(笑)。
女子、なかなか作品タイトルを言ってくれなかったが最後の最後で
「21時30分『HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス』6番シアターです」
とゆってくれたよ(笑)。
女子に"へんたい"とか"アブノーマル"とか言われる事の至福(笑)。
まあそれはいいのだが(笑)。
本作、スタッフ・キャストは前作とほぼ同じままバジェットが多少大きくなった感じか。
タイトル名で結構なハンデを背負っている本作だが、それを恥ずかしがったり自嘲的にならず、心底カッコイイヒーローを造り出そうという思いには本当に頭がさがるし、そういう態度こそが大事なのだと思う。
真面目さと真剣さ。
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監督の福田雄一が演出したTVドラマである『アオイホノオ』からの流れで柳楽優弥が出演。
『アオイホノオ』のホノオくん同様なエキセントリックさとオドオドした感じのギャップを見事に演じていた。
ただ、どうしても前作との比較になってしまうのだが、本作の前半がどうにもモタついた感じというか。
柳楽優弥が本作にどう絡むかわからない段階だとなんか物語が推進しない。
物語の進み方が遅い気がするのだ。
柳楽優弥に適切な役割を与えるための説明とでもいうか、それが冗長に感じてしまったかな。
そういう意味では前作の時間もない金もないという孤立無援のスピード感というのがある意味作品の出来に寄与していたような気もする。
そのスピードが一気に増すのが物語の中盤にまさかの安田顕が再登場する(笑)。
この常軌を逸した安田顕の変態ぶりから物語のスピード感が増し、クライマックスに流れていく。
という感じで概ね面白かった。
劇場で笑い声もあったしね。
ただね演技の良さとコメディエンヌの才能が抜群にあるにもかかわらず
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ヒロインの清水富美加がエロくないんだよな(笑)。
いや、役柄的に清水富美加はイノセンスな清純さというものをまとうべきヒロインなのはわかる。
なので本作、エロさを体現するキャラクターを増員している。
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前作から引き続きのお母さん役の片瀬那奈や
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水崎綾女を起用して抜群のエロさとその面白さを演じていて観ていて気持ちが良い。
しかしねヒロインの清水富美加ももうちょっと仕草にエロさがあったほうが良かった。
なんかアレかね、清水富美加、事務所的にエロはNGなのかしらん?
前作でも明らかに膝のあたりにあったパンティーを脱いだり、本作も一応パンティーを一度身につけて脱ぐという動作があるんだが、そこに情緒的なエロさが感じられないので作品が必要とする官能性がないんだよね。
ちょっとある意味作品をブチ壊しにしているといっても良いかもしれない。
なんか清水富美加がパンティを脱ぐ演技というのが事務的すぎるんだよね。
恥ずかしいけど頑張ってみよう、という羞恥心を含んだエロスがない。
この辺りは前作同様残念なポイントだよなあ。
後はBlu-rayで再見した時に感想を書こうと思うが、
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言われるまで気が付かなかったが、変態仮面ってスタントマンが成立しないんだよね。
主演俳優の鈴木亮平のつくりあげた肉体と同じスタントマンがいれば問題ないのだろうが、それがかなり難しいらしい。
なのでアクションをモノホンの主演俳優がやらなくてはならないという事態に。
なにが大変かってほぼ全裸にちかい状態なわけだから肘や膝に防御のパットがつけられない。
今回もアスファルトに膝をついたりしてるカットがあったけど痛くないのかな。
痛いと思うけど。
鈴木亮平の献身的な演技を見れるという至福はもちろんあったほうが客としてはうれしいのだが、大変だよなと思う。
いっそのこと
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この人みたいに(笑)フルCGでというのはどうだろうか?
カネもかかるけど役者への負担は軽減するはず。
役者が自分の肉体を酷使してアクションをしているのをみるというのも観客としては価値があるとはおもうんだけどね、主演俳優がそれで身体を壊すのはオイラとしては本意ではないしねえ。
鈴木亮平が
「HEROは"H"と"ERO"でできている」
と言ったようだが(笑)、名言である。
本作、オススメです。

by 16mm | 2016-05-15 21:42 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(4)
Commented by chata at 2016-05-15 21:53 x
おお、HK続編は水崎綾女が出てるのですね。
某戦隊で初めて知った女優さんで、ヒーローショー行ったのに
ご本人ではなく違う人が代役してて残念w
ヤスケンは真性の変態なので、映画に合ってるんでしょうねw
Commented by 16mm at 2016-05-15 23:30
■re:chataさん
さすが。
ご存知でしたか、水崎綾女。
なんか雰囲気があってエロくて演技が上手い女優だなと思いました。
役柄と相まってダークな感じが良かったっす。

安田顕はすごい。
前回のニセ変態仮面とは別な役なんですが、まあなんつーか、すごかったっす。
立派なお顔立ちなのに......w
ああそれなのに、変態(笑)。
Commented by パカ助 at 2016-05-16 16:09 x
毎度一筋縄では行かないで有名なパカ助で御座います(笑)

私も今日の今日までてっきりスマホのレンズ前に被せて使う
テレコンのようなものだと思ってました。
スマホ買い換えればただのゴミだろう? と思ってましたが
意外や意外そうじゃないんですね・・・・・
勉強になりました。

西部邁氏は私は好きですよ インテリヤクザ感がなんとも言えませんねぇ
宮台真司氏とやりあってた頃の朝生が好きですね。
栗本と舛添は一目見て あぁ~こりゃ偽物だ と私の偽物を嗅ぎ分ける嗅覚にビンビン反応しましたね(笑)

水崎綾女
完全な私感ですけど、どうにも下の毛が濃そうな感じです
私下の毛が”薄そうな”女性が好き(笑)
Commented by 16mm at 2016-05-16 17:16
■re:パカ助さん
>Sony QX1
いや~私も本当に勘違いしてました。
なかなかこれでフルサイズだったら本当に躊躇なく買ってしまうかもしれません(笑)。
このシステムの為にズームレンズ買えば本当にお手軽なディレクターズ・ファインダーになるなと。
撮影に三脚を常に使っている身としてはカメラをセットする前にアングルを手軽に探れるのはすごくいいなと。
なんかそのうちフルサイズもでてくるかなと期待しております。

西部邁って立川談志師匠と懇意にしてましたよね。
西部邁も立川流に入ってただったかな。
オイラも西部邁は半分ぐらい好きです(笑)。
ポストモダンが喧伝されていたころに自らをプレモダンだと規定していた西部に関心を持ったことがありました。
言ってることはそれなりに魅力的でしたかね。
『朝生』の頃の西部って徹底的に左翼知識人を小ばかにした感じで、それがどうもいやだったかなあ。
今でもそれは変わらないのでしょうが(笑)。
そういう意味にでは栗本と舛添は少なくとも自分の立場とは違っていても話を聞く態度があったので一応好感はもっていたのですがw、後年二人ともこんな無様な感じになるとは(笑)。
ちょっとでもシンパシーを感じた自分を殴りたいw。
宮台真司はなんか自分には合わなかったですねえ。
思想や哲学をファッションと同レベルに論じてた、というとほめ言葉になっちゃうのかもしれませんけど、なんとなく敬遠してたかなあ。


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