本当に物忘れが酷い(笑)。
言葉が本当にでてこない。
「あの〜、アレ、相手の言ってることを慮るというか、それを別の言葉でなんていったかなあ......」
半日呻吟して
「あ、斟酌だ」
......
これもまたそのうち忘れる(笑)。
もともとバカではあったがそれに老いが重なると本当に自分でもどうにかしたくなる(笑)。
会社に行って仕事中は眠くなることはあまりないのだが、土日の休みとなると机の前に一時間以上座ってられないほど眠くなる。
ので土日はのべつ昼寝してるようで勿体無い。
まあ少なくなったとはいえ、心療内科のヤクが眠気を催しているのだから仕方ないが。
ヤクなしでこんなだったらダメ人間だ(笑)。
本日日曜日ストレッチ、赤外線サウナ、日光浴。
今回岩盤浴を止めてみたら、当たり前だが、健康ランドにいる時間が短くて済むね(笑)。
ストレッチをするのに熱い部屋である岩盤浴の方がいいかなと思ったのだが、熱いのが良ければ赤外線サウナでもいいよな(笑)。
ただ岩盤浴は500円余計に払ってるからもったいなくて10分で止めれないだけだけど、赤外線サウナなら辛くなったら5分で出ても痛まないw。
さて、来週はどうしたものか(笑)。
『少女ファイト(13)』
AmazonでKindle版購入。
単行本化してからまとめて読もうとすると前の話がどんなだったか思い出せなかったりする。
本作もまとめて読みするのがよかろうと思っていたが、やはり掲載誌の立ち読みはしておくべきか(笑)。
掲載誌、買え、ということだろうけど、その掲載誌に他に読みたい漫画がないんだよねえ(笑)。
この野太い描線で描かれるバレーボールをする少女達。
勝負事という酷薄な世界でそれぞれが一瞬を楽しんでいる。
楽しさというのは試合中の一瞬でしかない。
後は勝敗という身も蓋もない結果しか残らない。
だからこそその一瞬を全力で楽しめ。
試合中の私語禁止などものともせず、楽しめるはずの一瞬を無駄にしていることが主人公の大石には我慢ならないんだろうね。
この言葉は彼女の愛情でもあるんだけど。
そして、このような悪魔のようなセリフと(笑)
この身に突き刺さるような言葉も本作の魅力。
登場人物の多彩さが作者の様々な思いをうまくのせていると思う。
『アオイホノオ(15)』
AmazonでKindle版購入。
前半は山賀博之の話。
山賀が頭角を現したのは『王立宇宙軍』だったからね。
それまで東京のアニメ会社であるアートランドで『超時空要塞マクロス』の演出をやったりして(当然山賀はそれまで経験がないから本当に大変なありさまだったとかw)演出のノウハウを蓄積していったんだけど、実際に仕事でそんな経験値のないやつに現場が回せる筈もなく(笑)。
上の画像の右側がアートランドの社長で監督の石黒昇なわけだが、本当にお気の毒としか言いようがない(笑)。
『超時空要塞マクロス』ってメカのデザインやキャラクターのデザインの良さが売りだったわけだが、その良さはアニメーターの作画のし辛さに直結していてただでさえ製作状況は最悪だったのに素人同然の山賀がきたら、それは嫌がらせでしかないよなあ(笑)。
本作中判が
『ふたり鷹』『ファントム無頼』『エリア88』の作者である新谷かおるの鬼畜エピソードw。
その頃は面白い漫画描いてたからこういうのも許されたのかねえ(笑)。
で、後半があだち充ディス、というか、あだち充リスペクト話。
それに出てくる
”あだち充のお師匠"ってオイラも大好き『750ライダー』の石井いさみなんだけど、なぜ名前をださなかったんだろうか?
『応天の門 5巻』
AmazonでKindle版購入。
灰原薬の作画の力もあって歴史上の人物でしかなかった在原業平と菅原道真が実在感のある思い入れができる人物として造形されているのが魅力。
物の怪や超常の類の事象とされていたものを菅原道真が知力で解決。
それら物の怪や超常と思われていた事も人間がやったことでしかないということを暴き出していく。
毎回それが手を替え品を替えで描かれる。
ホラーではなくクライム・サスペンスとして本作は成り立っている。
ホラーといえば、朝廷で勢力争いを繰り広げている藤原氏や伴氏といった貴族達の権謀術数と
そのおぞまし気な人物像の方が物の怪の類に見えるねえ(笑)。
『ユーロマンガ7号』
書店で書籍購入。今更だがメビウス追悼号をバックナンバーで購入。これ、発売時期に出たのを知っていた筈なのになぜ購入しなかったか不明(笑)。この度購入して良かった。大友克洋がメビウスからペンを貰ったりしていたと。この雑誌に載っている人たちは皆実際にメビウスに会っている。実際に会うことでメビウスとの同時代を生きた実感をもてたろうことを羨ましく思う。とにかく不世出の天才だったからねメビウスは。宮崎駿のメビウスに対する献辞の抜粋。"僕らは同じ時代に生き、同じように努力し、働き、疲れたりしました。彼の友情を得たのは僕の20世紀における最大の好運です。"
『ブラックサッド 黒猫探偵』『ブラックサッド 極北の国』『ブラックサッド 赤い魂』『ブラックサッド 地獄と沈黙』『ブラックサッド アマリロ』
『ブラックサッド 黒猫探偵』書店で書籍購入。
その他Amazonで書籍購入。
アメリカかフランスの漫画で色々探していた時に見つけた。
どちらかというとフランスのB.D.("ベデ"と読む。"ビーディー"とは読まないw)の漫画を探していたんだが。
この『ブラックサッド』のシリーズ邦訳が出ていた。
洋書だとKindle版もあるんだが邦訳版でKindle版はない。
とにかくね、ネットで本作の画を見つけた時の衝撃といったら。
アメコミもB.D.も色付きが基本だったりするからそれは驚きのうちにははいらないけど、この派手さを抑えた渋い色合い。
細かいディティールと描くのに面倒すぎる構図。
最後のコマの逆さになって銃を撃つ画。
服の質感とかシワの感じ。
明らかにある種のあの団体を模した世界観。
舞台自体は1950年代のアメリカ。
ハードボイルドでノワール。
黒猫の探偵が活躍する世界観。
これって映画の『ズートピア』と同じ。
出てくるキャラクターが全部様々な動物達で擬人化されている。
まあオイラなどはガキの頃に東映動画の漫画映画でいやというほど擬人化された作品を観てきたからそれで驚いたりはしないが、それでもこの圧倒的な画力には恐れ入る。
本シリーズは最初の一冊である『ブラックサッド 黒猫探偵』が2000年で最新作の『ブラックサッド アマリロ』は2013年だが日本語訳で出たのは2016年のつい最近だ。
で、そのつい最近まで本書の存在を知らなかったよオイラ(笑)。
本の帯に沙村広明なんかも紹介文を書いているので、目はしが効くやつはもう随分前から注目していたんだな。
一冊フルカラーで60ページに満たない厚さ。
そのかわり数十ページにわたり色塗りなどのメイキングが載っている。
日本とB.D.の漫画の状況の差があるのはしょうがないにしても、こういう画の密度で製作できるのはすごい。
コマの運びなど日本の漫画とかなり似ているのに画自体の密度はとんでもなく高い。
値段はちょっと高いけど高いだけの価値が絶対あるのは保証する。
日本の漫画に慣れ親しんだ人ならすんなり入っていけるコマ運び。
いやはや、本当に恐れ入りました。
続巻が楽しみである。
"FreeMemory"
使用しているMacintoshのメモリー解放ようにつかっていたのだが、ここのところマシン全体の挙動が重くて難儀していた。試しにしらべてみたら件のこのアプリがマシン起動と同時に3Gもメモリーを使ってるがな(笑)。8G中3Gも使ってりゃ初動もおそくなるわな。このアプリがの所為かしらんが常にメモリーを食い続けて他に使っている例えばPhotoshopが使うべきメモリーも奪ってるように感じた。いや、これはあくまでも私個人の見解ですよ。なので件のソフトを関連するファイルもろとも抹消。したらやはり動きが良くなった。前の状態が酷かったから覿面にわかるね。
"スライド式USBフラッシュメモリー"これもあくまでもオイラが使っての話なんですが、上図のようなスライド式のUSBメモリーを以前買ったんですよ。比較的容量が大きいのがいいなとは思っていたんですが、このスライド式って口の部分が引っ込むから蓋がいらない。なので蓋をなくすことはないなと思いコレを買ったと。したらですね、まあもう一度いいますけど、あくまでもオイラが買ったものは、ということですけど、口がスライドして可動するのが仇となったか、差し具合によって接触が悪くなるんですよ。マシンがこのメモリーを認識したな、とおもったら、ちょっと動かしただけでメモリーのマウントが外れちゃう。つーかこのUSBメモリーがPCの口から外れ落ちるわけではない。スライド可動部のちょっとした動きだけでマウントが外れる。なのでコピーの場合はいいんだけど、PCに元を残したくないから移動させてるときにマウントが外れるとデータも無くなったりしちゃうと(笑)。つーわけで、今後はスライド式ではないものにしたい。
『機動戦士ガンダム THE ORIGIN Ⅲ 暁の蜂起』
AmazonでBlu-ray購入。
よくよく考えてみればこの前作と本作って結構地味な話なんだな。
『ガンダム』といえばモビルスーツなわけだけど、その肝心のモビルスーツが開発されてる渦中の話だからねえ。
それでも前作はモビルスーツのプロトタイプが出てきて、その重々しい動きのタイミングに溜飲が下がったわけだが。
今回の本作も基本まあ学園モノだからね(笑)。
モビルスーツも背景として出てくるに過ぎず、それに乗ってシャアが大活躍とはいかない。
作画の質も安定傾向でお金を出してソフトを買う価値はある。
気になっていたシャアの声も前作より多少成長した設定になっているせいか、池田秀一も無理無くセリフを言えている感じ。
オイラは原作をすでに読んで知っているわけだが、キャスバルがシャアになれた理由とか
あのマスクをつけてる理由なんかも明かされる。
オイラが原作を読んで気になっていた"セイラはシャアを知っていたんじゃねーか問題"についてはやっぱり微妙だよなあ(笑)。
セイラがこの時期にシャアの名前を知ってるというのがその後の展開としてあの"赤い彗星"があの人かも?と思わせていいものかどうか。
もしかしたらシャア・アズナブルって名前は現代で言う"ヤマダ"とか"スズキ"とか"ケンジ"とか"コウジ"とかと同じぐらいよくあるポピュラーな名前だった、とか(笑)。
だから『1stガンダム』でセイラがシャアの名前を聞いてもそれが以前知った人間の名前とは思い至らなかった、ということなら斟酌できなくもないかなあ。
『1stガンダム』を表面的に観ていれば地球連邦が正義でジオンが敵と言う風に見えるわけだけど、この『オリジン』のシリーズはもっと具体的に連邦政府の横暴と腐敗を描いている。
その他、ミノフスキー博士が出てきて「オオ、彼があの有名な」という感慨にもふけられるであろう(笑)。
『おそ松さん』
あまり大きな声では言えないネット上で視聴(笑)。
全話完走。
いや〜面白かった。
ぜひともTV放映されたものも含めたBlu-rayの発売を望む。
キャラクター・デザインの現代的なブラッシュアップがまず良かった。
キャラクターを描いている主線が藍色ってのもいいね。
黒の主線だとカタさがでるところを、なんというか本当に漫画を意識させるような主線の藍。
省略された背景にも非常にマッチしていたと思う。
さらに後半になると
フューリー・ロードを走ってたり(笑)。
なんか別の背中が煤けてそうな漫画になったり(笑)。
カ、カイジ(笑)。
このニート達の無意識下の悪意であるアクマツの回は毒があって良かった(笑)。
六子のニート達の善意のカケラであるカミマツという存在があり、それを疎ましく思い始めたニートの六子達がマジでカミマツをブッコロそうとうね(笑)。
で、細かい展開は端折られw、おそらく意識的には六子のニート達はカミマツに対抗できなかったため、無意識下に存在した六子の悪意の集合体であるゲリオン的なアクマツがカミマツをぶっ殺しちゃった(笑)。
毒もあったけどロマンスなんかもあって非常にバラエティにとんだシリーズであったかな。
作画もすごく頑張ってた。
絶対モザイクがかかるの分かっててもチンチンだしたりゲロ吐いたりウンコしたり(笑)。
アニメーション制作が"studioぴえろ"。
押井守がIGを拠点にする前、『うる星やつら』の頃の有名アニメ・スタジオ。
やっぱり底力があるんだなあ。
久々に"studioぴえろ"の名前が見れて嬉しかった。
本作のシナリオ・チームもすばらしい仕事をしたと思う。
とくに全25話のラスト2話。
24話でまさかの六子たちのニート脱却を重めのトーンで描いたと思ったら、最終回の25話がなんだかわからないナンセンスな話になってわけのわからないハチャメチャな感じで終わった(笑)。
この構成で思い出したのがTV版の『新世紀エヴァンゲリオン』の24.25.26話。
24話での重い展開の後片付けがあると思いきや、25.26話でなんかわけわからんw内省的な話になって、いわゆる初見の視聴者が卓袱台をひっくり返すような怒りの展開になったと(笑)。
庵野秀明、大泉実成、竹熊健太郎による『エヴァンゲリオン』の解説本によると、『エヴァ』の24話ってのはイク直前のセックスだったと(笑)。
もう24話でイキそうでもうどうにでもして〜wという感情のつながりで25.26話を観てみたら、いきなりセックスの行為のつづきではなく、"セックスとはなにか?"なんてことを2話に渡って語り出しちゃったと(笑)。
なのでもう射精することを期待していたのにいきなり興醒めするようなことされたら、そりゃ怒るよな(笑)。
『おそ松さん』の24話25話を観た時に感じたのが『エヴァ』だった。
ただ決定的に違うのは『おそ松さん』は24話で謂わばセックスの意味を真面目に語り出し、その真面目な語りを25話でも聞いてもいいかな〜と思っていた矢先の25話。
やっぱりつべこべ言わずにセックスした方が気持ちいいじゃん(笑)。
『エヴァ』と順序を逆にして展開した(笑)。
で、もう『おそ松くん』が本来もっていたであろうハチャメチャなナンセンスな展開をブツケテきた。
絶対に24話の良い話で終わらせてたまるかという(笑)制作者達の信念を感じたね。
なのでこの最終回の展開はその前の24話を観ないと厳密には面白さがわからないだろうね。
24話というタメがあっての最終回だから。
なのでニート達が就職して万々歳な大団円をもうハナから否定している。
そういう終わり方は分別ある大人の良識だよね。
でもやっぱりね、生み出したのは赤塚不二夫なんだからさ、そんな大人な終わりかたが良いわけないだろうと(笑)。
とにかく最高のシリーズだったと思う。
あ、オープニングは最初のクールでやっていた
方が歌もアニメーションも好きかなあ。
是非ともTV放映版のBlu-rayの発売を。
今週末はヘアカット。