『追悼:田中一成』『デッドプール』

先週土曜日、心療内科。
花粉症のアレルギーが起こりにくい季節の所為か、とくにパニックの症状もでないで済んでいる旨を担当医に報告。
オイラとしては薬と症状のバランスが今の状態でかなり良好だと思っている。
担当医も早急にとは言わないが、時期を見て更に減薬していく、そのタイミングを見極めたいとのこと。
オイラも早々に減薬したいとは思っていないのでとりあえず担当医と患者の意思の疎通はできてる状態である。


先週土曜日、歯のメンテナンス。
いつものように美形で剽軽なドS歯科衛生士女史に歯石を取ってもらう。
女史、オイラが歯石を取られている間は反論できないことをいいことに、オイラが使用している歯磨き粉をまあディスるディスる(笑)。
オイラ、反論しようにも歯石取りで口を開けっ放しで
「ふがふが、ふが〜」
としか言えず(笑)。
先生と、動画と空撮とiPhoneの新型の話と4Kから8KのTVについて色々教わる。


本日日曜日、銭湯に寝湯とストレッチと日光浴。
一時間ほどウトウトする。


なんちゃってではあっても、ほぼ1日一食で炭水化物をかなり減らしている。
その所為か、たまに甘いものを食べたりすると口の中がやたらベタベタする。
非常に不快なり。
ただ分かってはいても本来甘いものが好きなのでたまに食べようとすると結構量が多くなる(笑)。
前の日に甘いもの食べると朝起きた時に口の中がベタつくんだよな。
でも完全に甘味は止められないんだな(笑)。


宇多丸の『SCOOP!』評で、本作が旧世代が退場していく物語であると語っていた。
その切り口にまったく気がつかなかったよオイラ。


 Nerf リペイントできるかな?(笑)-03
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なかなか苦戦中である(笑)。
前回はほぼ黒一色だったので楽チンだったんだが、今回は白、赤、黒、ブロンズとなんか自分で自分の首を絞めるような配色(笑)。
気が乗らず、マスキングをしたところで今週はおしまい。


『先生ごめんなさい 分冊版 : 8』
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AmazonでKindle版購入。
新たな展開と共に直接的なエロスが出てきた。
人間関係の謎がまったく読めない(笑)。


追悼:田中一成
"代表作"という言葉がある。
主にアーティストなりクリエイターなりがその生涯で少なからず世間に爪痕を残せたという手応えを感じることができた唯一無二の作品のことだとオイラは思っている。
それはアーティストやクリエイター達が彼ら自身の気持ちのみで"代表作"にしているというよりも、自分以外の他人達の評価があってこそ、その特定の作品が"代表作"となる。
「あなたの作品のアレはあなたの"代表作"ですよね」
と、いうのは基本褒め言葉であるのは間違いない。
ただ、では手塚治虫の代表作はなんだ?と100人に聞いたら、ある者にとっては『火の鳥』であろうし、また別の人にとってみれば『アドルフに告ぐ』だと言い、唯一無二であるはずの"代表作"が特定できないというケースもままある。
逆に言うと"代表作"がない、特定できないことの方がアーティストなりクリエイターなりの成功の多さを物語っているとも言えだろう。
だから彼らは
「あなたの"代表作"は?」
と問われると
「ネクストワン(次作)だ」
と答えることが多い。
オイラからするとその答え方も少々鼻につくのだが、彼らにしてみれば常に「ネクストワン」と言い続けなければ先に進んでいけないという思いもあるんだろうなと思う。
ただオイラのような凡人のサラリーマンにしてみれば、生涯で一つであっても自他共に認める"代表作"なるものを持てると言うことは、自分が生きた爪痕を刻印できたという至福でもあるので羨ましい限りではあるのだ。
田中一成という人がいた。
主に声優を生業にしていたアクターだ。
彼が先週の2016年10月10日に脳幹出血で亡くなった。
49歳。
オイラと同い歳。
1967年生まれだったんだ、田中一成は。
おそらく田中自身も認めるであろう彼の代表作は2003年から2004年にNHK BS2で放映された『プラネテス』。
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その主人公であるハチマキ役だ。
田中一成が声を当てた作品は多いが、普段アニメーションを観ないでいるオイラなどは他の田中の作品をあまり知らない。
だから独断で言うが『プラネテス』は田中一成の代表作だ。
宇宙船を手に入れたいという遠大で無謀な夢を見ていた雑でバカな若者に田中一成は実に表現力豊かに命を吹き込んだ。
「孤独も苦痛も不安も後悔も、もったいなくてなあ、てめえなんかにやれるかよー」
このセリフを作ったのは脚本家であるが、このセリフに命を吹き込んで説得力を持ってオイラに届かせたのは田中一成の力でもある。
「オチンチンって言っていいんだよ(笑)」
田中の死去に伴い『プラネテス』のDVDのコメンタリーを再度聴いてみた。
コメンタリーで酔っ払って下ネタを言いまくる田中一成(笑)。
久々に聴いてなんてバカなんだ、と(笑)。
コメンタリーで田中自身が言っていたが、演じているハチマキと自分との距離感の近さからキャラクターの気持ちはわかると言っていた。
ある時のコメンタリーでは、キャスト達と一緒に体内年齢を測る体重計みたいなものに乗ったら、田中一成は52歳(笑)。
2003年だったら当時36歳で体内年齢が52歳(笑)。
田中、眉唾な体内年齢52歳までも生きられなくて恥ずかしくないのか(笑)。
更に他のコメンタリーでは宇宙に行ってみたいという田中に対して監督の谷口悟朗は
「宇宙に行ってなにするんですか?田中さん」
と問いかけると
「地球を見るんですよ。んで、地球は青かった、いやパクリやんけぇ、とかそういうネタをやりたいですよね、地球を見ながら」
んで、今地球を見ながらそのネタやってるか?田中(笑)。
ハチマキが田中一成で本当によかった。
『プラネテス』がオイラにとってかけがえのない作品足り得た要因は間違いなく田中一成の功績だ。
地球を見ながらのネタをやりに行くにはまだまだ早かったよ。
今頃スターゲートを通過してオリオン座のそばで炎に包まれている宇宙船やタンホイザー・ゲートの闇の中で輝いていたオーロラなんかを見ているのかもしれん。
そう思いたい。
謹んでご冥福をお祈りいたします。


『デッドプール』
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先週の続きである。
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冒頭のカーアクションと車の中での乱闘がすごくいい。
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シボレー・サバーバンといえども、内部で乱闘騒ぎをやらかすには狭すぎる(笑)。
その逃げ場のない狭い空間での決死のアクションの設計は見事なものだよな。
デップーと悪役達の位置関係が非常に把握しやすくなっていて、デップーがどんな場所にいてどうアクションしたから車がでんぐり返ったのかというのもね。
こういうことをしたからこういう結果になったというのを実に順序立てて見せているというかね。
それが畳み掛ける感じなのかねえ。
そんな感じで冒頭からアクションとヴァイオレンスを畳み掛けていくスピード感とテンポがすばらしい。
更にいうとデップーは自分が行う暴力に対しても言い訳をしないんだよね。
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「オレはスーパーだけど ヒーローってタイプじゃない ぶっちゃけただの人殺し 」
このセリフって吹替のものなんだけど、本作に関して吹替版は声を当てた声優諸氏の感じも含めてすごく良かったと思う。
本来なら英語のセリフをダイレクトに理解するのが理想なんだけど、残念ながら本作に関しては字幕だとそのセリフの情報量を十分にだすことができない。
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袖を捲り上げてデップーに迫る悪役(笑)。
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「マジっすか 袖まくっちゃう」
いや〜、台詞回しが聴いててすげえ楽しい(笑)。
これってデップーの声をあててる声優氏のアドリブもふんだんに入ってるのかもしれん。
108分という比較的タイトな上映時間だからこそのスピード感。
無駄の要素を削ぎ落としつつも笑いは随所にもりこんでいる。
本作のが好きな理由ってのはデップーの言い訳のない、真摯なストレートさからくる残虐性というものにひかれるんだな。
とくにやはり言い訳がないという部分ね。
オイラも言い訳のない強い人間になりたいと思ってるが、実際は卑怯にもいつも言い訳がましいからなあ(笑)。
そういう意味で言えば主人公まわりの仲間達、特にやっぱり本作のヒロイン
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ヴァネッサ。
この全身にタトゥーを施した娼婦が最終的には無茶苦茶魅力的な女性に見えてくる。
デップーとヴァネッサ、本当に二人が魅力的なヒーローとヒロインに見えるように作られている。
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二人のセックスシーンも微笑ましい感じで、バレンタインデー・セックス、旧正月セックス、ハロウィン・セックス、そして
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国際女性デー・セックス(笑)と二人の愛情表現をコミカルにつなげていく。
この一連のシーンってヴァネッサは乳首を出してないんだよね。
出してなくても無茶苦茶官能的なシーンになってるわけ。
日本でお約束のように乳首を出さないセックス・シーンを撮るなら本作を見習うべくだと思うぞ。
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デップーが茶化していた"スーパーヒーロー着地"って
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攻殻機動隊のこの着地に起源があるように感じるんだが、どうなんだろう。
この着地ってハリウッドのこの手の映画では割と一般化しているようだねえ。
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首が飛んだり、グチャっとなったり、切断されたりのヴァイオレンスが本作のウリではあるんだが、それをスタイリッシュに見せるというよりも、暴力が持つ重さというのをドロくさく的確に表現していると思う。
銃で相手を撃ち殺すシーンもあるのだが、劇中でデップーが
「昔ながらの戦法だ 剣二本と根性で戦う」
というように、剣を使ったアクションが非常に印象的だ。
まあコレはデップーがタクシーに銃器の入ったカバンを忘れたからだが(笑)。
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こんな感じに側頭部にナイフを深々とめり込ませている描写の痛々しさ。
それでも死ねないヒーローのシャレにならない不条理(笑)。
ヴァイオレンス描写を重く見せながらエンターテインメントに仕上げた本作は本当にすごい。
通常、側頭部にナイフ突き立てられたら陰惨なだけだもんだ(笑)。
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仲間と敵を抱えて爆発を背に走ってくる様はミヤザキ・アニメのよう(笑)。
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クライマックス、宙吊りになって絶望的になっているヴァネッサに
「大丈夫 絶対なんとかなるよ」
絶対なんとかならない状況下であっても自分の女に対しては絶望を語らないところが本当にいい。
絶望的な気持ちは男が引き受ければいいんだよ。
男は女性には希望しか語っちゃならんと思う。
というように、本当にオイラにとっては本年度ベスト。
なんなら生涯ベストに入れてもいいぐらいに大好きな映画だ。
しかし、本作の『パート2』が制作されるようだが、大丈夫なのか?
ものすごく本作が、これ以上ないほど綺麗な終わり方をした。
ひどい顔になったデップーをヴァネッサが受け入れるというこの上ないハッピー・エンドで締めくくったわけなので、オイラは続編は必要ないと思いつつ、続編が公開されたら嬉々として観に行くだろうね(笑)。
ところで、
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奥に見えるのは『アベンジャーズ』に出てきたヘリキャリアの残骸だと思われる。
つーことは、この世界は『アベンジャーズ』と地続き。
しかも本作は『X-メン』のシリーズに近い世界観だ。
なんか接点をもってはいけないシリーズ同士がくっついてしまう危うさがあるような気がするが、今後大丈夫だろうかw?
『アベンジャーズ』にデップーは収まらないだろう(笑)。
トニー・スタークとキャラが被るぞ(笑)。


今週は血液の再検査と週末にヘアカット。
最近暴食気味なので結果が思わしくないだろうなとの予測(笑)。

by 16mm | 2016-10-16 21:51 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Comments(2)
Commented by chata at 2016-10-23 22:21 x
田中氏 JAXAロケで汗だくだったのが普通じゃないレベルだったので、気になってはいました。残念です。

デッドプール観たらリボルテックのフィギュアが欲しくなりましたw
Commented by 16mm at 2016-10-24 05:57
■re:chataさん
『プラネテス』のコメンタリー当時もスタッフやキャストから汗かきをからかわれていたので......。
それでも元気に減らず口を叩いてたのが頼もしかったのに。
本当に残念です。

オイラはデッドプールがマーベルの中で一番好きになりました(笑)。


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