『NHKスペシャル 終わらない人 宮﨑駿』

先週土曜日、心療内科。
この時期、鼻のつまる要素が少ないせいか症状は安定している旨を担当医に伝える。
オイラのパニック・ディスオーダーの原因の一つに脳内物質のセロトニンの不足があるようなのだが、現状それが多いのか少ないのかを確かめる術がないらしい。
というか脳内物質全般に言えるのかもしれんが、それたの物質が血液に含まれるわけではないので血液検査などではわからない。
脳内の状況というものが通常の検査でチェックできないということだ。
そうするとパニック・ディスオーダーの原因がセロトニンと言われても実のところよくわからず、処方されている薬が効いているようだからセロトニンの所為かもしれないという状況証拠のようなものでしかないのかね?
オイラとしては薬が効いて症状が治まっているので問題ないとも言えるが、薬以外で具体的にどうすれば良いのか、というのが見えづらい。
担当医はかなり親身に心の持ち様や自己暗示的なものを理屈を丁寧に説明してくれているので信用はしているんだが。


先週土曜日、歯のメンテナンス。
約ひと月ぶり。
医院に出かける前に風呂に入って髭を剃っていたら
「ザクっ」
っと、音が聴こえたような気がするぐらいにT字の安全剃刀で唇の上あたりを切る(笑)。
なかなか血が止まらないので
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こんな感じに絆創膏を貼ったままメンテに向かう(笑)。
いつものように美形で剽軽なドS歯科衛生士女史に歯石を取ってもらうも、絆創膏が痛々しいのか(血が若干滲んでいたしw)心配される。
おお、ドSのくせに優しいところがあるではないか(笑)。
この傷は現在日曜日でも若干ジンジンしてたりするのだ(笑)。
ひと月ほどメンテに間があったにもかかわらずさほど歯石はついていなかったとのこと。
女史に歯と歯の間や歯茎用のブラシとして
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スポットというブラシを勧められて使うことにした。
先生に基礎検査をしてもらった後に雑談少々。
動画ファイル形式で"log"というものがあるというのを教えてもらう。
基本オイラは静止画の写真を趣味にしているのだが、先生の話を聞くたびに動画もいいなと思う。


歯のメンテ後に絆創膏をしたまま近頃よく行く焼肉屋に。
若い兄ちゃんが注文を取りに来た時に
兄ちゃん「しんやの方ですか?」
オイラ 「深夜?」
兄ちゃん「いや、65歳以上のシニアの方ですか?」
オイラ 「......」
いや、若いと思われたいと思っているわけではないが、オイラ、今まで比較的歳より若く見られていきたのに(笑)。
確かに頭はボサボサで金髪だか白髪だかわからんような状態の上に唇の上に絆創膏である(笑)。
来年50歳のオイラが一気に15歳跳ね上がって65歳に見えても仕方ないのかもしれん(笑)。
で、シニアだと料金が安いらしい。
なので
オイラ 「はい、そうです。65歳です。シニアです」
兄ちゃん「なにか証明できる、免許証や保険証はお持ちですか?」
オイラ 「すいません、ウソです。来年50歳です」
兄ちゃん「......」
オイラ 「......」
兄ちゃん「失礼いたしました。すいませんでした」
と、すまなそうに兄ちゃんは去って行った(笑)。


本日日曜日、銭湯に寝湯とストレッチ。
肌寒かったが露店で椅子に座ってウトウトする。
日光浴のつもりが陽がささなかった。


『ダーリンは70歳/高須帝国の逆襲』
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AmazonでKindle版購入。
よくわからんが、紙の本の方は絶版になっちゃってるという。
たしか掲載誌を立ち読みしているので"あの部分"かな?というのはなんとなくわかっている。
で、その曰く付きな該当部分は電書でも削除されているようだ。
サイバラが幸せなのは結構なことだ。
これまでも国税に喧嘩を売ったりしていた作品的な傍若無人さはあったけど、その頃は本当に役たたずなDVな旦那のいる一人の漫画家としてギリギリと突っ張った感じに共感をしていた。
今でもサイバラのTVでの「オマンコ」発言などの傍若無人さはあるものの、結局お旦の高須克弥の強力な後ろ盾での発言でしかなく。
オイラはTVで「オマンコ」と言ったのが気に入らないのではない。
高須克弥と付き合う前での発言なら、その言葉の重みと社会的な影響をものともしない力強さを感じられたはずだ。
そしてその頃のサイバラには作品的な慎みもあった筈なのだ。
それがなくなったサイバラにオイラは興味はないね。
今のサイバラは曽て蛇蝎のごとく嫌っていた柴門ふみとどう違うんだろうね。


『相姦の赤い河岸 : 7』
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AmazonでKindle版購入。
待望の新刊、なのであるが、前巻のエピソードを忘れてしまっているため6巻目から復習しているところである(笑)。
発表のストロークが長いのでこういう事もあるよね、おじさんだし(笑)。
相変わらず画はエロくて上手い。


『モノ・マガジン2016年12月16日情報号』
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書店で購入。
文房具特集で気になるものがあったのだ。
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DagaのPEN-VISEというものらしい。
これは
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こんな感じに好きなボールペンの替え芯を入れて使えるという。
材質はジュラルミンでなかなかカッコいい。
対応ボールペンリフィルリストによると ぺんてる:Rollerball LRN3/4/5 LR7/10 Energel、エナージェルも使える様だ。
まだ発売されていないのだが、絶対に買いであろう(笑)。


『「この世界の片隅に」 オリジナルサウンドトラック』
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iTunesで購入。
ふんわりとした聴き心地のよい優しげな曲と歌声。
しかしそれでも映画のエンディングに流れた"たんぽぽ"にはリズムとスピード感を感じた。
歌詞はふんわりとしてるのにね。
映画共々最高のサウンドトラックであった。


『NHKスペシャル 終わらない人 宮﨑駿』
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2016年11月13日(日) 午後9時00分~9時49分。
とにかく50分の放映中、イライライライラしながら観ていたよ(笑)。
そんなに不愉快なら観なきゃいいんだけどねえ(笑)。
唯一溜飲が下がったのはネットでも散々言われているが
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ドワンゴの川上のプレゼンに対する不快感の表明のところかな(笑)。
あ、今気がついたけど、川上の後ろに宮崎吾朗がいたんだね。
そもそもなんで川上みたいなチャラい奴がジブリに入り込んでいるのか?
まあ定見のない鈴木敏夫が流行りものとして組んでいるだけなんだろうとずっと思ってた。
少なくとも宮崎駿と波長の合うヤツではないと思っていたらやっぱりね(笑)。
つーか
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鈴木敏夫も卑怯なヤツだな(笑)。
「どこへだどり着きたいんですか?」
だと(笑)。
宮崎にプレゼンする前に鈴木敏夫は観てる筈だよ。
んで、宮崎が思いがけず立腹しちゃったから手のひら返して川上を追い詰めるような事いってる鈴木敏夫ってほんとやなヤツな(笑)。
まあ、それはどうでもいい。
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宮崎駿は2013年9月のわざわざ引退会見を大々的にやって長編映画からの撤退を宣言した。
そののちスタジオジブリは制作部門を解体。
社員として働いていたアニメーターを全員馘にした。
まあ元々スタジオジブリってのは鈴木敏夫が言っていたり、折に触れ宮崎駿も言っていたが、宮崎駿と高畑勲にアニメーション映画を作らせるためにスタジオだったのだ。
なのでこの二人が映画を作らなくなればスタジオは無くなる事を運命づけられていた、とも言える。
終身雇用制が崩壊している昨今、勤めている会社が無くなることは常にあることだが、それでも会社組織を作り社員を雇ったにもかかわらずボスの気まぐれな一言で職を失うという事の恐ろしさと理不尽さ。
スタジオジブリの社員だったアニメーター達はそれすらも納得づくだったかもしれないのでオイラがとやかくいう事ではないとは思う。
散会していったジブリのアニメーター達が『君の名は。』などに参加して品質に寄与してたりもする。
今でもアニメーターを続けている人もいるし
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スタジオで長年動画チェックで映像の最終品質キープの重責を担っていた舘野仁美はアニメーターをやめて飲食店のオーナーに。
さらに言えばこのドキュメンタリーの中でも言及されているが、宮崎と一緒に働いたスタッフたちの訃報が相次いでいた。
おそろくその一人は今年の5月くらいに亡くなった二木真希子。
で、正直むちゃくちゃ衝撃的だったのが
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宮崎と長く色彩設計のスタッフとして力をだしてきた保田道世が亡くなったということだ。
これは宮崎に取っても致命的にショックなことであったろう。
別にスタジオジブリが解散したからスタッフが次々に亡くなっていると言っているわけではない。
言ってみれば彼ら彼女ら優秀なスタッフの喪失というものは今後宮崎駿の、少なくとも『風立ちぬ」レベルの映画を作ることができないという事だ。
"アニメーションの制作は共同作業であり、監督は映画制作の主体ではない"
これはオイラの意訳ではあるけれど、宮崎駿が若い頃に講演した時に言った言葉だ。
宮崎駿という人は間違いなく稀有な才能の人ではあるけれど、その才能を発揮するためのアニメーションは個人ではできない。
すくなくとも昔の宮崎駿は周りのスタッフの力によって自分の作りたいものが作れている、ぐらいの謙虚さはあった。
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鈴木敏夫が宮崎駿に言ったとされる言葉で
「引退して時間があるのだから 楽しみながらCGで短編映画をつくったらどうか」
と言ったらしいけど、オイラからすると
「ハアアアアアアアア!!!!!?」
ってなもんですよ。
噴飯もの。
ご飯ブホーってなもんです。
鈴木敏夫はCGアニメーションを、というかCGに対してド素人の宮崎駿に対して、時間つぶしがてらに気楽に短編ならCGで作れるよ、と言っているのだ。
オイラは仕事でCGをやっている端くれではあるが、オイラに謝らずとも、少なくとも日本で優秀なCG製作者に土下座しろ。
CG制作は素人が気楽にできるようなものではないということが分からないんだな、鈴木も宮崎も。
鈴木敏夫のヨタに平気で乗っちゃうところを見ると宮崎駿もCGを自分たちのやってきた手描きアニメーションより下に見てるわけね。
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それでいてCGアニメーションで新たな地平を切り開いたピクサーのジョン・ラセターは意識してるというね(笑)。
ハッキリいうが日本でどんなに優秀なCG製作者がいても圧倒的な設備で劣る日本がピクサーと同レベルのものを作れる筈がないよ。
ピクサーが何百ものレンダリングマシンを使ってると思ってるんだ。
それだけの設備を整えてもペイできるからこそのインフラだよ。
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宮崎駿の短編を作るために集められたCGのスタッフ達。
オイラが言うのも口幅ったいが、彼らかなり優秀な人たちだと思うよ。
放送で見た限りでは。
宮崎の口調で言うと、自分の思い通りのアニメーションができないのはCGの所為だ、と言わんばかりの愚痴を言っているがそうではない。
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連日追い詰められた所為か、CGスタッフの一人は体調くずしちゃったりしてる。
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高価な液晶タブレットを慣れない手つきでいじくりまわし、タブレットのボタンに"進む"とか"戻る"とか書いてあるシールが貼ってある。
この手の基礎的な事もわからんのに、そもそもデジタル機器の知識すらない宮崎駿が使えるわけなかろう。
当然だがジョン・ラセターは普通にタブレットぐら使えるわけよ。
だから宮崎駿は無謀にも挑戦しているCGアニメーション制作のスタートラインにも立ててないわけ。
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このドキュメンタリーの冒頭で
"オレ いまの世の中に合わせて生きる気ないから"
なんて嘯いているくせに、作品作りのためなら最先端のCGにも手をだす。
宮崎がCGに手を出したのは、自分の作品を作らせるスタッフがいなくなったから。
CGで短編なら少人数で自分の意向に即したピクサーのような作品ができると思ったのだろう。
本当に浅はかとしか言えない。
制作が上手くいかないのは完全に宮崎駿のCGに対する無知さに他ならない。
人間と違ってコンピューターの方が扱いが楽だとでも思ったか?
イライラするような老人の妄執だ。
スタジオジブリが共同製作した『レッドタートル ある島の物語』の記者会見で鈴木敏夫が宮崎駿が言った言葉として
「この映画を作ったスタッフと組みたい」
 と言ったとか。
本当に無礼。
今までジブリで一緒にやってきたスタッフ達の方がずっとすごい、とぐらい言えないのか?
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「後継者を育てたよ」
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「こいつにやらせてみたい」っていう人間は一人もいなくなった
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そして挙げ句の果てがこれだよ(笑)。
"長編企画 覚書"とな(笑)。
ジブリ出身で力足らずでもなんとか演出家としてやろうという意欲があるのは宮崎吾朗だけだろう。
『思い出のマーニー』の米林宏昌は演出家になるつもりはないだろうね。
後継者を育てたと言っておきながら「こいつにやらせてみたい」っていう人間は一人もいないというのは矛盾してないのか?
ジブリの入社試験に落ちた細田守。
新人監督として『魔女の宅急便』でデビューする筈だった片渕須直をサポートすることもできずに宮崎自身で監督してしまったこと。
オイラとしては宮崎駿の映画ならこれまで作られた『風立ちぬ』までを観れれば十分で、引退したジジイに新たに通俗文化の娯楽を作ってもらうには及ばない。
庵野秀明もいれば細田守もいる。
『この世界の片隅に』の片渕須直の新作が今後観れるのなら宮崎駿の作品などお呼びではない。
いったいいまさら宮崎が長編をつくるとして、一緒に作りたいと思ってるスタッフが集まると本気で思っているのか、宮崎は。
だとしたら思い上がりも甚だしい、謙虚さも慎みもなくした妄執に囚われた無様な人間にしか見えない。
宮崎の映画を作るために片渕須直の映画が作られないのなら、宮崎には本気で退場願いたい。
ジブリ美術館の短編映画っていったって、ジブリ美術館の価値自体がジブリの作る長編映画があってこそだからね。
映画を作ってないジブリのジブリ美術館に何の価値があるというのかね?
「終わらない人」ではない。
「終わるべき人」なんだよ、宮崎駿は。

by 16mm | 2016-12-04 23:37 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Comments(4)
Commented by chata at 2016-12-04 23:50 x
シニアのくだりでカミサンが爆笑してましたw

背後のゴローに気づきませんでした!
鈴木の手のひらクルーはイラっときますねぇ
Commented by パカ助 at 2016-12-05 01:30 x
毎度パカ助深夜の奇行中です。

ジュラボールペン なかなかカッコいいですねぇ~
一見すると白と黒の二色選択肢のようですが
全体の肉の抜き方や穴の径を比べると重心バランスが違うようですね
これは実際手に取って馴染む方を選択した方が宜しいと思われます。

やたら見た目より若く見られてきた私ですが・・・・
どうやら最近年齢と外見が近づいてきたようで
すこしジタバタしております(笑)
Commented by 16mm at 2016-12-05 08:40
■re:chataさん
なんというかw、意表をつかれたというかw。
いきなり還暦越えに見られてかえって愉快な気持ちになりました。
これが「51歳ぐらいですか?」とかの微妙なこと言われたら落ち込んだかもしれませんが。
これはもうブログのネタにしようと思いました(笑)。

ゴローの存在はオイラも動画を止めてキャプチャーした時に気がつきました。
鈴木、宮崎、川上には本当にイラっとしてましたw。
イラっとしたなら観なければいいんですが・・・まあ、ねえw
Commented by 16mm at 2016-12-05 08:51
■re:パカ助さん
言われて気がつきました。
貼った画像は確かに黒と白で違いますね。
https://www.youtube.com/watch?v=cJmJ7Oxrc_Q
ただこっちの動画の方だと両方とも同じになっているので基本色違いの選択になるのかなと思ってます。
非常に楽しみな道具です。

オイラはもう外見云々は気にしないようにしてます。
若く見られようが年寄りに見られようが気分を左右されなくなりましたかな。
中身はポンコツな中年なわけですしねw。


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