『海賊とよばれた男』『機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV 運命の前夜』

本日日曜日、銭湯で寝湯、ストレッチ。
晴れてはいるが風が強くて肌寒い。
しかし露天で日向ぼっこしてるうちに結構暖かく感じるもんだね。
日向ぼっこしながらストレッチを念入りにやる。


AREA クロームメッキ仕様肘置き アームスタンド マウスパッド一体型 CA-600
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2006年10月に初めて購入して、2011年8月に壊れて再購入。
そして同じく五年目の今年に壊れて3代目を購入(笑)。
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前回と壊れた場所はちょっと違うんだが、やはり5年が寿命なのだと感じた。
このアームスタンドを使い始めたら本当に手放すことができないほどに快適。
これ使うと肘の自重というものを自覚できる。
そしてその自重というものが結構負担になっていると感じることができる筈だ。
とにかくオイラにとっては必需な楽チンアイテムである。
また五年後に購入することになるのかな(笑)。
Amazonで5,790円。


『ザ・ファブル(8)』
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AmazonでKindle版購入。
待望の新刊。
殺し屋を主人公にしながら主人公ファブルの殺しのシーンは第一巻の冒頭のみ。
凄腕の殺し屋が殺しを封印して一般人の生活をするという物語の漫画。
そうするとゾクゾクするようなアクションが無くて退屈だ(笑)、と思うかもしれんがまったくそんなことはない。
作者が想像する凄腕の殺し屋の凄腕たる理由をユーモアを交えて描いていくから。
並外れた危険察知能力の代償に超と言っていいぐらいの猫舌(笑)。
毒などを嗅ぎ分けるデリケートな舌先を持ったおかげで人肌程度の焼き加減でも熱く感じてしまうメンドくさい体質になっちゃった(笑)。
凄腕の殺し屋の存在感を一般の日常生活レベルでディテールを掘り起こしているところが非常に新鮮なんだと思う。
一般の日常生活に主人公のファブルを放り込んだ時の異化作用が本作の当面の魅力であるのだと思う。
今後の展開はわからんが(笑)。


『双子の帝國 2巻』
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AmazonでKindle版購入。
物語のとば口の前巻の感じだと、面白くはあるが『のりりん』や『終わりと始まりのマイルス』『なにかもちがってますか』の連載を終わらせてまでやりたいことなのか?という感じはあったのだが、本巻から上手く加速して物語が推進している感じを受けて今後に期待。
『終わりと始まりのマイルス』と『なにかもちがってますか』の要素が入っているところをみると作者としても本作で統合した形でそれらを生かそうとしているのだろう。
作中に出てくる"光軍に使役された もと神聖娼婦の50人の女達"の50人を全員描き分けて出したところは恐れ入った。
やはり今後が楽しみである。


『合本 この国のかたち【文春e-Books】』
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AmazonでKindle版購入。
マジ待望の書籍のKindle化。
学生時代に単行本で読んで以来の座右の書と言ってもいいぐらいのもの。
と言っても実際には座右にないから電書になって本当に座右の書となった感じでうれしい。
"華厳経""信長の思想""ノモンハン事変""統帥権"etc......
凄まじいまでの知識と知見。
平易な文章のなかの優しいユーモア。
この本を読んで関心を持ったトピックは今でもオイラの頭に強烈な形で張り付いている。
とにかく目次で関心のある部分をザッピングしながら読んでいる。
学校教育の教科書以外で初めて、そしてもしかしたら今後巡り会うこともないかもしれない随筆という形態の文章。
随筆=エッセイなんだろうけど、司馬遼太郎のこれはエッセイなどとニヤけた名称ではありえない。
随筆としか言いようがない。
当時、司馬がノモンハン事変の小説を書くとか書かないとか言っていた時期で、結局書かないということになり非常にがっかりした覚えがあるんだが、いまなら司馬がそれをテーマに書けなかった理由がなんと無く分かる。
ポンコツな戦車に乗って死を常に覚悟していた司馬遼太郎の若い頃を総括するに、その時代を生きた実在の軍人に誰一人共感出来なかったからかもしれん。
稀代のテロリストか総会屋としか思えない(笑)坂本龍馬を魅力的に描いた司馬であっても、第二次大戦中の日本軍の軍人を魅力的に描くどころか怨嗟の対象にしかできなかったんだろうね。
そのあたりの司馬の気分が本書に散見される。
おそらくオイラの一生を書けて読み潰す本である。


『応天の門 6巻』
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AmazonでKindle版購入。
読み進むにつれてどんどん面白くなっていく。
特に菅原道真の魅力的なこと。
在原業平はイマイチ感情移入ができない(笑)。
オカルトを冷静に分析してその背後にある人間の作為を暴き出す。
ホームズとワトソンだよな、コレ(笑)。
前述した『この国のかたち』を再読しはじめた折に本作も読んだのだが"宦官""司馬遷""科挙"なんていう言葉がでてきて、偶然とはいえなんか妙なシンクロっぷり(笑)。
本郷和人の平安時代の解説のウンチクが相変わらず興味深い。
人間の闇であるとか業のようなものを物の怪の類として恐怖の対象となったのかな。
だとしたら非常に楽観的な性善説にオカルトなどは立脚しているのかもしれん。


Photoshop CC(2017)
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迂闊なことに最新版がリリースされたのを知らずにいて、リリースからひと月後の先週にアップデート。
たぶんスタンプやパッチ関係の精度はバージョンが上がるごとによくなっていると思うが、その他の機能がよくわからん(笑)。
というか、オイラのMacintoshでは非常に挙動が重くなっている(笑)。
まあ動いているだけマシだと考えよう。
次、マシンを買うとしたらwindows機になるかもしれんなあ。
Mac高いし(笑)。


『Daytona BROS Vol.47』
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書店で書籍購入。
オイラにしては珍しいオシャレ系の雑誌の購入である。
まあ映画で使用されたファッションというくくりに興味があったのだ。
なんとなく『タクシードライバー』的な軍用ジャケットは持っているし会社にも着て行っている普段使いなのだが、本書に載っている『インディ・ジョーンズ』的な扮装も悪くないかもと考える。
本書に載っている『インディ・ジョーンズ』的なものがさほど高いという感じではないのでちょっと無理すれば手が届く。
普段着るものにこだわらないし変化も求めないので、なにか気に入ったらそれで年中通すので、ちょっと本書を参考にして見ようかなと思った次第。


『町山智浩の映画ムダ話39 』
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町山智浩の有料音声解説を購入。
まず町山の『この世界の片隅に』を聴くと本当に初歩的な読解をベースにした解説を行なっている。
原作漫画をくまなく丁寧に読み込み、映画を何度も真剣に観ることで得られるものがベースなのだ。
だからこの音声解説の半分ぐらいは己の読解力で真剣に向き合えば、もしかしたら自力で理解できることだったかもしれない。
しかし、オイラはやっぱりその基本的な読解力が足らんのだな(笑)。
町山が言う、すずさんが嫁いだ先の北條家の人たちが物分かり良く優し気に描かれているが、実はすずさんの旦那になる周作は遊女のりんさんを愛していて結婚しようとまで思いつめていた。
それを反対したのはあの優し気な北條家の両親や親戚の人たちだ。
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ああ。
これだ。
ちゃんと原作に描いてあったことなんだ。
オイラはこの辺りをなんの引っかかりも無く読み飛ばしていたんだな。
町山はそれを丁寧に拾い上げて、さらに当時嫁というものは働き手としてみなされると言うことに言及する。
北條家の姑は身体が悪いので余計に嫁に家事を強いることになる、と。
それと娼婦を嫁にするという世間体の問題。
原作に描いてあるものを拾い上げてそれをさらに深く掘り下げるんだよ町山は。
北條家の人たちが本当に人のいい感じに表面的に描いていたのだが、実は愛し合う二人を引き裂く闇ももっているということだ。
その他、高角砲や太極旗に対する解説も非常に興味深いものになっていた。
優秀な評論家ってのは、評論対象に対してある種の決めつけをしつつそれについて作品に描かれない情報を総動員して解説の妥当性を確保するんだと思う。
その作品に描かれない情報というのは知識であり、想像力であるのだと思う。
町山智浩はやっぱりすごいね。
この『この世界の片隅に』がヒットしたのも、というか、オイラが本作を観に行ったのは町山智浩が強力に推していたからに他ならない。
さらに水道橋博士や宇多丸や古川 耕(古川は宇多丸のラジオ番組で本作を取り上げる為に1万円の身銭を切っているのだからw)などの推しもあげられる。
つまり適切な人間が適切な言葉で作品を推すことによって人は動くということだな。


ゾクゾク Nerf リペイントできるかな?(笑)-04
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ほぼ大詰めに近づいている、と思われる(笑)。
テカテカした部分を
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Mr.ウェザリングカラーのマルチグレーを塗ったくって上の画像のような薄汚い感じにした(笑)。
Mr.ウェザリングカラーのマルチグレーって非常に水っぽくシャバシャバしていて本当に筆で全体を塗りたくったと言う感じ。
で、それから3時間ぐらい置いてからティッシュで余分な水分とともに汚れ具合を調整しながら拭き取っていく。
塗ってから3時間ぐらいだと丹念にこすればぞれだけで全部綺麗にとれて元の状態に戻っちゃうぐらいに乾きが遅い。
オイラの感じだとティッシュでこすって落ちなくなるのに3日ぐらいかかると思う。
完全に乾ききると専用の洗浄液でしか落とせないようだ。
オイラはこれをもう一度全体に塗って調整するつもりである。
できればもう次回で最終回にしたいものである(笑)。


『海賊とよばれた男』
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先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
監督:山崎貴。
キャストに出演者 岡田准一、吉岡秀隆、染谷将太、鈴木亮平、野間口徹、ピエール瀧、綾瀬はるか、堤真一、近藤正臣etc......
という信じられないような最強に布陣(笑)。
岡田、野間口、堤は『SP』だし、堤と綾瀬はよく映画で共演しているし、岡田、吉岡、染谷、堤は山崎監督の映画の常連と言えるし。
なんか日本映画界の優秀な役者の層が薄くないか(笑)。
優秀な役者はどこでも引っ張りだこということやね。
本作でいえば唯一原作者がアレな人というのが問題だけど、原作小説には罪はないからねえ(笑)。
主演の岡田の凄さというのを改めて感じたね。
特殊メイクの精度の高さのサポートがあるにしても、20代の若造から死ぬ間際の最晩年までを力強く演じていて好感が持てたな。
ヴィジュアルにしても空襲で焼け野原になった世界観というものを非常にリアルに表現していた。
この辺りは本当にすごいなと感じた。
ただ、これは原作の問題なのか映画の問題なのかわからんが、物語を進めていく推進力が弱く感じた。
タイトルに"海賊"と冠している割には海賊として法を破るような破天荒さはなく、どちらかというと同業同士のローカルルールを破ったり、競合他社の製品より良いものを出して逆恨みを買う、とかなので、どちらかというと真っ当な商いをしている風にしか見えない。
主人公の心意気が海賊のようだ、と言うことなのかしらん?
なので主人公のやってることが、タイトルの名前負けしているようにしか思えん。
それと物語の進め方が雑に感じた。
スクリーンに出てくる字幕一つで年月を飛ばしてみたり。
主人公の妻が後継を産めないということで出ていくというくだりも、オイラとしては町山智浩の『この世界の片隅に』の解説でそのあたりの実情を知っているから大変な事態だろうということはわかるんだが、映画のなかでその逼迫した感じが出てないんだよね。
いつのまにか妻が実家に帰りました、ってな具合。
本作って出光興産の創業者をモデルにした小説なわけで、その主人公が晩年、出て行った妻が意外と近くにいたことを知らされるんだけど、知らされて慟哭するぐらいなら、金持ちなわけだから気になるなら興信所消息ぐらい確かめるはずではないのかね?
気になっているのなら。
なんか言ってることとやってることがちぐはぐなんだよね。
演出的に言えば、主人公がやたらと机叩いたり壁を叩いたりするのもやりすぎ。
やりすぎてるから主人公の苦渋の具合が相対化されてよくわからん。
さらに言えば終盤で出てくるイラン。
このイランの広がりを示すヴィジュアルが非常に乏しい。
乏しいのを堤真一の演技でカバーしている。
前半の焼け跡のヴィジュアルが見事なだけにものすごくショボく感じた。
まあそれでもタンカーの描写なんかを見ると、いわゆるジェームズ・キャメロン的な映し方で捉えているなとは感じた。
タンカーを宇宙船を撮るように撮っていた。
或いは『タイタニック』のように、というか。
山崎監督の前作である『寄生獣』が傑作だっただけに、なんとも腑に落ちない感じであった。
まあ再見はないだろうね。


『機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV 運命の前夜』
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AmazonでBlu-ray購入。
安彦良和テイストの画を精度高くトレースしていて安心してみれる。
このシリーズは安彦のタッチが楽しめるというのが肝だからね。
シャアもアムロも15歳以上の年齢になるとオリジナルの声優の声も違和感がなくなった感じ。
本作のモビルスーツの月面でのアクションの重さの表現が素晴らしい。
足の振り上げをゆっくりして、地面に足をつけるところを早くする。
この動きだけで結構重量感を感じるものだ。
本作ではララァも出てきた。


今週末は今年最後の歯のメンテナンス。


さらに観れれば『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』


年賀状とNERFの完成もさせなければ(笑)。

by 16mm | 2016-12-11 21:38 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)
Commented by chata at 2016-12-11 21:50 x
オリジン良かったですか!
いよいよキャストが揃ってきたようですねぇ。

ナーフのウェザリングかっこよす。
完成楽しみにしとります。

もうローグワン来ますかー早いな。
Commented by 16mm at 2016-12-11 22:14
■re:chataさん
『オリジン』は安定の面白さですね。
画がやはり良いです。
本作でも動画に一部(モビルスーツの動き)にCGを使ってるわけですが、こういう使い方すら宮崎駿はできないっちゅうことやね(笑)。

ナーフはもうすぐ完成です。
完成したいw
終わらせたい(笑)。
まあ楽しくはあったですけど、模型の製作はオイラには向かないと感じました(笑)。

『ローグ・ワン』は果たして予約なしで観れるかどうか(笑)。


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