『龍の歯医者』『藁の楯』『ベイビー・ドライバー』

先々週土曜日、歯の治療。
虫歯になってた左上の奥歯の治療終了。
ただその周辺が虫歯になっているとのことなので治療は続く(笑)。
いつものように美形で剽軽なドS歯科衛生士女史と食べ物の話で盛り上がる。
女史は最近人間ドッグでの結果で血糖値が高かったのを相当に気にしており(笑)
「運動だってしてるのに、甘いモノだってものすご〜〜〜くたくさんは食べてないのに嗚呼それなのに」
食い意地番長で甘味処が好きな女史がブルーになっていたので、どのくらい上がってたのと聞いたら基準値から0.1ぐらいだって(笑)。
ざけんなこのアマ(笑)。
オイラは基準値から2も上なのに(笑)。
再検査の通知をぶっちぎってるのに(笑)。
女史は再検査の通知すらきてないんだよ(笑)。
これまで良好な数値だったところを0.1上がったなんて誤差の範囲じゃないのか(笑)。
......
というようなことをものすご〜く穏当な言い回しで女史に言って元気付けた。
ドSでありながらかなりビビリである(笑)。
治療後、先生にiPhoneでの動画について教えてもらう。
なんでもiPhoneで撮ったデータをLogで保存できるソフトがあると。
動画は興味があっても機材を買い揃えることや使っているMacintoshの老朽化で編集が難しいなと思い、二の足を踏んでいたのだが、撮影から編集までiPhoneでと割り切りで考えたら自分でも使いやすいかなと思った。


いろいろツいてない(笑)。
車のタイヤがパンクしたので近場のガソリンスタンドに行って修理してもらおうと思ったら、パンクの仕方が修理不能なもので(笑)、タイヤを交換することに。
ただそこではタイヤの一本売りができないとのことで、一応値引きしてもらったがタイヤ四本で75000円(笑)。
この時点でガソリンスタンドではなく、タイヤの専門店で購入した方が安かったかなと思ったが、スタンドのスタッフが親切だったのでお任せすることに。
しかもパンクの所為だと思っていた車体の振動が、昨年同様のエンジンの1気筒が死んでるというもの(笑)。
イグニッションコイルが逝っちゃった(笑)。
イグニッションコイル、工賃含めて17000円。
なんでしょうか(笑)。
この手の出費は大事だとは思うのだが、なんか風俗店で金を散財するよりも車関係に金を使うのが無駄遣いに思えてしまう(笑)。


本日日曜日、ブーツのメンテ。
久しぶりすぎて二つあるブラシのどっちが汚れ落としだったか忘れている(笑)。


Sniper 3D Assassin
『龍の歯医者』『藁の楯』『ベイビー・ドライバー』_c0022635_19313537.jpeg
iPad miniで絶対課金をしない誓いをたてて(笑)殺りまくってます(笑)。
このゲームスナイプの対象が全部男(笑)。
女は撃たないという製作者たちの意気を感じるけど、凶悪な女もいるけどね(笑)。
だがしかし、ゲームはやりたいと思っても、やると長続きしない今日この頃。
だからPS4もARもVRも興味ない。


先々週から
『龍の歯医者』『藁の楯』『ベイビー・ドライバー』_c0022635_21274601.jpg
『この世界の片隅に』がアメリカでの公開が始まったようだ。
"rottentomatoes"で97パーセントを叩き出しとるがな(笑)。
評価はともかく、もっと多くの人間に観てもらいたいものだ。


『たそがれたかこ(10)』
『龍の歯医者』『藁の楯』『ベイビー・ドライバー』_c0022635_17280869.jpg
AmazonでKindle版購入。
最終巻。
なんつーか、中年の自虐が自虐ではなく、現実的、リアルな痛さのある展開であった。
たかこの葛藤というのは世間一般では普通踏み込まない部分だと思う。
例えばである。
50歳のオイラがものすごく好みで優しくしてくれるからと言って女子高生に愛の告白をするのは、自分的にも躊躇われるが、社会的にもあまり良い目ではみられない。
男の場合は"ロリコン"(女子高生がロリかどうかはわからんが)などと言われて本当に良くは見られない筈だ。
年が極端に離れたカップルというのは世間にはあると思うけど、あくまでも数少ない成功例だ。
主人公のたかこもその辺りはよくわかっている。
しかしね、好きになった男に「好きだ」と言いたい気持ちはオイラにもわかる。
松本零士風に言えば
「男は、負けると分かっていても告らなくてはならない時がある」
(笑)
ちょっと違うが(笑)、たかこもそういう事だったんだろう。
様々なスリリングさと相まって、最終巻がオイラにとって非常に満足だった。
正直読んでてたかこの母親とか娘が非常にウザい存在にしか見えず、おせっかいも口のききかたも気に入らなかったんだ。
特に娘の若者な言葉遣いが嫌だなと思うのは、いよいよオイラも年寄りになったなという感慨である(笑)。
できれば最終ページのカラーはカラーで見たかったよ。
本作を読み終えて本作作者の夫である新井英樹の
『龍の歯医者』『藁の楯』『ベイビー・ドライバー』_c0022635_17542794.jpg
『宮本から君へ』を読み返した。


『ザ・クレーター 3』
『龍の歯医者』『藁の楯』『ベイビー・ドライバー』_c0022635_18094429.jpg
AmazonでKindle版購入。
唐突に3巻だけを購入したのはTwitterで本巻に収録されていた
『龍の歯医者』『藁の楯』『ベイビー・ドライバー』_c0022635_18215830.jpeg
『墜落機』を読んでみたかったので。


『劇場版「BLAME!」 弐瓶勉描きおろし設定資料集』
『龍の歯医者』『藁の楯』『ベイビー・ドライバー』_c0022635_18360160.jpg
AmazonでKindle版購入。
所謂設定画なのでラフな画が多い。
なのでこの手の仕様の画が苦手な人にはオススメできないかな。
オイラはこれを見て感心もしたし、勉強になった。


『おひとり様物語(7)』
『龍の歯医者』『藁の楯』『ベイビー・ドライバー』_c0022635_18392089.jpg
AmazonでKindle版購入。
谷川史子にハマっている。
画の上手さ、タイトルの良さ。
谷川史子の作品を読むと、日常のほんの些細なことと認識されるような事柄でも、人によっては気持ちに刺さるんだなと感じる。
そういうものを作品にできると言うことは、谷川がいかに周りに気を配ってるかと言うことなんだと思う。


『金魚妻 2』
『龍の歯医者』『藁の楯』『ベイビー・ドライバー』_c0022635_18455383.jpg
AmazonでKindle版購入。
エロスをモチーフとして描き続ける作家。
作家としても尊敬するが、本作での身勝手なDV男に対する容赦のない対応、暴力ではなく、その対応が非常に小気味良かった。


『失恋日記』
『龍の歯医者』『藁の楯』『ベイビー・ドライバー』_c0022635_18500501.jpg
AmazonでKindle版購入。
女性作家の描く作品はあまり読んでいる方ではないのだが、このエロスの描き方は男の作家にはないような視点があって新鮮だ。
やっぱり男のエロスというのは即物的であるのかなと自覚する。


『愛・水族館 柏木ハルコ傑作短編集』
『龍の歯医者』『藁の楯』『ベイビー・ドライバー』_c0022635_18531941.jpg
AmazonでKindle版購入。
柏木ハルコは約20年前にスピリッツ誌で連載していたものを読んだきりだったが、エロスをベースにして多彩なものを描いている。
やはり才能のあるひとなんだろう。
比べるのもなんだが、黒澤Rの作風はどちらかというとタッチが細めでクールであり、感情移入を若干制限するような感じ。
柏木ハルコは線が太く土着的とも言えるような、ビジュアルとして濃厚なエロスを視覚的に体験できるというかね。
とにかく柏木ハルコは性臭を感じるような濃密なエロスを感じさせるものだね。


YouTube

↑すしらーめん《りく》


↑ももと天 Momo and Ten


↑PDRさん


『龍の歯医者』
『龍の歯医者』『藁の楯』『ベイビー・ドライバー』_c0022635_21065786.jpg
2月18日&25日(よる8時~8時46分)にNHK BSプレミアムで放送。
今年の初めぐらいに放映された作品の録画視聴。
まあ
『龍の歯医者』『藁の楯』『ベイビー・ドライバー』_c0022635_21174278.jpg
色々理由はあると思うのだが(笑)、本作品のソフト化、DVD&Blu-rayが噂によると難しいとのことらしい。
オイラは1組Blu-rayで保存してあるが、これを観逃したり、観たかったぁ、という人も多いと思う。
かろうじてAmazonビデオ-プライムで観れるようだが。
オイラとしてはこれほどの作品が多くの人に観られることなく封印されるというのは犯罪に等しいと感じる。
本作は劇場上映された作品ではないが、今年観た映像作品でいえばベスト5内に入るだろう。
アニメだけに限定すれば文句なしのベスト1に決まりだ。
とにかく色々力強い作品だった。
本作は
『龍の歯医者』『藁の楯』『ベイビー・ドライバー』_c0022635_21190636.jpg
龍をモチーフにした物語だ。
龍が実在し、それが世界になんらかの影響を与えているという物語は目新しいものではない。
『ゲド戦記』があり『皇国の守護者』もそうだ。
龍を、というか、龍自体が神がかりな存在であり、思い切って"神"と言ってしまってもいいかもしれない。
で、対立する人間達の一方がその龍の助けを得て戦争をする。
言うなれば"神"を軍事兵器として運用した戦争の物語だ。
通常なら神と人間なら、人間が神に勝てるはずがないんだけど、この神、というか、龍は
『龍の歯医者』『藁の楯』『ベイビー・ドライバー』_c0022635_22440357.png
歯が虫歯になりやすいらしく(笑)
『龍の歯医者』『藁の楯』『ベイビー・ドライバー』_c0022635_22442395.jpg
ある特殊な人間達が龍の歯をメンテナンスする。
無敵の龍とて虫歯の痛みがあっては力が出せないということらしい。
この龍の歯をメンテナンスする人間達を龍の歯医者と呼んでいた。
で、ちょっと複雑なのだが、本作で描かれた戦争は過去の事として語られる体裁になっている。
本作の後編の冒頭
『龍の歯医者』『藁の楯』『ベイビー・ドライバー』_c0022635_22350545.jpg
本編のメインの時代より後の時代を示すようなジェット旅客機が飛び(本編のメインの時代はプロペラ機だった)、その昔、龍の歯医者という集団がいた、という過去形のレポートがなされる。
本作の主人公である野ノ子たちがいなくなったであろう、そして野ノ子たちが関わった戦争も終わった過ぎ去った時代であっても、龍が実体として存在している現在というものを描いている。
一種の哀感が感じられた。
作品は前編後編合わせて約90分だから劇場用映画としてでも良かったように思うが、
『龍の歯医者』『藁の楯』『ベイビー・ドライバー』_c0022635_12032654.jpg
庵野秀明の名前は知っていても鶴巻和哉の名前は世間に浸透しているわけではないだろうからね。
オイラを含めたオタクな人間しか鶴巻和哉の名は知らんだろうし。
クオリティ自体は劇場用映画といっても遜色のない出来だと思う。
劇場作でありながら酷い作画のレベルがある中で本作ははるかに高水準のレベルだ。
まず前編冒頭のアヴァンが終わった後に挿入されるタイトルクレジット表示がカッコいい
文字のパーツがバラバラになったり伸長されたりしながら表示される様が手が込んでいる上にカッコよかったな。
本作は軍事、アクション、魔術、ボーイ・ミーツ・ガール、エロス、とあらゆる要素が組み込まれており、エンタテインメント作品としてもかなり欲張りなものでありながら非常にうまくまとまっている。
『龍の歯医者』『藁の楯』『ベイビー・ドライバー』_c0022635_15041819.jpg
前編冒頭はかなり容赦無くハードな艦隊戦。
描写も戦争モノとしての見応えがあり、それゆえに死の重さというものを最初に印象付けている。
これから"死"について語ることの宣言とでもいうか、観る側に前提条件を与えていると思う。
そもそもこの作品のタイトルにある"龍の歯医者"にはある一つの条件をクリアした者のみがなれる。
『龍の歯医者』『藁の楯』『ベイビー・ドライバー』_c0022635_15131491.jpg
"龍の歯医者"志願者達は一度龍の歯に取り込まれる。
そして
『龍の歯医者』『藁の楯』『ベイビー・ドライバー』_c0022635_15150256.jpg
自分の死に様を見せられる。
自分がどんな状況でどんな死に方をするかを暴力的なまでに認識させられる。
劇中のセリフでいえば"キタルキワ"というものだ。
"キタルキワ"は漢字で表記されていないので正式なところをわからんが、"来たる極"なのかなと思ってる。
人間は必ずいつか死ぬ。
通常その死がいつくるかということを人間は知らない。
知らないからこそ楽観的になれるとも言える。
しかし龍は歯医者になる人間にその楽観性を許さない。
運命を受け入れない人間、龍が神がかり的な力でその人間の最後を見せながらそれを信じない者を自分の歯の治療者として認めない。
つまり死という現実を受け入れた者のみを歯医者とするのだ。
劇中で
「"キタルキワ"を迎えられたことを祝って」
というセリフがある。
龍の歯医者は皆、自分の最後の瞬間を知っている。
生命を全うし、死の恐怖から死ぬことによって解放されたことを肯定的に受け止めているんだと思う。
「生きるって長生きすることが目的なの?」
オイラはこのセリフに感動しつつも一定の警戒感も持っている。
生きる意味を自分の内面から見つけたならまだしも、権力を持つ他人、あるいは国家によって与えられたものを受け入れれば、周りからの同調圧力によって自分の意思が介在できない事態にもなる。
そんな事態が第二次大戦であった。
ただそれでもこの「生きるということが長生きすることに目的があるのか?」という問いかけは自分の内面と向き合うには重く誠実なものだと思う。
登場人物の一人である
『龍の歯医者』『藁の楯』『ベイビー・ドライバー』_c0022635_15573122.jpg
悟堂のセリフで
「勇敢だねえ」
というのがある。
これは思慮の足りない向こう見ずな若造に対していうこともあれば、運命に争う人間に対してのエールにも使われる。
もうなんつーか、ことほど左様にセリフ自体も非常に繊細な作りになっている。
言うまでもなく、これらのセリフを発した声優たちの仕事もすばらしいからに他ならない。
とにかく本作はいくら賞賛してもしたりない。
『龍の歯医者』『藁の楯』『ベイビー・ドライバー』_c0022635_16111611.jpg
こんなん観てると
『龍の歯医者』『藁の楯』『ベイビー・ドライバー』_c0022635_16512106.jpg
『未来少年コナン』のギガント攻略戦みたいだな、とか(笑)。
『龍の歯医者』『藁の楯』『ベイビー・ドライバー』_c0022635_16545812.jpg
この憎しみと憎悪の件は
『龍の歯医者』『藁の楯』『ベイビー・ドライバー』_c0022635_16590216.jpg
宮崎駿の『風の谷のナウシカ』のこれを思い出したかな。
繰り返すがエンタテインメントの要素をふんだんに入れつつ、気持ちにズシンとくる作品だ。
オススメだ。
が、惜しむらくは主演女優が非常に悔しいほどの好演をしておきながら、思想性として唾棄するようなところへ行ってしまったことが残念でならない。


『藁の楯』
『龍の歯医者』『藁の楯』『ベイビー・ドライバー』_c0022635_17054584.jpg
wowowでの録画視聴。
三池崇史監督の2013年の作品。
オイラにとって三池崇史はアタリハズレの多い映画監督で、アタリだったのは『十三人の刺客』「一命』
ハズレだったのは『ヤッターマン』『テラフォーマーズ』『無限の住人』。
非常に多作であり、その点に関しては尊敬すべき部分であるとは思っている。
なので全ての作品を観ているわけでもなく、全ての作品に興味が持ててるわけでもない。
この本作、『藁の楯』は比較的アタリだったと思う。
それでも本作を劇場で観なかったのは原作が木内一裕だったからに他ならない。
木内一裕は"きうちかずひろ"で『ビー・バップ・ハイスクール』を描いていた漫画家で、1983年-2003年まで大ヒットした作者である。
オイラもヤンマガを購読していた時には面白く読んでいたが、結局この人の作画が顔のアップと望遠レンズで一部を切り取った作画で、画自体の上手さはあるものの、見てるうちに飽きてくるものであった。
会話劇としては面白くもあったが、漫画として単行本を買おうという感じにはならなかった。
この"きうちかずひろ"が1991年に
『龍の歯医者』『藁の楯』『ベイビー・ドライバー』_c0022635_17230916.jpg
Vシネマで『CARLOS/カルロス』という作品を作った。
当時興味があったので観てみたら、まあくだらない
端的に言ってビートたけしの『その男、凶暴につき』の低品質なフォロワー作というか模倣作。
考えてみれば漫画の『ビー・バップ・ハイスクール』のセリフも気の利いたものは当時のビートたけしのパクリばかりだったよな。
なのでオイラは宇多丸などが評価するほどにこの『CARLOS/カルロス』を評価していない。
なのでこの『藁の楯』についても
「"きうちかずひろ"じゃな」
という気分があったのは否めない。
で、観てみたら、三池崇史の作品としてはアタリの方だった。
いや、画として
『龍の歯医者』『藁の楯』『ベイビー・ドライバー』_c0022635_17364754.jpg
こんな気合の入ってない画を撮ったりしているので観ててダラけるところはあるんだが、この作品の凶悪犯罪者に対するジレンマというものを非常にうまく物語にしていると思う。
まったく自分に関係の無い幼女をレイプして無惨に殺す。
それを繰り返すような人間が法治国家によって守られているという現実。
誰もが思う、こういう人間が改心して更生することなんてありえない、そんな人間を税金を投入して逮捕し移送し裁判をする。
どんなに改心して更生したとしても被害者なり被害者の遺族は癒えない傷を一生背負うのに、加害者がまったく反省もせず被害者を冒涜するようなヤツであったら。
誰もが考えることであるが、これを警察のディティールを持ち込んで物語としてまとめた"きうちかずひろ"の手腕は評価したい。
『龍の歯医者』『藁の楯』『ベイビー・ドライバー』_c0022635_17471440.jpg
今年、『22年目の告白―私が殺人犯です―』で似たような役(実際は違うんだけど(笑))をやった藤原竜也が本作でも良かった。
反省を全くしない犯罪者の役をリアルに好演していたが、ひとつだけ現実にないのはオイラの見立てだと藤原竜也ばりな美形の犯罪者というのにお目にかかったことがないということだ(笑)。
その部分は天使の顔をした悪魔という部分でのフィクションが効いている。
映像的な快感であろう。
その一方で
『龍の歯医者』『藁の楯』『ベイビー・ドライバー』_c0022635_17524670.jpg
松嶋菜々子がどうにも大根すぎる(笑)。
この大根さ加減がリアリティをだしているともとれるんだが、これは脚本上の問題として松島の役が間抜けすぎ(笑)。
二回も犯人を取り逃がしかけ、二回めはそれが原因で自分が死んじゃうんだから。
脚本上、もうちょっと有能さを出してもらいたかったが、松島自身の少々ぼんやりした感じが、そういう間抜けさでもいいかなと感じさせている(笑)。
とりあえず面白かった。
オススメである。


『ベイビー・ドライバー』
『龍の歯医者』『藁の楯』『ベイビー・ドライバー』_c0022635_18153291.jpg
先週土曜日、イオンシネマ春日部。
久々に劇場で映画を観た。
評判の良い作品。
オイラの興味は
『龍の歯医者』『藁の楯』『ベイビー・ドライバー』_c0022635_18222176.jpg
ケヴィン・スペイシーや
『龍の歯医者』『藁の楯』『ベイビー・ドライバー』_c0022635_18232801.jpg
ジェイミー・フォックスが傍にまわった作品としてだ。
本作は
『龍の歯医者』『藁の楯』『ベイビー・ドライバー』_c0022635_18252769.jpg
"ベイビー"という通り名のクソイケメン野郎(by町山智浩w)が、犯罪者の逃がし屋運転手が主人公。
このクソイケメン、幼い頃に事故で耳鳴りが止まずにいて、それをiPodで音楽を常に流して紛らわせているという設定。
この設定からわかるように、音楽映画である。
つまり、ミュージカルである(笑)。
カーアクション、ガンアクション、フィジカルアクション、それらを含め、登場人物たちがベイビーの聴く音楽のビートに合わせて芝居をする。
まあすごく見事ですげえなと感心したが、オイラにはミュージカルの呪いが(笑)。
やはり途中でウツラウツラと気絶しかけた(笑)。
もうミュージカルの映画はオイラにとってはどうしようもない(笑)。
断片観た限りでは面白かったとは思うが、自信を持って感想が言えません(笑)。


今週末はヘアカット。

by 16mm | 2017-08-20 19:20 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)
Commented by chata at 2017-08-30 21:18 x
『ベイビー・ドライバー』テレビの映画紹介番組でみて気になってましたが、そんなにもミュージカルでしたかw
同じくミュージカル寝落ち病なので、全部観れそうにないですw
Commented by 16mm at 2017-09-01 08:24
■re:chataさん
毎度のことながら音楽映画、というかミュージカル仕立てはなんでかダメですね(笑)
アクション満載で寝てる暇なんてないはずなんですが。
しかし、町山智浩の評論を聴いたら再見したくなりました。
もしかしたらブルーレイ買うかもしれません。


<< 『ワンダーウーマン』 『夕凪の街 桜の国』 >>