『鋼の錬金術師』

先週土曜日、歯の治療。
左上の取れた人工歯(笑)を先生にスーパーボンドで付けてもらう。
で、いつものように美形で剽軽なドS歯科衛生士女史に歯石をとってもらう。
今だに血糖値を気にして甘いものを我慢しているという女史。
そのストイックさに敬意を表し
「昨日チョコレート食べてたら取れた歯が少し欠けちゃってさあ」
とオイラがいうと、オイラの欠けちゃった歯よりもチョコレートに反応してギリギリと唇を噛み締めて
「ムカつく」
と、言われた(笑)。
先生が最近レンズ購入。
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コシナ フォクトレンダー NOKTON 40mm F1.2 Aspherical VM
ライカM10に装着した状態で待ち時間にいじらせてもらう。
大口径なのに思いのほかコンパクトな印象。
円形絞りで非常にやわらかなボケ方。
ものすごく好みで購買欲がでたんだが、この手の標準レンズ、オイラ3本ぐらい持っててそれの全部が好みで4番打者なんだな(笑)。
どんなに良いレンズだって50mmは50mmだからおんなじ焦点距離を持って歩くことはそうそうないしねえ。
とはいえ、件の先生だって同じような焦点距離のレンズを何十本も持っているんだが(笑)。
次回が今年最後の治療&メンテナンスであるとのこと。


本日日曜日、銭湯で久々に岩盤浴でストレッチ。
キャンペーン期間とのことで通常料金で60分のところを90分岩盤浴ができるとのことだったが、そんなに滞在できず60分で退散してきた。


同性婚 賛成意見 ニュージーランド【Same-sex marriage agreeable opinion】

Twitterで知ったんだが、こんなスピーチがあったとは。
2013年のニュージーランドでのスピーチだそうな。
オイラは恥ずかしながら先日まで知らなんだよ。
対立派に対してダイレクトな批判をせず、説得力のある言葉と喩え話のユーモア。
教養と人間性のなせる技。
こういうデッカい人間になりてえなあ(笑)。


メインで使っているMacintoshが非常に調子悪い。
Photoshopでちょっとばかりレイヤーを積みすぎたりスマートオブジェクトを使おうものなら問答無用でソフトが落ちちゃう。
もう10年ぐらいは使っているマシンであるので色々限界か。
壊れずに動いているだけでも良しとするべきだが、貧乏性なので壊れないから次が買えない(笑)。
いや、買うとなったら色々出費で頭が痛いんだが、メインでやってるPhotoshop作業がまともにできないのがストレスになっておる。
次はMacintoshも色々使いづらくなってきたし高いし、windowsに鞍替えするかなと考えている。


東京コミコン:留之助ブース、いい感じで初日を迎えました
We have started the first opening day peacefully @ Tokyo Comic Convention

行く機会がないけどこういう映像観てると行ってみたくなるなあ。
留ブラの実物も見てみたいよねえ。


『おんなの窓 6』
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AmazonでKindle版購入。
この面白さって作者とオイラが同世代であるという部分の共感であるな(笑)。
それを客観的になって面白さを抽出できるのが作者の特殊能力だと思う。


『猫のお寺の知恩さん(5)』
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AmazonでKindle版購入。
非常に端正な描線が好きで読んでいる。
内容は...通常"いちに"で終わることを、その1と2の間を際限なく細かく割っていくようなエピソードの連なりになっている。
なので物語がものすごく微妙にしか進まない(笑)。
最近こういう物語進行って増えてる感じがするなあ。


本日カメラ店に年賀状を発注。
オイラにしてはものすごく早い時期の発注。
絵柄がものすごく手抜きだからである(笑)。


『鋼の錬金術師』
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ネタバレなしです。
先週土曜日、109シネマズ菖蒲。
2DIMAX版。
まず前段としてオイラは荒川弘の原作を読んでいない。
オイラにとって荒川弘は
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『百姓貴族』だけで十分楽しませてもらってると思ってる。
絵柄も内容もすばらしい。
卓越したユーモアと教養が絶妙で大好きだ。
一方で同じ作者の『アルスラーン戦記 』と『鋼の錬金術師 』の1巻づつを読んだんだが、どちらもオイラに合わなかったので読み進めてはいない。
理由は簡単でどちらも作品の世界観をヴィジュアルで表現しようという気が作者に希薄であると認識したからだ。
これはまったくもってオイラの好みなのであるが、世界観の構築をキャラクターや文字で表現するのではなく、描画してもらいたいと思っているからだ。
荒川の『アルスラーン戦記 』と『鋼の錬金術師 』は背景画に関してはスカスカな印象でオイラなどはその世界観に入り込めないのだ。
読んだ人は読み進めれば世界観の深さと内容に感動するとおっしゃるのだが、特に『鋼の錬金術師 』のようなどこの国でもない架空の世界ならなおのことヴィジュアルで楽しみたいと思っているのだ、オイラは。
なので作品が持つ内容に触れることができない以上、楽しむための優先順位が間違っているのかもしれないが、この性格は治らんだろうなあ。
で、この映画の監督である曽利文彦であるが、この監督はなんといっても
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『ピンポン』だ。
これも原作を読んでいないんだが、友人chataさんにどんなに勧められても読めてない(笑)。
しかしね、映画は素晴らしかった。
キャストの演技、ヴィジュアルを構成するCGとのバランスも絶妙。
CGが物語るためのアシストにとどまって出しゃばらないところが映画の良さに貢献している。
が。
この曽利監督はこの後がいけない。
曽利監督の実写映画は全部観ている。
なので『ICHI』も『あしたのジョー』も非常にくだらなかったのを知っている。
愕然としたよ、この監督、『ピンポン』だけなんだ。
本作である『鋼の錬金術師』にも言えるんだが、物語るということについて実に雑としか言いようがない。
というようなことを以前ここに書いたら件のchataさんから『ピンポン』は原作に隙がないからそれ通りにやれば誰でも上手くいく、というようなことを言われたことがあった。
つまりコミック上で映画化しても矛盾や齟齬が生じない作品をそのまま映画にする能力さえあればいいのだ。
が、そういうコミックは稀だ。
映像的と呼ばれるコミックであってもそのまま実写にすれば色々問題はおきるものだ。
今回『鋼の錬金術師』を観てつくづくそうだと認識した。
原作通りかどうかわからんが、コミックでは問題ない描写でも実写映画、それも時間に限りがある媒体で作品化するなら換骨奪胎して物語を再構成する能力が不可欠だ。
例えば冒頭から致命的だったのは、"賢者の石"を持った詐欺師?みたいな奴を捕まえるんだが、それをあっという間に軍隊が取り逃がす。
さらに中盤、とある重要人物を捕縛したにも関わらず、またも逃げられる。
これって原作通りなのかもしれんが、軍隊間抜けすぎだろ。
これ以降箇条書きで。
●キャスト
キャストは非常に良かった。
ただ監督の演出がヘボなのかされてないのか、役者が野放しで演技しちゃってる印象。
演じてる役者は気持ちいいだろうが、セリフを一人語りしてるのが鼻につく。
監督、役者をまともに演出していねーよな。
●CG
CGのヴィジュアルは良いところとそうでないところがあった。
冒頭の地面から槍を構成するところや、なんか煙か粒子で人体を形作っているヴィジュアルは良かった。
ただ、中盤のキメラや後半の賢者の石のクリーチャーのCGとしての出来や演出がよくない。
このキメラやクリーチャーの本作での扱いはオイラとしては容認できないような怒りを感じる。
もとは人間だった、という思い入れが感じられないというか、もっと色々葛藤があっていいだろうと思う。
明らかにアウシュビッツをモチーフにしてるんだからさ。
●衣装
すごく良いんだけど、質感が着慣れた感じとか着古した感じではなく、単に薄汚れた印象にしか見えない。
特に軍人や錬金術師の衣装はデザインがいいのにも関わらず汚れた印象しかない。
必要なのは清潔に見える着慣れた感だと思うんだが。
●アクション
監督は実はアクション演出が下手というかアイデアを出せてない。
冒頭の丸太的なものに追いかけられるのが横移動で単調すぎる。
さらにその丸太がエドの顔面を強打してるにも関わらず唇が切れてるだけってのはどういうことだ?
錬金術でバリアでもしてたか?
丸太が顔面を直撃して「イテッ」ですむような世界観でありながら、非常にゴアな人体実験的な世界観を並列して描くことにオイラは不信感を感じる。
●ロケーション
これは本当に目から鱗だったのだが、同じような世界観を作っていながら、ロケ場所の違いで同じ場所に見えないということがはっきりわかった。
冒頭の石畳のロケーションはイタリアらしい。
中盤以降はおそらく日本なんだけど、映像でイタリアと日本の"湿度"の差というものがはっきりわかった。
日本でのロケが雨だからということではない。
景観の樹木の鬱蒼さであるとか、コントラストの違いであるとか、彩度の違いであるとか。
これは統一しておくべきだと思う。
まだまだあるんだけど、キリがない。
物語を破綻なく作り上げるということが如何に超人的な作業であるのかということが改めてわかった。
つまり如何に宮崎駿の物語を作ることの非凡さを感じいったね。
もうこの監督の作品は観なくていいな(笑)。

by 16mm | 2017-12-03 22:31 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)
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Commented by chata at 2017-12-03 22:55 x
嗚呼、ソリ監督ダメでしたかw
やっぱ『ピンポン』はマグレか…あれは確かに原作から逸脱してないのが良かった(クドカン&良々の短編除くw)
それを考えると
原作ぶち壊し&再構築して面白くできる谷口ゴロー監督って凄い(・∀・)
ところで神山2019年『ULTRAMAN』ですってね。つまらん原作をどう料理するのか楽しみダスw
Commented by 16mm at 2017-12-04 06:02
■re:chataさん
『ピンポン』の信用でオイラも観てきましたが、そろそろこの監督見限ってもいいかしらん(笑)。
M・ナイト・シャマランと同じ箱にいれてしまおうかな(笑)。
谷口悟朗もちょっとというかかなり別格ですね。
別格故に、最近の動向はわかりませんが、新作の監督として作品がつくれないのかな、とか思ってます。
制作費をたくさんつかったり、プロデューサーの言うことを聞かなかったり、扱いにくい監督のレッテルはられてるのかしらん?
『プラネテス』を観れば出来上がった作品の良さは一目瞭然なのに。
この『ULTRAMAN』ってダメなんですか(笑)。
オイラは絵だけしかしらないですけど、読んでません。
神山も前作でオイラにとってはケチがついてますからねえ(笑)。


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