やれやれ......

二日程家に帰らず、会社のカプセルホテルの往復になっております。
自宅の方に未読のメールがたまってると思いますが、メールをくれた方々(そうはおらんと思うが(笑))返信は今しばらくお待ち下さい。


そんなわけでホテルでビールを呑みながらTVを観て、「やれやれ...」と思った事。

今年の高校野球の優勝校の選手たちとイシハラ都知事の歓談がニュースとなっていた。
プロのピッチャーだって中なん日とかいって連投しないのに、高校球児が暑い夏に四日連続して投げ続けて良いわけなかろう。
高野連、TV、新聞、雑誌等はバカ高校生のバカな情熱を貴いものとして商売に利用して、それを観て「感動をありがとう」とノー天気に思う我々。
優勝校の選手ならプロでやりたいと思っている人もいるだろう。しかし、大人の商売上の都合だけで連日力投したらプロになる前に選手生命は確実に削り取られている。
高校野球で活躍した人がイマイチプロで芽がでないのはそんな事もあるのかもしれない。
一生の想い出だ、などというのは本人達当事者が言って良い言葉であり、その周辺のヤツらが口に出していいものではない。
我々は、今どき無垢かつ従順なバカを観て呑気な感動をする。その感動に対する対価として出場校の選手にもれなく一人10万円づつあげても安いもんではないか?
ただで商売し、ただで感動して。無垢な高校球児は果てしなくバカである。
ので、オイラは高校野球を観ないし、部類としては"青年の主張"並み大嫌いなイベントである。
そこでイシハラ都知事。
どう考えても野球に興味のあるヤツとは思えず、結局優勝校の選手を自分の宣伝に使ってるだけだろう。
選手達と肩を組んだ都知事の醜悪な顔。
「やれやれ......」



もう一つ。
TVで『ゲド戦記』の満員御礼のCMをやっていた。
CMは、クモの手下であるウサギが大はしゃぎの大笑いのカットでつないで満員御礼の字が表示されるものだ。
はっきり言って非常に品がない。
この映画、原作者からもガッカリされるようなデキにも関わらず、こんなCMを作って放送する神経が気に入らない。
笑ってる場合ではないだろう。
もう世間の大半を占める批判や原作者の言葉も完璧に黙殺して、恥ずかしげもなく商売に突っ走るわけだな。
少しは恥ずかしいと思った方がいいぞ。
『ゲド戦記』。オイラは決してつまらないと思わないし、取りあえず入場料分は楽しめたと思ってる。
しかしそれは、ジブリの映画としての最低限のラインである。観る者はみなプラスαを期待してくるのである。
そのプラスαを付けられなかったと言う事に対して真摯に受け止めるべきだ。
当然原作者の言葉も真摯に受け止めなければならんだろう。
そうか、ジブリも商売っ気に見境がなくなったわけだな。
商売っ気が悪いわけではない。見境が無くなるのが下品だと言うことである。
はっきり言って上記のイシハラの顔並みに醜悪なCMだ。
「やれやれ......」
by 16mm | 2006-08-25 11:59 | 閑話 | Comments(0)


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