2006年第5回更新のお知らせ

本日メインHPにて"METALLIC SHADING"をUPいたしました。
ご覧いただければ幸いです

すべり込みセーフで年内撮影分を年内にUPできました。もうHP用の画像のストックはナシである。
今年は本当に撮影の機会が少なかった。ヌードも一回も撮っておらんし。
回数を増やす打開策になるかどうかは別にして(笑)来年は一眼デジカメを購入するつもりである。
狙い目はキヤノンのEOS5の後継機かフジのS5 Proである。なるべくなら特価で買ったとはいえ
ハッセルより高いデジカメを買うのは躊躇するところなのだが。



今年は漫画の単行本を自分にしては結構買った年であった。
もうだいたい購入する作家の単行本というのが自分の中にあって、ここ数年それ以外のものを買うという事はなかったのだ。
『デスノート』『PS羅生門』『ハチミツとクローバー』。まだまだあるが、この三つにはとにかく読めて良かった思った。
この三つは暇さえあれば読み返してるし、今後も読み続けるであろう。
それぞれに魅力的な台詞や画が頭の中に焼き付いちゃってるしね。

映画であるが、比較的普通の人より観る頻度は高くても、やはり公開された映画の何百・何千分のいちの鑑賞であろうから年間の総論としては語れないので、あくまでも自分が観た範囲で良かったものをあげておく事にする。

『時をかける少女』
これがオイラの本年度ベスト1。4ヶ月前に観てまだその時の感動が色褪せない。DVD発売時期のアナウンスはまだされていないが、待ち遠しくてしょうがない。

『ライフ イズ コメディ! ピーターセラーズの愛し方』
初見がDVDで観た作品であるが、この年末にも観返した。やはり非常に面白い。傑作。作品の構造も魅力的であったが、やはり劇中にキューブリックが出てくるというのが嬉しかった。
この作品を観て『チャンス』のDVDを買ったのだが、ハッキリ言ってつまらない。『ライフ イズ コメディ! ピーターセラーズの愛し方』でのワンシーンの方が色々想像できて面白そうにおもえたのに。

『ヒストリー・オブ・バイオレンス』
これも初見がDVDだった。非常に後悔している。クローネンバーグの映画としては非常にソフトな仕上がり。他の作品に比べてグロくないしね。
かなり分かり易い作品であった。
自分がいったい誰なのか?記憶とアイデンティティーと狂気。この基本となるコンセプトを損なう事なく、エンターテイメントとしても成立させている。
セックスがある種の暴力に根ざした部分に官能性があるように、暴力もまたある種のコミュニケーションとして人間の衝動の中に存在しているという事をクローネンバーグは全ての作品で
検証しようとしているのかもしれない。
これも傑作であった。年末に観返した。

『インサイド・マン』
これ劇場で観た時には本年度ベストだと言ったが...たしかによく出来てるし傑作だとも思うのだが、DVDで再見したら劇場で観た時程の感動が得られなかった。オイラにしては珍しいことである。実際DVDで観てもよく出来てると思うのだが、この印象の違いはどうしたことだろうか?

で、次点で『涼宮ハルヒの憂鬱』(笑)
困った事だ。この手の作品にハマってしまった自分が一番の困ったチャンである(笑)作品自体も相当に困ったものだと思う。
設定を押井や庵野の作品から引用することで軽くしているのだが、その分他の方向にエネルギーを注いでいる。
では他の方向とはどの方向かといえば、作品全体の情報の管理である。
TVシリーズでありながら作品の順序がシャフルされており、本編だけ観ていても理解できない作りになっている。原作を読んでいる人間は別にしてオイラのように事前情報無しで観始めた場合、その内容の解説をネットなどで調べて理解せねばならなかった。
作品を理解するのにそのような手間があるとどうなるか。有りもしない設定を深読みして、どんどんハマっていくのだ(笑)
映画やTVドラマが自分の好きな時に何度も見直せるメディアを獲得した時にどのような作品が可能なのかという、一つの可能性を提示したのではないだろうか。
まあ、その辺りの可能性は洋画のトンがった一部の制作者達は数年前から気がついていたのかもしれんが...
とにかく作画のレベルは非常に高い。『ゲド戦記』を作ったジブリよりも高いといえる。
取りあえず、オイラが長門にハマったのは内緒である(笑)。

その他、今年観た中では『コンスタンティン』『日本沈没』『硫黄島からの手紙』などに感動したかな。
来年早々の『日本沈没』のDVDは楽しみではある。ブログでは感動した旨かいてあったが、なんとなく『時かけ』のように感動が持続できてないので、どのあたりが良かったのか大分忘却しておる(笑)

小説なら『Twelve Y.O.』がベストだったかな。他にあまり読んでいない所為もあるが。

来年は『どろろ』『ディパーデッド』『スパイダーマン3』『ダイハード4.0』『蟲師』『椿三十郎』『ALWAYS 続三丁目の夕日』なんかが楽しみであるが、果たしてそれらも期待通りに楽しめるか微妙だったりするのだな(笑)


皆様、一年間この駄文につき合ってくださりありがとうございます。
なんの効果もないと思いますが、皆様にとって来年が良い年である事を祈っております。

では皆様、よいお年を。

                                                                                               16mm拝
by 16mm | 2006-12-31 16:36 | メインHPと更新のお知らせ | Trackback | Comments(4)
Commented by chata at 2006-12-31 20:14 x
タダでおねいさんを観れるのがありがたい(´∀`)
σ(゚∀゚の今年最後の購入ブツは・・・
『評伝シャア・アズナブル 上・下』となりましたw
明日はなんの映画観ようかなっと(o^∀'o)来年もよろしくちゃんです。
Commented by 16mm at 2006-12-31 20:48
■re:chata さん
今年もchata さんに勧められるままに読んだり観たりして、随分と幸せになりました。来年もなにかありましたらよろしくお願いします。
ちなみに今月のガンダムA誌は買ったのですが、アニキの小説はまだ読んでません。なにやら前置きが長い(笑)
明日も映画ですか?私は家で飲んだくれているでしょう(笑)

あ、1日で映画の日?やはりなにか観に行こうかな(笑)

これからしばらくダウンタウンの番組観てます。

というわけで、来年もよろしくお願いします。
(・_・)ノ∞"ブラジャフリフリまたねぇ〜♪
Commented by 偏屈王 at 2006-12-31 20:49 x
拙ブログに沢山の素敵なコメント有難うございました。
16mmさんのブログ更新は週一回と解っていても、毎日チェックしてます(笑)。
来年もどうぞ宜しくお願いします。
Commented by 16mm at 2006-12-31 20:57
■re:偏屈王さん
素敵なコメントと言われると非常に恐縮です。私もコメントはチョビチョビでも偏屈王さんのブログには毎日行ってるんですよ。コメント出来るのは映画のことぐらいしかないのですけどね。
こちらこそコメントを頂きありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。


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