『79th Annual Academy Awards』

買い物にかまけてジムに行けなかったのが悔やまれる今日。

wowowや衛星第二で録画した映画がたまっている。
『ゴッドファーザー PARTII』『ライトスタッフ』『コラテラル』『アメリカンビューティー』etc...
録画して一年以上観てないものは消してしまおうかとも思うが、生来の貧乏性の所為かなかなか消去に踏み切れない。
上記4作は必ず観るだろうが、初見は『アメリカンビューティー』のみ。
『ライトスタッフ』は観た覚えがあるのだが、覚えていない(笑)つーことは観てないのか(笑)
『コラテラル』はDVD買ってしまっても良いのだろうが、もう一度観てからと思い録画したのだ。
『Mr.&Mrs. スミス』もDVDを買うつもりであったが、録画したものをもう一度観たら、買う程ではないなと思ったりしたしね。

ネットで西原理恵子のダンナのエッセイを読み始める。
面白い。
がんばれ鴨ちゃん。
何度も言うがサイバラは本当にいい女である。



第79回アカデミー賞の受賞式を、wowowで録画した字幕スーパー版を観た。
毎度思うのだが基本的にはアメリカが映画の中心だという前提でのお祭り騒ぎである。
お祭りなのでショーとして面白くしている。
幕間に行われた影絵や効果音を肉声でやったパフォーマンスも面白かったし、今回の女性司会者も良かったのではないか。
プレゼンターのMC(監督賞のプレゼンター、スピルバーグ、コッポラ、ルーカスの夢のような(笑)ショートコントは面白かった)もある意味肩の力が抜けてる分楽しいものだった。
が、しかし、ショーにあるまじきつまらなさなのがメインである受賞者のスピーチである。
昨年のロバート・アルトマン(今年は故人として映像が最後に出ていた)のスピーチは秀逸だったが、多くの受賞者が映画関係者の名前を読み上げる謝辞に終始しており、観てるこちらとしては退屈極まりない。
スコセッシですらそうだ。
しかしスコセッシの受賞はみんな立ち上がって喜んでいたな。スコセッシも「サンキュー」を連呼していたっけ。
好き嫌いは別にしてスコセッシはアメリカ映画の巨匠であるという事とは別に、映画作品のなかで芸術性と商業性のバランス取るのが上手い希有な監督である。
万人に分かり易い娯楽としての映画を提示しつつ、観賞後にアートに触れたと思わせる側面をだして観客を満足させる。
尚かつスコセッシは饒舌に自分の主張を盛り込むのにも長けている。
能力として映画をただの娯楽ではないと思わせる力を持っているからこそ、スコセッシがアメリカで追随を許さない巨匠なんだと思う。
しかし、獲れれば良いとは思いつつも、なんで『ディパーテッド』で受賞かなと思う。『タクシードライバー』でやれよと思う。

その他。
●助演男優賞受賞のアラン・アーキンがスピーチの時オスカーの像を床においた(笑)

●長編ドキュメンタリー映画賞を受賞した『不都合な真実』。受賞前にレオナルド・ディカプリオとアル・ゴア元副大統領が出てきた瞬間みんな拍手。スピルバーグも拍手。拍手してない人間を捜したが見えなかった(笑)イーストウッドは拍手していたろうか?(笑)ジェームズ・ウッズがいたら絶対彼は拍手しなかったろうな(笑)
なんだ、映画関係者はみんな民主党のシンパなのか(笑)
ゴアとディカプリオのMCはなかなか面白かったが、なんとなくキナくさい、というか、ウサンくさい(笑)
映画を政治の道具にしていいのか?という部分での危惧がある。
環境問題という一見誰も文句の言いようのない事を言っていながら、あきらかにゴアの大統領選の為のパフォーマンスであると感じた。
雰囲気が変われば、共和党シンパの宣伝をアカデミー賞の場でのせる事だってできるだろう。
ケビン・コスナーやブルース・ウィリスなんかが煽動してやれば立派なパフォーマンスになりそうだ。
非常に危険な匂いを感じつつも、最終的にお笑いになっていたので、まあ良かったのかもしれない。
そもそもアメリカで環境問題を取り上げるとき、如何にエネルギーのロスを控えるかというよりも、エネルギー消費や便利さ
はそのままで環境によい事をしましょうというむしの良い話にしか聞こえない。
環境問題に留意しはじめた瞬間に映画はすごくつまらなくなるだろう。屋外での爆発やカーチェイスはもってのほか。スターが映画での待ち時間に使用するプライベートトレーラーだって規制の対象にするべきだろう。
地球規模の災厄をものともしないエネルギーの蕩尽こそが、アメリカの映画のパワーになっていると思うのだが、多くの映画人はその辺りを自覚してもらいたいものである。

●長編アニメーション部門での紹介は制作者の所にその作品のキャラクターのCGをかぶせていたが、あれはやり過ぎとちがうか(笑)ジョン・ラセターの顔、ちゃんと写せよと思った。
で、その受賞者ジョージ・ミラー。オイラとしては『マッドマックス』を作って貰いたい、というか、『マッドマックス』の監督がオスカー受賞というのがピンとこなかったりして。

●キャメロン・ディアスが黒髪に。

●大きなお世話だが、プレゼンターでトム・クルーズとニコール・キッドマンが時間差で出ていた、

●ボーズ頭でサングラスをかけたコワモテがジャック・ニコルソン。なんか狂気がみなぎってますが(笑)

●脚本賞を『ディパーテッド』のウィリアム・モナハンが受賞したが、その紹介のアナウンスで<オイラのヒアリングに間違いがなければw>「ジャパニーズフィルム インファナルアフェア」と言っていた(笑)
でも字幕は香港と書いてあった(笑)

●衣装デザイン賞のミネーナ・カノネロの受賞のスピーチで
「スタンリー・キューブリック マイ グレイト マスター」
と言ったのが嬉しかったりした。

●渡辺謙、英語しゃべっとる。

●歌曲賞受賞のメリッサ・エスリッジ。この人女性なのだが、「妻のタミーと4人の子供たち-云々」とスピーチしてギョっとなる。ギョッとなっちゃうところにオイラにも一定の偏見があるなと認識する。

●名誉賞にエンニオ・モリコーネ。ほぼ全員のスタンディングオベーション。『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』『ニュー・シネマ・パラダイス』etc...すばらしい音楽をつくっていながら、オスカーを受賞していない為の名誉賞であろう。スコセッシもそうだが、受賞というのは本当に運とタイミングであると思う。

●編集賞受賞のセルマ・スクーンメイカーのスピーチで、スコセッシが感極まって泣いていたように見えた。本当にうれしかったのだろう。スコセッシの人柄がわかるってものだ。ジャック・ニコルソンもボーズ頭で嬉しそうに見ていた。

●主演男優賞のフォレスト・ウィテカー の受賞も嬉しい。『ゴーストドッグ』で初めて観たのかな、オイラは。実に優しげな顔でありながら狂気を持った佇まいが良い。

●レオナルド・ディカプリオも、いつかは獲ってもらいたいものである。

●冒頭と最後のキムタクのMCは良かった。以前の様におすぎの知ったかなコメントより何十倍も好感がもてる。来年もやってもらいたいものだ。


今日はこの後『華麗なる一族』を観て、続けてみれたら『アメリカン・ビューティー』で締める事にしよう。
...
あ、『ガキつか』と『ショービズ』があったな(笑)
by 16mm | 2007-03-11 20:17 | 映画・DVDの感想など。 | Comments(12)
Commented by 偏屈王 at 2007-03-13 08:56 x
コメントとTB有難うございました。
とりあえず、スコセッシが生きてるうちにオスカーを貰えて本当に良かった(笑)。
たとえ「受賞作がこれかよ」などの若干不本意な点があっても、貰えるもんは貰っとけって感じです(笑)。
Commented by chata at 2007-03-13 19:37 x
ニッポンのアカデミー賞って、本家公認なんすか?
Commented by 16mm at 2007-03-14 01:07
■re: 偏屈王さん
>貰えるもんは貰っとけって感じです(笑)
おっしゃる通りですね。
一度でももらえればアカデミー賞監督になるわけですから。
スコセッシには、今後オスカーなんぞ気にせず、とんがった作品を作って頂きたいと思ってます。
Commented by 16mm at 2007-03-14 01:10
■re:chataさん
ニッポンのアカデミー賞は、たしか水野先生が日テレをけしかけて作ったものだったと思います。
たぶん日本でアカデミー賞、だとかなんとか言っても本家は意に介さない、というか、相手にしてないかもしれません(笑)
Commented by chata at 2007-03-14 08:26 x
ぱ、パルオのしわざかッ!(笑)
Commented by 16mm at 2007-03-14 15:58
■re:chataさん

ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%83%87%E3%83%9F%E3%83%BC%E8%B3%9E

↑一応水野先生という事になってるみたいです。
もっとも本人の自己申告みたいですが(笑)
Commented by chata at 2007-03-14 18:18 x
やはりパルオが発案ですか…
授賞して泣く俳優もいるくらいだし、もらったら嬉しいんでしょうねぇ(笑)
Commented by 16mm at 2007-03-15 09:30
■re:chataさん
数えてみたらもう30回になるんですね。アメリカのが79回だから半分にちょっと足りないくらい。
回数だけならそこそこ権威になってますな。

ま、来年は「続 三丁目の夕日」で決まりですな(笑)
Commented by chata at 2007-03-15 20:55 x
続三丁目はカタイところですな。日テレ系だし(笑)

さっき新宿ビックでフラガールを見かけたのですが…買う予定だった携帯の液晶ガードとDVDドライブをゲットしたら、目標達成感で満たされてしまい(笑)売ってたことが記憶からとんでました。買ったほうがよいですかね?
Commented by 16mm at 2007-03-15 23:48
■re:chataさん
あ、あと、『それでもボクはやってない』が良かったな(笑)こっちのメはないかもしれませんけど......

『フラガール』は世間的な評価とは裏腹に、おもしろかったけど、話の構造が『スウィングガール』と同じじゃん、と思ったりして(笑)
優ちゃんもしずちゃんも良かったし、台詞の方言が力強かった岸部一徳もすばらしいんだけど...
オイラとしては、観るならレンタルかTV放映待ちでいいんじゃないかなと思います。
優ちゃんの踊りがすごいと言っても、『花とアリス』のバレエシーンには及ばないよなとおもいましたし。

ちなみにこの映画の主演は優ちゃんではなく、松雪泰子である(笑)
Commented by chata at 2007-03-16 00:12 x
>『花とアリス』のバレエシーンには及ばないよな
あれは見入ってしまいましたからねぇ(*´Д`*)

>主演は優ちゃんではなく、松雪泰子である(笑)
優ちゃんじゃないなら、買わなくていっかーw

ではDVDのお金は来月の『時かけ』にまわすことにしまっすd(。ゝω・)
Commented by 16mm at 2007-03-16 06:06
■re:chataさん
『時かけ』は限定版にするか通常版にするか、いまだに悩み中。
限定版はイランもんもついてるしね(笑)
この映画に関しては観た直後からDVDを心待ちしてますからねえ。


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