『時をかける少女』

本日ジムに行った。なんとなく疲れているので3キロ弱を30分走り、筋トレを5種1セットのみやって退散。
体重が87.65キログラム......

そのジムに行く途中、またも学生を使った募金活動の集団に遭遇。
ここで何度も記しているが、おぢさんはこの募金活動が大嫌いである。主催者がバカで汚れなきイメージの中坊を利用して募金獲得を狙っているのは見え見えであるし、募金を呼びかけている中坊達の勘違いな社会正義の振りかざしにイラつくのである。その昔、募金活動はやった事は無いが、オイラも非常に浅薄な社会正義とやらを声高に叫んでいたことがあったので余計に恥ずかしい。中坊どもにコンビニでも新聞配達でもいいから働かせてそれを半分でもいいから募金として上納すればいい。そうすれば無自覚に募金を呼びかける事もなくなる事だろうな。

で、その募金活動の中を歩いていた時、一陣の風が目の前の女子中学生のスカートを翻した。
「!!!」
その女の子、恥ずかしそうなしそうながらも眼が合っちゃったオイラにニッコリ微笑みやがったのだ。
中年に差し掛かろうおぢさんに、二つも良いものを見せてくれちゃったら、お礼は必要だわな。
「少ないけど...」
「あ、ありがとうございます〜」
給料日前で厳しいが1000円札を募金箱に入れちゃったよ(笑)
......
募金ではないぞ。おねえちゃんのが見せてくれたものへの非常にササヤカなお礼である(笑)

『G戦場ヘヴンズドア』
全巻を買うつもりだったが、1巻と3巻しか見当たらず、取りあえず1巻のみ購入。
おもしろい。
太い描線がイマイチ自分の趣味ではないのだが、この内容にはあっている。
島本和彦の『燃えよペン』を理性的にしたような内容というべきか。無茶苦茶アツイ(笑)
悪役ではないが、阿久田鉄人というキャラクターが彼岸に行ってしまった人間の持つ凄みを出していて、漫画(
芸術)に対する一種の司祭のような役割を担っていて非常に魅力的である。
当然続きを読まねばな。



『時をかける少女』
DVD通常版購入。限定版のメイキング等は魅力だが欲しくないものも入っているし値段が1万円と高い。アクセサリーなんぞ付けなくていいからメイキングのみで6000円ぐらいだったら買ったのになと思う。
それはともかく、待ちに待った『時かけ』のDVD。
やっぱり、すんげえ面白かった。
めぐり会えて良かった。観て良かった。幸せな気分になれて良かった。
劇場で観た時もそうだったが、今観直してもとことん嬉しくなる映画である。
どこに惹かれたかと問われれば「すべてに」と身も蓋もない答えになってしまうほど完璧な、オイラにとって完璧な映画なのである。
山本二三の本当にアートなBG。
キャラクターデザインの秀逸さと動き。真琴の最後のタイムリープの時の走りは横にブレつつ走るというすばらしい動きである。
そのタイムリープ時にかかる挿入歌が『ガーネット』だと思ったら『変わらないもの』であった。
しかし、やはりそのタイムリープ時の挿入歌のエンディングの『ガーネット』で泣けたよ。涙はでんけどね(笑)
奥 華子さんの歌声が胸にしみる。
それからなんと言っても監督の力量。
監督本人はどう思ってるか知らんが、この映画でジブリに一矢報いたと、オイラは感じた。
細田と谷口がこのまま変わらずいてくれたら、少なくともオイラが生きてるうちは邦画安心できる。

冒頭、黒板にかかれた文字、

"Time waits for no one."

(°Д°)ハァ?

直訳すれば「時は誰も待たない」というところか。
そう、時間は立ち止まらず、自分の前を走り過ぎていく。
しかし時間に追いつけないまでも、自分が立ち止まらず走り始めればその距離は詰める事が可能だ。
だからラストで真琴は、時間そのものである千昭の所まで走っていったのだ。
全てのものを置き去りにしていくものの中にあって、一歩でも距離を縮める為に走る真琴に恋愛感情の衝動だけでなく、もっと大きく人類の運命とでも言うべきものを変えていこう、変えていけるという意欲が見て取れる。
この映画を狭い意味に限定してしまうので言いたくはないが、強い反戦映画であるともとれる。
勿論映画で声高に戦争や反戦を唱えているわけではない。それは台詞の行間から読み取れるテーマの一つでしかない。
そういう意味では必要以上のウェットさで観るものを圧倒するでなく、演出そのものはおどろくほどドライだ。

"待ち合わせに遅れてきた人がいたら走って迎えにいく"
中島みゆきの『夜会』のテーマでもあったっけ。
この台詞の意味するところをきちんと考えたいと思う。

もう、なんか色々言いたいのだが、なにを言っても取りこぼすし、自分でそれを表す語彙が見つからない。
とにかく、幸せな気分に浸りたかったら、観ろオマエら(笑)



『硫黄島からの手紙』のDVDも購入、これは2枚組のものを購入、まだ半分ぐらいしか観ていないので感想は後日。
by 16mm | 2007-04-22 22:14 | 映画・DVDの感想など。 | Comments(4)
Commented by chata at 2007-04-23 09:57 x
公約通り『G戦』お買い上げありがとさんデス。あの太線は意識的に描いてるようで、以前の作品は別人かってほど細くて違和感アリです。次巻からさらに加速するのでお楽ちみに(笑)

『時かけ限定版』高いよ!値段にビビって、買わずにそのままスーっと帰宅。『6ステイン』通勤時間帯でサクッと読了。タイトル忘れたけど、工作員の少女のヤツが切なくて好きデス。
Commented by 16mm at 2007-04-23 11:46
■re:chataさん
『G戦』の阿久田鉄人というキャラに思い入れちゃうんですよね(笑)生活破綻者で社会不適格者のボーダーにいそうですけど、言ってる事はなかなかの正論だったりするのでね。
肉親にいたら迷惑だけど(笑)

『時かけ』は通常版で十分ですな。
改めてみて泣けましたよ。涙でんかったけど(笑)

『6ステイン』。おれも工作員の少女話すきですね。後は電車に子供と乗って話とか。
Commented by 16mm at 2007-05-01 20:46
■re:朽駄さん
『時かけ』観て頂けたんですね。
よくよく考えるとタイムリープによるタイムパラドックスの矛盾というものは結構出てきますやね(笑)
オイラは真琴の時間軸で進んでいるのに、それを認識し把握しているような魔女オバさんの台詞にちょっぴしハテナマークでしたが、観ている時はやはり頭に血が昇っているので気がつかないもんですね。
オイラのように観ている時に気がつかなければ劇中の嘘は上手だったと思う事にしています。

オイラも眼から水はでませんでしたが、真琴の最後にして最大の「いっけぇぇぇぇぇぇぇぇ〜」のシーンで気分的に号泣でした。あのシーンは挿入歌も良かった。

それと貞本のキャラデは秀逸だと思います。魅力的な上に端整に洗練されていて、あのデザインって実は描き易いかもしれないと思いました。
Commented by 16mm at 2007-05-01 20:54
あ、朽駄さんのコメントが消えとる(笑)
お待ちしてまっせ。


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