『スパイダーマン3』

土曜日『バベル』を観に行くもひどい混みようで断念。残り10席との事で自分の座りたい通路側が確保できまいと思ったからである。

自動車税の通知がくる。今の車に乗って既に12年ほどたっているのだが、今年から今まで39000円程だったのが5000円UPしたようだ。なんでも一定の年数を超えるとUPするらしい。
つまりアレだ、おカミはモノを大事にするなと言ってるわけやね。

土曜日ジムに。体重変わらず87.45kg。

更に土曜日今までの所とは違うオッサレな美容院に行った。20年程通ってた所がいい加減遠いし(池袋方面)、切った髪の毛が顔についてもそれを取るような事をしてくれなくなったので、ちょっと変えてみることにした。
この方面に事情にまったく疎いのだが、いやはや髪の毛を切る人、眉毛を切る人、シャンプーする人と入れ替わり立ち代わりですごい気の使われよう。シャンプーのアンちゃんなど「よろしくお願いします」などと握手というか手を握ってきやがった(笑)。なんつーかホストクラブやらキャバレーやらに入れ込む気持ちが多少わかったよ。このサービスは気持ちいいわな(笑)料金もなかなか良くて、いままで3000円の所でやっていたのだが、カットと眉毛とワックスを購入して7800円...。今後も行くかどうかは分からんが、時間指定で予約するというのが面倒くさいというか、まぁ風俗のオネェちゃんを事前予約するようなものか。眉毛がすっきりして「コレがワタシv」状態である(笑)

金曜日地上波でやっていた『ルパン三世 ルパンVS複製人間』を冒頭15分だけ観る。内容はなかなか良いという話は聞いていたが画や動き、演出にまったく観るべき所がない。「なんとなく」とか「気分」で行き当たりばったりないい加減な演出をしてるとしか思えない。これをある意味反面教師と観ると『カリオストロの城』のすごさというのが際立ってくる。つーか、『カリオストロの城』が突出しているのかもしれんが。

土曜日地上波でやっていた『ブレイブ ストーリー』を観る。15分で気を失う(笑)。作画は良かったと思われる。

朗報。『ブレードランナー』の25周年記念DVDが発売されるらしい。噂は3年ほど前かが聞いていたが権利問題が複雑でなかなかまとまらないとも言われていたのだ。日本では秋に発売との事で待ち遠しい。

GW最終日。『花とアリス』『プラネテス』を再見。



『スパイダーマン3』
MOVIXさいたまで観た。
シリーズが続いても相変わらずのクオリティー。1も2もオイラは文句無く大好きなのだが、以外と「然程でもないね」とクールな感想をもつ人が多くてオイラとしては「アリャ?」となるのだが(笑)
毎回の事であるがアクションや敵役の造形がすばらしいと思う。
冒頭の空中戦とも言えるニュー・ゴブリンとのアクション。建物と建物の間での動きがスピード感を増幅させる。
ヴェノムに取り付かれたエディの顔の表現が『AKIRA』の鉄男っぽくて、大友がリスペクトされてるなあと思ったりした(実際はどうかは知らんが、監督のサム・ライミがコミックのファンだと聞いた事があるので間違いないとは思う)。
巨大化したサンドマンの動きや画面上での大きさの対比の表現などは秀逸で、『ゴジラ』をできればサム・ライミで
やってもらいたいものだ。
それにしてもウィレム・デフォー。役者として知名度もあるにも関わらず、普通やいやがるであろうこの手の映画にまたまた
出演している。監督を信頼しているという事もあるだろうが、役者としてのポリシーとして必ずしも役の大小でなく自分の独自の基準で出演を決めていると思われる。無茶苦茶器が広い。しかも演技だってゲキウマなわけだから。
役者も皆なかなかのものであると思う。しかしトビー・マグワイア、キルスティン・ダンスト、二人ともなんとなく顎の線が二重になっていたような(笑)
サム・ライミの作品はいくつか観た事があるが『スパイダーマン』以外なら『ダークマン』ぐらいしか響いてこなかったな。
アカデミー賞の候補には絶対ならないようなモチーフを使いつつも、この監督は実に上手く自分の思想をこの作品の中に盛り込んでいる。
ヘタな文芸モノ以上に深く思索された作品であると。
毎回必ず一度はあるアメリカの国旗をバックにしたスパイダーマンのカット。
オイラ、毎回なんとなく「いや〜ん」な気分になるのは国旗の背後にタカ派的な国威昂揚があるような気がしていたからだ。
それは自虐的歴史観と言われようとも日本人のオイラは国旗である日の丸が大きく扱われる度に背筋が寒くなるのに関係していると思われる。
ただ今回「許し」がこの作品のテーマになっていた。
怒りや憎しみを消し去る事はできない。しかし、それは自分の内に鍵をかけて開かないようにする。
こうやって憎しみの連鎖をどこかで断ち切るべきだと。
その内に秘めた思いというものは加害者にも伝わるはずだという希望。たとえ儚くともその希望も持つべきだと言う強い信念。
アメリカだけが世界の正義ではなく、見えにくい過去や見えにくい所でアメリカ自身も悪に加担していた事が巡りめくってきているのだという事実。
9.11以降のアメリカ人に対する自戒と自制を同じアメリカ人の中から提示されたのだと思う。
アメリカの国旗をバックにした時、そのメンタリティーはそれがアメリカ人にも獲得できるものだという、攻撃的なばかりではないアメリカの誇りや精神を提示していたように感じられた。
実際はどうかしらんが、すくなくともオイラはそう受け取った。
この作品において、純粋に攻撃性を発揮したヴェノムをのぞけば、悪役らしい悪役は出ていない。皆それぞれに自分の中の正義を持って行動し、それについての罪の意識も持ち合わせていた。
このようなヒーローものとでも言う作品であっても勧善懲悪が成り立たなくなってきている事を少なくともサム・ライミは分かっているのだろう。
今回のMJの恋敵になるグエン・ステイシーも非常に思慮深く描かれていて、ブラック・スパイダーマンになっていたとはいえ主役のピーターが一番イケすかなかったりしてね(笑)
もともとモテない男がエラそうにするとこんなにもイタイのだなと、オイラも自戒しながら観ていたよ(笑)

DVDは当然購入決定である(笑)

追記
相変わらずオープニングが良い。
これまでのあら筋を手際よく説明しつつも、今回の展開を予感(ヴェノムが徘徊したりしている)させる構成になっていた。
by 16mm | 2007-05-06 21:56 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback(1) | Comments(0)
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Tracked from キネオラマの月が昇る〜偏.. at 2007-06-11 02:12
タイトル : 「スパイダーマン3」
(ネタバレ全開です。ご注意ください!!) 「スパイダーマン3」はキリスト教的赦(ゆる)しの物語。 怒りや憎しみ、復讐に囚われてはいけない。 自分を赦し、他者をも赦す。 たとえ、自分に害をなしたものでさえも・・・という、(キリスト教で言うところの)“愛”のお話でした。 ストーリーラストに出てきたサンドマンの言葉、 「彼(ベンおじさん)は俺を救おうとした」 という言葉には泣けました。 ベンおじさんはどんなに偉大な男であり、父親であったか! スパイディの「赦す」という言葉を聴いて、砂に戻っていっ...... more


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