『パプリカ』

羽海野チカの『3月のライオン』が掲載されているというだけでヤングアニマル誌を立ち読み(笑)
ほほー、来年2月にコミック発売とな(笑)
そりゃ、買うわな(笑)
むむむ。2月まで休載とな。
チェッ......
......
...!
あんだと?『ハチクロ』執筆だと(笑)

本年度最後に観た映像作品は『パプリカ』。
『ブレードランナー』は新年に持ち越しである。
それで、『パプリカ』。
これがまったく期待していなかったのだが面白かった。
期待していなかったのは本作の監督の今敏のデビュー作を観ていたからだ。
『パーフェクトブルー』というその作品が話も作画もメロメロボロボロで、なおかつそんな作品作ったくせに監督の今はやたらエラそうなことフキまくるし、と、まあもうこの人の監督作は観ないだろうなと。
大友の漫画のアシストをしたり、押井の映画のレイアウトをしたりとヴィジュアルを構成する力はあるが、本人が描いていた漫画同様、面白い話を作れる才能はなかろうというのが自分の判断であった。
で、『パプリカ』に至までの数作はまったく見向きもしなかったが、本作を観てみようと思ったのはまったくの気まぐれと、以前友人に勧められていたからに他ならない。
筒井康隆原作の『パプリカ』は、筒井が著した小説と、萩原玲二作画のコミックがあった。コミック版はかなり原作の小説に忠実な良作で面白かった。
で、映画版『パプリカ』はどうかと言えば、非常に上手い脚色の仕方をしていた。登場人物やシチュエーションを適切に整理し、コンパクトにまとめつつも原作の良さを損なわない、実に良いアレンジであると思う。
この物語のメインである所の夢のシーンの演出は映画的に実に上手い。グロテスクな美しさというものを提示していた。
たぶんあの表現がギリギリであろう。
あれ以上に夢をとことんヴィジュアル化したら、たぶん正視にたえないおぞましいモノになったであろう。
夢の徹底的なヴィジュアル化を受け入れられる文化など、この世には存在しないから。
日本人のオイラとしては、日本人形がこちらを向いているだけでもおぞましく感じる。
作画は元ジブリの安藤 雅司が参加していて、安定感のある映像になっていた。
OPのクレジットの出し方も面白い。
監督の今も、数作アニメーションに関わる事によって自信をつけたのだろう。
キャストが非常に豪華で、林原めぐみ、江守徹、古谷徹、大塚明夫、山寺宏一。
林原めぐみの声はいいなあ(笑)
エンディングテーマの『白虎野の娘』(作詞・作曲・編曲:平沢進)が良くて、ネットでタダでダウンロードできたので<太っ腹!!!>ありがたくiPodに入れて
リピートしております(笑)
だからといって本作のDVDを購入するかと言えば、しないわけで(笑)
自分が購入するのに踏み切る官能性が足りない(笑)





さて本年度も後3時間でおしまい。
たぶん21時からダウンタウンの番組を観ると思われるのでブログへの書き込みも今年はこれでおしまいであろう。
本年度出会う事で自分が幸せになれたものを列挙していくと、

<小説>
『スカイ・クロラ』シリーズ

<漫画>
『C-blossom』『G戦場ヘヴンズドア』『皇国の守護者』『岳』『墨攻』 サイバラの漫画全般 

<映画>
『それでもボクはやってない 』『スパイダーマン3』『レミーのおいしいレストラン』『リフテッド』『ALWAYS 続・三丁目の夕日』

<その他>
『SP』『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』『ブレードランナー DVD』 鈴木忍の写真 アンリ・カルティエ=ブレッソン 

<iPod ヘビーローテーション ベスト10>
『ガーネット』655回
『それから』296回
『残酷な天使のテーゼ』263回
『紅い眼鏡 メインタイトル』235回
『COLORS』225回
『浪漫飛行』225回
『冒険でしょでしょ?』210回
『修羅雪姫 序曲』201回
『OK!マリアンヌ』199回
『哀戦士』197回

<iPod ヘビーローテーション>の『ガーネット』はもう2年越し(笑)
全然飽きないねえ(笑)

感想を書きたくて書けていない作品もあるが、いずれ文章にしたいと思っている。

後はなんだろう...ここに書き忘れているのもあるかもしれんが。
自分で見つけたもの。友人に勧められたもの。書評で気になったもの。出会った切っ掛けは色々あり、更に列挙した数が世間的に多いか少ないかは分からぬが、自分としては非常に多くの幸福な出会いがあったと思っている。
Siggraph 2007 でアメリカに行かせてもらったのも本当に良い経験であった。もう行く事もないだろうが(笑)

というわけで今年も後わずか。
皆様本当にありがとうございました。
今年は3回しかモデルさんを撮影できませんでしたが、来年はガシガシいきたいと思っております(笑)

では皆様、良いお年を。
by 16mm | 2007-12-31 20:54 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback(3) | Comments(4)
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ネットコミック ドラムカン... more
Tracked from キネオラマの月が昇る〜偏.. at 2008-01-05 16:20
タイトル : 「パプリカ」
「パプリカ」オフィシャル・サイト (音量注意!) 今敏監督は筒井康隆直々のご指名とのこと。 特に赤とグリーンの色彩が美しくて印象的。 日本人形、だるま、ポストなんかの赤と、蛙のグリーン。 ティム・バートンの「マーズ・アタック!」も赤とグリーンの色彩が美しい映画だったのを思い出しました。 (ただし「パプリカ」は、「マーズ・アタック!」よりずっと彩度は落としてあります。) クールで理知的な千葉敦子と、彼女の分身であるおきゃんでコケティッシュな“パプリカ”。 どちらもすごく綺麗でセクシーでした。 林...... more
Tracked from 映画、言いたい放題! at 2008-06-06 01:42
タイトル : パプリカ
筒井康隆氏の作品の大ファンです。 でもどちらかというと、短編が好きなので この作品の印象が薄い。 でもファンとしては観ておかないと! と思い、DVDを何度か借りてきたけれど、 何故だかいつも見ずに返してしまう運命に。。。(T^T) 今度こそはと思い、また借りてきたけ... more
Commented by chata at 2007-12-31 21:07 x
『ハチクロ』執筆ぅぅぅ?!(゚ё゚)寝耳にウォーターだぜ!
DMCばっか立ち読みしてるせいで、羽海野チカを忘れてましたよ。
来年からのTVドラマ版『ハチクロ』も一応みます。あゆ役のコが蹴りまくってるCMみたら、期待しないわけにはいかないw

さて、σ(゚∀゚もダウンタウンみることにします。来年もよろちくどーぞ♪
Commented by 16mm at 2007-12-31 22:09
■re:chataさん
TVドラマ版『ハチクロ』ぉォォ?!(゚ё゚)寝耳にネコ耳だぜ!
......
...
ごめんなさいTT
知りませんでした。
『DMC』の映画化といい、関心ある漫画がどんどん映像化されちょる。

ダウンタウンの合間にコメント(笑)
Commented by 偏屈王 at 2008-01-06 17:07 x
あけましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願いいたします。
「百虎野の娘」タダでダウンロードできるの知りませんでした。
早速平沢進のサイトにてDLし、iPODに入れてヘビロテ中。
思わぬお年玉を有難うございました(笑)。
Commented by 16mm at 2008-01-06 22:33
■re: 偏屈王さん
おめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
偏屈王さんのレビューにも『百虎野の娘』が良いと書いてあったのでずっと気になっていはいたのですが、正月中ずっとヘビーローテーション(笑)
映像化が難しい原作をよくやったなというのが素直な映画の感想です。


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