『ノーカントリー 』

土曜日に歯のメンテナンスと映画に。

知人に教えてもらって"Skype"を始める。はずかしながら今迄その存在を知らなんだw幸い自分のマックにはカメラついているので、すぐに出来た。が、この手のヤツってすぐ飽きそうな予感笑い

本日日曜日は一日画像の整理。ジムには行かず。
ネットでiPodにためておく画像を見つけてはダウンロードしている。ほとんどが女性のヌードであり、メイプルソープのであれば男のヌードも落としている。
画像整理のお供に『スパイダーマン3』と『時をかける少女』をかける。『時かけ』は
コメンタリー。どちらも大変よく出来た映画であるという印象は変わらず。『時かけ』の細田監督をはじき出したジブリはものすごく保守的なところなのかもしれん。

唐突に『スパイダーマン3』の新聞社の編集長の秘書が可愛く思えたので(笑)ネットで検索。ピーターの上司のJ・ジョナ・ジェイムスンの秘書ベティ・ブラント役のエリザベス・バンクス。ネットで画像をあさるも、どーもピンとこない。よくよく考えたらあの秘書役の彼女に萌えたのだと判明(笑)『スパイダーマン』関係で検索しなおしていくつかダウンロード。

『ダーリンは外国人with BABY』
このシリーズの漫画はほぼ全部買ってるかもしれん。普通この手の漫画には食指が伸びないオイラがなぜかといえば、身近な部分での異文化を扱っているから。同じ国の者同士で結婚しても分かり合えない事も多い中、更に違う国の人間とつがいになった時起こるであろう理解と誤解の数々は特に日本人には大変な事態なのだと思われる。大仰であるとは思うが、日本人の異文化を理解する為の啓蒙書みないな部分もあるかな。
非常に面白い。

『我が妻との闘争』
以前マック・ピープル誌に連載されていたエッセイがいつの間にかマンガになり連載されていた。というのを、たまたま掲載されていたマック・ピープル誌のPR漫画で知った。エッセイには蛭子能収のキッタない(笑)イラストがついていたのだが、今回の漫画版は金平守人の作画になっている。名前だけは知っていた金平守人。こんなに画が上手いとは。蛭子能収の殺伐とした印象のイラストを覚えているだけに非常にギャップのある印象。特に"妻"が可愛らしく作画されているのが好印象。というか、全体的に端正な作画となりエッセイの印象とは全く違ったものになっている感じ。これからは掲載誌を立ち読みしつつコミックの続巻を購入するつもりである。

『遺稿集』
鴨志田穣のweb等で掲載されていたものをまとめたものだ。ガンが発見されて以降の文章はやはり良いと思う。初期の頃のどうしようもない稚拙さは全く無くなっている。不謹慎は百も承知であるが、悪魔と取引でもして自分の寿命と引き換えに挫けない恐れないココロを植え付けてもらったのかもしれない。
死を前にして、天才にして自分の妻であるサイバラに臆しないで作家になろうとする覚悟がきまったのだろう。
彼ら夫婦の馴初めが描かれている『邂逅』などはラストの一文が本当に泣かせる。
本当にいい男だったのだな。さすがサイバラが選んだ男である。

iTunesで槇原敬之の歌を三曲ダウンロード。『LOVE LETTER』『GREEN DAYS』『どんなときも。'07』。特に『GREEN DAYS』がお気に入り。槇原すげえ。ヤツはホンモノなのだな。

週刊文春でショーケンの自叙伝の抜粋を読む。芸能人でこの手の暴露本をシャレなしで出すヤツは最低だな。オイラも石原真理子の自分で書いた暴露本を買っちまったのでエラそうには言えないが。読む本が無かったとはいえ、あんな本買うんじゃなかった。この手の本は気になる所を立ち読みで済ませるべきだなとオイラは思う。ショーケンので言ったら、クロサワの件あたりかな。

新海誠監督の作品に興味があるのだが、まったく観た事がない。背景の描写は秀逸。あの画の空気感というものを考えてみたい。『王立宇宙軍』の頃の小倉宏昌のタッチに似ているだろうか。出てくるキャラデザインにはまったく興味が向かないのだが(笑)

『ノーカントリー 』
久々に映画館へ。土曜日MOVIXさいたまにて。
他人の顔で「立派な顔だな」と思った事が過去に何度かあったが、その写真を観て模写するほどの面構えなど後にも先にも一度きり(今現在)。
それが今回観た映画の監督のコーエン兄弟の面構えである。たしか『ミラーズ・クロッシング』の頃にアエラ誌の表紙になったポートレートを模写したのだと思う。その雑誌、まだ部屋のどこかにある筈だ。
上目遣いで挑戦的でいて知的さも併せ持った、本当に立派な顔だと思った。
自分に合う合わないはあったにしても、コーエン兄弟の映画は結構観ている。『ブラッド・シンプル』『赤ちゃん泥棒』『ミラーズ・クロッシング』『バートン・フィンク』『オー・ブラザー!』『レディ・キラーズ』。
昨年アメリカに行って、同じようにCGを作りにきたヤツに無茶苦茶カタコトで話しかけたのは「好きな映画監督誰?」という問いかけで、その時の答えたのはたしか「Fargo」と作品名を言ってきたので、それがコーエン兄弟だと分かったのだ。
これが10年も前なら「スコセッシ」と答えていたかもしれない。いや、その10年前でさえも少々トンガったヤツはコーエン兄弟に注目していただろう。
今回の『ノーカントリー 』。コーエン兄弟にしては分かり易くアクションとサスペンスが盛り込まれた娯楽作品という言われかたをしている。当たっていなくもないが、オイラがコーエン兄弟の作品初心者に最初に勧めるなら『赤ちゃん泥棒』で、その後に『オー・ブラザー!』。その後あたりに本作という順序を勧めるだろう。
今迄観たコーエン兄弟の作品で共通しているのは、一言で言えば徹底したリアリズム。冷徹な人間観察を土台にした作品である故に、その人間の滑稽さがブラックな笑いを加味している。
趣味は人間観察です、などと臆面も無くのたまうヤツ程度のものではない。
人物の行動を言葉で説明せず、その人物の行動とカットとカットの繋ぎ(時間経過)等で観客に分からせて行く。それでもボーッと観ていれば大事な伏線を見逃す事になる。
そういう意味ではちょっとでも引っかかればDVDを買って再見する価値はあると思われる。
起承転結という展開があるとしたら、この映画ほとんど"起承転"で止まり"結"を映像で見せず観客の想像に委ねるか、"転"を見せずに唐突に"結"を提示したりする。
挑戦的な省略の美学を貫いているといえる。
シガーという、ある意味ターミネーターよりも最悪な殺人兵器が出てくる。なぜ最悪かといえば、シガーは機械ではなく人間でありながらターミネーターのような行動をするからだ。
そのシガーのガサツさに滑稽さを見いだす。
ジェームズ・キャメロンが腕力でねじ伏せて気を失っている観客を(笑)"映画"という穴に引きずり込むのに対し、コーエン兄弟は観ている観客が自発的にその穴に入っていくのだ(笑)
あくまで自発的なので入らないヤツは入らない。
ラストのトミー・リー・ジョーンズの妻との語らい。これも語ってるだけで意味は説明していない。これまでの顛末を考え観客が自分で答えを探すのだ。
答えはちゃんと観てれば映画に表現されている。
高みから観客に答えを委ねるだけで、制作者がまるで答えを出していないような無責任な映画ではない。
それがコーエン兄弟の知的さの所以である。
そんなわけで、誰にでもオススメは出来ない映画であるが、オイラはDVD買ってもう一度観るつもり、というか、分かる迄観るつもりである。
それが楽しみである。
ちなみにずっとコーエン兄弟のどちらがジョエルでどちらがイーサンか分からなかったが、先日発売のプレイボーイ誌で覚える事に成功(笑)


ところで、中国政府は虐殺をヤメ。
by 16mm | 2008-03-16 22:20 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Trackback | Comments(2)
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Commented by chata at 2008-03-17 01:03 x
『蜘蛛男・参』はやはりアパートのコが萌えw
ウホッ、マッキーにハマりましたか!σ(゚∀゚も『GREEN DAYS』はヘビロテしてますたよ。
Commented by 16mm at 2008-03-17 11:18
■re:chataさん
オイラもアパートの娘、ええな、と思ってましたが、誰に叱られたいかというのを軸に考えれば(笑)やはりあのクールでユーモアがあってピーターには優しいあのおねいさんだな、と(笑)
しかし、件のおねいさんにしてもアパートの娘にしても、嫁にしたり恋人にするならMJなんかよりずっと良いと思うのだが(笑)


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