『ぼく、オタリーマン。3』『オナニーマスター黒沢』

朝、また久しぶりに息苦しさで目が覚める。

だいぶ髪が伸びてきた。ボチボチ切りに行こうか。

本日日曜日、ジムにも行かずヒッキーで画像の整理。
DVDをいくつかザッピングしながらの作業。
会社の仕事をちょっと持ってきてやろうとしたが、結局出来ず。

昨日土曜日は撮影場所の下見に某所へ。

入院させていたTOKINA AT-X 116 PRO DX 11-16mm F2.8が帰ってきた。
非常に丁寧な内容の書面までいただき恐縮。
こちらも後ピンであった実例をCDにいれて送ったわけだが、その結果電装品を開発電子化に作っていただいたようだ。
ありがたい。
ますますトキナーのファンになったよ。
テスト撮影をした結果、かなり良好ではないかと思う。今度は実際に趣味の撮影をした時の感じで判断したいと思う。
トキナー様、ありがとうございます。

ここのところ会社の行き帰りに『戦争のリアル』をザッピングのように頁をめくっては読んでいる。
臭いものには蓋、という気分で、好きでもなんとなく軍事関係の興味というものを否定的にみていたが、やはり本格的な軍事に関する知識はあった方がいいなと感じた。
この本を読んで、軍事を軸に経済や国民性なんかも見えてくるものだと思うようになった。

"マンガ大賞"に『岳』が選ばれたようだ。非常に目出たい。ノミネートの中には『海街ダイアリー1』(吉田秋生)▽「皇国の守護者」(佐藤大輔作、伊藤悠画)なんかがあり、オイラなどこの3つから一つは選べなかったろうなと思ったりした。
また漫画の大賞というのであれば商業誌に載らない、同人誌やネットで掲載されているものを含めてもいいのではないかなと感じた。

今週は『SP』の特番。
あ、あとは『ギアス』の予約録画しなくちゃ。

『ぼく、オタリーマン。3』
なんとなく買った1巻だったが、とうとう3巻目が発売のはこび。
サラリーマンやりながらマンガを描くということの過酷さへのエールのつもりで購入したのだが、購入し続けたのはやはり面白いからだ。
画の上手さとフルカラーが実にいい。



『オナニーマスター黒沢』
ブログをリンクさせてもらっているchataさんから勧めてもらったネットに掲載されている漫画である。
タイトルがタイトルなだけにギャグ漫画なのだろうなと思いきや...
実際の内容にそのタイトルから感じられるギャグの要素はまったくなく、ときおり挿入されている漫画やアニメのパロディーもそれが目的であったり主題であったりする事はなかった。
むしろこの内容にこのタイトルをつけた作者の読者に対する底知れぬ悪意を感じた。
あるいは作者が"オナニーマスター"という言葉をオイラを含めた世間の感覚とは裏腹に、徹底的に肯定して考えているか、だ。
この漫画、一言で言えばバイオレンスとしての性衝動を扱った作品だ。
あるいは、バイオレンス漫画と更にヒトコトで言ってもいいだろう。
主人公の黒沢はオナニーをしているのであって誰ともセックスはしていない。
つまりセックスの描写はあくまでも黒沢の妄想の中のものにすぎないのである。
中学生の男に、保健体育で習うような愛とセックスと性教育のような概念を理解しろというのが土台無理な話なのだ。
子供の、未成年のセックスを含めた恋愛行為が社会的に規制があるのはどこでも同じであろう。
その規制され行き場をなくした衝動は、恋愛対象不在のセックスを妄想。あるいは被害者の存在しないレイプを妄想する。
つまり「被害者もいない、合法的な欲望のはけ口」として機能するわけだ。
しかし、妄想は妄想でしたあり得ない。その妄想をまっとうな方法で社会性を持たせることにより他人<異性と言ってもいいかもしれないが>との現実的な結びつきが生まれるものなのだ。
黒沢は現実的な結びつきを考えずに妄想を現実に実行に移した。
他人の妄想など誰も分からない。だから黒沢のおこした事は全て周りから見れば突発的に起こったテロのようなものに感じたであろう。
黒沢は女子の持ち物に己の精液をつけるという事をやったのだ。
その行為自体は実にくだらないことだ。
妄想を現実化した時の陳腐さにほかならない。
妄想は現実化しないからこそ輝くわけであるから。

そんな黒沢であっても初めてであろう愛情と性欲の一致する相手を見つける事ができた。
そんな矢先、その相手は自分の手に届かない存在であるという事を思い知らされる。
手に入らないものならいっその事諦めがつくぐらい汚してやりたい。その衝動はオレには良くわかる。分かってもやらないのはある意味勇気がないのと、その先にまっているものが実に下らない状況だという事が分かっているからだ。
妄想を現実化しようとした時のくだらなさはオウムであったり、第二次大戦中にアジアに対して一方的に王道楽土を妄想した日本の軍部を見れば明らかであろう。

そして最終的に黒沢は妄想ではなく現実に復讐される事となり、現実のなかでいかに自分が非力であるかというのを心に刻み付けて行く。

最高に感動的な物語であると言える。
性と暴力という自分の昔からのテーマでもあるからかもしれないが、非常に楽しめた。
実は漫画版で読んだのだが最終話はまだ掲載されていない。
なので小説版を先に読んでしまったのだが、いや〜、泣けた(涙でなかったけどさ、チャタさん(笑))。
扉を隔てたコミュニケーションというものが最後にガツンと効いていた。
できれば全て扉越しの会話にしてもらいたかった。
だからこそ本編中のあの観覧車のシーンは別の方法はなかったのか?

しかもこれだけの漫画や小説をタダで読める。
テーマがテーマだけに商業誌には載りにくいのか?
つーか本出したら、買うぞ、オレは。絶対。

更にこの作品を凡百のエロ小説やエロ漫画と一緒にする奴がいたらただじゃおかね。

エラそうにしている現代の小説だってこんな露骨なテーマは語っていまい。
真面目に真摯に語り切り、エンターテイメントとして過不足ない作品を作り上げた作者に感謝したい。

年間漫画のベスト1だと言ってもいいぐらいだ。
by 16mm | 2008-03-30 21:16 | | Comments(11)
Commented by chata at 2008-03-31 13:02 x
ぬぅ。
朝イチに入れたコメント、消えちゃったかナー?(;´_ゝ`)

なんかエラーらしき表示を見たのも気になる。もし残ってなかったら、家のPCからコメントし直しさせてもらいます(笑)
Commented by 16mm at 2008-03-31 19:36
■re:chataさん
おおお?すいません。消えちゃってるようです。差し支えなければ再送お願いしたします。

ところで本日発売の週刊ポスト誌の表紙は今まで見た事ないマキヨーコの笑顔でした。ほんとに誰かと思ったよ(笑)
Commented by chata at 2008-03-31 21:17 x
では再コメをばw てか最終話UPされましたね。小説の番外編までっw

黒沢どストライクだったようで安心しますた。確信はありましたがw
σ(゚∀゚的には長岡絡みのシーンが好きですねぇ。
「ストレッチしましょうー!」嗚呼・・・泣けてくるつД`)・゚・。・゚゚・*:

SP放送しらなんだ。サンクスです。
オタリー作者がテレビ出てるのみましたが、何千万も稼ぎやがってるのに質素な生活してるとこが好感持てますたw

マキヨーコあとでみまっすw
Commented by 16mm at 2008-04-01 00:23
■re:chataさん
毎度ありがとうございます。
すんごいストライクでした。
ありがとう。
これから最終話を読みます。

ところで、今週木曜から『週刊マキヨーコ』が12chではじまるお〜。
Commented by 16mm at 2008-04-01 00:48
読了。
む〜。やはりオシイ(笑)最後の扉のくだりを最高にするなら、やはり観覧車で向き合って話していたのが惜しまれる。
でも泣けたよ。涙でなかったけど。

長岡の存在というのはある種の理想だとは思いますけど、オイラはあそこまで博愛になれない。
だからこそああいう人間に心動かされるのかもしれん。
感情移入は黒沢と北原だな、オイラは。

chataさん、感謝感激雨霰。
Commented by chata at 2008-04-01 01:10 x
まぁ長岡みたいな人間はいませんやねw
どーせいないんだから、あんなアフロにしたのかとも思えるしww

あらためて原作も作画もスゲェと思いました。
σ(゚∀゚的にはハラテツオとブロンソンのタッグを超えてますw

ここんとこマキヨーコラッシュがすごいすね。
この際に偽乳でも問題なかろうw

ちなみにσ(゚∀゚が触ったことのある偽乳は、硬めのシリコンでした...orz
Commented by 16mm at 2008-04-01 06:08
■re:chataさん
画、上手いですよね。こんだけの内容と作画なら商業誌でおカネとってもいいんじゃないですかね。もんのすごくツマンない漫画が商業誌でどうどうと掲載されてるんだから。

ところで、オイラが触った偽乳は、外人さんの、なんか乳のなかに固い筒があるような感じでした...orz
Commented by chata at 2008-04-01 18:13 x
筒ッスか?!なんかイメージしにくいけど、おっぱいからミサイルが出る昔のロボットみたいな感じですかね?(笑)

週刊ポストのマキヨーコ確認。あの笑顔さえも、ドMにはたまらんのだろうと思いますた(笑)
Commented by 16mm at 2008-04-01 23:37
■re:chataさん
ん〜とね。なんか胸の中にプラスチックの輪っかみないなものが入ってるイメージです。
それはさる場所の秘密のクラブだったのですが(笑)(そんな大げさなものではないが(笑))ポールを使ったダンスをしてるおねいさんにたしか3000円つかませるとホールの奥の衝立てのかげで胸を触らせてくれるというもので(笑)
つくづくあの時は「この胸は見るもので、触るようにはできてないのだな」と感慨にふけったものです(笑)

ところで、今更とお思いでしょうが、妻夫木くんのガスのCMで信長をやっていたのがピエール瀧だったと初めて知った行き遅れ(笑)
Commented by chata at 2008-04-02 12:56 x
なるほど(笑)輪郭作ってる感じですかね。
ポールでダンスは映画でしか観たことないんですが(笑)ジャパンにもあったのか…

ブッキーとピエール、ローレライ繋がりを思いだすとあのCMはニヤリとしますね。
Commented by 16mm at 2008-04-02 22:16
■re:chataさん
なんかね、男ウケするためにワッカをいれたんでしょうけど、その男に実際触られた時にその固さに男がどんな感想をいだくかということは考えないようにしてるのかもしれませんね。
男はつくづく勝手だなあ。

ああ、そうだ、ブッキーとピエール、ローレライですね(笑)今更ながらピエール瀧ってすごい人だなあと思った。


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