『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』『イースタン・プロミス』

先週は会社帰りにラブホに2度泊。
別におねえさんと同伴したわけではなく池袋行きの最終の山手線に乗れなかった所為である。
会社近くにもカプセル・ホテルはあるのだが風呂も小さくてなんとなく使いたくないからだ。
オイラは一応の布団と風呂がないと次の日の仕事に確実に響く。
それにしても一泊8000円を2回というのはアホみたいな話である。
今後は気をつけよう。
もうちょっとドライに仕事と付合わなければな。

土曜日、久々に都心で映画を2本。

コンビニで売ってる漫画シリーズで細野不二彦の『ごめんあそばせ』を購入。
結構前の作品であるのだが、なかなかに破壊的なキャラクターが心地良い。
細野には多くの名作があるが自分が一番好きなのは『BLOW UP!』かな。
『ギャラリーフェイク』も当然大好きだが。

映画を観るという事を考えた時、私はやはり水野晴郎の顔を思い出す。
映画評論というよりも映画の紹介者としてTVで見知っていた。
しかし同じようにTVに出ていた淀川長治よりも小森和子よりもずっと身近な存在として自分の中にあった。
映画とはこんなにすばらしいものだ。
単純に言えば水野晴郎はこれだけしか言っていないが、その言葉を素直に信じたのが私だ。
水野晴郎は度を超した映画好きだったとも言える。
自分の身銭を切って映画を作って映画監督にまでなった評論家なぞ私は寡聞にして知らない。
私からすれば映画どころかドラマにすらなっていないようなものを何作も作った事に対し失笑を禁じえなかったわけであるが、そもそも自分のカネでリスクを背負って作った人の作品にとやかくいうのがヤボだという気もする。
口だけの評論家は別として、何年も映画を撮らない"映画監督"がいるなかで水野晴郎は十分立派な映画監督と言っても過言ではない。
映画に対して語るだけでなく、作るという事を含めた映画そのものを愛していたひとだったのだと思う。
水野晴郎の訃報に接し私自身と映画の関わりを考えた。
水野晴郎の顔と例の言葉が頭に響いた。
「サヨナラ、サヨナラ」でも「モア・ベターよ」でもなく、「映画って本当にいいですね」という言葉が私自身の核になっているように思える。
水野晴郎さんのご冥福を衷心よりお祈りいたします。

『週刊真木よう子』
最後の笑顔がなかなか良かったりして(笑)でもそんだけ(笑)

『ギアス』
ちょっとツボなリー・シンクーと天子の関係(笑)別にオイラはロリではないはずだが、指切りにやられました(笑)

今年はまったく度をこしてツキがないなと思いchataさんがブレスをしていたのを聞いて自分も魔除けになんかつけようと思い立った。
が、やはりブレスレットは自分には似合わないだろうなと思い腕時計の革ベルトを金属に改めようとした。
今年の3月に注文。
税抜きで13万円だ(笑)
スイスにオーダーとのことで本日やっときたということで取りにいったところ、片方の留め金が時計にハマらない(笑)
その時点でガックリなのだが、それを時計込みで日本の代理店に持っていき、プレスを若干削る処置をするので更に二週間程かかるとの事。
......
更にこの削る行為に対し"技術料"と称して若干のお金がかかる、かも、と言われて少々キレる。
これは注文した料理に虫が入っていたから取り替えてくれといったら二皿分オカネを請求されたようなものではないか。
技術料は3000円から6000円とのことらしいが、高い安いの問題ではなくそれなりに高いブランドの時計には相応の信頼性も込みである筈だと思っているからである。
お店の人にキレてもしょうがないが最初のブレスレット代以上はビタ一文払わないということと、どうしてもオカネがかかるというのならこのブレスはキャンセルして革ベルトを改めてオーダーすると言っておいた。
......
しかし、そんなに運の良い方ではないが今年のオレはつくづくドンぞこである(笑)

本日ジムに。体重90.45キログラム。
明日は会社で血液検査に。

『攻殻機動隊2.0』。劇場で観るか、DVDを待つか...(笑)観に行っちゃいそう(笑)




『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』
先行ロードショーを池袋シネマサンシャインで。
総論でいえばなかなかよく出来た面白い映画であった。
スピルバーグはこの手の映画のアクション演出はさすがに上手い。
いいなと思ったのはオープニングシーン。
軍の車列と若者達の車がじゃれ合うところ。
第二次大戦が終わりベトナム戦争が始まるちょっと前のかりそめの平和を享受している能天気さがいい。
今後始まるであろう世界情勢に思いを馳せれば非常にアイロニカルな幕開けだったと言える。
そんなに明るく若者とじゃれ合いつつも軍人としての陰惨さを隠し持っている怖さを表現している。
しかし、ある意味このシビアさはスピルバーグらしくないかなとも思ったりした。
ただ全体を通して観た時はたしかに面白いのだが、この大戦後というのはインディが存在し辛い時代になっているのではないかと思った。
アークやサンカラストーンや聖杯の力というものは謎が謎として力を持っていた時代のものであった。
まったくのまやかしかもしれないが、片方でリアルでしかありえない戦争というファクターがあってこそ人智を越えた何かをよりどころにできたのだと思う。
アークの神秘的な力だろうが一発の原爆の前には無力でしかない。
大戦後というのはインディの鞭や知力や体術だけでは渡りあえない世界になってしまった。
そんな時代にインディは最終的に何を手に入れたかと言えば、古女房と反抗期真っ盛りの可愛げのない息子を含めた家族だったという話(笑)。
前三部作にあった性的な官能性というものが今回の映画には一切ない。
第一作でカワイイなと思っていたカレン・アレンは巨大化してどう見ても母親にしか見えない(笑)
本来インディ・ジョーンズは根っからの風来坊で興味のある所には何処にでも赴き、その時々に好きになった女性と寝るという、ある種の男の願望を徹底的にコミカライズしたキャラクターとして出てきた筈で魅力はそれにつきるのだ。
ジェームズ・ボンドと同じで、家庭の匂いを感じさせない魅力。
それが、いいのか?昔の彼女と結婚するというオチ(笑)
やんちゃなインディも歳をとったら家庭が一番という気になった。大人になって冒険も終わりました、というオチか?
ある意味それなら納得がいく(笑)
どう考えても冷戦やベトナム戦争の時代にインディが活躍出来る場があるとは思えないから。
しかし、ジェームズ・キャメロンの『トゥルーライズ』にしてもそうだったが、本作の原爆の描写に対するアメリカ人の楽観さには閉口する。
キャメロンにしてもスピルバーグにしてもとてつもない教養人であるはずなのに、原爆を単なる威力のでかいダイナマイト程度にしか考えることができないようだ。
あの瞬間、オイラはインディが被爆したと深刻な気持ちになったのだが、作っている当の制作者達はそこまで深刻に考えていいないようだ。
いや、考えてもわざと深刻にならないようにしているのかもしれん。あまり深刻に問題提起したら劣化ウラン弾にまで話が及ぶからね。
そうは言っても、作中の原爆のキノコ雲が美しいと思ってしまった。
...
やはり被爆国と加害国に微妙な、そして決定的な溝があるもんだな。
本作の最初のプロットが"宇宙からの原子蟻"というものであったらしく、それが劇中でも使われていますな。
ジョージ“マック”マクヘイルとオクスリー教授。この二人、一つのキャラクターにした方が良かったんではないかな。
シャイア・ラブーフ、なかなか精悍な感じでよかった。
確認はしていないが、インディと格闘して蟻の巣穴に連れてかれる兵士って、『プライベート・ライアン』のトム・ハンクスを撃ったドイツ兵の人だろうか?
面白かったけど、ジョーンズ教授は本作でご退場願った方がいいかなと思った。


『イースタン・プロミス』
土曜日、シネ・リーブル池袋。
たしか今年の初めくらいからずっと楽しみにしていたデヴィッド・クローネンバーグの新作。
前作の『ヒストリー・オブ・バイオレンス』が私にとって最高の一作だったにもかかわらず劇場で観なかった事に後悔したので、本作は是が非でも劇場で観たかったのだ。
結果、あまりにも観る側のイメージが硬直していたせいで物語に乗切れなかった。
なにがどう乗れなかったのかは実は自分でも良くわかっていない。
結局は字幕を読んでいるにしても英国のロシアン・マフィアの実情がピンとこなくて、その組織が大きいのか小さいのかすらよくわからなかったという事もある。
で、ちょっとウトウトしてしまったのだが(笑)
覚めたよ(笑)
一発で(笑)
ヴィゴ・モーテンセンのサウナでの全裸の格闘シーン。
変態(マジな褒め言葉です)監督の面目躍如。
すばらしい。
つーかこのシーン無茶苦茶難易度が高いのではないか?撮影、すごく危険なようなきがする。
服すらつけない状態での死闘というのがこんなにも緊張するのかという。
このシーンだけでもカネを払った甲斐があったってもんだ。
クローネンバーグはすごい。
流血のデザインも相変らずすばらしい。
エロスとバイオレンスをアカデミックに演出しつつエンターテイメンとの枠は外さない、ほとんど唯一の作家だと私は思う。

by 16mm | 2008-06-15 22:00 | 映画・Blu-ray・DVDの感想など。 | Comments(6)
Commented by chata at 2008-06-15 22:31 x
終電に間に合わないとはダイハードな・・・体重減ってるし・・・。
それにしてもラヴホ!σ(゚∀゚だったら日頃の頑張りに、ねぎらいの配達頼むかもw

水野先生、老人ホーム用の資金までシベ超に投入した愛すべき映画バカでした(´・∀・`)
日テレにはゴールデンタイムにシベ超流して欲しいwでもスルーだろうなw

魔除けですが、普通に神社で厄と病気除けのお守り2つも購入してます。
σ(゚∀゚も去年最悪で、とにかく何でもいいからすがりたかったw

『インディ』なんで4本目に手を出したのかっ!?『ロッキー』『ダイハード』しかり。
いや、うれしいんですけどねw
Commented by 16mm at 2008-06-15 22:49
■re:chataさん
すばやいコメントありがとうございます。
ラブホのおとまりは、まあ自分が仕事トロイので仕方ない部分もあるにはあるのですが(笑)
私の会社周辺での配達要請は結構デンジャラスで、ちょっとコワイ(笑)

水野晴郎について考えた時、やはり自分の世代の映画好きは氏の影響って大きいのではないか、と思うようになりました。死後その存在が大きかったと思うのは自分の不明を白状するようなものなのですが...ご遺徳を偲び、哀悼の意を表します。

つぎに『4』が出てきそうなのは...『マトリックス4』(笑)『ファンタスティック・フォー・フォー』(笑)
んなわけないか(笑)

次は『スピードレーサー』でくだけませんか?チャタさん(笑)
Commented by chata at 2008-06-15 22:59 x
>『ファンタスティック・フォー・フォー』(笑)
吹いたw そのうち出そうですなぁww

>次は『スピードレーサー』でくだけませんか?
i copy!('◇')ゞ
Commented by 16mm at 2008-06-15 23:04
■re:chataさん
スマスマにハリソンが出ていて、鯛飯を旨そうに喰ってました(笑)鯛を食べるという習慣がなくて新鮮だったとのこと。
耳にピアスのハリソン。あの世代では結構な冒険なのかもしれん(笑)
Commented by chata at 2008-06-15 23:18 x
>鯛飯
喰ってましたね。ちゃんと見なかったけど、香取の予想通りの痛いコスプレは見ましたw

明日検査すか。σ(゚∀゚は火曜健診であります。徐々に断食しよぅ・・w
Commented by 16mm at 2008-06-15 23:29
■re:chataさん
chataさんも検診ですか。私は本来昨年の10月に受けなくてはならなかった血液検査を延々と伸ばし続けてきて明日です(笑)
嗚呼、ビール呑みたい(笑)


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